有償リクエストで続いてる妖精の尻尾VS淫神の集いの外伝的な作品。
他ギルドのメンバーのお話です。
気が向いたらちょくちょく書く……かも?
ついでに外伝は有償リクエストシリーズとは完全に繋がっているわけではない的な雰囲気でお願いします。
今後書くとしたら時系列とか無茶苦茶になるだろうし。
では、どうぞ。
「ははは……参りましたね。剣咬の虎。これほどの強さとは」
妖精の尻尾に味方するギルドは多い。
特にこの日、淫神の集いが争ったギルド、剣咬の虎はまさにその筆頭である。
彼らは妖精の尻尾によって生まれ変わったギルドなのだから。
妖精の尻尾の敵である淫神の集いを見逃しなどしない。
「全員初期型ではありましたが、まさか折角連れてきた兵が全て殺られてしまうとは」
その言葉とは違い、淫神の集いの残されたメンバー、マムトは、焦った様子はない。
そもそもこのシルクハットを被ったマジシャンのような怪しげな男は、まだ剣咬の虎のメンバーと相対してすらない。
戦いに出ずに兵だけを失う。
普通なら有り得ない行動だ。
「まぁ兵も涙も、あのお方が降臨なさるまでの消耗品に過ぎませんがね。ふふふ……そして」
だが、マムトは嗤う。
「あちらも無傷とはいかなかったようですね。ゴルくんの最後の活躍を楽しませて頂きましょう」
嗤う道化はそのまま姿を消した。
この戦いの際に、一人の仲間の魔導士が行方不明になっていることに剣咬の虎の面々が気付いたのはすぐだったが、見つかりはしなかった。
その魔導士の名は、ミネルバ・オーランド。
剣咬の虎の中心人物の一人であった。
「ぐ……はっ……♡はな、せ……♡」
「ハァ……ハァ……ヒヒッ……捕まえ……タ」
その行方不明になったミネルバは、淫神の集いのメンバーであるゴルに連れ去られ、彼らの支部とも呼べていた廃棄されたギルドハウスに連れてこられていたのだ。
だが、実を言うならばゴルは一時は剣咬の虎ギルドマスターであったミネルバに勝てるほど強い魔導士ではなかった。
(あの薬を使ってから……いきなり、魔力が増して……!)
そう、ゴルは淫魔の涙を自ら服用したのだ。
男も女も異常に発情を促す魔の媚薬、淫魔の涙。
だが、実は淫神の加護を受けているものにとっては、別の側面を持つ。
それが、眷属化であった。
「グヘ、グヘヘ……」
眷属化とは、人であることを辞め、淫神の僕へと堕ちること。
それこそが淫魔の涙の真の力なのだ。
そして、眷属化された者は、主となった淫神の力により、本来持つ力を完全に凌駕した力を発揮することができるようになる。
しかも人を辞めたせいか、女であるミネルバより小さかったゴルだが、今は彼女の亡き父親ジエンマを超える体躯になり、元より醜かった顔もさらに醜く変貌していた。
既に人間の面影などない。
「か……は……♡」
(しかも……なんじゃ……これは……♡)
しかも最悪なことに、ゴルに首を掴まれ持ち上げられているミネルバは、息苦しさと共に何故か身体が疼いていた。
単純な媚薬によるものではない。
何かが違う。
まるで痛みや苦しみが快楽に変換されるような、不思議な感覚だった。
「はな、せ……♡妾を、こんな……辱めて♡何をする気、じゃ……♡」
「グヘェ……お、お前に……種付け、する。子を孕ませテやるヨ……」
「た、ね……? 何を馬鹿げたことを……ぐぁんっ!?♡♡♡」
ゴルの正気とは思えない言葉に、ミネルバは目を見開いて怒りを露わにするも、掴まれたまま、身体を振り回され、背中に壁に叩きつけられる。
だが、走ったのはやはり痛みではなく、快楽だった。
「が、はぁぁ……♡♡♡」
叩きつけられた壁には大きな亀裂が入っていた。
それだけ今のゴルが怪力である証であり、同時にそれだけミネルバにダメージが入るはずだった。
しかし、痛み自体が完全になくなったわけではないが、それでも快楽が勝り、思わず甘い吐息を漏らしたミネルバの脚に、ゴルの舌が触れた。
「ヒヒっ……美味い……汗も美味いゾォ……」
「ひっ!?♡ や、やめ……んんっ♡♡んうぅぅ〜♡♡」
醜男であり、敵であるゴルに膝や太もも舐められるなど悪寒すら走ることであるはずだが、それでもミネルバの身体は抗えない。
舌が走り、ヌルヌルとした唾液が塗られていく太ももからビリビリとした快感が駆け巡り、甘い声が漏れるのを止められない。
これではまるで敵に陵辱されよがっているようなものだ。
そんなことを思い、ミネルバの瞳に涙が浮かんでしまう。
普段から強くあれとしているミネルバだが、ジエンマのスパルタ教育の悪影響で、決して心が強靭とは呼べない女であった。
「この足でおデを蹴飛ばしまくりやがっテェ……ベロベロ舐めまくッてやル……グヘヘ」
「ひ、ひぃっ!?♡や、やめ……ああぁぁんっ!?♡♡♡」
戦いの際に古代言語を使用した強力な魔法の他に優れた体術を使うミネルバは、たしかに戦いの際にゴルを何度も蹴り飛ばした。
変貌してもゴルはその恨みを忘れていないようで、ミネルバの汗ばんだ脚を舐める舌は、ミネルバの太ももから膝やふくらはぎといった部位を執拗に何度も往復する。
気持ち悪さこそ消えないが、往復する度に快楽が増していき、ミネルバの嬌声も甘さを増していく。
(なんじゃ……これは……♡足を舐められておるだけなのに……♡♡こ、こんな気持ち良い、など……♡♡♡)
ゾクゾクとした快楽は、ミネルバの精神に確実に変化をもたらしていた。
陵辱されて感じているだけではなく、足を舐められて感じさせられてしまうのは、まるで自分が変態にでもなってしまったかのようで、精神が摩耗していく。
「この足、食べちゃオうかなぁ……いただきま〜ス」
「なっ……やめ……んうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?♡♡♡」
どんどん異形化の進むゴルは、そのままミネルバの両足を肥大化していく頭部についた巨大な口の中に含んでしまう。
実際に食べられるわけではないが、蠢く舌に靴も脱がされてしまい、足全体を飴玉のように舐めしゃぶられる。
足の指の一本一本を丁寧に舐め回し、時には強く吸引してミネルバの足を弄ぶ。
それは、まるで秘所を舐められているかのような快楽をミネルバに送ってきていた。
「ぷにプニして美味イ……味もいイ……」
「あぁぁっ……くぅっ♡んっ♡♡くすぐた……♡やめっ♡♡あっ♡あっ♡んああっ♡んー♡んんー♡♡ん、あああぁぁっ♡♡♡」
足の太股や膝の裏と言った、普段触られることのないようなくすぐったい箇所を舐られ続けると、紡いだ口が勝手に開き、甘い声が漏れてしまう。
もはやミネルバは快楽を隠すことなど不可能に近かった。
「グヘ、グヘヘ……ヒヒッ」
「はーっ……♡はーっ……♡」
暫く舐め回し、やっと満足したのか、ゴルの口が離れていく。
その頃にはミネルバの足はゴルの唾液でベタベタになっていたが、それだけではない。
ミネルバの足の間からは、溢れた愛液が太ももを伝って地面に落ちるほどになっていた。
(な、何とか……イカずに耐えたが……もはや、ギリ……ギリ……じゃ……♡次に、何かされたら……妾は……♡)
愛液こそ下着から溢れ、太ももを伝ってしまっているが、何とかミネルバは敵に絶頂させられるという屈辱は回避していた。
だがそれでも本当に瀬戸際であった。
このまま続けられれば必ず絶頂を迎えてしまうほどに。
(妾に残された最後の魔力……このような醜悪な化け物に通ずるかは分からぬが……やりしか、あるまい!)
先ほどから感じている疼きはまだあるが、今だけは無視し、ミネルバは己の魔力を高める。
魔力に余裕がないため絶対領土はまともに使えないが、超至近距離の今ならば、それはいらない。
「絶対領土エクスプロージョン!」
「グ、ギャアアアアアァ!?」
ミネルバの魔法でゴルの顔面の部分で爆発が起こる。
その威力は、ゴルの頭部を吹き飛ばすほどのものではないが、顔面を焼かれては流石に異形のモノになっていてもダメージはあるのだろう。
ミネルバを解放し、ジタバタと顔面を押さえて暴れ回っている。
「ぐっ!?♡ い、今の内に……!」
着地すら出来る状態ではないため、地面に身体を打ち付け、その痛みすら快楽になってしまうが、ミネルバは最後の気力を振り絞り立ち上がる。
魔力も今ので最後の以上、逃げれるとしたらこのタイミングしかなかった。
「ここは撤退し、スティング達に小奴らの情報を……なっ!? ひぐっ!?♡」
逃げようと駆け出したミネルバの足に何かが引っ掛かり、魔力切れによる疲労と快楽でフラフラ状態だったミネルバはそのまま前のめりに転んでしまう。
その何かの正体は、言うまでもなかった。
「待テ、逃さなイ……グヒヒッ……」
それは、顔面を焼かれ地に伏していたはずのゴルだ。
流石に無傷とはいかなかったようで、眼球が片方潰れてしまっていたが、そのダメージも徐々に再生し始めていた。
そして、ミネルバの足は触手のようになっているゴルの舌に捕まれていたのだ。
「くっ、は、離さんか……あぁんっ!?♡ ひゃああっ♡」
逃れようと必死に暴れるミネルバだが、ゴルの舌が蠢き、ミネルバの身体に巻きついて自由を奪う。
その動きすら全身敏感になったミネルバには甘美な快楽に他ならなかった。
「や、やめ……♡触るなぁ……♡あぁぁ……♡♡」
しかも魔力が切れてしまったミネルバはもはやまともに動くことすらも困難なのだ。
そんな状態で快楽まで感じてしまえば、もう彼女には何も抵抗が出来なかった。
その間に、ゴルの舌はミネルバの身体を自らの顔に引っ張っていく。
そして、大きく開かれた口が、今度は足だけでなくミネルバの下半身全体をパクりと咥えこんでしまった。
「や、やめ、やめよっ♡♡んああっ♡くぅぅっ♡足、も尻も、そんな、舐め、るなぁ……っ♡♡あぁんっ♡♡」
一度燃えたからか、舌や口内が先ほどより熱い。
それはまるで肉棒のような熱さで、触手のような舌が下半身を舐めしゃぶる度に、ミネルバには恐ろしいほどの快楽が訪れ、身体が反応してしまう。
「もウ、離さないゾォ……コのまま、舐めしゃぶリ、尽くシてやル……」
「ひ、ひゃめっ♡ひゃめろぉ……♡♡んあぁぁっ♡♡あっ♡あっ♡ああぁぁっ♡♡♡」
ジュルリ♡ジュルリ♡とゴルの舌がミネルバの足も尻も、余すところなく舐めしゃぶっていく。
その快楽は凄まじく、先ほど足を責められていた時に感じた昂りが、再度物凄い勢いで迫ってきていた。
「んはぁっ♡はぁんっ♡ひゃめっ♡やめぇぇぇぇっ♡♡♡」
(も、もう……限か……い……じゃ……♡♡♡)
「ウま、うマ、うマ……うマぁぁぁっ」
「あぁぁぁ♡♡♡あああああああ♡♡妾が、こんな、こんなぁ!♡♡ むりっ♡イ、イクっ♡♡いやだっ♡♡こんなので、イキたく、な、ひ、あ、ああ♡あああっ♡♡あぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡♡♡♡♡ 」
ミネルバの懇願空しく、その身体は絶頂に達してしまう。
身体は快楽に震え、目は涙で潤み、涎を口元から零し、力なく淫らな顔を晒してしまった。
「はぁ……はぁ♡や、め……♡ん、はぁんっ!?♡♡♡♡」
「うマ、ウま」
絶頂の余韻に浸る間もなく、ゴルの舌がミネルバの身体を更に口内の奥へと引き摺り込む。
いつの間にかゴルの身体は大半が顔になっているようで、体格の差からミネルバの身体がどんどん呑み込まれていった。
「や、やめよっ! 食うな! 妾を、ひゃあん!?♡♡♡ や、やめ……♡舐め、んぁっ!?♡♡♡」
ジュルリ♡と舌を這いずり回しながら、口内にミネルバの身体を納めていくゴル。
遂に下半身だけではなく、上半身も呑み込まれてしまったミネルバは、今まで触れられていなかった、中々に立派なものを持つ巨乳にも舌を這わされてしまう。
「柔らかイ、美味イ」
「あっ、ああっ♡♡やめ……ひっ!♡♡ ああぁっ♡♡♡胸を舐める、なっ♡♡やめよ♡やめ♡♡全身、そんなに舐め、られたらぁぁっ!♡♡♡」
いつしか服は完全に脱がされ、吐き出されており、口内で生まれたままの姿にされたミネルバの全身に無数に増えたゴルの舌という舌が這い回る。
その舌使いは人間ではありえないような動きで、ミネルバの身体を蹂躙していく。
「あ、あぁっ♡♡ああ♡あんっ♡♡ひゃめっ♡ま、てぇ!♡♡ このままじゃ、また……またぁぁっ!♡♡♡」
「美味いシる、飲ませロぉ」
「ひっ、やめろっ♡やめぇっ!♡♡ あぁぁぁ♡♡♡あひぃぃぃっ!?♡♡♡♡」
全身を吸引するように啜られ、ミネルバはまた高みへと登らされてしまう。
もはやほんの少し前まで戦っていた魔導士とは思えないほど、ミネルバは敗者として嬲られるだけの雌と化していた。
「つギハ……孕マス……!」
「なっ……♡んあっ♡ま、待て! 当たってる、硬いのって……な、何故、口の中にそれが、生えて、まっ、ひきぃいぃぃっ!♡♡♡♡」
咥えられてしまっているミネルバの秘所に当てられた舌とは間違いなく違う硬く熱いモノ。
その正体に何となく気付いてしまったミネルバは、有り得ないと混乱するも、ゴルの何故か口内に生えた肉棒を彼女の肉穴を容赦なく引き裂くように突き入れられてしまう。
「あ、ああっ♡あがぁぁっ♡♡うあっ♡やめ、動か、すなぁぁ!♡♡」
「気持ちイ……」
「いやっ♡いやぁぁっ♡♡誰か、助けて、ひっ♡あぁぁぁっ!!♡♡♡」
処女ではないミネルバだが、もはや異形のモノと化したゴルに犯されるという恐怖に、遂に泣き叫び助けを乞い始めてしまう。
しかし、ここは廃棄されているとはいえ敵のアジト。
助けなど来るわけもない。
「ああぁっ♡んあっ♡や、めっ!♡♡ うぁっ!♡」
「気持ちイイ……もっと動ク……」
「ひぎぃっ!♡♡ やめ、動かな、いでぇ!♡♡♡ あひぃぃぃっ!!♡♡♡」
ミネルバの懇願も虚しく、ゴルは肉棒舌を彼女の膣内で動かし、ミネルバを蹂躙する。
その快楽は凄まじく、ミネルバは咥えられて動かせない身体を痙攣させて、無人のギルドハウスに快楽の悲鳴を響かせる。
「や、めっ♡やめぇっ!♡♡ あひぃっ♡あひぃぃっ!♡♡ あぁぁぁぁっ!!!♡♡♡♡」
もはや快楽に逆らうことすら出来ずにあっさりと絶頂してしまうミネルバ。
硬く逞しい肉棒と同じようなゴルの肉棒舌で突かれるのは、激しいピストンされて犯されるのと変わらなかった。
「う、あぁっ♡あひぃぃっ!♡♡ やめ、て……もう、イった♡からぁ……!♡♡♡」
「もっと……もっト……!」
「ひぎぃぃっ!!♡♡♡ ああっ♡もうゆるじ、てぇ!♡♡ イ、イってるのにぃ♡また、イグっ!!♡♡♡」
もう何度目になるか分からない絶頂に、ミネルバは泣き叫ぶ。
だが、ゴルの肉棒が萎える様子はなく、むしろより硬く大きくなっていた。
「んおっ♡おほっ♡あ、ああっ♡♡ やめぇ!♡ もうやめっ!♡ ひぎぃっ!!♡♡♡ あひぃっ!♡♡んおっ!?♡♡♡」
「うマ……ウまイ……でりュ……」
「で、でりゅ!?♡♡ やめ、てっ♡♡いま、だされ、たらぁぁぁっ!♡♡♡♡」
「ぐうぅぅっ!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?♡♡♡♡♡♡」
そして遂にゴルが丸くなった全身を震わせて、肉棒舌からミネルバの膣内に精液を吐き出してしまう。
その熱さと量は凄まじく、ミネルバはまた絶頂してしまう。
しかも、ゴルの射精は普通では終わらない。
「おっ♡おっ♡おおぉおぉぉ♡♡♡とまっ♡とまらないぃぃ♡♡♡しゃせい、しゃせいがあぁあ♡♡♡やめぇ♡♡もう、ださな、いでぇ!♡♡♡ おほぉぉ!♡♡んぉっほぉぉ!!♡♡♡♡」
まるでダムが決壊し、濁流が流れ続けるように、ミネルバの膣内にゴル精液が延々と注ぎ込まれ続ける。
その量は凄まじく、彼女のお腹はまるで孕んでしまったかのように膨らんでしまっていた。
もはやミネルバは快楽のあまり意識が朦朧としており、白目を剥いて舌を突き出してしまっている。
「こんな……こんなぁぁ♡♡♡わら、わのかららがぁ♡♡あひっ♡んほぉぉっ!♡♡♡ も、もうむ、ぐぼぉおぉ!♡♡♡ んほぉっ♡♡んぐっ♡♡ふごぉっ!♡♡」
遂には身体に入り切らない精液が口から逆流してしまい、まるで精液に溺れているかのようにされてしまうミネルバ。
快楽と呼吸困難が、彼女の意識を刈り取っていく。
「ぐ……ゥゥゥ……」
「オ……ボォ……♡♡♡」
最終的には身体全てを精液に変えてしまったように萎んで消えていくゴルの前には、妊婦を超えるほど腹を膨らませ、精液の海で辛うじて呼吸しているミネルバだけが残されていた。
無論、息はしているが、ミネルバも完全に意識を飛ばしていた。
「いやいや、楽しませて貰いましたよ。愚かでバカなゴルくんでも、中々良いショーを見せてくれましたねぇ」
そこに、虚空から現れたのは、戦場を見守っていたマムトであった。
彼は、ミネルバも゙ゴルも気付かない間に、このギルドハウスに現れ、二人の様子を観察していたのだ。
「さて、ゴルくんと兵は死なせてしまいましたが、獲物としてこの方をギルドに招待すれば、あの方々も納得するでしょう。闇ギルドの仲間意識など、その程度ですから」
「ぁ……♡ぉ……♡」
そう呟きながらマムトが手を翳すとふわりとミネルバの身体が浮き上がる。
それに従い、ボタボタと粘着質な精液が垂れるが、ミネルバはピクリと身体を震わせるだけで、意識を取り戻したりはしなかった。
「さようなら間抜けなゴル。貴方にあのお方の力は勿体なかったようですが、良いデータにはなりましたよ」
淫魔の涙を使ったせいで死んでしまった、いや死体すら残せず干からびるように消滅してしまった仲間であるはずのゴルにかける言葉とは思えないような内容を投げかけ、マムトは背を向ける。
もはや、ゴルになど興味はないとばかりに。
「全ては淫魔神様のお心のままに……」
そして小さく呟くように独り言を言うと、ミネルバと共に姿を消すマムト。
一見無謀にすら思える淫神の集いの大立ち回りは、着実にその犠牲者を生んでいく。
その犠牲者が、ミネルバのような女性であったのか、あるいはゴルのようなただの愚かで哀れな男だったのかは、まだ分からない。
だが、全ての決着の時は少しづつ迫ってきていた。