勇者パーティを追い出された器用貧乏、セルマ・クローデルです。
デッカなお姉ちゃん。
個人的には特に漫画版はデッカです。
デッカなのを活かせてる……といいな!
では、どうぞ。
人と人の出会いというものは、非常に繊細なものだ。
一つの道。一つの偶然。一つの行い。
たったその一つがあるかないかだけで、本来なら交わるはずのなかった者たちが巡り合い、あるいは出会うはずだった者たちが、互いの名も知らぬまますれ違ってしまう。
人の縁とは、そういうわずかな差によって形を変えるものだ。
だからこそ、世に無数にある出会いの中でも、未だ誰一人として最下層である100層に到達した者がいない南の大迷宮での出会いとなれば、その意味は決して小さくない。
それは、この世に少なくはない影響を及ぼすものなのかもしれないのだから。
「ほら、早くしてくださいよ」
迷宮に潜る者たちと、それを支援する者たちによって築かれた都市。
その一角にある建物の一室で、一人の男がベッドに腰を下ろしていた。
長く伸びた黒髪は肩から背へと流れ、服越しにもわかる身体つきは細い。
だが、全く鍛えていない男の頼りなさとは違い、無駄な肉を削ぎ落としたようなしなやかさがあり、薄く笑う顔立ちも相まって、どこか蛇を思わせる不気味な気配を漂わせていた。
男の名はゾルト・メイラード。
付与術士の探索者である。
「っ……」
そして、ゾルトの前で屈辱を表情に浮かべている女がいた。
彼女の名はセルマ・クローデル。
クローデル伯爵家の長女であり、大陸最強の付与術士と称される探索者。
さらに、大手クラン、夜天の銀兎の頂点に立つSランクパーティのリーダーでもある。
家柄、実力、名声。
セルマはそのすべてを持ち、多くの探索者から尊敬と畏怖を集める女だった。
だが、それらは今この場で、彼女を守るものにはならない。
今のセルマは、ゾルトの命令に逆らうことも出来ない、ただの女に過ぎなかった。
「早く」
「っ……」
ゾルトの短い催促に、セルマの肩が小さく震えた。
だが、逆らうことは出来ない。
だからセルマは、何も身に纏っていない生まれたままの姿を隠していた最後の防壁、腕をゆっくりと下ろしていく。
「ふぅ……やはり素晴らしいですね」
「…………」
露わになったセルマの裸体は、ゾルトに無意識の吐息を漏らさせるほど見事なものだった。
鍛え抜かれた身体でありながら、その肩から腕へ続く線には硬さばかりではない、女としての柔らかな肉感が残っている。
引き締まった腹部から腰へかけての輪郭はくびれを鮮やかに際立たせ、その下では丸みを帯びた尻が、太ももへと続く弾力のある肉付きとともに、見る者の視線を自然と引き寄せていた。
戦う女として磨かれた強さと、隠しようのない女の艶が同居したその身体は、ただ立っているだけでゾルトの目を奪うには十分だった。
だが、何より目を引くのはその爆乳だろう。
「特に……ククク……」
「っぅ……」
思わず笑ってしまったと言わんばかりのゾルトの声に、セルマの頬がさらに朱に染まる。
セルマの胸は、一目で爆乳とわかるほど巨大であり、そのバストサイズは間違いなく三桁の大台に乗っている。
しかし、圧倒的なのは大きさだけではない。
それほどの質量を持ちながら、セルマの乳房は重力に屈して形を崩すことなく、肌の内側から押し上げられるような張りを保っていた。
丸く膨らんだ輪郭は途中で潰れることも、下へ流れることもなく、左右対称に近い美しい円を描きながら、ツンと前へ突き出されている。
まさにロケット型と呼ぶに相応しい美爆乳。
巨大でありながらだらしなさはなく、鍛えられた身体に備わっているからこそ、その大きさは余計に際立っていた。
戦う女として削ぎ落とされた肉体の中で、そこだけが柔らかな肉感と色香を凝縮したように主張している。
それが、セルマの爆乳であった。
(い、今だけだ……ソフィアの安全さえ確保できれば……!)
異性に見せたことなど一度もない裸体を、よりにもよってこんな男の前に晒している。
その事実に肌の奥まで焼かれるような羞恥を覚えながらも、セルマはまだ諦めていなかった。
すべての始まりは、腹違いの妹であるソフィアが、夜天の銀兎ではなく野良パーティに参加してしまったことだった。
それ自体は、不幸中の幸いと言うべきか、強力な魔物と遭遇することもなく済んでいた。
だが、その野良パーティの中にゾルトがいたことで、すべては取り返しのつかない方向へ転がってしまった。
ソフィアはゾルトに誘拐され、セルマを縛るための人質にされてしまったのだ。
「そのままで居てくださいね」
「っ……!?」
ソフィアを救い出すため、必死に現実を拒みながら突破口を探していたセルマの意識を、ゾルトの声が冷たく引き戻した。
立ち上がった彼は、抵抗など最初から考慮していない足取りでスタスタと近付いてくると、セルマが身構えるよりも早く、長い指をしたゾルトの手がガシッと爆乳を掴んできたのだ。
「ほぅ、これは素晴らしい。柔らかくも指が沈み込むほどの弾力性……手に吸い付いてきますよ。これほどの逸品は初めてです」
「んくっ……っぅぅ……」
ぐにゅうっと形を歪めるほどの力で握られ、セルマの身体に鋭い痛みが走った。
戦いの中で受ける傷に比べれば、鼻で笑えるほど弱い痛みに過ぎない。だが、その痛みの理由だけは、どうしても受け流せなかった。
こんな卑怯者の指が、自分の胸に食い込んでいる。
払い除けることも、睨み返して黙らせることも出来ず、セルマは奥歯を噛み締めて震える息を押し殺すしかない。
だからこそ、胸を揉み潰されるたびに、怒りだけが熱く喉元へ込み上げてきていた。
「ふむ……」
しかし、ゾルトの悪意は、セルマが怒りに身を委ねる暇さえ許さなかった。
「感度強化」
「っ!? 今、なにを……ふわぁぁんっ!?♡」
持ち前の感知能力でゾルトが付与術を使ったことを理解し、セルマは目を見開いて問い詰めようとした。
だが、その声が形になるより早く、指の食い込んだ乳肉の奥から電撃のような感覚が弾ける。
ただの痺れとも違う。
理解の追いつかない刺激が肌の内側を駆け抜けた瞬間、セルマは言葉の途中で甘ったるい悲鳴を上げさせられてしまった。
「な、なんで……?♡」
困惑しながらも、セルマは反射的に自らの爆乳を見下ろしてしまう。
そこに食い込んでいるのは、変わらずゾルトの長い指だった。
セルマの乳肉は、その指に掴まれるたびぐにゅりと形を歪め、ビリビリとした痺れを胸の奥へ断続的に流し込んできている。
(うそ……!?)
その感覚の正体に、セルマは気付いてしまった。
快楽を知らぬ若い娘なら、ただの異常な痺れだと誤魔化せたかもしれない。
だが、いい歳と呼ばれるほどには成熟したセルマの身体は、その甘い疼きを知らないものとして扱えなかった。
乳肉の奥から胸の芯へ染み込み、息の形まで崩していくその刺激が、快楽なのだと分かってしまったのだ。
「私のオリジナル魔術ですよ。本来は斥候に感じ取る能力を上げて使うものですが……女性に使えばこの通りです」
「くふっ♡んんっ♡んくうぅぅっ♡」
くにゅくにゅ♡とセルマの爆乳を堪能するように捏ね回しながら、ゾルトは淡々と説明する。
その内容は同じ探索者として、本来なら聞き逃せないものだ。
だが、今のセルマにそこまで意識を巡らせる余裕はなかった。
(声が、出てしまう……♡)
感じ取る能力を上げるというゾルトのオリジナル魔術、感度強化。
その力はあまりに強烈だった。
普段なら無視できるはずの指の圧も、乳肉を捏ねられる感触も、今のセルマには一つ残らず拾い上げられてしまう。
しかも、そのすべてが胸の奥へ甘く染み込み、ゾルトの指がくにゅりと食い込むたびに、セルマの喉から勝手に熱い声を引きずり出してくる。
まるで、長年そう仕込まれてきた淫乳のように、ただ胸を揉まれているだけのはずなのに、爆乳の奥がじんじんと疼き、指に捏ね回されるたび、身体の芯までいやらしく震えてしまうのだ。
「ほうら、もう乳首がこんなにビンビンになってきましたよ。期待してるみたいですね」
「んくっ♡そんな、わけ……あうぅうぅぅぅぅ!?♡♡♡」
とりわけ洒落にならなかったのは、乳輪ごとみっともなく勃起してしまった乳首の感度だった。
煽るようなゾルトの言葉に反応し、セルマが否定しようと口を開いた瞬間、ビンビンに硬くなった乳首を咥え込まれてしまう。
熱い口内に乳首を包まれ、舌先でぬるりと擦り上げられただけで、セルマの背筋はピンッ♡と跳ねた。
言い返そうとしていた言葉は跡形もなく崩れ、喉の奥からは自分のものとは思えない絶叫だけが引きずり出されてしまう。
吸い付かれた乳首を起点に、快楽が爆乳の奥で弾け、甘い痺れとなって胸の内側いっぱいに広がってしまっていた。
「おや? まさかこれだけでイったんですか?」
「はぁっ♡あっ♡ち、違っ……」
ゾルトに意地の悪い笑みを向けられ、セルマは慌てて否定しようとした。
先ほどの反応は、乳首を吸われた快楽に声を奪われただけで、絶頂に達したわけではない。
そう言い返そうとしたが、その言葉も最後まで紡がれることはなかった。
「あぁあああああっ!?♡♡♡」
否定が形になるより早く、ゾルトがむしゃぶりついていた乳首をさらに強く吸い上げたのだ。
その瞬間、咥え込まれていた乳首がじゅくん♡と甘く疼き、爆乳の奥に溜まっていた痺れが一気に膨れ上がる。
そして胸の芯から身体の奥へ突き抜けるような刺激が走った瞬間、セルマの背筋はビクンッ♡と大きく仰け反り、否定の言葉は今度こそ本物の絶頂に掻き消されてしまった。
「んっ」
「ひあっ♡あぁっ♡んひぃっ……♡」
じゅぽん♡と音を立てて、ゾルトの唇が勢いよく爆乳から離れる。
すると、弾力ある爆乳は硬く勃起した乳首を尖らせたまま、ばるるんっ♡と上下に弾み、吸い上げられた余韻を乳肉の奥まで響かせた。
乳首の先にはまだゾルトの舌と唇の感触が残り、そこからじんじんと甘い痺れが広がって、セルマの頭を熱っぽく蕩かせていく。
無理やり絶頂させられた快楽はあまりにも強く、セルマの息は乱れたまま戻らなかった。
「ふふ、良い反応でした……よ!」
「ああっ……♡」
しかしゾルトはセルマをゆっくり余韻に浸らせたりはさせてくれない。
ゾルトにグイッと腕を引かれたセルマは、まだ絶頂の余韻で膝に力が入らないまま、抗う間もなくベッドへうつ伏せに倒れ込んでしまう。
一流、いや超一流の探索者であるセルマであっても、有り得ないほど強い絶頂の余韻に身体を奪われていては、ゾルトの手に引かれるだけで崩される無力な女でしかなかった。
「んくっ♡」
シーツに押しつけられたセルマの爆乳がぐにゅっ♡と潰れ、昂ったままの乳首が布地に擦れる。
その快感にセルマの身体はびくりと震え、頬を赤く染めたまま、乱れた息をシーツの上へ熱く零してしまう。
胸の奥にはまだ吸い上げられた感覚が残り、布に擦れる乳首の刺激が、甘い痺れとなってじんわりと広がっていた。
そのせいでセルマは、形良くムッチリした尻を高々と上げ、ゾルトに差し出すような格好を崩すことすら出来なかった。
「よいしょ……ほら、動かないでください」
「あくっ!♡ っ……ぅぅ……♡」
差し出すように上げていたセルマの尻が叩かれ、形良くムッチリした尻肉がふるるんっ♡と揺れる。
叩かれた瞬間、走ったのは痛みではなく、熱を帯びた快楽だ。
尻肉に広がった刺激が腰の奥へじんわりと染み込み、セルマの喉からは堪え損ねた甘い吐息が漏れてしまう。
その声を自分で聞いてしまった瞬間、セルマの胸に込み上げてきたのは、怒りよりも羞恥よりも、どうしようもない情けなさだった。
胸を吸われ、尻を叩かれ、そのたびに身体が敏感に反応してしまうことが、セルマの心を傷付けている。
ゾルトからは見えない位置で、セルマの瞳から一筋の涙が流れ落ちていた。
「これだけ濡れているなら、下を解す必要はありませんね」
「っ……!?」
そんな涙に気付くこともなく、ゾルトはセルマの熱く濡れた秘所に、あるものを擦り付けた。
それが何なのか、セルマにはすぐに分かってしまう。
背筋に冷たいものが走り、絶頂の余韻で熱を帯びていた身体が強張る。
人質を取られ、裸にされ、ここまで好き勝手に弄ばれた時点で、次に待つものなど考えるまでもない。
だが、分かっていることと、女として恐怖を覚えずにいられることは別だった。
「す、好きに……すれば、いぃ……」
だが、セルマの口から出たのは拒否ではなかった。
震える声で吐き出されたその言葉は、どう聞いても敗北宣言にしか聞こえない。
けれど、セルマはそこで泣きつくことも、許しを乞うことも選ばなかった。
ソフィアを天秤に乗せられている以上、拒めば妹が危うくなる。
ならば、怯えてはやらない。
恐怖に震える声を出してしまいながらも、従う言葉を自分の口で言い放つことだけが、今のセルマに残された最後の抵抗だった。
「……良い心構えです」
「あぐっ!? ん、んんんんんん!!♡」
そんな想いを読んだようにゾルトが呟いた直後、熱く硬い肉棒がセルマの秘所へ押し当てられ、ずぶ♡と濡れた襞を掻き分けて中へ入り込んできた。
セルマは痛みに備えて息を詰める。
だが、秘所を裂くはずの痛みは、感度強化に歪められた身体の中で甘い快感へと変わり、押し広げられる圧迫感までもが、じわじわと奥を疼かせる快楽になってしまう。
「んんー!♡ んんっ♡んぅぅぅぅ!♡」
肉棒がさらに沈み込んでいくたび、濡れた膣壁が擦られ、セルマの膣内は肉棒に合わせてじわじわと押し広げられていく。
だが、ゾルトはすぐに激しく突き上げようとはせず、むしろ膣肉へ肉棒を押しつけるように、ゆっくりと腰を沈めてきていた。
そのせいで、硬い肉棒がどれほど膣内を広げながら奥まで入り込んできているか、セルマには嫌でも伝わってしまう。
膣内を熱に支配され、腰はびくりと震え、歯を食いしばっても声を殺しきれず、シーツに押しつけた爆乳を揺らしながら甘く乱れた呻きを漏らしてしまった。
「ふふふ……」
「あっひっ♡んあっ♡はあっ♡んあああああっ!♡♡♡」
やがてゾルトはそろそろ良いだろうと腰を使い出した。
パンパン♡と肉を打つ音が響き渡り、同時にセルマの口からも誤魔化しようがないほどに淫らな悲鳴が上がり始める。
「くあっ♡やっ♡ああぁぁっっ!!♡♡」
太い肉棒の尖端が膣壁を擦るたび、セルマの脳裏に火花が飛び散っていく。
こんな風に感じてしまうのが悔しくて仕方ないはずなのに、腰を打ちつけられるたびに膣内は熱く押し広げられ、奥を擦り上げられるたびに声が勝手に跳ねてしまう。気を抜けばそのまま全てを委ねてしまいそうになるほど、それは甘美な毒だった。
だから彼女は、せめて流されまいとシーツを掴む。
指先が白くなるほど握り締められた布には深い皺が刻まれ、その乱れこそが、セルマがどれほど強い快楽に耐えているかを雄弁に示していた。
「ハハハッ、随分と気持ち良さそうですね。ほら、もっと締め付けなさい」
「んくぅぅぅ!?♡♡ はあんっ♡んぁぁっ♡ひゃめっ♡あぁああぁぁぁ!♡♡♡」
ゾルトが手を振り上げ、差し出されたままのセルマのムッチリとした尻肉へ次々と跡を刻んでいく。
叩かれるたびに尻肉はふるるんっ♡と揺れ、その衝撃が腰から膣内へ響き、肉棒を締め付けるように奥がきゅうっと窄まってしまう。
拒もうとしているはずの身体が、ゾルトの言葉に従うように反応してしまうのだ。
「はぁああぁぁ!♡♡ くぅあぁあああっ!♡♡」
尻を打たれる熱と、膣壁を擦り上げる肉棒の刺激が重なり、セルマの声はもうまともな言葉の形を保てず、ただ淫らに鳴き叫ぶことしか出来ない。
そうしている間にも、セルマの膣内を抉るゾルトの肉棒がびくびくと震え、さらに熱く膨らみ始めていた。
「さぁそろそろ中に出してあげましょう!」
「っ!?♡♡ や、やめっ……♡」
不意の射精宣言に、セルマの喉がひくりと震えた。
ここまでされた以上、最後に何をされるのかなど考えるまでもない。
それは理解していた。
だが、それでも目の前に突きつけられた瞬間、避けていたはずの拒否が反射的に口から零れてしまう。
しかし、ゾルトは止まらない。
「そらイキなさい!」
「ああぁぁああああぁぁぁっっっ!!!♡♡♡♡」
ドプッ♡と音が聞こえるほどの勢いで、セルマの中へ精液が解き放たれた。
煮え滾る溶岩にも似た熱さが敏感になりきった膣内へ流れ込み、肉棒に押し広げられていた奥を一気に満たしていく。
火傷してしまいそうなほど濃い熱の塊が子宮口をゴツンッ♡と叩いた瞬間、セルマの背筋が大きく反り上がる。
中に出された衝撃と膣内を満たす熱、肉棒に擦り上げられていた快楽が一つに重なり、セルマは蕩けきった嬌声を上げながら、否応なく絶頂へ昇りつめていた。
「あぁ……♡ぁぁ……♡」
初めてだったにも関わらず、乱れさせられ、最後には絶頂まで引きずり出されてしまった。
その事実は、どれほど探索者として場数を踏んだセルマであっても簡単に受け止められるものではない。
快楽に声を上げてしまった自分への情けなさ、好き放題に身体を弄ばれた悔しさ、そして女として守っていたものを踏みにじられた悲しみが、熱の引かない身体の奥から次々と込み上げてくる。
そのたびにセルマの唇は震え、赤く潤んだ瞳から涙が止めどなく流れ落ちていった。
「明日もクランとしては休みでしょう? 必ずここに来てくださいね。ソフィアさんの胴体と首をおさらばさせたくなければね」
「っ……ぅ……わかっ……た」
もはや立ち上がることすら出来ないセルマは、去りゆくゾルトの声に答えるだけで精一杯だった。
ソフィアを人質に取られている以上、拒むことは出来ない。
震える喉から絞り出した返事は、かすれて、ひどく弱々しい。
セルマがようやく身を起こせたのは、それからしばらくしてのことだった。
部屋にゾルトの姿はもうない。
けれど、淫らに乱されたベッドシーツには、卑猥なシミと涙の跡だけが残されていた。
***
「んあっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あぁああぁっっっ!♡♡♡♡」
ギシッギシッとベッドが激しく軋み、月明かりに沈んだ部屋へ女の甘い声が弾ける。
窓から差し込む淡い光だけを頼りに、シーツの上では二つの影が重なっていた。
上に覆い被さった影が腰を沈めるたび、もう一つの影はベッドの上で跳ねるように揺れ、乱れた輪郭を月明かりの中へ浮かび上がらせる。
はっきりと姿が見えずとも、部屋にこもった熱と汗、そして淫らに混じった独特の臭気が、そこで何が行われているのかを嫌でも示していた。
「はぁっ♡はぁっ♡はぁっ♡はっ♡あっ♡だめぇっ♡またイクッ♡イッちゃうっ!♡♡♡」
ベッドの上で跳ねる影が、ひときわ激しく乱れた。
縮めていた膝がぴんっと伸び切り、白い足がシーツを蹴り損ねるように宙を掻く。
その痙攣に合わせるように、上から覆いかぶさった影の腰もぶるりと震えた。
そして次の瞬間、繋がった奥へ押し込まれたまま、白濁液がどぷっ♡どぷっ♡と注ぎ込まれていく。
月明かりに照らされた結合部からは、受け止めきれなかった濃い精がぬるりと溢れ、ベッドの上で震える女の影をさらに淫らに乱していた。
「はぁーっ♡はぁっ♡はぁっ♡ぁ……ぅ……♡」
一度精を吐き出してもなお衰えを見せない肉棒が脈打つたび、ベッドの上の影、セルマは小さく喘ぎを漏らしていた。
あれから何日も、もう一人の影であるゾルトに呼び出された彼女は、有無を言わせてもらえないまま抱かれ続けている。
昼間は何食わぬ顔で依頼をこなし、夜になれば深夜であろうとこの部屋へ呼び出され、ベッドに押し倒され、膣内に肉棒をねじ込まれ、快楽を何度も身体に刻み込まれていた。
その日々の中で最も大きく変わったのは、セルマが快楽を口にするようになったことだろう。
最初は噛み殺そうとしていた声も、今では肉棒が膣内で脈打つだけで喉から甘く漏れ、絶頂が近付けば、自分からそれを告げるほどになってしまっていた。
(私は……♡私は……♡)
もちろん、絶頂を宣言するよう命じたのはゾルトだった。
だが、イくと口にした瞬間、セルマの視界は真っ白に弾け、頭の奥までふわふわと蕩けるような多幸感に呑み込まれてしまう。
膣内を突き上げられ、奥で精を浴びながら、自分の口で絶頂を認めた瞬間、身体の芯がどうしようもなく満たされていくのだ。
それが命令によるものだと分かっている。
自分の本心ではないと否定したい。
けれど、その言葉を口にするたび、セルマの身体は確かに深く緩み、女として与えられる熱に蕩けてしまう。
だからこそ、その幸福感は甘く、同時に残酷だった。
満たされてしまっているという事実そのものが、セルマの精神を奥からじわじわと苛んでいた。
「そろそろ良いですか……」
「えっ……?」
そんなセルマの心の隙間に入り込むように、不意にゾルトが動きを止め、ゆっくりと身を起こした。
まだ快楽の余韻に思考を蕩かされていたセルマが何をされるのか理解するより早く、ゾルトがパチンと指を鳴らす音を聞く。
次の瞬間、ベッドの横にある空間が揺らぎ、信じられない姿が月明かりの中に浮かび上がった。
「ソ、ソフィア……!?」
そこに立っていたのは、昼間だけは偽装としてクランに顔を出し、夜になると家に帰してもらえない人質のソフィアだった。
月明かりに照らされた妹の姿を見た瞬間、蕩けかけていたセルマの意識は一気に現実へ引き戻される。
(ち、違う……これは、幻覚だ……)
だが、彼女がここにいるはずがない。
セルマ自身、あれから一度も妹と会わせてもらっていないのだ。
今さら用心深いゾルトが素直に会わせてくれるわけがない。
そう自分に言い聞かせながらも、セルマは縋るように妹の姿を見てしまう。
「お姉ちゃん……」
「ソフィア……」
「お姉ちゃん……おまんこ気持ちいいんだよね?」
「え……?」
しかし、ゾルトの悪意は、セルマの心を容易く踏み躙る。
「ご主人様のおちんぽ、おまんこに入れられて、お姉ちゃん気持ちよくなってるんでしょ? 本当は私より、もうご主人様のほうが大事なんだよね?」
「そ、そんな……そんな……わけ……」
幻だと頭では分かっている。
それでもソフィアの顔で、ソフィアの声で告げられる言葉は、セルマの胸の奥に沈めていた不安を容赦なく掘り返してきた。
血の気が引いていく顔で、セルマは弱々しく首を振る。
そんなわけがない。
少し前までなら、考えるまでもなく言い切れたはずの気持ち。
だが今のセルマは、肉棒を受け入れ、絶頂を口にし、中に注がれるたびに蕩けた声を上げてしまっている。
妹のために耐えている。そのはずなのに、身体が快楽を覚えてしまった事実だけは消せない。
だからこそ、ソフィアの幻影にその疑いを突きつけられた瞬間、否定の言葉は喉の奥で弱く震えるばかりだった。
「大丈夫だよお姉ちゃん。さぁ素直になって? おまんこに入ったままのご主人様のちんぽ、気持ち良いでしょう?」
「ぁぁぁ……♡ちが、う……♡ちがう……♡んんっ……♡」
聞き慣れたはずの優しいソフィアの声が、今はただただ恐ろしかった。
その声で囁かれるたび、奥に押し込めていた欲望が掘り返され、女として満たされたいという渇望が、熱を持って全身へ染み渡っていく。
違うと否定しているのに、意識は否が応にも挿入されたままの肉棒へ向かってしまう。
膣内を押し広げる硬さ。
奥に残る熱。
ソフィアの声に導かれるように肉棒の存在を無視できなくなっていく。
次の瞬間、セルマの膣内はギュッ♡と肉棒を締め付けてしまった。
「さぁ……お姉ちゃん。簡単だよ。今の気持ちを、素直に口にして」
「素直……に……♡」
頭がガンガンと痛む。
どこか遠いところで、やめろと叫ぶ自分がいる気がする。
けれど、その声は熱に浮かされた意識の奥で掠れ、聞き慣れた妹の優しい声だけが、乾いた喉と心へ甘く染み込んでくる。
そこに見えるオアシスが罠であることは、分かっているはずだった。
それでも、熱で渇いた喉と心はもう耐えきれない。
間違えると知りながら救いを求めるように、セルマの唇は震えながら開いてしまった。
***
「んんっ♡ふぅんっ♡んっ♡んんっ♡」
今夜も月夜に、一匹のメスが甘えたような吐息を零していた。
そのメスは己の爆乳と称される乳肉でオスの肉棒を挟み込み、熱心に扱き上げている。
むにゅむにゅ♡ぐにゅぐにゅ♡と、乳肉が潰れてしまうほどの圧で肉棒を包み込むたび、硬く昂った肉棒はびくびくと震えるように反応する。
その震えが爆乳の奥まで伝わるのが気持ち良いのか、メスの甘えた吐息はさらに熱を帯び、乳肉で肉棒を擦り上げる動きも、ますますいやらしくなっていった。
「はぁ……♡ご主人様のおちんぽ、熱すぎて♡おっぱい、火傷しちゃいそうです……♡」
そう言って微笑むメスの名は、セルマ・クローデル。
クローデル伯爵家の長女であり、大陸最強の付与術士と称される探索者。
さらに、大手クラン、夜天の銀兎の頂点に立つSランクパーティのリーダーでもある。
家柄、実力、名声。
セルマはそのすべてを持ち、多くの探索者から尊敬と畏怖を集める女……だった。
「ハハハッ、あなたのおっぱいも私のと同じくらい熱いですよ」
「んっ……♡恥ずかしい……♡」
だが、熱に蕩けた顔で乳肉を擦りつける今のセルマは、付与術士の探索者、いや、女喰らいの付与呪術士、ゾルト・メイラードのメスでしかなかった。
その証のように、セルマの下腹部、子宮の辺りには、ゾルトのオリジナル付与術である淫紋が怪しげな光を発している。
肉棒を爆乳で扱き上げるたび、その紋は甘く疼くように明滅し、セルマの身体が誰のものに作り替えられたのかを、月明かりの下で淫らに示していた。
(ハハハ……良く定着してますね)
裏社会でゾルトが女喰らいの付与呪術士と呼ばれる理由。
それは、彼の持つ異能「呪術」にあった。
ゾルトの異能は、通常なら時間の経過で消えてしまう付与を、半永久的に肉体へ定着させる強力な異能である。
だが、その力には大きな欠点もあった。
一度定着した付与は、基本的に不可逆。
ゾルト自身が研究を重ね、例外的に解除法を確立したものを除けば、刻まれた効果は二度と消えない。
そんな異能に加え、次々とオリジナル魔術を生み出す頭脳。
そして何より、女を食い物にすることを躊躇わない性質。
それらが裏社会に広まり、ゾルトは、女喰らいの付与呪術士と呼ばれるようになったのだ。
「んっ♡んん~っ♡」
きゅぅぅぅ♡と搾り取るようにセルマの乳肉が狭まり、ゾルトの肉棒の根元に熱が籠り始める。
尖端から我慢汁が溢れ始めたのを感じ取ったセルマは、乳肉を左右から手で押さえ、ぎゅっと強く寄せ上げた。
「んんぅ~~っ!♡♡ あっ♡ふぁぁんっ♡んふぅうぅぅ♡♡」
だぷんっ♡だぷんっ♡と爆乳が重たく弾み、挟み込まれた肉棒を乳肉の谷間で何度も擦り上げていく。
セルマは自分の爆乳を掴み、肉棒を包み込んだ乳肉ごと力強く持ち上げては、重力に任せてずしりと落としていく。
そのたびに柔らかな乳肉がぐにゅりと潰れ、肉棒を根元から尖端までむっちりと扱き上げる。
肉棒の硬さが爆乳の奥へ食い込み、びくびくと震える反応が乳肉越しに伝わってくるたび、セルマの顔はますます甘く蕩けていった。
奉仕しているはずの胸が熱を持ち、擦れるたびに乳首までじんじんと疼いて、セルマは肉棒を責めながら自分の爆乳まで気持ちよくされてしまう。
「はぁぁんっ♡あん♡ああぁん♡すごい……おっぱい溶けちゃいます……!♡♡」
だが、セルマの動きは止まらない。
むしろセルマは、ゾルトの肉棒をもっと感じ取りたがるように、爆乳を深く押しつけ、乳肉の谷間で肉棒を包み潰すように上下させていく。
だぷんっ♡だぷんっ♡と揺れるたび、乳肉はオスの熱を貪るように絡みつき、尖端から滲む我慢汁を谷間へ塗り広げながら、いやらしく扱き続けていた。
それは、もはや乳房で行う奉仕ではなかった。
セルマの爆乳そのものがゾルトの肉棒に跨がり、乳肉で腰を振っているような、爆乳による騎乗位だった。
「素晴らしい奉仕です。出ますよ……!」
「はいぃぃ♡だしてぇ♡チチマンコに精液出して、くださ、ふぁあああああっ!♡♡♡」
それほどの奉仕を前に、ゾルトが我慢するはずもなかった。
セルマがおねだりの言葉を言い切るより早く、肉棒の尖端から噴火するように精液が噴き出し、押し寄せる白濁が乳肉の谷間を一気に埋め尽くしていく。
びゅくくっ♡びゅくびゅくっ♡と激しい脈動に合わせて、濃厚な精液が爆乳の上へ何度も叩きつけられ、潰れた乳肉の間をぬるぬると流れながら、セルマの胸元を卑猥な白で汚していった。
自分からねだった精液が爆乳を淫らにデコレートしていく。
その光景を、セルマは口を半開きにした蕩けた表情で見つめるしかなかった。
「ぁ……ぁぁぁ……♡♡」
やがて勢いを失った精液が、とろとろと糸を引きながらセルマの顎を伝い、白く汚れた爆乳の上へ落ちていく。
そのぬるい感触にさえ心地良さそうに肩を震わせ、セルマはうっとりと瞳を細めていた。
精液に濡れた唇を半開きにし、熱に蕩けた顔で自分の爆乳を見下ろすその姿からは、ソフィアを守るために強くあろうとしていた女の面影など、もはやどこにも残っていなかった。
「さぁ……今度は下のお口で私のをご奉仕していただきましょうか」
「はい……♡分かりましたぁ♡」
ゾルトにそう言われ、優しく頭を撫でられるだけで、セルマは甘ったるい返事を返してしまう。
その瞳に浮かんでいたのは、ただ、主人に命じられたことを喜ぶような、媚びた雌の悦びだけだ。
セルマは精液に濡れた爆乳から肉棒をゆっくりと引き抜き、乳肉の谷間に残った白濁をとろりと糸引かせながら、力の抜けた足を動かす。
そしてベッドの上を四つん這い気味に這い、蕩けた顔のままゾルトの下腹部へ近付いていく。
「ハァ……♡一回出したのに、いつもこんなに硬くて……♡本当に素敵です……♡」
ゆっくりとゾルトに跨ったセルマは、秘所へ導くために肉棒を握り、その硬さと熱さにうっとりとした表情を浮かべていた。
さっき爆乳で搾り取ったばかりだというのに、手の中の肉棒は少しも衰えず、むしろ次の奉仕を当然のように待っている。
そう感じ取っただけで、セルマの頬は甘く緩み、濡れた秘所は迎え入れる準備をするように疼いてしまう。
セルマは、ただ常に敬語になっているだけではなかった。
今の彼女はゾルト本人だけでなく、自分を何度も満たしてくれるその肉棒にまで、敬意を払ってしまっているのだ。
「では……♡いつもの通り、ご奉仕……させて頂きますね……♡んんんっ♡」
そんな言葉と共に、セルマは自ら腰を浮かせ、愛液で濡れた秘所の入り口に肉棒の尖端をあてがう。
そこはすでに、爆乳で肉棒を扱き上げながら絶頂してしまったことで十分すぎるほど濡れていた。
尖端が軽く触れただけで、くちゅ♡といやらしい水音を立て、早く咥え込みたいと言うように甘く蠢いている。
セルマ自身もその反応を分かっているのか、熱い吐息を漏らしながら肉棒を逃がさないように支え、いつもの手順をなぞるように、ゆっくりと腰を沈めていった。
「んおぉおぉぉおおぉっ!♡♡♡ おちんぽ、おっきぃいいぃっ!!!♡♡♡」
じゅぷぷぷぷぷぅっ♡と愛液が泡立つような音を立てながら、セルマの膣内に太く逞しい肉棒がめり込んでいく。
あの日から何十回、いや、何百回と犯されてきた蜜穴は、もはや何の抵抗もなく、入口をぬるりと開いて肉棒を咥え込むようになっていた。
太さに押し広げられても拒むどころか、濡れた膣壁が肉棒の形に沿ってむっちりと絡みつき、奥へ進まれるたびに甘い水音を立てて迎え入れてしまう。
もちろん、受ける快楽もあの頃の比ではない。
「はおぉぉぉっ!♡♡ おちんぽしゅごぃいぃっ!!♡♡ おぉおっ♡これしゅきぃ!♡♡♡ あっ♡あああぁあぁぁぁぁっ!!♡♡♡」
先ほど爆乳を上下させて肉棒を扱いた時と同じ要領で、今度はセルマ自身が腰を浮かせ、自らの蜜穴でゾルトの肉棒を奥まで咥え込んでいく。
そして一度大きく持ち上がった腰を、快楽に飢えたような勢いでずしんっ♡と落とした瞬間、ごちゅん♡と肉棒の先端が子宮口を叩き、腹の奥から頭の芯まで白く弾けるような悦楽が駆け抜けた。
「んほぉっ♡ここっ♡ここぉっ♡おちんぽ、奥っ♡奥まで来てりゅぅぅっ!♡♡♡」
セルマは細いウエストをくねらせ、滑らかな曲線を描くヒップを大きく弾ませながら、何度も何度も自分から腰を落としていく。
ごちゅん♡ごちゅん♡と肉棒の先端が子宮口を打つたびに視界がチカチカと瞬き、膣内は肉棒を逃がすまいとぎゅうぎゅう締まり、腰を引くたびに濡れた膣壁が太い肉棒を名残惜しそうに擦り上げた。
今のセルマはただ、次の一突きで頭を真っ白にされる期待に身体を動かされていた。
もっと奥へ。もっと強く。もっと気持ち良く。
その衝動に突き動かされるまま、セルマの尻肉は月明かりの中で淫らに跳ね、ゾルトの肉棒を求めるメスの腰つきで激しく躍動していた。
「素晴らしい奉仕ですね……! さぁあの誓いをまた言いなさい!」
肉食獣のように腰を振り、肉棒を貪るセルマの奉仕に満足したゾルトが、熱い息を漏らしながら新たな命令を下す。
その声を聞いた瞬間、セルマの身体はびくんっ♡と敏感に反応し、彼女は命じられた言葉を待っていたかのように唇を開く。
「はいぃいぃぃ!♡♡♡ もう、なにもかもいりませんぅぅぅ!♡♡ おちんぽっ♡ご主人様とおちんぽ様がいればそれでいぃぃぃ!♡♡♡ だからもっと突いてぇ!♡♡ おちんぽ様で突いてくださいぃぃぃぃ!!♡♡♡」
それは、あの夜、セルマがソフィアの幻影に導かれるまま口にしてしまった誓いだった。
妹を守るために耐えていたはずの女が、最愛のソフィアでさえも肉欲の下に置き、自分の口でご主人様と肉棒を選んでしまった裏切りの言葉。
その宣言を口にした瞬間、セルマの中で最後に残っていた何かは確かに壊れた。
刻まれた淫紋は甘く疼き、拒むべきものだったはずの支配を身体の奥から受け入れてしまった。
だから今のセルマは、その誓いを恥じるどころか、快楽のたびに繰り返す。
ゾルトの肉棒に跨がり、子宮口を叩かれながら、かつて自分を破滅へ落とした言葉を、今では蕩けた声で捧げてしまうのだ。
「良い誓いです……! ご褒美ですよ!」
「んほぉおおぉぉぉっ!♡♡♡ ごほーびきもひぃぃぃぃ!!♡♡♡ いぐうぅぅうぅぅ!♡♡♡」
そんなセルマの宣言に応えるように、ゾルトは下からズンッと腰を突き上げ、肉棒の尖端で子宮口を深く穿った。
その一撃にセルマの腰が跳ね、膣内がぎゅううっ♡と肉棒へ吸い付いた瞬間、噴き出すように精液が放たれる。
どぷっ♡どぷっ♡と脈打つたび、熱い白濁が濁流のように膣内を満たし、火照りきった身体の奥をさらに白く染め上げていった。
「はひっ♡ひぃいっ♡ああぁあ゛ぁぁああぁぁ……!!♡♡♡」
ご褒美として注がれる精液を受け止めながら、セルマの全身が絶頂で弓なりにしなる。
歓喜と絶望が混ざり合った絶叫が喉から溢れ、突き出した舌の先からは唾液がとろりと零れ落ちた。
焦点を失った瞳は虚ろに潤み、仰け反った反動で爆乳が上下にばるんっ♡ばるんっ♡と弾むたび、膣内はまだ射精を続ける肉棒を逃がすまいとビクビク締め付けてしまう。
膣奥へ溢れる白濁に身体を痙攣させ、子宮口を突き上げる肉棒に全身を震わせる姿は、あまりにも浅ましく、かつてのセルマ・クローデルを知る者なら目を疑うほど淫らだった。
だが、それでもセルマは幸せそうに見えた。
「はぁぁぁ……♡♡♡」
「…………」
絶頂の余韻に力を失ったセルマは、糸が切れた人形のようにゾルトの方へ倒れ込んだ。
そのまま胸元へ飛び込む形になったセルマを、ゾルトは無言で抱き留める。
乱れた呼吸を零しながら身を預けるセルマと、それを受け止めるゾルトの姿だけを見れば、まるで恋人同士の抱擁のようだった。
だが、ゾルトの顔に浮かんでいるのは、そんな優しい感情ではない。
(セルマは完全に堕ちましたか……あとソフィア。それに他のメンバーの方もいずれ……)
女喰らいとまで呼ばれた男が、極上の獲物を一人手に入れた程度で満足するはずがなかった。
腕の中で蕩けきったセルマを抱きながら、ゾルトの意識はすでに次の獲物へ向いている。
邪悪な笑みを浮かべたゾルトの瞳には、まだ誰も知らない獲物たちの姿が、月明かりよりも昏く映り込んでいた。