カードファイト!ヴィンガード、戸倉ミサキです。
そこまで古くはないのかもしれませんが、懐かしさを感じました。
時間軸的にはアニメ2期から3期の間。
髪切る前と思って頂けたらと思います。
では、どうぞ。
戦いとは、意志と意志のぶつかり合いである。
極論を言えば、誰もが同じ方向を向いていれば、戦いなど起こり得ない。
だが、人は己の意志を貫くために剣を振るい、己の意志を守るために盾を握る。
だからこそ、戦いは避けられず、いつか必ず幕を開けてしまうのだ。
「っ……こんな……」
「ハハハ……」
一つの戦いが、今、終わりを迎えていた。
片膝をつき、唇を噛む女。その前に立つのは、余裕を漂わせた男。
勝者と敗者。
どちらがどちらかなど、語るまでもない。
「くっ……あああ……!?」
「ほう、流石だな、戸倉ミサキ。あのアジアサーキットを制しただけはある」
突如、空間の歪みから黒い靄が噴き出した。
それは生き物のように蠢きながら、女、戸倉ミサキの身体へとまとわりつき、肌を這うように絡みつく。
ミサキは全身を震わせ、必死に抗うも、その動きは次第に鈍っていってしまう。
それを見下ろす男は、驚くどころか愉悦すら滲ませた笑みを浮かべている。
だが、それも当然だ。
ミサキが黒い靄に襲われているのは、他ならぬ、男、ヴァイトの仕業なのだから。
(なん、だ……これ……!?)
黒い靄は、ただ肌の表面を漂っているだけではなく、ミサキの奥深く、心の奥底へと、じわじわと染み込んでくるような感覚を伴っていた。
その侵食は肉体にも影響を与えているのか、ミサキは膝をついた状態から立ち上がることも出来ずに、喉の奥から漏れる息と共に苦痛に耐えるしかなかった。
「このまま放置しても侵食は進みそうにないな。敗北では足りないのか、糧とでもしているのか……人間は面白い」
「くっ……!? ハァー……ハァー……」
やがて黒い靄の侵食が止まりかけているのに気付いたヴァイトは、軽く手を振って、靄を消した。
しかし、解放されたミサキは立ち上がることすらできず、汗をぽたぽたと滴らせながら項垂れたまま動かない。
その姿を見下ろすヴァイトの瞳には、深い愉悦の光が宿っていた。
「良いだろう戸倉ミサキ……いや、ミサキと呼ぶべきか。光栄に思うと良い。この惑星の支配者となる私の伴侶となる権利をやろう」
「な、に……言ってんだ……クソ、野郎……」
意味不明な言葉と馴れ馴れしい呼び捨てに、顔も上げられないまま、絞り出すように悪態をつくミサキ。
本来ならば正体不明のヴァイトを刺激するべきではないが、ミサキはこんな目に遭わされて黙ってられる人間ではないのだ。
その反応すら愉しむように、ヴァイトはゆっくりと笑みを深めていった。
「いくぞ、ミサキ。お前を変えてやろう」
(クソ……ごめん、みんな……アイ……チ……)
次の瞬間、ミサキを縛っていた黒い靄とは別種の、濃密な黒い靄が辺り一帯に広がった。
靄は空間そのものを染め上げるようにうねり、ミサキとヴァイトの姿をゆっくりと呑み込んでいく。
ミサキの胸を満たすのは、己の不甲斐なさへの怒りと、仲間への深い謝罪の念。
その感情を最後に、彼女の意識は闇の中へと沈んでいった。
そして、舞台は人間を乗っ取っている異星の侵略者、ヴァイトのアジトへと移る。
「中々良い格好になったな。お前の役目を果たすのには丁度良い」
「っ……ゲス、が……くぅっ……!」
ヴァイトのアジトへと連れ去られたミサキの姿は、見る者が思わず息を呑むほど無残だった。
衣服は一枚残らず剥ぎ取られ、生まれたままの姿で冷たい床の上に立たされている。
両手は背中の後ろで縛られ、身体を隠すことすら許されない。
その姿勢のまま晒された肌は白磁のように滑らかで、わずかに震えるたび、胸の柔肉が重たげに揺れた。
90近い巨乳が揺れてしまうたびに、ミサキの顔には羞恥と屈辱が入り混じった赤みが差す。
さらに、下腹部には影を作れないほど薄い秘部の毛のため、立っているだけでもその割れ目が露わになってしまっていた。
怒りと恥辱の入り混じった熱が胸の奥で渦を巻き、ミサキは奥歯を噛み締めるしかなかった。
「デカい胸だ。惑星全体で見ても上位層に入るだろうな」
「あっ……さ、触る、な……! っ……♡」
ヴァイトがゆっくりと歩み寄り、その手が剥き出しの乳房に触れた瞬間、ミサキの身体がびくりと跳ねた。
掌が肌を押し潰すように沈み込み、熱を孕んだ感触が互いに混ざり合う。
揉みほぐされるたびに、皮膚の奥でむず痒い疼きが広がり、微かな甘い震えとなって背筋を駆け抜ける。
(なんだ、これ……♡身体が、妙に敏感に……?♡)
自分の身体の予想外の反応にミサキは戸惑う。
まるで理性が抗うよりも早く、肉体がその刺激を受け入れてしまっているような感覚。
その理解不能の感覚にミサキは歯を食いしばるしかなかった。
「ハハハ、どうした? 罵倒にキレがないな?」
「なっ……そんな、わけ……! くふぅ!♡」
ヴァイトの鋭い指摘に、反射的に言い返そうとしたミサキだったが、その声は途中で上擦った喘ぎへと変わった。
ヴァイトがしたのは、ただ指先で乳房を押し込んだだけ。
だが、その刺激が伝わった瞬間、ミサキの身体はびくんと跳ね上がり、喉の奥から甘い声が漏れ出た。
「ハハハ、まぁ教えてやろう。それは私の力がお前を侵食している証だ。精神だけではなく、肉体も私に捧げるに相応しいものへと、変化しているのだよ」
「なに、言って……はぁんっ!♡」
ヴァイトの言葉が真実であることを証明するかのように、胸を揉まれた瞬間、先程よりも強烈な快感が迸った。
乳房の奥から熱が突き上がり、息を呑む間もなく、ミサキの口から熱い吐息が漏れ出す。
身体の感度が明らかに上がっている。
その変化を自覚してしまったことで、逆に心の動揺は大きくなった。
だが、ヴァイトの責めはそれで終わらなかった。
今度は親指と人差し指で乳首を挟み込み、ぐりぐりと捻り潰すように弄り始める。
「ひゃううっ!!♡♡ んぉおおッ!!!♡♡♡」
瞬間、ミサキの喉からは悲鳴にも似た嬌声がほとばしった。
刺激はあまりにも鋭く、快楽と痛みの境界が一瞬で溶けて混ざり合う。
乳首を挟まれるたびに、そこから火花のような熱が散り、全身を駆け上がって脳天を突き抜ける。
視界は一面の白に弾け、空気さえも甘く蕩けたように感じる。
「くひいぃぃっ!!♡♡ やめっ……!♡ ああああっ!♡♡♡」
呼吸が乱れ、胸が大きく上下するたびに、巨乳がぶるんっ♡と弾んで揺れる。
皮膚の下では心臓が暴れ、血が熱を帯びて脈打っていた。
その拍動すらヴァイトの指先に支配されているかのように、逃げ場がない。
ミサキは腰が抜けそうになるのを必死で堪え、背筋を反らせながら喉を震わせた。
「ハハハ、随分と気持ち良さそうじゃないか? そんなに私の手が気に入ったのか?」
「っ……そんなわけ……はひぃんっ!?♡♡」
ヴァイトの指摘に唇を噛み、強気に返そうとしたミサキの声が、再び裏返った。
丸めた指で乳首を弾かれた瞬間、痺れるような快感が胸の奥を貫き、視界の端に火花が散る。
指先の動きに呼応するように形をわずかに変える柔らかな膨らみの頂点。
熱を帯びて艶やかに光る、薄紅色に染まった乳首から伝わる快楽はあまりに強烈だった。
「どうした? 何か言ったらどうだ? ん?」
「あくっ……♡ちがっ……これは……ふうぅンッ!!♡♡ くぅうぅ!♡♡ ふぁんっ!♡♡」
ニヤニヤと笑うヴァイトの言葉に、再びミサキは唇を噛んで言葉を絞り出そうとするが、すぐに喉が熱に焼かれたように震え、掠れた喘ぎへと変わった。
左右交互にピンッ♡ピンッ♡と弾かれる乳首から迸る刺激は鋭すぎて、思考のすべてを奪っていく。
声を出そうと意識するたび、胸の先が熱を帯びて疼き、理性を溶かすような快感が生まれる。
それどころか、一度その感覚を意識してしまえば、乳首はますます過敏に反応し、快楽が連鎖するように膨れ上がっていった。
「ふっ……そら、イッてしまえ」
「ンひぃっ!?♡ イクわけ……ひぐぅぅうううッッ!!!♡♡♡♡」
ヴァイトの指が勃起した乳首を摘まみ上げ、鋭く爪を立てた瞬間、ミサキの身体が大きく跳ね上がった。
その衝撃はまるで雷撃のように胸の奥を突き抜け、神経の一本一本を灼き焦がすような快感となって広がっていく。
熱が一気に全身を駆け巡り、下腹部が灼けるように熱く脈打つ。
脚の力は抜け、腰が勝手に震え、両脚の間からはとろりとした蜜があふれ出して床を濡らした。
(ぁ……ぁ……私、イッて……♡)
明滅する視界の中で、ミサキは自分が絶頂してしまったことをはっきりと自覚した。
ヴァイトに何かされているとしても、絶頂してしまったのは事実だ。
その逃れようのない現実が、ミサキの心を静かに蝕んでいく。
「ほう、なかなか派手にイったものだ。だが……まだ終わりじゃないぞ」
だが、ヴァイトの責めはこれで終わりではなかった。
絶頂の余韻に身体を震わせるミサキの背後へと回り込み、そのまま両腕を回して抱きすくめるように捕らえると、掌を滑らせて巨乳を鷲掴みにした。
そのまま力を込めて握り潰すように揉み上げられた瞬間、ミサキの喉からは鋭い悲鳴が弾けた。
「んぎぃいいいっ!!?♡♡♡」
乳腺ごと押し潰されるような圧力に、ミサキは目を見開く。
肺の奥から空気が押し出され、視界が白く霞んでいく。
だが、その痛みに混ざっていたのは紛れもなく快楽。
握られるたび、胸の奥から脈打つように快楽が走り、ミサキの身体は止めどなく震え続けた。
「そのまま立っていろ。足を崩すことは許さない」
「んぁあアッ!!♡♡ こ、いつぅ……♡♡」
度重なる快楽で足から崩れかけたミサキの身体を、ヴァイトの冷たい命令が縫い止める。
するとミサキの身体は彼女の意志を無視して、まるで操り人形のように両脚を開き、がに股に腰を落とした姿勢で固定されてしまった。
その無防備な姿勢にミサキの頬がさらに紅潮する。
「さらに感じると良い。それが私の望みへと近づくのだからな」
「や、やめろ……! そこは……ふああぁァッ!♡♡」
ヴァイトの手が伸びる先は、固く尖った乳首と、愛液で濡れそぼった秘所。
同時に二箇所を責められた瞬間、ミサキの身体はビクンッと大きく跳ね、喉からは悲鳴にも似た嬌声が溢れた。
乳首は根元から丹念に転がされ、指の腹で押しつぶすように弄ばれ、そこから走る刺激が胸の奥まで突き抜ける。
同時に、秘所へと滑り込んだ指が二本、粘膜を掻き混ぜるように蠢き、膣壁を上下左右から擦り上げる。
とろとろと溢れ出す蜜がヴァイトの指を滑らせ、いやらしい水音を立てながら、熱と快楽をさらに深く送り込んでいく。
(くそっ……なにが目的なんだ……!)
当たり前ではあるが、ミサキはヴァイトの言う自分を伴侶にするなどという言葉を信じてなどいない。
だが、ヴァイトの行動は明らかにミサキを快楽に導くためのもの。
まるで快楽によってミサキ自身を支配しようとしているように見える。
その意図の読めない行動が、ミサキの常識にはどうしても当てはまらず、理解できない混乱だけが残っているのだ。
「あぁああァァ~~ッッ!!♡♡♡」
だが、理解できなくとも、ヴァイトから与えられる快楽は紛れもなく本物だった。
乳首と秘所に同時に叩き込まれた刺激は、まるで雷のように全身を駆け抜け、ミサキの脳を白く焼き切り、またしても絶頂へと叩き上げられる。
両足の付け根がぶるぶるっと痙攣し、きゅんっと子宮が収縮すると、その拍動に合わせて、膣内に溜め込んでいた蜜が一気に溢れ出し、ヴァイトの指を包み込んでいく。
溢れた液体は床へと滴り、透明な飛沫が弧を描いて宙を舞った。
やがてそれは勢いを増し、びしゃっと水音を立てながら噴き上がり、ヴァイトの指先から手首、さらには腕までを濡らしていく。
「ハハハ……またイッたなぁ? ところで、今、どんな気分なんだ?」
「っ……さい、あくだ……最悪に決まってる……なっ!?」
「本当か?」
ヴァイトの嘲笑交じりの問いかけに、ミサキは荒い息を吐きながら吐き捨てるように答える。
だが、その瞳の奥に宿る感情を見逃さないとばかりに、ヴァイトが瞬時に前へ回り込み、その顔を両手で挟み込んだ。
至近距離で視線がぶつかった瞬間、ミサキの呼吸が止まり、心臓が一拍遅れて跳ねる。
ヴァイトの瞳は底知れぬ闇を湛えながらも、奥底に異様な光を宿していた。
冷たく、それでいて確かに熱を帯びた視線が、ミサキの瞳を捕らえ、逃がさない。
「自分と向き合え。お前の意思は本当に最悪だと感じているか?」
「っ……!」
その問いに、ミサキは言葉を詰まらせた。
口を開こうとしても声が出ない。
心の中では即座に否定したかった。
最悪に決まっていると、そう言い放ちたかった。
だが、喉の奥に何かが引っかかるように言葉が出ず、ただ息だけが漏れる。
(なんだ……この感覚……!)
ミサキも理解していた。
当初感じていた拒絶や反発の感情は、確かに薄らいでいるのだ。
もちろん、まだ嫌悪は残っている。
だが、それでもミサキの中で、何かが静かに変わり始めていた。
「ハハハ、気付いてはいるようだな。さぁ続けるとしよう」
「や、やめろ……!? あっ……♡」
答えなど必要ないとでも言うように、ヴァイトは嗤った。
そのまま片手を伸ばし、ミサキの巨乳を鷲掴みにする。
だが、今回は乱暴に揉みしだくことはせず、掌の中で形を整えるように、上向きへと持ち上げた。
「なにをす、ふああぁぁっっ!?♡♡」
次の瞬間、ヴァイトはその乳首を口に含んだ。
不意に訪れた生暖かい刺激に、ミサキの喉から甘い声が弾ける。
「や、やめ、ふぁ♡あァんっ!♡♡」
ヴァイトは唇と舌を巧みに操りながら、ミサキの乳首を口の中で転がし、吸い上げていく。
その舌の動きは執拗で、一定のリズムを刻みながらも、時に焦らすように緩やかになり、時に獲物を貪るように激しくなる。
舌先が尖って乳首の先端を弾き、すぐに全体を包み込むように吸い上げるたび、ミサキの身体がびくびくと跳ね、喉の奥から断続的な喘ぎが漏れ出した。
「ああっ!♡♡ そん、な同時に……だめぇっ!♡♡」
さらにヴァイトの手が再びミサキの秘所へと伸び、にゅるり♡と指が深く入り込む。
既に先ほど解され、どろどろに溶けきったそこは、抵抗らしい抵抗もなく二本の指を受け入れた。
ヴァイトは指を折り曲げ、時にばらばらに動かして中を掻き回し、柔らかな内壁を擦り上げていく。
そのたびに、ぷちゅ♡くちゃ♡と粘りつく水音が響き、飛び散った愛液が床に散って光った。
「ふむ、もう準備は良さそうだな。そろそろ本番といこうか」
「はぁっ……はぁっ……ほんばん……っ!?」
ようやくヴァイトの顔と指が離れた時、ミサキの身体はすでに限界の寸前まで追い込まれていた。
荒い息を何度も繰り返し、胸が上下に大きく波打つ。
喉の奥は焼けつくように乾き、脳の奥では、まだ残滓のような快感の余韻が弾けている。
指の抜けた膣内からは、とろりとした蜜が絶え間なく溢れ出し、太腿を伝って滴り落ちていた。
半ば意識を手放しかけたまま、ミサキはヴァイトの言葉を頭の中で反芻する。
だが、ヴァイトがおもむろにズボンへ手を掛け、脱ぎ捨てた瞬間、状況を悟ってしまった。
「ま、まさか……!?」
「まさかも何もあるまい? 生殖するためならば、当たり前の事だろう?」
露わになったそれを、ミサキは息を呑んで見つめた。
長さは三十センチ近く、太さも片手では到底掴みきれないほどの剛直。
先端は大きく傘を広げ、黒光りする亀頭が禍々しく張り出している。
優男のように見えるヴァイトの外見からは到底想像もつかない、まるで空想の怪物が持つもののような、異形の象徴だった。
「や、やめろ……ぶっ飛ばすよ!」
「その姿勢から変えることも出来ないだろう? まぁすぐにその気持ちも変わるだろうがな」
「っ!?♡♡♡」
ヴァイトは嘲るように言いながら、ミサキの秘所に肉棒をあてがう。
その瞬間、ミサキは喉を仰け反らせ、声にならない叫びを漏らした。
触れただけで火傷しそうなほどの熱を帯び、鉄杭のように硬く脈打つそれ。
貫かれれば、どれほどの痛みと衝撃が走るのか、想像しただけで身体が強張る。
恐怖と絶望が同時に押し寄せ、心臓が早鐘を打つように跳ね上がる。
だが、その鼓動の速まりは、恐怖だけが原因ではなかった。
「愛液が増えたな? 期待してるようで何よりだ」
「なっ……ふ、ふざけ……んうぅぅぅぅぅ!?♡♡♡」
ヴァイトの指摘に反論しようとした瞬間、肉棒の先端が膣口へとめり込み、ミサキは顎を上げて喘ぎ声を上げる。
異物が侵入してくる感覚に全身の肌が粟立ち、背筋を電流のような寒気が駆け抜ける。
だが、それ以上に圧倒的だったのは、質量そのものが生み出す重い圧迫感。
奥へと押し広げられるたび、膣内の肉がぎゅうっと形を変えていくのが分かる。
ミサキが息を吸おうと口を開けば、その呼吸に合わせて、さらに奥へと押し込まれていった。
「あっ……かはっ……!!?♡♡」
「ハハハ、随分気持ち良さそうな顔をするじゃないか」
ヴァイトは笑いながら言葉を投げかけるが、ミサキは返せない。
声を出す余裕などなく、唇だけがパクパクと開閉を繰り返す。
それでも彼女の表情は苦悶とは程遠く、頬を染め、瞳を潤ませ、どこか恍惚としていた。
(な、んで……♡苦しいけど、まったく……♡♡♡)
ミサキは完全に混乱していた。
確かに、太く長い肉棒が押し広げる圧迫感は凄まじく、呼吸すらままならない。
だが、処女であるはずの自分が覚悟していたような痛みは、どこにもなかった。
むしろ──
(気持ちいい……♡♡♡)
満たされる悦びを覚えるほどだった。
「くくっ……不思議そうだな? 答えは簡単だ。お前が望んでいるからだ」
「そんな、わけ……♡♡」
「いいや、違わない」
ヴァイトがここまで断言できるのには理由があった。
彼の力は、もともと精神に強く働きかけるもの。
肉体の感度を高めたり、行動を操ったりできるのは、その副産物に過ぎない。
快楽によって心の防壁が緩み、侵食が進むほどに、戸倉ミサキという人間そのものが、ヴァイトを求めてしまう伴侶へと変わっているのだ。
「すぐにわかる。さぁ、始めようか」
「あぁああァァァ~~~~~ッッッ!!!??♡♡♡」
ヴァイトの言葉と同時に、肉棒が一気に引き抜かれ、再び最奥へと叩き込まれる。
凄まじい衝撃とともに、全身を稲妻のような快感が駆け抜け、ミサキの視界が真っ白に弾け飛んだ。
結合部からはとめどなく愛蜜が溢れ出し、ヴァイトの腰の動きに合わせて飛沫を散らす。
「ひっ、ぐっ……あぐぅうんっ!♡♡」
ヴァイトの腰の動きは、決して速くはない。
だが、カリ首が入り口近くまで引かれるたび、襞の一つひとつがめくり返され、内臓までも引きずり出されるような錯覚が走る。
その度に、意識が飛びかけるほどの衝撃が全身を突き抜けた。
腰を突き出して肉棒を叩きつけられるたび、子宮口が押し潰れるほどに突かれ、視界の奥で火花が散る。
その一撃ごとに思考が吹き飛び、意識が遠のいていく。
「んおっ!♡♡ おぉっ!♡♡ おほぉおぉぉォ~ッッ!!♡♡♡」
だが、どれほど凄まじい快感を叩きつけられようとも、ミサキの意識は決して飛ばない。
それどころか、先ほど無理やり取らされたガニ股の姿勢を崩すことすらできなかった。
ヴァイトの力による肉体の侵食はすでに完了し、彼女の身体は完全に支配下に置かれている。
残されているのは、なおもか細く抗おうとする精神だけだった。
(ダメだ……♡♡♡戻れ、なくなる……♡♡♡このままじゃ、戻れ、なく……♡♡♡みん、な……♡♡♡)
快楽に屈した身体に必死で抗うミサキの精神を支えているのは、彼女が初めて得た“仲間”と呼べる存在だった。
一人であったなら、とっくに折れていた。
もはや強がりですら止めろと言えない。
それでも、仲間の笑顔を思い浮かべながら、ミサキは必死に、最後の意地で耐え続けていた。
「……ハハハ」
だが、そんな想いすらもヴァイトの力は侵食する。
「っ〜〜〜〜〜〜〜!!?♡♡♡♡」
本番が始まって、すでに五度もの絶頂を迎えていたミサキの身体に、異常が起こり始めていた。
ついにヴァイトの力が王手に達したのだ。
(なん、ヴァイト様♡だ……♡ヴァイト様♡ちが、気持ち良い♡そんなこ、もっとしてぇ♡わた、ヴァイト様♡はぁぁぁ!?♡♡♡)
ミサキの思考が、溶けるように書き換えられていく。
脳裏に浮かぶのは恐怖でも抵抗でもなく、ただヴァイトの存在だけ。
圧倒的な多幸感が全身を満たし、ミサキの理性の残滓までも飲み込んでいく。
胸の鼓動すら高鳴り、魂が甘く蕩けていくようだった。
(違う! 私は、みん、ヴァイト様ぁ♡いや、だ♡♡ヴァイト様ぁぁ♡♡みん、なを忘れ、ヴァイト様ぁぁぁ!♡♡♡)
完全記憶能力を持つがゆえに、大切に抱えてきた思い出のすべてが、ヴァイトへの愛に書き換えられていく。
抗うための軸が蕩け、消え、心の中から抜け落ちていくような喪失感。
本来なら死ぬほど恐ろしいはずなのに、ミサキの中にはただ、どうしようもないほどの幸福だけが満ちていく。
それはあまりにも悪趣味で、絶対的な支配者の力だった。
「やめろ♡やめてっ♡♡やめてやめてやめてぇぇぇぇ!?♡♡♡」
残った自分を必死に掻き集め、ミサキは普段の強気な態度をかなぐり捨て、涙を流して懇願する。
変わってしまう。
消えるのではなく、自分という形が別の何かに塗り替わる。
それが怖くないこと自体が、何よりも恐ろしかった。
止めてほしいと、喉が裂けるほどに叫びながらも、身体はその叫びに反して快感に震えている。
だが、世界、いや世界の王は残酷だ。
「堕ちろ。戸倉ミサキ。いや、我が伴侶よ」
「アァアアアァァ~~~~〜ッッ!!♡♡♡♡♡」
残酷に告げられたその言葉と共に、ヴァイトの肉棒から大量の精液が放たれ、ミサキの奥深くへと注ぎ込まれていく。
どくん、どくんと脈打ちながら、白濁が子宮の奥を満たし、灼けるような熱が全身を駆け抜ける。
その熱さを感じながら、ミサキは今までずっと守り続けてきた大切な何かが、音を立てて崩れていく気がしていた。
ミサキの精神は、とうとう完全に塗り替わったのだ。
***
「ヴァイトさま、ばんざーい」
「ヴァイトさま、ばんざーい」
「ヴァイトさま、ばんざーい」
立ち並ぶ人間たち。
若い男女を中心にしたその集団は、すでに百人を優に超えていた。
全てがヴァイトの力により精神を侵食され、彼の操り人形となった者たちだ。
その眼にはもはや理性の光はなく、ただ恍惚とした信仰の色だけが宿っている。
特に女たちは胸元や秘所を惜しげもなく晒しているのが、ヴァイトの歪んだ美学を体現していた。
「ふむ……この惑星全てが私のモノになる日も遠くはないな」
そんな異様な集団を見下ろす位置に、王のようにヴァイトは全裸で足を組み、座っていた。
ヴァイトの力に侵食された者に敗れた人間もまた、ヴァイトの力に侵食されていく。
ここにはいない侵食人間たちによって、今もなおヴァイトの侵略はネズミ算式に拡大を続けているのだ。
「妃様。妃様。妃様」
「妃様。妃様。妃様」
「妃様。妃様。妃様」
そこにガチャリと音を立てて三人の人間が入ってくる。
左右の二人は、他の侵食人間たちに比べて身なりも整い、顔立ちも良く、さらに露出した胸は張りがあり、形も美しい。
だが、中心の一人はまるで別格だった。
それは侵食人間たちの反応でも表されていた。
「…………」
その人物は、漆黒のウェディングドレスをまとっていた。
だが、それは普通のウェディングドレスではない。
遠目に見れば確かに花嫁衣装だが、胸元は左右に大きく開いており、巨乳が完全に露出している。
スカート部分も極端に短く、太ももの大半が晒されている上、前面は大きく開いており秘所までも丸見えだ。
下半身を飾るガーターベルトとタイツが、衣装全体の淫靡さを際立たせており、まさしく堕ちた花嫁という名にふさわしい姿だった。
「…………」
「妃様。妃様。妃様」
「妃様。妃様。妃様」
「妃様。妃様。妃様」
左右に分かれた侵食人間たちの中央を、堕ちた花嫁は粛々と歩みを進めていく。
ヴェールの裾を支える二人と共に、ふるん♡ふるん♡と胸を揺らしながら、三人は妖しくも優雅にヴァイトのもとへと歩み寄った。
「…………」
そして、本来ならばヴァイトが捲るはずのヴェールを、王の手を煩わせまいとばかりに付き人の二人が取ると、堕ちた花嫁の正体が明らかになる。
彼女こそ、あの日ヴァイトに堕とされた戸倉ミサキであった。
「お前たちの文化とやらに合わせてやったぞ? 私は后には優しいからな」
「……ありがとうございます♡」
優しさの欠片もない、どこか嘲るような声音でヴァイトは言い放つ。
その足元で、ミサキは土下座のように頭を垂れ、恍惚の笑みを浮かべていた。
普段は気が強く、苛烈さすら見せる彼女が、いまはそんな表情を浮かべている。
その異様さこそ、彼女の完全な支配を物語っていた。
「もちろん、全てではないがな。さぁ私のモノに誓いを立てろ」
元より人ではないヴァイトが、地球の文化を知ったのはごく最近のことだった。
今の肉体の本来の持ち主が持つ記憶を断片的に模倣し、それを自らの理として利用しているのだ。
その中で、セックスを、オスがメスを屈服させるのにあまりにも都合の良い行為と認識したヴァイトが気に入ってしまった。
それが、全ての始まりだった。
今や、その歪んだ認識を止められる者など、どこにもいない。
「はい……♡誓いのご奉仕、させていただきます♡」
跪いたまま、ミサキは恍惚とした笑みを浮かべながらヴァイトの身体へと近付いた。
その瞳にはもはや迷いの色はなく、ただ愛しき支配者への忠誠と快楽の期待が溶け合っている。
彼女は両手を胸の下に差し入れ、柔らかな巨乳をゆっくりと持ち上げた。
そして、ヴァイトの肉棒へと自らの胸を押し当てるように寄せていくと、ぷるんと弾む乳房が左右から肉棒を挟み込む。
それこそが、彼女にやるべき誓いの形だった。
「ぁぁ……♡立派なおちんぽ……♡んちゅ……♡んふっ……♡んちゅ……♡あむっ♡」
さらにミサキは、乳の間から飛び出した大きな亀頭を唇で包み込む。
先端に舌を這わせながら、唾液と先走りを混ぜ合わせるようにぐちゅ♡ぐちゅ♡と音を立て、ねっとりと舌先で絡め取っていく。
亀頭の縁を丁寧に舐め上げ、吸い込み、離してはまた舐める。
彼女の唇が上下に滑るたび、艶やかな音が響き、空気すらも淫らな熱気で満たされていった。
「よし、言え」
「ふぁい♡私、ミサキは、ヴァイト様のじゅる♡おまん、こ后でしゅ♡じゅる♡このおちんぽ様で、れろっ♡いつまでも、可愛がってください……じゅるる!♡♡」
舌と胸で奉仕を続けながら、ミサキは途切れ途切れに歪んだ誓いの言葉を紡いでいく。
すでに彼女の頭の片隅に、かつての仲間の存在など残ってはいない。
残っているのは、ヴァイトという絶対者に抱かれ、愛されたいという原始的な欲求だけ。
王であり夫である彼の命令が、自分の生のすべてを支配し、存在理由となっている。
真なる支配が、ここに完成していた。
「よし、では誓いを返してやろう。永遠の快楽としてな」
「んじゅ、は、いぃ♡あぁあああァァ~~ッ!?♡♡♡」
ヴァイトの言葉に答えるために口を離した瞬間、肉棒が脈打ち、噴火のような射精がミサキに襲いかかる。
その勢いは尋常ではなく、溶岩のように熱い精液が弾け飛び、ミサキの顔を真っ白に塗りつぶしていく。頬、唇、首筋、鎖骨。どこもかしこも白濁に覆われ、滴る精が漆黒のウェディングドレスの布地を汚していく。
艶やかだった黒は、欲望の白に染め上げられていった。
肩から胸元へと流れ落ちる白濁が、巨乳の谷間を伝って糸を引き、露わな下腹部へと落ちていくと、ミサキの身体がビクビクッ♡と痙攣して、甘い悲鳴と共に絶頂へと達した。
「ヴァイトさま、ばんざーい」
「妃様、ばんざーい」
「ヴァイトさま、ばんざーい」
「妃様、ばんざーい」
ここに惑星の支配者の王と妃が誕生したことを、侵食人間たちは万歳を繰り返して祝福する。
だが、それを作り出した支配者はそんな異様な光景を全く気にも留めない。
「さぁミサキ。私の伴侶よ。ともに行こう……快楽による支配を」
「ふぁ……♡はい……♡ヴァイト……さ、ま……♡」
全ては王の思うがままなのだから。