アイカツ催眠連鎖実験 あかりジェネレーション編 作:ざくろねこ
実験レポート
先日の大規模な実験の成功のおかげでもうすぐこの学園全員を協力者にすることができる。
次の計画のために動き出す準備をしつつ、このまま実験を推し進めていくこととする。
最近なんだかみんなの様子がおかしい。
白樺リサは寮に帰る道中で買ったパフェを同室のルームメイト大地ののと食べていた。
「りさっぺ、このりんごまるごと入ってる。なまらでかい!」
『りんごまるごとパフェ』の中から取り出したプラスチックのフォークでは支えきれないほどの大きなりんごにののはかじりついた。
「わあ、すごい」
流石ひとつ1000円しただけのことはある。こんなスイーツは北海道のコンビニにもなかったように思う。
ののが前歯を使ってりんごを噛み砕いていると、玄関のドアがノックされる。
トントン。
「はーい」
リサが返事をした。きっといつものあれだろう。
ののがりんごを机に置き、扉を開ける。
「おつかー。今日もドンジャラやるんだけど、来る?」
新条ひなきの元気の出るような透き通った声が部屋に響く。
最近ののとひなき、そして、大空あかりと氷上スミレがドンジャラで遊ぶのに夢中だ。りさは役がわからないのでいつもパスしてるが、どちらかというとミーハーなののはすっかり夢中だった。
しかし、ののは明日も撮影がある。どうしようかなと目が泳ぐ。
「ええっと……」
今日の疲れは明日に回したくない。しかし、遊びたい。ののの中に葛藤が生まれていた。
その様子にひなきは笑う。
「その気持ちよーくわかるよ。ののっち。まあ、すぐ終わるからさ」
ひなきが両肩を掴んで目と目を合わせる。
ののが覗いた新条ひなきの目は虚ろだった。
「あ……」
吸い込まれるような感覚。ののの肩の力が抜ける。瞼が下がって目から光が消えた。
「…… はい、行きます」
ふらふらと、ののは部屋から歩み出る。
そこに後ろからリサが声をかけた。
「大丈夫なの、ののっち。明日仕事があるって……」
その声にののは振り向いた。
「うん…… すぐ終わるから……」
「このりんごは? どうするの?」
「あ、それは後で食べる…… あ、りさっぺ食べてもいいよ」
彼女の返事は抑揚がなく、いつもの元気が無いように思えた。
「食べてもいいよって……」
プラ製のパフェグラスに入りの半分齧ったりんごを手に取って見つめる。
「じゃあ、ちょっと行ってくるね」
ののはひなきと共にどこかふらふらとした足取りで歩いて行った。
「何か…… おかしい……」
リサは眉間にしわを寄せながらりんごに齧りついた。
ののは意識がぼーっとする中、誰かにささやきかけられた。
「ののっち。服を脱いで……」
言われたことには従わなければならない。どんなことでも。
そんな気がした。
お気に入りの紫色のパジャマのボタンを外し、服を脱いでいく。
ブラも、ショーツも全部。
「さあ、イこう!」
なんだか柔らかい何かが背中にくっついた。
しばらくしてからそれが自分が押し倒されたベッドだと気づく。
「ののっち。気持ちがいい?」
だんだんと頭が回ってくる。目の前には大空あかりの整った顔がある。
彼女の髪が自分の顔に当たって少しくすぐったかった。
横でなんだかガタガタと音がする。横を見ると氷上スミレと新条ひなきが肌を重ねあっていた。
「スミレちゃん!」
「ひなき、ちゃ、ん! そ、こ、あ!」
スミレが下で体をくねらせて、ひなきがそれを押さえつけていた。
「気持ち良さそう……」
スミレの気持ち良さそうだなと思える美声がののの耳に入って来ていた。
そして、こちらまで気持ち良くなってくる。それもそのはず。今、あかりにスミレと同じように気持ち良くさせられているからだ。
「や、や! いきなり、何、何! なまら、すごい!」
一気に快感で頭が染め上げられる。この状況を異常だと思う思考などののの中には存在しなかった。快感が全身から飛び出そうとする感覚に体がのけ反ろうとする。しかし、あかりはそれを押さえつけるように局部と局部をこすり合わせた。
「どうして…… あかりちゃん。なんで、こんなに気持ちいいの……」
それにあかりは答えない。
ただ虚ろな瞳でこちらに微笑みかけていた。
あかりの顔はののへゆっくりと近づいてきて先ほどまでりんごに齧りついていた赤い唇にあかりの唇が重ねられる。
「あ、ふぐ、う~~」
口から息や声として出していた快感が行き場を無くす。
足をパタパタとさせるが、力がほとんど入らない。
頭が溶けるような快感。
唇が離されるととてもあかりの唇が恋しくなった。
気持ちいいことしたい。
ののの瞳に意思は完全に無く、彼女の下半身には淫紋がうっすらと浮かび上がって来ていた。
「5つ数えると、もっと、気持ち良くなるよ」
ののの心臓がトクンと震える。
もっと気持ちよくなれるの。
期待する自分がいた。
「いち」
あかりが数字を口にする。
「あ、あ、あ、もっとなまら、なまらあああ!」
心臓がドキドキする。
「に」
「ひゃあ!」
「さん」
「は、はや!」
矢継ぎ早に数えられ、快感がさらに高まる。
彼女のツインテールの髪はぐちゃぐちゃになって、白いベッドの上で扇のような形を
作っていた。
「よん」
あかりはそんな彼女を見つめながら体の動きを激しくしていった。
北海道で会った、2人の『アイカツ!』。それにサイカツとして手を加え、変容させることに嗜虐心が刺激される。
「さあ、イクよ」
「来て! あ、あ、」
ののはあかりの背中に手を回して求める。快感を。
あかりは唇を動かした。
「ご…… あっ! あ、あ!」
体がゾクゾクする。のの叫ぶような声があかりの耳に届く。
「あ、あ、あ、なまら、なまら、なまらぁあああああ」
彼女はなまらを叫び続けた。
ジャガイモ畑で最初は見るだけだったアイドルがゼロ距離でいる。そして、自分を気持ち良くしてくれた。もっと欲しい。そのためならなんでもする。ののはあかりに頼んだ
「もっと、ください……」
大地ののという意思はここにもう存在しなかった。今はただ恍惚とした表情で快楽だけを求めている。
その様子にあかりはふふっと笑って、耳元に口を当てると、ののへ暗示を言った。
「じゃあ、白樺リサ、りさっぺを私がしたようにしてね。そうすれば気持ち良くなれるよ」
「…… はい……」
ののの顔は全ての感情を失って、命令を復唱した。
「りさっぺに同じようにします…… そうすれば……」
彼女の口角が吊り上がる。リサに同じようにすれば、そうすれば気持ち良くなれるから。
あかりが上から体をどかす。そして、ののはベッドから降りて、ゆっくりと先ほど着た服たちを身に着けていくのだった。
「待っててね、りさっぺ」
大地ののは親友の元へ向かった。
来週であかりジェネレーション編は最終回です。更新は6月19日になります。次のターゲットは白樺リサちゃん。お楽しみに!
大地ののちゃんって感情が高ぶるとなまらしか言わなくなるからきっとずっとなまらしか言わなくなりそうだなー、と思いながら書いてました。