うちの妻が筋骨隆々な男に寝取られるわけがない 作:ユメアキ
全裸の妻がベッドに腰かけた男の膝の上にのせられている。
カメラに向かって股を開いていた。
厚い胸板に背中を預けている。
陰毛を剃られつるつるになった恥丘の下、肉の割れ目に男のものが挿入されていた。
「んっ♥」
膣内を揺さぶられた妻が甘い声をあげた。
律動に合わせて乳房もたぷんたぷんと揺れる。
恥丘の上に相合い傘の落書きがされていた。
道場の床にあるそれと違い、妻の名前の隣には間男の名前が記されている。
「見えますか? この人の名前が入った刺青を入れられてしまいました♥」
妻が語りかけてくる。
落書きだと思っていたものが刺青だったとわかり衝撃を受ける。
前回の動画では落書きだったはずだ。
男が妻に何か耳打ちをする。
「ん♥ ……私はどうやら痛くされて感じる変態だったみたいです。……墨を入れられて、汗びっしょりになるほど痛かったのに、なぜかマンコを濡らしてしまって……濡らしたばかりか、刺青が完成するまでに何回もイッてしまいました♥ いとおしい人の名前を入れられるのが嬉しかったのもあるかもしれませんが、私は、まごうことなき変態だったようです♥」
妻が刺青をうっとりとした表情で撫でている。
男が突き上げを激しくする。
「やぁんっ♥」
妻が男の膝の上で体を反り返らせ、びくびくと痙攣を走らせた。
男の太い腕が妻の体をひしと抱き締めた。
浅黒い腕と妻の白い肌が残酷なコントラストを描く。
男が乳房に触れ、ぐにゅりと揉みしだいた。
「この刺青、ちょうど子宮のあたりにあるんですよ♥」
男に乳房を揉まれ、乳首を刺激され、妻ははぁはぁと息を乱しながら口を開く。
白魚のような指が相合い傘の中にある間男の名前を撫でた。
「いまからここに、この人の子種を注いでもらいます♥ 二人目の子供はあなたの子ではないかもしれません♥」
妻が悪魔のような笑みを浮かべた。
妻の言葉に興奮したのか男が突き上げを激しくする。
乳房を愛撫し、反対の手を刺青のある下腹よりさらに先、クリトリスを刺激する。
「あはぁっ♥ だめですっ♥ そんなにされたらッ♥ ううぅっ♥ 子種を注がれる感覚をじっくり味わいたいのにぃ……♥ ああっ♥ イクッ♥ イクぅうううううッ♥」
男の膝の上で妻がぎくんと体を反り返らせた。
妻の体を男がしっかりと抱き締める。たくましい腕に乳房がぐにゅりと歪む。
男はずんっと深く腰を入れた。絶頂を極めた妻の膣内に射精するつもりなのだろう。
「ああぁっ♥ だされてるっ♥ ごめんなさいっ♥ ごめんなさいいいいいっ♥」
うわごとのように口にする謝罪の言葉は誰に向けてのものだろう。
妻と間男の名前が並んだ相合い傘のタトゥー――ちょうど子宮がある位置にあるらしいそれを、内側を膣内射精で汚されている様子を見せつけるように妻が腰を持ち上げた。
くびれた腰にがくがくと痙攣が走る。
ずぷりと貫かれた膣穴の少し上、針で開けたような小さな穴から透明な液体がぶしゃっと勢いよくしぶいた。
「はぁ♥ はぁ♥ ……ごめんなさい、みっともない姿を見せてしまいました……」
妻はカメラに向けてではなく男の方を見て謝罪の言葉を口にした。
男が妻の耳元に口を近づける。
何事かささやくと妻は顔を真っ赤にした。
耳に吐息をかけられて感じたのか体をくねらせて、あえぎ声をもらした。
「やん♥ ……ありがとうございます♥ ふつつかものですが、これからもよろしくお願いします♥」
これからも。
一体いつから不貞をはじめていたのか。
カメラの前で堂々と不貞の続行を宣言した妻は厚い胸板に背を預け男の方に顔を向けた。
男の頭に――見ようによっては肩に担ぐような格好で腕を回し、口づけを交わした。
間男も妻の口づけに応える。
妻はうっとりと目を閉じていた。
白い頬がピンク色に染まっていた。
ぴちゃぴちゃと濡れた音が聞こえる。
唇と唇の間にちらちらと舌がのぞいた。
長い長いディープキスを見せつけてくる。
「……そういうわけですから、平八さん、ごめんなさい♥」
キスを終え、熱い吐息を交わし、唾液の糸で男とつながったままの妻が妖艶に笑った。
男が再び妻に襲いかかった。
妻も男の体に腕を絡ませ、腰をくねらせ、媚びた舞いを披露する。
また性交が始まるというところで動画が途切れた。
ここから先は二人きりで、ということだろうか。
蚊帳の外に追いやられ、絶望が深くなる。