警察署の一室を拝借し、隣の市付近で
起きる事件をまとめ調査していた。
〈全盲の中学教師、自殺か〉
うん~やっぱ、自分の口を裂きながらの
飛び降り自殺は異様すぎるね。
「
「どうした?」
日本と台湾のハーフである健一。ボクは
中国語で彼の名を呼ぶ。いつも黒色の
トレンチコートを羽織り、 青いジーンズ
履いてる伊達男。すごいイケメン。ひげ生やしたら
ワイルドな男前。
「近くに金星のめぐみていう新興宗教団体の
資料あるかな」
「これか」
「そう。それそれ」
ちまたで起きる異様な猟奇殺人。
すべては〈金星のめぐみ〉の拠点、付近で
発生している。
「問題は……」
“タネ”さえわかれば、強制捜査やガサ入れ
できるんだけどな~
ブラクラ、赤い錠剤、シグナル──
モーフォジェニック・エンジン?
「まさか」
すぐ
今日、わたしのクラスに転校生が来るみたい。
こんな季節外れの時期はめずらしいと思う。
「夜神加奈子です。 短い期間ですが……
よろしくお願いします」
艶やかな肩より少し長い黒髪を靡かせて
あいてる席へ座った。まえ、レインといっしょに
視たバイオレンス映画〈渇き〉のヒロインみたい
だった。雰囲気や口調は違うけど。でも、
育ちの良さを感じるおしとやかな雰囲気の
人当たりもいい性格だった。
その日のうちにクラス……だけでなく
学校のマドンナみたいな扱いになった。
わたしとは二人、三言ほど挨拶するだけで
関わりはない。でも……なんとなく
レインとも似てる気がする。
「グッドモーニング!」もう一人、英語担当で
赴任したジョージ・N先生。アメリカから
日本文化を知りたくて来日したと語る
紳士的な白人さんだった。
先生の話はとても幅広く──
「“将来”のためになるモノを見せよう」
妙だった。視聴覚室で、クラスメイトを
無作為に
教頭先生を含む他の先生も同様だった。
だんだん……学校中がおかしくなってる。
男女関係なく乱暴されたり、ケンカや
しまいには殺人まで当たり前になった。
視聴覚室へ行ってないわたしや田所くん、
なべちゃんに加奈子さんぐらいしか
正気を保っていない状況だった。
「ここは俺たちの国だ!!」
「独立国家だあぁあぁああああぁああぁぁあああっっっっ!!!!!!」
「ヒャハハハハハハァーッッ!!!!」
ついにみんな行くところまで行って〈籠城〉かつ
知事などへおこなった。
今、わたし達は外へ出られない。レイン……
助けて。
「“当たり前や!”」
渇き……原作『果てしなき渇き』とする
エンターテインメント映画。主演は役所広司。
ちひろが言うヒロインに当たるのは
女優の小松菜奈。
モーフォジェニック・エンジン……サバイバルホラー
『OUTLAST』に出てくる精神療法
ドリームセラピーの装置。だが、実態は
作中ではロールシャッハテストのような映像を
強制的に見せ続け、明晰夢の状態を維持させつつ、
超常現象を発現させる“超兵士”を作る事が目的。
装置を作動させる前に被検体に極度の「恐怖」を与え、生命維持カプセル内で細胞分裂を加速させてナノマシンに組み替える。被検体はこのプロセスで失敗すれば癌や腫瘍といった病変の成長を急激に引き起こしてしまう。
その影響は被検体の周囲に及び、女性は性交の有無を問わず想像妊娠を発露してしまう
ニコニコ大百科『Outlast』の記事より引用。
なんだ展開が『DEAD TUBE』と『生贄投票』
みたくなりました。