※この作品はR-18です。

快楽に堕ちるメス達   作:ムマ・N

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有償リクエストより
また殺されてしまったのですね、探偵様、リリテアです。
おっぱいデカいメイド風姉さん。
原作は追えてないので、もしかしたら設定の齟齬などがあるかも?
まぁ細かいことは気にしない方でお願いします。
でら、どうぞ。


狡猾な狼に駆け引きを挑んだ牙を隠し持つ羊である爆乳探偵助手は、その牙ごと全て食い尽くされる(リリテア)

 

「んっ、んんっ、んんんっ……」

 

 駆け引きとは人と人の間で行われる知性の戦い。

 相手の欲をいかに利用し、己の利を奪うか。

 時に自らの利を捨ててでも、時を稼ぐか。

 駆け引きとは、言わば武器を使わぬ戦争なのである。

 そして戦争である以上、そこには優劣がある。

 最初から牙を持つ狼と、奪われぬよう必死に身を守るしかない羊とでは、切れる手札の重みが違う。

 強者は欲望のままに踏み込み、弱者は飲み込まれぬように笑みすら武器に変えなければならない。

 ただ、それでも羊が狼を喰らうことがあるのが駆け引きだ。

 力も牙も媚びも沈黙も、すべては互いを喰らうための選択となる。

 それが、凶悪な力を持つ男と力においては無力な女の間で起こるならば、より一層激しいものになるのかもしれない。

 

(っ……! なんとか、仕込めましたか)

 

 狼にただ喰らわれることを良しとしない羊の名はリリテア。

 追月探偵社に身を寄せる少女であり、伝説の名探偵、追月断也の息子、追月朔也の助手である。

 狼に比べればか弱く見えるその外見に反して、身体能力自体は高く、その頭はよく回る。

 今の状態で真正面から噛み合えば不利であろうと、油断を誘い、相手の喉元へ細い針を差し込むような真似ならば、彼女にとってはそう難しい話ではない。

 そんな彼女は、奪われた唇の代償を狼に払わせるべく、とある仕掛けを施していた。

 

「ハハッ、熱烈なキスだったな」

 

 その仕掛けに気付いているのかいないのか、狼である男はニヤリと獰猛な笑みを浮かべる。

 彼こそが朔也を誘拐した犯人であり、リリテアが今夜だけ主人と呼ばねばならない相手だ。

 この歪んだ主従関係の手始めとして奪われたのが、リリテアのファーストキスだった。

 初めての口付けは、男の舌を無遠慮にねじ込まれ、口内を好き勝手に蹂躙される屈辱へと変えられてしまった。

 だが、それを予想していたリリテアは逆手に取る選択をしていた。

 

「さて次は……まんこにちんぽ擦り付けるか、そのデカパイで奉仕するか……選ばせてやるよ」

 

「っ……わかり、ました……」

 

 リリテアは口の中に仕込んだ睡眠薬を、舌を絡ませるあの接吻の最中に男へ送り込んでいた。

 男と激しく舌を絡ませる羽目になったことには屈辱でしかないが、それでも仕込みはきちんとこなせていた。

 とはいえ、薬が効くまでにはどうしても僅かな時間差がある。

 それまでは逆らわず、従うふりをしてでも、少しでも長く男を油断させるしかない。

 だからこそリリテアは、かすかに乱れる呼吸を押し殺しながら、衣服の胸元へ指を掛ける。

 するりと布を開けば、90後半はありそうな爆乳が、重たげな存在感とともに露わになった。

 もちろん普段ならば下着をきちんと付けている。

 だが今夜の彼女は、最初から羞恥を上乗せするためだけに、男の命令でノーブラにさせられていたのだ。

 

「おぉやっぱりすげぇな。そのデカパイたまんねぇぜ」

 

「…………」

 

 女性としては決して小柄ではないリリテアだが、その細身の身体に載った胸だけはあまりにも規格外だった。

 ロケット型とまではいかないが、90後半はある半球型の爆乳は全体にハリが強く、その重みを思わせる質量を備えながらも、垂れをまるで感じさせない。

 しかもただ大きいだけではない。

 左右の均整も、丸みの出方もよく、半球型の中でもとりわけ形が整っている。

 立っていてもリリテアが見上げるほど長身の男からすれば、その爆乳は視界の中へむっちりとせり出してくるように映るだろう。

 それこそ、思わず舐め回すように眺めたくなるほどの見事な爆乳だった。

 だが、リリテアはそれを完全に意識の外へ追いやりながら、男の足元へしゃがみ込んだ。

 

(少しでも油断を……っ!?)

 

 従順なフリをしていれば、警戒心が薄れ、睡眠薬の効きも良くなるはず。

 そう考えたリリテアは、込み上げる屈辱をどうにか押し殺しながら、男に対して出来る限り従順に振る舞おうとしていた。

 だが、男のズボンのチャックへ手を掛け、それを下ろした瞬間に飛び込んできたものを目にして、リリテアの思考は一瞬で揺らぐ。

 

(おっき……!? こんなの本でも……!)

 

 男も今のために下着を履いていなかったのか、チャックを下ろした途端、勃起した肉棒がずるりと姿を現した。

 しかし、その大きさはリリテアがコッソリと読んでいた本に載っていたものとはまるで違う。

 形そのものは、おそらく同じ男のものなのだろう。

 だが、太さも長さも常識外れで、平均など軽々と踏み越えているとしか思えなかった。

 それは、鈍く凶悪な質量を備えた、ある種の凶器とすら呼べるものだった。

 従順な演技を続けなければならないと頭では分かっているのに、そのあまりの異様さに、リリテアは思わず息を呑んでしまう。

 

「どうした? 早くしろよ」

 

「わ、わかって……! わかって……います」

 

 男の煽るような声に、リリテアは思わず砕けた口調を漏らしかける。

 だが、それでもどうにか呼吸を整え、乱れを押し隠すように言葉を繋いだ。

 従順なフリを崩せば、せっかく送り込んだ睡眠薬が効き始める前に余計な警戒を招きかねない。

 そう頭では理解していても、問題が解決したわけではなかった。

 今もなお、肉の凶器はリリテアの目の前でどくどくと存在を主張しているのだから。

 

「っ……!? あつ……!」

 

 しかし、いつまでもこうしているわけにはいかない。

 そう考えたリリテアは、自らの爆乳を両手で持ち上げるように寄せ、その間へゆっくりと肉棒を挟み込んでいく。

 ずしりとした張りの強い乳房がむにゅりと形を変え、凶悪な太さを包み込むと、見るだけでも異様だったそれの質量が、生々しい感触となって掌と胸へ食い込んできた。

 しかも肉棒は、まるで熱した鉄でも押し付けられているかのように熱い。

 むっちりと押し潰された乳肉の谷間へ灼けた肉塊を滑り込ませるその行為は、奉仕というより凶器を身体で受け止めさせられているようで、リリテアの思考をじわじわと乱していく。

 それでも彼女は顔を上げず、余計な反応を見せぬよう唇を引き結んだまま、胸の柔らかさで男を受け入れる演技を続ける。

 

「そうだ。もっと左右から圧をかけろ」

 

「……はい」

 

 経験のないリリテアの胸での奉仕は、ハッキリ言って拙い。

 男を悦ばせるための手慣れた技巧などあるはずもなく、ただ言われた通り、自らの爆乳を左右から押し付けるようにしながら上下させているにすぎない。

 だが、その未熟ささえ問題にならないほど、リリテアの乳房そのものがあまりにも極上だった。

 これほどのハリを持ちながら、蕩けるように柔らかい乳肉が凶悪な太さの肉棒に擦りつけられるたび、むっちりとした爆乳は確かな弾力を失わぬままいやらしく形を変え、ぬるりとした感触を男へ押し付けていく。

 たどたどしい上下運動でしかないにもかかわらず、その質感だけで十分すぎるほどの快楽を生み出してしまうのだ。

 やがて滑らかな肌の表面にもじっとりと汗が浮かび始め、柔らかな乳房に挟まれ擦られるたび、押し潰された谷間には透明な男の我慢汁が少しずつ溜まり始めていた。

 

「そろそろだ。舌を出して口を開けていろ……!」

 

「くっ……」

 

 男からの命令で、これから自分に何をさせるつもりなのかを察したリリテアは、込み上げる屈辱をなんとか喉の奥で押し殺す。

 リリテアは唇を震わせながらも言われるがままに口を開き、舌を出来るだけ前へ突き出した。

 その瞬間、肉棒の先端から精液が噴き出した。

 

「ぐっ……くぅぅぅ……」

 

 まるで壊れた蛇口のように噴き出した精液は、リリテアの顔や胸元を容赦なく汚すだけではなく、大きく開いた口の中にまでどぷどぷ♡と流れ込んできた。

 熱を孕んだ精液は、肌の上でも口の中でもやけに熱く、男の臭いと体温をべったりと擦りつけてくる。

 それでもリリテアは顔を背けることも吐き出すことも出来ず、薬が効くまでのわずかな時間を稼ぐためだけに、降り注ぐ精液をただ受け止め続けるしかなかった。

 

(熱い……♡くっ……! 早く、効いてくれないと……!)

 

 パイズリをさせられていた時から、男の熱に引っ張られるように、リリテアの身体もなぜかじんわりと熱を持ち始めていた。

 胸の谷間で受け止め続けた肉棒の熱が、柔らかな乳肉越しに移ってきたかのように、その火照りはじわじわと身体の内側へ染み込んでくる。

 そのせいか、ふとした拍子に身体の奥がジュン♡と甘く震え、喉の奥を噛み締めていても、熱に浮かされたような感覚が思考を鈍らせていった。

 薬が効く前にこんな感覚に引きずられれば、それこそ男の思う壺だ。

 だからこそ、睡眠薬が効いてくるのがあまりにも遅いことも合わさり、リリテアは内心で焦り始める。

 

「さぁ次は跨がんな。素股をして貰おうじゃないか」

 

「っ……! わかり、ました……」

 

 だが、リリテアがどれだけ願おうと、男は様子を変えはしない。

 頭のどこかで状況がおかしいことを訴える声が鳴り続けていたが、それでもリリテアは逆らわず立ち上がる。

 そしてまるでまたキスをするかのような距離にまで身体を寄せると、震えそうになる腰をどうにか抑えるため、気を引き締めた。

 そのまま腰を落とし、未だ凶器のような硬さを保った肉棒の竿へ、秘所をそっと擦りつける。

 

「っ……!♡」

 

 瞬間、これまで身体の奥でじわじわ燻っていた熱が、一気に輪郭を持った痺れへと変わり、リリテアの背筋をぞくりと這い上がる。

 ただ当てただけのはずなのに、秘所は信じられないほど敏感に反応し、クチュ♡と湿った音を立てて愛液を滲ませた。

 零れたそれは竿にこびりついていた精液とぬるりと混ざり、いやでも今の自分の身体が何を感じてしまっているのかを突きつけてくる。

 そう、リリテアはこんな状況にも関わらず、快楽を感じ始めているのだ。

 

(っ……♡が、まん……♡)

 

 なぜ感じてしまっているのか。

 そんな疑問がリリテアの頭の中にないわけではない。

 だが、今はそんなことを考えている余裕などなかった。

 下手に意識を逸らせば、甘く痺れる腰はあっという間に力を失い、耐えきれなくなるかもしれないからだ。

 

「んっ……♡ふぅ……♡んっ……♡ぅ……♡」

 

 痺れる腰をなんとか前後に動かしながら、リリテアは男への奉仕を続けていく。

 男の肩へ手を置けば、もっと楽に身体を支えられるのは分かっている。

 だが、それではまるで自分から抱きつき、男を求めているかのようで、それだけはこんな状況でもどうしてもしたくなかった。

 だからリリテアは、ふらつきそうになる身体を必死に支えながら、自分だけの力で腰を振り続ける。

 そのたびに秘所は凶悪な肉棒へぬるりと擦れ、快楽とも屈辱ともつかぬ痺れを身体の奥へ広げていく。

 

「はっ……♡あっ……♡んんっ……♡」

 

「ククッ……」

 

 しかし男の眼前では、リリテアの爆乳が、腰の動きに合わせてたぷん♡たぷん♡といやらしく揺れ動き、まるで無防備に誘うような痴態を晒していた。

 だがリリテア自身はそんなことに気付く余裕すらなく、ただ耐えるように、誤魔化すように、必死で男の肉棒へ秘所を擦り付け続けるしかなかった。

 

「そうら」

 

「えっ……? んぅうううぅぅぅ!?♡♡♡」

 

 そして遂に、男の方から動き出した。

 男の眼前でたぷん♡たぷん♡と揺れ続けていた爆乳へ、誘いに乗ってやるとばかりに伸びた手が、むぎゅ♡とリリテアの乳肉を掴み上げたのだ。

 柔らかく張りのある乳房は、凶悪な指の力に逆らえぬままむにゅりと歪み、深く食い込んだ感触がそのまま乳房の奥を抉るような快楽へと変わってリリテアの全身を駆け巡った。

 唇を噛んで堪えようとしても抑えきれず、背中はピンッと反り返って痙攣してしまう。

 

「止まるな。動き続けろ」

 

「そん、な……♡んううぅううぅぅぅ!♡♡♡ んんんぅぅっ~~~っ!!♡♡♡」

 

 無慈悲に下された命令にも、リリテアは拒む暇すら与えられない。

 仕方なく、爆乳を揉みしだかれながら、リリテアはまた腰を振り始める。

 しかし彼女の内心は、今まさに与えられている感触の異常さに、完全に追い詰められていた。

 

(つよ、く……♡されてる、はず、なのに……♡ぜんぜん、ちがう……♡♡♡)

 

 男の指は力強く、一歩間違えれば痛みを生みそうなほど深く乳肉の内側へ食い込んでくる。

 それなのに、リリテアの身体に走るのは苦痛ではなく、むしろ芯を抉られるような濃い快楽ばかりだった。

 張りのある爆乳はむぎゅ♡むにゅ♡と容赦なく歪まされるたび、その奥へまで指をねじ込まれているような感覚を広げ、乳房そのものを責め立てられる快感がじわじわと全身へ滲んでいく。

 それは確実に、男が不慣れな少女の身体を、痛みではなく快楽で蕩かす術に慣れきっている証だった。

 

「はぁぁぁ……♡♡んんんっ♡♡んんっ♡♡んぅぅぅぅ!♡♡♡」

 

 芯まで揉み込まれていくリリテアの爆乳は、男の指を受け入れるようにいやらしく形を変えていく。

 その爆乳の快楽に引っ張られるように、リリテアの腰は、嫌々させられているはずの奉仕の動きではいられない。

 肉棒へ秘所を擦り付けるたび、胸を揉まれる快楽に合わせて腰がびくり♡びくり♡と甘く跳ね、いつの間にか、狼に抗う羊の動きではなく、揉みしだかれる快楽に身悶えるメスの腰使いへと変わってしまっていた。

 

「ほら、イッちまえよ。いやらしい声を上げて、イッちまえ!」

 

「ひぅ!?♡♡♡」

 

 男が腰をぐっと動かした瞬間、跳ね上がった肉棒が、リリテアの秘所の上で硬くなっていた突起を、狙い澄ましたように弾いた。

 その瞬間、リリテアが意地でどうにか耐え繋いでいた唇は、ついに決壊した。

 

「あぁああぁああぁあああっっ!!♡♡♡」

 

 これまで喉の奥へ押し込み、唇を噛んで必死に声を殺していた反動で、リリテアの口からは一段甲高い嬌声が噴き上がる。

 ビクビクッ!♡と身体を大きく痙攣させながら、リリテアは背中を反らし、焦点の合わない瞳でぼんやりと天井の虚空を見つめた。

 唇の端からは一筋の涎がつうっと垂れ、突如クリトリスを撃ち抜いた刺激と、揉みしだかれ続けた爆乳の快楽に振り回されたリリテアは抗う術もなく、絶頂へと引きずり上げられてしまったのだ。

 

(おかしい……♡なにか、見落とし、が……♡)

 

 そんな快楽の激流に呑まれながらも、リリテアは必死に思考を回していた。

 睡眠薬が効いてこないこと。

 自分がこんな状況で絶頂してしまったこと。

 そもそもなぜ男は、死んでも生き返る朔也の体質に気付いたのか。

 快楽に蕩かされそうになる頭の中で、それまで散らばっていた違和感の欠片が、今更になってひとつの線として繋がっていく。

 

「まさ、か……♡」

 

「気付いたか。俺の身体は様々な薬物が投与されていてな。まぁ薬は基本的に効かねぇんだ。だからあの邪魔な兄ちゃんも毒殺してやったんだが……まさかあんな人間が居るとはな」

 

 涙と快楽で滲んだ目を見開いたリリテアの反応だけで、男はもう十分だったのだろう。

 獰猛に歪んだ口元は、最初からすべてを知った上でこちらを眺めていたのだとでも言いたげに、いやに余裕を帯びている。

 そう、男はリリテアが羊として隠し持っていた牙に、初めから気付いていたのだ。

 気付いた上で、通じないと知った上で、あえて泳がせていた。

 羊が狼を喰らうはずだった駆け引きは、最初の時点で既に、狼に見透かされていたのである。

 

「それに、俺の唾液や精液は強力な媚薬でな。こうすりゃ腕自慢の女だってメロメロになるってわけよ」

 

「んんんっ!?♡ んぅ♡ちゅ♡んんぅぅぅ!!?♡♡」

 

 まるでリリテアの考えが正しかったと示すように、男は間髪入れず再び唇を重ね合わせてきた。

 絶頂直後で敏感になりきったリリテアの口内へ、容赦なく舌をねじ込まれる。

 ただそれだけで、ぞくぞくとした甘い痺れが背筋を駆け抜け、さっきまで必死に繋ぎ止めていた思考が、音を立てるように白くほどけていった。

 さらに、じゅぞぞぞぞ!♡と下品な音を立てながら舌を深く絡め取られ、口の中へ引き摺り込まれるように何度も舐め回されれば、もうまともな抵抗など出来るはずもない。

 唇も舌も、口の奥までもが媚薬混じりの熱にじわじわと侵され、快楽を拒もうとする意思そのものが鈍っていく。

 ただただ与えられる快楽に身を捩らせながら、リリテアの舌は為すがままに蹂躙されるしかなかった。

 

(そん、な……♡)

 

 悍ましいまでに気持ち良いセカンドキスを味わいながら、リリテアの心は一気に弱っていく。

 もしも最初から、朔也を助けるための駆け引きなど考えず、探りも仕込みも捨て、ただ力ずくでこの男を制圧することだけを選んでいたなら。

 あるいは羊の牙を見抜き、あまつさえそれを逆用してくるほど、この男が狡猾ではなかったなら。

 結果はまだ違ったのかもしれない。

 だが、現実はあまりにも最悪だった。

 

「んふぅ!?♡♡ んんんんっっっ!!!♡♡♡」

 

 もはやリリテアは、男に抗うどころか、逃げ延びるための算段すら思いつかないほどに追い詰められてしまっていた。

 頭ではまだ、このままでは駄目だと分かっている。

 この男の手に堕ちてしまえば、きっともう取り返しがつかないことも理解している。

 それなのに、絶頂直後の敏感な口内を蹂躙されるたび、恐怖も焦りも理性もぐずぐずに甘く崩されていき、まともな思考を繋ぎ止めておくことすら出来ない。

 このままでは本当に、この男の手に堕ちてしまう。

 そんな恐怖を味わいながら、それでもリリテアは、絡め取られる舌の快楽に溺れ、キスでの絶頂を迎えてしまった。

 

「ふぅ……さぁて……そろそろお楽しみの時間といこうか」

 

「ひっ……!?」

 

 離された唇に安堵する暇すらなく、リリテアへさらなる男の悪意が襲い掛かる。

 一度はクリトリスを弾いたことで離れていた肉棒が、今度は再び秘所へとあてがわれたのだ。

 しかも押し付けられているのは竿ではない。

 ぬらりと熱を帯びた尖端が、秘所の入口を押し広げるようにじわりと食い込んできていた。

 男が次に何をするつもりなのかなど、考えるまでもない。

 その瞬間、身体の奥がひやりと冷え、リリテアの喉からは思わず怯えたような悲鳴が漏れてしまう。

 

「ちょ、待っ、待ちなさい!」

 

 しかし、咄嗟にそれを取り繕うように、リリテアはきつい声を返した。

 まだ負けるつもりなど欠片もないのだ。

 

「ククク……」

 

「私はまだ……! ひぎっ!? あ、あぁあああああ……!」

 

 だが、男はリリテアの強がりを、肉棒をゆっくりとねじ込んでいくことで無慈悲に踏み潰した。

 未開通の腟内はあまりにも狭く、突き立てられた異物を拒むように、締め付けて必死に押し返そうとする。

 しかし、男の硬く凶悪な肉棒はそんな締め付けなど意にも介さず、窮屈な襞をこじ開けるように少しずつ侵入していった。

 入口を割り広げられる圧迫感はあまりにも強く、奥へ進まれるたび、裂かれているわけでもないのに身体の芯が悲鳴を上げるような苦しさが込み上げる。

 そのせいでリリテアは抗議の言葉すら最後まで吐き切れず、喉の奥から押し潰されたような声を漏らしながら、ただ侵されていく感覚に呑まれていくしかなかった。

 

(まず、い……こ、れ……!?)

 

 だが、圧迫感や処女を失った苦しみなど、まだ序の口に過ぎなかった。

 リリテアを本当に追い詰める苦しみの本質は、その全てを奪われた先にあったのだ。

 

「く……ぅぅぅ……♡」

 

 痛みも苦しみも、たしかにリリテアの身体を蝕んでいる。

 裂かれるような圧迫感も、奥へ奥へと異物をめり込まされる恐怖も、決して消えたわけではない。

 それなのに、その中に一雫だけ、明らかに違う感覚が混じっていた。

 未だゆっくりと肉棒を押し込まれている腟内の奥。

 何もかもが未到達だった場所を内側から侵食されるように押し広げられているその最奥から、じんわりと熱いものが滲み出してくる。

 それは紛れもなく、子宮の底から身体の内側を甘く濡らすように広がっていく、快楽だった。

 

「ククク、随分と俺のちんぽを愛おしそうに締め付けてきやがるじゃねか。この淫乱が」

 

「ち、違っ……♡これは、ちが……あぁぁぁぁ……♡」

 

 あまりに屈辱的な言葉を否定しようとしても、リリテアの声は上手く言葉にならない。

 子宮の底から広がっていく快楽が、ゆっくりとリリテアの全身を支配していく。

 奥を押し広げられる圧迫感や、処女を奪われた痛みを塗り潰すように熱い快楽がじわじわと滲み、身体の抵抗を鈍らせていくのだ。

 

(こう、なったら……♡)

 

 だが、リリテアは完全に呑まれたわけではなかった。

 むしろこの最悪の状況だからこそ、彼女は活路を見出していた。

 

「わかっ……はぁ……♡抜い……てぇ……♡なん、でもする♡なんでも、します、からぁ……♡」

 

 自分の身体の奥から響く快楽に屈したかのように、リリテアは甘く震える声で懇願を始める。

 吐き出される言葉は情けなく、媚びるようで、男の耳には快楽に負けた女の命乞いとして響くだろう。

 実際、今すぐこの快楽から逃れたいという思いに偽りはない。

 だが、その本質は違う。

 リリテアが本当に求めているのは、男に許しを乞うことではない。

 まずはこの男の肉棒を自分の奥から抜かせ、子宮の底から思考を甘く侵してくる快楽を断ち切ること。

 そして、ほんのわずかでも隙を作り、この場を打破して朔也を助けることだ。

 そのためならば、淫乱と罵られようと、快楽に屈した女のように見られようと構わない。

 己のプライドをすべて捨ててでも、まだ守るべきものを諦めるつもりはなかった。

 

「ほう、なんでもか……それなら……」

 

 クールな爆乳美少女から絞り出された、あまりに惨めで無様な懇願。

 それは流石に男の欲望に深く刺さったのか、リリテアを責め立てていた腰の動きが止まる。

 そして男は、彼女の奥を支配していた肉棒を、ゆっくりと引き抜き始めた。

 

(いけ……る……♡今を我慢すれば……♡)

 

 快楽さえ断ち切れれば、男を制圧する選択肢は再び現れる。

 子宮の底から思考を甘く侵してくるこの感覚さえ抜ければ、まだ考えられる。

 まだ、動ける。

 手段を選ばなければ、きっと男を倒せる。

 そして最悪の場合、死んでも生き返ってしまう朔也が恐らく生き埋めにでもされているであろう場所を、しらみ潰しに探してもいい。

 ここで快楽の鎖を一度でも断てれば、全てはそこからどうにか出来るのだ。

 

「なら──」

 

 だが、羊の最後の牙は狼の喉笛を──捉えなかった。

 

「好き勝手犯させて貰うぜ!」

 

「なっ!? んああぁあぁあぁぁっ!!?♡♡♡」

 

 引き抜かれかけていた肉棒が、次の瞬間、凶悪な勢いでリリテアの奥へと押し戻される。

 もう一息で快楽の鎖を断ち切れるはずだった希望ごと、熱く硬い肉塊が腟内を一気に抉り進んでいく。

 それは今までのような緩慢な侵入ではない。

 リリテアが息を呑む暇すらないほど勢い良く今までで最も深い場所、子宮口へと容赦なく突き立てられる。

 最奥を一息で突き破られたリリテアは、獣のような声を上げながら背中を弓なりに仰け反らせる。

 全身がびくんっ♡と大きく跳ね、押し広げられた腟内は肉棒を拒むどころか、快楽に狂わされたようにぎゅうぎゅう♡と締め付けてしまう。

 同時に、ぶしゅ♡と結合部から愛液が吹き出し、床に大きな染みを作った。

 

「ククク、イッたか。そのイキ方は良いな。デカパイがいやらしく揺れてたまらねぇよ」

 

「あ、あぁあああああ……♡♡♡」

 

 仰け反った拍子に上下へ卑猥に揺れてしまっていた爆乳を指摘されても、リリテアは言い返すことすら出来なかった。

 抜け出せるはずだった希望ごと最奥を突き破られ、一撃で絶頂へ引きずり上げられた身体は、まだ快楽の余韻に痙攣している。

 焦点の合わない瞳は潤み、半開きになった唇からは甘く乱れた吐息だけが漏れていた。

 そのたびに重たげな爆乳は小さく震えて波打ち、男の言葉通り、今のリリテアがどれほど深くイかされてしまったのかを無様に晒してしまう。

 理性も精神も、まだ完全には折れていない。

 だが、肉体だけは確かに男から与えられる快楽に屈し始めていた。

 それこそが、強固な意志を持つリリテアにとって何よりも残酷な証拠だった。

 

「ただ本格的に犯すならやっぱ……」

 

「ぅ……♡ぁぁ……♡」

 

 しかし、そんなリリテアの状態を男が考慮するはずもなかった。

 男は絶頂の余韻で力の抜けたリリテアの身体を抱えたまま反転させると、自らが座っていたベッドの上へと乱暴に寝かせる。

 その間もリリテアの意識は切れかけ、視界はぼやけ、されるがままに身体を運ばれていくしかない。

 

「これだよな!」

 

「ひぎっ!?♡♡♡ あぁああぁぁあああ!!!♡♡♡」

 

 だがそれも、上から覆い被さるように落ちてきた男のピストンによって、無惨に打ち砕かれる。

 広げられた両足ごと腰を押し上げられ、リリテアの身体は腰から折り畳まれるような体勢に固定されてしまった。

 逃げようにも背中はベッドへ沈み、脚は開かされ、秘所の奥には凶悪な肉棒が逃げ場を塞ぐように深く突き立てられている。

 これでは物理的に逃げることも、子宮の底から叩き込まれる快楽から逃れることも出来ない。

 完全なる詰みだった。

 

「それにこれなら、このデカパイも揉み放題だからな!」

 

「んおっ!?♡♡ やめっ♡やめぇえぇぇぇ!?♡♡♡ んぉおおぉおぉぉ!♡♡♡♡」

 

 しかもその上、男は覆い被さったまま手を伸ばし、リリテアの爆乳を鷲掴みにして揉みしだいてきた。

 張りの強い乳肉は乱暴な指にむぎゅ♡むにゅ♡と歪まされ、深く食い込むたびに、芯まで開発されてしまった乳房から甘い痺れが弾ける。

 腰を折り畳まれたまま子宮の底を突き上げられる快楽と、一夜で弱点に変えられてしまった爆乳を責め立てられる快楽。

 上下から同時に叩き込まれる二つの刺激は、もはやリリテアが受け止めきれるものではなかった。

 暴れることも、拒むことも、声を殺すことも出来ない。

 リリテアはただ、子宮と爆乳を同時に支配される凶悪な快楽に貫かれながら、逃れようとばたつかせていた両足をピンッ♡と無様に伸ばしきり、足の指先まで強張らせたまま痙攣させることしか出来なかった。

 

「滅茶苦茶締め付けてきやがって。そら出してやる。出してやるぞ!」

 

「らめっ♡らめぇええええ!?♡♡♡」

 

「俺のモノになれぇ!」

 

「あひぃいいいぃいぃぃぃ!?♡♡♡」

 

 そして遂に、男のモノを欲しがっているとしか思えないほど締め付けていた腟内へと、精液が射精される。

 最奥に押し付けられた肉棒の先から、どくんっ♡どくんっ♡と熱いものが吐き出されるたび、リリテアの子宮はびくびく♡と震えながらそれを受け止めてしまう。

 それは今までになく熱く、今までにない快楽を生み出すものだった。

 そのあまりにも濃い熱に、リリテアは再び絶頂へと引きずり上げられてしまった。

 

(ぁ……♡ぁぁぁ……♡私……は……♡)

 

 パイズリで肌に浴びただけで、これほどまでに身体を発情させられてしまった男の精液。

 それを今、子宮に直接出されている。

 その危険性を、リリテアの残された理性は残酷なほど正確に理解していた。

 これはただ汚されたのではない。

 ただ犯されたのでもない。

 もう後戻りできないほど、身体の奥から作り変えられ始めているという自覚だった。

 それなのに、未だ子宮は悦ぶようにきゅうっ♡きゅうっ♡と収縮し、注がれた熱を逃がすどころか、もっと奥へ受け入れようとするように震えてしまっている。

 その反応こそが、あまりにも惨めだった。

 

「さて、二回戦目といこうか」

 

(私は……♡もう……♡朔……也……♡)

 

 再び始まるであろう快楽の蹂躙すらも、今のリリテアの意識にはどこか遠く感じられた。

 まだ理性は残っている。

 朔也を助けなければならないという目的も、狼に喰われてはならないという意地も、かろうじて心の奥底には残っている。

 だが、それさえもやがて子宮の底から這い上がる快楽に押し潰され、肉体と同じように後戻り出来ないところまで変えられてしまうのだろう。

 そう理解していながら、リリテアにはもう抗うための牙を立てることすら出来ない。

 羊は狼を喰らうことが出来ず、逆にその牙も知性も誇りも、すべてを食い尽くされていく。

 一匹の肉奴隷《メス》として。

 

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