※この作品はR-18です。

Daff -indifferencet's End   作:アンデッド

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4.大群

NAGA映像47より

 

我々取材班のもとにある電話が

かかってきました。

 

それはタレントとして活躍し、度々

NAGA映像と関わり力業で怪奇現象を解決してきた

霊媒師アマネミサさん。我々に

協力を求めてきました。

 

どうやら“緊急事態”らしくすぐさま

霊能者の中折迫真氏を呼ぶよう頼んで……

 

害虫駆除

 

 

 

ミサ「ヘーイ、Mr.中折!」

 

中折れ「また勘弁してください……」

 

ミサ「あたしに借(・)り(・)があるじゃん。

利子がまだ、88残ってるから返せ」

 

 

この借りというのは〈NAGA映像21 

部屋中の邪念〉でいわくつきの

廃屋の徐霊途中で逃げた中折氏の代わりに

同行していたミサさんが暴れながら、家を

ごと破壊し無理やり浄化した一件を

指しています。

 

我々は半ば強制的に案内され、廃墟と化した

ビルへ向かうことに。

 

その玄関口には

 

なぜか、彼女の事務所社長とマネージャーなどが立っていた

 

マネージャーの松山さん(仮名)「よろしく

お願いしますー」

 

事務所社長のリムさん(仮名)「こいつが例の……」

 

 

ミサ「そう。メンタルが脆いけど、探知犬

変わりにはなる霊能者さん」

 

中折れ「探知犬?」

 

ミサ「とりあえず、準備しようヒロシ!」

 

ヒロシ「なにすればいい」

 

 

ミサさん「そこにいるポンコツ……山胡麻が

逃げたら撃って。イモ野郎だからすぐ逃げよう

とするからヨロシク」

 

 

ヒロシ「わかった」

 

 

取材スタッフ・山胡麻「ちょっと待ってください。

それだったら、俺にも何か……」

 

 

彼女はぶっきらぼう気味に羽織ってる

ポンチョの懐から自動拳銃を出した

 

 

ミサ「七発装填してる。予備はやらん、

ヒロシやあたしらに向けたらすぐ殺すぞ」

山胡麻「は、ハイ」

 

ミサ「そんじゃ~タユミ叔母さん。

殴り込みや」

 

我々にも護身用として銃や銀色メダルを渡して、

山胡麻スタッフとヒロシさんを

玄関口に残し入っていきました。

 

ミサ「中折れさん、ギンギンにきてる」

 

中折れ「腹痛が……」

 

ミサ「ギンギンやね。とりあえず上か

下か教えて」

 

中折れ「下です。わ、私もう……」

 

ミサ「ありかど、もう大丈夫だから

玄関に戻っていいよ」

 

体調を崩した中折れ氏を外へ逃がし、彼女はビルの地下へ進んでいく

 

そこには

 

想像を絶する光景が広がっていた

 

 

NAGA映像スタッフ・タユミ「生臭い……」

ミサ「ビンゴ♪ ここが巣やね」

 

タユミ「巣?」

 

ミサさん「そう、“大群(おおぜいのけがれ)”が

エサを蓄える食糧庫も兼ね合いしてるよ」

 

 

大群(おおぜいのけがれ)

 

タユミ「えっ!?」

 

ディレクター・シバザキ「はやく逃げたほうが

……」

 

地下には 

 

犬の死体や原型を留めない赤い塊が敷き詰められていた

 

 

ミサ「急いでやるね」

 

 

すぐさま持ってきたプロパンガスとお手製の遠隔爆弾を設置するミサさん一向

 

上から悲鳴が……

 

 

〈ウゲー!

 

 

ミサ「リム、ちょっと様子みて来て」

 

リム「わかった。お前も気を付けろミサ」

 

ミサ「うん」

 

 

上にあがったリムさんを見送った時に

我々は、壁一面に文字が書かれてることを

気づいた。それは黒く変色しており、壁に

敷き詰めるごとく書かれていました。

 

 

タユミ「アチメ……」

 

ミサ「口に出しちゃダメだよ。見ても

ダメなんだけど、みたらああなるよ」

 

「うおもおおおおもももももおおおおおおお

おおお」

 

 

タユミ「キャッ」

 

 

たたずむ男性。容赦なくミサさんは散弾銃で、頭を吹き飛ばす

 

 

ミサ「逃げるよ!」

 

 

彼女の声と共に玄関まで走った

 

 

自動小銃を構え、襲い来る男女を

頭を撃ち抜き上へあがると手榴弾を投げました。

 

爆音とともにビルが揺れ始めます。

 

 

ミサ「ダッシュ! ダッシュ!」

 

 

玄関まで行くと……

 

 

ミサ「中折れさん!?」

 

中折れ「ヒュー、ヒュー」

 

 

霊能者の中折れ氏が複数の男女に

頬張り食われていた

 

 

ミサさんは冷静に排除して、大腸を

飛び出させた中折れ氏へ駆け寄る。

 

迫り来る大群をリムさんが抑えていた。

 

中折れ「山胡麻に……」

 

ミサ「あのやろうに撃たれたんやね」

 

 

玄関で鼻血を垂れ流し

拘束されてる山胡麻スタッフ

 

 

リム「ミサ、もう……」

 

ミサ「今までありがとうございました。

さようなら」

 

 

ミサさんは別れ挨拶を述べ、安全ピンを外し手榴弾二つを、瀕死の中折れ氏の両手へ握らせる

 

 

ミサ「走れ~」

 

 

我々は中折れ氏を見捨て

車まで行きました。背後から響音と共に

ビルが崩壊。

 

 

辺りは騒然となった

 

 

我々は、警察の事情聴取はさらず

解放されました。

 

瓦礫から発見された中折れ氏は……

 

 

中折迫真(34)

 

 

 

遺体で発見された

 

 

ミサさんは「いろいろとありがとうございました。 

後はウチらでやります」とだけ言い、

連絡を経ちました。

 

ミサさんは最後に

 

ミサさん「山胡麻が妙な動きしたらまた、連絡

ください」

 

山胡麻に注意するよう警告した

 

彼女は別れ際まで我々に感謝の言葉を

口にしながら離れていきました。

 

我々……私個人は彼女の安否が不安で 

無事を願わずにはいられませんでした。

 

引き続き調査中




たまに観る『封印映像』は結構いいです。
 

解説


自動小銃=SOCOM16風M14、ミサの愛用品の
一つ。


ショットガン=アッカーカラタイ・
タクティカル。トルコ製折りたたみ式ストック
戦術的ショットガンです。


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