皆さんは誰を予想しましたか?
ビッグマムこと、ビッグマム海賊団船長シャーロット・リンリンという女は何から何までデカい女である。
体は人間なのに巨人族の様に見上げるほど大きく、声もとても響くような突き抜ける様な迫力がある。
態度ももちろんデカく誰に憚る事も知らない。もちろん彼女は海賊なのだから力もどデカいし、その力で振るう得物も特注の大きさだ。力が強いから技の威力も甚だデカい。本物の巨人だって一捻りだ。
体が大きいと顔も大きく、顔も大きいから魅力的な口元に浮かべる笑みも大きい。服も大きいし、頭にかぶる帽子も大きい。
そして何よりその魅力的な脂肪な塊は、彼女の恐ろしさを知らないオッパイ星人が見れば卒倒ものの大きさだ。
つまりは胸もデカい。さらには臀部にもこれでもかと魅力が詰まった体である。
しかし、ここで全世界の発情期の男性諸君に質問である。
Q.身長が10メートル以上あり、生殖器は50センチ以上で、尚且つ一週間は腰を振り、ガロン程度の精液を出し続けられる方はいらっしゃりますか?
お医者様はいらっしゃりますか?と同じように聞いてしまったが、恐らくというか、確実に居ないだろう。
種族を考えなければ鯨位なら太刀打ちできるかもしれないが、それではそもそも生物学上子孫を残すことはできない。
つまり、彼女の豊満で生命力に満ちた最高の体を、性という点で味わい尽くせる男など居ない、と言う訳である。
まぁ、味わう機会に恵まれた男がいたとして、怪力無双をその完璧なプロポーションの中に秘めた彼女を組み敷いて交われる雄など上にある条件が揃っていたところでいないのである。たとえ其れが四皇であろうと、彼女を押さえつけることなど出来はしない。全力で殺し合い、互いに満身創痍で倒れてからの性行為など、たとえ世界最強の海賊と謳われる百獣のカイドウほどの男であっても不可能である。
……無論、例外というのは存在するのであるが…。
〜〜〜〜〜
万の種族が共に暮らすこの国、その名も万国(トットランド)。
この国の女王は、他ならぬ四皇ビッグマムことシャーロット・リンリンである。
彼女が統治するこの国にあって、断りもなく彼女の私室へ入ることが許されているのは片手で数えても足りるほどしかいない。
さらに少ないのは、彼女の身体を無断で触れることが許されている者の存在だが、それは例外なしで唯一人である。
彼女は御年68歳である。何を生娘の如きと言うことなかれ。
彼女の容姿は彼女の最盛期から全く衰えていない。
むしろこの歳になってからも、肌に触れることを許さない頑さとは正反対の、薄着が過ぎるキャミソール姿や、露出を恐れぬビキニとホットパンツ姿を披露する事もしばしばである。
では、なぜこんなことを?と思うかもしれないが、これらは全て彼女が男の気を引きたいがためにしていることなのだ。
実は他にも「法」がある。例えば、「彼以外の男はビッグマムの容姿を褒めてはいけない」や、「彼以外の男をビッグマムの夫、もしくは娘や息子達の父親であると言ってはいけない」や、「彼が苦手なお菓子はお茶会に出してはいけない」などなど…相当に気を遣っているようにも見えるこれらだが、彼は一度も頼んだことなどない。全てビッグマムが、少しでも彼の気を引きたいがためであり、ついでに言えば彼女が彼以外の男を単なる家族を増やすための道具としか見ていないということの表明である。
彼女は体が大きい故に、子宮も大きく最大で10つ子まで産んだことがある。
しかし、一度として元夫達…彼女は口が裂けても夫とは言わず男としか呼ばないが…に挿入を許したことがない。彼女はホーミーズを使って男から精を搾り取ると、自分で自分の子宮へと精を移して子を妊娠する方式を一貫してきた。
例え、冗談だとしても彼女の前で性行為に移る素振りを見せれば、どれだけ珍しい種族の男でも、男は人間であったことがわからないほどに変形した肉塊に変えて海に捨てられるという末路を辿った。
前置きはさておき、何が言いたいのかというと彼女は一人男を絶対にモノにすると決めた、一人の初恋に萌える女の子(68歳)であった。
〜〜〜〜〜
この日の万国は異様な緊張感に包まれていた。その緊張感の度合いは、例えるならば他の四皇との正面決戦に臨むような、或いは正義の城である海軍本部への一世一代の戦争を仕掛けるような…そんな緊張感であった。
シャーロット家の長男にして、今回の「おもてなし特命大臣」に任命されたシャーロット・ペロスペローは気を引き締めていた。
すこしでも「おもてなし」が不満足なモノであった場合か、逆に鬱陶しさを感じさせてしまうほどに十分すぎた場合。
もしくは「粗相」をしてしまった場合には、キャンディ大臣として国の要を担い、ビッグマム海賊団では最高幹部に位置付けられているペロスペローであったとしても、五体満足でいられるかは母親のビッグマム次第であった。
彼は武者振るいか、緊張からくる震えなのかわからない手の震えをいなして一人の男の到着を待った。
10分ほどで待ち人の男が乗っているであろう小型船が到着した。原理はわからないが、何故か帆を張らずとも海の上を滑るように進む船である。
一度彼がビッグマムにとってどれほどの存在なのか知らずに、その船の秘密を教えろと迫った大馬鹿者がこの万国にはいた。
怯えた表情の彼の顔を見てビッグマムが駆けつけた後、その大馬鹿者の男は彼の目の届かないところでゴミとして処理された。そのゴミで作った菓子を敵の海賊に食わせた事もあったが、中々に滑稽だったのをペロスペローは覚えている。
後からビッグマムも気になり、つい彼に船のことを聞いたところ、彼は「船はみんな帆を張らなくても進む者じゃないの」と答えたらしい。彼には何らかの力がある事は間違い無い。それを聞こうとすれば彼の秘密を知れるかもしれないがその代償は自分の全てだ。
「自分よりも先に、より多く彼について知った」という罪でビッグマム直々に処刑されかねない。
回想めいたことをしていたペロスペローの前には今回のスペシャルゲストが到着していた。
「ようこそ!甘〜いお菓子と全ての種族が笑顔でいられる国!トットランドへ!今回は私、シャーロット・ペロスペローがおもてなしをさせて貰うペロリン!」
「うん。よろしく〜。」
「っでは!早速ママの元へご案内しよう!ペロリン!」
気合バッチリのペロスペローと、それにのほほんと応える男。最初の掴みは成功したと安堵の息を密かに漏らしたペロスペローは、早速男を母親の元へ案内する。道中の寄り道に時間を食い過ぎても、母親からの制裁を受けかねないからである。
「まぁまぁ、そんなに焦らなくても。でも久しぶりに会うからねぇ、楽しみだなぁ〜。」
「是非!是非ともそれをママに直接伝えてほしいな!きっと何より喜ぶよ!甘い甘いお菓子よりもね!ペロリン♪」
どうにかなりそうだ、とペロスペローは、今日もいつも通り嬉しそうな男の様子に安堵のしつつ、気を引き締めて彼をホールケーキ城へと案内するのであった。
〜〜〜〜〜
ホールケーキ城 城門
「マ〜マママハハハハハ!いつぶりだろうね!ずっと会いたかったよジル〜〜!!!」
ドドドドド!!!
とてつもない勢いで飛ぶようにして、いや本当に飛んで出迎えたのはほかでもないこの国の女王ビッグマムであった。
「うわぁ〜〜!おっとと!危ないよー、受け止め損ねたらどうするのさー。でも、先ずは久しぶりだね。リンリン。」
そして、よろめきつつも自身の5倍近い巨軀の彼女を受け止めたのは例の男…ジルクであった。
抱きしめられた状態で、リンリンはここまでの案内を無事完了させたペロスペローに歓迎のお茶会の準備を命じると、ペロスペローが背を向けて離れたのを見計らい彼から降りて…足をつくだけだが…熱いキスを彼に見舞った。
むちゅっ!
強烈な一撃は、昼前にもかかわらずジルクの歯をこじ開けて、彼の口内にまで電撃戦の如く侵食した。
「んむぅぅうう〜〜(く、くるしーよ、リンリン)」
ジルクは激しい口撃に耐えかねて、彼女の頬に手を当てて、目を合わせてから、息が続かないよと伝えたのだが、「さらに深いのを!」という彼の積極性と勘違いしたリンリンは、今度こそ自分の巨軀と怪力に任せて、地面から彼の足が離れるほど抱き締め上げながら、鼻息荒くも口内の全てを蹂躙する勢いでジルクの口に、彼のより遥かに長い舌を滑り込ませた。
ちゅぷッちゅくちゅずずっ!ぐちゅくちゅ…じゅるる…!
「フーーー!フーー!あむっ!!ジュルルルっ!!」
「ふもっ⁉︎むぐぅぅ〜⁉︎(えぇっ⁉︎なんで激しくなるの⁉︎)」
ジルクは身体をジタバタする事もできないほど、彼女の上半身に…正確には乳房に受け止められる形で抱きしめられており、頭を動かそうにもリンリンの右の手の平が慈しむように彼の頭を撫でつつ、左の腕で身動きが取れないように抑えられていた。
かれこれ5分ほどでリンリン渾身の接吻は終わった。
彼女は大満足だったが、ジルクは酸欠と脱水でフラフラしており、口周りは主にリンリンに舐め回された事でベトベトの状態であった。
「うぅぅ〜。りん、りん…。」
「はっ!!な、ジル!大丈夫かい⁉︎誰がこんなことを!!さぁ教えとくれ、オレがすぐに始末してみせるよ!!いや、それよりも早く医者を!!誰か早く来やがれ!!」
女王の雄叫びに、ホーミーズとチェス戒兵が殺到した。
「オレの愛しいジルクが顔も体も酷い有様だ!!誰ダァ!オレぁ許さねぇぞぉぉ!!」
「「ピィぃぃぃぃ!!!」」
来て早々に楽しみにしていたケーキが無くなった時に相当する本気ギレ状態のビッグマムに遭遇した憐れなホーミーズは魂を失い、チェス戒兵も女王の余の恐ろしさに縮こまってしまった。
「許さないヨォぉォ!!」
「まっ、ママー!!どうしたんだい⁉︎て、エェ⁉︎ジルク父さん倒れてるじゃないか!!顔中びしょ濡れだしッッ!!先ずは落ち着いてよママ!!」
ホーミーズの悲鳴に気づいたペロスペローが遅れて駆けつけたが、来てみれば怯えるチェス戒兵に魂の抜けたホーミーズ、顔中びしょ濡れのスペシャルゲストが横たわり、恐るべき母親は滅多に見ないほどに激怒しているご様子。
彼が正気を失わずに冷静にビッグマムを宥めたのは賞賛に値するだろう。
「っ!?なんだいペロスペロー⁉︎オレに指図する気かい……??命か甘さか…今はそんなのどうでもいいからさっさとジルを医者に見せるんだよっ!!ノロマは嫌いさ!待つのも嫌いさ!!ジルが目を覚さないのを待つだなんてッ死んでも嫌だっ!!さっさとしなぁぁぉぉぉぉ!!!」
「わ、わ、わわわわわっ!わかったよママぁぁあ〜〜〜⁉︎」
命と甘さを迫られずに安心したのも束の間に、見た事もないほどに乱心しているビッグマムの姿は、懸賞金7億ベリーの実力者であるペロスペローを持ってしても涙目で駆け出す恐ろしさであった。
この後、何とか他の兄弟達も呼んでジルクを介抱し、癇癪で今にも暴れ出しそうなビッグマムを目覚めたジルクが彼女の頭を撫でりこ撫でりこしながらあやしたおかげで、ホーミーズ以外は角砂糖一つ分の損害も出さずに事態は収束。
ビッグマムを最も容易く宥めるジルクの手際の良さもさることながら、相変わらずのジルクへのビッグマムの惚れ込み様に、シャーロット家一同はジルクへ尊敬の眼差しを向けずにはいられなかった。
中々ビターな事態だったが死人も出ずにお茶会まで漕ぎつけたことに、彼の来訪を毎度毎度と知りつつも心穏やかではいられない此度の苦労人ペロスペローは今日何度目かわからない安堵の息を重く吐き出したのであった。
〜〜〜〜〜
円形のテーブルで行われたお茶会は終始、黙々とリスの様に食事を楽しむジルクに、席順など無視して彼の隣を陣取ったリンリンが人目も気にせず愛の言葉を投げかけたり、最近の近況や、彼にプレゼントしたい物のこと、彼の服装の変化から匂いの違いについて質問攻めにし、口の中のものを飲み込んだ彼がゆっくり一つずつ答えていくのを周囲が黙って見守り、彼の答えにリンリンが至極満足そうに3倍の返事で応えるという流れの繰り返しで進んだ。
周囲はシャーロット家の、それも特に実力が認められた者達が、客人兼ジルクの護衛として出席していたが、自分の話が彼に伝わらないと彼ではなく煩い周囲が悪いと考えて、そちらに怒りが向くリンリンを恐れて誰もが小声で会話をしていた。
いざリンリンの話が終わると、今度はジルクのお返事タイムである。しかし周囲は大声で話すわけにはいかなかった。
この時はこの時で、ジルクの声が一言でも聞こえないと…まぁリンリンには彼の声しか聴こえていないが…周囲が煩いからと頭に血が昇るのである。
億越えは最低条件に過ぎぬと言い捨てる有数の実力者達も、四皇の母を持てば、ほんの些事だと思えても彼女にとっての逆鱗に触れることがないか糸を針に通す様な配慮でお茶会に臨む必要があった。
もしもそれがジルクとのお茶会であれば尚のことである。
リンリンはお茶会が終わった後も稀に見るご機嫌であった。
彼女の子供達、ひいてはこの国全体にとっても女王の御機嫌はとりたくても中々取れないのだから、そこに存在するだけで常にビッグマムの機嫌を最高の状態に維持し続けてくれるジルクの存在は、そのもてなしに気を使うことを含めても尚、万国にとってもかけがえのない存在なのである。
〜〜〜〜〜
リンリンはご機嫌であった。
その理由は無論ジルクの姿がいつでも見れるから、いつでもジルクに会えるから、彼とお喋りできるから、彼とお茶とお菓子を楽しめるから…から…から…から…と無数の理由があったが、一番は今日の彼のお茶に特別なものを混ぜたことによる、彼との夜が待ちきれなかったからである。
20年も昔にワノ国で起こった「とある事件」から、彼女はジルクがすこぶるお酒に弱いということを知ることができた。
彼女は何度もジルクから襲われようと彼のことをこれでもかと誘惑していたが、彼は頼めば抱いてくれるが決して手荒な事はしないのだ。
勿論、リンリンも女だから彼のそんな所も心底好ましく思っているが、それとは別に彼女には自分と同じかそれ以上に屈強な力に押さえつけられ、征服される事を心の奥底の部分で望んでいるのだ。
だから、彼との逢瀬に満足を感じつつも、何処か自分が素直になれていない様な、そんな寂しさを感じていた。
誰でもいいわけではない。力強く、彼女にとって何よりも大切な存在でなければならなかった。そして、それはジルクのほかにいるはずがなかった。
故に彼女は今日の茶会でジルクに出した紅茶の中に、度数の高いウィスキーをしこたま混ぜて出したのである。
彼女は死んでもジルクに害意を抱く事はないが、彼が雄としての本性を剥き出しに、自分を屈服させようと男らしさを魅せる様子を想像したら我慢など出来なかった。
彼は茶会が終わってすぐに眠りこけてしまった。
彼を介抱するのは自分の、女王の寝室がいいだろう。
リンリンは、彼を介抱しようと近寄る自分の娘達を押しのけて、彼女と比べて遥かに小さなジルクを赤子の様に抱くと、自身の部屋へと向かった。
夜になれば彼も起きるだろう。彼が起きるまで、彼の寝顔を楽しむのも乙なものだ。
彼が目覚めるまで、リンリンは自分の女をジックリと熟れさせておこうと舌舐めずりをした。
〜〜〜〜〜
「おや、お目覚めかいジル?」
寝室のリンリンの特大ベッドに埋まる様に寝かせられていたジルクは目を覚ました。
いや、覚醒したというのが正しいか。
「ママハハハ〜!さぁおいでよジル?ひさしぶりに、二人で楽しもうじゃないか!」
「……」
ジルクからの返答はない。
「どうしたんだい?さぁ、オレをジルの好きにしておくれよぉ…。」
訝しまずに、まだ覚醒が足りないのだと考えたリンリンは、その豊満な胸をジルクに押し当てながら、棒立ちで俯く彼の服を脱がせていく。
「?あれ?ジル、オレが屈まなくても服脱がせてやれるくらい大きかったっけ?」
胸を押し当て、長い手足を絡めながら彼女はジルクの服を下着を残して脱がし終えたが、そこで違和感に気付いた。
8mを超える長身のリンリンが、180cmしかないはずのジルクを見上げることができたのだ。
目測でジルクの大きさは10mを超えている。リンリンとは2メートルの差だ。ジルクの元の寸法に直せば、ジルクは180cm、リンリンは164cmである。
男が女を組み敷いて屈服させるには、実に丁度良いサイズ感だった。
「あっ、じ、ジルクの目が、いつもと違う?」
ガッ!
「うぁっ!?じ、ジルっふぶっむむぅぅ!?!?」
巨大なジルクが恐るべき速度でリンリンに肉薄し、彼女をベッドに押し倒した。強引なジルクを望んで酒を仕込んだリンリンは、少し怖くなってジルクへ声をかけようとしたが、帰ってきたのは猛烈なキッスであった。
「ぢゆっぷちゅ、ちゅるる…じゅぶ、ふぁっ!ぶっじゅぶぅぅう!?!?んっ、ンムムぅぅ…ふ、ぶはぁっっ!あっあむぅ!?ジュウ〜ッッポン!はぁっはあっハっあっ!じ、ジりゅクぅ⁉︎」
昼間彼女が彼にした以上に激しく、彼から口の隅々までを舌で執拗に侵蝕されたリンリンは息も絶え絶えに、愛する男に正気を取り戻させようと抵抗を見せたが、これは彼女の無意識の誘い受けだったのかもしれない。
「あ、っぁあっ!あぁっうぅっう!じ、ジルク!痛い、痛い!ち、力つよいっ!お、オレぇ、今組み敷かれてるっ⁉︎ふ、ぁぁ!じる、ジルっ!あぁ!敵わねぇっ!どうして⁉︎」
ジルクの膂力はリンリンの想像を、いや彼女の理想を越えた。
彼女の抵抗など何の意味もないと、彼女の無双の力が宿る両腕を片手で押さえ付けると、彼女の仰向けの身体を力任せにうつ伏せにさせ、腰に手を置くと、屹立の余り肉の軋みすら聞こえてきそうな巨大と形容するほかに表現しようがない肉竿を取り出した。
「そ、それ?それ、入れるのか⁉︎今までより、お、ずっ、ずっとおっきぃいぃぃ⁉︎…じ、ジル?お、オレっ…ど、どうなっちまうん、だろうッ?…は、はぁっあぁぁぁぁっ!!」
彼女の声がジルクに届く事はない。
男勝りな口調すらくたってしまったリンリンの、珍しく女々しい声と仕草に、いつもの理性が無い、本能剥き出しのジルクを止められるものは最早いなかった。
彼はその巨砲をリンリンの生っ白くハリのある尻に突きつける。手に吸い付かんばかりにきめ細やかな臀部の肉を手で遊ばせながら、彼は逃げようとする肉付きの良い腰を両手で固定すると、優しさなど皆無の勢いで彼女の柔らかい腹に獣欲の楔を打ち込んだ。
〜〜〜〜〜
夜
ホールケーキ城 女王の寝室
パンパンパンパンパンパン!!!
「アっ!アンっ!あん、アッ!ジルっは、はげしぃ!壊れるぅっ!!」
四皇ビッグマムことシャーロット・リンリンは、彼女の所望した通りに、10mを越えようかというほど大きくなったジルクによって特大のベッドに組み敷かれ、力任せに背後から腰を振りたくられていた。
体格差は子供と大人のそれである。無論、大人はジルクで子供はリンリンだ。
ばつ!ばつ!バチュ!ブチゅ!ペチン!パツ!パツ!
水音と肉を打つ音が響く女王の寝室。淫臭が立ち込めるが、その量はもはや目に見えるほどの濃度にまで高められており、自らを組み敷く男から振り撒かれる雄の薫りに、リンリンは海の王者四皇の一人にあるまじき屈服の快感に打ち震えながら、到底彼女を知るものには想像もつかない雌の表情で愛しい男に媚びていた。
ばち!ばち!ぶちゅ!ばちゅ!パン!パン!
「おぉ!い、いぃぃ!きぼじぃよぉ!ジルぅぅゔ、キス!きすしてぇ〜!おねがぃッ!しでぐれなぃとっ、気ぃトんじゃっ、うっ!」
男は顔中が水分でぐちゃぐちゃに乱れたリンリンの顔を、力が不必要に漲ってしまっている手で頭を掴み上げて無理やりに背後で腰を振る自分の方へ向けさせた。
「あぁぁぁっ!ジルのッ!ちがらっ強ぃぃッッ!こん、なの、ごんなの初めでだよぉッ、オッ!い、かるぅ、イッひゃったぁ!ぉあ、ぁぁかぉ近いぃ?ハブっ⁉︎」
ちゅっくちゅぷちゅぷちゅぷ…じゅる、ぐちゅちゅ…ちゅぽん!
リンリンは歓喜に打ちひしがれる様に身体を震わせた。絶頂が小刻みに彼女の身体を貫いたのだ。強烈な快感に突っ伏したくとも、彼女の頭を見たまんまにジルクの手で鷲掴まれており、離して貰えそうになかった。
首を捻りつつリンリンはウットリと彼の瞳を見つめた。
ジルクの目は虚だが、目の前の女に対して自らの体の内に渦巻く熱情の全てをぶつけてやろうという決意にギラギラと輝いていた。
リンリンは望んでいたとのが手に入った喜びを噛み締める。彼女の耳からは、すぐ近くにまで顔を寄せた愛しい男の、彼の日頃の姿からは想像もつかない荒い息遣いと、快楽の味を占め更なる快楽を求める獣の様な唸り声が入り込み、彼女の脳まで犯し尽くすように跳梁跋扈していた。
彼女はベッドに押さえつけられ、のし掛かられ、更には無理矢理に腰を固定されて、人間種どころか巨人でも敵わないジルクの、それでもまだ本気とは言えない底知れぬ恐怖すら感じる巨大な肉棒に串刺しにされ、ジルクに己の快楽を貪るためだけの乱暴で知性の感じられないピストン運動を繰り返され、膣内どころか子宮の奥まで蹂躙されたが、彼女はそれでもまだ欲していた。だから懇願する。
ばんっ!ぱち!ぱん!パン!ぱちっ!ばちゅっ!っぐちゅ!
「もっどぉ!もっ、とぉしてぇ!もっど、強くっていぃ!からぁ!アァァっ!イッッ!きもちぃィっ!ジル!っも、もっっとぉしてぉくれぇっ!!」
ばん!ばん!ばん!ばんっ!バチン!ばちゅんパチュ!パチュん!どちゅ!ドチュドチュっ!ぐずっ!グズっ!グジュっ!じゅぶっ!
「ふぁぁぁッッ!!あぁぁっ!じ、じぬぅぅっ!すご、すごぃ!気がっ、変になってるの、わかるぅぅっ!ぅぅぅうううぅっ⁉︎ゲホッ!っ?ホぇえッッ⁉︎お腹ぁ穴空いちゃっうっ!うぅグゥッ!き、気絶っ、きぜっ、つもできないぃ!何でぇっ!ぁぁぁあがぉッ⁉︎」
ドチュっどぢ!どぢ!どぶ!どぶ!どず!どずん!
彼女の声に反応してか、単に視界の端に見えた上気し赤く色付いた女王のよがり顔に高まったのか、ジルクの肉棒は一回り大きく逞しくなり、彼女の肉体を内側から快感の刃で止めどなく追い詰め始めた。ただでさえ彼女の体は全身の力が緩み切り、ジルクの雄を受け止めるための肉の寝具に成り果てようとしていた。そこへ彼は更に大きな絶頂を彼女に与えて意識を強引に取り戻させ、女のまま、生きたままのリンリンを追い詰める。
更なる凶暴なジルクを求めていた。今まで自分を征服できる男などいなかったから、だからジルクに征服されたい。
彼女の歪み切った征服願望は、最早無意識の服従に近いものであった。深く深く突き込む腰振りに変わった頃には、彼女に意識は今度こそ浮遊しているような高揚に落ち着いた。
ジルクは全く疲労を感じさせずに只管に力任せに腰を叩きつけていたが、腰を10か30往復叩きつけては精を吐き出し、また吐き出し、と底なしの精力までも見せつけていた。
二度目の吐精で、人間の数倍から10数倍の大きさの子宮を持つはずのリンリンの体は、ジルクの肉棒が突き込み押し広げては腰をひいてを繰り返す結合部から、ミチミチと音を立てながら受け止めきれない彼の精液を決壊させた。
だが、決壊した分を補填するのだと言わんばかりに彼の精液は止めどなくリンリンの体の中に流れ込んでゆく。
ドチュん!どじゅん!どじゅ、どぷぷぷぷ!パンパンパン!ぱっちばっちばっじゅ!ぶじゅ!ぶしゅ!ぶじゆっ!とぶりゅゅぅぅ!ぶじゅ!ぶゅ!ビュルル〜っ!どづ!どぐっ!どぶどぶどぶ……
「はっ、はっ、はっ、はっ!はぁぁぁぁっうっあ、ぐゥゥっうぅゥゥ!は、腹がふ、膨れ、ふくれてりゅ、ひぁああっ⁉︎あぁっ?またあだまぁぁっ、きすぅゅっ⁉︎っんむっ!ふぅっ!っじゅぷ!ずるるっ!むふ、むちゅ!んっ、ん、んぅぅぅっ!!ンンッっ!」
頭を乱暴に掴まれ、髪の毛が抜ける事も厭わない雄の快楽を味わうためだけに動く強引さになすがままにされ、唇を頬張る様に貪られる。
リンリンの胸中には今まで覚えたことのない幸福感が迸っていた。この幸福をしったらもう二度と忘れる事はできないだろうと彼女は朧げに揺れる視界に酔いながらも確信していた。
本来であれば万国の女王を組み敷けるものなど四皇にもいない。たとえ海賊王でも無理だろう。どれだけ強くても、小さな体と肉棒では、リンリンに快楽を与えることすらできないで果てるしかない。
彼女は生まれた時から誰とも違っていた。それは呪いの様に彼女の中に孤独感を植え付けた。
だから自分と同じ家族と伴侶を欲しがった。
巨人族はダメ、私は人間だもの。
彼女の欲張りは誰からも叶えられる事はないはずであった。
彼女はカイドウや白ひげという巨大な男達を知ってはいたが、彼女が彼らに感じたのは燃える様な敵愾心と、自分とは根本的に違う彼らに嫉妬を感じ、更には彼らを以ってして尚も自分を組み敷く事もできない男という存在への侮蔑と諦め、そして無関心を焚き付けるだけだった。
しかし、ジルクはそんな彼女にとっては唯一の拠り所であった。決して裏切らず、辛くなれば常に傍に居てくれる。自分と居る時は必ず自分を優先してくれて、決して彼女の苦しみから目を逸らさない。
そんな彼がリンリンは好きで好きで仕方なかった。どうにかして自分を見て欲しい、自分は貴方のものなんだとハッキリと示して欲しい。示してくれなくてもいいから二人の時だけでも認めて欲しい。
強い男、自分を捨てた父親は本当の父親なんかではない。
強い男、自分に精だけ取られて海に捨てられる様な夫は自分が愛して尽くすべき伴侶なんかじゃない。
強い男、オレが狂うくらいに愛してくれて、オレを組み敷いて犯してくれる強さがあって、常に傍に居てくれる優しさがあって、自分の都合で強引にオレをどうにかしてくれる存在…そんな男がオレの本当の父親だ!!そんな男がオレが愛して尽くし尽くすべき本当の伴侶なんだ!!!
なら…そんな男は一人しかいねぇっ!
今の今まで顔を蕩けさせて甘えていたリンリンの目に、突然火が灯った様に知性と決意の光が宿った。
しかし、彼女の変化など意に介さないとばかりにジルクは腰を振りまくり、明らかにリンリンの腹の皮膚を押し上げながらそんなことは気にせず肉棒をさらに激しく突き立てた。
「ジルッジルクぅッ!!!すき!あいしてるっ!オレのぉっ!パパになつ、なって!!オレをぉ、ぉッッほっ!じ、ジルっの、おヨメッさんに、してぇッっ!!」
ジルクから与えられる覇王色の覇気も真っ青の強烈な衝撃波にリンリンは絶頂を我慢しながら耐え続け、彼に思いの丈をぶつけた。ずっと心に仕舞い込み漏れ出るのを、否、認めることを必死に避けてきた父親と伴侶という存在への想いを彼女は今ここで彼に心の底からの叫びで告白した。
ガシっ!
「ふ、ふぇ?むぶぶぅぅ⁉︎うむぅぅぶぢゅ!ぢゅるるぅぅ〜んもっぉ〜っ!んっ!んンンッっ!んぉぉッ!」
どぶっ!どぶっどぶっどっどっどっどっ……!!!
彼からの返答は再度の強引なディープキスと、終わる様子の無いこれまでの吐精とは明らかに別物の、痛いほどの圧を持った濁流の様な射精を以て行われた。
この婚姻歓迎の射精事後承諾によって、ついに四皇シャーロット・リンリンは陥落。幸せそうに顔をだらしなく脱力させて、意識を失った。
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その後、リンリンの意識はすぐに戻ったものの、肝心のジルクはあの後も不眠不休で彼女を貪ったらしく、全身どころか部屋のそこら中を彼の泥炭のような精液で汚してしまったため、部屋は一週間の清掃で使えなくなってしまった。
その後も、かれこれ丸3日…では済まずに丸々一週間はジルクの覚醒状態は治らず、結局四皇ビッグマムの名前で呼ばれる様になってから初となる、一週間に20回の失神を記録してしまった。
しかもこれらは全てジルクとの睦み愛し合った結果である。
リンリンは一週間で7つも部屋を一週間の清掃が必要なほど、徹底的に性と精で乱れてしまった。ついでに部屋も乱したというわけである。
リンリンは流石に今度は準備をしてからジルクへお酒を飲ませようと思った。どれだけの準備か必要かは彼女が身をもって知ることとなったが、それでも再チャレンジしたいと思うくらいに、彼女は強引なジルクとの逢瀬に病みつきになってしまったのだった。
一週間も滞在してしまったジルクは、正気を取り戻すと「めっ!」とリンリンを父親らしく叱り、じゃあもう行くからと早々に船に乗り、気ままな旅に出てしまった。
シャーロット家では、彼の不在がママの機嫌を損ねやしないか心配したが、それは取り越し苦労だ。
〜〜〜〜〜
彼女はご機嫌であった。
理由は簡単。父親と伴侶が同時に出来たからだ。
掛け替えの無い、オレを守れる唯一の人、オレが愛して尽くしたいと思う唯一の人。
オレの大好きな強い男は、オレが独り占めしたいに決まってるけど、美味しいケーキはみんなが食べたいはずさ。
…6歳の誕生日にクロカンブッシュを独り占めしそうになったオレに、皆んなで食べれば、一緒に食べた分、分け合った分皆んなが笑顔になれると教えてくれた。あの時もジルがいてくれなきゃ、大事なもんを落っことしちまったかもしれない。
今度ジルが、アナタが来てくれた時にはオレとアンタの2人目の子供を産ませてくれよ?
きっと一人目とおんなじ、素敵な子供が産まれるさ。
女王の笑顔は、その日から一週間は絶えることがなかった。
ジルクのお陰で、今日も万国に住む人々は安眠出来るのだった。
ビッグマムとのR18…字面だけだとアレですけど、若い彼女はどうでしたか?少しでもリビドーが震えてくれれば嬉しいです。
今回のR18はあくまでEXです。あと二つくらい作者の好みに基づいたヒロインのEXを書きます。それを書いたら"主流"ヒロインのことも描いていこうと思います。