異世界転生 南の島で玉砕間際の帝国陸軍が剣と魔法の世界へ転生したら 作:みなぽん
タバログの街の カフェ トルファンの閉店後の店内、1人の女が身の上を語っていた。
燃えるような赤い長髪に海賊帽、プルシアンブルーの瞳、高身長の鍛え抜かれたプロポーション、豊満な乳房が傍若無人に揺れる。かなりの美形だが顔面の中央に斜めに入った刀傷がそれをそこねている。あだ名は船長、顔の傷は本人曰く、剣聖 ロザリア バルバトスにやられたものだそうだ。
「ミハルシャ姉さん、私は義賊なんて立派なもんじゃないよ。ただ目の前の連中を守りたかっただけさ、ベラクルス島の強制収容されてきた人たちを逃して。アヘル畑を焼き払い、黒髭海賊団の幹部と海賊を殺害して、マリーダーを助け出して、それが黒ひげとラーマ帝国を怒らせて、13000ゴールドの賞金首になったわけさ。その後は逃げ込んだハンターの村で2ヶ月前から客分としてのんびり暮らしてたけど、ぶっちゃけ日輪兵団が空からやってきてもうめちゃくちゃになっちゃったけどね。あのハンター村の連中は裏でハンター以外のまずいことに手を染めちゃってたからね、、日輪がやらなくてもいつか誰かにやられていたと思うよ。ともかく私はハンターの連中の生き方には疑問があったし、本能的に日輪兵団は強いと思ったから、本格的な戦いになる前に逃げ出したけどね。」
緑色の日本酒の酒瓶を逆さに振って最後の1滴を飲み干し彼女はかたりおえた。
日本酒を丸一本を空にして、シーナ リリーマルレーン はトルファンの店先に行き倒れるまでの話を話きったのだ。すっかりタバログの夜は更けている。
「でもかっこいいわよね。シーナは、それに海賊って自由でなんだか憧れちゃうわ。」
月の光の色を宿した髪、サファイヤ色の瞳をきらめかせてミハルシャがいった。
彼女の隣にはいつの間にか無骨な顔の軍人がどっかり座っている。
猪突 凸男大尉、戦車隊の隊長だったら今はタバログ全体の陸軍を束ねている。
店の外にはカ式装甲馬車が停めてある。帰りの遅いミハルシャが心配になって迎えに来たのだ。
猪突と一緒に来た楢原太一軍曹はあどけない顔をして、巨人族のライザ タイトネイブの膝に抱っこされ、幸せそうに寝息を立てている。「んっ❤️」その顔をライザが幸せそうに見つめている。
ヴィヴィ アーチゾルテは血沸き肉躍る彼女の話に魅せられて目をランランと輝かせていた
「みなさん、こうやって身の上を聞くと姉御はすごい人に見えますけど、基本的に無計画なだけですからね。人が首を突っ込まないようなことにすぐ首を突っ込んで!行きあたりばったりで行動してるだけです。一緒に行動する私の身にもなって欲しいもんですよ。」
フィオナ フィットチーネがいう。
青みがかった灰色の髪、グレイの瞳、アマゾネスのくせに幼児体形でチビ、ずっと腰巾着のようにシーナと行動を共にして何かとだらしない彼女の面倒を見ている。そしてなんだかんだ文句は言うものの世界でシーナが一番の美人だと思っている。
「あははは、ごめんフィフィ、お前には感謝してるよ。こんな私についてきてくれるのはフィフィだけさ。でもこの 日輪兵団の治めるこの街だったら、ラーマ帝国からのお尋ね者の私でも迷惑にならないのかな?だったらここでフィフィと一緒に仕事探そうかな。」
シーナがいった。
そのシーナの言葉に意外な者が反応した。ミハルシャの隣で静かに話を聞いていた猪突大尉だ。
「うむっ!お話は聞かせてもらった。シーナ殿、真紅の海賊はまさに義賊だ。素晴らしい。
そして我ら日輪兵団は勇者を遇する道を知っていますぞ。我が日輪兵団の海軍に入っていただけないだろうか?このほど日輪兵団も軍艦を作ったのだが、いかんせん乗員は漁師達に調査兵団の陸兵を
乗せただけ、海の戦を知る者がおらんのだ。待遇はシーナ殿を軍曹待遇で、フィフィ殿を伍長待遇でお迎えしよう。報酬はカルザス辺境ではそれなりだと思う。どうだろう?」
「うわぁ、ミハルシャ姉さん、この偉い人、なんかあたしとフィフィを雇ってくれるみたいな話になってんけどいいの?私を雇うってっことは黒髭海賊団300隻の大艦隊と世界に広がる聖ラーマ帝国100万人の軍勢を敵に回すって事だよ!」シーナは慌てた。
「うふふ 凸男さんは信用できる人よ。シーナさんさへよかったら私たちの仲間になってよ」
「ガハハハ海賊船300、ラーマ100万の軍勢、、?シーナ殿、我々は海を埋め尽くす程の大艦隊を持ち、世界最強にして最大の軍備を持つアメリカ合衆国と本気で殴り合いをしているちっぽけな島国!大日本帝国の軍人ですぞ。ラーマや黒髭ごときどうという事はありません。そして我々も数を頼って無法を押し通す驕り高ぶる輩が大っ嫌いなのですよ!共に亜人の解放と民族の共和のために戦いませんか?」猪突は頭を下げた。
「た、大将、、あたしなんかに偉い人が頭を下げないでおくれよ、うちらなんかでよかったら日輪兵団に雇っておくれよ。」シーナが嬉しそうに答えた。目の端には涙。
「姉御共々、日輪兵団に下足を脱がせていただきます。お世話になるっすよ。」
嬉しそうなシーナの顔にフィフィは涙がでた。
「うふふ よかったわね凸男さん❤️いい人見つかって、今日は凸男さんの奢りでぱあっといきましょう!」ミハルシャが笑った。
翌日、シーナとフィフィは楢原軍曹の操縦するカ式装甲馬車乙型(砲無し兵員輸送タイプ)に乗った。
「うわぁすげぇ!猪突大尉、馬がいないのにすげえスピードで走ってるよこれ。」シーナは子供のようにはしゃいでいる。
「焼玉エンジンだよ、このカルザスに来て2年目になるが、シーナさんがハンターの村で見たカ1式戦闘機やこのカ1式装甲馬車などで焼き玉エンジンが使われている。そのほか41式山砲、三八式歩兵銃など構想が簡単なものを選んで私たちは現地生産化を進めているんのだ。そしてあなたには日輪兵団初めての軍艦をお願いしたい。」猪突が解説した。
タバログ要塞のそばを流れるダン川の船着場に珍しい船が見えた。
「あれ?あの船、左右に水車がついていますよ?まさか焼き玉エンジンであれを回して推進力を得るんですか?」
頭の回転の速いフィフィが猪突に聞いた。
「あれは焼き玉エンジンじゃなくて蒸気汽関を積んでるんだ。ガガーリン人民国から石炭がたくさん輸入されてくるんでね。
蒸気汽関は大きくて重いが生み出される推進力は小さな焼き玉エンジンの比ではない。全長60メートル 甲板に防楯をつけた 二連装の四十一式山砲が三門!合計で6門、ちょっとした動く砲兵陣地だ。それに九二式重機関銃が4機、据えてある。これが調査兵団用の河川砲艦の1番艦 敷島だ。航空隊のカ一式戦闘機を運用する平甲板も船の船尾についてる。」
船の上であれこれ動いているのは猪突のいう調査兵団の連中だろうか。煙突からはかすかに煙が出ている。
「猪突大尉殿!熟練の海軍軍人を補充していただけると聞いております、ありがたくあります!」
熊田軍八中尉が猪突に敬礼する。
均整のとれた強靭な体を持つ陸軍軍人、熟練した兵士の面構えがにじむ。
そして厳しい中にどこか愛嬌が漂っている。
「熊田、この人がシーナ リリーマルレーンさんだ「真紅の海賊」と言われる海賊団の船長さんだよ。とりあえず軍曹として採用した。俺たちは皆、陸の者だからな。海と言う得体の知れないものと付き合うにはシーナさんのような熟練者が指導が必要だ。」猪突がいう。
「熊田中尉、私はシーナ、こいつはフィフィ、あんたの手足として使ってくれたら嬉しい。」
気取らない物言いが魅力的だった。燃えるような赤い髪、プルシアンブルーの瞳、なかなかいい女だ。こいつは一緒に酒を飲んでもベッドに入ってもいい女だろう。そしてこうゆう女は戦友としても最高だ。熊田中尉は一目でシーナが気に入った。
「あは、新しく入った人、私と同じ髪の色!お姉ちゃんができたみたい」
赤い髪の美少女レイピア使いクレア ランバート軍曹が人懐っこく握手を求めた。
「フィフィさん、クレアの「親友」のミリティアだ。よろしく頼む。」
クレア大好き百合の弓使いミリティア ユークリッドが「私のクレアに手を出すなよ」モードで
話しかける。フィフィとシーナには自分と同じ匂いを感じたからだ。
「ミリティアさん、シーナの姉御の「腹心」のフィオナです。」
フィフィもシーナを牽制する。この男装の麗人がシーナに目をつけたらたまらない。
「アリスゾロキア少尉 よろしく」小柄な女がぼそっとつぶやく
小柄なロリ巨乳、槍使いだ。眼鏡にグレーの瞳、緑色のおかっぱ髪のむっつりスケベ、アーミターヴァ教皇代理騎士のアリスゾロキアだ。18羅漢の第7位 神セブンの一人、ブルーとホワイトのツートンのパーソナルカラーも鎧、肩先にアーミターヴァの十字とゾロキア家とクリサリス家の合わせ紋
。シーナはかつてアーミターヴァの羅漢と戦ったことがあるそしてその強さは身に染みて知っていた。
「シーナだよ、すげぇ羅漢様かよ、私に今度、剣術の手ほどきをしてくれよ」
ニカッと笑うシーナ。コミュ障のアリスはグイグイくるシーナに思った。
「こいつ私の苦手なタイプだ、、」
「彼女たちは現地採用の兵だがなかなかの使い手だ。そして我が隊にはまだまだ面白い面々がいるぞ。」熊田が第一砲塔の扉を叩く。人相の悪い男が顔を出した。
「おうっ!熊田の親分、こいつが新しい若ェ衆ですかい?鉄火肌のいい姉ちゃんじゃないすか。」
任侠崩れの沼田 竜司 曹長、やくざ気分が抜けずに熊田のことを親分と呼び、狐宮の事を若頭と呼ぶ。
そこに砲弾箱を抱えた2人の兵士もやってくる。
トルファンの警備で失敗をしでかした鈴木 一郎と佐々木 勲二等兵。
早くもシーナに好色な目を向けている。
その後から優しい顔の少年が顔を出した
「南風原です。フィフィちゃん、よかったら飴食べる?」
チビで小柄なフィフィを子供と勘違いして飴玉を差し出して頭を撫でる青年。
南風原 三郎 二等兵。南風原はタバログで現地徴兵されたさとうきび農家の息子だ。
内気でおとなしい少女は彼の好みドストライクだった。
「南風原お兄ちゃんありがとう、、ってかフィフィはこう見えてちゃんと大人なんすよー」
フィフィはプンプン怒った。
「熊田隊長!蒸気窯の調子は上々であります。」煤で顔を汚した男が顔を出した。
川津上等兵は玉砕した南の島の守備隊の生き残りだ。
「それでは船の中も見てもらおうか」
熊田中尉はシーナ達を連れて船内に入る。
「あら、若い娘がまた入隊?熊田中尉も好きねぇ❤️」
洗濯場で黒髪の美女が微笑みかける。
ディードリットに匹敵するわがままボディ。金髪の美女であるディードリットとは対照的な見事な黒髪、トージョー オウカ 鬼族の女。まさに夜桜のように妖艶な女、夜の闇を宿したような瞳、思わず生唾を飲み込むような長身のいい女だ。明治の陸軍の黒の軍服を着ている。それが彼女に実によくにあった。
その隣りの調理室からはシチュー鍋を抱えたニコニコ顔の女が現れた。
「隊長、今日は豚肉とカラカラ豆のトマト煮込みだよぉ」
むっちりした体、見事な巨乳と巨尻。見るからにもっさりした田舎者の竜人族の女、ナーガ ドラゴニア 軍服のスカートのお尻から緑色のしっぽがフリフリしている。戦闘能力は微妙なポンコツドラゴン。主に調査兵団の料理係を務めている。
「 日輪の兵器をお見せしよう、ここが格納庫だ、今、武器の整備中だ。」熊田が重い扉を開ける。
格納庫内で複数の兵が作業している。
「隊長、噴進弾がまだ弾数揃ってないよ!それと装甲馬車の量産型、今日来るってさ」
伝票を手にチェックするのはエルフのファサリア、山岳地域出身のエルフの女、ゲリラ戦にたけているそうだが、やせっぽちの貧相な体つき、ぼさぼさの茶色い髪にそばかすのある顔、目つきの悪い三白眼、カーキ色の軍服をだらしなく着崩して着ている。
どこから見てもエルフとは思えない。浅草の洋食屋のお姉ちゃんのようだ。
「熊田隊長、戦闘機に、戦車まで運用できるなんて まるで秋津丸みたいですわ、この敷島は。」
狐宮 要少尉が格納庫に積まれた兵器をチェックしている。
「うむ、我が陸軍の秋津丸か、、カ式戦闘機が1機、装甲馬車が3輌、確かにこの敷島も小さな強襲揚陸艦といえるだろうな」
「すげぇこの船は人種の坩堝だぜ、フィフィ」
「姉御、武器とか機械がが凄いっす、こんな船、みたことないですよ。風無しで自走できて
大砲とかいう武器は投石機や弩とは段違いの射程距離。」はしゃぐ二人。
「あははは気に入ってくれたようだな、最後はこの船の食堂だ、まもなく飯の時間だ。我が日輪調査兵団の飯は兵団随一だぞ。兵は身体が資本だからな、飯はうまいに限る!今日は当番はガガーリンさんの所から預かっているノンナとミナコだ。」
そう熊田がいった時、シーナの表情が変わった。明らかに何かを期待している。
「フィフィ、ノンナとミナコって?まさか、、」
「落ち着きましょう、まだ本人と決まったわけでは、、、
食堂からは楽しげな声が聞こえる。
シーナとフィフィは扉の向こうを凝視した。
「今日はナーガの作ったシチューだよ楽しみだね。」
嬉しそうに皿を並べている少女がいる。
ガガーリン赤衛隊 サーバルキャットのノンナ ゴルバチョフ 人民国の赤衛軍の軍服を着た彼女、栗毛色の髪、オレンジ色の瞳、サーバルキャット ネコ科の獣人だ。真紅の制服は「人民のために最後の血の一滴まで捧げる」というガガーリン言葉を象徴したものだ。
「うふ、ノンナったら❤️ベツキャのコールスローもいっぱい食べなきゃだめなんだからね」
その後ろに同じ軍服を着た少女がサラダを盛り付けている。丸い耳にしましまのしっぽ、かわいいたれ目をした黒髪の女の子、スレンダーなノンナと違って体つきはたわわに実っている。ミナコ アーネストリバー看護騎士だ。
その姿にシーナ リリーマルレーンはプルシアンブルーの瞳を大きく見開いた。
彼女の瞳から大粒の涙がポタポタと溢れる。小さく肩をふるわせて180センチの長身の美女が
その場でペタンとお尻をついた。何かを言いたそうに苦しげに喘ぐ、、嗚咽を吐き出そうとしているのだ。そして彼女は突然に泣き出した。
「うわぁーーーーーん。よがっだ、、よがったよぉ、、うぇーーん、生きてた、、ノンナとミナコが生きててくれた、、神様!、ありがとう、、ぐしゅ、うわぁーーん、l」
彼女の声に食堂にいたノンナとミナコも反応した。
「えっ?うそ、シーナ姉さん、、本当にシーナ姉さんだ!」
ノンナが目にも止まらぬ速さでシーナに抱きついた。そして一緒になって泣き始める。
「シーナ姉さん、それにフィフィの小姉さんも、、また会えるなんて夢みたい、、。」
ノンナが手にした平皿を床に落とした。そしてヨロヨロとシーナに近づきぎゅっと抱きつくと静かに泣き始めた。フィフィもこられていたが膝をついたシーナの首に抱きついて泣いた。
アマゾネスとして過酷な人生を生きてきた彼女たちの奇跡の再会だった。まるで今までの別離を埋めるかのようにひとかたまりになって抱き合って泣いた。
「あははは真紅の海賊様も、1人の優しい姉ちゃんなんだな」
「そうですね、でもほんとによかった。こっちまで嬉しくなってきますよ。」
熊田中尉と狐塚少尉は彼女たちをそっと見守った。
血で血を洗う戦争の世界から転生してきた異世界、しかしここでも人の世の悲劇は同じようにあり、思わぬ幸せも同じように存在するのだ。
この日の日輪兵団の昼食は30分遅れた。
いっぱい泣いた彼女たちは急に空腹を感じ、泣き止んでくれた。
ナーガ作った昼食。感動の再会が叶ったと知って熊田は特別にパイナップルの缶詰も食卓に興した。甘くておいしい異国の果物、ナーガはそれで手早くパイナップルケーキを作ってくれた。
その後、入隊の手続きを行われ、タバログにおける宿舎、敷島船内の部屋も与えられた。どちらもシーナとフィフィ の2人は同室、その隣の部屋はミナコとノンナの部屋だ。
「本日より調査兵団の第二次遠征を開始する!ダン川を降り、大ゴムール川を降りアーデルハイドラドに出る。沿海州の情報を探るとともに、アーミターヴァ教皇の紹介状を持って、アーゼルハイドラドと協商条約を結ぶのが今回の目的だ。貴君らの健闘を期待する!」
鬼塚軍団長がダン川の波止場で隊員を激励した。
波止場は見送りの人々で賑わっている。
「熊田中尉!わが航空隊の鴨川ひばり一飛曹を一式戦闘機とともに調査兵団に出向させます。よろしくお願いします。」
鷹田 飛雄馬中尉が熊田に握手を求めた。
最近の彼は一時期の鬱屈を乗り越えている。正義感が溢れる爽やかな優男、カルザス女子の憧れの的だ。だが同時にカルザス一の愛妻家としても知られている。
「うむ、こちらこそお世話になる。貴君のこのところの活躍には舌を巻いているところだよ。」
熊田ががっちりと手を握り返した。
「あなた、もう自分1人の身体じゃないんだから無茶しないで下さいね。」
ディードリット 熊田 が最近ちょっと目立つようになったお腹を抱えて見送りに来ている。
「お父さんも要さんも私たちがいるんだからちゃんと無事に帰ってきてね。」
最近日々美少女に成長していくエリスが狐宮に手製のお守りを手渡した。
「ディード、かわいいエリスやお前のためにも俺は絶対死なないよ。子供が生まれる前まで
には帰ってこれると思う。」熊田は優しくディードを抱きしめた。
軍艦マーチに送られて隊員たちは船に乗り込んだ。
「それでは軍艦敷島!出航するよ!」
「蒸気出力30%、微速前進ヨーソロー」
操船を指揮するのはシーナ、梶を握るのはフィフィだ。
彼女たちの前にはきらめく大海原がまっているのだ。
熊田は船の艦橋に登って周囲を見渡す。そして卓上のの地図と見比べる
広大なトルファン草原、北側にカルザス山脈の天嶮がそびえ、裾野にナタリア大森林地帯を有し、エルフやドワーフ、ホビット、巨人族の村が多数存在する。カルザス辺境地帯に巨大国家は存在せずまさに人種の坩堝だ。
草原を東西に貫くカルザス街道を西に行けば開拓民達の小集落が続き、交易都市トルファンへ、更にその先に進めば帝国の東端の辺境城塞都市、クラーラゼーゼマンの治めるベルゲンの町だ。その先は神聖ラーマ帝国、海を挟んでそれと対立するアズラエル教を信奉する砂漠の国々、アーミターヴァ教国、魔導都市 アリア88 、軍事国家 ジルメキア 遊牧民の国 ブラドスタン 奴隷王 ガガーリンの治めるガガーリン人民国、遥か遠くには大漢帝国、、その果てに文武と礼節の島国 ヤポニカ帝国、まさに世界は混沌としているのだ。
カルザス街道を東に進むとライデラバード ロゼリア タウン アレイブゲーブルズ など冒険者の攻略拠点 となる小さな村が点在、その先は魔物達の跋扈する世界 闇の版図といわれる果ての見えない未知の辺境がある。
カルザス山脈に源を発するダン川の清流が見える、この川を下れば流れは大ゴムール川に合流して、大海に注ぐ河口部には今回の目的地、自由貿易都市国家 アーゼル ハイドラドがある。海と河に沿って水棲人 マリナーの部落も点在している。巨大な海のはるか対岸にはアズラエルの国々、海辺には各国の港湾のほか、沿海州には自由交易都市国家という独特の国家形態を持つ国が多数存在する。
大陸は戦火の絶えない状態であったが海の上ではそれなりに平和な状態が続いていた。
しかし最近は覇権国家ラーマが著しい海洋進出を見せていた。
彼らは黒ひげ海賊団と言う海賊組織を使って他国の領土侵犯し、それをラーマ経済圏に組み入れ事実上のラーマ帝国の支配下に置くやり方を繰り返してきた。万が一撃退されたとしても海賊のやった事とうそぶけば外交上のラーマの威信は傷つかない。いわば海上民兵ともいうべき存在だ。
自由交易都市国家のリーダー的存在である有力国であるアーゼルハイドラドはこのところラーマにつけ狙われている。彼らは何度か侵略を試みたがマリーダはそのたびに退けてきた。
ベラクルス島から2000キロ、この海上の距離が彼らの侵略を阻んできたのだ。
そこで最近ではラーマはアーゼルハイドラドとの間に更に近接した前進基地となる小さな島を攻略する道を探っていた。
そしてアーゼルハイドラド 委任統治領の小島、リリューペ島に目をつけた。
リリューペ島の人口は一千人、住民の半数以上が水棲人、マリナーたちの楽園だ。
マリナーといっても進化の過程で事実上、陸棲化している。通常の人間との違いは足の指の間に皮膜がある事と発達した肺を持ち長時間、水の中に潜っていられることくらいだ。
そして人魚伝説が示す通りエキゾチックな美女が多いことでも知られている。
そして海洋民族、独特のおおらかさで自由奔放なセックスを楽しむ人々でもある。
そんなところもあってリリューペ島は各国の船乗りが航海の途中で好んで寄港したがる島となっている。沿海州諸国は不文律としてマリナーたちを敵に回さない。
アーゼルハイドラドもこの島で300年間、自由で良心的な治世を続けてきた。マリナーから搾取することなく、文明の恩恵を与え続けるハイドラドにマリナー達はアーゼルハイドラド市民以上の忠誠心を感じており、この島も各家庭にはマリーダ ハイドラド女公爵の可憐な肖像画が飾られている。
その平和なリリューペの島に今、戦雲が押し寄せようとしていた。
黒髭海賊団、ジャバ ザ ブラックベアードがその総力を挙げてアーゼルハイドラド攻略に乗り出したのだ。しかも今回はローマ帝国との混成兵力だ。
攻め手の総大将はラーマ12神将の一人 キャンサーのヘロドトス アンタイオス。
神将の中でも冷酷無慈悲な男として知られる将軍だ。
そこに黒髭海賊団の七人衆の一人、地のガイア ギアス、火のマグニート シュバイツァー
月のハキム デルアジズが副官として従った。
地のガイアは身長3メートルの巨人、巨大な金槌を武器として船も一撃で砕く怪力の持ち主
火のマグニートは剣士で炎の使い手、炎弾を生み出しそれを50メートル以上飛ばすことができる。粗暴で陰険な中年男だ。
月のハキム デルアジズ もともとはアズラエル教団の戦闘神父だ。能力は強力な催眠術、マインドコントロールだ。怪異の如き風貌に月のようなイエローの瞳。武器は偃月刀を使う。アズラエルの国で村を1つ女子供老人に至るまで皆殺しにした冷酷な殺人者であると言われている。
そして彼らに3000名の海賊と8000名のラーマ軍兵士が付き従う。
「水平線上に黒ひげの海賊艦隊、戦闘用の超大型ガレー船が4隻、大型が16隻、中型が50隻、兵員輸送のスクーナーが100隻、とんでもねぇ大艦隊だ。おそらく10,000名近い規模の軍団だろう。あんなの見たことねぇぜ」
リリューペ島沖合300キロの海上で哨戒任務に当たっていたアーゼルハイドラドの軍艦 タモシャンターはその艦隊を発見した。
波にイルカのマークを艦首につけたアーゼルハイドラドの誇るカティ・サーク型の快速帆船。
バーク級の大型戦列艦に比べて攻撃力や防御力で劣るもの並外れた快速はあらゆる任務をこなすことができた。
タモシャンターの艦長はオルテガ アッテンボロー。こんがりと焼けた小麦色の肌、ボサボサの金髪、カラーギャングのボスだったがマリーダに雇われて今はアーゼルハイドラドの軍人となった。
彼の横には死んだ魚のような目をした寡黙な美少女が控えている。この船の切り込み隊長。相棒のミカエル セルバンテスだ。彼女は魔法騎士、その細身の体に似合わない鉄槌をもって周囲に油断なく目を走らせている。
オルテガは伝書鳩に手紙をくくりつけてリリューペに急を告げる。幸い風向きは追い風、黒髭艦隊がリリューペに着くにはまだ1日程度の猶予はあるだろう。
⭐️リリューペ島
ノエル ハイドラドはリリューペの環礁に沈む夕焼けを見ていた。
細く美しい指でマンドリーノを弾いて歌っている。
♫海の青さに空の青 リリューペ リリューペ 美しの島、楽園の島、
去りゆく旅人よ またいつの日かこの島に帰れ♫
♫ヤシの緑にきらめく魚群、リリューペ リリューペ 恵みの島 心の故郷
終の別れが来た時は わが魂よこの島に帰れ♫
「ふっ、この島は美しい。」彼女は海を見ながら微笑んだ。
ノエルはマリーダ ハイドラド家の分家の出身、マリーダより5歳上で公私ともにノエルはマリーダをサポートしている。オレンジ色の髪と青い瞳はマリーダそっくりだ
南の楽園、海底火山の噴火で作られた直径8キロ円形の湾、腕の出口はわずかに200メートルほどの幅しかない。この周囲を完全に陸に囲まれた地形が外海の波を遮りリリューペを天然の良港にしていた。海底火山の後だけに水深も深く大型の商船も難なく停泊できる。
海の上の白い鳩が島に向かって飛んでくる。そしてその後は彼女の伸ばした右手に止まった。
足にくくりつけられた手紙を取る。オルテガからの急を知らせる手紙だ。
海賊の襲来、島人を残して撤退するのが通常であれば戦の常道であろう。
しかし相手は海賊、島人をそのまま無事に許すとは思えない。老人は殺され、女は慰み者にされ、男は奴隷として売られるだろう。それが黒ひげ海賊団とラーマ軍のやり口だ。
彼女は即断した。守備隊に命じてリリューペの住民を港に集めた。
リリューペ駐屯守備隊はノエル騎士団 800名だ。カティーサーク型軍艦が4隻、ノエルの座乗するハイドラドガレアス型の旗艦 アーゼルロイヤル (マリーダのウォースパイトの姉妹艦)その他、大型だが旧式の商船改造の仮装軍艦が10隻ほどある。
彼女は集まった騎士団と住民、リリューペの水棲人 マリナー達にむかって叫んだ。
「皆に急ぎ知らせたいことがある!まもなくこの島に黒ひげ海賊団の大群がやってくる。
ラーマ帝国の後ろ盾を得ている彼らは沿海州の暗黙のルールを守る事は無い。彼らが島に上陸すれば女は犯され老人が殺され男たちは奴隷として売られるだろう!マリナーの皆にも同じように危害が及ぶだろう。そこで我がアーゼルハイドラドの仮装軍艦10隻に分乗して今から12時間以内にこの島から避難してもらいたい。仮装軍艦の脱出組の乗員は経験の浅い若いものと家族持ちを中心に500名選抜しろ!残り300名は私と一緒に戦ってもらう!」
彼女の言葉に日頃、ハイドラドに恩義を感じているマリナーたちが叫んだ。
「ノエル様、我らマリナーもハイドラドに恩義を感じています。どうか自分たちの島を守るためにここで戦わせてください!」
「ノエル様、あなたはこの島に大変よくしてくださった。我らの忠義をどうぞ受け取って下さい。
我々は皆、あなた様と一緒に死ぬ覚悟です。」
マリーナの長老がすがりついた。、マリナー達も歓声を上げた。
すると今まで情誼を尽くして語っていたノエルが怒髪天をつく勢い怒鳴った。
「ふんっ!マリナー風情が誇り高きハイドラの軍人に合力しようなどと!侮るな!敵は1万の大軍、お前たちは足手まといだ。そんなことを考える暇があったら今すぐ荷物をまとめて避難船に乗れ!言うことを聞かないものはノエルが自ら処罰してくれるわ!」彼女がサーベルを抜いた。
「チッ!普段はいい顔してたくせに、心の底では俺たちを見下していたのかよ!わかったよ出て行ってやるよ!」マリナー達は裏切られた気分でそれぞれの家に帰り荷物をまとめた。
そして明け方を前に避難船に乗り込んでいく。思いのほか出発に手間取ってしまった。
そして日の出を迎えた頃。彼らは船団を組んでハイドラド本国を目指した。
船団は湾の狭い出口へ向かって進む、彼らの口から悲鳴が漏れた。
はるか水平線の彼方に黒髭海賊団の漆黒の帆が見えた!その数ざっと100隻。その中にとんでもない巨大なガレー船も混ざっている。このままでは島人を乗せた積載量重視の足の遅い商船改造の軍艦はつかまってしまうだろう。
しかし彼らの船団の横をノエル率いる5隻の艦隊が単縦陣で通り抜け、黒ひげ海賊団の大群に向かっていく。
避難船を逃がすために圧倒的な数の敵に挑むのだ。
彼らが再び生還する可能性は絶望的だろう。
アーゼルロイヤルの艦上でマンドリーナを片手にノエルが歌っていた。
ハイドラド家の純白の鎧にオレンジ色の髪が棚引いている。彼女の瞳から涙が溢れている
敵に突っ込んでいくカティーサークに乗るの騎士たちも皆、避難船に手を振りながら歌っていた。
「アーゼルハイドラドに栄光あれ!後の事は頼んだぞ!」
老兵達は避難船の若武者たちに声をかける。
潮騒にのり聞こえてくる歌声、それはリリューペの歌だ。
♫海の青さに空の青 リリューペ リリューペ 美しの島、楽園の島、
去りゆく旅人よ またいつの日かこの島に帰れ♫
♫ヤシの緑にきらめく魚群、リリューペ リリューペ 恵みの島 心の故郷
終の別れが来た時は わが魂よこの島に帰れ♫
ノエルはマリナーを見下していたのではない。彼らに生き残ってもらうために嫌われ者を演じたのだ。マリナー達は彼女の思いに気づいた。
「ノエル様、、騎士様達、、、」
避難船の者達も声を枯らして歌った。
♫海の青さに空の青 リリューペ リリューペ 美しの島、楽園の島、
去りゆく旅人よ またいつの日かこの島に帰れ♫
♫ヤシの緑にきらめく魚群、リリューペ リリューペ 恵みの島 心の故郷
終の別れが来た時は わが魂よこの島に帰れ♫
ノエルは胸のペンダントを取り出し中に隠された肖像画を見た。マリーダ ハイドラドの肖像。
実の妹のように可愛がっていた彼女に会えないのが寂しかった。
一度でいいから女として白いウェディングドレスを着てみたかった。
しかし今日は白い鎧を纏って死出の旅立ちだ。これも騎士としての運命だろう
ハイドラド家に連なる者の壮絶な戦死はきっと国民たちを奮い立たせ、マリーダのもとに結集するだろう。自分はそのための先駆けとなるのだと自らに言い聞かせた。
「マリーダ、、お姉ちゃんがんばるからね」彼女は肖像画に向かって小さく呟いた。
そして表情を引き締めて叫んだ。
「ハイドラド家の旗を上げろ!あいつらはマリーダが来たと勘違いして!狼みたいにこの船を追い回すぞ!とにかく一撃だ!一撃を加えたら速度を生かして退避!敵は輪形陣だ、隊列の真ん中にいる兵員輸送船を食い散らかすんだ!ヒットアンドアウェイでいくぞ」
アーゼルロイヤルと4隻のカティーサークは単縦陣で突っ込んでいく。
「僅か5隻で100隻に突っ込んでくるとは、正気ではない。しかも、あれはハイドラド家の旗ではないか、まさかマリーダか?どちらにしても生け捕りにしてその味を確かめねばならんな」
総大将 ラーマ12神将の一人 キャンサーのヘロドトス アンタイオスは好色な顔で舌舐めずりした。
「俺の艦隊に任せろよ。火矢と投石機で油壺を放り込んで火だるまにしてやる」
黒髭海賊団の七人衆の一人、地のガイア ギアス、火のマグニート シュバイツァー
「生け捕りなら俺が乗り込んで捕まえてやるぞ!そのかわり1番最初に味見をさせてもらうのは俺だがなぁ!がははは!」
地のガイアは身長3メートルの巨人、巨大な金槌を武器として船も一撃で砕く怪力の持ち主
火のマグニートは剣士で炎の使い手、炎弾を生み出しそれを50メートル以上飛ばすことができる。粗暴で陰険な中年男だ。
「ヒヒヒヒヒ、ヘロドトス様、ハイドラドの姫をお楽しみになるなら私の術をお役立て下さい。」
月のハキム デルアジズ もともとはアズラエル教団の戦闘神父だ。能力は強力な催眠術、マインドコントロールだ。コボルトとの混血、禍々しい風貌に月のようなイエローの瞳。武器は偃月刀を使う。アズラエルの国で村を1つ女子供老人に至るまで皆殺しにした冷酷な殺人者であると言われている。
そして彼らに3000名の海賊と8000名のラーマ軍兵士が付き従う。
「カティーサーク1番艦 ウラジミールドンスコイ 我ら命を持ってノエル様の盾となります!」
一番艦が単縦陣の先頭に躍り出た。敵艦隊の射程距離に入り弩や投石機が攻撃を始める。
そのほとんどが一番艦に集中する。
ラーマ王国の投石カタパルトは革紐の張力と木材の弾性を利用し10〜20キロの石を200〜400メートル飛ばすことができる。
弩は長さ2メートルの槍に羽をつけたものを400メートル飛ばす。発射速度は熟練した者たちが使えばどちらも1分に一発。
それが圧倒的数の大船団から放たれるのだ。ウラジミールの船にハリネズミのように弩が突き刺さる。石の塊がマストを砕き油を入れたツボが甲板を灼熱の地獄に変える。
ウラジミールは燃え盛る甲板の上で仁王立ちしている。ノエルを小さい頃から見守ってくれた老軍人、彼は主家の姫であるノエルのことを自分の孫のように愛していた。
体中に弓矢が突き刺さり、炎が肉を焦がしている。
「姫さま、、ウラジミール、お先に参ります。姫様にお仕えできてこのウラジーミル、幸せでありました。」彼の乗った船は輪形陣の1番外側にいたがガレー船に激突し真っ二つに割れて沈んだ。
「二番館 ギル ボース男爵 最愛の姫君のために花道を飾り申す!」
二番館は分厚い敵の防御網の真っ只中に切り込んでいく。至近距離から弩や投石機を放ち
敵艦を沈めていく。そして最後は自らの衝角を大型ガレー船に突き入れた。
横腹を衝角に破られて沈むガレー船から二番艦の甲板へ海賊たちが乗り込んでくる。船の上では白兵戦が展開する。赤い羽飾りをつけたギルの鎧がその中に見え隠れする。真っ赤に帰り血を浴びて獅子奮迅の戦いを見せている。
ギルはノエルに何度も求愛をしていた。そして最近はやっと初めてのデートを承諾してもらったばかりだった。その初めてのデートが黒ひげ海賊団との戦いになろうとは、、。
しかし最愛の女のために命をかけて最後のエスコートをしようと決めた。
ギルは海賊10人がかりで一斉に槍を突き刺され壮烈な戦死を果たした。
彼らの奮戦は海賊たちに実際の損害以上の衝撃を与えた。
「あいつら、全員、死ぬ気だぞ!死兵に関わると痛い目を見るぞ!」
戦場で1番怖いのは死ぬ決意を固めた兵士たちだ。生きるためではなく死ぬために戦う、そんな者たちとまともに戦ったら怪我をするのは必定、犠牲になるのはたまったものではない。海賊たちはもとより軍隊とは違う。自分たちの命を組織のために投げ出す事はしないのだ。
輪形陣の外側で兵員輸送船を守るためにいるはずの海賊船が統制を乱す。
ノエルのアーゼルロイヤルと2隻のカティーサークは敵陣の中央部に踊りこんだ!
「3番艦、4番艦は兵員輸送のスクーナーを食い荒らせ!私は敵の旗艦に殴り込む!」
三番艦と四番艦は兵員を満載したスクーナー船を次々と撃沈する。
鎧を着たラーマの兵士たちが、自らの重さに耐えきれずなすすべなく波間に飲まれていく。
まるで猟犬に追われるウサギの群れにように逃げるスクーナー船とそれを守る海賊のガレー船が
混じり合い味方同士で衝突するまで物まで出る始末だ。2隻のカティーサークらはガレー船に撃沈されるまで実に11隻のスクーナーと1隻のガレー船を沈めた。
船団の中央部にひときわ大きなガレー船がある。
全長240メートル 舟幅50メートルの海上要塞 ジャバ ザ リヴァイアサン だ。
アーゼルロイヤルは弩を打ち込まれボロボロになりながらも何とかリヴァイアサンの横っ腹に
衝角を打ち込み、敵船の甲板に踊り込むことができた。
大破寸前のアーゼルロイヤルから敵艦に乗り移ったのはノエル ハイドラドと生き残りの騎士、73名。
「進め!目指すはヘロドトスの首ただ1つよ!」ノエルは叫んだ。
前方には黒髭海賊団とラーマ騎士がすでに400名以上待ち構えている。
それでも決死の突撃を敢行する。
しかしハイドラドの騎士達がおもちゃの兵隊のように宙に舞い上がった
「脆いな!人間の体はすぐにぶっ壊れてしまうなぁ!がははは!」
地のガイアは身長3メートルの巨人が巨大な金槌をふりまわす。
「クソ!巨人族か、皆で密集して押し返せ!」
固まったハイドラドの騎士が今度は炎に包まれる。
火のマグニートは剣士で炎の使い手、炎弾を生み出しそれを50メートル以上飛ばすことができる。
わずかに残った兵たちも次々に敵の大群の前に殺戮されていく。
「おのれ!せめて一太刀!」
ノエルは身軽に跳躍し海賊たちの頭を踏み越えてヘロドトスに接近した。
「ハイドラドの八艘飛び」と言われる奥義!彼女の太刀ががヘロドトスに届いた!
「ひぃぃぃ」恐怖に青ざめるヘロドトス。
しかしあと数センチと言うところでなぜか彼女の手が止まった。」
「ヒヒヒヒヒ、ヘロドトス様、危ないところでしたな。ハイドラドの姫はなかなかおてんばのようだ。しかしマインドコントロールしてしまえば私の意のまま。」
月のハキム デルアジズ もともとはアズラエル教団の戦闘神父だ。能力は強力な催眠術、マインドコントロールだ。コボルトとの混血、禍々しい風貌に月のようなイエローの瞳が輝いていた。
ノエル洗脳陵辱
リリューペ守備隊の戦力差をものともしない突撃は黒ひげ海賊団を混乱させ、避難船のすべてを
逃すことができた。
しかし彼らはノエル1人を除いて玉砕した。そして黒ひげ海賊団の旗艦 ジャバ ザ リヴァイアサンの
甲板の上では今からノエルの陵辱が始まろうとしていた。
ヘロドトスは船の人兵たち全員にその様子を見せる事にした。
「卑怯者、。くっ殺せ、、。」彼女の青い瞳がヘロドトスをにらむ。
「さあヘロドトス様、こやつは操り人形になり申した。お好きになさいませ。」
舌を噛み切って死にたいところだがマインドコントロールされていて自決することができない。
ヘロドトスは意地悪く笑ってハキムに洗脳されたノエルを操った。
「ふふふ ハイドラド家の分家、、ノエル嬢でしたかな?リリューペはずいぶん蒸しますな。
軍服のボタンを外してはいかがかな?」
「この私を兵達の晒し者にするつもりか!私はお前に屈したりはしない。」
そう言いながら彼女の白い指は返り血を浴びた白いシャツのボタンを外した。
彼女のボリューム感のある胸の谷間が大胆にも海賊たちの前に晒されれた。
ブルーのブラジャーも見えている。
「誇り高きハイドラドとは思えぬ、いやらしい乳じゃないか!メス犬のおまえにぴったりだな。今お前が周りからどんな目で見られているか気づいてるか」ヘロドトスがニヤリと笑う。
ノエルが周囲を見渡した。男たちがいやらしい目で彼女を見ている。
「ふふ、まるで男を誘ってるみたいに見えるだろうなぁ。娼婦のように自分で乳を揉め、男を誘うように指をしゃぶって見せろ。クフフ」
「そんな事、絶対に、、でも体が勝手に、、」
彼女の手が乳を揉みしだき、唇の中に指が出し入れされて男たちにはフェラチオが想像された。
しばらくすると、ノエルのお尻のあたりが温かくなった。
ハキムが彼女のくびれの美しい桃尻をいやらしい顔をして撫でていた。
彼女が男ハキムをにらみつけて何か言おうとする。しかしそれはヘロドトスの命令で止められた。
そしてヘロドトスは彼女の耳元で小さな声で命令する。
「自分からわざとらしくスカートたくしあげろ。パンティーを見せるんだ。」
彼女の指がパンティーの端をつかんで男たちに見えるようにたくしあげた。
ブルーのパンティー、彼女の美しいプロポーションによく似合う。
羞恥に顔が赤く染まり涙が流れる。」
「アヘルを吸わせろ、リアクションが薄いと兵はよろこばんぞ」
ヘロドトスが命じる。
「ぐふふ、飲めよ、あんたも理性飛んじまった方が楽になるぜ」
嫌がるノエルを巨人のガイアが押さえつけた。
「やめて、、アヘルなど!」
拒む彼女の口に禁断の麻薬、、アヘルが流れ込む。
「クフフ、おまんこが疼くのか?太ももがプルプルしておるぞ!」
スカートのすそをまくりハキムの指がパンティにふれた。
驚いて足を閉じようするが、割れ目にぴったりと手のひらをあてがわれた。
そしてハキムの指がエイリアンの触手のように割れ目を弄る。
「クフフ、ノエル嬢のおまんこ、可愛がってあげますぞ。」
男が触れた部分から甘い疼きが湧き上がる慣れた手つきだ。
お尻の穴からクリトリスを何度も何度も往復しもなぞるように攻める
愛液に濡れた布地が割れ目にぴったりとくっつき、ボッキしたクリトリスも彼女の淫唇の形もくっきりと浮かび上がった。
「おい、自分から服を脱げ、おっぱいも触ってもらうんだ」
ヘロドトスがいう。羞恥心に肩を震わせながらも彼女はワイシャツを脱いだ。
「うひょおブルーのブラジャーかわいいね。」
ガイアが拒む隙もなく彼女のブラジャーをはぎ取った。
そして彼女の乳首を指の先でカリカリと刺激した。
「ああ、、やだ、お願い、、洗脳を解いて、、」
彼女は涙を流す。乳首に男が触れるたびに声が漏れそうになる。
ハイドラドの誇りで必死に耐えるノエル。
「きれいなおっぱいして乳首が勃起させてるね。おまんこも可愛がってあげよう。」
頭の禿げた中年男のハキムがパンティーをめくりあげ横の部分から指を差し入れてきた。
クチュクチュといやらしい音、こうなってはもはや何をされても文句は言えない。
「ああ、、いや、、、いやぁ、、、。ああ、、、あっ❤️、ひぅ、」
指先が、クリトリスを上下に指でこねあげた。
男の指は、自分でする時よりも数倍の心地よさで彼女の弱点を的確にこすりあげてきた。
「ああ、、ダメ、そんなとこ触っちゃっだめ、許して、おふぅ❤️」
麻薬アヘルの効果か、、彼女の口から紛れもない喘ぎ声が漏れた。
顔が熱くて、恥ずかしい。
必死に耐えているノエルの表情が男たちの嗜虐心をあおった。
クリトリスをつまみシコりあげる。
尻肉を揉みしだく。乳房を鷲掴みにして乳首をつまみ上げる。
少し乱暴でねちっこい愛撫に変わった。
彼女は海賊達に弄ばれて身悶えした。
彼女の若い体が反応してより強い刺激を求めているのだ。
アヘルが彼女の高貴な精神を犯し、女の淫らな本能を煽り立てる。
「ああ、、気持ちいい んんっ❤️そこっ!んんっ❤️いい、ああひぃ」
「ハイドラドの淫蜜を味わうとしよう」
愛液が蜜壺でぐちゅぐちゅと音を立てる。ハキムがしゃがんでスカートの中に潜り込み、
ノエルの匂いをうれしそうに吸い込んで勃起したクリトリスに吸いつきぺろぺろとしゃぶる。
彼女の鍛えた腰つきが悩ましくくねる。発育の良い乳房が揺れる。
「ああ、、いく、、いくっ❤️、いっちゃう、、ああっ!」
まさに絶頂に向けてのエロダンスだ。
海賊船の甲板で何千人の男たちに見られていることも忘れ、ノエルは絶頂した。
「ああ、いっじゃう、、いぐぅ❤️」船の床に彼女の愛液がポタポタとたれた。
まるで全力疾走したような荒い息を吐いて彼女が膝をついた。
目の中で白いスパークが明滅する。今まで感じたことのない強烈な絶頂だった。
「ノエル、そんなによかったのか?そのアヘ顔。洗脳とアヘルの前にはハイドラドの女騎士もメス豚か?スカートをたくしあげておまんこ見せながら歓喜のピースサインしろ!」
「ああ、、もう殺して、これ以上、私を壊さないで、、。」
「徹底的に辱めて、苦しめて殺す!これが黒髭海賊団とラーマに逆らったものの末路だ!
ほらほら、卑しい酒場女が客の機嫌とるみたいピースしろ!」
「ピース❤️」
マインドコントロールされ、屈辱にぐちゃぐちゃに泣きながら鼻水を垂らして笑顔でピースするノエル。
「あははは、見ろよ!ハイドラドの女騎士がおまんこ晒してピースしてるぜ」
海賊団の下卑た笑いと遠慮ない視線、、。
「まるで馬鹿だな。ノエル!次は全部脱いで裸になれ!」
「ああ、、見ないで、、」彼女が手で乳房と割れ目を隠す。
「隠すな、甲板に寝転んで全部見せるんだ!片足を大きく開いて奥の奥まで見せろ!」
ヘロドトスの命令にハイドラド貴族のノエルが場末の売春婦のように足を開いた。
「クフフ、ノエル嬢おまんこをクンニさせてもらおうかな」ハキムがノエルの足を押さえつけた。
お尻全体を手のひらで包み、指先はクリトリスをつまみ、膣穴を舌で弄ぶ。
「あっ❤️い゛い゛、いや、、クンニは、、だめ、、いや、、自分から腰振っちゃって、ああ、恥ずかしい」
彼女の声に興奮したハキムはさらに念入りに彼女の割れ目を蹂躙した。
指がクリトリスを摘む。指で広げられ、クリトリスをいじふ。ぬるりと指を入れてくる。ー
彼女の秘密の花園がみず知らずの男にに弄ばれてしまっている。
「ああ、、私、犯されちゃうんだ、、。」どこか冷めた覚悟があった。
心を洗脳され自由を奪われて無様に男達のおもちゃにされる。
しかし、自分の稼ぐ時間の分だけ、リリューペの人は逃げ切り、ハイドラドは反撃の準備ができるはずだ。こうなれば、徹底して男を煽るまでだ。アヘルの効果に身を委ねればいい
無理やりされているのに男の顔に腰を押しつけるようにして、快楽を貪る自分がいた。
膣に差し入れられた指はピストンされ、クリトリスをこすりあげられる。
「あんっ!あんっ❤️ああああっーーーーーーーーーーーーー!」
その度に大きく腰をバウンドさせる自分が情けない。
クリトリスが溶けてしまいそうな快感。
「ひぃ、いい、、もっとして❤️ いく、もういっちゃうぅ」
「清楚な顔なのに乱れますな、ノエル嬢❤️ザーメンかけてあげましょう」
ハキムがペニスを見せつけ、彼女の顔に射精した。むせ返るようなオスの匂い。
「乳首もビンビンだぜ、淫乱なんだね」マグニートが乳首を責める
乳輪を指が円を描くように愛撫、そして彼女がアクメの極みに耐えているところで
乳首とクリトリスを強くつままれた。
「いぐっ❤️いぐっ❤️いぐぅーーーーーーーー!」
頭の中が真っ白になり、大きく足を開いて無様に潮を吹いた。
ビクンビクンとふるえ、おしっこが漏れるような感覚だ。膣がヒクヒクと痙攣する。
ぐったりした彼女の顔に男たちは抑えがたい欲望を感じた。
それはペニスを打ち込みたいと言う男の根源的な欲望だ。そして彼らはためらわなかった。
マグニートが真っ先にベルトを外しズボンを下ろした。そして両足を抱え込んでペニスが彼女の割れ目に当てる。
白昼の甲板で男たちに見られながら陵辱セックスが始まろうとしていた。
「どうだお前ら、やましいだろ。かわいいノエルちゃんとおまんこだぜ!」
上にのしかかってマグニートはいやらしい笑い方をしてノエルを抱きしめた。
小さな体が小鳥のように震えていた。
太い腕でノエルが動けないように押さえつけて無理矢理唇を奪った。
抵抗できない彼女は必死に身をふるわせて屈辱と快楽に耐えている。
口を離しても追いかけるように唇を重ねてディープキス、ぐったりするまでそれが続けた。
ノエルのおっぱいをつかんで乳首をしこしこした。
「あああ、いい、あああ、やぁ、いじめないで❤️あああん」
ノエルの口から今まで聞いたことないような女の子の声があふれる。
戦場で聞く喘ぎ声と言うものは生々しく男の股間を直撃する。
マグニートに乳首しこしこされてノエルは女としての快感を感じてしまう。
そして勃起した乳首をマグニートがうまそうにしゃぶる。
「ああん、あっはぁ、だめぇ、乳首で感じちゃって❤️恥ずかしい。あああひぅう」
ノエルは体をピクピクさせて男におっぱいを吸われていた。
千人を超える海賊とラーマの兵士がノエルをおかずにペニスをしごきあげる!
「皆の者、精液は汚穢壺に出せ、甲板を汚すなよ!」ヘロドトスが指示する
人間が入れるほどのひと抱えもある汚穢ツボに精液がタプタプに溜まる。
「ふひひ俺とノエルちゃんはSEXの相性がグンバツだぜ!」
そして男の腕がノエルの足を無理矢理開かせておまんこ触り始めた。
絶頂に追い込まれた彼女の割れ目は敏感だった
「あん、そこはだめぇ、恥ずかしい、もう見ないで、あああ、ひぅ、みないで、あああん」
恥ずかしさを煽るように大きく足を開かせて、おまんこを晒し者にした。
男たちが彼女の割れ目を凝視する。
男たちのオナニーのおかずにされた。
ノエルは懸命に小さな手で隠そうとするが押さえつけられて動けない。
大勢の男におまんこを見られながらで弄ばれた。
ノエルは必死に男のしつこい手マンに耐えていた。
しかし若い肉体は正直だ。クチュクチュといやらしい音、小さな尻がはずむように動いていていた。クリを攻められて感じさせられた。
「あん、いやぁ、ああああ、あ、あ、あ、あひぃ❤️ああん、あああうううう」
太い指がおちんちんみたいにおまんこの穴の中に出入する。
そして根元まで指を入れて奥をゴリゴリと刺激されるとノエルは今まで出さなかったような低い声でうなり始めた。
「ああああううううううう、いいいいいいいいいぐぅううううういぎいいいい❤️いぐううううううう❤️」
口の端からよだれを垂らして自分から腰を振って乳首も自分で触っていた。
キスをすると自分から唇を重ねて抱きついた。
「ひひひ、こいつメス堕ちしているよ❤️女なんて一皮むけば同じだな」
マグニートは自慢げにそう言った。
「あああああ!いぐぅ!いっじゃううううううう❤️いぐううう!」
そして大きくびくんびくんびくんびくんと体をふるわせてノエルは絶頂したようだ。
割れ目から潮が吹き、男たちがうれしそうに喝采をあげた。
「エロいなぁ!乱れる姫騎士最高!」
「性奴隷にしてくれよ大将!美女とセックス三昧だぜ」
「俺の女として調教してやりたいな」
「やりてぇあいつとセックスしてぇ」
海賊たちの声が聞こえる。
「ノエルちゃん❤️君のかわいいおまんこで俺のおちんちんにまたがってくれよ。かわいい姿を見ながら俺、射精したいんだ」
そしてマグニートは男たちに見せつけるように、自分の腰にまたがらせて腰を振らせた。
洗脳でノエルは男の言いなりになっていた
くちゅり、ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ。ノエルの膣穴が男と結合する音
男の腹の上でノエルははずむように腰を振っていた。
「ああああ、太いおちんちんが入ってくる。ああああ、いいいい❤️あひぃいいいい」
でかい手でおっぱいをもまれながら、男たちに貫かれている姿を見せながら、ノエルはマグニートに犯された。
ノエルは快楽の中でもうどうなってもいいと思った。
彼女がまた、低い声で喘ぎ始めると、男が調子に乗ったかのように激しく腰を振る。
「あああ、いぐううう、、またきちゃう、ああ、イクのやらぁくらめぇ、おかしくなっちゃう、あああ、出して、濃い精液、ノエルに射精して❤️突いて!ノエルを突き殺してぇぇぇああああーーーーーーー!」
あの高貴な姫騎士とは思えないメス声、ノエルの口から下品な女の声が聞こえた。
「もう出るぞ出るぞ!ザーメンたっぷり出るぞ!」どぴゅううううううううう!
「お願い!中はダメ、、子宮に中出しはいや❤️だめ、ああ、願いします。いぐぅ!いぐぅ!」
そんなノエルの懇願は男の興奮をあおり、男は無責任にも、豚のように腰を震わせるとどくどくとノエルの中に射精した。
「ふぅ、、気持ちいいまんこだぜ!お嬢ちゃん」
マグニートがどくと次の男が多いかぶさる。ゼロスだ
さらにマグニートが彼女のオレンジ色の髪を握って顔にザーメn塗れのペニスを押し付けた。
「お掃除フェラしろ!ちんぽしゃぶってくれよ」
そしてズルリと汚らしいちんこをノエルの唇にしゃぶらせた。
周囲で見ている男たちは彼女の形の良い乳房を弄んでいる。
ハキムがローションを取り出してノエルのお尻の穴にまで指を入れた。
「あん、お尻はだめぇ、ヒクヒクしちゃう、ああああん」
「ノエルお嬢ちゃん、おじさんにこっちの穴を使わせておくれ」ヌプヌプとアナルに指をいれた。
船内に男たちの性的な匂いが満ちる。
彼女は口に男のものをしゃぶらされ、乳房を揉みしだかれ、
ヴァギナとアナルでの性行為を強要されていた。
オレンジ色の長い髪は男たちがフェラチオをさせるのに便利な手綱となった。
ノエルの肌に男たちが次々と白濁した液をぶちまけた。
海の色を宿したブルーの瞳は限りなく淫乱な炎をうちに秘めているように男たちに錯覚させた。
「ああああ、いぐううう❤️ぐうふぅうううう、ああああひいいい、いぐううううう!ごふぅ!」
巨人族のガイアのペニスz、小さい体が浮き上がるほど激しくピストンされて、ひときわ大きな声で叫ぶとノエルは口から精液と泡を吹いて失神した。
「ふひぃ!射精る。やべぇぇこいつの身体病みつきになんぜ!」どぴゅうう!
気を失ったノエルにガイアが射精した。
きめ細かい肌、思わず頬ずりしたくなる尻の稜線が、美しい乳房が、桜色の唇が、初々しいアナルが、そして割れ目がすべて男たちの欲望のはけ口となった。
ノエルはだらしなく足を開いた状態で気絶していた。彼女の膣穴が丸く開いたままで、そこからダラダラと白濁した液が流れた。
満を持してヘロドトスが近寄ってきた。
残忍で異常な性癖の持ち主だ。
「ふふふ、ノエル ハイドラド、どうだねラーマのおもてなしは?SEXで喉が渇いただろう
これでも飲みたまえ。」
ヘロドトスは酒のジョッキに汚穢壺の精液をどっぷりと汲んだ。
千人以上の男のザーメンミックスだ。顔を背けたくなるような強烈な匂い。
「ああ、、こんなの絶対、いや、。」
洗脳の力で無理に飲まされた。
「おげぇーーーーーぐぅ、、げぇーーー」
ノエルは何度も吐き気に見舞われ白いゲロを吐いた。
「おいおい甲板を汚しては困るな、掃除しろ、そのハイドラドのオレンジの髪で!」
ヘロドトスは彼女の頭を軍靴で踏みつけ、美しいオレンジ色の髪でザーメンの混じった甲板の吐瀉物
を拭いた。
ヘロドトスはサディストだ!産まれながらの貴族、12神将も実力で得たわけではない単なる世襲であり、実際は剣術の心得などないに等しい。ソフィストとして口先で相手をやり込めることと自分より弱い立場の人間をいびり殺すことを生きがいと言う最低のクズだ。
哀れなノエルの姿は彼を激しく興奮させた。
「おい!ハイドラドの生き残りを連れてこい!」
重症を負った4人の騎士が連れてこられた。満身創痍、気を失って捕らえられたのだ。
「何をするつもりだ。部下たちは許してやってくれ」ノエルが懇願した。
気位の高い彼女の部下には弱いらしい。ヘロドトスはさらなる恥辱を彼女に与えることにした。
「さてこれからこの船にいる男全員とセックスしてもらおうか!お前が言いなりになるなら生き残りの部下たちが助けてやってもいいぞ!」
「クッ!卑劣漢め、部下に手を出さないでくれるなら、私の体など好きにするがいい!」
男たちはノエルの両手両足を押さえつけて彼女の裸を眺めた。
一流モデルのようなすらりとした足、悩ましい腰つきから豊かなバストまで一点の非の打ち所がない美がそこにあった。そして流れるようなオレンジ色の長い髪、黒ひげの幹部たちの陵辱を受けてなお、ー彼女の美貌はいささかも損われる事はなかった。
「それじゃあいただかせてもらうぜ!」「貴族とセックスなんて初めてだぜ!」「マジ女神じゃん」「芸術品かよこの女!」
女を見れば皆、色めき立ち求めるゲスで下等な生き物。飢えた男たちがノエルに群がった。
ノエルは胸を乱暴に揉まれても、男達の手を振り払うことができない。
彼女が逆らえば兵が殺されてしまうのだ。
下半身には、ドワーフの下級兵が取り付いた。
嫌悪感でゾクゾクする。
「美しい足ですぜ、親分、おまんこの匂いがたまらんねぇだ」
ドワーフは両足を強引に開くと、ズルズルと舌を伸ばして彼女の陰唇に触れてきた。
ゾクリとするおぞましさ、刺激の快感と身も心も汚された、という屈辱と羞恥がわきあがる
敵の幹部ばかりでなく雑兵たちに投げ与えられ、こんな下衆な男に足を開いて愛撫を受け入れているのだ。
プライドの高い彼女には耐え難い屈辱。
ドワーフは小陰唇をまさぐり、指先でクリトリスを擦り上げてきた。
「くっ、このゲス、あああ、そこは、いやぁ」
ノエルは背を仰け反らせた。クリトリスを弄られ、膣口に触れ、太ももに指を這わせた。
「おいおい俺たちにも触らせろよ」
何本もの手が彼女の股間の随所を忙しく愛撫していた。膣口を探る触手、クリトリスを擦る長い舌、アナルにも男たちの指は潜り込んだ。クチュクチュと彼女の膣から淫蜜が溢れた。
「あああ、やめろぉ、この、下衆ども、あああ、くぅひぃぃぃぃ、、ああああああ!」
部下の前で懸命に自制していたノエルだが何本もの手に責められて恥ずかしい声を上げ、熱い吐息を漏らしてしまう。
「ふふふ誇り高いハイドラドの姫さんも所詮は女だな!おまんこの支度は整ったようだな。わしのペニスをくれてやろう!」
「ああk見ないで!」部下には自分の無様な姿を見せたくなかった。しかし彼女の願いは無残にも打ち砕かれた。
ノエルは大柄な男の膝に乗せられて、目を背けられないように押さえつけられていた。
そして押さえつけている男の片方の手はいやらしくノエルの乳房を弄んでいた。
「ああ、姫様、、私達のために、私達なんかのために」
老騎士の瞳から大粒の涙があふれた。
黒髭海賊の下卑た男達は嫌がるノエルの仕草を見て愉しみ笑みを浮かべていた。
ドワーフがペニスを露出した。それは凶悪なものだった。
そして太く伸び上がり、彼女の陰唇へ殺到した。
「ああああ!いやぁ、あああひぃ」ズブズブと肉槍が彼女の白い丘のピンクのワレメを突き刺した。
ドワーフの肉槍はヴァギナへ、そして彼女の尻の上にホビットの海賊がまたがって尻穴ペニスを打ち込む。ホビットのペニスがアナルの奥に侵入した。
ペニスはGスポットをこすり、子宮の奥に侵入した。
「ああああ、いやぁ、だめぇ、ひぃぃ奥までくる、、ああああ、やだ、やめろ!おちんぽに、征服されてしまう、あああ、いやだ!わたしはこんな男達にまけたくない」
「愛液を垂れ流しながら言っても説得力がないぞ!姫さんよ、お前の穴はいい具合だ、あああ、やわ肉がちんぽに絡みついて射精をねだりよるぞ!」
美しい乳首はすでに淫らに勃起している。
「諦めて気をやるがいい、お前が犯されれば、部下は助けてやるぞ!おおおおぅうう射精るぅううう!」ドビュウウウウウドビュウウウウウ
「いやぁ、ダメぇ、イク、きちゃう、こんな男にいかされたくない!でも、おちんぽ、いいい、あああ、いっちゃう!イク!いぐぅぅぅ!」彼女の陰唇から蜜が溢れ、体内にビュクビュクとドワーフの精液が射精された。
「俺たちも楽しませてくれよ!」
男たちの勃起したペニスがノエルの体に突き付けられた。
彼女の美しい唇にねじ込まれるペニス。
彼女の長い髪にペニスを巻いてしごき上げる男、彼女の指に握らされる脈打つぺニス。
彼女の周りに男達の精の匂いが満ちる。ペニスの臭いを嗅がされたノエルは顔を背けた、生理的な何かを呼び起こす危険な匂いだ。
「咥えろよ、ノエル」「さっさとしごけよ!姫さんよぉ」
屈辱に男を睨みつける。「なんだぁ、その眼は!しっかりしゃぶれよ」
ノエルの頭を掴んで、腰を揺さぶった。
口の中でぺニスが蠢く喉を犯す、吐き気と苦しさ、悔しに涙と鼻水が溢れる。
「姫様のぶざまなフェラ顔!見てみろよ」
「じゅぷ、んんぐうう、、むううううむ、ぐ……んぐ……ゲホ、むううううむん、ぷは」
「おおぅう!出すぜメドゥーサ!射精るぅううう」ビュルビュルビュー
彼女の口に強烈な匂いと生暖かい感触が広がった。
「抵抗すると部下を酷い目に合わすぞ!ノエル!自分からおねだりしろよ!」
男たちは口の端を歪ませて笑った
「ノエルは淫乱な女です。どうか皆様のおちんちんを入れてください!」と言え!さあ言うんだ!
ためらうノエル、「早く言え!部下がどうなってもいいのか!」
彼女は青い瞳に怒りの炎をたたえて振り絞るようにいった、
「ノエルは淫乱な女です。どうか皆様のおちんちんを入れてください!」
「あっはは、バカな女!」「貴族女もちょろいもんだね」
男達は足を開かせてペニスをノエルの中に押し込んできた。
さっきまで男に嬲りつくさていた膣は、愛液で溢れていた。卑しい男のぺニスを心ならずもに受け入れてしまう。
男の腰使いには、遠慮が全くない、自分の快楽だけで叩き付けるように腰を振る。肌と肌の交わり淫らな音が鳴る。
ノエルは為すがままで耐えた。男がペニスを打ち込むたびに、ノエルの乳房がぶるんぶるんと揺れた。
「おい英霊さんよ、俺たちのことも忘れんなよ!ちんぽ咥えろ!」
男達ががっしりノエルの頭を両腕で掴んだ。
そして、フェラチオを強要し、乱暴に腰をふり始めた。
「うっ、うぐっ、んんんぐうう、」呻くノエル。
口を性器のように扱うイラマチオだ。膣を蹂躙している慎二とタイミングをあわせて口の中に激しく突き入れた。
「うぉおおおお!ノエル、射精る!」ビュルビュル、男が激しくノエルの口の中で射精した
「ノエルの中で射精してやる!喜べよ、おらおら!」
男が膣の奥でビュクビュクと精液を垂れ流した。
「いやぁああ、酷い中でだされてるぅ、あああひいい、もうやめて、ゆるしてぇ、あああああひぃ」
彼女の白くしなやかな体が床の上を張って逃げる。
しかし男たちが取り囲むように次々にペニスを打ち込んで行く。
非の打ち所がない美女がいたぶられる姿は男の嗜虐心を燃え上がらせた。
男に膣を犯され、オナホのように口を犯され、アナルにも射精された。
部屋にはすでに30人近い男が集まっていた。
ダッチワイフのように犯される恥辱、繰り返される射精!顔も胸も髪も尻も膣の中もアナルも精液まみれだ、
彼女が卑しい奴隷のように性処理に使われる。男達のペニスはノエルの心を酷く貫いたのだ。
こうしてノエルはよく朝まで陵辱され続けた。
アヘルを何度ものまされて、彼女の内臓が副作用でボロボロになり、もはや身動きすることもできない。その姿に大満足したヘロドトスは彼女はマストに縛り付けて次はサンドバックがわりに何度も殴りつけた。哀れな悲鳴をあげながら彼女は口から血を吐いた。何度も殴られ、美しい顔は面影をとどめないほどぐちゃぐちゃにされた。
「ふうぅ、、久しぶりに興奮させてくれたぜ。ノエル ハイドラド。そろそろお別れしようか。
最後のとどめに俺の大好きな処刑方法で殺してやる。おまんこから木の槍を突っ込んで口の先から出るまで串刺しにしてやる!」ヘロドトスは大勢の海賊が見ている前で彼女を処刑した。
ヘロドトスは彼女の悲鳴を聞きながら射精した。
壊れた人形のように彼女の哀れな死体が転がっている。
「ふぅ、海賊たち、この女の体をバラバラにして汚穢壺の精液に漬け込んで、マリーダハイドラドへの降伏勧告と一緒に送りつけてやれ!ノエルの部下達!ノエルとの約束だからな。お前たちはその運搬係として生かしておいてやる。船もくれてやるからさっさとハイドラドに行け。」
部下達はノエルの哀れな亡骸とともに小さな船でハイドラドを目指した。
かくして黒ひげの大艦隊はリリューペ島の港に入港し島全土を支配下に置いたのだった。