うちの妻が筋骨隆々な男に寝取られるわけがない 作:ユメアキ
平八のもとに怪しい動画が送られてきた。
再生してみると見慣れた道場の景色がひろがった。
その見慣れた景色の中に、ある意味では見慣れたものが横たわっていた。
(……一美!)
一美が鬼のような男に押し倒されていた。
男の浅黒い肌が一美の肌の白さを際立たせ、男のゴツゴツと盛り上がった肉体が妻の――彼女も武術家なのだが、この男の肉体と比べると残酷なまでに、女の可憐さを引き立てる。
はだけられた白い和服の間に生白い乳房と黒々とした陰毛の股間が外気に触れている。
男が覆い被さり、一美の唇を奪った。
「んぅ……――さん、んちゅ♥」
凌辱ではないのか、一美は甘い声で男の名を呼び、キスを返した。
何度も何度も名前を呼びながら唇を重ねる。
ぬちゅくちゅっと濡れた音が響く。
やがて唇だけでなく舌と舌を絡み合わせはじめた。
貞淑だと思っていた妻が口を大きくあけて、れろっと舌をつきだす様子は衝撃的だった。
「ああっ♥ ――さん♥ んんっ♥」
男が一美の頬や耳にキスを落とす。
顎や首筋、鎖骨、胸元へと狙いを変えていく。
きれいな肌に蛭のように吸い付き、ちゅぱちゅぱっと濡れた音が響いた。
吸い付かれた一美は艶かしく身悶えした。
牡の官能を刺激する喘ぎ声をもらし 、乳房を押しつけるように男の頭をぎゅっと抱き締めた。
男が一美の乳房に唇を這わせる。
仰向けでも美しい山型の稜線に赤い痕を刻み付けながら這い上がり、先端に吸い付いた。
「はあっ♥ はぁっ♥ んうぅ♥」
男の唇が先端に近づくにつれ一美の淫らな反応が大きくなり、乳頭に吸い付かれた瞬間、彼女は弾かれたように体を反り返らせた。
背が持ち上がり、胸を男にさしだす格好になる。
「はっ♥ はっ♥ ああぁっ♥」
真っ赤に勃起した乳首が男にもてあそばれ、唾液まみれになっていた。
反対の乳首にも吸い付かれ、一美は何度も体をくねらせる。
白い肌が上気し、淫らがましい桜色になりしっとりと汗に濡れていた。
男は一美の乳房を吸いながら、反対の乳房を握りしめた。
ぎゅむっと指をくいこまされた乳房の先で乳輪と乳首が間抜けにつきだす。
母性の象徴がぐにゅぐにゅともてあそばれ、指の痕とキスマーク、唾液まみれにされていく。
「もっと吸ってください♥ ――さんっ♥ めちゃくちゃにして……ああっ♥」
完全に男の虜となっているらしい一美が体をくねらせて乳吸いを催促する。
男はそれに応え、口と手で一美の乳房をめちゃくちゃにした。
「はぁ……♥ はぁ……♥」
男は、乳で絶頂に押し上げられ朦朧とする一美の乳房から口を離し、下へと狙いを移していく。
お腹にキスをして、帯を飛び越え、下腹部へ。
陰毛にもキスをし、さらにその先へ。
「あっ♥ ダメです♥ 汚い、ですから……」
一美が慌てて男を制止する。
男は汚いところはないと言い切る。
「――さんっ♥ あんっ♥ だめぇ♥」
股間に口をつけられ、一美は男の頭に両手を押し当て悶え泣いた。
陰部を舐められてイッてしまったらしい。
一美は体を反り返らし、ガクガクと痙攣を走らせた。
「もうっ♥ だめって言ったじゃないですか♥」
拗ねた口調で言い、男を見上げる一美の瞳は艶かしく濡れていた。
花弁もびっしょりと濡れていた。
男の唾液だけではないだろう。
一美の愛液でびしょ濡れだった。
男が一物をとりだす。
血管を浮かせ、一美の膣内に入れたそうにびくびくと脈打っていた。
本当にいいのかと男が確認した。
一瞬間を置いて男と見つめあい、一美はこくりとうなずいた。
一美の膣内に生の肉棒がねじこまれる。
男の一物の巨大さに妻の体が壊されてしまうのではないかと危惧したが、彼女の膣口は男の形に口を開け、柔軟に受け入れてみせた。
「――さんっ♥ いいっ♥ ああっ♥」
お互い名前を呼びあいながら腰をぶつけ合う。
巨大な一物が律動し、一美の膣内に形を覚え込ませていく。
男は一美にキスをしながら、乳房を鷲掴みにしながら、乳首に吸い付きながら、肉棒をピストンをさせる。
男が一美の耳元に顔を寄せ、何か囁いた。
「だして、ください♥ わたしのなかにっ♥ 全部っ♥」
一美は両手両足をぎゅっと絡みつけ、男にしがみついた。
はだけた着物から露出している乳房を男の胸板に押しつける。
男と見つめあい、もっと深くに肉棒を受け入れようとするかのように彼女も腰を振った。
「――さんっ♥ わたしも、イキますっ♥ んちゅ♥ ああっ♥ んうぅっ♥」
妖艶に告げる一美の口を男が塞いだ。
キスをしながら腰を叩きつける。
一美はくぐもった声をあげ、絶頂に達した。
男はその体をぎゅっと抱き締めて、腰をひときわ強くねじこんだ。
絶頂に達し、ぎゅうっと強く緊縮しているであろう膣内に精液を放っているらしかった。
「はぁ♥ はぁ♥ ――さんっ♥」
一美は男と見つめあっていた。
引き寄せられるようにキスをする。
「あぁっ……♥」
一物が引き抜かれると一美は切なそうな声をもらした。
巨大な一物をねじこまれていたせいでぽっかりと口を開けている膣内からどぷりと濃厚な白濁液があふれだしてきた。
会陰を伝い落ち、肛門の方へ流れていく。
それを細い指がすくった。
「こんなにたくさん♥」
一美は嬉しそうに笑った。
白濁液のついた指をれろっと舐めて見せた。
「――さん♥ ああっ♥」
男が一物を一美の膣内に再度ねじこみ腰を振る。
一美の喘ぎ声と体がぶつかりあう音が響く。
道場の床に刻み込まれた落書きが目に入った。
相合い傘の下には平八、一美と二人の名前が並んでいる。
何度も中出しされた一美は夢見心地のような表情、全裸で道場に座り、陰毛を剃られていた。
つるつるになった恥丘に落書きされる。
相合い傘、左側に一美。そのとなりに平八ではない別の男の名前が書き込まれる。
「ふふ、嬉しい♥」
下腹部の落書きを見て一美は陶酔の笑みを浮かべた。
相合い傘の下にある膣肉がきゅんと締まったあと、ふわりとゆるんで白く濁った体液をあふれさせた。
人妻の陰毛を剃り落とし、その下腹部に相合い傘を、彼女の名前のとなりに自分の名前を記し興奮したらしい男が一美の肉穴に一物をつきつける。
「きゃあっ♥ ……――さん?」
ねじこむ前に男は一美を抱き上げ、軽々と運ぶ。
ある場所に一美を寝かした。
相合い傘が刻み込まれていた場所だ。
ちょうど一美の尻のあたりにあるだろう。
男が一美の肉穴に一物をねじ込んだ。
一美も尻の下にある道場の床の古い落書きの存在に気づいているのか、それをまるでごしごしと磨き潰そうとするかのように尻をくねらせた。
「上書きしてください♥ ――さんっ♥」
一美の尻振りに興奮した男が思い切り腰を叩きつける。
ピンク色の粘膜の輪がぽっかりと口を開け、抜き差しされる肉棒にひっかけられ、めくりかえされ、押し込まれる。
ぐぽぐぽ、ぬちゅぬちゅと粘っこい音が響いた。
「あのひとの痕跡を全部塗りつぶして♥ あなたの子供を、産ませてくださいっ♥」
相合い傘の落書きをされた下腹を男に寄せる。
できるだけ深い場所まで男を迎え入れて、精液を一滴もこぼさないようにしているかのようだった。
男も腰をつきだし、結合がさらに深くなる。
お互いの体に腕を回して、ぎゅっと抱き締めあう。
「あんっ♥ すごぃですぅっ♥ 精液どぴゅどぴゅされてます♥ 精液を子宮にかけられてる感触が全部伝わってきますっ♥ やあんっ♥ まだ出てる……♥ んぅ♥ はぁ……♥ んむっ♥」
一美は中出しされながらキスをされた。
彼女からも唇を寄せ、舌をつきだし、ぴちゃぴちゃと粘膜をふれあわせる。
長い間、キスに溺れたあと、男が一物を引き抜く。
相合い傘――一美と別の男の名前が書かれた肉丘の下、ぽっかりと開いた膣肉からどろりと精液があふれだした。
「こんなに出されたら妊娠してしまいますね♥」
一美は幸せそうな顔でつぶやいた。
敷いていた着物を男がもちあげた。
一美の膣口から垂れた精液が道場の床に垂れて古い落書きを塗り潰した。
この映像は誰が撮影したのか。
正体はすぐに知れた。
平八に恨みを持つものが、一美とこの男との不貞を知り、道場にカメラを仕掛けていたようだ。
(ふん、愚かな。この程度でワシの動揺をさそえると思ったか?)
平八はにやりと笑みを浮かべた。
動画はいつ撮られたものなのだろう。
一美が不貞を働いているなど想像だにしていなかった。
「平八さん」
夫の名前を呼ぶ一美の声を思い出す。
そんな風に呼ぶ、白い着物の下の乳房は男に赤い痕や体液をつけられていたのだろうか。
胎内にあの男の子種をたっぷりと塗りつけられていたのだろうか。
「――さんっ♥ ――さんっ♥」
自分ではない、他の男の名を呼びながら淫らに腰を振る一美を見つめながら平八は泣き笑いの表情を浮かべる。
感情を沈めようと下腹部に手を伸ばした。
他の男の子種を求めて腰を振る妻の名前を呼びながら一物をしごいていた。