達也が愛梨の想いを受け止めた後―――
達也はある深刻な問題を抱えていた。
それは、すでに精を三回放ったことによる、勃起不全。
達也の固有魔法『再生』を使えば、問題は解決するかもしれないが、試す気は起きなかった。
一旦、愛梨の冷静さを取り戻すなら、『後日にする』というのががベストの選択だろう。
しかし、愛梨の覚悟を受け止めておきながら、『勃たたいので後日にしてくれ』などと達也の口からは言えるはずもない。
そんな達也の問題に対し、解決に動いたのは沓子だった。
沓子は身にまとっていたスーツを全て脱ぎ捨てると、栞、愛梨にも全裸になるように指示した。
沓子の狙いは、視覚的な刺激で性的興奮を取り戻させようしたのだろう。
その目論見通り、愛梨、沓子、栞の裸体によって、達也の性器に力が戻った。
美少女三人が全裸で立つという光景は、かなりの刺激を達也に与えた。
特に、愛梨の無駄のない流線型のボディ、理想的な大きさの乳房、ブロンドヘアが似合う容姿と、見る者全てを魅了するほどの美しさがある。
「うむ、このまま三人で達也に『奉仕する』というのはどうじゃ?」
「え!?」
「そうね…愛梨と達也さんの行為を見てるだけというのは寂しいと思ってたの…」
沓子の言葉に賛同したのは栞だ。
愛梨は、全裸の羞恥心から未だモジモジしているが、それでも栞の後に続いため、どうやら賛同したようだ。
「ふふっ、達也さん…ちゅっ、んっ…ちゅぱっ…ぁん…れろっ…んっ―――」
「うむ…わしはこっちからじゃ…ちゅっ、れろっ、ちゅぱっ、ちゅぱ―――」
「うぅ…こうかしら…ちゅっ…ちゅっ、れろっ…ちゅっ」
美少女三人による同時フェラ。
達也の性器を、栞と沓子が左右から、正面からは愛梨が鈴口を刺激する。
三人の顔の距離はわずかに性器を隔てただけ。
まさに第三高校の生徒が見たら卒倒するほどの光景だろう。
美少女三人が達也の股座で跪き、全裸で奉仕する姿、それは達也であっても興奮を隠しきれない光景だ。
性器を舐める三人は、いまだ処女の愛梨だけ羞恥の顔を浮かべているが、他の二人は嬉しそうな顔で舐めている。
「「「れろっ、ちゅぱっ、ちゅぱ、ちゅぱ―――」」」
「―――っっ!!」
達也の性器がより一層屹立する。
鈴口からは粘度の高いカウパーがあふれ出し、それを三人が順に舐めとる。
その行為に、達也は射精したい欲求に駆られるが、次で打ち止めの確率が高く、ここで出すわけにはいかなかった。
―――じゅぷっ、んぁっ、じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ…
―――ちゅ、れろっ、ちゅっ、ちゅ…
―――ちろっ、れろっ、んっ、ちゅ…
沓子は激しく、栞は優しく、愛梨は恐る恐るといった感じで、カウパーの舐め方も三者三様。
特に沓子は舌の動きが巧みで、達也の射精欲に拍車をかける。
「…沓子の舐め方、すごい卑しいわ…」
「んっ、ほぉかのぅ、じゅぷ、じゅぷっ、ちゅぱっ――ほれ、次は栞の番じゃ」
「ええ、んぅ…あむぅ…じゅる、じゅる、じゅぷっ、じゅぷっ―――」
「栞…」
「愛梨、舌を休めている暇はないぞ?」
「!?………うぅ、ちゅっ、ちろっ、ちろっ、れろっ、れろ―――」
今度は栞が鬼頭に吸い付き、愛梨が竿を、沓子が袋を刺激する。
そんなローテーションが四周にも渡って行われた。さすがに五周目は達也も限界を感じて、たまらず静止の合図を送る。
「くっ…三人とも…そろそろ…」
「じゅぷっ…んっ…愛梨…そろそろ覚悟はできたかの?」
「……本当にこれが入るの?……」
「大丈夫よ…痛いのは初めだけだから…」
達也と愛梨が寝台に乗る。
愛梨の秘所は未使用であることを主張するようにぴったりと閉じ、小陰茎は肌の色と同じく綺麗なピンク色をしていた。
「あの…あんまり、まじまじ見ないでくれるかしら…」
「あぁ…すまない…」
「…っんぅっ!?」
達也の指が愛梨の陰核部分を優しく撫でる。陰核は包皮で隠れているが、コリコリとした感触を達也は見つけた。
愛梨の陰核を達也が的確に刺激する。
「んっ、ちょっと!?…待っ…っんんぅっっ!?」
「随分反応が初々しいな…もしかして愛梨、ここに刺激を受けたのは初めてか?」
「んっ、当たり前でしょ!そんなことしなくて良いから、早く―――」
「駄目じゃぞ、愛梨、きちんと濡らさないと辛いからな…どれ、わしも手伝うかの」
「へっ?―――きゃっ!?」
「沓子…ずるいわ…」
「ぁんっ!?んっ、ちょっとっ!?―――栞もなの!?はぁっ…んっ…ダメっ!」
沓子と栞が、愛梨の乳首を愛撫する。
左側に沓子、右側に栞が位置し、愛梨の乳首を口へと含む。
「「ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ―――」」
「ダメっ!三人とも止めなさいっ、あっ、ちょっ、はぁっ、やぁっ―――」
達也、沓子、栞の愛撫に愛梨の体は翻弄される。
耐性のない性的な快感、それを三か所同時にを責められて、愛梨の体が激しく揺れた。
愛梨が開放されたのはおよそ10分ほど経過した後のこと。
開放された後の愛梨は、ぐったりとしていて、口から出た涎を拭くこともままならず、放心した表情で虚空を見つめている。
今の愛梨に『
「さすがに、やり過ぎたかしら…」
「いや、これぐらい脱力してたほうが俺としてはやり易い」
達也が愛梨の足を掴んだ。
なんの抵抗ないまま、その足をゆっくりと広げていき、股を大きく開かさせる。
達也の性器はすでに3回精を放ったとは思えないほど屹立しており、愛梨のほうも秘所は十分に濡れていた。
「愛梨…
「…………………」
返事はない。
達也はそれを肯定の意として、一瞬のうちにトドメを刺した。
「ぅっ?―――☆!?ぁ!!?」
達也の性器が愛梨の中に深く埋まった。
愛梨は挿入の瞬間に不可思議な悲鳴をあげた後、口をパクパクと動かして、言葉を発することができずにいる。
「愛梨、入ったぞ…」
「~☆!!ぅ!!っ!ぃぃ!」
「大丈夫じゃなさそうだな…」
「っっっ痛!!痛いの!お願い!今すぐ抜いっ―――」
愛梨の言葉が言い終わる前に、すかさず達也が腰を引く。
しかし、引いた瞬間、背中を押された。
「ひぅっっっ!?―――」
「いや、今のは―――」
「うむ…すぐに抜くのは愛梨のためにならんからの…ここは心を鬼にするのじゃ」
背中を押した犯人が愛梨のための行動だったと説明する。
愛梨からしてみれば、なぜそんな意地悪をするのと思ったことだろう。
沓子は笑みを浮かべているため、明らかに面白がっての行動に違いない。
そうして挿入したままの状態で、約1分ほどが経った。
「愛梨、大丈夫か?」
「ええ、今はなんとか…」
愛梨の表情に若干の余裕が見て取れる。
達也はそれならばと腰を動かして愛梨の反応を見た。
まだ、痛みは残っているのだろうが、少し動いただけでは、先ほどのような抵抗は見られなかった。
「ンッ…あっ…、あぅ、…ンッ…あっ」
愛梨の口から喘ぎ声とも取れるような上ずった吐息が漏れだした。
達也は愛梨の表情を見ながら、腰の押し引きを繰り返す。
愛梨の
愛梨もある程度の快感を感じてはいるのだろうが、このままでは絶頂まではいかないだろう。
初めてのSEX。
愛梨が絶頂を迎えられる可能性はかなり低い。
それでも、少しでも可能性を高めるためにと達也は次の行動を考える。
「愛梨、まだ緊張は取れないか?」
「っん、そうねっ、たぶん、んっ、まだ、緊張…しているわ…」
「そうか…なら騎乗位の体位に変えてみないか?SEXはなるべくリラックスした状態が理想なんだ。騎乗位だと愛梨自身で調整できるし、正常位よりリラックスして臨めると思うんだが…」
「えっ、んっ、騎乗位って?」
達也は愛梨の質問に答える形で、愛梨と体を入れ替えるように寝台の上で仰向けになる。
愛梨は膝立ちのまま、訳が分からず困惑するが、達也が性器を固定してこの上に乗るように指示したことで、たちまち顔を赤らめた。
「騎乗位は、愛梨が自分で腰を動か体位だ」
「………それって、難しくないかしら」
「自分が気持ちいいように腰を動かすだけだ。それに挿入してから直ぐに動けと言ってるわけじゃない。愛梨が主導権を握ることで少しはリラックスできると思ったんだが…」
達也の提案に愛梨は少しばかり逡巡する。
正常位も悪くはなかったが、確かにあのままでは、栞のような快感を得ることは難しいのだろう。
栞があれ程まで乱れた快感に愛梨は少なからず興味があった。
愛梨は覚悟を決めた。
達也の性器の真上に移動して、屹立した性器へと腰を降ろす。
自分の動きに合わせて、膣壁が押し広がる感覚。
そして、達也の性器を全て飲み込んだところで、愛梨の口から嬌声があがった。
「あぁっ、あああぁぁっ」
「くっ、愛梨―――」
達也の性器が子宮にぶつかる。
正常位では膣の締まりが強すぎて奥まで入りきることはなかった。
それが今、緊張がほぐれたことで、挿入はスムーズに行われ、達也の性器が子宮に触れた。
「んっ、さっきと、大分、感覚が、んっ…違うのね…」
愛梨は下腹部に感じた違和感に目を細める。
子宮を押し上げられたことで感じる圧迫感。
下腹部全体が押し上げられて、しゃっくりの手前のような息苦しさが愛梨を襲った。
「愛梨、落ち着いたら、腰を上下に動かしたり、角度を変えてみると良い。自分が気持ちと思う部分を見つけるんだ」
「んっ…わかったわ」
愛梨は達也の言葉に従い、腰を前後に、または『の』の字を書くように腰を動かす。
「んっ…ハァ、ハァ…んぁ…あっ、あっ―――」
達也の目に映るのは、情欲をそそる愛梨の体。
女性特有の曲線美に朱に染まった白い肌。
ピンク色の乳首はぷっくらと膨らんでいて、形の良い乳房は腰の動きに釣られて小さく揺れる。
「あっ、あぁっ、、ああぁ、ああぁっ―――」
愛梨の嬌声がひと際大きく木霊した。
しかし、愛梨はその声が恥ずかしかったのか、直ぐさま小指を口へと挟み、喘ぎ声を押し殺す。
腰の動きが今までとは違い、擦り付けるように前後に動いた。たちまちその動きは活発になって、目を瞑ったまま、悩まし気な表情を浮かべている。
「ンッ、ここ、ンッ、気持ちいいっ…ハァ、ハァ、凄い、んっ、これっ…凄いのっ」
「くっ…愛梨!」
愛梨の姿に達也の興奮も最高潮に達していた。
尿道を甘い痺れが襲い、気を抜けば直ぐに果ててしまいそうな感覚。達也はそれを臀部の括約筋を締めることで何とか堪える。
「ああぁ、ああぁっ、だめっ…ハァ、気持ちいいのっ―――」
「愛梨!!俺もそろそろ、我慢が―――」
「ンッ、待ってっ、んっ、もう少しで、何か―――あああぁぁぁぁ!!?」
達也が愛梨の腰に手を当てて、突然大きく揺さぶった。
愛梨の腰は、達也に制御を奪われて、自分の意思とは無関係に前後に強く揺すられる。
今まで制御できていた快感の波。
それが突然制御を失い、快感の激流が愛梨の体を駆け巡る。
「ああぁ、あああぁっ―――達也さん!!だめっ、ちょっと待って―――」
「愛梨!!
「いやぁっ!!ダメっ!!あああぁぁぁぁっ―――」
「くっっっ!!」
達也の尿道を精子が奔流となって駆け巡る。
性器が大きく脈打って、愛梨の膣内で大きく跳ねた。
愛梨は今まで感じたことのない高揚感で満たされた。
体からスッと力が抜けて、そのまま達也の上に倒れこむ。
「ハァっ、ハァっ、ハァっ…」
「悪い、愛梨…大丈夫か……」
「………………………………」
愛梨からの返事はない。
どうやら、余韻に浸っているのか、時折体が痙攣している。
達也は、どうしてこんな美少女が自分の胸で息を吐いているのかと不思議に思う。
今日の出来事は、あまりにも想定外過ぎていた。
まだ、九校戦は半ばを迎えたばかりだ。
明日も達也はエンジニアとしての仕事が待っている。
達也でなければ、このまま快楽に溺れて、明日の試合に支障を来していただろう。
感情を欠落した身で良かったと達也は心の中で安堵した。
快楽を感じることはあっても、快楽に溺れることは無い。
達也は今日の出来事を、胸の深くにしまい込む。
そうして、気持ちを切り替えることで、誰よりも先に、この場の片づけに取り掛かるのだった。
次回ラストです