Daff -indifferencet's End 作:アンデッド
これは元お笑い芸人の語り
これは女優やタレントとして活躍して
らっしゃるアマネミサさんから
おもしろい話として聞いたヤツなんですけど、
ミサさんは数ヶ月前から、誰かに
付きまとわれてる気配を感じてたんです。
最初は考えスギじゃね? そう思ったん
ですけどなんか外を出歩いてると同じ男性を
目撃することが多いらしいんです。
で、ある日のこと。
テレビの収録が終わり、自宅へ戻ってるときに
いきなり背後から口元に何かを押し付けられたんです。
ミサさん曰く自分が持つアレルギー、肉類と魚介類の血を
混ぜた液体をつけたタオルだったと。
そこから意識がなくなり、だいぶ経ってから
目を開けたら眼鏡かけたバサバサ頭の見知らぬ男が
間近で顔よせてたんですよ。状況がわからず
周りを見てみたら、異様にリアルな
「ミサちゃんもぼくちゃんのモノに
なりまちゃからね~~」全力でキモいこと
呟きながら部屋を出て、男は台所でなにか
やり始めるんですね。ミサさんは両手、両足に
手錠を付けられてたからそれを引きちぎり
背中に忍ばせたボウイナイフで襲いかかる。
背後から突き刺したんですけども
相手も振り向きざまに包丁を刺そうと
した。でも、ミサさんは右手を盾に
防いで刃を捻り一気に引き抜いたんです。
「痛いよぉ~痛いよぉ~」って喚く男を
後目に包丁を抜いて、台所をあさり
キッチンペーパーを巻つけ止血したんです。
男の返り血は体の位置を変えて大丈夫だった
そうで、ミサさん的には愛玩人形がすごく
気になり一つ一つさわったんですって。
弾力のない肉みたいな感触。例えるとすれば
“冷蔵庫に保存された皮がある生肉”に
近かったそうなんです。そこでミサさん
気づいたんです。これは……人間の死体。
全員、14~18ぐらいの歳する女の子。
その子たちの死体って気づいちゃったんですよ。
「痛いよぉ~」うめきながら這いつくばって
包丁を掴んだ男に、マグナム弾が火を噴く。
護身用に持ち歩いてるリボルバーを
六発をすべて発射した。
その場で確認した被害者の人数分、
撃ち込んだらしいんです。
後で事務所の社長さんに電話して
保護されて事なきは得たんですけども
やっぱ……そんな目に会ったから
タレント活躍やめよっかなとか、色々
考えたけども
誰もやりたくない、でも、しなくては
ならない事をできる自分の役目を
果たし続けていこうって。
決意を新たに未だ、ご活躍してらっしゃる
というお話ですね。
あと……これは気のせいかも知れないらしい
ですが“法と秩序だけでは裁ききれない
犯罪者を葬る者”の信者たちが、掲げる
シンボルマークと似たモノを部屋で見たそうです。
余談ですけども……
解説
護身用に持ち歩いてるリボルバー=
銃身下部を肉厚にした強化バレル
・フレームを含む全体的な耐久性の強化
・シリンダーの延長、へこみ溝のない円柱
銃身は、教会の鐘、十字架、祝福された銀で
構成された〈サマリタン・エンフィールド〉
ちなみに重さは45.36キロ、使用弾薬は
聖水、ニンニクなどを混ぜた銀コーティングの
天界製.500S&W弾。
ボウイナイフは前話と同じです。