※この作品はR-18です。

Daff -indifferencet's End   作:アンデッド

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6.ストーカー

これは元お笑い芸人の語り

 

 

これは女優やタレントとして活躍して

らっしゃるアマネミサさんから

おもしろい話として聞いたヤツなんですけど、

 

 

ミサさんは数ヶ月前から、誰かに

付きまとわれてる気配を感じてたんです。

最初は考えスギじゃね? そう思ったん

ですけどなんか外を出歩いてると同じ男性を

目撃することが多いらしいんです。

 

で、ある日のこと。

 

 

テレビの収録が終わり、自宅へ戻ってるときに

いきなり背後から口元に何かを押し付けられたんです。

ミサさん曰く自分が持つアレルギー、肉類と魚介類の血を

混ぜた液体をつけたタオルだったと。

 

 

そこから意識がなくなり、だいぶ経ってから

目を開けたら眼鏡かけたバサバサ頭の見知らぬ男が

間近で顔よせてたんですよ。状況がわからず

周りを見てみたら、異様にリアルな愛玩人形(ラブドール)に囲まれるよう飾られた部屋だったです。

 

「ミサちゃんもぼくちゃんのモノに

なりまちゃからね~~」全力でキモいこと

呟きながら部屋を出て、男は台所でなにか

やり始めるんですね。ミサさんは両手、両足に

手錠を付けられてたからそれを引きちぎり

背中に忍ばせたボウイナイフで襲いかかる。

 

背後から突き刺したんですけども

相手も振り向きざまに包丁を刺そうと

した。でも、ミサさんは右手を盾に

防いで刃を捻り一気に引き抜いたんです。

「痛いよぉ~痛いよぉ~」って喚く男を

後目に包丁を抜いて、台所をあさり

キッチンペーパーを巻つけ止血したんです。

男の返り血は体の位置を変えて大丈夫だった

そうで、ミサさん的には愛玩人形がすごく

気になり一つ一つさわったんですって。

 

弾力のない肉みたいな感触。例えるとすれば

“冷蔵庫に保存された皮がある生肉”に

近かったそうなんです。そこでミサさん

気づいたんです。これは……人間の死体。

全員、14~18ぐらいの歳する女の子。

その子たちの死体って気づいちゃったんですよ。

 

「痛いよぉ~」うめきながら這いつくばって

包丁を掴んだ男に、マグナム弾が火を噴く。

護身用に持ち歩いてるリボルバーを

六発をすべて発射した。

 

その場で確認した被害者の人数分、

撃ち込んだらしいんです。

 

後で事務所の社長さんに電話して

保護されて事なきは得たんですけども

やっぱ……そんな目に会ったから

タレント活躍やめよっかなとか、色々

考えたけども

 

誰もやりたくない、でも、しなくては

ならない事をできる自分の役目を

果たし続けていこうって。

 

決意を新たに未だ、ご活躍してらっしゃる

というお話ですね。

 

 

あと……これは気のせいかも知れないらしい

ですが“法と秩序だけでは裁ききれない

犯罪者を葬る者”の信者たちが、掲げる

シンボルマークと似たモノを部屋で見たそうです。

 

余談ですけども……

 

 

 

 




解説

護身用に持ち歩いてるリボルバー=
銃身下部を肉厚にした強化バレル
 ・フレームを含む全体的な耐久性の強化
 ・シリンダーの延長、へこみ溝のない円柱
銃身は、教会の鐘、十字架、祝福された銀で
構成された〈サマリタン・エンフィールド〉

ちなみに重さは45.36キロ、使用弾薬は
聖水、ニンニクなどを混ぜた銀コーティングの
天界製.500S&W弾。

ボウイナイフは前話と同じです。
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