プロローグ (静謐のハサン・ナイチンゲール)
「ッ-------!!!?!?」
痛い。
「ッァ"--------!!???」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
全身が燃えているような、鋭い刃物で切り裂かれているような、耐え難い激痛により、俺は産声よりも先に声にならない絶叫を上げた。
何も見えず、何も聞こえず、痛み以外の何も感じられない空間の中、胸のあたりに小さな痛みを感じ、ほんの少しづつ痛みが引いていくのを感じた。そうしてようやく自分の状況について考えられるようになった。
「無限の魔力を下さい」
確か俺はそう言った。交通事故で死んだ後、何処ぞの魔術で有名な型月世界に転生させてくれるという何者かに出会い、ひとつだけ特典をあげると言われ、俺は無限の魔力を望んだ。
その結果がこれである。恐らく母親から産まれ落ちた瞬間に特典が与えられたのだろう。無尽蔵の魔力が内側から俺を食い破るほどに溢れ出したのだ。生後間もない赤子にはあまりにも強大な毒。
多少痛みは引いたが、それでも酷い激痛が今も続いている。
ああ。まずいなぁ。この痛みが無くなるのなら俺はどんなことでもしてしまいそうだ…。溢れ出す力を本能のままに曝け出し、大勢の人を蹂躙したい。
そしてそのまま…落ちていく。堕ちていく。墜ちていく。
深い絶望の中に、痛みと快楽の海に…
ああ
ああ
「んあぁ♡♡♡!!!!」
そう、身体を重ねている相手は喘いだ。美しい少女だ。鮮やかな本紫色のショートヘアーに闇のような褐色の肌に玉の汗がじっとりと淫靡に浮かんでいる。
ん?急に何故こんな喘ぎ声が出てくるんだって?そりゃあもちろんそういう行為をしているからに決まっているじゃないか。先程の恥ずかしい語りならどうか忘れてくれ。この物語にはもうほとんど関係のない話だ。強いて言うなら無限の魔力のせいで俺の性欲が天元突破したくらいか。
「静謐」
人の名前とは言い難い呼び名だが、それが彼女の名だ。静謐のハサンと称される暗殺者の一人だが、今は説明を割愛する。
俺がそう呼べば、彼女は細い四肢で俺の身体に抱きついた。身体中が少しピリピリとするが、彼女の膣内の気持ちよさに比べれば些細な問題だ。
「
込み上げてきた悦楽に逆らわず、放精すれば静謐はビクビクと震えて俺の子種を受け入れる。中の締め付けも、トロリと蕩けた表情も、たやすく人を殺す彼女の毒性も、全てが愛おしい。紫色の髪を掻き、静謐の口に吸い付き、残った精液を全て吐き出す。
どれだけそうしていたのだろう。カーテンから朝日が覗いていることに気づき、ようやく彼女から離れる。股から溢れ出す白濁色の液は彼女の黒い肌には異様に目立ち、そしてあまりにも淫らなものであった。
この世に生を受け18年が経った。産まれた当初は永遠に続く死にたくなるほどの激痛に悩まされていたが、廃れていたとはいえ高名な魔術師の家系に産まれ、俺の無尽蔵の魔力に気づいた当主のクソジジイが魔力を食う蟲を俺に埋め込んだことで俺は一命を取り留めた。正直、それが無くても魔力を放出することで周りの人間は死ぬが俺は生き残ることができたであろう謎の直感はあるが、助かったことは事実なのでそのジジイには一応感謝している。
まぁ、それはそれ、これはこれ、ということで俺の身体を乗っ取ろうとしていたジジイを無限魔力パンチで小一の頃に消滅させ、俺は生まれた家、間桐家の当主となった。
小学一年生で頭おかしいと思ったが、俺以外の魔術師は皆、出ていったか、死んだかでいなかったからな。俺を産んだ母親も亡くなってしまっていたらしい。俺が無限の魔力なんて望んだからだろうか。死んであの世に行ったなら地獄に行く前に謝らなければな。
転生してから色々なことがあった。
ジジイが攫ってきたロリっ子を蟲姦させようとしたので助けたり、魔術習いたいという義理の弟に魔力流して殺しかけたり、急に帰ってきたおじさんを保護者にしたりとなかなか濃い時間を過ごしていた。
シャワーを浴び、バスローブを羽織ったところで声をかけられる。
「マスター。今日の治療の時間です」
色気の纏った柔らかな声色だ。
「ありがとう。婦長」
10年前からの相棒の声に朗らかに返す。彼女は10年前、聖杯戦争だとかいう魔術師たちの儀式に巻き込まれた際に偶然召喚したサーヴァントと呼ばれる英霊だ。
色素の薄い桃色の髪に、鮮血のような真っ赤な軍服。いつもなら携帯している小銃と医療道具は今は付けていない。
バーサーカー、狂戦士の名を冠する彼女の真名はフローレンス・ナイチンゲール。クリミアの天使の異名を持つ近代看護教育の母。俺は親しみを込めて婦長と読んでいる。決して戦士というわけではないが、クラス補正で底上げされたステータスと俺の魔力があればそこそこ戦えるサーヴァントだ。
それに何より超美人だし。
「それでは、定時治療を行います」
ナイチンゲールは俺の前で膝立ちになり、丁寧にバスローブを剥がしていく。そして露出した俺の肉棒に顔を近づけると、素手のまま支えて咥え込んだ。
「…ん、む」
熱く柔らかな肉に包まれ、俺のモノが硬さと熱を灯していく。真剣な表情で男根をしゃぶる美しい女に情欲が昂り、思わずその頭を撫でる。最初の頃は治療に必要ないとか言っていたが、今ではどんなことをしても許してくれるようになった。
サラサラの髪を撫で、もっと激しくするように言う。睾丸を白く長い指で揉まれ、亀頭を舌で舐め回される。ジュポジュポと、ストロークを数回行った後、喉奥まで咥え込まれたタイミングでナイチンゲールの頭を押さえ込み、射精感に逆らわず放精する。
ブュビュルルルルルルル!!!!
昨夜に朝まで静謐と交っていたと言うのに全く衰える気配のない勢いでナイチンゲールの口内に一滴残らず子種を吐き出す。ナイチンゲールは無表情のまま、目をつぶってゴキュゴキュとそれらを嚥下していく。
尿道に残った精液も吸い出し、掃除するようにぺろぺろと肉棒を舐めるナイチンゲール。彼女、ナイチンゲールは10年前、静謐のハサンは1年前の聖杯戦争で俺が召喚したサーヴァントだ。サーヴァントは基本、聖杯戦争が終われば、英霊たちの記録が残る座へと帰るが、この二人は俺の魔力によって受肉しているため、今も現代に生きる人として俺の側に居続けることができている。
精液と唾液に塗れていた肉棒を満遍なく舐め取り頬張るナイチンゲールを見ながら、俺は脳内にて自身の魔術回路をイメージし、自身の中にて荒れ狂う魔力の渦を徐々に解放していく。
「マスター♡」
いつの間にか背後に立っていた静謐が全裸のまま、抱きついてきて、そのまま唇を重ねてくる。宝具へと昇華するほどの暗殺概念による毒性も無限の魔力により過剰回復してしまう俺には効かず、むしろ心地よい感覚を与えてくる。静謐もそれをわかっているからこそこうして密着しぐちゃぐちゃと舌を絡ませ唾液を交換している。静謐の胸を揉みしだきながら、事務的ながらもジュポジュポと激しいフェラを続けるナイチンゲールに再び子種を吐き出す。
魔力の塊である体液、唾液、精液を吐き出しながら漸く暴力的な自身の魔力を支配することができ、組み上がった魔術回路から膨大な魔力にものを言わせた魔法とも呼べる大魔術を行使する。
それは並行世界への接続。神代ならまだしも現代、それも只人の身で扱うなど馬鹿げてると思われそうだが、俺ならば確実にできると言う確信がある。
無限の魔力と転生時に知った異世界の存在と世界移動の感覚を思い出しながら俺はまさしく宇宙と形容できるような不思議な空間の中で無数の糸を見つけた。それら一つ一つが異世界への扉、辿っていけば型月時空から飛び出し、あらゆる世界へと行けるだろう。
それを確認してから、一度魔法行使を取り消し、子犬のように微笑む静謐と、ほんの少しだけ顔を赤らめているナイチンゲールをベッドへと誘った。
◇◇◇◇◇◇◇◇
やはり年月とは大事なものだ。10年以上の付き合いであり、身体を重ねてから長年が経つナイチンゲールは俺との性交を言葉を交わさずに慣れた様子で行なっている。
まぁ、彼女の場合、バーサーカーというクラスで会話はできるが彼女の言葉は全て『自分に向けて』の言葉であるが故に意思疎通は非常に困難であるのだが。それでも長年の慣れと俺という患者を相手にしている自分への言葉ということでまだ会話はできる。
「んっ…常々思いますが、この行為はっ、お"っ♡…治療に…必要、なので…んっ♡…しょうか?」
「ああ。必要だ。ずっと言ってるだろ?」
「ええ…そっぉ"ぉ"でした…ね…」
シックスナインの体勢で婦長のマンコを舐りながら、返されるこの冷静な口調も全て自問による言葉だが、俺が答えればちゃんと返してくれる。
しかしそんな冷静な口調もクリトリスを弄れば下品に乱れるのだから、興奮してやめられない。
赤い軍服を脱ぎ、全裸となっているナイチンゲールはやはり何度見ても美しく、そして淫らだ。シックスナインの体勢を解き、膝の上に座らせる形で抱き合う。唇と舌を突き出せば、すぐに唇を重ねてきてくれる。
ぐちゃぬちゃねちゃとむしゃぶり合う行為にまだまだ溢れ出してくる魔力が性的興奮と共に昂ってくる。ガチガチに勃起した肉棒を婦長のマンコにあてがい、ゆっくりと挿入していく。幾度となく繋がってきた彼女の蜜壺は、緩まるどころかきつくなっていく締め付けに蕩けそうになるほどの熱を持つ最高の名器だ。
プリプリとした膣壁をこじ開け、子宮口に到達する。
「っ♡んん♡…挿入を確認…これより、治療を開始…♡あっ♡」
ナイチンゲールの乳房を持ち上げ、桜色の突起を啜りあげる。相変わらずのデカさだ。二つ持ち上げて両乳首を同時に吸えるレベルである。
「はぁ♡私はまだ母乳など、出ません♡治療に関係…ぉ"ぉ"♡…あるのですかっ♡」
「あるって。その証拠にほら、中で硬くなってるだろ?」
「…はい」
ナイチンゲールの大きい安産型の尻を掴みパンパンと腰をぶつけていく。
「ふっ♡ふっ♡ふっ♡ふっ♡ふっ♡」
ナイチンゲールは唇を食いしばり、声を漏らさぬように鼻で荒く息をしている。このセックスを治療行為だと認識しているナイチンゲールは施術している患者の前で快楽に流されるなど許されないという思いがあるから我慢しているのだろう。何度も我慢しなくていいと言っているのだが、英雄となるほどの人間の本質とやらはなかなか変わらないらしい。
「まぁ、それも昔の話だけどな」
「くふぅあ♡!!んぷっぅぅぅ♡んちゅぅ♡るるるる♡♡」
勃起している乳首をピンと指で弾き、だらしなく開いた口をすぐさまキスで塞ぐ。そうするだけで耐えていた女傑の顔は崩れ去り、赤面させた女の顔が現れる。
「全く…ぢゅる…貴方という人は…ん、れろ、治療中に看護婦に逆らうなど…♡♡」
「治療には看護婦と患者がお互い協力し合わなくちゃダメだろ?俺は俺と婦長の為に手伝いをしてるんだよ」
「んぷっ…確かにそうですね…はぷっ♡チュウゥゥ♡」
ナイチンゲールの紅の瞳にハートが宿る。抱き合っているから彼女の心臓の鼓動がよく聞こえる。彼女の味を感じながらゾクゾクと高まってきた快楽を一気に放出する。
ブピュルルルルッッ!!!!
「お"っ♡ぉぉぉぉぉ♡」
唾液の橋を掛けながらのけぞったナイチンゲールに刻み込むように中出しを続けていく。キュウウと締まる膣を汚し、彼女の豊満な二つの双丘の間に顔を埋める。
最後まで出し切った後も、抜くことなくナイチンゲールと濃厚なキスを続ける。魔力は体液の交換で発散できるから残った魔力の残穢を消し去る為に唾液をいやらしい音を立てながら交換する。
受肉のための魔力に加えて、現界するために必要な魔力を発散に合わせて供給する。その後離れないまま、続けて3発中出しし、時計の針が正午に回った時点で漸く身体を離した。
主人公:名前は間桐正義(マトウ セイギ)。決して正義の心を持つような人間ではない。無限の魔力を望み、代償として無尽蔵の性欲と魔力を発散しなければ激痛の末死ぬ身体になってしまった。あらゆる女の子たちとエロいことする為にすげぇ頑張って並行世界、異世界へと移動を可能とした。
バーサーカー:真名はフローレンス・ナイチンゲール。『クリミアの天使』の異名を持つイギリスの看護婦。10年前の第四次聖杯戦争にて当時8歳の間桐正義の痛みの声と無意識に感じていた無限の魔力に対する病気のような思いに呼応し、バーサーカーのクラスにて召喚された。現在は間桐正義の魔力によって受肉している。当時のおねショタが見たい方は是非感想に書いてください。
アサシン:真名は静謐のハサン。暗殺者集団ハサン・サッバーハの中でも特殊な全身に猛毒の体質を持つ『毒の少女』。一年前の第五次聖杯戦争においてアサシンのクラスにて間桐正義によって召喚された。前述の体質故に自身と触れ合え、微笑んでくれる人を探していた彼女は果たしてその願いを聖杯に託す前にその願いを体現したような男と出会う。間桐正義と触れ合えるようになった彼女は自分でも気づいていなかった「誰かを愛し、愛されたい」という少女のような願いを自覚する。
間桐正義に完全に依存しており、彼の魔力によってバーサーカー同様受肉している。
作者:性懲りも無くR18小説を新しく書く変態。何でもするのでどうか許してください。(何でもするとは言ってな(
好評なら続くかも。