※この作品はR-18です。

続・月下香の檻 大人のレッスン   作:シン之助

24 / 28
山文京伝先生の「月下香の檻」の2次創作です。あと3話で完結です。佳境に入ってきました!
<あらすじ>
母・唯子を三好満司に寝取られた秋月暁人は、謎の女・山本洋子から「大人のレッスン」を受け、暁年が唯子を取り戻すことで絶対的な絶望から立ち直れることを教えられる。しかし、具体的な反撃の方法を教えられる前に、洋子は洋魔子に意識を乗っ取られ殺されてしまった。その上、母・唯子は寝取られただけではなく、セックス依存の極限状況で色情狂に変えられ、すべての思考を奪われ、満司の悪の手先に変えられてしまっていた。
だが、満司の最終目的は唯子を寝取るだけではなく、秋月家全員を奴隷化し、地獄の底に突き落とすことだった。ひょんなことから謎の老人に代わって工事現場に居座ることになり、孤立無援の戦いを強いられている暁年は、家族に迫る危機にまだ気づいていない。
そして、暁人と暁人の恋人・藤原綾乃は洋魔子と満司が仕掛けた罠にはまり、二人を奴隷化する悪魔の調教が開始された。満司は母・唯子を完全に洗脳状態にして、唯子による調教を画策していた。唯子の魂を失わせる悪魔の調教がさらに加えられていく。


第24話 レッスン4 その5/6

---------登場人物---------

秋月 暁人:主人公

秋月 唯子:暁人の母

秋月 暁年:暁人の父

三好 満司:主人公の遠縁(暁年の母方の従祖母の孫娘の夫)

三好 聖満:満司の子

三好 良枝:満司の元妻

山本 洋子:謎の娼婦 (「廃神社の巫女https://novel18.syosetu.com/n0812ge/」からのゲストキャラ)

山本 洋魔子:山本洋子の別人格(ダークサイド)(オリジナルキャラ)

藤原 綾乃:暁人の片思いの人(実は両想い) (オリジナルキャラ)

鈴木一之介:鈴木貫太郎探偵事務所・所長・探偵 (オリジナルキャラ)

パタンジャリ・プールナーナンダ:ヨーガ修行僧 (オリジナルキャラ)

--------------------------

 

「気やすく綾乃って言わないでくれる・・・変態!」

 

 綾乃が睨みつけるように僕を見ている。ショックだった・・・もう終わってしまった。言い訳の出来ない状況だった。何をもってしても言い訳の出来ない状況。僕たちはこんなことで、18年間も続いた淡い初恋を終わらせようとしていた。

 

「あはははっ・・・さあ用意が整ったわね・・・綾乃ももう、暁人に未練はないわよね。さっきから聖満君に嬲られて、あそこがもうトロトロじゃないの・・・男を受け入れたくてしょうがないでしょ・・・でも嫌よね・・・暁人じゃ・・・こんな男・・・うふふっ・・・さあ、聖満君・・・綾乃の処女をうばってあげなさい・・・うふふっ・・・」

 

 魔洋子がさも当然そうにそう言い始める。よく見ると、綾乃の顔は紅潮し、聖満が悪戯の様に触り続けていた愛撫を今や積極的に受け入れていた。

 

「な・・・何を訳の分からない事を・・・早く綾乃を開放してくれ・・・綾乃は関係ないんだ・・・これは僕たち家族の問題で、綾乃には何の関係もないんだ」

 

 僕がそう言った途端、綾乃の目が怒りに燃える。

 

「唯ママは私のママでもあるのよ!唯パパは私のもう一人のパパなの・・・そして暁人は・・・暁人は・・・・・・・とにかく私も秋月家の人間だわ」

「あら・・・じゃあしょうがないわね。あなたも契約の通りに、満司様に捧げられてしまうのよ。そういう契約なの。それを破ったのよ、この親子が!」

「あんなものは法的拘束力も何にもない!綾乃・・・信じちゃだめだ」

「だって・・・満司様?いかがかしら?」

「へん・・・法律だか何だか知らねえが、約束は約束だよな?唯子?」

 

 満司が巨大な一物を唯子の膣口に押し当てながら、クリキャップの悪魔の針をグリグリと押し込み始める。何度も押し寄せていた悪の快感が、唯子の中で再び頭をもたげ始める。肉體が求めている・・・邪悪な快感で・・・何も考えられなくなっていく・・・綾乃を絶望させ、将来を台無しにする、魔女の言葉が口をついて出てくる。

 

「満司様の言う通りですわ・・あああぁん・・・綾乃は聖満君に・・・ああああっ・・・処女を捧げなさい・・・家族の一員のつもりなら・・・ひゃぁあああ・・・聖満君に綾乃のすべてを捧げるのが・・・当然よ・・・」

(だめ・・・そんな事しては・・・綾ちゃん・・・自分を大事にして・・・)

 

 唯子の葛藤を嘲笑う様に満司の一物が、唯子の秘部を再び貫き始める。

 

「はああぁん・・・いい♡・・・あん・・あん・・あんん」

 

 再び何も考えられなくなる・・・童貞を汚される息子、処女を失いかけている綾乃・・・強烈な快感で次第に薄れていく・・・あられもない嬌声をあげながらセックスをしてしまう・・・目くるめく快感以外何も考えられなくなっていく。

 

「ほら・・・唯ママもああ言っているわよ・・・処女を貫いて頂きなさい・・・聖満君に・・・すべてを捧げるのよ・・・唯ママも気持ちよさそうでしょ・・・幸せそうでしょ?」

 

 洋魔子が猫なで声を上げながら綾乃と聖満を唆(そそのか)し始める。

 

「綾乃・・・ダメだ・・・みんな欺瞞なんだ。やめろ・・・そんなことしちゃいけない!母さんは・・・今の母さんは・・・決して幸せじゃないんだ」

 

 僕がそう言った途端・・・母の嬌声が・・・息子の部屋に響き渡る。

 

「あはああん・・・唯子は・・っ満司さんの・・・女です・・・所有物ですぅつ♡・・悪の虜になった私により添える・・・ただ一人のお方です・・・魂を売り払った私を本当に理解してくれるお方です・・・」

(母さん・・・止めて・・・)

 

「唯子は満司さんの女になれて・・・本当に・・っしあわせ ですぅぅ♡」

(止めて・・・止めろ)

 

「本当に・・っしあわせ ですぅぅ♡」

(止めろ・・・止めろ・・・止めろ・・・)

 

 絶対的な絶望が、暁人に襲い掛かる。

 

「あははははははっ・・・・・」

 

 洋魔子の高らかな嘲笑が、絶望に引き裂かれた暁人の心をさらに打ちのめしていく。

 

「ほら・・綾乃ちゃん・・・唯ママの言う通りよ・・・こんな・・・短小包茎のドマゾが言う事なんか無視して・・・さっさと処女なんかすてましょう」

 

 唯ママの痴態に・・・綾乃の目が絶望で曇り始める。あまりの出来事に・・・恋していた暁人に失望し、尊敬していた唯ママの痴態に・・・信じていた世界がガラガラと崩れ落ち、目の前には邪悪で淫靡な世界しか転がっていない。もう何も信じられない。唯ママも暁人も・・・みんな信じられない。

 

「レロ・・・チュバッ・・・アムッ・・レオッレロ」

 

 綾乃がさも軽蔑した表情で暁人を見ながら、聖満のペニスに唇を這わせ始める。あまりの絶望に自暴自棄になりながら・・・・

 

「あ・・・綾乃・・・」

 

 自分のすぐ目の前で・・・実の母親が悪辣な男とセックスをし・・・愛していた少女は下卑た子供のペニスに舌を這わせている。そして・・・真実の愛を・・・本当の幸せを・・・自分に教えた人は、邪悪な精神に心を乗っ取られ、僕に挑みかかっている。

 

(洋子さんとそっくりな顔なのに・・・洋子さん・・・洋子さんが言っていたこと・・・すべて間違っていたの・・・)

(洋子さん・・・本当の幸せ・・・大人のために その9・・・洋子さんが死を賭して言おうとしていたこと・・・すべて間違っていたの・・・)

「洋子さん・・・教えて・・・洋子さんは・・・間違っていたの?」

 

 洋子さんとそっくりな顔をした、それでいて邪悪な表情を浮かべた女に、暁人は自問するように問いかけていた。

 

「そうよ!洋子の言っていたことはすべて間違い!みんな嘘だったのよ」

 

 絶対的な絶望・・・洋子さんの顔をした女が、そう言い切る。

 

「さあ・・・あなたも捧げなさい。お前の魂を満司様に。身も心も満司様の所有物になって、悪の手先として働きなさい」

 

 絶対的な絶望・・・洋子さんの顔をした女が僕ににじり寄り、そう唆す。

 

「母さん!綾乃!・・・もうやめてくれ・・・やっぱり違う・・・間違っている・・・絶対に・・・絶対に・・・」

「パシッン!」

 

 そう言った暁人の頬に洋魔子の平手打ちが飛ぶ。

 

「そんなことばかり言って・・・自分は何も満司様に捧げていないじゃないの?・・・恋人や母親の前で惨めなマゾ性癖を晒しているだけで、何を勝手な事ばかり言っているのかしら?」

 

 突然、平手打ちを受けた暁人の頬にジーンとした痛みが広がっていく。しかし、次の瞬間、もっと衝撃的な事実が暁人を打ちのめす。実の母親も、綾乃も、暁人の事などまるで関心がないように、セックスやフェラチオに専念し、顧みようとすらしない・・・。

 

「お前の母親も綾乃も、もうお前の事などどうでも良いのよ。ドマゾの変態に辟易し、少しの愛情も、これっぱかりの関心すらなくなったのよ」

(洋子さん・・・洋子さんが言っていたこと・・・すべて間違っていたの・・・すべては嘘だったの・・・)

 

「さあ、まずはお前のファーストキスを捧げなさい。唯子から聞いているわ。お前まだキスしたことないのよね?」

(母さんが冗談交じりに、僕の初恋を茶化して・・・綾乃の事聞き出して・・・キスの素晴らしさを・・・純愛のすばらしさを・・・ファーストキスの思い出を・・・語ってくれた・・・その母が・・・今は・・・)

 

 その母親は今、縄が巻き付けられた裸体をくねらせながら、卑劣な調教師の男に身を委ね、セックスの虜になっている。母はきっともう何も聞こえていない。

 

「へへっ・・・そりゃいいや。洋魔子さん、暁人のファーストキスを洋魔子さんに上げるぜ。しっかりと奪ってやってくれや。そいつももう、俺様の所有物だからな」

 

 母を貫きながら、満司は余裕を見せるようにそう言っていた。まるで人の事を物扱いするように・・・人の愛を馬鹿にするように・・・まるでおもちゃを与えるような気やすさでそう言っていた。純愛のすばらしさを説いていた母が、こんな男に愛情を感じ全てを捧げてしまうなんて・・・。

 

(人を・・・人間を・・・なんとも思っていないのか?・・・洋子さん・・・僕はどうしたら・・・こんなやつに・・・)

 

『あなたの魂の声に従って行動すれば・・・自ずと道が開ける。自分で、自分ひとりで、立ち向かって』

 

 こんなときにどう立ち向かえば良いんだ・・・魂の声って・・・何?・・・・

 

「僕のファーストキスは・・・綾乃と決めていた・・・だから嫌だ」

 

 魂の声・・・何も考えずにそう言っていた。これが僕の正直な、魂の声だと思った。洋魔子の目が大きく見開かれる。その目が怒りなのか、驚きなのか、軽蔑なのか・・・僕にはわからない。だが次の瞬間、

 

「えっ?」

 

 今まで無心に聖満のペニスを咥え込んでいた綾乃が、初めて僕に振り返る。フェラチオをやめ、口からつばの糸を滴らせながら・・・。

 

「だから・・・僕は嫌なんだ・・・こんなやつらに・・・純愛を馬鹿にするやつらに、綾乃へのファーストキスを大事にしたい」

 

 正直すぎたのかもしれない・・・でも、これは僕の正直な気持ちだった。そして、少なくとも綾乃が反応した。

 

「あははははっ・・・やだ・・・あははははっ・・・唯子さんが・・・母親がこんなに淫乱なのに・・・お前まだキスすらしたことないの?・・・あははっ・・・可笑しい・・・聖満君とは大違いの童貞野郎ね・・・本当に気持ち悪い!」

 

 洋魔子は嘲笑しながらそう言っている・・・だが動揺を隠せないでいる。僕には何となく分かってしまっていた。

 

「童貞野郎が何を言い出すのかと思ったら・・・勘違いも甚だしいわ。お前に選ぶ権利など元々ないのよ・・・綾乃のようにね」

 

 何?・・何を言っている?

 

「綾乃はね・・・さっき満司様に・・・満司様のオチンポに・・・ファーストキスを捧げちゃったのよ・・・お前が来る少し前に、もう奪われちゃっていたのよ」

 

 なんてことだ・・・綾乃もキスしたことなかったのか・・・・それをたった今・・・僕たちのために、ファーストキスを奪われてしまったのか・・・。だから聖満にもフェラを・・・僕を無視しているんじゃない・・・目を合わせられないでいる・・・さっきからの態度は・・・そのためか・・・。

 

「ほら綾乃ちゃん・・・ファーストキスのお味を教えてあげて・・・」

 

 その残酷な質問に、綾乃の行動が全て凍り付く。

 

「うふふっ・・・そうよね、暁人に言えるわけないわよね・・・ファーストキスはチンポの味・・・なんて。それともカウパー液の味かしら・・・おしっこの味かもしれないわね・・・あははははっ」

 

 綾乃の瞳に涙が浮かび始める。最悪の男に、最悪のファーストキスを捧げてしまった事を、洋魔子は執拗に暴き立てる。思い出したくない事実を、綾乃に起こってしまった取り返しのつかない悲劇を・・・僕に聞かせるために。

 

「じゃあ満司様のご命令通りに・・・私があなたのファーストキスを、綾乃の代わりに奪ってあげるわ。良いわよね?綾野ちゃん・・・どうせあなたはもう済ませてしまった「中古物件」ですもの・・・」

 

 綾乃の顔が再び仮面の様に閉ざされる。絶対的な絶望に打ちひしがれている。あきらめたように聖満の一物に舌を這わせ始める。

 

「あらあら・・・暁人は益々嫌われちゃったわね。でもみんな、お前のせいよね。お前と無責任な父親のせい・・・。無責任に契約書を破り捨てて・・・そのために綾乃ちゃんはこれから処女も奪われちゃうのよ!」

 

 言葉の一つ一つが、僕に向かって刃になって降りかかる。僕のやろうとしたことが、僕の暴走が、今の結果につながっている。綾乃を不幸にしたのは僕だ。最初から洋子さんも、父も止めていたことだったのに・・・。

 

「綾乃ちゃん・・・私が復讐をしてあげるわね・・・暁人にあなたよりも最悪のファーストキスを捧げさせるわ・・・ほら」

 

 洋魔子はそう言いながら、くるりと僕に背を向け、ボンテージ衣装の股間部分についているファスナーをジリジリと開け始める。

 

「うふふっ・・・今日お尻の穴・・・ちゃんと拭いてこなかったのよ。ウォシュレット使わないで来たの。このために・・・ウンコをアヌスのまわりにこびり付かせる為に。SMの女王様はみんなこうしているのよ。便器奴隷にしようと思っている奴隷とプレーするときは・・・そう・・・暁人・・・お前のことよ・・・お前はね・・・マゾ奴隷の中でも最低の奴隷・・・人間便器にしてあげる」

 

 床に座らされた僕のすぐ目の前に洋魔子の裸の臀部が付き出される。

 

「うふふっ良いわよね?綾乃ちゃん・・・あなたのファーストキスも、処女もみんなこの男のせいで、奪われるのだから」

 

 聖満のペニスのお掃除フェラをしている綾乃が再び止まってしまう。

 

「えっ・・・?」

 

 驚いて振り返る綾乃に向かって、残酷な選択を迫る悪魔の一言が添えられる。

 

「さあ、あなたからも私にお願いして。「暁人を人間便器にして」って。そう言えばあなたの処女、今日は奪わないようにしてあげてもいいわ。満司様?それで良いわよね?」

 

 その言葉の邪悪な意図を見抜いて、満司がニヤリとほくそ笑みを浮かべる。

 

「ああ・・・もちろんいいぜ。今日の処はな・・・」

 

 いけない・・・綾乃・・・こいつら約束なんて守る気はない・・君を共犯者にしたいだけだ・・・罪を背負わせ・・・抜け出せない蟻地獄に・・・堕とそうとしているだけだ。

 

「綾乃・・・そんなことは言うな!僕は、僕たちは、こんな理不尽な扱いをどっちも容認しちゃいけないんだ・・どっちも・・・認めちゃいけない事なんだ」

 

「あらあら・・・自分だけファーストキスを守ろうと思って・・・情けない男ね・・・綾乃ちゃん?・・・この情けない男に・・・あとでいっぱいおしっこやウンチを食べさせてあげましょうね?あははははっ」

 

 洋魔子のお尻が少しづつ下がり始める。綾乃の決断を迫る様に少しづつ。

 

「あ・・・暁人・・・私・・どうすれば」

「さあ・・・暁人を裏切りなさい・・・処女を失いたくなかったら・・・暁人にキスをさせなさい・・・私のお尻の穴に・・・あはははっ・・・ファーストキスは・・・私の尻の穴よ・・・ファーストキスの味は?・・・そうおまえの場合「ウンコの味」よ・・・あはははははっ!」

 

「綾乃・・・言うな!絶対に言っちゃいけない。母さんのようになっちゃいけない」

 

「暁人・・・私・・・どうしたら・・・暁人・・・私・・・私・・・ひっ・・・」

 

 聖満が脅すように綾乃の陰部に一物を押し付ける・・・。

 

「さあ言いなさい!暁人を裏切るのよ!・・・お尻の穴にファーストキスを捧げさせなさい!お前が一言いえば、お尻をこの豚野郎に押し付けてあげる」

「さあ・・お言い!」

 

「・・・・・言えない・・・・・私言えない・・・」

 

「あらそう・・・聖満君・・・やってお仕舞い!」

「やめろ~!」

 

 僕は洋魔子のお尻の穴にキスをしていた。目をつぶりながら、自分から洋魔子のお尻の穴に唇を押し付けていた。悔しさで打ち震え、涙を流しながら・・・。

 

「あははははっ・・・あら・・・そう・・・流石に変態ね・・・自分でキスをしてきたわ・・・流石ドマゾの母親から生まれた子ね・・・あはははっ・・・本当はこうしたかったのよね・・・ほら・・・言いなさいよ・・・こうしてほしかったのよね。ほら・・・綾乃の処女・・・奪うわよ」

 

「クッ・・・キス・・したかったです・・・」

 

「あら?聞こえないわ・・何にキスしたかったのかしら?」

 

「お尻の穴・・・に・・キスしたかったです・・・」

 

 暁人は屈辱で身体を震わせながら、屈辱の宣言を口にしてしまう。綾乃の目が見開かれ、軽蔑したような視線が投げかけられ、恥ずかしさのあまり下を向いてしまう。ふと股間を見ると、激しく勃起している・・・。洋魔子が目ざとくそれを見つけてしまう。

 

「あははははっ・・・ほら・・綾乃ちゃん・・・こんな変態なのよ・・・ドマゾ・・・良かったわね、こんな変態にファーストキスを捧げなくて。満司様に捧げられて幸せだったわね」

 

 酷く生臭い苦みが強烈な悪臭とともに口内に広がり、惨めさがいや増す。そんな僕を嘲りながら、洋魔子はさらに追い打ちをかけ始める。

 

「さあ舌を突き出して・・・肛門の中にたまったウンコを掻き出しなさい・・・綾乃の処女を奪われたくなかったら・・・やるのよ」

 

 そう囁くと、さらに股間を開き、尻の穴を僕に押し付けてくる。

 

「あはははっ・・コイツ本当にやっているわ・・・あははははっ・・・やだ・・口のまわりがウンコだらけ・・・汚―い・・・あははは!」

「ほら・・・お前が愛していた男のみじめな姿をよくごらんなさい。コイツもともと変態だったのね。自分からしてきたわ。変態も良いところ。こうしたかったんでしょ?あはははっ・・・」

 

 僕の顔に尻を押し付けながら、洋魔子が冷徹に命じる。

 

「さあ聖満君・・・その子の処女を奪っておしまいなさい!」

 

 信じられない言葉に、ペニスに顔をうずめていた綾乃が思わず洋魔子に振り返る。

 

「そ・・そんな・・・約束が・・・せっかく暁人君が・・・ファーストキスを・・・私のためにとっておいた・・・キスをお尻の穴に捧げたのに・・・こんな・・・酷い・・・」

 

「あら・・・お前は私の言う事を聞かなかったじゃない・・・何も言わなかったじゃない。暁人が変態だから勝手にやっただけよね。変態だから」

 

「きゃははっ・・・その通りだ・・・今のは勝手に暁人の野郎が、ウンコ穴にキスしただけだ。洋魔子さんもいい迷惑だよな。変態にいきなりお尻の穴を舐められちまってよ」

 

「ひつっ・・酷い!」

 

「何を言ってるの?これが世間の常識よ。ねえ満司様・・・さあ聖満君。約束を破った綾乃の処女膜を破ってしまいなさい」

 

「ぎゃはははっ・・・そりゃ良いや・・・流石、洋魔子女王様・・・上手いこと言うじゃねえか」

 

「いあやっ・・・やめて・・・聖満君・・・いやっ・・・」

 

「そうだわ・・・満司様・・・唯子に暁人の童貞を奪わせては如何でしょう?・・・実の母親による実の息子の筆おろし・・・ウフフッ・・・相思相愛カップルの処女と童貞の同時喪失・・・最高じゃありません?」

 

「ケヒヒヒッ・・・そりゃ良いや・・・さすが洋魔子さんだ・・・おら、カップルそろって地獄に堕ちるんだよ・・・互いにファーストキスを他人チンポと他人ウンコ穴に捧げちまった変態カップルにふさわしいじゃねえか。互いの目の前で、大事に守ってきた処女と童貞が、無残に奪われていくのをしっかり見せ合いな」

 

 悪魔のような男と、悪魔のような女が、あまりにも残酷で卑劣な計画をさも楽し気に話すと、手足を縛られ絶対的絶望に打ちひしがれるカップルに襲い掛かり始める。

 

「そ・・・そんな」

 

「う・・・嘘・・・」

 

 生涯たった一度きりのファーストキスを、無残な形で奪われたカップルは、さらなる冷酷な仕打ちが加えられようとしていることに、ただ茫然としてなすすべもない。

 

「さあ、暁人の筆おろしをしてやれよ」

 

 突然、満司の腰の動きが止まり、セックスが中断されると、唯子は急に現実に引き戻されはじめる。

 

「あはん♡・・あん♡・・・あん・・エ?・・・?」

 

 あと少しで・・・逝けそうだったのに。急に止められ、肉の疼きが止められない。肉體が求めてしまう。大きなものを・・・。夫では与えられないものを。

 

「いや・・・もっと・・・オマンコして・・・おチンコ・・・チンポ・・・」

 

 しかし、その一物が急に引き抜かれ、股間を擦り上げるだけだった。唯子の腰が浅ましく満司の一物を求めてクネクネと妖しくグラインドし始める。

 

「暁人とやるんだよ・・・自分の息子の童貞を実の母親が奪っちまえよ・・・きひひっ・・・暁人に・・・消えない心の傷を・・ぐっさりと残してやれよ・・・相思相愛のカップルの互い喪失シーンを見せつけながら・・・互いに思っているのとは違う男女に奪われていく絶対的な絶望を・・・植え付けてやれよ・・・マゾ豚カップルに突き堕としてやれよ・・・・けィいひひひっ!・・・たまらない快感だろ・・・けひぃぃ!」

 

「な・・・何を言っているの・・・そ・・・そんな事・・・出来る訳が・・・」

 

「へへっ・・・本当はやってみたいんだろ?・・・暁人と・・・実の息子と・・・爛れたセックスを・・・お前みたいな変態には堪(こた)えられない刺激だろ?・・・お前と同じように・・・・あいつの性癖を・・・マゾに・・・自分の様な豚に・・・歪ませてみたいだろ」

 

「そ・・・そんな事・・できゅりゅう訳けっ・・・はああああ」

 

 ピキピキピキピキッ・・・・・・

 

 クリキャップの内側に付けられた悪魔の針が、唯子の良心を捻りつぶすようにクリトリスに深々と打ち込まれる。満司から植え付けられた暗示が、唯子の心を黒く支配し始める。綾乃の悲鳴が、暁人の苦悩が脳裏をよぎり・・・邪悪な快感となって襲い掛かる。

 

「きっと聖満よりも感じちゃうぜ」

 

「・・・しょ・・しょんにゃ・・・」

 

 背徳の快感が、絶望的な快感が、唯子を貫いていく。満司は何もせずに、クリトリスすら触らずに、ただそのつり上がった細い目を見透かしたように唯子に向けているだけだった。

 

「聖満とやっているとき、暁人の顔が浮かんでるんだろ?」

「・ち・・・ちぃがぅ・ぅ・・・・・・」

 

「暁人に犯されているのを妄想しながら聖満とやってるんだろ?」

「・・・ち・・・・・・・・・」

 

 図星だった・・・いつの間にか聖満と暁人がリンクし・・・聖満とセックスすると、思わず暁人と叫びながら絶頂を迎えそうになってしまっていた。聖満の顔があの子と重なっていた。あの子が自分のSM写真を使って自淫に耽っていることを知った時から、妄想が止まらなくなっていた。

 

「ひひひっ・・・図星のようだな・・・しっかり植え付けてやったからな」

「・・・・・・・・・・・・」

 

 唯子が言いよどんだ途端、満司の一物が再び膣に差し込まれ始める。

 

「ひゃぁ・・・あん・・・」

「へへへっ・・・あのSMショーのスチール写真も・・・お前と聖満にセックスさせるのも・・・みんなそのためなんだからな・・・キヒッヒヒ!」

 

 酷い事を言われているのに、腰が勝手にペニスを求めて、淫らな動きをしてしまう。酷くて最悪な事だからこそ・・・感じてしまう。

 

「だが、もう手遅れなんだよ・・・しっかり植え付けてやったから・・・元になんか戻れねえんだよ」

 

 意地悪く私の目を見る満司様が、激しく腰をグラインドし、唯子を再び絶頂に追い詰める。満司の一物が、悪魔の針の刺激と共にすべての思考を奪い始める。

 

「お・・・オチンポ♡・・・オチンポ♡・・ァヤァヒィ」

 

 しかし、その動きが急に止められてしまう。意識が飛びそうなギリギリで、やめられてしまう。カクカクと腰だけが淫らに動いて、男を求めてしまう。あと少しで・・・逝けそうだったのに・・・チンポが欲しい・・・何でもいい・・・止められない・・・男が欲しい。

 

「オチンポ・・・下さい・・・オチンポ下さい・・・」

 

「暁人のチンポを使え・・・暁人の童貞をお前のオマンコで犯せ」

 

「アァヤァヒィ・・・」

 

 ペニスを求めて・・・急に中断させられたセックスを求めて・・・全身が疼き、止められない。快感に取り残された意識が、朦朧としながら満司様のご命令を反復する。

 

「暁人を犯せ・・・暁人の童貞をお前の母親オマンコで奪え」

「暁人を犯す・・・暁人の童貞を母親オマンコで奪う・・・」

 

 そう言った途端再び「ズン」とペニスが膣に打ち込まれる。

 

「ヒヤァ・・・イイッ・・・オチンポ・・・イイ・・・」

「暁人を犯せ・・・暁人の童貞をお前の母親オマンコで犯せ」

「ヒヤァきと・・を・おきゃし・・・あぁひとの・・どうていを・・・ヒイイッ・・・ははおや・・・まんこで・・・うびゃいまふ・・・ひぃぃ」

 

 綾乃の悲鳴が、暁人の苦しむ顔が脳裏をよぎり・・・邪悪な快感となって襲い掛かる。

 

「唯ママ・・・止めて・・・止めて・・・」

「母さん・・ダメ・・・ダメだ!」

 

 邪悪な快感が止められない・・・邪悪な妄想が止まらない・・・暁人のペニスを・・・ジュクジュクとしたここで・・・母親マンコで包み込んであげる・・・

(ダメなのに・・・だめなのに・・・らめにゃのに・・・)

 

 そして満司がペニスを再び引き抜き、押し出すように唯子の背中を押すと、唯子はふらふらとした足取りで、暁人のペニスを求めて歩き出していた。その目は暁人の股間に注がれ何も目に入っていない。満司や聖満とは大違いの、短小包茎チンポに釘付けになっていた。

 

「ガチャリ」

 

 その足元に、真っ黒な短剣が転がる。洋魔子だった。

 

「その短剣を使って暁人の手と足の縄だけを切りなさい。素人では時間がかかるから。聖満君がじれているでしょ・・・。でも自分でやるのよ。自分の意志で・・・暁人を犯す準備をするのよ。今度はお前が主犯なんだから」

 

 洋魔子がハンドバックから取り出し、唯子の足元に投げてよこしたものだった。短剣を包んでいた赤黒い布は、おどろおどろしい紋章が描かれ、血の跡のような点がいたるところに浮き上がっていた。

 

「お前が、意識を飛ばしているときに暁人とセックスしてもつまらないのよね。お前の意志で、暁人の童貞をきっちりと奪うのよ」

 

 唯子はその言葉を吟味している間ももどかしく、その漆黒の短剣を手にしてしまう。肉體は強烈な快感を求めて全身が性感帯の様に敏感になり、手が勝手に暁人の股間に伸びていく。意識は少しづつ戻り始めているものの、逆に肉體は強烈な快感を求めて乾ききっていた。洋魔子の嘲笑が目の前に浮かんでいる。

 

「唯ママ・・やめて・・やめて・・や・・め・・」

 

「母さん・・ダメだ・・ダメだ・・だ・・め・・」

 

 綾乃の悲鳴が・・・暁人の苦悩の叫び声が・・・次第に遠のいていく。悪魔のような男女の声のみが、唯子の頭の中を木霊する。

 

「ウフフッ・・・さあお前の息子もこっち側に引き入れなさい。お前がやるのよ・・・実の母親が・・・実の息子を、爛れた関係に引き入れるのよ」

「・・・・・」

 

「もう手遅れなんだよ・・・お前はもう綾乃に手を掛けたんだよ・・・次は暁人だ・・・けへへへへっ」

「・・・・・」




〇感想や何らかのご評価を頂くと嬉しいです。よろしくお願いします。
〇本小説の登場人物のうち「山本洋子」に関しては以下のサイトで書かれている小説の登場人物になります。ご興味があればご一読ください。
https://novel18.syosetu.com/n0812ge/
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。