※この作品はR-18です。

快楽に堕ちるメス達   作:ムマ・N

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有償リクエストより
エデンズリッターシリーズ、セシリィ・エルアラドです。
随分と前に受けた依頼で当時は非表示が少なかったためにFANBOXに投稿してた作品です。
もう1年くらい前の作品なので、折角なので表でも公開。
では、どうぞ。


エルアラド聖王国の滅びをもたらした後に淫魔帝を名乗る淫魔は、大きく敏感な胸を持つ王女を徹底的に辱め、淫魔の姫巫女へと堕とす(セシリィ・エルアラド)

 

 エルアラド聖王国。

 ここ数十年には大きな戦争もなく、国民が平和の喜びと幸せとを謳歌してきたこの国は、今未曾有の危機に瀕していた。

 淫魔という別世界の魔物達が突如として王国の中に出現。

 瞬く間に王国全体を制圧してしまったのだ。

 逆らうものは殺され、女は見せしめとして犯される地獄。

 その地獄から国を救うため、エルアラド聖王国第一王女、セシリィ・エルアラドは淫魔達の長の提示した条件を呑むこととなる。

 それが己を苦しめる、片道切符であることが分かっていながら……。

 

(教会になんて酷いことを……)

 

 元は、民の信仰の元でもある、神樹セフィロトに祈りを捧げるために造られた教会の中は、不気味な魔法陣の引かれた怪しげな儀式が行われているようにしか見えない部屋に成り果てていた。

 正確に言うならば、儀式は今から行われるのだが、どちらにせよエルアラド聖教の姫巫女でもあるセシリィからすれば冒涜でしかない。

 

「……きたか」

 

「っ……!」

 

 そんな儀式の間と化した部屋の中心部に居る存在にセシリィは息を呑む。

 巨大な1つ目と、無数の触手。

 触手の先には目玉がついたものもある言わば目玉と触手の怪物。

 このエルアラド聖王国を制圧した淫魔達の長。

 淫魔マルティギオス。

 セシリィの取り引き相手であり、間違いなく倒さねばならない敵であった。

 

(聖樹セフィロト様……力をお貸しください……)

 

 そんな醜悪な存在を前に、セシリィは祈る。

 もう少し先の未来ならばマルティギオスに対抗する手段もあったかもしれないが、聖騎士団の長、ノエインですら普通の淫魔としか戦えない今の状況ではセシリィは祈ることくらいしか出来なかった。

 

「そこに立て」

 

「っ……はい……」

 

 言われるがまま、儀式の間の中央に立つセシリィ。

 その目の前にはマルティギオスが鎮座しており、今から何をされるのか考えると気が気ではない。

 

(大丈夫……まだ終わりじゃない……生きていれば……まだ……!)

 

 国も自分も卑劣な淫魔達に負けてはいない。

 まだ諦めるには早いと、最後の瞬間まで希望は捨てない。

 そんな覚悟を胸に、セシリィはマルティギオスから目をそらさない。

 

「両手を後ろで組み、足を開いて、膝を曲げろ」

 

「……っ……はい……」

 

 マルティギオスからの指示に一瞬動揺するも、セシリィは言われるがままに従い、その体勢になる。

 手を頭の後ろで組み、ガニ股で腰を落とすという王女たるセシリィが、絶対人に見られたくないような姿勢だ。

 セシリィの豊満な体の特にコンプレックスだった巨乳がさらに強調される姿勢に恥辱で震える。

 

(こんなこと……でも、耐えないと……っ!)

 

 卑猥で無様なポーズのまま、セシリィはマルティギオスの出方を待つ。

 それを愉快そうに目を細めながら見ていたマルティギオスは、触手をセシリィに伸ばし始める。

 それを見たセシリィは動揺しそうになるが、何とか唇を噛んで耐える。

 

「ククッ……なんといやらしい衣装だ。紐一つ引っ張れば簡単にいやらしい乳房が溢れて見えるな」

 

「っ……な、なんて罰当たりな……」

 

 確かにセシリィの巫女としての衣装は非常に際どく、細い布で辛うじで乳房を隠しているだけであり、真ん中の部分を外せば非常に豊かなセシリィの乳房がすぐに溢れ出してしまう。

 だが、セシリィにとっては神聖な衣装であり、淫魔に侮辱されるような存在ではなく、あまりに酷い侮辱であった。

 

「フハ……お前の卑猥な肉体には良く似合うぞ」

 

「っ……こ、この……きゃあ!?」

 

 流石に耐えきれないレベルの侮辱に、セシリィが怒鳴ろうとした瞬間、マルティギオスは触手でセシリィを胸元の布を引っ張る。

 その瞬間ぷるんっ♡と、大きな乳房が外に晒される。

 薄めの布一枚とはいえそれで圧されていたのか、解放と同時に大きく揺れる乳房。

 誰も触ったことのないであろう桜色の尖端も、汚れなき真っ白な肌も、全てが露わになり、セシリィは羞恥に震える。

 

「姿勢を変えるな……従えぬなら……」

 

「わ、わかっています……」

 

 思わず腕を降ろして乳房を隠してしまいそうになっていたセシリィを牽制するように、マルティギオスの大きな瞳が怪しく光る。

 従うしかないことを改めて思い知らされたセシリィは僅かに顔を逸しながら消え入りそうな声で返事をし、頭の後ろで手を組んだ胸を強調するがに股ポーズに戻る。

 

「ククッ……」

 

「っ……」

 

 マルティギオスの笑い声と共にゆっくりと触手が動き、セシリィの綺麗な肌に触手が巻きつく。 

 その感覚に思わず声を漏らしてしまうセシリィだが、国民のため必死に唇を噛んで耐える。

 そんな中もマルティギオスの触手はセシリィの豊満な乳房、お腹に絡み付きヌルヌルとした粘液を塗りつけながら、少しずつ這い回り、セシリィの柔らかな肌は粘液に塗れ、乳房やお腹にはいやらしい光沢を放ってしまう。

 

(……気持ち悪い)

 

 ぬるぬるとした触手の感触と臭いが気持ち悪く、思わず顔をしかめてしまうセシリィだが、マルティギオスはそんなの知ったこっちゃないと言わんばかりに、触手を蠢かせる。

 粘着質な擬音が聞こえてきそうな程滑らかな動きで豊満な乳房を舐め回す触手達。

 その感覚にぞくっと背筋を震わせながらも、なんとか堪えようと声を抑えるセシリィだったが、次の瞬間その我慢も無駄となる。

 

「っ……!?♡」

 

 声を出さなかったのが奇跡かと思うほど強いビリッとした感覚がセシリィを襲う。

 その感覚が快楽であることは、経験のないセシリィでも女の本能で理解できた。

 しかし、その理由がセシリィには理解出来ない。

 

(な……こんな気持ち悪い触手で……私……)

 

「ククッ……もう感じてきたか? いやらしい乳房に相応しいな」

 

「っ……ち、違っ……んあっ!?♡」

 

セシリィの心の声を見透かしたようなことを言い出すマルティギオスの言葉に反論しようとしたセシリィだが、触手が乳房を包み込み、粘液を塗りたくるように愛撫し始めるとすぐに声を出せなくなる。

 ヌルヌルとした感触に不快感を感じるも、胸から湧き上がる快楽の波は抑えきれない。

 

「や、やめ……んんっ♡あんっ♡」

 

 ヌルついた触手が、柔らかな乳房を蹂躙する。

 その動きは着実にセシリィに快楽を与えるためのものであり、セシリィの豊満な胸はぷるんっ♡といやらしく揺れ動き、そのたびに粘液が糸を引きながら飛び散る。

 

「くっ……んぁっ♡……やめっ……♡んんんっ!♡♡」

 

「下の方ももう随分と濡れてるようだな……そんなに気持ちよかったか?」

 

「ち、違っ……んんっ♡ひゃあああんっ!♡」

 

 下の方に伸びた触手が下の入り口を擦り、セシリィは喘ぎ声を上げてしまう。

 何とか止めようと体をくねらせるが、がに股状態は維持しなければならないため、ヌルヌルとした触手が下の入り口を滑る度に、体をビクビクと痙攣することしか出来ない。

 その反応を楽しむように、マルティギオスの触手は何度も何度もセシリィの下の入り口を擦り続ける。

 

(あぁ……♡胸もあそこも……なんて……熱い……♡)

 

 淫魔に陵辱される覚悟は決めていたが、それは所謂力任せに無理矢理犯されるというもので、まさかこうやってゆっくりと愛撫するかのように犯されるとは思っていなかったセシリィ。

 マルティギオスの触手は、じっくりと時間をかけてセシリィの体を責め立て、その快楽を増幅させる。

 

(こんな……無理矢理にされてるのに……♡)

 

 まだ腟内には一切触れられていないというのに、セシリィの身体は出来上がり始めていた。

 無論それは媚薬によるものなのだが、その知識のないセシリィは、自分の身体を襲う異変を正しく理解出来ない。

 その間にも触手に生えた目玉が弾むセシリィの巨乳を舐め回すように観察し、乳房をいやらしく愛撫する。

 触手が粘液を塗りたくるように巻きつく乳首は、触手が蠢く度にその柔らかさやコリコリとした硬さ、感度をマルティギオスに見せつけてしまう。

 

「ハァ……♡ハァ……♡アァ♡♡」

 

 次第に嫌悪を少しづつではあるが快楽が上回り、セシリィの息がどんどん荒くなる。

 ヌルヌルとした媚薬粘液を塗られ続けた丸く大きな白い果実は、粘液によってテカテカといやらしく光を反射し、触手に巻きつかれて大きく形を歪めている。

 その先端にあるピンク色の可愛らしい乳首はピンと立ち、ぷっくりと膨れ上がりながら触られるのを期待するように震えていた。

 まるでセシリィを焦らすようにマルティギオスの触手は殆ど乳首に触って来ていないのだ。

 セシリィの想いとは裏腹に彼女のいやらしい果実はマルティギオスに食べてもらうのを今か今かと待ちわびてしまっていた。

 

「フハハ……期待しているのか? いやらしき乳房だな。こんなにもいやらしく立ち上がっているぞ」

 

「そ、そんなこと……んああっ!?♡」

 

 マルティギオスの言葉に反論しようとしたセシリィだが、不意に触手の尖端が開き乳房ごと乳首を咥えられて、思わず悲鳴を上げてしまう。

 柔らかな乳房が口のような触手に咥えられ、まるで赤ん坊のようにちゅうちゅうと吸い付かれて卑猥な形に伸びてしまってきた。

 

「っ……ぁあっ!?♡ や、やめなさ……んああああ!♡♡」

 

 必死に声だけでも抵抗しようと、マルティギオスに反抗するセシリィだが、触手が乳首を甘噛みするようにコリコリと責め立てられると思わず声が漏れてしまう。

 ヌルヌルとした粘液を纏った舌が絡みつき、転がすように舐め回す感覚に否応なく快楽を感じてしまう。

 

「フハハ……もっとシて欲しいのか? いやらしい顔になってきているぞ」

 

「違っ……んんっ♡あっ、あぁん♡ちが、い、ます♡んあああっ♡♡」

 

 どこまで否定しようとセシリィの喘ぎ声は段々と艶っぽくなり、頬が赤く染まり始める。

 そんな状態になってしまったことが悔しく、セシリィはマルティギオスを睨みつけるが、まるでその様は男を誘うかのように見えてしまい逆効果だった。 

 

「ククッ……いい表情になってきたな。そろそろ儀式を進めるとしよう」

 

「っ……ま、待って……っ! い、あっ……ああ……!?」

 

 これから起こることを想像したセシリィは、必死に懇願するがマルティギオスの触手は止まることなく動き出す。

 先ほどは軽く擦る程度だった秘所。

 そこが細めの触手によって左右に開かれ、触手の先についた目玉が、中を覗き込んでくる。

 その悍ましい感覚に拒否の言葉が出そうなのをセシリィは必死に抑える。

 

「フフフ……やはりきちんとあるな。貴様の純潔たる証が……」

 

「っぅ……み、見ないで……見ないで下さい……」

 

 じっくりとセシリィの秘所を眺めるマルティギオスに、羞恥と屈辱から目に涙を浮かべてしまうセシリィ。

 しかし、マルティギオスがセシリィに与える恥辱はこんなものではなかった。

 

「ほれ……お前も見てみろ」

 

「っ! な、なんて……ことを……」

 

 マルティギオスのしたことに心底信じられないと言いたげな声を出して、セシリィは目を伏せる。

 マルティギオスにはその無数についた目玉が見ているものを投影することが出来る能力を持つ。

 本来ならば偵察などでも使えるその能力で、セシリィの処女膜を映し出したのだ。

 いくら覚悟を決めた王女であるセシリィとはいえ、王女という立場を除けばまだまだ若い少女だ。

 自分の秘所をじっくりと眺められ、恥ずかしい所を全て晒されるというのはあまりにもな仕打ちであり、耐えがたい恥辱だった。

 

「さて……そろそろだ。教えた通りに話せ」

 

「っ……!」

 

 そんな恥辱でもまだ足りないのか、マルティギオスは、事前に教え込んだセシリィに屈辱的な言葉、淫らな言葉を言わせようとする。

 そのタイミングがいずれ来るのが分かっていたセシリィが、羞恥に顔を染めながら口を紡ぐ。

 分かっていてもいざ言うとなると、セシリィには相当な覚悟が必要なのだ。

 だが、いつまでも黙ってはいられない。

 

「お、お願い……します……私の……淫らな身体にも関わらず、持て余した……は、恥知らずな処女膜を……どうか、罰して下さい……」

 

「ほう……どうなるか分かっていて言ってるのだな?」

 

「は、はい……恥知らずな処女膜を罰されると、私の淫らな身体には……淫らな証である、淫紋が……刻まれ……て……しまうの……です……」

 

「それを望むと?」

 

「は……い……み、淫らな私には……相応しい、姿……です……」

 

 あまりの恥辱に途中泣き出してしまいそうにながら、セシリィは必死に言葉を紡いでいく。

 マルティギオスを怒らせれば民がどうなるか分からない。

 自分の屈辱など飲み込んで、淫魔の陵辱に耐えることがセシリィに出来る唯一のことなのだ。

 

「そうか……望むならば、望み通りにしてやろう」

 

「っ……ぁあっ!」

 

 セシリィが覚悟した瞬間、マルティギオスの触手が動き出す。

 ゆっくりと侵入してくる触手に、セシリィは思わず声を漏らしてしまう。

 

(いやっ……いやああ……セフィロト様……セフィロト様……)

 

 入り口からゆっくりゆっくり進んで来る触手の感触に、内心セシリィは悲鳴を上げる。

 ゆっくり進んで来るせいで今から純潔を失うのだと、嫌でも意識させられてしまうのだ。

 粘液でぬるぬるとした触手が、自分の秘所を押し広げながら侵入してくる感覚は、セシリィに嫌悪感と屈辱感を与えるには十分過ぎるものだ。

 そしてついにその先端が処女膜に到達してしまう。

 これが破られたら自分は穢されてしまうのだと思うと、不安と恐怖から身体が震えてくるのが分かる。

 

(怖い……こんなの入れられたら……私……!)

 

「フフフ……」 

 

 自然と涙を流して震えるセシリィだが、マルティギオスにとっては待ち望んだ瞬間だったようで楽しそうに笑いだす。

 

「……っ! い、いやぁ! たすけ、ノエイン! こんなの、いやあぁぁぁぁ!!」

 

 ゆっくりゆっくり押し込まれていく処女膜。

 その感触に精神が限界に達したのか、セシリィはついに声を上げて泣きだしてしまう。

 そこには王女としての覚悟も、誇り高さも何もない。

 ただの少女としてのセシリィがそこにいた。

 だがマルティギオスにとってはそれも楽しみの一つでしかない。

 触手を巻き付け、がに股姿勢を崩そうとしたセシリィを拘束する。

 

「フハハハ! もはや遅いわ!」

 

「い゛っ!? あ゛あぁああああっ!!?」

 

 ブチブチッ!と、処女膜が破ける音が聞こえ、セシリィは目を見開きながら悲鳴を上げる。

 鋭い痛みが下半身を襲い、その痛みに思わず大粒の涙を流してしまう。

 初めてを奪われたショックに涙を溢すセシリィだが、マルティギオスにとっては待ち望んでいた瞬間だ。

 正反対に目を歪ませ笑っているくらいだった。

 

「フハハハ……分かるか? お前の純潔は今失われた……見よ。己に浮かんだ淫靡な証を」

 

「ぁ……ぁぁ……うそ……い……やぁ……」

 

 マルティギオスの言葉にセシリィは絶望し、自分のお腹の辺りを見るとそこにはうっすらとしたピンク色の淫紋が浮かび上がっていた。

 この儀式で淫魔に純潔を奪われた証。

 セシリィにとって絶望の象徴ともいえるもの。

 

(あぁ……なんて痛み……それに感触も気持ち悪い……私、穢されて……)

 

 視覚だけではなく感覚が、自分が純潔を失ったことをセシリィに思い知らせてくる。

 生きてきて味わったことのない、身体が引き裂かれるかのような痛み。

 そしてヌルヌルとした悍ましい触手が、自分の中に入っている感触。

 そのどちらもが、セシリィにとてつもない苦痛を与えていた。

 セシリィは涙を流しながら、何度も口を閉じては開き、少しでもその苦痛を逃そうとする。

 

「休んでいる暇はないぞ? 儀式は、始まったばかりだからな」

 

「あぎっ!? あぐあぁあああああっ!?!?」

 

 マルティギオスの言葉と共に、セシリィの中に侵入した触手がピストン運動を開始する。

 勢いよく抜き差しされ、処女を散らされたばかりのセシリィの秘所からは血とマルティギオスの粘液が混ざった液体が飛び散る。

 マルティギオスがセシリィの身体に気を遣うわけもなく、セシリィはただただ痛みと快楽に耐えるしかなかった。

 

「ぐぎっ! あぐっ! いぎぃぃぃぃぃ!!?」

 

 触手が引き抜かれては、狭い秘所を押し広げながら侵入してくる感覚はもはや暴力に等しい。

 その苦痛から、セシリィは触手が引き抜かれる度に苦悶の声を上げてしまう。

 がに股のまま拘束されている足が震え、今にも崩れ落ちそうになるが、マルティギオスの触手がそれを許さない。

 抜き差しされる度に聞こえる破瓜の血が掻き出される音や、苦痛からくる悲鳴が何度も儀式の間に響き渡り続ける。

 

(しぬ……いたみでころされ……る……)

 

 あまりの激痛と精神的ショックで、セシリィの意識は朦朧としていた。

 あまりにダメージが大きすぎるのだ。

 もはや何も考えられない。

 だが、マルティギオスがそんなセシリィを簡単に壊れておしまいにしてくれるわけがなかった。

 ただ壊れるよりもっと悍ましいことを、マルティギオスは実行する。

 

「んひっ!?♡」

 

 急に来た痺れる感覚に、セシリィが苦痛に満ちた声ではなくなる。

 先に口がついた触手がセシリィの突かれる度に淫靡に弾んでいた美しき双丘を咥えこんだのだ。

 

「なっ♡なにを♡んぃぃぃ!?♡♡」

 

 媚薬で感度が上がり、敏感になっているとても人の手では掴み切れない豊満な双丘を触手に咥えられ、セシリィは思わず声を上げてしまう。

 乳房を丸ごと吸い上げられるという魔物でなければ出来ないような愛撫。

 もしも触手が半透明だったら、卑猥に伸びる乳房が見れたであろうほど、強く吸引されており、セシリィに与えられる快楽は計り知れない。

 

(む、むねが伸ばされて……! 身体がさっきよりもずっと……!)

 

 一旦突かれるのが止まってるのもあり、乳房から伝わる快楽を嫌でも意識してしまうセシリィ。

 元よりある程度敏感であったのか、媚薬を塗り込まれたそこを責められる快楽は、凄まじいものだった。

 そして、止まっていた触手が再び動き出すとセシリィの身体に異変が起こり始める。

 

「あぐっ♡あっ♡んぁぁ♡」

 

 腟内を抉る触手が絶え間なく与えてくる痛みが消えたわけではない。

 しかし、自らの豊満過ぎる双丘から広がる快楽の波が、腟内から響く痛みをかき消し始めてきていたのだ。

 突かれる度に反動で爆乳がゴム毬のように弾み、それを触手が吸い付き、元の形に戻す。

 そんな動きが繰り返され、少しづつ少しづつ痛みと快楽の割合が逆転していく。

 

「あぐっ♡あぁあっ♡いやっ♡とめっ♡いちどとめっ♡ふあぁあああああ!?♡♡♡」

 

 乳房を引き伸びされながらの一際強い突き上げに遂に完全に快楽が上回ったのか、セシリィは甘く蕩けた声と共に破瓜の血と愛液に濡れた秘所から潮を吹き出した。

 それは儀式の間に撒き散らされ、卑猥な湖を作ってしまう。

 

「あ……あああ……私、漏らして……ああ、こんな……♡」

 

 性的な知識がそこまで深くないセシリィは潮吹きに関して良く分かっていないが、自らの内側から漏れ出た恥辱的な液体が、神聖な儀式の間に撒き散らされたことは分かる。

 それがあまりにも情けなくて、セシリィは絶望の涙を流してしまう。

 ただそこに無意識のメスの顔が浮かびかけていることを、セシリィ自身はまだ気付いていない。

 

「気をやったか……しかし、まだまだこれからだと、言っただろう?」

 

「んい、いいっ!?♡ まっ……れ♡い、いま、は……ら、んああああああっ!?♡♡♡」

 

 ゴリッ!と、セシリィの奥深くに衝撃が走る。

 マルティギオスが今までにない強さで触手を突き入れたのだ。

 重く力強い一撃は、突き上げられた子宮から一気に身体を通って頭まで響き、有り余る快楽が卑猥な叫び声となってセシリィの口から漏れ出す。

 それに呼応するようにお腹の淫紋も怪しく光り輝く。

 

「んひっ♡あ、ああっ♡い、いやっ♡こわれ、るっ♡♡ おかし、くっ♡」

 

「クク……いいぞ。もっとだ……もっと堕ちろ!」

 

「いぎぃいいっ!? かはっ……んぎぃぃいっ!♡♡♡」

 

 セシリィの涙と快楽の混じった表情に気を良くしたのか、マルティギオスは触手に更に力を込め、彼女の子宮口を貫く。

 あまりの衝撃に目を見開き、苦痛と快楽が混ざった悲鳴を上げるセシリィだが、もはや苦痛の方がおまけになってしまっていた。

 純潔を奪われたばかりだというのに、痛みはもうほとんどなく、触手に膣を擦られる度に甘い快楽が走り始めているのだ。

 マルティギオスの媚薬粘液は、処女であったセシリィの身体を作り替えていく。

 セシリィの覚悟など、無駄でしかないのだ。

 

(こんな……私、いや……いやぁ……!!)

 

 辱められるのは理解していた。

 しかし、それは無理矢理純潔を奪われたり、男としての欲を果たすための道具として使われるということ。

 間違っても今のように快楽を与えられ、無様に悶えさせられることではない。

 セシリィの覚悟を、マルティギオスは穢し尽くしていた。

 

「いやっ!♡ い、やあっ!♡ あぐっ♡ふあぁぁあ!?♡♡」

 

 穢された覚悟はもはや王女としての矜持を守らない。

 普通の少女のように泣き叫び、快楽と苦痛の狭間で喘ぐセシリィ。

 そんなセシリィの心を更に壊すべく、マルティギオスは儀式を進める。

 

「ククク……そろそろ純潔を失った王女の中に、我が子種を注ぎ込んでやろう。新たなる淫魔の子を産み落とすのだ!」

 

「あ……ああ……いやっ! いやぁああああっ!!」

 

 マルティギオスの言葉に、セシリィは首を振って拒絶する。

 淫魔の子を孕む。

 そのことを明確にされてしまえば、もはやセシリィの心にはそれに耐えられる強さは残されていない。

 マルティギオスの子供を孕むなど、考えただけでも恐ろしいのだ。

 いくら媚薬で身体が鳴いてしまっていてもその恐怖だけは消えていない。

 もっと快楽に溺れていれば、気にする余裕もなかっただろう。

 このタイミングなのもまたマルティギオスの性根の悪さが伺えた。

 

「ではいくぞ……子宮に、直接注ぎ込んでやろう!」

 

「いやっ! いやっ! やめっ! あぁああああああああ!!?♡♡♡」

 

 ビュルルルッ! ビュクッ! ドピュッ!!

 

 セシリィの拒否の声を無視して、触手が彼女の子宮に大量の精液を吐き出す。

 すでに儀式の間中に撒き散らされた破瓜の血と混じりあい、淫らな色になっている粘液をさらに白く塗りつぶすように、マルティギオスは己の欲望を吐き続ける。

 灼熱のような精液が子宮に叩きつけられる度に、セシリィは目を見開きながら身体を痙攣させてしまっていた。

 

「ああああ……私の中に……淫魔の……いやぁぁぁ……」

 

 自らのショックを少しでも和らげようと具体的には口にしないが、そんな小さな誤魔化しなど無意味とばかりに腟内に流し込まれていく精液。

 無意識に目を向けてしまう己の淫紋輝く腹部がゆっくりと膨れ上がっていくのを見てセシリィの絶望は更に強まっていく。

 

「ククク……見よ。これがお前の姿だ」

 

「……っ」

 

 マルティギオスの能力で今のセシリィの姿が再度映される。

 その姿は、もう清らかな王女とは言えない酷い状態になっていた。

 あちこち開けた巫女衣装で、頭の後ろで手を組み、がに股状態で拘束されているというだけでも非常に無様な状態にも関わらず、散々吸い付かれたセシリィの胸は、乳輪ごと乳首が立ち上がった淫らな勃起乳首。 

 子宮内に出された精液によって下腹部は己の中に新たな子を孕んだかのように膨らみ、純潔を失ったことを証明する破瓜の血と精液が混ざり合った液体が太い触手が刺さったままの秘所から流れ出ている様は淫猥そのもの。

 何があろうとも、セシリィに二度と穢れの無い聖女のような状態に戻れないことを認識させるものだった。

 

(あぁ……穢されて……しまったのですね……私は……どうしようもなく……)

 

 穢された。

 その実感が強く、セシリィの心を砕いていく。

 もはや抵抗しようとする気力も、マルティギオスに怒りをぶつける気概も残っていない。

 

「フフフ……淫魔姫巫女様の誕生だ。国をあげて祝わねばなぁ!」

 

「……ぅぅ」

 

 マルティギオスの勿体ぶった言い回しと共に映し出されたものに、セシリィはただでさえ壊れかけた精神を更に痛めつけられる。

 映し出されたのはセシリィが愛し、守りたかった国民達の悲惨な姿だった。

 男は殺され、女は陵辱される。

 淫獄の世界。

 そんな光景が、映し出されている。

 そう、マルティギオスは始めからセシリィとの約束を守るつもりなどなかったのだ。

 

「フハハハ! 新生淫魔帝国エルアラドの建国の狼煙だ! 派手にせよ! 我らが淫魔姫巫女も喜んでいるぞ!」

 

(あぁ……私は……もう……も……わけ……ん……)

 

 距離が変わっていないはずのマルティギオスの邪悪な嗤い声が遠くに聞こえる。

 それが度重なる精神的なダメージにより、セシリィの精神が限界に達したことによるものであることを彼女自身が理解したのは、ずっと先のことであった。

 

 

 

 

 

 

 

 エルアラド聖王国の陥落。

 この事態に各国が気付いた頃、もう全ては終わっていた。

 淫魔帝国エルアラドに居を構える自らを淫魔帝マルティギオスと名乗った淫魔の侵攻で世界は混乱の極みへと向かった。

 そんな淫魔帝マルティギオスの側にはある姫巫女が常に居たという。

 淫らな身体で淫魔を孕んでは生み出す淫魔姫巫女。

 その正体がエルアラド聖王国の王女セシリィ・エルアラドであったことを知る人間は……もう、誰も居なかった……。

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