勇者パーティーにかわいい子がいたので、告白してみた。、セシリア・アクアレインです。
実は結構前から知ってた作品。
ただ自分が知っているのは、漫画版のため色々おかしいかも?
まぁIFだと思って気にしないでください。
では、どうぞ。
IFという言葉がある。
それはもしもという意味を持つ、可能性の分岐。
ほんの僅かな違いが、まるで別世界のような結果を生むこともある。
限りなく現実に近く、しかし決して辿り着かない、異世界の結末。
これは、そんなもしもが現実になった世界の物語だ。
「ふむ……びっくりするぐらい弱いな」
魔王城の一角。
崩れた石壁と砕けた床から立ち上る砂埃を払いながら、男は小さく呟いた。
彼の名はヨル。
頭にはヤギのように捻れた二本の角が生え、背には蝙蝠を思わせる黒い羽根が広がっている。
それ以外は、どこにでも居そうな若い青年にしか見えない。
だがその正体は、人間に仇なす者、魔族である。
「これが勇者ね……」
だが、彼はただの魔族ではない。
その魂は、元は異世界の人間。
いわゆる異世界転生者である。
だからこそ、今しがた吹き飛ばした勇者パーティーを名乗る者たちを、殺しはしなかった。
もっとも、それは決して、情けや善意からではない。
(魔族も大概だからな……)
人間は素晴らしい。
などと、ヨルは一度も思ったことはない。
曖昧に霞む前世の記憶を辿れば、人間だった頃の自分もまた、人間という生き物をそれほど好いてはいなかったはずだ。
だが、それでも。
世界を滅ぼすだの、全てを闇に沈めるだのと、理解不能な理想を掲げる魔族よりは、まだ幾分か現実的だった。
「とりあえず転移魔法で送り返すか……」
魔族に生まれたから魔族として戦っているだけのヨル。
だからこそヨルは、あっさりと、魔族を滅ぼすために勇者パーティーを、この場から退避させることを決めた。
転生特典とでも言うべきか、ヨルは膨大な魔力を持ち、あらゆる系統の魔法を自在に扱える。
もっとも、自ら魔王を討ちに行くつもりはない。
面倒だし、危険だし、何より義理もない。
勇者がやってくれるなら、それに越したことはなかった。
「……ん?」
その瞬間、ひとつのもしもが生まれた。
もしも。
この世界に転生したのが、ヨルではなかったなら。
この世界は全く違う話になっただろう。
だが、この世界に転生したのはヨルだった。
だからこそ、この物語は愛の話にはならない。
この物語は欲望に塗れた性の物語になるのだ。
***
「っ……んっ、んん……」
まるで深い水底から浮かび上がるような気怠さの中で、勇者パーティーの僧侶、セシリア・アクアレインはゆっくりと瞼を持ち上げた。
視界はまだ滲み、輪郭が揺れるが、天井らしき影が揺れ、ぼんやりと形を持つ。
どうやら寝室のような場所に寝かされているらしい。
「ここ、は……っ!?」
重く鈍い頭を必死に働かせながら、セシリアは上体を起こそうとした。
だが次の瞬間、腕を引いた反動と同時に、金属が軋む音が室内に響く。
「これは一体……!?」
視線を金属音に向かわせたセシリアの目に映ったのは、自らの手首を締め付ける銀色の手枷だった。
四肢はすべて、ベッドの四隅から伸びる鎖へと繋がれている。
気絶していたセシリアは、両手両足を大きく開かされ体勢で拘束されていたのだ。
「目覚めたみたいだな。僧侶、セシリアと呼ばれていたか」
「あなたは……!」
低く落ち着いた声に導かれるように、セシリアは顔を上げた。
部屋の奥に立っていたのは、翼を折り畳み、静かにこちらを見下ろすヨルの姿。
黒を基調とした衣服は戦闘時よりも簡素だ。
だが、その佇まいに宿る圧は変わらず、なにより圧倒的な力で自分たちを敗北させたヨルをセシリアが見間違えるはずがなかった。
「あぁ先に話しておいてやるよ。他の勇者どもは生きてるぞ。あいつらに大した興味はないからな」
「っ……」
まさに今、口にしようとしていた問いを先回りされた。
安堵と警戒が入り混じった息が、セシリアの喉の奥で止まる。
なぜ助けたのか。
何が目的なのか。
本来なら問い質すべきだ。
だが、言葉は出ない。
部屋の空気そのものが、ヨルの支配下にあるかのようだった。
視線ひとつで、この場の主が誰なのかを思い知らせる。
圧倒的な存在感が彼にはあった。
「本題だ。セシリア……お前は俺のモノになれ」
「は……?」
だが、次の瞬間。
あまりに予想しなかったヨルの要求に理解が追いつかず、セシリアの表情がぽかんと崩れる。
僧侶としての凛とした仮面が、一瞬で剥がれ落ち、自分でも気付かぬまま、素の顔を晒している。
それくらい、意味が分からなかった。
「どうした? 言葉がわからないわけではなかろう」
「ふ、ふざけないでくださいっ!」
嘲るような声音に、セシリアの意識が一気に引き戻され、頬を紅潮させ、鋭く睨みつけて声を荒げた。
鎖がなければ、今にも掴みかかっていただろう。
しかし、それも無理はない。
セシリアからすれば、魔族が人の尊厳を踏みにじるため、甘言を弄しているだけとしか思えないのだから。
「まぁ……そう言うだろうな」
怒りも拒絶も想定内だったのか、ヨルは呆れたように肩を竦めて呟いた。
想定内だからこそ、彼は最初から魔族らしいやり方を選ぶと決めている。
「なら、屈服させてやるよ!」
「なっ……きゃああああっ!?」
ヨルが無造作に手を伸ばし、セシリアの法衣を掴んだ瞬間、それはまるで安物の布切れのようにあっさりと裂けた。
勇者パーティーの一員である彼女が身に纏う法衣は、魔法攻撃すら防ぐ特別製の防具。
本来なら刃物でも容易に傷つかないはずのそれが、ヨルの指先ひとつで引き裂かれ、無残に床へと垂れ下がる。
明らかな異常だった。
「はは、服の上からでもわかっていたが、僧侶にしては随分いやらしい胸をしてるな」
「っ……」
明らかに弄ぶために口にしているヨルの言葉に、セシリアは押し黙ってしまう。
たしかにセシリアの胸は九十に届きそうなほどで、普段から法衣の胸元を大きく押し上げていた。
それが、今のように法衣を引き裂かれてしまえば、丸々とした、巨乳と呼ぶに相応しい重量感のある肉鞠が、一気に溢れ出してしまう。
白く滑らかな肌に包まれた双丘は、張りと柔らかさを兼ね備え、重力に逆らうように形を保っている。
谷間は深く、呼吸に合わせてわずかに上下し、その度に柔肉が波打つ。
先端には、まだ穢されていない証のような淡いピンク色の乳首が、恥ずかしげに小さく主張していた。
法衣という聖職者の象徴に包まれていたからこそ隠されていた、淫靡な肉体が、今まさに晒されていた。
「まるでサキュバスみたいな胸だな。感触はと……」
「っ……!」
無造作に伸びたヨルの大きな掌が、無防備に晒されたセシリアの双丘へと迫る。
指先がその頂に触れた瞬間、セシリアの肩が小さく跳ねた。
指の沈み込みに合わせて、ふにゅん、と音を立てそうなほど柔らかな乳肉が形を変える。
「ほう……」
「っ……っ……」
掌全体で重厚な肉鞠を包み込めば、法衣越しでは決して分からなかった、吸い付くような白肌の質感がダイレクトに伝わってくる。
生き物のように指の間から溢れ出す極上の弾力と、掌をじわりと焼くような熱い体温。
その官能的な実在感が、ヨルの征服欲を濁らせるように煽り立てていた。
「良い感触だ。ただやはり感度は……ならこれだ」
「っ……! なにを、したのですか?」
掌から淡く不気味な光を放つ複雑な紋章が浮かび上がると、抗う術のないセシリアの柔らかな胸元へと、吸い込まれるように溶けて消えた。
直後、セシリアは内側から侵食されるような異質感に、薄い唇を噛んで眉を寄せる。
ヨルが彼女たちには想像も付かないような魔法を使うことは戦いの最中に察しているのだ。
「なぁにすぐにわかるさ。すぐにな」
「……んんんっ!?♡」
ヨルの雰囲気から不穏な予兆を感じ取り、セシリアは固く唇を紡いで抵抗の意思を示していた。
だが、再び掌に乳肉を掬い上げられた瞬間、内奥から生じた甘く蕩けるような熱い痺れに、耐えきれず唇の端から熱い吐息が零れ落ちた。
(な、なんですか……♡この感覚は……♡)
内側から痺れるような得体の知れない感覚が背徳の雷となってセシリアの身体を駆け巡り、拘束された四肢へ逃げ場のない力がこもる。
生真面目なセシリアは、知識として男女の営みを知ってはいても、肉体が直接悦びに支配される実体験は皆無だった。
それゆえに、身体を突き抜ける電流のような感覚が何を意味するのか理解できず、ただ本能的な恐怖と、それを上回る甘美な痺れに翻弄されていた。
「んっ♡んんっ♡んぅぅっ!♡」
「おいおい、そんなに息を荒げてどうしたんだ?」
「くぅうっ♡♡ち、違います♡なにかっ♡おかしいです……♡♡くふぅぅ!?♡♡」
白い喉を弓なりに反り返らせ、セシリアは汗ばみ始めた身体をベッドの上で何度も小さく跳ね上げる。
混濁する意識の中で必死に否定を紡ごうとするが、ヨルの魔法がもたらす強制的な昂ぶりは、彼女の強固な心さえも容易く蹂躙していった。
跳ねるたびに、巨大な二つの膨らみが無防備に波打ち、拘束された四肢を繋ぐ鎖と鉄が擦れ合う重たい金属音が、静寂な部屋に背徳のビートを刻む。
だが、ヨルの手は吸い付くような白肌に吸着したまま離れず、極上の餅のような弾力を、一時として同じ形に留めぬほど執拗に捏ね繰り回し、その快楽を刻み込んでいった。
「それは快楽だ。お前は俺にこのいやらしいおっぱいを揉まれて、感じてるんだよ」
「そ、そんな……ありえませんっ!」
淑女としての矜持を振り絞り、セシリアは潤んだ瞳でヨルを鋭く睨みつけた。
自身に注がれる淫らな指摘は、彼女にとって屈辱的な冒涜に他ならない。
しかし、必死に拒絶を叫ぶその内面とは裏腹に、魔法に侵食された肉体は無慈悲なまでに悦びに突き動かされていた。
「じゃあどうしてこんな乳首を硬くしてるんだ?」
「ひゃんっ……!?♡♡♡」
ヨルの冷徹な問いかけ。
それを示すように揉みしだかれていた巨乳の頂点が、主の意志を嘲笑うかのように屹立していた。
いつの間にか熱を持ち、小石のように硬く尖った乳頭は、ヨルの指先がその輪郭を軽くなぞるだけで、セシリアの脳髄を白く焼き潰すほどの快楽を放電させた。
言い逃れのできない生理反応は、その存在感を増し、さらに淫らに、さらに猛々しく天を突いて膨らんでいった。
「こんなに硬くして。恥ずかしくないのか?」
「あっ♡あぅ♡♡こんなっ♡くっ♡くぅうぅぅ♡はぁぁっ♡♡」
ヨルの口調は愉悦を孕んだ低音で、セシリアの矜持を切り刻むような、無慈慈で意地の悪い攻めを重ねてくる。
無造作な指先で、はち切れんばかりに猛った乳首をピンと軽く弾かれるたび、セシリアの喉からは悲鳴にも似た、甘く掠れた嬌声が迸った。
雪のように白かった肌は、内側から噴き出す情欲の熱に浮かされ、熟しきった果実のように淫らな朱へと染まり果てている。
もはや呼吸を整えることすら忘れ、半開きの唇からは力なく舌が零れ始めていた。
その眼差しは虚空を彷徨い、普段のセシリアからは想像もできないほど弱々しく、官能に染まっていた。
「こんなに硬くしているなら。こうされても文句は言えないよな?」
「ひっ……あぁああぁぁあぁぁっ!?♡♡♡」
だからこそヨルはさらなる責め苦をセシリアに与える。
不意に自らの顔をセシリアの胸元へと埋めると、獲物を定めるように狙いを定め、ふるふる♡と憐れに震える乳首を熱い口内へ一息に吸い込ませたのだ。
粘膜が絡みつく濡れた感触と、逃れようのない強烈な吸引。
未体験の衝撃に、セシリアは背中を大きく反らせ、これまでで最も大きな快楽の叫びを迸らせた。
(頭が……痺れる……♡まるで赤子のように吸い付かれているのに……♡)
ヨルの口内で、屹立した乳首が容赦なく引き伸ばされるように吸い上げられるたび、セシリアの華奢な身体に強い快感が奔り抜けていく。
彼女の知識の中では乳首への口での愛撫の知識などありはしない。
そのせいでセシリアは何処か背徳的な気分になり、より異様な感覚に支配されていった。
拒むべきなのに、身体は正直に悦びを訴え、秘所からはじんわりと愛液が滲み始めていた。
「あぁああぁっ♡♡これっ♡ダメっ♡♡ダメですっ♡♡こんなのっ♡耐えられませ……っああぁああぁぁっ!?♡♡♡♡」
このままではまずい。
本能が鳴らす警鐘に従い、セシリアは必死に逃げ場を求めて身を捩った。
しかし、手首と足首を無慈悲に締め付ける銀色の枷は、ガチャガチャと空しく耳障りな音を響かせるだけで外れる気配はない。
それどころか、もがけばもがくほど、セシリアの巨乳は逃れるどころかヨルの顔へと押し付けられ、はち切れんばかりに膨らんだ柔肌を深く沈み込ませてしまう。
「く、ふあぁああぁあぁあっっ!?♡♡♡」
そして遂にセシリアは限界を迎え、拘束された四肢を千切れんばかりに突っ張らせた。
顎先を天井に突き上げ、背中を弓なりに硬直させながら、烈火のような絶頂へと叩き落とされる。
(なにが、起こって……♡♡♡)
目の奥で極彩色の火花が弾けたような錯覚。
指先から足先まで、全身の筋肉が意思に反して硬直と弛緩を繰り返し、枷に繋がれた彼女の肉体を何度も大きく跳ね上げさせる。
あまりに濃密な快楽の濁流にセシリアの思考は、急速に遠のいていく。
魔法によって強制的に暴かれた女の悦びは、彼女の想像を絶するほどに甘美で、抗いようのない暴力的な刺激に満ち溢れていた。
「ハハハッ……中々良い反応だ。絶頂したのは初めてみたいだな」
「ぁ……はぁっ……♡……っ……っっ……♡」
数十秒にも及ぶ永劫のような絶頂を経て、セシリアは意識を混濁させたまま、弓なりに強張っていた身体をゆっくりとベッドに沈めた。
先ほどまで激しく跳ねていた肉体は今や力なく弛緩し、ただ荒い呼吸に合わせて大きな胸が上下するたび、手足の鎖がチリチリと弱々しい音を立てる。
ヨルの口内から解放された薄桃色の乳首は、容赦のない吸引によって無惨なまでに膨らみ、唾液の糸を引いて艶めかしく光っていた。
拘束具に囚われ、熱い吐息を漏らし続ける彼女の姿は、高潔さを蹂躙された残酷な美しさと、抗いようのない官能に満ち満ちていた。
「さて、そろそろ……」
「っ……」
ぐったりと脱力するセシリアを前に、ヨルは愉悦を含んだ呟きを漏らしながら、獲物を品定めするようにゆっくりと立ち上がった。
先ほどまでの苛烈な刺激の余韻で、満足に指先一つ動かせないセシリアには、次に待ち受ける運命を推し量ることすらできない。
だが、冷徹なヨルの瞳に宿る不穏な光が、彼女の女としての本能を鋭く突き刺す。
まだ終わらない。
それどころか、これからが本当の絶望の始まりなのだという不安と焦燥が胸の裡をどろりと満たし、強張った表情を浮かべていた。
「ふん」
「っ!?」
そのセシリアの不安は、最悪の形で現実のものとなった。
ヨルが傲慢に指を鳴らすと、彼の下半身を覆っていた布地が魔力の霧に溶けるように消失し、限界まで昂ぶった凶悪な肉棒が露わになったのだ。
(な、なんですか……アレは……)
男が性的に興奮すると勃起する。
それすら知らないほどセシリアは無知ではない。
だが、目の前の光景は、彼女の拙い想像力をあまりに無慈悲に踏みにじる。
(なんて……大きさ……!)
天を突くように反り立つヨルの天を肉棒は、太さも長さも申し分なく、雄々しく聳え立ったその表面には、脈打つ血管が浮き彫りとなり、先端からは溢れ出した淫らな雫が、既にセシリアを侵食する準備を終えたと言わんばかりに輝いている。
もしそんなものが自分の中に捻じ込まれたらどうなるのか。
そんな考えが脳裏をよぎり、シリアの背筋を冷たい悪寒が駆け抜け、絶頂の余韻で熱を持っていたはずの肌を瞬時に粟立たせた。
「今からお前を俺のものにしてやる」
「っ……!!」
ヨルの言葉が耳に届くより早く、セシリアは生存本能に突き動かされ、必死にベッドから逃げるように再び身を捩った。
しかし、四肢を無慈悲に固定する金属の鎖が、ガシャガシャと絶望を奏でるような空しい音を響かせるばかりで、自由を奪われた肉体は一切の逃げ場すら得られない。
そうしている間にも、死神の如き足取りでヨルが悠然と距離を詰め、その圧倒的な影が、横たわる彼女の全てを飲み込むように覆い被さってきた。
「ひ、ぎっ……!?♡♡ だ、め……!♡」
ヨルは極太の肉棒を、セシリアの秘所へとゆっくり、ゆっくりと教え込むようにめり込ませていく。
魔法によって物理的な激痛こそ遮断されているものの、太い肉棒が内壁を強引に押し広げ、自身の輪郭を刻み込んでいく異様な圧迫感は、彼女の許容量を遥かに超えていた。
セシリアは溢れそうになる涙を堪えるように目を見開き、奥歯が砕けんばかりに食いしばりながら、掠れた声で必死に拒絶を紡ぐしかなかった。
「あぁああぁぁぁぁあぁぁぁっっっ!!?♡♡♡」
しかし、セシリアが肺の空気をすべて吐き出すような絶叫を上げた瞬間、残っていた僅かな抵抗すらも、膣奥の柔肉を肉棒で無慈悲に踏み荒らされて儚くも塵となって潰え去る。
初めて受け入れた男の象徴。
それは熱く滾った鋼鉄の塊であり、さながら首を断ち切る処刑用の斧のようにも感じられた。
だが、そこに一切の痛みはない。
肉棒が狭い膣内をミシミシと無理やりに押し広げ、その所有印を刻み込んでいく。
侵入してきた肉棒が放つ甘美な快楽という毒は、セシリアの身体を灼きながら、抗えぬ悦びで支配していく。
「ハハッ、入れただけでイッたな。随分と淫乱なんだな」
(ちが、う……♡違うのに……♡私は……♡)
屈辱的なヨルの指摘を拒否したい気持ちはある。
だが、最奥まで肉棒を突き立てられたセシリアの身体は、彼女の意思に逆らい、ただ酸欠の魚のように口をパクパクと開閉することしか出来ない。
先ほど乳首を吸い上げられた際に味わった、脳を白く焼き潰すような衝撃。
それが自慰で知っていたささやかな絶頂とはあまりにかけ離れた異質な快楽だったゆえに、彼女はそれを絶頂だと認識することすら出来なかった。
しかし今、肉棒による暴力的なまでの充足感と共に、あれもまた絶頂であったとヨルに指摘され、強制的に自覚させられてしまった。
そのせいで内側から焼き付くような熱を持って羞恥心を増幅させ、元々の自分には二度と戻れないのではないかという不安が、彼女をただのメスとして快楽の泥濘へと引き摺り込んでいく。
「そら、動くぞ!」
「だ、め……あぁああああっ!?♡♡♡」
快楽の沼から逃れようと、必死に理性の岸辺へ縋るセシリアの指を無慈悲に引き剥がすかのように、ヨルがピストンを開始した。
「ああああぁ!♡♡ あー、ああーーっ!♡♡ ん、あああああぁぁ……!♡♡」
一突きごとに、汗が浮かんだ重厚な巨乳が上下に激しく波打って暴れまわり、透き通るほど白い肌は情欲の熱に浮かされて、瞬く間に全身が真っ赤に染まっていく。
膣内をミシミシと押し広げる肉棒は、内臓を直接掻き回されているかのような恐ろしい異物感であるはずなのに、同時に脳髄を白く焼き潰すほどの快感で細胞のひとつひとつが塗り潰され、まともな思考を維持することすら許されない。
容赦のない一往復ごとに子宮口が限界まで押し上げられ、肉棒の尖端が子宮の入口をドスドスと小突き上げられると、セシリアの口からは、もはや自身のものとは思えないほど淫らな喘ぎ声が、止めどなく溢れ出してしまった。
「なんだその顔。さっきまで処女だったくせにもう気持ち良くなってるのか?」
「ちが、あぁあ!♡♡ あぁああぁぁああぁ!!!♡♡♡」
あまりにも容赦なく無慈悲なヨルの言葉を否定したくても、絶え間なく押し寄せる快感の暴風雨を前には、セシリアの口から漏れ出すのは言葉にならない、ただ淫らな喘ぎだけだ。
その表情もまた、もはや快楽を拒む女のそれではない。
いつも清廉に引き締まっていた彼女の貌は、肉棒が最奥を叩くたびに快楽に蕩け、締まりのないだらしないものへと変わり果てていた。
視線は定まらず、涙に濡れた瞳は白濁し、ヨルが与える刺激に脊髄を焼かれるがままの、ただ快楽を貪るだけの雌の顔がそこにあった。
(頃合いか)
絶頂の波に呑まれ、理性の欠片も残さず蕩けきった彼女の貌を見下ろし、ヨルは冷徹に次なる段階への移行を行う。
セシリアを光差す世界から完全に切り離し、二度と戻れない快楽の地獄へと繋ぎ止めるための、決定的な楔を打ち込むために。
(くる……また来ちゃう……♡♡♡)
そんなヨルの企みに気づく余裕すらなく、セシリアの肉体は快楽に翻弄されるままに五度目の絶頂を迎えようとしていた。
もはやこの快楽の昂りは彼女の微弱な意思では到底押し留められるものではない。
降り注ぐ快楽を肯定するわけではないが、抗う術をすべて奪われた彼女は、ただ濁流に身を任せるように、自身の絶頂をどこか他人事のように諦めて受け入れてしまっていた。
「っ……!!♡♡♡」
そして五度目の絶頂がセシリアを……焼かなかった。
(え? な、なんで……!?)
今まさにセシリアが絶頂しそうになった瞬間、昂ぶり続けた快楽の川を巨大なダムが遮断したかのように、唐突にその先が閉ざされてしまった。
極限まで高まった絶頂寸前の熱だけが逃げ場を失って肉体に滞留し、最も望んでいた解放の瞬間だけが、無慈悲に奪い去られてしまったのだ。
そんな芸当を成し遂げられるのは、この場において一人しか居ない。
「どうした? 物足りなそうだな?」
「っ……!♡」
その嗜虐的な笑みを見た瞬間、セシリアはヨルが自分の絶頂を何かしらの方法で強引に堰き止めたことを直感的に悟った。
だが、それを指摘など出来るはずもない。
堰き止められた不完全な快感の行方を指摘すれば、それは同時に、自らが絶頂してしまっている事実を、自白することに他ならないからだ。
だからこそ、セシリアは潤んだ瞳に精一杯の敵意を宿し、己を弄ぶヨルをキッと睨みつけることしか出来なかった。
しかし、その視線さえも、行き場を失い肉体を灼き続ける熱情のせいで、誘惑するかのような甘い熱を帯びてしまっていた。
「そうだ。必死に我慢しろ。ただし……」
「ふぁあっ!?♡♡ あああぁーー!♡♡ んっ♡あっ♡あっ♡あ、あ、あああんんっ!!♡♡♡」
あえてヨルはセシリアの熱を指摘せずに意地悪く笑いながら再び腰を使い始める。
徐々にペースを上げ、硬く勃起した肉棒で彼女の膣壁をゴリゴリと力任せに抉り、最も敏感な箇所を執拗に責め立てるように激しい抽送を繰り返した。
そのたびに、セシリアは手足の先までビクビクと痙攣させて喜悦に打ち震えた。
だが、ダムのように堰き止められた絶頂だけは決して訪れず、ただイキそうでイケない地獄のような快感だけが、どこまでも際限なく昂ぶっていくばかりだった。
「イキたければ、俺のモノにしてくださいと懇願しろ。そうすれば好きなだけイカせてやろう?」
「そんなこと、言うわけ……あぁああぁぁ!!?♡♡ だめっ♡ほんとにだめぇぇえっ!♡♡」
一度は意地を張ったセシリアだったが、執拗に弱点を抉り抜く肉棒の攻めに、そのプライドはすぐさま無残に崩れ去り、許しを請うような切ない叫び声を上げる。
それでも、なお絶頂だけは許されず、肉体の内側には噴火直前の火山のように、ドロドロとしたマグマの如き快楽が溜まっていくばかりだ。
本気でヨルは、セシリアが自ら進んで屈服を口にするまで、この生殺しの地獄から解放してやるつもりはないのだろう。
(イキたい♡イキたい♡イキたい♡イキたいぃぃ!♡♡)
出口を塞がれたまま膨れ上がる熱情に、セシリアの頭は真っ白に染まり、ただひたすらにイキたいという本能だけが全身を支配し始めていた。
肉棒が最奥を叩くたびに、脳髄を焼き潰すような快楽の火花が全身を駆け巡り、彼女の矜持はボロボロに剥がれ落ちていく。
もし彼女に真に自分を想ってくれる人が居たなら、未来は変わっていただろう。
だが、この世界にはそんなもしもは存在しない。
「イカせ、て……♡」
「もっと大きな声で!」
「イカせて!♡♡ あなたのモノになりますからイカせてくださいぃぃぃぃっ!♡♡♡」
抗いきれない絶頂への渇望が、とうとうセシリアの心を屈服させてしまった。
自らの口で放った、恥辱に塗れた敗北宣言。
そこにはかつての凛とした面影など微塵もなく、肉棒がもたらす快楽に脳までとろけ、浅ましく男に媚びを売る一匹の惨めな雌が晒されているだけだ。
「よく言えたな。褒美だ!」
「あっ、ああああぁあぁああぁぁぁっっっ!!?♡♡♡」
ヨルが叫ぶと同時に、限界まで昂ぶっていた肉棒から熱い精を解き放つ。
瞬間、堰を切ったように溜め込んでいた快楽が決壊し、凄まじい絶頂の津波がセシリアを襲った。
「あぁああぁあああぁぁああぁあっっっ!!!♡♡♡」
一度ならず、二度、三度、四度、五度。
積み上げられた数多の絶頂が一気に濁流となって、セシリアの心身を無慈悲に呑み込んでいく。
心臓が破裂しそうなほど鼓動が跳ね上がり、世界が真っ白に染まったまま戻らない。
「んあ゛っ!?♡♡♡」
そのままセシリアの意識は完全にブラックアウトした。
凄まじい絶頂の波に脳が耐え切れず、強制的に意識を飛ばさせたのだ。
そして、ぐったりと力なく横たわったセシリアの身体の下腹部には、肉欲に溺れた罪の証が禍々しく光り輝いていた。
***
「ヨルさんのは、ほんとに大っきいですぅぅ……♡♡」
照明はあるため暗くないはずなのに、何処か薄暗さを感じさせる場所には不釣り合いな、甘ったるい声が部屋の中に響き渡る。
その声の主は、あの勇者パーティーの僧侶、セシリア・アクアレインであった。
しかし、その姿はかつての清廉な彼女の面影を一切伺えないほど、淫らな熱を帯びていた。
「ヨルさん……♡気持ち、良いですかぁ?♡」
セシリアは服を一切纏っておらず、付けている意味さえ疑わしい、極限まで面積の狭い下着のみを着用していた。
その下着も、はち切れんばかりの巨乳の先端から乳輪までが無防備に丸出しとなった黒いオープンブラであり、下半身もまた、秘所を隠すどころか強調するように割れ目が露わになっている。
そんな卑猥な格好を晒しながら、セシリアはヨルの猛り狂う肉棒を、巨乳で根元からねっとりと挟み込んでいた。
「あぁ気持ちいいぞ、セシリア」
「あはぁ♡嬉しいです……♡んんっ♡私まで、気持ち良くなってきましたぁ♡」
ヨルから与えられる称賛に、セシリアは頬を真っ赤に染め、蕩けた溜息を漏らしながら、自身の重厚な乳房で挟み込んだ肉棒をねっとりと擦りあげていく。
肉棒が肌を滑るたびに、下腹部の淫紋が呼応するようにドクドクと脈打ち、彼女の全身にもっと尽くせと甘い毒を回していく。
「本当に、すっかり変態だな」
「はいぃ♡私はぁ、ヨルさんのぉ♡おっきいおちんぽが大好きな変態マゾ奴隷れすぅ♡」
ヨルの嘲弄を、セシリアは極上の称賛のように受け入れ、とろけた笑顔でさらに自身の変態性をさらけ出す告白を繰り返す。
今の彼女には、自分の欲望を満たすこと以外の全てがどうでもいい些末な事柄に成り下がっている。
「そろそろ出してやるよ。たっぷり受け取りな」
「はぁああぁんっ!?♡♡ びゅるびゅる出てますうぅうっ!♡♡」
全く配慮する気などないヨルは、ろくに予告もせず熱い白濁液をセシリアに勢いよくぶちまけた。
どぷっ♡どぷっと濃厚な精が連続して噴き出し、噴水のような勢いで彼女の巨乳を白く染め上げていく。
溢れ出した精は丸々とした肉丘を覆い尽くし、谷間をどろりと伝って流れ落ち、さらに頬や髪へと飛び散り、半開きの口内へまで容赦なく入り込んでいった。
「はぁぁ……♡あったかいぃ……♡」
普通なら思わず顔を背けるような光景。
だがセシリアは逃げるどころか、むしろ顔を差し出すようにして、自分を壊した男の種を全身で浴び続ける。
巨乳を白く汚していく精液の熱を感じながら、恍惚とした表情でその感触を味わうように瞳を細めていた。
胸に降り注ぐ白濁が弾けるたび、びくり♡と身体を震わせ、喉の奥から甘い吐息を零す。
まるでそれが褒美であるかのように、セシリアはうっとりと頬を染めながら、ヨルの精を受け止め続けていた。
「ククッ、そら、俺はまだ満足してないぞ?」
「あぁ……♡はいぃ……♡」
恍惚と蕩けた表情のセシリアを見下ろしながら、ヨルは愉快そうに喉を鳴らして笑い、さらに続きを促すように言葉を投げた。
その声音を聞いただけで、セシリアの頬は嬉しそうに緩みきり、ゆっくりと身を起こして、自然な仕草でヨルの身体へと跨っていった。
動くたびに、白く柔らかな巨乳が揺れ、まだ乾ききらない精液がぬらりと肌の上を伝い落ちる。
そしてその体勢になったことで、セシリアの下腹部。
ちょうど子宮のあたりに刻まれた紋様が、はっきりと露わになった。
妖しく淡い光を帯びるその紋章は、淫らな曲線で描かれた魔法陣のような模様。
セシリアがヨルのモノとなった支配の証、淫紋だった。
「ああぁ♡あぁああぁあぁああぁあっ!!♡♡♡」
下腹部で妖しく脈打つ淫紋の淡い光に導かれるように、セシリアは腰を落とし、自らヨルの肉棒を腟内へと咥え込んでいく。
ゆっくりと沈み込む動きに合わせて巨乳が大きく揺れ、太い肉棒が膣壁を押し広げながら奥へ奥へと飲み込まれていった。
しかし、パイズリで肉棒を擦り続け、さらに精液を浴びせられたことで昂ぶりきっていた身体にとって、この挿入はあまりにも刺激が強すぎた。
膣壁がびくびくと激しく痙攣し、肉棒を締め付けながら、セシリアは挿入された瞬間だけで絶頂を迎えてしまう。
堪える間もなく、喉の奥から高らかな快楽の叫びが溢れ出していた。
「まったく……入れただけでイッたのか? 一人で気持ち良くなっていないで、きちんと腰を振れ」
「は、はいぃぃ♡ああっ♡はぁああぁん!♡♡あぁあぁ!♡♡ あぁあああっ!♡♡」
ヨルの命令に従うように、セシリアは騎乗位のまま腰を動かし始めた。
上下に腰を沈めるたび、結合部から溢れ出した蜜液が肉棒の根元でじゅぷじゅぷと泡立ち、湿った淫靡な水音を部屋中へ響かせていく。
腰を打ち付けるたびに巨乳が大きく揺れ、膣内では肉棒を包み込む柔肉がびくびくと痙攣しながら絡みついていた。
その度に、セシリアの表情はどんどん惚けたものへと変わっていき、口の端からは涎すら垂らし始めていった。
「あぁああぁあん!♡ しゅごいっ♡ヨルさんのおちんぽすごいのぉっ!♡♡」
理性をなくしたメスと化したセシリアは、恥じらいなどとうに捨て去り、卑猥な言葉を躊躇いなく口にしながら腰をさらに激しく振り乱していく。
とろけきった瞳は焦点を失い、半開きの口からは荒い吐息と涎がだらしなく零れ落ちる。
ただ浅ましくも快楽だけを求め、男の肉棒に縋りつく一匹のメスの姿が、そこにあった。
「ククッ、幸せか? セシリア」
「しあわせっ♡しあわせ、ですぅ♡ヨルさんのおちんぽに可愛がってもらうの、しあわせぇええっ!♡♡」
ヨルの問いかけに、セシリアは歓喜に満ちた叫びで応えた。
とろけた瞳を細めながら腰を振り続け、肉棒を腟内でねっとりと擦り上げていく。
それは、かつて仲間と共に戦っていた僧侶の姿とは似ても似つかない。
自らの矜持も、信念も、すべてを捨て去った先で掴み取った歪んだ幸福。
かつての仲間を裏切ってでも手に入れたその悦びに、セシリアは完全に溺れきっていた。
「あはぁあっ!♡♡ あっ♡あぁ♡また、またイッちゃっ、あぁああぁあぁああぁっ!!♡♡♡」
「なら、もっと幸せにしてやろう……ずっと、ずっとな」
理性を溶かしきった顔で腰を振り続け、再び高らかな快楽の叫びをあげるセシリアを、ヨルは冷たい熱を帯びた視線で静かに見つめていた。
その瞳に映るセシリアの姿は、確かに歪んでいる。
かつての清廉な僧侶の面影など、もはやどこにも残ってはいない。
それでも。
もしもの世界に存在したどんな幸福にも劣らないほど、
今の彼女は、幸せそうに見えていた。