アイカツ催眠連鎖実験 あかりジェネレーション編 作:ざくろねこ
音城ノエル「始まります!フフッ」
実験レポート
舞による視線誘導と催眠。アイカツシステムに応用できないか試してみたい。そのためには北大路さくらが適任だろう。
そして、その実験には適任の人材がいるため、協力してもらうこととする。
姫桜女学院。北大路さくらは新しいダンスの研究のため、藤原みやびと共に日本舞踊の研究をしていた。そこには音城ノエルも共に参加していた。
「音城ノエル、北大路先輩の日本舞踊研究させていただきます! 打倒あかりちゃん! 目指せ、お姉ちゃん」
意気込むノエルに笑いかけて紫の着物を着て扇子を持った北大路さくらはゆっくりと話す。
「ノエルさん、肩の力を抜いてくださいまし。もっとリラックスして」
「はい……」
ちょっと力みすぎたと思い、恥ずかしくなって顔が紅潮する。
(これが妹というものか。かわいいな)
横に座るみやびはそんなノエルを見て、無意識のかわいさという物に感心していた。
「さあ、行きます」
さくらは目を閉じて集中する。
音楽が鳴る前の静寂にノエルの息を飲む音が響くほどだった。
音楽が奏で始め、曲調に合わせるように同じくゆっくりとさくらは動いた。扇子を開いて顔を隠した。そして、隠した顔が再び現れると、彼女の目は開いている。
(ん、雰囲気が変わった?)
みやびは同業者特有の勘で気づいた。さくらの瞳がいつもと違うことに。なんだか吸い込まれるような、穏やかな目つき。何か口を動かして何かを伝えようとしている。
そう感じてみやびはさくらが何を表現しているのか理解しようとした。
みやびの舞を見つめる真剣な目とは対照的に、隣のノエルはさっきの熱のこもった目が嘘のように吹き飛んで、完全にリラックスしていた。
(なんだか、北大路先輩のダンス…… 気持ちいい)
これは催眠の舞。既に一度催眠にかかり淫紋が刻まれたノエルはすぐにさくらの舞を理解し、堕ちていた。
目の前で扇子をひらひらとさせるさくらが何か命令しているのがわかる。
扇子からちらちらと覗く口元がそう喋っているように見えるのだ。
「なんだか…… 頭がふわふわして……」
ノエルの瞼は閉じかけて、首が左右に振り子のように揺れていた。
「私もだ……」
みやびも時間と共にノエルと同じように首を揺らす。そして、さくらが扇子をパチンと鳴らして閉じた瞬間、それが合図のように2人の意識を包み込んだ。
2人の瞳から完全に意思の光が失われた。
「あ…… ああっ、そうだった」
ノエルは思い出す。前にも同じような出来事があったことを。
お腹から局部にかけて刻まれた淫紋がうずく。
顔が紅潮し、恍惚とした表情をさくらへ向けた。次の指示を待つために。
「あ、さくら…… それは」
いままで見たことのない舞。それは美しく、同時に心を奪われて、ただ魅入る。今、何か言われたらなんでもしたがってしまいそうな、そんな魅惑の舞だった。
さくらの扇子で見え隠れしながら口がまた動き出す。
まずはみやびに向けて。
「はい…… 服を脱ぎます」
舞によって促されて、みやびは姫桜女学院の制服を脱ぎ始めた。腰のベルトを緩めて花柄の入った紫のスカートを下げる。
上も、下着も、なんの躊躇もなくするすると脱いでいく。
普段かわいい衣装や肌露出の多い衣装を恥ずかしがる傾向にある彼女は本来なら顔を赤くして拒絶するはずだ。
しかし、今の彼女の目は虚ろで、正常な判断能力を失っていた。
ソファにあおむけに寝転がって一糸纏わぬ裸体を人前に晒していた。
ノエルもどこか遠くを見ているようなぼーっとした顔をしている。無意識に局部を触ると、湿った感触があった。いじるととても気持ちがいい。
前にもこんなことがあった気がする。なんだったか思い出せないままノエルに刻まれた淫紋が反応して快感だけを増長していく。
早くなんとかしないと頭がおかしくなりそうだった。このうずきを止めるにはどうしたらいいか。さくらの舞に意識が向く。
「あ…… そうすれば…… いいんだね」
さくらの口が動いてなにか指示した。
みやびの上に虚ろな目をしたノエルが上に覆いかぶさり、自分の局部をみやびの局部に押し付けてこすり始めた。
「きれい……」
他人の肌に触れるなんてあまりしたことがない気がする。
お姉ちゃんと一緒にお風呂に入る時ぐらい。
姉とは違った肌の感触と柔らかさ、そしてなめらかさにノエルはやみつきになった。
「あ、あ、あ、いい、みやびちゃんのお肌、すきい」
それをみやびは下で眉一つ動かさず見つめている。
「気持ちよさそう」
ノエルはほっぺたを触りながら藤原みやびという女性の体を隅々まで堪能していく。
かんざし、ノエルの口から垂れた唾液の絡まった髪の毛。手の位置はところどころ変わっていくが、局部を擦り付ける位置はずっと変わらなかった。
だんだんと、ノエルの淫紋と同じものがみやびへ浮かび上がっていく。同じくだんだんと、無表情だった顔が紅潮し始め、快感の声が漏れだしていく。
「あ、あ、あ、なんか、気持ちいい」
まるで温泉に浸かっているときのような、ふわふわした甘い気持ち。
「あ! もう、止まらないよお」
ノエルは際限なく高まっていく快感に戸惑いを隠せなかった。
そこにさくらは舞を辞めると、すり足でゆっくりと近づく。
2人の手助けをするために。
「さあ、5つ数えてください、ノエル様。これよりもっと最高に気持ちよくなれますわ」
「もっと気持ちよく…… いち、ふわあああ」
人間の快楽の欲望というものは際限がない。試しに数えてみたノエルはさらに高まった快感に悦びを感じた。
「さくら、これは……」
なんなのか? 問おうとしたとき、ノエルが二つ目を数えた。
「に」
「ノエルちゃん…… あ、だめだ……」
みやびの体はもう快楽のことしか考えられなかった。
「さん…… あの時と…… 同じ……」
ノエルの体は覚えていた。先輩との快感を。悦びの時間を。
さくらは意思のない緑色の瞳をやさしく細めながら、快感を高めていく2人を袖の下に仕込んである小型カメラで撮影していた。
「とても、2人とも麗しゅうございます」
「よん、イこう! みやびちゃん!」
2人の喘ぎ声が部屋で重なる。ノエルは笑った。快感と楽しみでゾクゾクと背中を震わせた。お姉ちゃんがやっていたみたいに、目の前の藤原みやびを人形にするのだ。
これでお姉ちゃんみたいになれる。
「ご、あああああ!」
ノエルはイって体を支えきれなくなり、倒れこんでみやびの髪の毛に顔をうずめた。
「あ、あああああ! だめ、だめだ」
みやびはのけ反って顎が天井に向かってつきあがる。そして、ソファで横に伸びた手がさくらの着物を掴んだ。
それをさくらはやさしく手で包み込んだ。
しばらくしてみやびは落ち着くと、自分の上でしばらく動けないであろうノエルの背中にゆっくりと手を回し、彼女のかわいさを堪能していた。
「みやびさん、いかがでしたか……」
みやびは虚ろな瞳をゆっくりと横へ向けてさくらに向いた。
「ああ、とても最高だ」
「練習して、ここねさんに見せませんか」
さくらの提案にみやびの口角が釣りあがった。
「ああ、そうしよう」
彼女の体にははっきりと淫紋が浮かび上がっていた。
次回更新は6月5日(土)です。ターゲットは栗栖ここねちゃん。お楽しみに。
今回は舞という項目をアイカツで見た時からやってみたかったことやりました。
姫里マリアの時に舞で催眠を行う伏線入れたのをやっと回収できました。
題名は藤原の藤と舞と音城ノエルの音から構成されていたりします。
あまふわなでしこ回は次回です。お楽しみに。