※この作品はR-18です。

無限を持つ者   作:塩レモン

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独自解釈、独自設定があります。



二 『回帰』の獣 (ティアマト)

「Aaaaaaaa----」

 

 

わたしを愛さないで。

 

 

それは七つある人類悪の一つ。『回帰』の獣、ビーストⅡ。それは全ての母。その大角は大地を表し、その瞳は星の内海を映す。それに死は存在しない。そもそも死という概念が無い。それは全ての母。故に地上で生物がいること自体が逆説的に存在の証明となる。

 

 

わたしを愛さないで。

 

 

全ての始まりにして、全ての終わりを体現する女。

 

この世の生物全てを我が子とし、愛していたが、かつての人類はそれを拒絶した。彼女にとってそれは許容できないことであった。自分のことを愛さなくてもいい。嫌ってくれて構わない。でも、親子であることだけは否定してほしくなかった。地球も土地も人も神すらも、全てを生み出した母の願いはただそれだけだった。

 

しかし、人類はその悉くを拒絶し、滅した。人の獣性を持って悪として。故にビースト。故に人類悪。

 

捨てられた恨み、憎しみ、悲しみを背負い、それでも母の愛を捨てきれずとある特異点にて全ての母として顕現し生態系を塗り替えんとした彼女は果たして、数多の英雄たちの決意、勇気、奇跡の末に敗北し、しかし決して死滅することはなく再び虚数世界へと堕ちた。

 

 

わたしを愛さないで。

 

 

そうしてどれだけの時が経ったのか、或いはそれほど経っていないのか。微睡の中、彼女はとあることに気づく。虚数世界から魔力がどこかへと流れ出ている。否、それだけではない。彼女自身も無意識下の内に魔力をどこかへと送っていた。

 

それは気まぐれか、偶然か、必然か。彼女はその出所を探す。そして見つけ出す。その人間を。ありとあらゆる場所、時代、世界から無限に魔力を受け取っているその人間。そしてその魔力は彼女からのものもあった。

 

彼女は気づく。それは『回帰』。人間である彼は彼女の子供。我が子が求めている。彼女が動く理由はそれだけで十分だった。

 

男が軽い気持ちで求めた愛。なんの奇跡かそれは神々を霞ませる存在へと届いた。

 

愛さなくてもいい、その代わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしが愛します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビーストⅡ。或いはティアマト。『回帰』の理を持つ獣が細い糸を辿って、再び、顕現する。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤッヴェ。え、これヤッッッッヴェ。ジーマーで?え、これジーマーですか?

 

召喚陣の中央、佇むのは160cm程の透き通るようなライトブルーのしなやかな長髪をした言葉を失うほどの美貌を持った女性だ。こういうのを人形めいた美しさというのだろうか。しかし彼女を模した人形は人の手では絶対に創れないであろうという確信があり、もし創れたとしても本物を超えることは絶対にあり得ないだろう。

 

その美貌もそうだが、次に目を引くのは耳の後ろ、両側頭部から生えている巨大な角。どの動物にも例えられないそれは、強いて言うなら幻獣だろうか。深緑色の幻想的で機械的なイメージも抱かせる二つの半円が続いているような形の角が左右対称に生えている。

 

胸元から下腹部にかけては大きく露出しており、汚れを全く知らないような美しい肌が見えている。服…と言っていいのだろうか、肩に羽織られているだけの布とそこから指先まで繋がっている手袋のような衣服。下半身は紐を結んだだけのような出立ちで下腹部の紋様が強調されている。

 

「っ!」

 

閉じられていた彼女の目がゆっくりと開く。その瞳は海のように深く、煌びやかな桃色の光を放っていた。その瞳は無機質というにはあまりにも綺麗で美しいものだ。

 

召喚陣の上に現れた以上、彼女は俺の召喚に応じたサーヴァントであるはずだ。しかし、彼女の存在感は最早サーヴァントを超えている。鎖に雁字搦めにされているような錯覚さえ覚えるプレッシャーに身体が強張る。これほどの存在感を感じたのは昔にあの黄金の英雄王と対峙した時以来…いや、それ以上か。

 

数秒か数分か。俺の体から滲み出した魔力が硬っていた身体を無理やり解し、動けるようになる。

 

「……」

 

が、どの言葉が適切か、判断がつかない。

 

「…aa…」

 

それは言葉が鳴き声か。俺には歌声のようにも聞こえた。

 

「A…aa…ァ…」

 

一歩、彼女が近づいてくる。

 

「ァ…ア…アィ…」

 

一歩、また一歩ときてついに目の前、半歩踏み出せばぶつかるほどの距離まで近づいてきた。

 

「ア、アイ…アイ…」

 

辿々しい、舌ったらずな幼児のように。彼女は俺に抱きついて、天使か人魚か見間違うほどの美しい微笑みを浮かべたまま、言葉を続けた。

 

 

 

 

 

 

 

「アイシテル」

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーズした脳を加熱するのにはかなりの時間を費やした。あれから1時間経ち、ようやく考える段階へと入ることができた。

 

俺が召喚した彼女は現在、俺の上にいる。下にいるとも言える。つまりどういうことかを説明しろと言われると俺は後頭部に感じる異次元の柔らかさと甘く安心するような良い香りの感想を3時間ほど語らなければならなくなるから手短に話そう。

 

 

膝枕だ。はい、説明終わり。

 

 

それでは、思考へと戻ろう。今現在俺に膝枕をして頭を撫でている彼女が俺が召喚したサーヴァントであることは彼女とのパスを感じるため確定。何やらマスターとサーヴァントのパス以外に彼女との別の繋がりを感じるが、今は置いておこう。

 

マスターであるから見えるステータスは何故か宝具の欄が塗り潰されているがそれ以外はかなりのぶっ壊れである。クラスはビースト、と言うらしい。恐る恐る聞けば、辿々しい口調ではあったが、しっかりと答えてくれた。

 

そして真名、ビーストⅡ、或いはティアマト。

 

メソポタミア神話における原初の海の女神。美人さんが欲しいとは言ったが、初手からとんでもねぇもんを引き当てちまったことに戦慄する。

 

「が、しかしだ…」

 

「…?…a、ア…イ、ィコ。イイコ…」

 

何故か彼女、ティアマトは悪意も敵意も何も見せることなく寧ろ母性を感じさせるような好意を俺に向けているのだ。

 

俺はこの時、既に彼女を害する気などほとんどなかった。できるかはさておきな。そんなことよりも彼女が俺に好意を向けてくれていることに途轍もない喜びを感じていた。

 

なぜなら、彼女は強い。強いと言う概念で考えていいのか分からないほどに強く、俺の無限魔力などを霞ませるほどのチート性能を持っている。まぁ、つまり彼女が俺の味方になってくれるのならどんな異世界に行こうが大抵楽勝になるんじゃないか、ということだ。

 

「s…セ…セーギ…イィコ…イイコネ…」

 

透き通るように綺麗で蕩けるように色っぽい声で囁かれながら頭を撫でられると俺に悪意を持っているなんていう疑いも馬鹿馬鹿しく感じてしまう。

 

そもそも、静謐とナイチンゲールを令呪で強化した上で俺の持つ手札全てを切ったとしても確実にティアマトは倒せない。ならば、怯えるだけ無駄ということだ。

 

俺はティアマトをサーヴァントととして認め、完全に受け入れた。そのことを話すと、ティアマトは嬉しそうに微笑みその唇を俺の口へと重ねてきた。

 

柔らかな感触とともに俺の魔力とティアマトの魔力が混ざり合う。膨大で濃密な魔力は何度か俺とティアマトを行き来して、空虚へと溶けていった。

 

「これは…?」

 

朧げに見えた謎の空間へと交換された魔力が流れ出ていく。自分でもわからないところに魔力が行くなど初めてのことで一瞬戸惑ったが、それでも今はティアマトとのキスの方が何億倍も大切だ。

 

ティアマトが赤子を抱くように俺を抱き上げ、段々とキスを激しくしていく。俺も同じようにティアマトに抱きつき、その口を味わう。

 

「ン…チュ…セーギ…♡」

 

魔力で服を風化させ、全裸になると、ティアマトも纏っていた衣服を霊体化させ、その美しい裸体を曝け出した。

 

「うお…やっべ…」

 

俺の眼前にティアマトの豊満な乳房が出され、思わずその突起へと吸い付く。チュウチュウと音を立てて吸い上げれば、ティアマトは空いている左手を俺の肉棒へと這わせた。白魚のような指で扱かれ、我慢できずに射精する。噴水のような勢いで出た精液をティアマトは舐め取り、俺の頭を撫でると、俺の肉棒を股間で挟むような体勢で俺に跨った。

 

俺の肉棒に股を擦り付け、精液に濡れた顔で淫靡に微笑むティアマトはあまりにも綺麗で、射精したばかりの逸物がさらに硬くなっていく。

 

ティアマトは腰を小刻みに動かし、俺の肉棒に秘所を擦り合わせている。俺の精液とティアマトの愛液が混ざり合いヌルヌルとした感触が肉棒を這い、ゾクゾクと快楽が背筋を登る。

 

そして、亀頭がついに秘裂へと入り込む。

 

ズプッ♡ズプププ♡♡

 

「かっ…あう…」

 

「アア…♡セーギノガ…ハイッテキタァ♡」

 

ミチミチと締まる膣内に声が溢れる。

 

チカチカと視界が光り、無限にあるはずの己の魔力がゴリゴリと減っていくのを感じる。

 

「フフ♡セーギ♡セーギ♡スキ♡スキヨ♡アイシテルワ♡」

 

ティアマトは俺の肉棒を飲み込んだまま、俺の体へと重なるように擦り寄り、再び唇を這わせてくる。間近で淡い桃色の瞳に射抜かれ、熱い舌で口内をベロベロと蹂躙される。

 

「ンチュ♡ヂュル♡チュウ♡フゥ♡チュ♡ンン♡プハァ、セーギ♡キモチ、イイ?」

 

全身を包み込む多幸感に飲み込まれていく。このまま彼女に身を任せればどれだけ幸せだろうか。無意識に出した舌を吸われながら、俺は快楽に身を流し…目を閉じ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フン!!!!!!」

 

「キャウアァ♡♡♡!!???」

 

否!!

 

俺は!!!

 

責められるより!!!!

 

責める方が好きなんだぁぁぁ!!!!!

 

ティアマトのお尻を鷲掴み、奥深くへと肉棒を捻じ込む。柔らかな壁、子宮口を押し潰し、ゴリゴリと最悪まで捻じ込んだ後はギリギリまで引き抜き、再び奥深くまで突き入れる。

 

「ゥア"ァ"ァ"♡!!グゥゥ♡!!」

 

グポッ!グポッ!と音が聞こえるほど激しくピストンを食らわし、思わず離れたティアマトを逃さないように唇を這わせていく。

 

「フムゥ♡プヘァ♡アッ♡アッ♡シェ、セーギィ♡」

 

パンパンと肉がぶつかる音が何度も何度も響き、ティアマトのぷるりとした唇から涎が垂れる。

 

「おおっ!出すぞ!射精するぞ!ティアマト!!」

 

「アアッ♡イイ♡!!ラシテイイヨォ♡!!」

 

ブビュルルルルルルルルル!!!!

 

「ッッウアアァァ♡♡♡!!!!」

 

爆発した子種がティアマトの中に迸る。止まる気配のない射精が続き、ティアマトの下腹部を膨らます。子宮は俺の子種で満タンになっていることだろう。ティアマトが受肉していたのなら確実に妊娠している量だ。

 

たっぷり時間をかけて膣内射精して、ゆっくりと肉棒を引き抜く。絶頂したティアマトはもう回復したのか紅潮した顔で、俺の肉棒へと顔を近づけた。

精液と愛液に塗れている俺のモノはきっとかなりの精臭だろうが、なんとティアマトは躊躇うことなく俺の肉棒を頬張り、根元まで飲み込んだ。

 

「ンン♡ヂュル♡ルルル♡」

 

唇をタコのように窄め、俺の肉棒を啜りあげるティアマト。そんな下品な顔をしているはずのティアマトはそれでも何故か幻想的で美しく感じれてしまう。

 

俺はフェラをするティアマトの頭を撫で、人外的で美しい髪を掬い上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




間桐正義:エッチレベルが上がった。ティアマトに殺されても別に良いと考えていた。頭のネジが何本か外れている。


ビースト:新たに召喚されたサーヴァント。正義との細い縁を辿って無理矢理現世に降臨した。真名はビーストⅡ、又はティアマト。めっちゃえっちぃママ。


静謐:実はずっと居た。今度ママプレイ、若しくは赤ちゃんプレイしようと考えている。


婦長:モヤモヤしてる。


金ピカ:悪寒がした。


作者:お気に入り100件突破&日間ランキング入りしました。ありがとうございます。もっと感想、高評価、リクエストください。




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