ソファの上でズボンに手をかけながら、士道は聞く。
「し、下だけでいいか……?」
「しょうがないわね、情けをかけてあげるわ。この慈悲深い妹に感謝しなさい」
そう答えが帰ってきたのでズボンをゆっくりと下げていく。と、股間に突き刺さっている琴里の視線を感じ、
「そんなに見られると恥ずかしいんだけど……」
そう抗議の言葉を送るが、
「こ、これも訓練よ。我慢しなさい士道」
そう、にべもなく一蹴された。
仕方がないので、視線を気にしながらも一気にズボンをずり下げる。
「し、下着も脱がないとダメか?」
「当たり前でしょ。いちいち聞いてくるだなんて、そんなことだと将来誰かとセックスするときに嫌われるわよ」
「せっ!?」
「なによ、いいから脱ぎなさい」
顔を寄せられ、そう言われたので士道はしぶしぶと下着を脱ぎ、居間だける駅の集まっていないペニスを露わにする。すると、琴里はチラリとそちらを一瞥し、
「なによ、まだ勃ってないじゃない」
不機嫌そうにそんな言葉を発する。
「し、仕方がないだろ、こんな状況で。それに、男がオナニーするときにはオカズってものがいるんだよ、オカズってものが!」
言いながらも手で陰部を隠そうとするが、その手は琴里の両手によって押さえつけられる。
「なにを隠そうとしているのかしら」
「いや、だってな琴里……」
「だって、じゃないわよ士道。さっさと大きくしなさい!」
「いや、だから今行ったように男にはオカズってものが必要で……」
「へぇ、随分と詳しいのね」
琴里の目がすっと細くなる。
「そういえば、たまに士道の部屋のゴミ箱からイカ臭い匂いが漂ってくる時があるわよね。さあて、士道は一体何をオカズにしていたのかしら?」
なっ、と目を白黒させる士道に、琴里はさらに言葉を浴びせかける。
「そういえば、本棚の奥の方にカバーを被せてカモフラージュしていた本のタイトルは確かツインテ……」
「わーっ!わーっ!わーっ!」
大声で琴里の言葉を遮る士道に、今度は琴里のほうが目を白黒させる。
「な、何よ士道」
「それだけは、それだけは勘弁してくれ……」
「…仕方ないわね」
その言葉を譲歩の証とし、そして琴里は言う。
「じゃあ、この私がオカズを提供してあげるから、ありがたく思いなさいよね」
そう言って押さえつけていた‹士道の手を掴み、自らの胸に押しつけた。
「なっ!?」
その意味を一瞬で理解した士道は、顔を真っ赤に染め、そして士道の陰茎にどくどくと血液が流れ込んでいく。一瞬でそそり立った肉棒は、士道の上に覆いかぶさった琴里のスカートをまくり上げるだけにとどまらず、彼女の下腹部を押し上げた。
「やれば出来るじゃない」
そう言って、琴里は空いた手で士道の肉棒を撫でる。士道はそれにうっという言葉で反応し、
「それじゃあ、見せてもらおうかしら」
琴里のそんな言葉を受け入れるのであった。
ソファに座り直した士道の股の間に座り込んだ琴里は、目の前の士道の肉棒を見つめていた。士道のそれは大きく、しかし皮を被っていた。もちろん琴里も年頃の少女、生で勃起した陰茎を見るのは初めてだが、インターネットを用いてそのような画像を見たことは何度もある。しかし、士道のそれを見ている彼女の感想は……
「可愛らしいわね」
そのようなもであった。自らのペニスを見られて、おまけに可愛らしい等と言われた士道はやや落ち込み、それとともに陰茎がヘニャリと、力を失う。
「っ!何やっているのよ士道!」
とたん琴里は髪を逆立てて怒る。士道はそんな琴里に対し、
「あのな、自分のちんこを可愛いだなんて言われて喜ぶ男は少数派だと思うぞ」
そう、もっともなセリフを返す。
「わ、悪かったわよ……」
愁傷に謝る琴里に頷いて返しながら、士道は再び、萎えてしまった自らのペニスに手をそえ、しごき上げていく。ひと擦りするたびに僅かずつではあるが、士道のペニスが再び大きくなっていく、焦らすように、だんだんと。
だがそれに耐えられない者がいた、琴里である。
「ああもう!焦れったいわね!」
琴里はそう言い、士道のペニスに手を添えていない、左手を掴み、制服越しの自らの胸へと誘う。そしてその手を動かし、自らの胸を揉みしだかせながら、
「これならすぐに大きくなるでしょ!好きに揉んでいいから…感謝しなさいよね!」
はじめは戸惑っていた士道であったが、服越しとはいえ、愛する義妹の胸に触れているのだ。士道は陰茎を一気に硬くし、そして琴里に触れている左手をもみ、もみと、淫猥な手つきで動かし始める。
もちろんペニスに添えた右手の動きも忘れてはいない。忘れていないどころかその勢いは一気に増す。
「すご……」
目の前での士道の激しい自慰行為に、琴里の目が釘付けになる。彼女は胸を揉まれていることも忘れ、士道のペニスだけを見つめていた。
はぁ、はぁ、と、士道の荒い息と、シュコシュコ…というペニスをこする音が部屋に響く。そしていつの間にかそれにクチュクチュという音が混じってくる。
「これ、先走りってやつよね……」
士道は答えない。答えない代わりに旨を揉む手を、そしてペニスを擦る手の動きをさらに激しくする。クチャクチャという音は、いつの間にかヌチョヌチョという音になっていた。士道の陰茎から溢れでた先走り汁が、士道のペニスに、手に絡みついて快楽を増幅しているのである。
はぁ、はぁ。
更に呼吸が早くなる。そしてさらにペニスを擦る手の動きが激しくなり、ソファがガタガタと揺れる。
そして次の瞬間、士道は身体を硬直させ、ペニスを強く引き寄せる。とたん、ペニスの先端から飛び出した精液が士道の手を、そして琴里の顔を白色に染める。
ドクン、ドクン、と、20秒も長く続く長い射精であった。琴里は精液を拭うこともせずに、精液を吐き出し続ける士道のペニスを見つめ続けた。
ようやく、はぁ、と身体を萎縮させた士道。だがしかし、そのペニスからは未だにダラダラと精液が溢れだしていた。ここに至って琴里ははっ、と正気に戻り、大声を出す。
「だ、誰がひとに汚いものをぶっかけていいだなんて言ったのよ!士道のバカ!」
その声に士道も正気の戻り、琴里に頭を下げる。
「す、すまん!居間すぐ何か拭くものを持ってくるから!!」
だが、士道が行動を起こす前に琴里の言葉により、士道は身体を動かすことを止められる。
「それには及ばないわ」
「へ?」
白濁液のまみれた琴里にそう言われ、士道は頭の上にクエスチョンマークを浮かべる。
「訓練はまだ終わってないもの」
「まだって…?」
「士道には、あと二発ぐらいは射精してもらわないとね」
そう言って琴里は、自らの顔にかかった精液をペロリ、と舐めとった