※この作品はR-18です。

快楽に堕ちるメス達   作:ムマ・N

168 / 342
有償リクエストより
D.Gray-man、リナリー・リーです。
そういや昔一回書いたなぁとふと思い出した娘。
当時は原作見たことなかったけど、見た目は好きってなったの覚えています。
今回もだいぶ原作関係ないけど!
では、どうぞ。


異世界に迷い込んでしまった少女は、最悪の男に堕落する道へと転がり堕とされる(リナリー・リー)

 

「くっ……! これ、なんなの……!」

 

 鬱蒼と木々が生い茂る森の奥。

 頭上を覆う濃密な葉が陽光を遮り、昼間とは思えないほど周囲は仄暗い。

 そんな不穏な森の中、場違いなほど華やかな衣服を纏った一人の少女がいた。

 黒と白を基調にした異国風の衣装。

 村の娘にも、旅商人にも似つかぬその姿は、貴族か冒険者か、あるいはそれ以上の何者かを思わせる。

 だが、それも当然だった。

 少女、リナリー・リーはこの世界の住人ではない。

 別の世界から、この地に迷い込んでしまった異世界人なのだから。

 

「絡みついて……くっ……!?」

 

 リナリーは今、木々の間の暗がりから伸びてきた何かに、手足を拘束されていた。

 気がつけばこの森にいて、不気味な男に襲われた彼女は、交戦のさなかに突如現れたそれに捕らえられてしまったのだ。

 両腕を万歳するように吊り上げられ、身動きが取れない以上、彼女の持つ異能の力、イノセンスも、まともに使うことができない。

 だが、男の追撃を一度は振り切れていたのは、不幸中の幸いだった。

 

(なんなの……!? この肉厚な蔦みたいなのは……!?)

 

 リナリーの手足に絡みついていたのは、粘つく質感を帯びた異形の触手だった。

 蔦にも似たその物体は、彼女の知識にも記憶にも存在しない。

 だが、確かに意思を持つ動きで、彼女の体を縛り上げていた。

 森の木々の隙間から伸びるそれは、まるで獲物を見つけた蛇のように、力強く、執拗に絡みついてくる。

 戦う力を持つ彼女でさえ、いや、大の男であったとしても抗えはしない。

 そして、それが自然の産物ではないことは、明らかだった。

 

「ハハハッ! 獲物が見事に罠にかかったな」

 

「っ……!」

 

 それを証明するように、先ほど耳にしたばかりの、あの軽薄な笑い声がリナリーの鼓膜を叩いた。

 口ぶりからしても、触手を仕掛けた張本人は間違いなく、あの男だ。

 

「俺から逃げられるわけないだろ?」

 

 鬱蒼とした森の中を、まるで散歩でもしているかのような気楽な足取りで現れたのは、一人の青年。

 一見すれば、どこにでもいそうな二十代後半の男。

 だが、その姿を前にして、罠を張った犯人であるという確信が、決定的に取れた。

 彼は、リナリーがこの世界に現れた直後に出会い、そして、襲いかかってきた、ヒロと名乗った男だった。

 

「これはアナタが……!」

 

「そうに決まってるだろ? 美人だからって頭が空っぽじゃ困るぜ?」

 

「なっ……!」

 

 ただ問いかけただけなのに、返ってくるのは嫌味と挑発。

 リナリーは悔しさに歯を噛み締める。

 口ぶりこそ軽薄だが、ヒロの言動からは支配者のような傲慢さが滲んでいた。

 そうした態度は、基本的に善人寄りのリナリーにとって、嫌悪すべきものだ。

 ましてや、そもそも最初に襲ってきた相手なのだから、好ましく思えるはずもない。

 

「まぁ俺はこれがありゃ良いんだがな!」

 

「きゃあっ!?」

 

 ヒロはさらに悪行を重ねた。

 リナリーの身に着けていた、白と黒を基調とした衣装、その前を両手で掴むと、ためらいもなく左右へと引き裂くように開く。

 バサッ、と衣装が開かれた瞬間、

 何も身に着けていなかったリナリーの胸が、ぷるんっ♡と無防備に跳ねた。

 

「おお、やっぱり結構デカいな美巨乳ってとこか」

 

「いやっ、見ないで……!?」

 

 リナリーの胸は、まさに美巨乳と呼ぶにふさわしいものだった。

 脱がされた衝撃に震えるように、柔らかな双丘がぷるぷるっ♡と揺れ続けている。

 形は丸みを帯びた理想的な半球型で、上下のバランスも整っている。

 サイズもおそらくCカップ以上、いや、Dカップに届いていても不思議ではない。

 白く透き通るような肌はまるで絹のように滑らかで、そこに浮かぶ薄桃色の乳首と小ぶりな乳輪は、見る者を惑わせるほどの可憐さを宿していた。

 さらに、触手に拘束され、羞恥に震えるリナリーの表情が加わることで、その姿は、もはや蠱惑的とすら呼べる域に達していた。

 

「さて感触は……と」

 

「や、やめ……いやぁっ!?」

 

 こんな卑劣な相手に屈したくない。

 そう思って声を押し殺そうとした矢先、ヒロの手が、ためらいもなくリナリーの胸元へと伸びる。

 そして、ムギュッと乳房を掴んだ瞬間、リナリーの悲鳴が、堪えきれず喉からこぼれた。

 

「ハハッ、いやぁぁだってよ」

 

「っ〜〜〜!」

 

 リナリーは、確かに少女ではある。

 だが戦いに身を置き、幾多の修羅場をくぐり抜けてきた戦う者でもある。

 その彼女が、よりにもよって、まるで無力な娘のような声を漏らしてしまった。

 それをヒロは、わざわざ、あざ笑うように口にしたのだ。

 その指摘が、何よりも恥ずかしい。

 羞恥と悔しさが一気に押し寄せ、リナリーの頬を朱が染め上げる。

 だが、それこそが、ヒロの狙いだった。

 

「ハハッ」

 

「……?」

 

 ヒロが笑った瞬間、ビリッと何かが身体に流れた気がした。

 だが、リナリーには。

 異界の存在である彼女にはそれが何だか分かりはしないのだ。

 

「さぁ、こっからが楽しいぞ?」

 

「ちょ、離し……ん、んんっ!?♡ え、え?」

 

 胸を掴んだまま一度は止めていたヒロの手が、再びリナリーの胸をなぞる。

 その動きを振り払おうと声を発した途端、思わず漏れた、小さな喘ぎ声。

 自分の口から出たとは思えないほど甘やかなその声に、リナリーは戸惑い、瞬きを繰り返す。

 羞恥でも、屈辱でもない、別の何かが確かに胸の奥で蠢いていた。

 

「なん、でっ♡んっ♡や、あぁんっ♡」

 

 戸惑いと混乱の中で喘ぎを漏らすリナリーを尻目にヒロは手を動かしていく。

 乱暴に揉みしだくのではなく、乳房の全体を包むように、掌でそっと撫でる。

 指先はあくまで優しく、だが的確に柔らかな曲線をなぞっていく。

 その感触が、ただ擽ったいだけでは済まされない何かを、リナリーの身体に刻み込んでいた。

 じんわりと、けれど確かに胸の奥に広がっていく熱が、次第に彼女を蝕んでいく。

 

「んっ♡んっ♡あ、あああっ♡」

 

 唇からこぼれる悩ましい声を、もう止めることができない。

 気づけばヒロの手は、リナリーの胸を下からそっと支えるように持ち上げていた。

 そして、そのまま手のひらを揺らすように細かく動かされるたび。

 

「ひうぅぅぅっ……♡♡」

 

 じゅわっ♡と、胸の奥から熱が広がるような、くすぐったくて甘い感覚が込み上げてくる。

 何かが押し寄せてきている。だが、それが何なのか、リナリーにはわからない。

 ただ、このままではいけない。

 それだけしかわからなかった。

 

(そろそろかな……)

 

 リナリーには知る由もないが今、ヒロが行っているのは、快楽を知らぬ女に向けた、基本中の基本の愛撫。

 それだけであれば、単なる優しさに過ぎないかもしれない。

 だが、この世界に存在するスキル、その中でも特別な熟練を持つヒロが、それを行えば話は別だった。

 ただの愛撫が、未経験の少女を狂わせる魔手へと変貌する。

 あえて何も語らず、声をかけず、反応に集中させるよう仕向ける。

 その狙い通り、リナリーは、知らず知らずのうちに狂わされていく。

 

「はっ……♡あっ……♡んうぅぅうぅぅ!?♡♡♡」

 

 結果、リナリーはその感覚の正体が快楽だと完全に理解する前に、絶頂してしまった。

 ビリビリと甘い痺れが全身を貫き、触手に縛られた手足が、ピンッ♡と突っ張るように伸びきる。

 見開かれた瞳からは涙が溢れ、口元からは舌が突き出されていた。

 その顔は、誰が見ても一目でわかる、快楽に負けて絶頂させられてしまった女の顔だった。

 

「おーイッたイッた。随分と気持ち良かったみたいだな」

 

「っ……そんな、わけ……」

 

 流石に絶頂まですれば快楽がすぐにわからなかったリナリーにも何が起きたかは理解できた。

 けれど、それを素直に認めることなど絶対に出来ない。

 だが否定しようにも、全身に残った甘い余韻が、その言葉を喉元で押し止めてしまう。

 言葉に詰まり、目を逸らすリナリーの表情には、彼女自身も認めたくない内心が透けて見えていた。

 

「そんなわけ? へー」

 

「ああっ……!? んっ!?♡」

 

 バレバレの内心を見抜きながらも、それをあえて指摘することなく、ヒロは次の行動へと移った。

 リナリーの脇腹をスルスルと撫でながら、その手をゆっくりとスカートの中へ滑り込ませていく。

 下着越しに触れたそこは、すでにぐっしょりと濡れそぼっていた。

 ヒロの指先にまとわりつく淫靡なぬめりが、ぬらりと艶を放ち、男の指を濡らしていく。

 その事実にリナリーも気づいたのだろう。

 顔を真っ赤に染め、目を逸らしたまま、小さく、震えるような声を漏らす。

 

「ほら、聞こえるだろ? このいやらしい音を出して、何がそんなわけないんだ?」

 

「んっ♡くっ……♡んんぅ♡くぅぅ♡っ……!♡」

 

 ヒロが下着を少しずらし、クチュ♡クチュ♡とわざといやらしい音を立てながら指を動かす。

 そのたびにリナリーの口からは、熱く甘い吐息がこぼれ落ちた。

 だが、快楽に染まりかけたその顔に反して、リナリーの瞳だけは鋭く睨み返していた。

 唇は震え、目元には涙が滲んでいても、それでも目は怒りを失っていない。

 弄ばれていると、理解しているからこそ。

 彼女は、必死に女として負けることを拒んでいた。

 

「悔しそうだなぁ? そんな悔しいならご自慢の蹴りでも入れりゃいいじゃないか」

 

「く、うぅぅぅ……♡んんっ!♡ んうぅぅぅぅ!♡♡♡」

 

 リナリーの睨みすらも玩具のように楽しみながら、ヒロはニヤついた笑みを浮かべて言葉を重ねる。

 だが、反論を返す間もなく、快楽が再び彼女を呑み込んでいく。

 それまで外を責めていたヒロの指が、ついに濡れた秘所の奥へと、ぬるりと滑り込んだのだ。

 

「んんっ♡あっ♡あっ♡だめぇっ♡そこぉっ♡♡あああぁぁ!♡♡♡」

 

 ヒロの、リナリーよりも遥かに長く太い指が膣内に滑り込んだ瞬間、甘く蕩けきった声が、リナリーの喉から反射的に飛び出した。

 胸への愛撫でたっぷりと濡らされた膣内は、それでも指二本がやっと入るほどの狭さだった。

 けれど、ヒロの指はただ押し込むのではない。

 内壁を揉みほぐすように、まるでマッサージのように巧みに動く。

 その刺激に、リナリーは先ほどとは比べものにならないほど強烈な快感を覚えてしまっていた。

 だが、その間に一つの希望が芽生える。

 

(今、動いた……!? ちょっとだけだけど……もしかしたら……!)

 

 あまりの快楽に、拘束された手足をギシギシと軋ませながらも、リナリーは必死に身をよじらせていた。

 その瞬間、右足が、わずかにだが確かに動いた。

 触手の締めつけが、弱まっている。

 ならば、やることは、ひとつだけだ。

 

「んああっ♡♡あっ♡あっ♡んぅぅぅうう!!♡♡♡」

 

 だが、そんな彼女の決意を見透かしているかのように、ヒロの指先が動きを変えてくる。

 内側からクリトリスのあたりをコリコリと擦り上げ、次いで入り口付近を執拗に往復。

 そのたびに、リナリーの身体はビクッ♡ビクンッ♡と跳ねるように反応してしまう。

 それでも、快楽に悶えるその身体の中で、わずかに右足が持ち上がっていた。

 諦めきれない意志が、抵抗の火を絶やさぬよう、かすかに動き続けている。

 

(またイッちゃう……前にぃぃ!)

 

「さて、そろそろ……」

 

「あぁあああああっ!」

 

 このタイミングしかない。

 快楽に悶えながらも、リナリーはわずかに動かしていた右足に力を込める。

 絶頂に呑まれる前に、決着をつけるしかない。

 快楽の波を振り切るように、リナリーは右足を跳ね上げた。

 それは、狙いすました渾身の一撃だったはず。

 

「え……?」

 

 だが、次の瞬間、リナリーの足は空中で大きくM字に開かれていた。

 

「ハハハハッ! 触手が緩んだとでも思ったか? そんなに足が開きたかったんだなぁ?」

 

「っ〜〜〜〜!」

 

 ヒロの嘲笑から、すべてが見せかけだったことに気づく。

 あえて隙を作ったように装い、リナリーに希望を抱かせたのだ。

 触手が緩んでいたわけではない。

 それはただ、彼女の足を、開脚させるために動いていただけ。

 最初から、反撃などできるはずがない。

 始めからリナリーに希望などなかったのだ。

 

「さて……せっかく開いたんだ。そろそろ前戯は終わりにしよう」

 

「んんっ……!?♡♡ な、にを……」

 

 その言葉と同時に、膣穴に挿し込まれていたヒロの指がぬるりと引き抜かれる。

 ぐちゅ♡と音を残して抜けた感触に、リナリーの身体は小さく震えた。

 ようやく終わったと、そう思いたい責め苦。

 だが、湧き上がる安堵の影に、もっと濃い不安が入り込んでくる。

 ヒロのような男が、ここで終わらせるはずがない。

 むしろ、ここからが本番なのではないか。

 そんな直感が、リナリーの背筋をぞくりと這い上がっていた。

 

「ぇ……」

 

 そして、彼女の直感は現実のモノとなる。

 

「ぁ……ぁぁ……」

 

 ヒロが履いていたズボンを脱ぐと、中から肉棒が現れる。

 だが、それは普通の肉棒ではない。

 

「ふぅ……やっぱズボンはキツイな」

 

 露わになったそれは、長さ、太さともに常識の範疇を明らかに逸脱していた。

 ゆうに二十センチを超える本体は、根本から先端までどこを取っても太く肉厚。

 そして、先端の亀頭。

 そこは女の拳にも見えるほど膨れ上がり、直径は五センチに迫るほど。

 皮膚はパンパンに張り詰め、血管が浮き、ぬめるような光沢を放っている。

 まるで人間の身体に備わっていること自体が、間違っているかのような異形。

 少なくともリナリーの目にはそう映った。

 

「な、に……そ、れ……」

 

「これか? これは今からお前を可愛がってくれるモノだぜ? ほらご挨拶しろよ? ハハハハッ」

 

 散々、喘がされたのもあり、乾ききった喉が言葉を詰まらせる中で、リナリーはかすれ声で問いかける。

 弱々しいその声には、押し込めきれない怯えがにじんでいた。

 その怯えをしっかりと感じ取ったヒロは、口元をニヤリと歪めると、バカにしたように肉棒をゆっくりと突き出してみせる。

 まるで、これが入るんだと告げるように、腰をわずかに前に出し、見せつけるように揺らす。

 だが、そんなあからさまな挑発にも、もはやリナリーは怒りを浮かべる余裕すらなかった。

 

「ひっ……!?」

 

 秘所のすぐ目の前に突きつけられた、肉の凶器。

 その圧倒的な存在感に、リナリーの表情は恐怖に歪み、凍りつく。

 今にも泣き出しそうなほど瞳に涙を滲ませ、ガチガチと奥歯を鳴らす。

 顔は強張り、肩は小刻みに震え、声すら出せない。

 異形に対する本能的な嫌悪感。

 そして、それが今から自分の中に押し込まれるという現実への、圧倒的な恐怖。

 それらが重く心を圧し潰し、リナリーの戦意は、音もなくへし折られつつあった。

 

「ハハッ! 怖がる必要はないぜ? どうせ痛みなんか……欠片も感じないからなぁ?」

 

「は、う……!?♡」

 

 怯え、固まるリナリーに、ヒロの悪意はさらに襲いかかる。

 わずかに肉棒を持ち上げ、その先端をリナリーの下腹部。

 丁度、子宮に重なるあたりへと押し当てた瞬間、異変が起こった。

 

(な、に……!?♡ ビリビリする……お腹の内側が……!?♡)

 

 突きつけられた肉棒が触れた場所の内側が、熱を帯びる。

 しかもその熱は、一点にとどまらず、まるで何かを描くように身体の内側を這い回っていた。

 集中したくなくても、意識の奥へとねじ込まれるように割り込み、否応なく注意を向けてしまう。

 

「よし」

 

「ふぁ……♡え……!?」

 

 ヒロが短く呟いた直後、肉棒がリナリーの下腹部からふっと離れる。

 それと同時に、身体の内側に広がっていたあの熱も、少しばかり薄らいだ。

 だが、安堵する間もなく、リナリーは目を疑うような光景を目にした。

 

「な、なに……これ……!?」

 

 自らの胸の谷間から覗き込む形になるため、はっきりとは見えない。

 だが、それでも視界の隅に映ったそれは、薄桃色に淡く輝く、子宮を模したような異形の紋章だ。

 肌に焼き付けられるように浮かび上がり、うねるような光を微かに放っていた。

 

「感謝しろよ? これで痛みとは無縁になれたんだから」

 

「なに、言って……ひぎっ!?♡」

 

 理解不能の言葉を投げかけるヒロを問い詰めようとしたリナリー。

 だが、その言葉は秘所に訪れた圧倒的な圧迫感に遮られる。

 

「え、あ……? はいっ、て……!?♡♡♡ んひいぃいいいいいいっ!?♡♡♡」

 

 その圧迫感の正体が、ヒロの肉棒が奥までねじ込まれたせいだと理解した刹那、リナリーの内側で何かが弾け飛んだ。

 ぐちゅっ♡と無理やり押し分けられた膣壁が快楽の波に痙攣し、ぶるんっ♡と乳房が跳ね上がる。

 全身が反り返るほどの衝撃に、縛られた四肢は触手の拘束ごとビクビクと震え、喉の奥から獣のような悲鳴が漏れ出した。

 

(なに、なに、なに……!?♡♡♡)

 

 リナリーも同年代から性体験を少しくらいは話されたこともある。

 初めては引き裂けるかと思うほど痛い。

 そんな曖昧な話だけを聞いていたからこそ、ヒロに犯されることが、ただただ怖かった。

 だが今、リナリーの身体を襲っているのは、痛みとはまるで異なるものだった。

 内側が灼けるように熱く、破裂しそうなほど膨れ上がる圧迫感。

 奥の奥で何かが暴れ出し、全身が痺れるような衝撃に包まれる。

 快楽など知らないはずの身体が、まるで爆発する寸前のように震えている。

 全身を駆け巡る甘い熱に、頭の中は真っ白に染め上げられた。

 

「さぁ、俺も楽しませろよ!」

 

「ひぐっ!?♡♡ あ゛あああっ!?♡♡♡ ま、まってぇぇえええっ!?♡♡♡ お゛っお゛っおぉっ!?♡♡♡」

 

 しかし、快楽の濁流に呑まれる暇すら、リナリーには与えられなかった。

 ヒロが腰を引いたかと思うと、次の瞬間には、杭のような肉棒が勢いよく突き刺さってくる。

 そのたびに、リナリーの全身がビクンッ♡と跳ね、縛られた四肢がギチギチと痙攣するように軋む。

 ぶちゅっ♡ぐちゅっ♡と結合部から飛び散る愛液が、淫靡な音を立てながら飛沫となって跳ね、、辺りに甘ったるい雌の匂いを濃密に漂わせていく。

 

「ハハッ! すっげぇ締まり具合だな!」

 

「あ゛あああっ!♡♡ んおおおっ!♡♡ おぉおおっ!♡♡♡♡」

 

 普段のリナリーからは想像もできない、獣のような嬌声を撒き散らしながら、身体をビクビクと震わせ続ける。

 一突きされるたびに、限界を超えた快楽が脳髄を直撃し、反射的に絶頂へと突き落とされていた。

 舌はだらしなく突き出されたまま、唇の端からは唾液がとろとろと垂れ続けている。

 見開いた瞳は焦点を失い、涙と涎でぐしゃぐしゃになった顔には、もはや誇りの欠片もない。

 その様は、卑猥で無様なメスでしかなかった。

 

「ん〜少し感度を上げ過ぎたかな。まだ壊れて貰っちゃ、俺が楽しめないからなぁ〜」

 

「あひぃいいいっ!?♡♡♡」

 

 不意に、リナリーの膣内を満たしていた肉棒が、ズルルルッ♡と音を立てて引き抜かれる。

 粘膜の一枚一枚を引き剥がすようなその感覚に、リナリーの背筋がぶるぶると震え、腰が跳ね上がり、口からは快楽とも悲鳴ともつかない絶叫が噴き出した。

 同時に、下腹部の紋章が微かに淡く光を弱める。

 だが、それは決してリナリーのためではない。

 ヒロが行ったのは、あくまで、まだ壊さず、もっと楽しむための調整だった。

 

「も、もうやめてぇ……♡」

 

「お、喋れるようになったな。まぁ止めねぇけど、な!」

 

「あぁあああああああっ!♡♡」

 

 ようやく口を動かせるまでに意識を浮上させたリナリーが、掠れた声で絞り出すように懇願する。

 だが返ってきたのは、悪意に満ちた嘲りの声だけだった。

 ズパンッ♡と叩きつけるような突き上げ。

 ぶちゅっ♡と肉棒が奥へめり込んだ瞬間、リナリーの背筋が跳ね、拘束された手足がビクビクと痙攣する。

 舌を突き出し、白目を剥いたまま涎と涙にまみれた顔を晒し、がくがくと身体を震わせながらまたしても絶頂。

 感度を下げられていたところで、もう出来上がった身体は止まらないのだ。

 

「ん、あああっ♡♡だめ、お腹の、中、壊れちゃ……んひぅうううう!!♡♡」

 

 紋章が施した調整によって、意識を飛ばさず、喋ることさえできる程度の快楽に留められている。

 だがそれが、リナリーにとっては地獄だった。

 絶頂する感覚も、膣をこじ開ける肉棒の形も、ねっとりと抉られる内側の感触さえも、すべてを理解できてしまうのだ。

 どれだけ自分が蹂躙されているか。どれだけ何度も絶頂させられているか、はっきりとわかってしまう。

 朦朧としたまま快楽に逃げられた方が、どれほど楽だっただろう。

 そう思えるほどの地獄だ。

 

(さて、そろそろだな……)

 

 ヒロが紋章、いや淫紋を緩めたのはリナリーに地獄を味合わせるためだけではない。

 そこには、もう一つ、目的がある。

 意識がはっきりしている方が、絶対に面白い。

 そんな遊びにふさわしい、愉悦の瞬間が迫っていた。

 

「さぁ出すぞ、出すぞ! 俺のはマジで濃いから、一発で孕むかもな!」

 

「んあぁああっ!♡♡ はら、い、いやぁああっ!♡♡♡ やめ、てぇ!♡ こし、うごさない、でぇえええっ!♡♡♡♡」

 

 ヒロの言葉に、リナリーの目が見開かれた。

 快楽に呑まれていた意識の奥で、孕むという言葉だけが、鮮明に響いたのだ。

 快感に流されるままにいたはずの頭に、突如として現実がねじ込まれる。

 膣内でぶちまけられれば、どうなるか。

 そんな当たり前の事実が、遅れて理解させられてしまったのだ。

 しかし、その拒絶すら、ゴリュッ♡と膣奥を抉る衝撃にかき消され、吐き出しかけた否定の言葉も、泡のように潰れていき、意味を成さない。

 

「孕め……!」

 

「い、あぁあああああああっ!?♡♡♡」

 

 リナリーの拒絶など意にも介さず、ヒロは膣奥を一気に突き上げたかと思うと、最奥で怒張した肉棒を深く埋めたまま、ドクンッ♡と脈動させ、欲望の塊を吐き出した。

 びゅるるるるるっ♡と熱く濃い精液が、内壁を洗い流すようにぶちまけられる。

 その量と勢いは尋常ではなく、圧がかかるたびに腹の奥が跳ね、リナリーの身体がガクガクと仰け反った。

 

(で、出てる、中に出され、てるのに……♡わた、し……♡)

 

 膣内に感じられる熱のひとつひとつが、まるで魂の芯を叩き潰すような快感の杭となって突き刺さってくる。

 中出しされた瞬間、リナリーもまた強く、深く、絶頂してしまったのだ。

 

「気持ち良いだろ? もっと味わいたいんじゃないか? なら、簡単だ。俺のモノになれば良い」

 

「……っ♡」

 

 長い射精の最中、ドクンッ♡ドクンッ♡と膣奥で脈打ち続ける肉棒を埋めたまま、ヒロは甘く囁く。

 それは、堕落の誘い。

 快楽の余韻に溺れる今だからこそ、心に入り込むには最適の一言だった。

 そう、これこそがヒロの狙い。

 淫紋を強くしすぎれば、ただ淫紋のせいで堕ちたことになる。

 だが今のリナリーには、意思が残っている。

 だからこそ、あえて自分の意志で選ばせる。

 拒絶しながらも蕩けていく身体に、自ら肯きを与えさせる。

 それが、ヒロが欲していた、本当の堕落だった。

 

「……で、す」

 

 だが、少女は。

 

「……なに?」

 

 リナリー・リーは。

 

「いや……です! 私は、あなたのモノになんて、ならない!」

 

 ヒロの予想を超え、そう宣言した。

 

「……へぇ」

 

 それはあってはならない反抗。

 この世界で最悪の存在である堕落させるモノ、ヒロの誘いを断るなど、ありえない。

 だが、ヒロは逆に心底愉快そうに口を三日月のように歪めた。

 

「なら、もっと可愛がってやらないとなぁ!」

 

「っ……! んあぁああぁあ!!♡♡♡」

 

 心底楽しそうに笑いながら、ヒロは再び抽送を開始した。

 精を吐き出し、わずかに沈静化していた肉棒が、膣内の熱に再び反応し、硬度を取り戻していく。

 ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡と粘り気を含んだ水音を立てながら、

 ヒロの肉棒が、白濁に濡れた膣壁を容赦なく擦り上げる。

 膣襞を撫でる感触と、子宮を抉る衝撃。

 絶頂の余韻に浸る間もなく、リナリーの奥に残された精液ごと、掻き出すように突き立てられ、飛び散った白濁が、泥まじりの地面に淫らな染みを作っていく。

 

「何回目の中出しで堕ちるかなぁ? 出来るだけ耐えてくれよ? じゃなきゃつまんないからなぁ!」

 

「んあぁああっ!♡♡ あっ、あぁあっ!♡♡ いやっ、いやぁああ!♡♡」

 

 絶望を謳うように語りながら、ヒロは容赦なく腰を打ち付け続ける。

 ドスンッ♡ドスンッ♡と鈍い音を響かせながら、怒張した肉棒を膣奥に何度も叩き込む。

 絶頂直後の敏感すぎる膣内は、痙攣しながら肉棒にきつく絡みつくと、ヒロはそれを楽しむように、さらに奥へ、さらに深く、硬い肉塊を突き立て、穿ち、かき混ぜ、徹底的に奥を叩き潰していく。

 

「あぁああああああっ!?♡♡♡」

 

 リナリーが堕落する、その時まで。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。