キラキラ☆プリキュアアラモード、琴爪ゆかりです。
わりと大好きプリキュアシリーズ。
今回はおっぱいメス猫、ゆかりさん。
エッチですよね。
では、どうぞ。
「……はぁ……ッ……はぁ……!」
暗い、暗い部屋の中で、男が息を吐く音だけが荒く響いていた。
外ではお日様が昇り、今日も一日の始まりを告げているというのに、その部屋だけはカーテンを閉め切り、電気もろくにつけられていない。
まるで世界から切り離されたかのような、ある種の異界と化していた。
「ッ……!」
瞬間、男の荒い息が途切れ、白い欲望がとあるものへと放たれた。
だがそれは、表面をわずかに汚すだけで終わる。
男の内に渦巻く欲望を吐き出すには、あまりにも蛇口が小さすぎた。
「……クソッ!」
まるで解消されぬ欲望を吐き捨てるように、男は置いてあった椅子を蹴り飛ばした。
けたたましい音が暗い部屋に響き渡るが、それで苛立ちが収まることはない。
ここまでなら、いつものこと。どこにでもありうる光景だった。
「お前の欲望を肯定しよう」
「えっ!?」
その一言が、聞こえるまでは。
***
「ハハハッ! 最高だぜぇぇぇ!」
「っ……こっちは最低よ」
荒々しく、耳障りなその声に、余裕など欠片もないはずなのに、キュアマカロンこと琴爪ゆかりは、嫌悪を隠すことなく吐き捨てた。
視線の先にいるのは、中肉中背で、街中に紛れていればまず気にも留めないような、特徴のない男。
だが、彼が普通の人間ではないことは、すでに痛いほど思い知らされていた。
(まさか私が押されるなんて……!)
キュアマカロンに変身したゆかりは、常人を遥かに超える身体能力と格闘能力を持つ。
だが、彼女を襲撃した男は、それをさらに上回る力を有していた。
むしろ、持ち前の勘の良さで咄嗟に変身していなければ、初撃の時点で勝敗は決していただろう。
そう断じざるを得ないほどの逸脱者だった。
「ハハハッ! オンナァ!」
いや、正確に言えば、負けん気の強いゆかりは決して認めないだろうが、勝負はすでについていた。
「がっ……!?」
獣のように飛び掛かってきた男を避けることすらできず、ゆかりは為す術もなくアスファルトへと押し倒される。
それほどまでに、彼女の身体は消耗し切っていたのだから。
「っ……なんのつもりかしら。息が臭いから早く退いてくれない?」
だが、それでもゆかりは気丈な態度を崩さなかった。
男の狙いは、その視線や言動から察している。だからこそ、心まで負けるわけにはいかない。
もし彼女の予想が正しければ、この場で必ず男を倒さなければならない。
その過程で、自分がどうなろうとも。
「ヒヒヒ、強がるナァ!」
「っ……!?」
そんなゆかりの態度を、むしろ面白がるように嘲笑いながら、男はキュアマカロンの衣服、その胸元へと手を伸ばした。
「邪魔ダ!」
「っ……」
息を呑んだゆかりを意に介することもなく、男は中の下着ごと、衣服を乱暴に引き裂く。
それでも、ゆかりは悲鳴を上げなかった。
予想は、していたのだ。
そうでなければ、いかに彼女でも、声を上げずにはいられなかっただろう。
(やっぱり……ね)
身に着けていた下着、薄紫のブラジャーが、無残に千切れ飛ぶのを見ながら、ゆかりは自分の勘と予想が間違っていなかったことを確信していた。
自他ともに認める美貌を持ち、今もなお衣服から解放されて、飛び出すように揺れ動く九一の巨乳を備えた彼女は、そうした視線には人一倍敏感だ。
だからこそ、男から感じる圧が、抑えきれぬ性欲そのものであると理解していた。
そしてそれは同時に、この場で何としても男を倒さねばならないと、ゆかりが覚悟を決めた理由でもあった。
「アァアアア……!」
(っ……気分は悪いものね)
予想していたとはいえ、胸元に釘付けになって興奮を隠さない男の様子に、ゆかりは内心で唾を吐き捨てたくなる。
たしかに、彼女の胸はただ大きいだけのものではない。
球体のように整ったフォルムには歪みが一切なく、白く滑らかな肌が艶めかしく、思わず視線を吸い寄せられてしまう完成度を持っている。
さらに、仰向けに倒された状態でも、重力に僅かに従いながらもその形そのものはほとんど崩れず、見事なまでに丸みを保っていた。
谷間の深さと、少し動くだけで柔らかく揺れ、波打つ双丘の動き。
十分な張りと、指を沈めれば吸い付くように応えそうな弾力が同居した、ゆかり自身と同じく、欠点の見当たらない完璧な巨乳だ。
だが、だからと言って興奮されるのは気分が良いものではないのだ。
「あぁ!」
「っ!?」
しかし、事態はゆかりの嫌悪感を無視して進んでいく。
男の手が胸元に伸び、次の瞬間、ガシッと乳肉を鷲掴みにされた。
強く掴まれ、押し潰されるような感触が一気に広がり、ゆかりは思わず顔を歪めてしまう。
「い……たいわね! もっと優しくできないの、かしら……!」
なんとか虚勢を張り、声を振り絞るようにして嘲るゆかりだったが、内心に余裕はなかった。
掴まれた箇所に残る感覚を、うまく言葉にできなかったからだ。
不快であることは確かだが、それだけで片付けてしまうには、胸の奥に引っかかるものが残る。
まだ弱く、意識すれば押し流せてしまうほどのもの。
それでも、そこに別の質が混じっていることを、ゆかりは、はっきりと自覚していた。
(これ……もしかして……!)
聡明なゆかりは、すぐさまその理由に思い当たっていた。
プリキュアとして戦う際、自分たちは凄まじい攻撃に晒される。
それでも耐えられるのは、痛みを感じないからではない。
痛覚が弱められており、痛みはあるが、戦闘を続行できる程度に抑えられているからだ。
だが、今回はその性質が、明らかに、悪い方向へと作用していた。
「柔らかけェ……マシュマロみたいだァ……!」
(痛みが弱過ぎるせいで……♡気持ちよさだけが……♡)
ぐにゅぐにゅ♡と、男の手によってゆかりの巨乳が揉みほぐされていく。
その最中、ゆかりが感じているのは、わずかに残る痛みと、それを確実に上回り始めた快楽だった。
「っ♡っっっ♡くぅぅぅ♡」
男が夢中になって揉みしだく巨乳から伝わる感覚に、ゆかりは唇を噛み、必死に耐える。
柔らかな乳肉は、男の手の動きに逆らうことなく、まるで本当に柔らかい菓子のように自在に形を変え、指の腹に吸い付くように沈み込んでゆく。
揉まれるたびに谷間が深くなり、乳房が押し潰されては溢れ出すように盛り上がる。
そのうえ、指の力が緩められるたび、反発するようにプルンッ♡と弾けて元の形を取り戻すのだ。
揺れ動く双丘の淫靡な動きと、手のひらでジッとしていない気紛れな柔らかさ。
これほどの魅力を持つ巨乳に、男が夢中になるのも無理はなかった。
「美味そうダ……!」
しかし、ここまですらも前座、いや前菜に過ぎなかった。
男が与えられた力は、ただ強くなるだけではないのだ。
「いただきマス……!」
「なっ……!? あぁああぁああああっ!?♡♡♡」
不意にそう告げると、男はゆかりの片方の巨乳へと貪りついた。
ただそれだけなら口で責めようとしているだけだ。
だが、次の瞬間、ゆかりの身体を走り抜けたのは、これまでとは明らかに質の異なる、強烈な快楽だった。
(なにか、吸われ……!?)
咥えられた乳首から、何かがゆかりの身体の内側から吸い上げられている。
その何かが、乳首や乳肉の奥から引き抜かれるたび、ゆかりの全身を貫くように快楽が走った。
その快楽は、完全に強靭であるはずのゆかりの精神力すら、上回っていた。
「美味イ! もっとヨコせ!」
「や、やめ……♡ひぅうううううう!?♡♡♡」
ジュルジュル♡と湿った音を立て、男は執拗にゆかりの乳首へ吸い付く。
吸われるたび、胸の奥から強引に引き抜かれる快楽が全身へと流れ込み、ゆかりの身体は反射的に跳ね上がろうとする。
だが、その動きは男の体重によって押し潰されてしまう。
逃げ場を失った身体は、無様にも足だけをバタバタとばたつかせ、ゆかりは湧き上がる快感に翻弄され続けるしかなかった。
「ん、くぅううううううっ!?♡♡♡」
やがて、何を吸われているのかすら分からないまま、ゆかりは絶頂を迎えさせられてしまう。
ギリギリで唇を噛んで嬌声を上げることだけは防げたが、ばたつかせていた足がピンッ♡と斜め上に突っ張り、爪先まで痙攣するように震えてしまう。
これでは、絶頂を隠せているとはお世辞にも言えず、むしろ、声だけを我慢した滑稽さが際立ってしまっていた。
(こん、な……♡)
当然、ゆかり自身も、自分がどれほど情けない姿を晒しているのかを、痛いほど理解していた。
好き放題される覚悟はしていたが、こんな醜態を見せることになるとな夢にも思っていなかったのだ。
彼女のプライドは、声を殺して絶頂に震えるという、この上なく惨めな形で、あっさり踏み潰されてしまった。
だが、それでも男は止まらない。
「アオオオ! 足りなイ! もっと寄越セ!」
「ま、待ちなさ、うひぃいぃいんっ!?♡♡♡」
男が吠えると、まるで牛の乳を搾るように根元からゆかりの巨乳を搾り上げてくる。
柔らかな乳肉が男の指に押し潰され、楕円を描くほど激しく扱かれる。
実際に出ているのは母乳ではないはずだが、男の認識のせいか何かはさらに男に吸い上げられてしまう。
そのせいでゆかりの感じる快楽はさらに倍増し、噛んでいた唇が離れ、不意を突かれたわけでもないのにハッキリと嬌声を上げてしまった。
声を抑えることすら、もはや不可能なのだ。
「あひぃいいぃいっ!?♡♡♡ だ、あぁああぁあ!!♡♡♡」
そんな状態で、快楽に耐えきるなど、出来るはずがなかった。
浮き上がった足は反射的に宙を蹴り、次の瞬間には再びピンッと突き伸ばされる。
今度は首までも限界まで仰け反らされ、ゆかりは絶頂に達してしまった。
「ハァァァ……美味イ」
「っぁ……♡」
ようやくある程度は満足したのか、男はゆかりの巨乳を解放する。
だが、快楽から解放かれたゆかりは完全に様変わりしていた。
「はぁ……♡はぁ……♡はぁぁ……♡」
いつも大人びた雰囲気を漂わせている端整な顔は、熱病に浮かされたかのように紅潮し、焦点の定まらない瞳は虚ろに宙を彷徨っている。
だらしなく緩んだ口元からは涎が糸を引いて零れ落ち、顎を伝って首筋まで濡らしていた。
荒い呼吸に合わせて上下する巨乳の表面には汗が滲み、谷間には汗が溜まって艶めかしく光っている。
吸われ続けていた乳首は、痛々しいほど真っ赤に勃ったまま、ぴくり♡ぴくり♡と小刻みに震え、まだ快感の名残を訴えているかのようだった。
力なく左右に開かれた脚の根元のアスファルトの上には、水を零したかのような大きな染みが広がり、太腿の内側を伝った愛液の筋がくっきりと残っている。
時折、身体が痙攣するように震え、その度に秘所からさらに愛液が溢れ出す。
そのすべてが、ゆかりという女の内に秘められていた淫靡さを、否応なく白日の下に晒していた。
「次は……こっちだァ」
「はな……♡ぁぁ……♡」
自分が身体の上から退いても動けないゆかりを確認すると、男は下へと移動する。
そしておもむろに、無防備に開かれたゆかりの脚を掴み、ぐっと強引に大股開きにさせる。
必死に離させようともがくものの、その動きはあまりにも弱々しく、男にとっては抵抗と呼ぶにも値しないものだった。
「ヒヒ……いやらしいシミが丸見えだぁ」
「なっ……!? な、んで……」
不意に突きつけられたその言葉に、ゆかりの顔に動揺が走った。
キュアマカロンとしての衣装はスカートではあるが、捲れ上がっても中には必ずスパッツを履いているはずだ。
だが、今の彼女の秘所周りには、なぜかそのスパッツが存在しない。
代わりに晒されているのは、愛液でぐっしょりと濡れ、秘所の形を生々しく浮かび上がらせてしまっている、薄紫色の下着だけだった。
「ハハハッ! けど、邪魔だァ!」
「こんな……っ!?」
あまりにも予想外の事態が立て続けに起こり、さすがのゆかりも一瞬、思考が追いつかなくなる。
スパッツが消えている理由を探ろうと必死に頭を回すが、その余裕すら与えられなかった。
男が嗤い声と同時にスカートの内側へ手を突っ込み、ためらいもなく下着を掴み、力任せに引き裂いてきたのだ。
それでも咄嗟に悲鳴を噛み殺しただけ、ゆかりはまだ意地は張れていた。
「ハハハッ! 随分おまんコが濡れてやがるぜぇ……!」
「っ〜〜〜♡」
だが、続く男の下卑た言葉に、さすがのゆかりも反射的に顔を赤らめてしまう。
下着まで引き裂かれてしまった今、快楽の証である濡れすぼった秘所を覆い隠すものは、もはや何も残されていなかった。
そのせいで、とろり♡と愛液を垂らし続ける秘所が、逃げ場もなく男の視線に晒されてしまっている。
かろうじて、残された清楚さのように入口が固く閉じていることだけが、ゆかりにとっての唯一の救いだった。
「あ……あああ……」
だが、そんなゆかりですら、目の前に突きつけられた光景に愕然とせざるを得なかった。
「こいつをぶち込みたくて仕方なくなるぜェ……」
それは、男の股間に聳え立つ、巨大な肉棒。
その存在は、一言で言えば、馬並だ。
長さも太さも明らかに人間離れしており、表面に浮かび上がった太い血管が、ドクドクと脈打つ様子まで肉眼ではっきりと分かり、その生々しい鼓動が、まるで男の生命力そのものを見せつけているかのようだった。
完全に勃起した肉棒は、わずかに上向きに反り返り、どんな城門であろうと突き崩してしまいそうな、破城槌のような迫力が備わっていた。
「ふ、ふざけ、ないで……そんなの、入るわけ……」
その圧倒的な肉棒を前に、ゆかりは遂に声を震わせてしまう。
どれほど覚悟を固めていたとしても、女として越えられない一線というものが、確かに存在していた。
精神を研ぎ澄ませようとすればするほど、理屈では覆せない恐怖だけが、否応なく胸の奥に立ち上がってくる。
それは勇気がないわけではない。
女の本能が突きつける、どうにもならない根源的な恐怖だった。
「ヒヒ……」
「や、やめ……ひぎっ!?」
しかし、そんなゆかりの恐怖など男の知ったことではない。
むしろそれを愉しむかのように口角を吊り上げ、男はぴたりと閉じられた秘所へ、こじ開けるように肉棒をゆっくりと押し当ててくる。
固く閉ざされた門も、破城槌肉棒を前にしては、あまりにも無力だった。
「くっ……はな、れろっ!」
だが、ゆかりもただ敗北を受け入れるつもりはなかった。
彼女にしては珍しい荒々しい言葉を吐き捨て、残された力を振り絞って男の顔を殴りつける。
もはや威力はなく、ダメージを与えられる一撃ではない。
それでもそれは、身体を押さえ込まれてもなお、ゆかりの誇りだけは奪われていないのだと示す、精一杯の反抗だった。
「へへへ……」
「なにを嗤って……くふぅんっ!?♡♡」
だが、その精一杯で、どこか美しくすらあった反抗さえも、容赦なく快楽に焼かれていく。
「なっ……♡んああっ♡はぁ♡あああっ♡」
殴られた男は、反撃に再びゆかりの巨乳を掴んできたのだ。
根元から鷲掴みにされたまま、左右に激しく揺さぶられ、たぷんっ♡たぷんっ♡と柔らかな乳肉同士が踊るようにぶつかり合う。
その度にゆかりの体を快感が駆け巡り、逃げ場すらも与えられない。
「あくぅぅぅっ♡んんっ♡んうぅぅぅ♡」
さらにぎゅう♡と強く握り込まれると、乳肉が指の間から溢れ出すように盛り上がって電流のような痺れが全身を貫く。
弄ぶような、その乱暴な扱いですら、散々責められて過敏になった巨乳は、痛みとしてではなく、快楽として受け止めてしまう。
そんな身体の裏切りに抗えず、ゆかりは喉を大きく反らし、嬌声を上げ続けた。
(痛くて、苦しいの、にぃ……♡快楽が、強すぎる……♡)
ある程度は残っている痛覚と、押し広げられる圧迫感によって、肉棒が挿入されていく感覚が苦しいのは確かだ。
だが、それすらも塗り潰すように、巨乳から伝わる快楽が次々と身体を侵し、ゆかりをさらに追い詰めていく。
痛み、苦しみ、快楽。
三つの感覚の境界線に挟み込まれたまま、ゆかりは抗う術もなく、ただ悶えることしかできずにいた。
「ハハハハハハハ! そらァ!」
「くひいぃいいい!?♡♡ だめっ……はいっちゃぁ……♡」
しかし、ゆかりは悶えているばかりではいられない。
快楽に身体の力が抜けるたび、男はその隙を逃さず、少しずつ、少しずつ、肉棒を深く押し込んでくるのだ。
必死に抗おうと腕を振るうものの、その動きはもはや反撃と呼べるものではなく、力の抜けた拳で無様に叩きつけるだけ。
そうしている間に、最後の城壁までは、すでに、あとわずかしか残されていなかった。
「やだっ♡やめてっ♡やめてっ♡やめてぇ!?♡」
ついに最後の城壁、処女膜へと辿り着かれてしまい、ゆかりは恐怖を隠しきれないまま、声を震わせて懇願していた。
だが、その懇願は、ただの拒絶とは少し意味が違っている。
処女を失うことが怖いのも、痛みや苦しみが恐ろしいのも、確かに本音ではある。
けれど、それ以上に、ゆかりには、どうしても目を背けられない、別の恐怖が存在しているのだ。
(もしも……!?)
「オレの女ニィ、してやるぜェ!」
「ひぎぃいぃぃぃぃ!?♡♡♡」
寸前まで、初めてを奪われる瞬間を執拗に意識させるかのように、腰をゆっくり動かしていた男。
だが次の瞬間、不意を突くようにズンッ♡と腰を叩きつけ、ゆかりの処女を一気に奪い去った。
ギリギリまで別の恐怖に怯えていたゆかりは、この唐突な一撃に対応しきれず、仰け反るように頭を大きく反らし、悲痛な叫びを上げてしまった。
「あ……♡あ……♡」
頭を大きく反らしたままのゆかりの目が見開き、絶望を浮かべる。
それは、処女を奪われたという事実だけによるものではない。
ゆかりが、何よりも恐れていたもう一つの可能性。
それは、挿入時の痛みすらまともに感じることなく、快楽だけが、はっきりと身体に伝わってしまうこと。
そしてその可能性は、膜を破られた勢いのまま子宮を突き上げられ、絶頂してしまったことで、否応なく証明されてしまったのだった。
「う……そ……♡」
しかし、そんな絶望すらも真なる絶望の前では霞んで消えていく。
男の行為には、彼聡明なゆかりであっても全く予想出来ない理解や覚悟の範疇を超えた、真なる絶望が、秘められていたのだ。
「消える……♡消え、る……♡」
ゆかりの視界の中で、キラキラと淡く光を放ちながら、長手袋が静かに消えていく。
それは、ゆかり自身のものではない。
キュアマカロンとして身に纏っていたもの。
つまりそれは、ゆかりの中から、プリキュアとしての力が、確実に失われつつあることを示すものだった。
「ま、さか……」
「……美味いぜェ? お前の力はヨォ」
震える声で問い掛けたゆかりに、男は口元を三日月のように歪めて嗤い返した。
その下卑た口振りだけで、犯人が誰なのかは、もはや疑う余地もない。
今しがた、肉棒で突き入れられた瞬間に失われたものも。
これまで、乳首から吸い上げられていたものも。
そのすべてが、ゆかりの、プリキュアとしての力だったのだ。
「か、返し……ひっ!?」
「アオォォォォン!」
恐怖と絶望に顔色を失いながらも、ゆかりは縋るように、わずかな希望を求めて腕を伸ばした。
だが次の瞬間、男が咆哮とともにその身を歪め、紫がかった人狼のような異形へと変貌したことで、その動きは凍りつく。
変化した男から溢れ出す闇の力は、これまでゆかりが相対してきた敵のいずれをも、遥かに凌駕するものだった。
希望へ伸ばした腕は、圧倒的な格の差を前に、成す術もなく止められてしまった。
「ハァァァ……可愛い猫ちゃぁんっ! 全部、喰らわせてもらうぞぉ……!」
「待っ……ひぐううううぅぅぅぅ!!??♡♡♡」
しかし、ゆかりが絶望に浸る猶予すら与えず、男は一度腰を引くと、次の瞬間、勢いよく打ち付けてきた。
子宮口へ先端を叩き付けるかのような衝撃で叩き込まれた肉棒に、ゆかりの瞳はぐるんっ♡と裏返りかける。
同時に、下腹部を起点として、焼けつくような熱が全身へと一気に広がっていった。
それは、これまでに味わってきたものとは、もはや比較にならないほどの快楽であった。
「くあぁああああっ!?♡♡♡ やめ、やめてぇ♡♡んおぉおぉおぉぉ!?♡♡♡」
人狼と化した男のピストンは、まさに獣そのものだった。
ゆかりの身体など一切顧みることなく、ただ己の欲望を満たすためだけに、荒々しく、執拗に腰を打ち付けてくる。
パンッ!パンッ!パンッ!と肉と肉がぶつかり合う激しい音が響く突き上げのたびに、ゆかりの身体全体が跳ね上がり、巨乳が激しく上下に揺れ狂う。
それにもかかわらず、いや、その暴力的なまでの激しさこそが、ゆかりの身体を快楽の深淵へと突き落としていく。
肉棒の先端が子宮口を突き上げるたび、脳天まで貫くような快感が走り、視界がぱちぱちと明滅してしまう。
膣内を抉られるたびに、思考が吹き飛び、言葉にならない絶叫だけが口から漏れ出し続ける。
「あお゛ぉっ!?♡♡ お゛ぉおおぉっ!♡♡♡ や、めぇええぇええっ!!!♡♡♡」
あまりの激しさに、ゆかりの口からはもはや意味のある言葉が紡がれず、獣の雄叫びのような喘ぎ声が溢れ出るばかりだった。
それでも必死に叫んでしまうのは、次々と光へ変わり、消えていく力の証を、否応なく見せつけられているからに他ならない。
ゆかりが快楽を受け入れてしまうたび、その代償として、キュアマカロンとしての力が根こそぎ奪われていく。
その結果、彼女の身に残された衣服は、もはや指で数えられるほどの僅かなものとなっていた。
「美味すぎて興奮してきたァァァ! 出すぞぉ!」
「いひぃいぃっ!?♡♡♡ いやぁぁぁっ!♡♡ 出さな、い、でぇ!♡♡♡ あひぃいいいいいいっ!?♡♡♡」
最後まで振り絞ったゆかりの決死の叫びも、怪物のような男には届くことはない。
ドビュル♡ドビュル♡と強く掴まれた下腹の奥に向けて、灼熱の精液が濁流のように注ぎ込まれていく。
子宮を直接満たされるような感覚に、ゆかりの身体は激しく痙攣する。
一度、また一度と、脈打つように放たれる精液の熱さと圧力が、膣内を、子宮を、身体の芯まで焼き尽くしていく。
その熱さと衝撃に、ゆかり自身も今までの中で一番の絶頂に達して、頭を再度仰け反らせ、ピンッ♡と震える舌を伸ばしてしまう。
白目を剥きそうになりながら、全身が硬直し、爪先まで痙攣が走る。
絶頂の波が何度も押し寄せ、ただ快楽だけが、すべてを支配していった。
「ぁ……ぁぁぁぁ……♡」
最後の絶頂で、残されていた力までもが吸い尽くされ、身に纏っていた衣装が、すべて光となって消え去ってしまったのだ。
それはすなわち、伝説のパティシエであるプリキュアとしての力が、完全に失われたということだった。
もはや彼女は、キュアマカロンではない。
全てを奪われた少女、琴爪ゆかりでしかなかった。
「あぁああ……あぁあぁああ……」
完全に失われた力を自覚してしまい、ゆかりの瞳から止めどなく涙が溢れ落ちていく。
彼女にとって、あの力は単に悪と戦うためのものではない。
内面に強い孤独を抱えてきたゆかりにとって、それは大切な仲間たちと繋がっている証そのものだった。
その繋がりを失った今、支えとなっていたものはすべて崩れ去り、彼女の自尊心さえも、跡形もなく砕け散ってしまっていた。
「クハハハ……」
だが、悪はそれでこそ愉しげに嗤う。
「え……う……そ……」
流れていた涙がぴたりと止まるほど、ゆかりは一瞬で、言葉にならない恐怖に呑み込まれた。
なぜなら、彼女の内側で、男の肉棒が再び硬さと太さを取り戻し始めていたからだ。
いや、むしろ先ほどよりも大きくなっている可能性すらあった。
「これで孕ませ放題だなぁ猫ちゃんよぉ? さぁ家でたっぷり、孕ませてやるよ」
「いや……いや……いやぁああああああ!?」
終わったはずの悪意は、まだ終わっていなかったのだ。
***
「あおっ♡あおぉおおおんっ!♡♡ イグッ♡♡イッグゥウウッ!!♡♡♡」
深い闇に包まれた部屋の中で、一匹のメス猫が背筋を大きく反らし、悲鳴にも似た絶叫を上げていた。
汗と体液に濡れたシーツの上では、二匹の獣が激しく交わり続けている。
オスは、あの人狼の男。
そしてメスは、ゆかりだった。
淫靡な香りが部屋を満たし、肉と肉がぶつかり合う湿った音だけが響く。
だが、今の彼女からは、かつての美しく、クールな雰囲気は、もはや微塵も感じられない。
「あおぉぉン!♡♡ イグッ!♡♡ イクッ!♡♡ イクゥゥゥ!!?♡♡♡」
ゆかりは全裸のまま首輪を着けられ、四つん這いにさせられた状態で、背後から男の肉棒に腟内を貫かれていた。
さらに、頭にはキュアマカロンの時に生えていたものを思わせる、紫色の猫耳を模したカチューシャのようなものまで装着させられている。
かつての象徴を歪め、弄ぶかのようなその姿が、彼女の残されていた尊厳を、否応なく踏みにじっていた。
「あぁあああ……♡やだ、もう……♡私を、イカさないで……♡中に出さないで……♡お願い、だからぁ……♡」
そして何より、ゆかりの心は、すでに完全にへし折れていた。
連れ去られてから何度もいや、何十回も、濃厚な精を注がれ続けているせいでお腹は完全に精液で膨らんでしまっている。
とっくに孕んでいても、何ひとつ不思議ではない。
さらに、痛みが鈍っていなくとも、犯され続けた身体は、もはや男に何をされても快楽として受け止めてしまう状態に堕ちていた。
かつてのゆかりなら考えられないほど無様な懇願を口にしてしまうのも、無理からぬことだった。
「ダメだな。オレはまだまだ満足してないぜェ!」
「おほおぉおぉおっ!?♡♡♡」
だが、当然ながら男の答えはノーだった。
懇願の言葉を紡ぐゆかりを前に、男はむしろ愉悦を滲ませ、ひときわ力強く腰を突き出して肉棒を打ち込む。
その衝撃に、ぷしゃっ♡と音を立てて結合部から飛沫が散り、シーツの上に逃げ場のない染みを広げていった。
(あぁあああ……ゆるして……ゆるして……ゆるしてぇ……♡♡♡)
囚われたメス猫は、もう、快楽の絶望からは、逃れられないのだ。