異世界転生 南の島で玉砕間際の帝国陸軍が剣と魔法の世界へ転生したら 作:みなぽん
亜人狩りVS帝国陸軍 蛇穴軍医少尉の過去 われても末に逢はむとぞ思ふ
丘の中腹に差し掛かる亜人狩りの馬車の隊列、その中に檻に詰め込まれた亜人達。
言語の壁は取り払われても戦争と差別と不公平な支配はこの世界から消える事はなかったのだ。
ディードリットの耳がピンッと立ってフルフルと震えている。ディードは怒っているのだ。
「熊田さん、お願い、、彼らを助けて、、」熊田を見上げ訴える彼女。
「ありゃ人で無しやで、許せまへんな」狐宮も呑気な狐目を剣呑に尖らせた。
彼が軍の公金を詐取したのには訳がある。幼い妹が借金から人買いに売られるのを防ぐために必要だったのだ。大阪の南で高級将校達が遊んで散財している軍費の一部をくすねて密かに
母に仕送りした。そして南での放蕩に費やしたとウソをついた。
それが彼の南方送りの原因だ。
「おい、志茂兵平!俺は一戦やらかしたいが、貴様はどうだ!」熊田は兵平に問うた
「是非もなし!人買いは一匹残らず死すべきだ!」志茂はギラリと目を輝かせた。
志茂兵平は元は陸軍少尉だった。昭和恐慌で農村経済が崩壊、人買いが横行した最中、
彼は二二六事件と言われる青年将校の決起に連座した。東北の寒村に生まれた彼は郷里の窮乏を嘆き、天皇親政による救世を願ったのだ。
結果は敢え無く鎮圧、仲間の多くが渋谷の射撃練習所で銃殺に処された。
彼は降格され中国戦線に送られて、更に南方に送られた。
「ふむ、我がタバログ守備隊で一二を争う猛者が猛っているな!猪突少尉!兵を集めろ!私が指示を出す。」
鬼塚中尉が命じ集めた兵士に訓示した。
「忠勇なる兵士諸君、我らは欧米列強の支配のくびきに喘ぐアジアの同胞のために命がけで大東亜戦争を仕掛けた!
多くの民族が互いを尊重し共栄する事が我らの命を賭する戦いの大義だった。
そして見よ!あの丘の中腹を!罪なき亜人を奴隷とする卑劣漢どもだ!
我らこの異世界に流されしはまさに亜人解放の大東亜共栄圏をつくる!
大東「亜」戦争をこの地で起こせとの神の御心だろう。
今こそ皇国の神兵たる我らが悪を蹴散らして正義を示すのだ!」
鬼塚中尉の訓示に兵士の士気は天をつくほどに高まった。
この世界の多民族性に着目し下層階級にある亜人の階級闘争を起こし、その解放者としてタバログ守備隊が勢力を拡大する。
これを異世界版の八紘一宇、真大東亜共栄圏という形で思想体系化する。
兎山 美月がベッドで鬼塚との極右と極左のピロートークの中で生み出した結論だった。
軍隊には常に理想と闘いが必要なのだ。
「うぉおお!大東亜共栄圏ばんざーい!」
トラックに乗って兵達が人買いのキャラバンを猛追する!
「猪突少尉!榴弾で彼奴等の進路の崖を崩せ!道を塞いでこれ以上行かせるな!」鬼塚中尉が命じた。
「ガッテン承知の助!、仰角ヨシ、テーーー!」ドーーーーーーンガラガアラガラァア!
五式中戦車の75ミリ砲が轟音とともに崖を崩しキャラバンの行く手を塞いだ。
「きゃああ、な、何?え?崖が突然崩れて、、」
傭兵の1人、クレア ランバートは目の前の崖が突然崩れたことに仰天した。
彼女の赤いロングヘアに泥が降り注ぎ、目の前を一抱えもある岩が転がる。
「痛ぁ、なんなのよーーー!」
彼女は落馬し豊かな胸が揺れた、かわいいお尻で尻餅をついてお尻を撫でる。
「おーいクレア!大丈夫かい?」
弓使いの ミリティア ユークリッドが馬を寄せて彼女にささやいた。
ボーイッシュでスリムな百合っ子だ。
クレアのスカートがめくれてパンティが見えている。
ミリティアは思わず生唾をのんだ。
「クレア、ミリティア、へんな奴らが追いかけてくる。」
元教会騎士のアリス ゾロキアが生真面目な顔でいった。
見れば三台の馬車のようなものが彼らを追っててくる。
驚くべき事は馬車を牽引する馬も牛もいないとことだ、坂道だと言うのにスピードが落ちる気配がなく向かってくる。何らかの魔法で走らせているのだろうか。
丘の下から登ってきたその馬車のようなものは瞬く間にキャラバンに追いついた。
そしてそこからぞろぞろと兵士たちが降りてくる。
彼らは鎧や兜や盾を身につけることもなく地味なカーキ色の軍服に身を包み、先端にダガーをつけた何やら不格好な槍を持っている。槍にしては短すぎて使いにくそうだ。
「なんだあの貧相な武器は!亞人連中の民兵か何かか?笑わせるぜ」
人狩りの傭兵たちは彼らの姿を見て侮った。
なぜなら自分たちは煌びやかな鎧、そしてそれぞれが 自慢の武器を携えていたからだ。
どこから見てもカーキ色の 兵士たちは雑兵に見えた。
馬車から身を乗り出したゲルドルバがさけぶ!
「亞人の連中が仲間を助けに来たのだろう。 蹴散らしてやれ!」
ゲルドルバの指示を受け、傭兵を束ねるカルッツハイネマンが部下たちに向かって叫んだ。
「野郎どもあの乞食みたいな兵隊どもを蹴散らしてやれ!騎兵突撃だ。 」
彼らは、熊田達に向かって突入してくる。
「あははは!騎兵の突撃か!実際に見てみるとなかなか迫力のあるものだな!」
熊田が悠然と笑う
「総員構え距離300から発砲してよし!」
志茂軍曹が兵達に指示をした。
「軍曹 擲弾筒もぶっぱなしていいですか!」
みかん農家の息子、谷口伍長が尋ねる。
「盛大にご馳走してやれ、人狩などという人でなしには容赦はいらん!」
「突撃してくる連中の中に女がいますぜ。 」
狐宮伍長が目敏く気付いた。
「おう!そいつは貴重だな。おいお前ら女は殺すなよ!理由は分かっているな。」
熊田が兵たちに指示した。兵達もその機微は察してニヤリと笑う。
傭兵隊長のカルッツは貧相な兵士たちの動きになお一層疑念を深めた。
彼らは、 騎兵の突撃に対して、避ける素振りも見せずに中腰になって、 短い槍を構えている一体何をしようというのだろうか。
彼我の距離は300メートル近い。 ここまで来れば一瞬で敵陣に踊り込めるだろう。
しかし次の瞬間、百雷が落ちるがごとき轟音が辺りに響いた 。
ドーーーン、ダーン、ダーン、ダーン、放物線を描いて飛んできた黒い塊が彼らの隊列のど真ん中で炸裂した!谷口伍長の擲弾筒が炸裂したのだ。
手榴弾の2倍の破壊力を持つ炸薬が破裂し、 馬に乗った騎兵がちぎれ飛んだ。
周囲の兵も破片で殺傷した。彼らの自慢の鎧もそれを防ぐことはできなかった。
そして、次の瞬間には目の前の カーキ色の服を着た兵士たちから放たれた何かが、 傭兵達に着実な死をもたらした。
三八式歩兵銃から発砲される。 小さな弾丸が 彼らの胸の鎧を貫いて内臓をえぐったのだ。
彼らは何が起きたかわからなかった。 鎧に小さな穴が開き、 自分の体に何から 熱く灼熱した何かが突き刺さったのはわかった。
弓矢とは違う未知の体験、それが自分の胸や腹、腕や足に突き刺さるのが分かった 。
「なんだこれは!魔法か何かか?」次々と傭兵達が落馬し、無残な屍と化していく。
馬にも銃弾は着弾し倒れる馬が続出する。
発砲からわずか数秒で30名いた傭兵の騎士たちは折り重なるように地面に叩きつけられた。
カルッツはボロボロになりながらも突撃を続ける。
しかし馬の足にも銃弾が当たり馬が膝をガクンとついて、カルッツは地面に投げ出された。
「よーし、ここらでいいだろう!尋問をしたいこともある 奴等を取り押さえろ!」
地面に叩きつけられて呻くカルッツの周りに不思議な槍を持った雑兵たちが集まってきた。
「起きろ女のくせに鎧を着て戦場に出るとはあっぱれな覚悟だ。 」
志茂軍曹がクレアの胸ぐらをつかんで起き上がらせた。
「離せよクレアに乱暴するな !」
ミリティアも二人の兵士に押さえつけられた。
「投降する」
アリス ゾロキアが不機嫌な顔で兵士たちにいった。
「ふざけた豚野郎だ。楽に死ねると思うなよ」
熊田がゲルドルバの首根っこを捕まえて引きずってきた。
顔面をボコボコに殴られて鼻と口から血を流している。
こうして日本兵たちは人狩りのキャラバンを倒し、捕らえられていた亜人たちを解放した。
檻の鍵が開けられると、彼らは歓喜の声で、兵士たちに感謝を述べた。
「ありがとう。」「助けてくれてありがとう。 」「あんたたちは神様か?」
助けられた亜人たちはこの不思議な兵士達の正体を知りたがった 。
そこで後からディードリットが現れ、 嬉しそうに彼らを紹介した。
「彼らは日本の兵隊さん!人間族だけど、亜人の私たちを差別しない。私たちを解放してくれるためにこの世界に来てくれたのよ 」
彼女の言葉に亜人たちは、 賞賛の声をあげた。
「素晴らしい!不思議な力を持つ正義の騎士達、ニホンヘイと言うんですか?」
そこにクロガネ四起動車に乗った鬼塚中尉が立ち上がり彼らに向かって話した。
「そうだ私たちは日本兵、誇り高き神兵だ。 そして我々の軍団の名前は、、、そうだな。 日輪兵団とでも名乗っておこうか!太陽の光のごとく遍く全てのものを照らす正義の軍だ。」
鬼塚はそう言い放つと日章旗を高々と振りかざした。
「ふふふ鬼塚中尉ったら、小芝居を上手にこなすわ。貴公子然とした見た目も絵になるし中身が腐り果てることを除けばたいしたものだわ」
鬼塚の様子を見守りながら兎山美月は狡猾な笑みを浮かべた。兵団のネーミングやこの間の亜人たちへのプロパガンダは全て彼女が考えたものだ。
鬼塚は左翼活動家である美月の大衆扇動の能力を利用していた。
美月は帝国陸軍の この異世界の階層構造を打破する革命軍として先導しようとしている。
お互いが対極にあると思いながら実は極左と極右くるりとまわって円になるのだ。
改めて見ると、亞人狩りの罪深さが 見て取れる。
家族と再会し、抱き合う者たち、彼らは家族を引き離して商品のように売ろうとしたのだ。
また家族を殺されたのだろうか。
ただ一人。 、解放の喜びに泣きじゃくる少女。
捕らえられた人たちの中に不思議と高齢者はいない。
おそらく卑劣な亜人狩たちは商品価値のない彼らをその場で惨殺したのだろう。
労働や性の慰み者に使えるものだけを選り分けてきたのだ。
「今日はこの丘の下の平地で野営をする。 怪我をした者たちを治療してやれ。 そして亜人達に水と食料をすぐに準備をしろ。 」
鬼塚が心にこみ上げてきた何かを吐き出すように叫んだ。
こうして、 カルザス街道の開けた野原に彼らは野営をした。
蛇穴 奏人少尉が負傷者たちを治療する。 ディードリットもその隣で回復魔法を行った。
亜人達の中でで一際、重症だったのは、 青い髪のホビットの少女だった。
ミーシャ ロキシアだ。
彼女を凌辱していたゲルドルバは兵士たちに捕らえられて、 カルッツとともに縄で縛られ、大きな杉の木の根元に転がされている。
兵達が亜人が報復で彼らを殺さないように見張っていた。
そして、隣の木の下には、 キャラバンに参加した女冒険者たち。
クレア ミリティア アリスの3人が怯えた表情で固まっている。
兵士達が亜人達に彼女らを引き渡せば、 恐ろしい報復を受けることだろう。
「自分たちは亜人を殺していない。やむを得ず巻き込まれた」などという言い訳は通用しないのだ。なぜなら奴隷として売却されると言う事は死ぬよりも恐ろしい運命だからだ。
蛇穴少尉は担ぎ込まれてきた。ミーシャ ロキシアの姿にハッとした。
青い瞳、青い髪であることを除けば 彼とよく知る人物に彼女は似ていたからだ。
「かわいそうに こんなに傷だらけになって、 、」
いつもどこか退廃的な雰囲気を漂わせている蛇穴が珍しく深い同情の念を瞳に浮かばせた。
看護婦を呼び新鮮な水でまず彼女の体を洗わせた。
汚らしい男の凌辱を受けて彼女の小さな割れ目からドクドクと白濁して液が流れてくる。
「ああ、なんとひどい、、」
冷酷な筈の蛇穴は彼女の哀れな姿に目を背けた。
そして身を清めた彼女を清潔な布で丁寧に拭き傷口にアルコール消毒をした。
「あ、、痛い、、」
アルコールが傷に染みたのか、彼女は目を覚ました。
そして診察台の上で全裸になっている自分に気付き、慌てて小さな胸を隠す。
「あなたは誰?」
「心配しなくていい。私は亜人を解放する 日輪兵団で医者をしている。今、君の治療をしているのだ、いかがわしい真似はしないから安心したまえ。 」
彼は淡々と答えた。
そして彼女の傷口の消毒を続ける。幸いにして縫うほどの傷はついていない。
奴隷商であるゲルドルバは、 商品を傷つけずに痛めつける術を心得ていたのだろう。
「少し衰弱しているようだからブドウ糖も打っておこう、」
彼はそう言うと注射器を取り出した。
「ん?」
ミーシャは少し怯えた表情をしたが、 むしろ注射器に興味をそそられたようだ。
「あの蛇穴様、、その器具はなんですか? 」
「これは注射器という体の中に必要な薬や栄養素を送り込むための道具だよ。 」
「注射器 そんなものがあったんですね。 」
回復魔術の道を極めようと歩んできたミーシャにとってそれは興味深いものだった 。
「ミーシャさん、説明は後だとりあえずブドウ糖注射するよ。 」
蛇穴が注射をすると、 不思議と体に活力が満ちた。
そしてひとしきりの治療が終わると 彼は清潔な 下着と衣服を彼女に与えた。
「どうだね、食事はできそうかね。 厳しければ口当たりの良いものを用意させるが、、」
「大丈夫です。皆様と同じものが食べられます。 」
「この子に何か食べるものを頼む!」彼はテントの外にいた兵士に命じた。
「少尉殿!食事をお持ちしました」
兵士たちは2人分の食事をテントに運び込んだ。
ディードが持ってきた羊から取った新鮮な乳と素焼きのパン、魚のシチュー。
野営の粗末な食事であったが、 その暖かな食事はミーシャに解放の喜びを実感させた。
彼女がシチューに口を運ぶ度にぽろぽろと涙を流した。
「大丈夫かね。まだどこか痛むのかね?」蛇穴は彼女の身を案じた 。
ミーシャはまぜか目の前の蛇穴と名乗る医者に 心安らぐ空気を感じていた。
ずっと昔に会ったことがあるようなそんな暖かな感覚があった。
この男はまるで親鳥が雛鳥を守るように自分のことを心配している。
その気持ちが見て取れた。
一方の蛇穴もぽろぽろと涙を流しながらシチューを口に運ぶ。
ミーシャロキシアの姿に湧き上がる感情があるようだ。
彼は愛情を感じていた。 「この子はあまりにも死んだあの子に似ている、。」
蛇穴はそう思った。
「蛇穴様?なぜ私を見て泣いておられるのですか?」
瞳と髪が青い事を除けば瓜二つのミーシャが下から見上げるように問うてくる。
その姿もまたそっくりだ。
「あなたがある女性にとても似ておられて、失礼しました。」
「よかったら、聞かせて頂けませんか?私も、、その、蛇穴様に初めてお会いした気がしないのです。」
蛇穴少尉は静かに語り始めた。
そこには彼の苦い記憶があるハルビンの郊外に彼らの研究施設はあった。
軍が極秘裏に細菌兵器や 違法な人体実験をするために作った施設。
そこには敵軍のスパイや捕虜、匪賊、浮浪者などが連行され、 外部に言えないような生体実験を受けて殺されていた。
意図的に細菌に感染させられたり、 兵器の破壊力を試す実験をされたり、 医学的興味に任せて残酷な生体解剖が行われたり、 まさに人ならざる悪魔の所業とも言うべき行為が、 行われていたのだ。
帝国大学の医学部を卒業した彼はまさにそこにエリートとして配属された 。
人並みの愛国心はあったが、 そこで彼が見た光景はあまりにも衝撃的だった。
次々と医学の心得のある者が配属されてくるが、 その半数は半年と経たずに精神を病んだ。
それほどに異常な施設だったのだ。
彼も後悔し、不安定な精神を抱えながらそこで過ごした。
唯一の救いは週末にハルビンの街に出て、 気分転換をすること。
ことに基地ののそばにある小さな 喫茶店 明明茶店でお茶とお菓子と本を楽しむことが。
蛇穴の息抜きだった。
明明茶店で 本を読み、 甘い中国菓子を食いお茶を飲む。
店には、明謝(ミンシャ)と言う小さな看板娘がいた。
店の主人の遠縁にあたる孤児で、 店の給仕として働いていた。
小さな体で大きなお盆を持ってくるくると、店の中を走り回っている。
彼女の姿を見ているだけで蛇穴は心が癒された。
内気で繊細な青年にミンシャも好意を抱いたようだ。
週末に蛇穴が訪れると、彼女は嬉しそうに飛んできて仕事の合間を見ては彼の前に座って話をした。
彼女はその小さな体にたくさんの興味を抱えた夢見がちな少女だった。
世界がどんな姿をしているのか。 中国は日本はどんな国なのか。 人間はどうして生きているのか。 なぜ鳥は空を飛べるのか?蛇穴が店を訪ねる度に、彼女はいくつも質問を用意してきて尋ねた。
ミンシャにとって蛇穴は知識の泉であり、 学校に行けなかった彼女にとってまるで先生のような存在になった 。
蛇穴もすっかり彼女が可愛くなってしまい勉強を教えてやるようになった。
そして、店の主人に話をつけて相当額のチップを払って、 週末の 1日は 彼と共に過ごせるようにした。 強欲な主人は相場よりも高く吹っかけたが医者である彼にとって彼女のチャーター料などたかが知れている。
ミンシャはそのことを深く感謝してより一層彼に懐いた 。
蛇穴22歳 ミンシャ14歳、二人はまるで兄と妹のように睦まじく日々を過ごした。
しかし、幸せな日々の中で彼の中に 困った感情が芽生えた。
可愛いという思いが愛おしいという思いに成長し、若く健全な性欲を持つ彼は、性の対象としてミンシャを見るようになってしまった。
彼女も子供から少女へと成長期。
無邪気に抱きつく彼女の胸に女らしい柔らかい膨らみが生まれ、 腰がくびれ。 少女独特の甘い香りがするようになった。
蛇穴を全面的に信じているミンシャはそんな自分の成長とはお構いなく 蛇穴に柔らかい体を擦り付けてくる。
そしてある日、彼女の放った質問が二人の今までの関係に変化を及ぼした。
「ねえねえ蛇穴先生。 子供ってどうして生まれてくるの? 」
彼女が甘えるように隣に寄り添ってきた。
見下ろすと彼女の服の隙間からピンク色の乳首が見えた。
長い部隊勤務、当然、女との関係はない。
部隊の兵士達がやっているような陵辱に混ざるほど。彼は下卑た男でもなかった。
しかし、思わず感じた ミンシャへの異性に彼の股間は熱く勃起した。
ミンシャの小さな手が彼の股間に触れた。
「あれ先生もここおっきくなってる?」彼女がきょとんとした表情で聞いた。
必死で理性で抑えていたが、彼の心に 淫らな思いがとめどなく溢れてしまった。
「じゃあ今日はどうやったら子供ができるのか教えてあげようか?」
そういうと彼はベルトを外しチャックを下ろした。
そして自らの勃起したペニスをミンシャ見せ付けた。
「先生、、、そんな 」羞恥に目を逸らすミンシャ
「ほら、目を背けずにちゃんと見るんだ!これが男のおちんちんというものだよ 。この 硬くなっている棒がミンシャの 女の子の部分に入っていて、一番奥で 精液を発射するための器官 。そしてこの下についている二つの袋が 子供を作るための精液を作る場所だよ。
精液には3億個の精子と言われるものがあって、 このおちんちんの先から発射されて一斉に。
女の子の卵子というものと結びつくんだ」
「ら、卵子ってどこにあるの? 」
「それも説明しなくちゃいけないね。 ミンシャ、パンティを脱いでくれるかい?」
「え、そんな?なんで?先生何するの、。脱がなきゃダメなの?」
「いいからこれは授業だからね」
そう言って彼は優しくミンシャの腰を抱いてパンティーを脱がせた 。
水蜜桃のようにぴったりと閉じた彼女のワレメ、細い足。
ミンシャは蛇穴に全面的な好意を寄せている。
彼女は彼のいう通りに足を開いて未熟なおまんこを晒した。
ゴクリと生唾を飲む蛇穴。
「いいかい。 これが大陰唇、そしてクッとこれを開くとこのピンク色の綺麗な花びらみたいなのが小陰唇 ミンシャはとっても可愛いおまんこをしているね。 」
耳元で優しく囁く、彼女はうっとりと目を細めた。
「蛇穴先生❤️」彼女の目には恋する乙女の光があった。
その瞳に魅せられて彼は授業を続ける。
「そしてこれを開くとここが膣、奥が子宮だ。ここから赤ちゃんが出てくるんだよ。そしてこの上にあるのがクリトリス 少し触ってみるよ。 」
彼の中指が診察をするようにミンシャのクリトリスを擦り上げた。
「ああ、変な感じ!先生にそこ触られると変な感じがするよ」
ミンシャが細い太ももをピクピクと震わせて反応した。
「いいから感じたままに、、声を出していいんだよ。先生に身を任せなさい。 今日は、 じっくり教えてあげるからね。 ここにおちんちんが入るには 割れ目が たっぷりと愛液というものを分泌させなければならない。。」
「やん、何だか恥ずかしいよ❤️」
「それを分泌するにはこうやって優しく刺激してあげるといいんだ、例えばミンシャのこの可愛いクリトリスをツンツンしたり、淫唇をさわさわしたり、この膣の穴に指を入れたりするといいんだよ。」
「先生そこ触られると体が熱くなっちゃう。 」
「恥ずかしがらなくていいよ。 心のままに感じるんだ。」
そう言うと彼は ミンシャの胸元にも手を入れた。まだブラジャーも必要ない小さな乳房
陥没した乳首を 優しく撫でて次第に勃起させていく。
彼女の乳首が 愛らしく立ち上がった。
「先生、おっぱいの先っぽが キュンて、切ないよ、、」
「そうだね。女の子の大事な部分と同時にここを触られると切なくなっちゃうんだ。でもそれは自然なことなんだよ 。先生がミンシャの可愛いおっぱいもオマンコもいっぱい触ってあげる。 」
彼は少女の未熟な乳房の ツンと立ったピンク色の 乳首を指でつまんでクリクリと刺激した。
彼の手の中で小鳥のように ミンシャが震えた。
「あ、ハフゥゥ❤️はあ、ああ、ひううう、やん、あ、、我愛、。。」
どう言葉にして良いか分からないのか 息を喘がせて彼女が感じている。
彼女の割れ目はじっとりと濡れて、 蛇穴の指をその膣穴に受け入れていた。
クチュクチュクチュクチュと小さな割れ目が淫らな音を立てる。
「ダメ先生、、そこ、、恥ずかしいからだめ、。」
「ミンシャがちゃんと健康に成長しているか。先生が確かめてあげよう。 僕はお医者さんだから。 舌で味わうと健康状態がわかるんだ。 」
そう、彼は言うとミンシャの足を開かせて彼女の股間に顔を埋めた。
甘酸っぱい少女の匂い、柔らかい割れ目顔を埋めて彼は深呼吸した。
毎晩夢にまで見た ミンシャのおまんこの匂い は甘いミルクのような匂いがした。
愛しさと守ってやりたいという思いと女として奪いたいという思い。
様々な思いで頭がぐっちゃになって彼はそれを振り切るように彼女のワレメを舐めた。
「あ、ああ、いやだ、それそれだめだめ❤️変になっちゃう❤️なんか変になっちゃうよぉ、」
「いいんだよ、ミンシャ、変になりなさい!」
そう言うと彼は 彼女のおまんこを丹念にクンニしながら彼女の乳首を扱きあげた。
「あーダメダメダメダメ❤️何か何か変なの、きちゃう!」
店の二階、二人しかいない空間で、 彼女の甲高い喘ぎ声が響いた。
店のものが彼らの邪魔をする心配はない。
なぜなら茶店の主は蛇穴に対して
「旦那さんが望むならミンシャのやつを いつ抱いてもいいですからね。 こちらは金になれば何でもいいんで好きにしてやってください。 」と言われていたからだ。
あの親父は 彼の心の中にある醜い欲望に気付いていたのだろうか。
「あああ、、、、いい、、いく、、、、、うぅぅ❤️」
ミンシャつま先をピンと伸ばして V 字に足を開いて絶頂した。
そして糸の切れた人形のようにぐったりと倒れた。
濡れそぼった彼女のワレメが見える。
まるで朝露に濡れる新鮮な果実のようだ 蛇穴は我慢することができなかった。
「ミンシャ!好きだ!僕と男と女の交わりをしよう!」そう言い放った。
うら若き青年医師の必死の告白、。二人の間に流れる沈黙。
ミンシャは顔を真っ赤にして。 一言呟いた。
「先生はミンシャのことが好き?」不安げに再度、確認する彼女。
少女からの問いに激しく胸を高鳴らせて。 口ごもりながらもはっきりと答えた
「ミンシャが好きだ 愛している。 」
「こんな茶店の孤児でいいの?先生は偉い人なんでしょ。 」
「僕がどんな人間かなんて関係ない。 僕に大事なのはミンシャだよ。 」
「愛する者と共に生きていけるなら、死ぬことさえもいとわない。愛する者と一生を過ごせるなら、仙人でさえも羨ましいと思わない。、、私の大好きな詩だよ。先生の好きにしていいよ。ミンシャは、ずっと前から先生のこと好きだから、どんなことされたって構わない。」彼女は 眩しい笑顔で微笑んだ。
「ミンシャ!」蛇穴の愛が爆発した。
彼女の小さな体を抱きしめて優しく唇を奪った。
彼女の唇は甘く彼は何度も何度も唇を重ねた。
そしてじっくりと濡れそぼった割れ目に彼女の彼のペニスを押し当てた。
「本当にいんだね」
「お願い先生、男と女のことをミンシャに教えて 」
「ああ、ミンシャ、可愛いよ、うまく教えられるかわからないけどね、先生も経験少ないんだ」
二人が唇を重ねながら お互いの性器を結合した。
「痛いけど変な感じ、、やじゃない、先生と繋がってる❤️繋がってるんだね!嬉しい!」
彼女の小さな腕がすがるように蛇穴に抱きついた。
彼は小さなミンシャを膝の上に乗せて抱きしめながら貫いていた。
そして、 ベッドの弾力に任せて彼女を抱きしめたまま蛇穴は腰を揺すった。
小刻みに彼女の割れ目の中に蛇穴のペニスが出入りする。
下からツンツンと突き上げられて、 最初は痛みを訴えていた彼女も次第に息を弾ませてくる。
愛しいものと結ばれたという気持ちが彼女に大きな快楽を与えているのだろう。
少女の 狭い膣穴の中に勃起したペニスを打ち込む。
彼女の小さなおまんこは壊れてしまうのではないかとさえ思える。
しかし女体の神秘、彼女は小さいながらもしっかりと奥までペニスをしゃぶりこみ心地よい快感を与えていた 。
経験の少ない彼はあまりの心地よさに射精感を抑えられなかった。
「ごめん、気持ちよすぎて射精してしまう!」
「先生たらまるで子供みたいな顔してる❤️だすってよくわかんないけどいいよ。 出してよ。
ミンシャも先生に出されたい。それって先生にとって気持ちの良い事なんでしょ?
だったら遠慮なく出して❤️」
「ミンシャ、、、射精るう!」どぴゅうううう、びゅうう、びゅうう
彼は嬉しさと罪悪感に苛まれながら彼女の幼いワレメにドクドクと射精した。
ミンシャは両手両足で彼の体にぎゅっと抱きついた。強く抱き合いながら、 唇を重ねる二人。 性器は結合したまま一旦射精したペニスが瞬く間に勃起を取り戻す。
彼はつながったまま、今度は正常位で ミンシャの上で腰を振った。
細い少女の体の上に乗っかって彼は腰を振った。
無邪気なミンシャの笑顔。 その彼女が少し大人びた顔で、 彼を見上げている。
ピストンするたびに 彼女の瞳が悩ましげに彼を見た。
桜色の唇が彼を誘った。小さな乳首が愛くるしく彼の愛撫に反応した。
彼は彼女の乳首を口に含んだ。
「うふふ先生、赤ちゃんみたい。 ミンシャよりずっと大人なのに一生懸命おっぱい吸って可愛い❤️」
こんな小さな少女にも母性があるのだろうか。
彼はその言葉に興奮してさらに彼女の乳房にむしゃぶりついた。
「ああ、そんなにがっつかないで!先生 ミンシャのおっぱいは先生のだから。いつでもおっぱい吸っていいからね 」
小さな少女が自分よりもはるかに背の高い蛇穴の頭を撫でる。
しかし、不思議な安らぎがそこにはあった。
「ミンシャ❤️」彼は再び正常位で激しく腰を振った。
彼女の膣がキュンキュンと彼のペニスを締め付けていく。
どうやら彼女の幼い性器も女としての喜びに芽生えたようだ。
彼女を傷つけぬように細心の注意を払いながらかつ大胆に彼は腰を振った。
「あああ、、ミンシャ、、出るよ、、好きだ!あっあああああ!」どぴゅうう、びゅう
彼女が自分から足を絡めて彼の腰をホールドした。
「ああ、、でてる、私の奥で、。私、幸せ❤️」
2人はその日に何度も唇を重ね体をつなぎあった。
ほこりっぽい昼間のハルビンも夜は涼しい風が吹く2人は満ち足りた気持ちで睦みあった。
「愛する者と共に生きていけるなら、死ぬことさえもいとわない。愛する者と一生を過ごせるなら、仙人でさえも羨ましいと思わない。、これ、ミンシャの死んだお父さんお母さんが好きな詩だったんだ。日本にも愛の詩、あるの?」
「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ、百人一首だったかな。朴念仁の俺はそれくらいしか知らないな。今は戦時下、軍医である以上、戦地に送られる事もあるだろう、でもどんな定めが二人を引き離そうとも、ミンシャとは「われても末に逢はむとぞ思ふ」だ。」二人は口づけを交わした。
蛇穴奏人少尉はこの翌日、平壌で開業している自分の両親を訪ねた。
明明茶店からミンシャを身請けして、自分の妻として蛇穴の両親の元に預けるためだ。
身請けの金をかき集め、渋る親を説き伏せて意気揚々とハルビンに戻った蛇穴は無残打ち壊された明明茶店を見た。
茶店の親父が共産ゲリラのスパイ容疑で捕縛され、ミンシャも共に捕まったのだ。
慌てて基地に戻った蛇穴に同僚の石田と上官の原田大尉が話しかけてきた。
「よう!蛇穴、貴様のお気に入りの茶店の小娘、ご相伴させてもらったぞ」
石田が下卑た笑みを浮かべていった。
「なんのことだ!石田」
「ふふふ、一発犯ったってことだよ!原田大尉といっしょにあのミンシャとかいうメスガキに新しい興奮剤を試したんだ。」
「すまんな、蛇穴、お前も呼んでやれば良かったか?あのメスガキは盛んにお前の名をよんで泣いておったな。弄んでたのだろう?この色男め!しかしメスガキは興奮剤を打ってやったら愛液を垂れ流して俺たちのちんぽで腰を振ったんだぞ!狂ったように乱れて、あははは、傑作だった。お前にも見せてやりたかったぞ!」
原田は蛇穴の心に気づかない。
「ミンシャはどうなったのでありますか?」
「ああ、死んだ、薬が強すぎて最後はゲロゲロと吐血して、最後にお前の名前を叫んで、ショック死しよったわ、あの薬はまだ毒薬だな、改良の余地ありだな」
原田の言葉に蛇穴の思考はブラックアウトした。
あまりの怒りと悲しみの負荷にその場で気絶した。
それから一週間後、職場復帰した蛇穴少尉は怒りを隠して同僚の石田と原田大尉に近づき復讐した。
更衣室で細菌兵器用の炭疽菌を彼らの着替えのふんどしに塗りつけたのだ。
彼らは2日後に発症、激しく咳き込み呼吸困難でのたうち回った。
そして蛇穴は二人の看護を買って出た。周囲には献身的に治療するかに見せかけて、病気の苦痛を長引かせ、ベッドに拘束した二人にあらゆる薬物を投与して苦しめた。
石田は最後に例の興奮材を打たれて猿のように絶叫して死んだ。
原田大尉は手術室で麻酔を打ち、腹を開いた。自分のハラワタが抉り出されるところを見せつけ、最後に命乞いする原田の目の前で心臓を握りつぶした。「ミンシャの恨み思い知れ!」蛇穴は苦く笑った。
切除した跡はバレないように綺麗に縫合した。
原田の顔には深い恐怖が刻まれていた。
彼の犯行は露見しなかったが隊内に風の噂はあった。上官も何かを察していた。
そして彼はタバログ島に左遷された。
「ふぅ、、これが私の話です。ミーシャ ロキシア、、気持ちのいい話ではなかったね、すまない、本当に君ははミンシャによく似ている。」
蛇穴はミーシャを見る。彼女の青い瞳から涙が溢れている。そして、彼女の口がある言葉を紡いだ。
「われても末に逢はむとぞ思ふ、、、そう、、われても末に逢はむとぞ思ふ、この言葉、魔法の修行の時に、、私に強く流れ込んできた思念です。私達の世界では魂は肉体の生死を繰り返し因果地平を巡るとされています。そしてその記憶は魂源に刻まれているそうです。
魔法の力を得るには魂源に触れる事が必要で高位の術者ほど自分の魂源に触れ、転生前の記憶を断片的に知るのです。もしかしたら私は明謝さんの生まれ代わりかもしれませんね」
「ミンシャ、、ごめんよ、守れなくてごめんよ、、ごめんよぉ、、会いたかった、悲しかった、、ずっとずっと、、お前を、。」
威厳のある異界の医師が幼い少女のようなミーシャロキシアに抱きついて子供のように号泣した。
今はただこの人のミンシャでいてあげよう、そう思った。
ミーシャは彼の頭を愛おしげに抱いた。
「迷える幼子に安らぎと優しい夢を」そしてミーシャは心を癒す小魔法を呟いた。
その日、蛇穴は長い夢を見た、ミンシャと結ばれて幸せに過ごす夢だ。叶わなかった夢
が走馬灯のようにめぐった。裸になって夢中で愛し合った
目覚めた時、、彼の手の中には暖かい人肌の温もり、小さな少女、青い髪のミーシャロキシアがいた。彼は愛しさに彼女をぎゅっと抱きしめた。
蛇穴がミーシャロキシアと過ごしている同時刻、クレア、ミリティア、アリス、捕虜になった
傭兵娘達には過酷な運命が待っていた。
ディードリットというハーフエルフの女が熊田という巨漢の兵士とともに現れていった。
「汚らわしい人狩の悪党!今すぐにでも殺してやりたい、それが私たち亜人の気持ちです。
でも 日本兵の皆様には慰安が必要です。あなた達に選ばせてあげます。処刑されるか
ここで彼らの慰み者になるか?「レイプ オア ダイ」です。」
「私、やだぁ、、そんなの、、でも、、死にたくないの」とクレア
「クレアは助けてくれ、、私がその分引き受けるから」とミリティア
「贖罪、、やむ無し」ボソッと呟くアリス
ヨロイを剥ぎ取られ下着一つの状態で彼女たちは大きな天幕に通された。
天幕の外には兵士達が木札をもって整列していた。
そして天幕の中には大勢の全裸の男たち、、彼らの股間の逸物はすでに天をにらみ
槍衾のようにそそり立っていた。
天幕から彼女達の悲鳴が響いた。 次号続く