勇者パーティを追い出された器用貧乏、ルーナ・フロックハートです。
地味に書くの二回目のなろう作品。
今回はルーナです。
セルマほどは目立たないけど紛れもなく巨乳な子。
いつもと違うシチュもありますが、基本的にはまぁいつもの。
では、どうぞ。
「…………」
転落というものは、誰の人生にも起こりうる。
そのきっかけは様々で、不慮の事故によって人生が狂うこともあれば、誰かの悪意によって築き上げてきた立場を失うこともある。
だが、人が転落する理由が、必ずしもそうした分かりやすいものばかりとは限らない。
時には、事故や悪意とはまったく異なる理由から、人生を大きく転落させることもある。
勇者パーティ「黄金の曙光」のパーティメンバー、ルーナ・フロックハートに待ち受けていた転落もまた、その類のものだった。
「…………」
ベッドに腰掛け、窓の外を見つめるルーナの表情には、ほとんど何の感情も浮かんでいない。
ぼんやりと外へ向けられた瞳にも力はなく、そこに広がる景色を本当に見ているのかさえ怪しいほどだった。
もちろん、本人が意識して感情を殺しているのもある。
怒りも、悲しみも、今はできる限り考えないようにしている。
けれど何より今のルーナを支配しているのは、そんな感情すらどうでもよくなるほどの虚しさだった。
結局、彼女の人生は他者に振り回され続けているだけだったのだから。
「……大人しくしてるのは感心だ。いざとなると、どいつもこいつも暴れ出したりするもんだからな」
ノックもなしに部屋の扉が開き、一人の男が当然のような顔で中へ入ってくる。
その声を聞いても、ルーナは窓の外へ向けていた視線をすぐには動かさなかった。
男の年齢は、見たところ四十代半ばほど。
白い肌に荒れた様子はなく、とても肉体労働に従事している人間には見えない。
だが、仕立ての良い衣服に包まれた身体は厚みがあり、肩や腕の輪郭からも、かなり鍛え込まれていることが窺えた。
ただ裕福なだけの男ではないことくらいは、一目見ればわかる。
この男の名はブラック。
本名なのかどうかはルーナにもわからない。
少なくとも、彼がルーナに名乗った名前はそれだった。
「……そんなことをしても、意味はないですから」
「まぁ……そりゃそうだな」
視線を向けることすらせず、ルーナは吐き捨てるようにブラックの言葉へ答える。
そこには反抗する気力どころか、今さら何かを変えようという意思すら感じられない。
ブラックもそれを理解しているのか、わずかに苦笑いを浮かべただけで、その言葉を否定することはなかった。
(私にはもう……)
ルーナは元々、フロックハート商会の当主であるパスカル・フロックハートに引き取られた孤児であり、政略結婚に利用するための娘。
そして異能持ちであったことから黄金の曙光としてフォーガス侯爵との繋がりを維持するために必要な存在。
それが最近までのルーナだった。
しかし、黄金の曙光の失脚によるフォーガス侯爵からの支援の打ち切り。
それが、全てを狂わせた。
「まぁ……運がなかったな」
「…………」
ブラックの投げやりな言葉に、それまで虚ろだったルーナの瞳へわずかに感情が戻る。
ゆっくりと男へ向けられた視線に宿るのは、隠しきれない苛立ちだった。
(どの口が……)
男爵からの支援を一方的に打ち切られ、一気に経営が苦しくなったフロックハート商会。
その弱り目を見計らったように声をかけてきたのが、このブラックという男だった。
ブラックは巧みな話術と潤沢な金でパスカルの興味を引き、苦境に陥っていた商会へと入り込んでいった。
金に窮していたパスカルにとって、その話はあまりにも魅力的だったのだろう。
そしてブラックは最後には、養女であるルーナさえ金に換える選択を彼自身にさせたのだ。
「お前を育てるためにどれだけ金を使ったと思っている! 嫁ぎ先が変わっただけだ!」
これが、ルーナが養父から最後にかけられた言葉。
商会を救うために道具を取引材料として利用した。
そんな意識しかない言葉だった。
(私はただ……)
それでも、ルーナにここから逃げ出すという選択肢はなかった。
どれだけ最後に酷い扱いをされたとしても、劣悪な環境だった孤児院から救い出してもらったのは紛れもない事実なのだ。
もしあのまま孤児院に残っていれば、自分が今まで生きていられたかどうかさえわからない。
命を救われたのなら、その恩には報いなければならない。
少なくともルーナは、ずっとそう考えて生きてきた。
だからこそ、自分がここで逃げたり暴れたりすることで、ブラックがフロックハート商会へ回した金まで回収されるようなことだけは許されない。
どれだけ理不尽でも。
どれだけ惨めでも。
自分一人が耐えることで済むのなら、従うしかない。
そんな鎖に、ルーナは囚われていた。
「まぁそう悲観するな。少なくともうちに所属してる奴らは不幸にはさせてないぜ? うちは高級志向だからな」
「っ……」
軋みひとつ立てない上質な床板を踏みしめながら、ブラックがゆっくりと距離を詰めてくる。
その姿を横目に、ルーナはわずかに唇を噛んだ。
経験こそないが、初心なわけではないルーナは女として売られた意味も理解はしている。
ブラックに買われ、彼の経営する高級娼館に隣接したこの寮室へ連れてこられた時点で、自分がこれから何を求められるのかくらいは察していた。
ましてや今は、その自分を買った男がわざわざ部屋へ入り込み、目の前まで近づいてきているのだ。
そこにどんな意味があるのかなど、考えるまでもなかった。
「ほら、そいつを退けな」
そして何より決定的だったのは、風呂に入るよう言われ、浴室から出た際に脱衣所へ用意されていたものへ着替えさせられたことだ。
「…………」
ブラックに促され、ルーナは身体を覆っていたシーツをゆっくりと退ける。
隠していた身体が露わになるにつれ、羞恥を堪えるように唇がわずかに引き結ばれた。
今のルーナが身につけているのは、白いベビードールと呼ばれる衣装だった。
肌へ触れる感触は滑らかで、生地そのものは間違いなく上等なものなのだろう。
だが、その上質さとは裏腹に、生地には強い透け感がある。
胸元を覆っているはずの布越しにも、九十近い巨乳の膨らみはほとんど隠れていない。
輪郭はもちろん、その先端にある乳首まで薄布を通してはっきりと透けて見えてしまっていた。
さらに裾から覗く下半身も同様で、下着を履いていても隠しているとは到底言えない有様だった。
服を着ているのに、ほとんど裸同然に身体を晒しているという羞恥。
だからこそルーナは、ブラックが部屋へ入ってきてからずっと、シーツを手放すことができずにいたのだ。
「ほう、似合っているな。お前の白い肌にはその色が合うとは思っていたが、想像以上だ」
「っ……」
隅々まで舐めるように視線を這わせ、まるで品定めでもするようなブラックの物言いに、ルーナの頬がじわりと朱に染まる。
感情を殺そうとしていても、羞恥心まで消えてなくなるわけではない。
ましてや今の自分は、薄布一枚を身につけているだけで、胸も秘所もほとんど隠せていないような格好だ。
そんな姿を親と子ほども年の離れた男に真正面から見られ、身体の隅々まで評価されていて、平気でいられるはずがない。
むしろ服を着ているという建前だけが残っているせいで、下手をすれば裸体を晒すよりもずっと恥ずかしく感じてしまっていた。
「本来なら挨拶からだが、まぁ今回は省略しよう。高級娼館として、処女じゃ価値がないからな。うちでは俺が品定めとして抱いてやってる。ついでに娼婦としての心構えを身体に教え込んでやるよ」
「きゃ……! くっ……!」
肩をグイッと押され、その勢いに抗いきれないままルーナの背中が柔らかなベッドへ沈み込む。
突然視界を覆うようにブラックの身体が近づいたことで、押し殺していた恐怖が思わず小さな悲鳴となって漏れてしまった。
だが、それも一瞬だけだ。
ルーナはすぐに唇を強く噛み締め、怯えを押し殺すようにブラックを真正面から睨みつける。
品定めだの、娼婦としての心構えだの、もっともらしい理由をいくら並べたところで関係ない。
結局この男は、自分を犯したいだけなのだ。
そんな相手に弱さを見せたくなどなかった。
「ふむ……初めて見た時から思っていたが、デカい胸だな」
「あっ……♡っ……!」
しかし、そんなルーナの強がりなど一切気にすることなく、ブラックは無遠慮にその巨乳へ手を添える。
薄手のベビードールなど、触れられる感触を遮る役目すらほとんど果たしていない。
大きな手に乳房を掴まれれば、殆ど素肌を直接揉まれているのと変わらず、その生々しい感触にルーナの身体がビクッと小さく震える。
堪える間もなく喉から悩ましげな声まで漏れてしまい、それを自覚した瞬間、羞恥と動揺で頬がさらに熱を持った。
それでもルーナはすぐさま気を取り直し、再びブラックを強く睨みつける。
触られたことも、思わず声を漏らしてしまったことも、今は必死に意識の外へ追いやるしかない。
そうして睨みつけ、せめて反抗する意思だけでも示し続けていなければ、自分自身が折れてしまいそうだったのだ。
「だが、下品なデカさではないな。これは売りになるぞ」
「ひぅっ!?♡」
胸を鷲掴みにしたまま、ブラックが両手でその柔らかな乳肉を大きく揉み込んでいく。
巨乳を上下左右から余すことなく確かめるように指が這い回り、むにゅっ♡ぐにゅっ♡と形を変えるたび、掌では収まりきらない乳肉が指の隙間からむっちりと溢れ出す。
まるで商品として形や弾力まで確かめられているような扱いだったが、今のルーナにはそんな屈辱以上に気になってしまうことがあった。
(なに、これ……♡自分するのと……ぜんぜん……♡)
ブラックの指使いは、自らを慰める時のルーナとはまるで違っていた。
ただ掴んで揉むだけではなく、五本の指それぞれが別々に蠢き、乳房の形を崩すように揉み込みながら、柔肉の奥へ指先を沈ませ、撫で、擦り、細かな刺激を絶え間なく重ねてくる。
大きな乳房のどこを、どれだけの力で、どう触れれば反応するのかを知り尽くしているかのような手つきだった。
同じ自分の胸を弄っているはずなのに、ルーナ自身の手とは比べものにならない。
次々と重ねられる巧みな愛撫に乳房から熱が広がり、それに引きずられるように、ルーナの身体まで早くも火照り始めてしまっていた。
「感度はまぁまぁだが、売りにするには弱いな。まぁきちんと仕込んでいけば問題ないか」
「んっ……♡ふっ……♡んぅぅ……♡」
乳房の大きさや柔らかさを確かめるように、ブラックの指は執拗かつ巧みに巨乳を揉み続けていく。
そんな愛撫に少しでも反応するものかと、ルーナは必死に歯を食いしばり、喉から声が漏れないよう耐えていた。
けれど、ブラックの指はそんな意地など関係なく、柔肉を揉み込み、撫で、刺激を重ねながら着実に身体を昂らせていく。
その努力がほとんど意味を成していないことに、今のルーナ自身はまだ気づいていない。
いつの間にか呼吸は浅く速くなり、閉じていたはずの唇から零れる小さな声も、最初のような苦しげなものではなく、少しずつ甘く艶を帯び始めていた。
本人だけが必死に耐えているつもりのまま、その身体はブラックの愛撫へ正直な反応を返し始めていたのだ。
「くひぃいぃんっ!?♡♡♡」
だが次の瞬間、それまで我慢できているつもりだったルーナの強がりすら、一瞬で打ち崩されてしまった。
「ほう、乳首は相当良い感度してるな。なら胸全体を敏感に調教するのはそんなに難しくなさそうだな」
「なっ、んで、んあぁああぁぁああっ!♡♡♡」
薄く笑いながら呟いたブラックの指が、ベビードールに仕組まれた隠し穴からぷっくりと膨れ上がった乳首を引き抜くように強く摘んだのだ。
その瞬間、乳首から鋭い快楽が胸の奥へ突き抜け、ビクンッ♡とルーナの肢体が激しく跳ね上がる。
背中まで大きく仰け反り、堪えようとする間すらなく、口から甲高い嬌声が溢れ出してしまった。
先ほどまでの乳房を揉まれて漏らしていた声とは明らかに違う、誰が見ても強い快楽を得ているとわかる反応。
だが、そのあまりにも敏感な反応に、何より驚いているのはルーナ自身だった。
(ちく、びっ♡なんて、殆ど触ったこと、もぉぉぉ……♡)
ルーナのしたことのあるオナニーでは、乳首など殆ど触ったことがなかった。
胸を軽く揉んだり撫でたりする程度のことはあっても、いつも積極的に弄っていたのは秘所ばかり。
だからこそ、自らの乳首がこれほど強烈な快楽のスイッチになるほど敏感なことなど、ルーナ自身ですら知りもしなかったのだ。
そんな自分の身体の弱点を、自分より先にブラックの指によって見つけ出され、たった一摘みで強がりごと身体を大きく仰け反らせてしまった。
乳首に残ったじんじん♡と痺れるような余韻にさえ身体は勝手に震え、ルーナは驚きと羞恥を隠すこともできずにいた。
「だ、めっ♡そこ、許し、あぁああぁあっっ!!♡♡」
あまりの快楽に、ルーナも思わず懇願するような制止の声を上げる。
だが、制止を訴えるはずだった言葉は、敏感な乳首を執拗に責め立てられるたびに途中から甘く蕩け、最後までまともな形を保つことすらできなかった。
「んあぁああぁぁあっ!♡♡♡ らめっ、んひっ!?♡♡ ああぁぁあぁあんっっ!!♡♡♡」
両の敏感な突起をブラックの指に捕らえられ、そのまま上下へ何度も擦り上げられるたび、鋭い快楽が胸の先から全身へ突き抜け、ルーナは身体を大きく仰け反らせたまま喘ぎ狂う。
なんとか止めさせようとして口を開いても、強烈な刺激を叩き込まれれば言葉はすぐさま嬌声へと潰され、もはや制止なのか喘ぎなのかさえわからないほど声を乱されていく。
腰まで何度も浮き上がり、ベッドの上で身悶えるたびに長い髪が激しく乱れ、それでも逃げることもできないまま、ルーナは次々と押し寄せる快楽に身体を翻弄され続けていた。
「イッ……!?♡♡♡」
だからこそ、ルーナにとって最悪の瞬間はすぐに訪れた。
「あぁああぁああああぁぁっ!?♡♡♡」
不意にブラックの指がぎゅっと二つの乳首を強く握り込んだ瞬間、バチッ♡とルーナの頭の中で何かが弾けた。
胸の先から突き抜けた強烈な快楽が一気に全身へ駆け巡り、視界が真っ白に塗り潰されると同時に、仰け反ったルーナの肢体がガクガクッ♡と激しく痙攣する。
浮き上がった腰も、震える手足も、もはや自分の意思ではまともに止めることができない。
それどころか、乳首を握り込まれているだけだというのに、お腹の奥の子宮まできゅうっ♡と勝手に引き攣り、そこから溢れ出した熱い愛液が下着へ染み込み、じんわりと濡れを広げていく。
胸と乳首への快感だけで、ルーナはとうとう絶頂を迎えてしまったのだ。
(う……そ……♡私、乳首……で……♡)
真っ白に染まっていた視界がゆっくりと戻ってくる中、ルーナは自分が絶頂してしまったという事実をすぐには受け入れられず、呆然としたまま浅い呼吸を繰り返していた。
そもそも普段ルーナがオナニーをする時ですら、こんなにも早く絶頂まで達したことなど一度もない。
秘所を何度も弄り、自分で気持ちいい場所を探りながら時間をかけてようやく絶頂するのがいつものルーナだった。
それなのに今は、巨乳を揉まれ、殆ど触ったこともなかった乳首を弄られただけで、あっさりと全身を痙攣させるほどの絶頂を迎えてしまったのだ。
自分でも知らなかった身体の反応を突然突きつけられ、信じられないのも無理はなかった。
「ハハッ乳首でイッたのは初めてか? これから何回とイクんだから慣れとけよ」
「あっ!♡ ぅ……ぁ……♡」
未だ放心したままのルーナをよそに、ブラックはニヤリと笑みを深め、硬く勃起しきった乳首へ指先を添えると、ピンッ♡と軽く弾いた。
たったそれだけの刺激なのに、絶頂直後で敏感になりきった乳首から鋭い快感が走り、ルーナの身体はまたビクッ♡と大きく震えてしまう。
ようやく収まりかけていたはずの快感の余韻まで再び掻き立てられ、胸の奥からじわじわと熱が広がり、浅い吐息と甘い声が唇から零れ落ちる。
ブラックの指先ひとつに身体を震わせながら、先ほどの絶頂が決して偶然などではなかったことまで否応なく思い知らされてしまう。
「ブラだけは没収して下着を残してやったが……良い染みができてるな」
「っ……ぅ……♡」
ブラックの視線が、透けたベビードール越しに丸見えとなっているルーナの下着へと落ちる。
身につけているのは元々ルーナが穿いていた、飾り気の少ない清楚な白いショーツ。
だが今は、その股間を覆うクロッチ部分に愛液の染みがべっとりと大きく広がり、せっかくの白い生地を濃く変色させてしまっていた。
しかも動きやすさを重視した薄手の生地では濡れを隠すことなどできず、どれほど大量に愛液を溢れさせていたのかまで、ブラックには見ただけではっきりとわかってしまう。
胸と乳首を弄られただけでここまでショーツを濡らしてしまったという証拠を、よりにもよってブラックにまじまじと見られている。
その事実を意識した途端、絶頂の余韻で火照っていたルーナの頬へ、今度は羞恥による熱まで一気に集まっていった。
「そいつは洗濯してやるからプレイに使うんだな。客の中には脱がせる所から興奮するって奴もいるからよ」
「ぅ……うぅ……♡あっ……♡」
ブラックに言われた光景を思わず想像してしまい、ルーナの頬がさらに羞恥で真っ赤に染まっていく。
いつか客の前でこのショーツを穿き、その男の手によって脱がされる。
そんな未来を頭に浮かべてしまっただけでも堪らなく恥ずかしいというのに、その最中にもブラックの手は容赦なくショーツへかかっていた。
濡れた生地を腰からずり下ろされ、白いショーツは太ももの半ばまで引き下げられると、そこへ絡みつくように引っかかってしまう。
脚の間を隠していた最後の一枚まで奪われていく感覚に、ルーナは反射的に身を捩ろうとするが、先ほどの絶頂による脱力はまだ全身に重く残ったままだった。
まともに脚へ力を入れることすらできず、情けないほど簡単に下着を剥ぎ取られていく自分に、羞恥ばかりがさらに膨らんでいった。
「クリトリスはちょっと大きめだな。ただ中は綺麗なもんだ」
「ぁぁぁ……♡」
ブラックの指が秘裂を左右へ押し広げ、ぬらりと濡れた膣口を容赦なく剥き出しにすると、その奥まで確かめるようにじっと覗き込んでくる。
あまりにも無遠慮な視線から少しでも逃れようとルーナは腰を揺すって身を捩るが、開かれた秘部を晒したままでは何の意味もなく、むしろ動くたびに見せつけるような格好になってしまう。
(うそ……♡中まで見られてる……♡)
そう意識してしまった瞬間、羞恥で頭がおかしくなりそうになる一方で、見られている場所ばかりが妙に鮮明に感じられ、膣口の周囲へじわじわと熱が集まっていく。
恥ずかしいからこそ隠したいのに、その恥ずかしさを意識するほど身体まで余計な反応を返しそうになることが、さらにルーナを焦らせた。
堪らず両脚を閉じようと力を込めるが、それより早くブラックの手が脚の付け根へ食い込み、そのまま左右へ押し開くようにして強引に股を広げられてしまった。
「今度は中の感度を調べてやる」
「ふぁぁっ!?♡♡」
そう言いながら、ブラックはルーナの秘所へ指先を沿わせた。
その瞬間、ビクッ♡とルーナの身体が大きく震え、喉の奥から媚びるような甘い悲鳴が反射的に漏れ出してしまう。
「や、あっ♡あぁ!♡ やっ、あっ♡あぁんっ!♡♡」
指先が秘所の割れ目に沿ってゆっくりとなぞるたび、ゾクゾクッ♡と寒気にも似た鋭い快楽が背筋を駆け上がり、ルーナの腰が逃げるように何度も揺れる。
だが逃れようとするほど秘裂は指先へ擦れ、刺激を受けるたびに奥からじゅわり♡じゅわり♡と蜜が溢れ出してしまう。
瞬く間に増えていく愛液は、そのまま潤滑油となってブラックの指を濡らし、ただ撫でられているだけだったはずの動きをますます滑らかで生々しいものへ変えていった。
陰唇を一本の指でなぞられるたび、ちゅくっ♡くちゅっ♡と粘ついた水音まで響き、その音を耳にするたび、自分の秘所がどれほど濡れているのかまで嫌でも意識させられてしまう。
まるで指だけでなく、その卑猥な水音によって耳からまで犯されているようだった。
「ひぅうぅぅぅうっ!?♡♡♡」
もちろん、ブラックの指は入り口をなぞるだけでは終わらない。
たっぷりと愛液に濡れた秘裂を押し広げるようにして、ズブッ♡と卑猥な音を立てながら、二本の指がルーナの腟内へと一気に挿し込まれてしまう。
まだ男を受け入れたことのない狭く窮屈な膣内は、それだけでも押し広げられるような圧迫感に満たされるというのに、ブラックの指は中へ入った途端、それぞれ別の方向へバラバラにうねり始めた。
「ああああっ!?♡♡ らめぇえぇぇえっ!♡♡♡♡」
片方が膣壁を押し上げれば、もう片方は別の場所へ擦りつけられ、狭い肉壁の中を逃げ場もなく掻き回されるたびに、ルーナは息が詰まりそうなほどの圧迫感に襲われる。
だが、それ以上に膣内のあちこちを同時に擦り上げられる快楽が強すぎて、苦しさを意識する余裕すら残してくれない。
押し広げられて苦しいはずなのに、その狭さゆえに指が膣壁へ密着し続け、動くたびにじゅくっ♡ぬちゅっ♡と敏感な内側を容赦なく擦り上げてくる。
圧迫感も異物感も、気づけば全部まとめて快楽へ塗り潰されていくようだった。
「中は随分感じやすいな。ほら、もう一回イッとけ」
「あひっ……!?♡♡ ああぁぁぁあぁあぁあぁああああぁぁぁっっ!!?♡♡♡」
それまで腟内を弄りながら探り当てていたルーナの弱い部分へ、ブラックの二本の指が狙い澄ましたように集中して襲いかかる。
先ほどまで膣内のあちこちへ散らされていた刺激が一点へ重ねられた途端、快楽は一足飛びに跳ね上がり、ルーナの口から絶叫にも近い喘ぎ声が迸った。
何が起きたのか理解する暇すらなく、背中を弓なりに反らし、腰を大きく浮かせながら、ルーナはそのまま激しい絶頂へと昇りつめてしまう。
一度目とは比べものにならないほど強烈で深い絶頂に、狭い膣内がぎゅうっ♡ぎゅうっ♡とブラックの指を締めつけ、膣口から溢れ出した大量の愛液が勢いよく飛沫となってベッドの上へ噴き出した。
ルーナは絶頂を我慢できていたわけではない。
ルーナの絶頂さえも、全ては手の内。
ブラックはいつでもルーナを絶頂させることが出来たのだ。
「ふぅーっ……♡ふぅーっ……♡んぅ、あふぅぅぅっ……♡♡」
やがて激しかった絶頂の波が少しずつ引いていくと、ルーナは全身から力が抜けたようにベッドへぐったりと沈み込み、そのまま荒い呼吸を何度も繰り返す。
強すぎる絶頂の余韻に頭の中は未だぼんやりと霞み、指先一本まともに動かすのも億劫なほど、四肢には力が残っていなかった。
それでも身体の奥だけは未だ快楽から抜け出せず、絶頂の余韻を残した媚肉はブラックの二本の指をぎゅっ♡ぎゅっ♡と締めつけたまま、名残惜しむようにヒクヒク♡と細かな痙攣を繰り返している。
そんなルーナの反応を最後まで確かめて満足したのか、ブラックは小さく笑みを浮かべながら、愛液に濡れた指をゆっくりと膣内から引き抜いた。
そして改めて、荒い息を吐きながら無防備に横たわるルーナの全身を、品定めするように上からじっくりと眺め回した。
「仕込みはこれで十分か。そろそろ……」
「はぁ……♡はぁぅ……♡」
遠く霞んだ視界の向こうで、ブラックが何かをしていることだけはぼんやりと理解できる。
だが、あまりにも強烈だった絶頂の余韻に意識の大半を支配されたルーナには、男が何をしているのかまで考える余裕など残されていなかった。
今はただ、身体の奥にいつまでも渦巻き続ける快楽を少しでも外へ逃がそうとするように、開いた唇から細く熱い息を繰り返し吐き出しているだけだ。
もちろん、そんなことで身体にこびりついた快楽が簡単に治まるはずもなく、指先ひとつまともに動かせないまま、ルーナはただベッドへ身体を預け続けるしかない。
魔物を相手に幾度も戦い抜き、冒険者として一流の実力を持っていたはずのルーナ。
そんな彼女が今では、戦うことも、逃げることも、次に何をされるのか確かめることさえできず、ただ快楽に支配されて横たわるだけの無力な少女へと変えられてしまっていた。
「んひっ!?♡」
だから、こうなってしまうのも必然だったのだろう。
「ああぁあ!?♡♡ 入れちゃ、んおぉおぉぉぉおおぉっ!♡♡♡♡」
ルーナが絶頂の余韻に呆けている間に服を脱いでいたブラックが、硬く太い肉棒を濡れきった膣口へ押し当て、そのまま一気に腟内へと挿入してくる。
まだ何が起きたのか理解しきれないまま、狭い膣内へ太い肉棒がズブズブッ♡と深く入り込み、一突きで初めての証までもがあっさりと失われてしまった。
破瓜によって滲んだ赤い血が愛液へ混じり、そのままベッドの白いシーツへと染みを広げていく。
当然、初めて押し広げられた場所にはピリッと鋭い痛みが走るが、それだけだ。
すでに何度も弄られ、絶頂までさせられて十分すぎるほど濡れきった腟内は、ブラックの肉棒を拒むどころかぬるり♡と奥まで受け入れてしまい、僅かな痛みなど瞬く間に強烈な快楽の中へ飲み込まれていく。
初めて男を受け入れたという衝撃を噛み締める暇さえなく、ルーナは腟内いっぱいを満たす異物感と快楽に圧倒され、ただ大きな嬌声を上げながら身体を震わせることしかできなかった。
「ハハッしっかり解した甲斐はあったようだな。キツキツに締め付けてくるぜ」
「あ……ああああ……♡」
ブラックが笑い混じりに何かを口にしていることさえ、今のルーナにはまともに届いていない。
彼女はただ熱い吐息を零しながら何度も口を開け閉めし、焦点の定まらない虚ろな瞳で何もない虚空を見つめ続けていた。
(息が……♡熱い……♡♡♡)
吐き出す息そのものが燃えているのではないかと錯覚するほど熱い。
自らの狭い腟内を隙間なく埋め尽くす肉棒は、本来なら苦しいと感じてもおかしくないほど太く硬いはずなのに、その圧迫感さえ今のルーナには初めて味わう強烈な熱の一部にしか感じられなかった。
膣壁いっぱいを押し広げて存在を主張する剛直から、ドクンッ♡ドクンッッ♡と力強い脈動が直接伝わり、そのたびに内側の柔肉まで細かく震わせられていく。
まるで自分の身体の中へ、もうひとつ別の心臓を埋め込まれてしまったかのようだった。
その脈動が刻まれるたびに腟内から熱がじわじわと腹の奥へ染み込み、そこから胸へ、手足へと広がるように全身が火照っていく。
肌という肌がぴりぴり♡と粟立ち、身体の内側に溜まり続ける熱に溶かされていくような感覚さえ覚えてしまう。
まるで身体中が沸騰し、そのまま形を失って蒸発してしまいそうなほどの熱と快楽に、ルーナはただひたすら翻弄され続けていた。
「さて、そろそろ動かすか。おい、簡単に飛ぶんじゃねぇ……ぞ!」
「んほおぉぉおぉおぉおっ!?♡♡♡♡」
ブラックのその言葉と同時に、ズンッッ♡とひと際強く最奥を突き上げられ、あまりの衝撃にルーナの意識が一瞬だけ真っ白に飛びかける。
まるでお腹の一番奥まで太い杭を力任せに突き立てられたかと思うほどの一撃に、脳裏ではバチバチッ♡と火花が弾け、最奥から脳天まで一直線に貫き抜けるような鮮烈な快感が全身を駆け抜けていった。
目の前がチカチカと瞬き、何かを考えようとしても言葉ひとつまともに紡げないほど頭の中を快感に掻き乱される。
その刺激から逃れるどころか身体を丸めることさえできず、ルーナの両手両足はビクンッ♡と震えた勢いのまま無意識にピンと伸び切り、全身を硬直させながら大きな嬌声を迸らせてしまった。
「や、やめぇ!?♡♡ こわっ♡こわれりゅぅううぅぅぅっっっ!!!♡♡♡♡」
しかし、そんなルーナの怯えきった反応すら楽しむように、ブラックはなおも容赦なく腰を前後へ動かし始める。
ずろろろっ♡と狭い膣内を隙間なく擦り上げながら剛直を引き抜けば、エラの張ったカリ首がゴリゴリッ♡と膣壁へ食い込み、柔らかな肉を内側から引っ掻くように強烈な刺激を残していく。
そして十分に引き抜いた次の瞬間には、その太い肉棒が再び膣内を一気に貫き、今度は奥へ奥へと押し広げながら最深部へズンッ♡と突き上げてくる。
「んおっ!♡ ほおぉ!♡ んおぉおぉぉおぉっっ!!♡♡♡♡」
やっていることだけを見れば、ただ肉棒を抜き挿しする単純な前後運動に過ぎない。
だが、数え切れないほど女を抱き、その身体を鳴かせ続けてきたブラックの腰使いは、同じピストン一つを取ってもまるでレベルが違っていた。
どこまで引けばカリ首が一番強く膣壁へ引っかかるのか、どの角度から突き込めば奥まで深く抉れるのか、自らの肉棒の太さも硬さも形も知り尽くしたうえで、その全てを刺激へ変えるように腰を使っている。
引けば膣壁を削るように擦り上げ、突けば最奥まで強く叩き上げる。
一本の肉棒だけで腟内のあちこちへ絶え間なく強烈な快感を叩き込んでくるそのピストンは、経験の浅いルーナにとって、まさしく劇物のように効きすぎるものだった。
(あたま、おかしくなるっ♡♡たすけ、だれか、たす……け……♡♡♡)
これまで自分が生きてきた人生も、培ってきた誇りも、何もかもが押し寄せる快楽に呑み込まれ、そのままぐしゃぐしゃに押し潰されていくような感覚。
そんな中でルーナは、ほとんど無意識のまま虚空へと手を伸ばした。
誰がそこにいるわけでもない。
助けを求めたところで、誰かがその手を取ってくれるわけでもない。
それでも、快楽に痺れてまともに力すら入らない腕を僅かに持ち上げ、震える指で何もない空間を掴もうとしてしまう。
しっかり前へ伸ばすことすらできず、ただ宙に浮いた手が、縋るものを探すように何度も弱々しく開いては閉じていた。
(ぁぁぁぁ……♡♡♡私は……ただ……♡♡♡)
自分が何を言いたかったのかさえ、もう上手く形にならない。
それでも何かを思い出そうとするように、何かだけは手放すまいとするように、ルーナは必死に途切れかけた思考へ縋り続けていた。
それが、快楽に呑み尽くされようとしているルーナに最後まで残された、理性の糸だった。
(自由……に……♡♡♡)
ただ、自分の意思で生きられるようになりたかった。
しかし、そんな望みすら快楽に押し潰され、断ち切られる。
「さぁ出してやろう。記念すべき、初中出しだ! さぁイケぇ!」
「んおぉおぉぉぉおぉおぉおおっっ!!?♡♡♡」
突如、これまでで一番力強く剛直が最奥まで突き抜け、ズンッッ♡と膣奥を深々と貫いた瞬間、ルーナの思考もまとめて吹き飛ばすような快楽が全身を駆け抜ける。
そして膣奥へぴったりと押しつけられた亀頭から、灼熱の奔流が凄まじい勢いで放たれた。
ぶぴゅるっ♡ぶぼっ♡と脈打つたびに熱い白濁液が奥へ奥へと吐き出され、初めて精液を注ぎ込まれた膣内が瞬く間に熱で満たされていく。
それでもブラックの射精は止まらず、収まりきらなくなった精液は結合部からぶぴゅっ♡ぶぼっ♡と勢いよく逆流し、愛液と混ざりながらルーナの秘裂を濡らしてベッドへと溢れ落ちていった。
「イクイクイクゥウゥウゥウゥウッッ!!♡♡♡♡」
初めて膣奥へ直接叩き込まれる熱と脈動に、ルーナの子宮口まできゅうぅぅっ♡と歓喜するように引き攣り、押しつけられた亀頭へもっと欲しいとばかりに吸いついてしまう。
ドクンッ♡ドクンッッ♡と精液を吐き出されるたび、膣奥の媚肉はゴクゴクッ♡とそれを搾り取るように収縮し、その刺激がまた新たな快楽となって全身へと突き抜けていく。
両手両足を限界までピンッ♡と伸ばし、全身をガクガクッ♡と激しく痙攣させながら、ルーナは初めての中出しによる淫らな絶頂へと一気に昇りつめてしまった。
「ハハハッ処女でここまでイキまくる奴は逸材だぞ? 褒美をやろう」
「んんっ……♡」
挙句、絶頂の余韻に浸る暇さえ与えられないまま、ブラックに唇まで塞がれ、ルーナは初めての口づけすら奪われてしまう。
だが、もうルーナは拒絶しなかった。
突き放そうとも、顔を背けようともせず、熱に浮かされたような吐息を漏らしながら、ただ男の唇を受け入れている。
「ん、あぁ♡んちゅ、れろっ♡んおぉお……♡」
ブラックの舌に口内を好き勝手に嬲られても、ルーナはされるがままにそれを受け入れる。
ぬるりと入り込んだ舌を貪るように絡められ、唾液までくちゅくちゅ♡と混ぜ合わされながら、息をする間さえ奪うような濃厚な口づけを続けられていく。
そして下では未だ膣奥へ注ぎ込まれた精液の熱が残り、上ではブラックの舌と唾液が口内を満たしている。
身体の上下から濃厚な雄の味を叩き込まれ続けるうちに、涙さえ浮かべていたはずのルーナの瞳から少しずつ力が抜け、どろり♡と快楽に濁ったような色へ変わり始めていた。
もう、そこに以前の凛々しく知的だったルーナの面影は微塵も見られない。
あるのはただ、快楽に理性も誇りも押し潰され、男の求めるがままに身体を委ねる、一人の女としての姿だけだった。
「さぁ仕込みを続けるぞ。お前を一流の娼婦に仕上げてやるからな」
「ぁ……♡ぁぁ……♡んあぁああぁあぁっ!!♡♡♡♡」
ブラックの言葉と共に、ルーナの腟内へ深々とねじ込まれた肉棒が再び動き始めた。
一度たっぷりと精を放ったとは思えないほど硬く張り詰めた剛直は、少しも衰える様子を見せないまま、ずろっ♡ずぶっ♡と濡れきった膣内を何度も擦り上げていく。
すでに何度も絶頂させられ、快楽に蕩けきったルーナの身体へ、休む暇すら与えることなく新たな刺激を叩き込み、そのたびに甘く乱れた嬌声が部屋の中へ響き渡る。
この日、新たにルーナの居場所となった部屋から、明かりが完全に消えることはなかった。
***
「んちゅ♡んんっ♡んふうぅうぅぅ……♡」
高級娼館「ブラックナイト」。
元冒険者にして貴族でもあるブラック・テンバランスが支配人を務める娼館。
そこは、行き場を失った負け組の女たちを集めて働かせるような、世にありふれた娼館とは全く異なる。
ブラック自身の目によって選び抜かれ、その手で徹底的に仕込まれた一流の娼婦たちだけが客を迎える場所。
金さえ払えば誰でも入れるような店ではなく、選ばれた客だけが極上の女と一夜を過ごすことを許される、貴族御用達の社交場なのだ。
「れろっ♡じゅる♡ぢゅぷ♡じゅるるるっ!♡」
「こ、これは凄い……くっ……」
そんなブラックナイトには今、貴族たちの間でも名前を知られるほどの娼婦がいた。
その名はルーナ。
言うまでもなく、かつてフロックハート商会の令嬢だったルーナ・フロックハート、その人である。
だが、今の彼女の姿から昔の面影を思い浮かべることは難しい。
頬を淫らに染め、蕩けた瞳で今夜の客を見上げながら、ルーナはそのうちの一人が突き出した肉棒へ夢中になってしゃぶりついているのだ。
その姿は、心から娼婦であることを楽しんでいるように見えた。
「じゅるるるるっ!♡ じゅぷっ♡ずぞぞぞっ!♡」
「うぉ……ぐっ!?」
じゅぼっ♡ぐぽっ♡と卑猥な音を響かせながら、ルーナは頭を前後へ大きく動かし、突き出された肉棒を根元近くまで一気に喉奥へと咥え込んでいく。
深く呑み込んだままでも動きは乱れず、肉棒の形に沿わせるように舌先を器用に這わせ、裏筋から亀頭の縁まで逃さず丹念に舐め回していった。
喉奥まで使いながら舌を自在に動かし、それでいて呼吸の間まで崩さないその奉仕は、熟練の娼婦であってもそう簡単には真似できないほどの技術だった。
皮肉なことに、その異様なまでの技量の高さだけは、ルーナがかつて一流の冒険者だったことを表しているようだった。
「これは保たん……くぅ!」
「んんん~~~~~っ!♡♡♡」
その異様なまでの技量には、女遊びに慣れているはずの客でさえ抗えない。
ルーナの巧みな奉仕に翻弄され続けた男は、あっという間に限界まで追い込まれ、そのまま口内へと勢いよく精を放ってしまった。
びゅくんっ♡びゅくくっ♡と脈打つたび、熱い白濁液が次々とルーナの口内を満たし、舌の上から喉奥へまでどろりと流れ込んでくる。
「んくっ♡んっ♡んっ♡んふっ♡」
しかしルーナに躊躇する様子など一切ない。
喉をこくっ♡こくっ♡と鳴らしながら、口内へ溜まったものを一滴ずつ丁寧に飲み下し、最後には舌に残った白濁液まで惜しむことなく飲み干していく。
むしろその表情には嫌悪どころか恍惚とした色さえ浮かび、男から与えられたものをこうして飲み込めること自体に悦びを感じているようにさえ見えた。
自らの技術で男を絶頂まで導き、その証を一滴残らず受け止める。
それはまさに、男を悦ばせるためだけに存在しているかのような、徹底した献身すら感じさせる奉仕だった。
「いやぁ見事なものだね。さすがはブラックナイト自慢の娼婦と言うべきかな?」
「んはぁ……♡ありがとうございます♡お気に召していただけたようで何よりです♡」
そんな淫らな光景を眺めていたもう一人の客が、満足げな笑みを浮かべながら賛辞を口にする。
するとルーナは咥えていた肉棒をゆっくりと口から離し、濡れた唇に艶っぽい笑みを残したまま、何事もなかったかのように丁寧なお辞儀をして答えた。
一流の娼婦とは、ただ男を気持ちよくさせればいいというものではない。
どれほど淫らな奉仕をしている最中であろうと、客への礼儀を忘れず、その場に相応しい振る舞いまで身につけている。
つい先ほどまで肉棒へ貪るようにしゃぶりついていた女が、次の瞬間には令嬢を思わせる上品な所作で微笑みかけてくるのだ。
そんな高貴さすら感じさせる振る舞いと、娼館ならではの濃厚な淫靡さ。
本来なら相反するはずの二つを自然に併せ持つルーナの仕草一つ一つが、刺激に慣れた貴族たちの心さえ掴み、ブラックナイトでも指折りの人気を集める理由となっていた。
「はぁ……はぁ……」
「うちの若いのが回復するまで、私の相手をして貰えるかな? 私はきみの胸に夢中でね」
「かしこまりました♡では……失礼致しますね♡んんんっ♡」
口内へ射精した男が息を荒らしながら座り込んでしまったのを見て、もう一人の男が冗談めかした口調でルーナへ問いかける。
だが、その股間で硬く勃ち上がった肉棒を見れば、男が本当に何を求めているのかなど聞き返すまでもない。
そんな客の欲望をきちんと読み取ることも、一流の娼婦に求められる技量の一つだ。
ルーナは蕩けた笑みを浮かべたまま自らの巨乳へ両手を添えると、むにゅっ♡と左右から軽く持ち上げ、柔らかな乳房の間へ深い谷間を作っていく。
そして差し出された肉棒へ身体を寄せると、まるで秘所へ挿入していくかのように、太い剛直をその柔肉の奥へずぷっ♡と挟み込んだ。
「くうぅ……やはり、凄い乳圧だ……!」
「ありがとうございます……♡」
左右から押し寄せるルーナの巨乳に包み込まれ、肉棒は根元近くまで柔らかな乳肉の中へ深々と埋もれていく。
ふわりと柔らかい感触でありながら、両側からむっちりと締め付けてくる心地よい乳圧に、男は堪えきれず感嘆の声を漏らした。
「んはぁ♡お客様のおちんぽもっ♡んあっ♡熱くて♡硬くて♡素敵です♡ああっ♡」
ずりゅ♡ぐにゅ♡とルーナは両手で抱えた乳房を上下へ動かし、谷間に挟み込んだ肉棒をたっぷりと擦り上げていく。
もちろん、ただ同じ力で上下させるだけではない。
右手を強く押し込んだ次には左手へ力を移し、左右から交互に乳肉を押しつけることで、肉棒を包み込む圧力に絶えず変化をつけているのだ。
柔らかな乳肉に強く締め付けられたかと思えば、次には反対側からむっちりと押し包まれ、同じ動きの中でも刺激が単調になることはなかった。
さらに肉棒を挟んで乳房を擦り合わせるたび、その刺激は敏感になったルーナ自身の胸にも返ってくる。
男を悦ばせようと手を動かすほど乳肉までじわじわ♡と刺激され、ルーナは身体を小さく震わせながら熱い吐息を漏らしていく。
客を気持ちよくさせながら、自分までその奉仕で感じて甘い声を上げるルーナの姿は、男の興奮をますます煽っていた。
「これは堪らん。出るぞ……!」
「はいっ♡出してくださ、あぁああぁあぁっ!!♡♡♡」
ルーナの胸元で肉棒がびくんっ♡と脈打った次の瞬間、爆ぜるように放たれた精液が勢いよく飛び散り、巨乳から首筋、さらには顔にまで降り注いでいく。
熱く濃い白濁液が綺麗な肌を汚し、頬や唇へべっとりと張りついていく感覚に、ルーナはぞくぞくっ♡と背筋を大きく震わせ、同時に絶頂を迎えた。
「はぁ……はぁ……♡お客様の精液、とても熱くて素敵でした……♡」
「っ……!」
絶頂の余韻に瞳をとろん♡と潤ませながらも、ルーナは頬へ付着した精液を指先ですくい取り、その白濁した指を自らの唇へ運ぶ。
そして客の目を見つめたまま、ぺろっ♡と舌を這わせて一滴残さず舐め取ると、口元には満足そうな艶のある笑みまで浮かべた。
自分の精液で顔を汚されながら、それを嫌がるどころか恍惚とした表情で味わってみせる。
そのルーナの姿を目の当たりにした男は、とうに若い盛りを過ぎているというのに、まるで若い頃の性欲を呼び覚まされたかのように、ごくりと生唾を飲み込んでしまった。
「はぁ……また勃ってきた。本番の方も頼む」
「はいっ♡もちろんです♡」
しかし、再び欲情を掻き立てられていたのは年配の男だけではなかったようだ。
一度は腰を抜かしたように座り込んでいた若い男もすでに立ち上がり、再び硬さを取り戻した肉棒を見せつけるようにルーナの太ももへ擦りつけてくる。
その熱と硬さを肌で感じ取ったルーナは、嫌がるどころかにっこりと嬉しそうな笑みを浮かべると、男たちを誘うようにベッドへと向かった。
「さぁ……どうぞ……♡お客様……♡」
ベッドへ腰掛けたルーナは、男たちの視線を正面から受け止めながら、自ら両脚をゆっくりと大きく開いて秘所を惜しげもなく曝け出す。
先ほどのパイズリでも絶頂していたせいか、開かれた股間はすでに十分すぎるほど濡れきっており、秘裂からはとろとろ♡と粘ついた愛液が絶え間なく溢れ出していた。
その濡れは秘所の周囲だけでは収まらず、内腿へまでいやらしく伝い落ち、白い肌の上へ艶めいた雫の筋をいくつも作っている。
そんな自分の淫らな状態を隠そうともせず、むしろ客へ見せつけるように脚を開いたまま、ルーナは蕩けた笑みを浮かべて男たちを待ち受けていた。
「なんて都合が良い女なんだ……! もう入れてやる!」
「んああぁぁあぁあぁっっっ!♡♡♡」
まるで今日初めて女を抱くかのようにがっつきながら、男は開かれたルーナの秘所へ肉棒を一気に挿入すると、そのまま待ちきれないように乱暴なピストンを始めた。
ずぶっ♡ずぷっ♡と太い剛直が濡れきった膣内を激しく出入りするたび、たっぷりと溢れていた愛液が結合部から飛び散り、淫らな水音まで絶え間なく響いていく。
「ああぁあぁあっ!♡♡ ふぁああぁあっ!♡♡ いいっ!♡♡ 気持ちいいぃいぃっ!!♡♡♡」
だが、激しく求めているのは男だけではない。
ルーナの膣内もまた、待ち望んでいたものがようやく与えられた喜びを表すようにうねうね♡と蠢き、入ってきた剛直へ自ら絡みつくように肉壁を寄せ、挿入された瞬間から竿全体をきつく締め上げていた。
突き込まれるたびに奥へ押し広げられ、引き抜かれるたびに逃がすまいと吸いつくように締まりつく膣肉が、男の肉棒をいやらしく搾り続ける。
「あひっ♡んあぁああああっ!♡♡♡ んほぉおおぉおお!♡♡♡」
ルーナの声も瞬く間に淫らで無様なものへ変わっていく。
腰を打ちつけられるたびに甲高い嬌声が唇から弾け、先ほどまで客へ向けていた上品な笑みさえ崩れ、今ではただ男に突かれる快楽を全身で味わっているかのような媚びた響きばかりを部屋へ撒き散らしていた。
「ふんっ! ふんっ! どうだこの変態め! 俺のモノを咥え込んでそんなに嬉しいか!」
「はいぃっ♡嬉しいですぅうっ♡あっ♡あっ♡あっ♡ああっ♡気持ちいいぃいっ!♡♡♡」
本番が始まった途端、先ほどまでの気品など嘘だったかのように淫らに堕ちきっていくルーナの姿に気を良くしたのか、男は激しく腰を打ちつける動きを止めないまま、大声で問いかけながら目の前の最高の女体を好き放題に罵っていく。
そんな言葉を浴びせられてもルーナは嫌がるどころか、肉棒を咥え込んだ膣をきつく締めつけながら、嬉しい、気持ちいいと無様なほど素直な声を返してしまう。
これこそが、ルーナが短期間で人気娼婦へと成り上がったもう一つの理由だった。
娼婦になってからそれほど経っているとは思えないほど高い奉仕の技量と、元令嬢らしい気品を感じさせる立ち振る舞い。
それでいて、一度本番が始まればそんな姿からは想像もできないほど淫らに乱れ、男の肉棒ひとつで嬌声を撒き散らす無様な女へと変わってしまう。
高貴ささえ感じさせる女を、自分の手でここまで淫らに乱している。
そう錯覚させるほどの激しい落差が男たちの征服欲を強烈に煽り、誰もが一度は抱いてみたいと望むほどの人気をルーナへ与えていたのだ。
「う、ああぁ……絡みついて……また、出るっ!」
「あちゅいの、はいってぇぇぇ!♡♡♡ んほぉおおぉおおぉおっっっ!!♡♡♡」
もちろん、抱き心地の良さも言うまでもない。
精液を搾り取ろうとするかのようにうねうね♡と絡みつき、竿全体をきつく締め上げてくるルーナの膣内に耐えきれず、男の肉棒はあっという間に限界を迎え、その奥で溜め込んでいた精を一気に解き放った。
びゅくっ♡びゅくくっ♡と力強く脈打つたび、大量の熱い精液が次々と膣奥へ吐き出され、ルーナの内側を白濁した熱で満たしていく。
その灼けるような熱さと、膣内で暴れる肉棒の脈動に引き上げられるように、ルーナもまた一気に絶頂へと達してしまう。
下品に蕩けきった喘ぎ声を大きく響かせながら背中を弓なりに反らし、膣内ではなおも精液を搾り取るように肉壁を収縮させたまま、ビクビクッ♡と全身を激しく痙攣させ続けていた。
「くっ……あぁ……」
やがて男が最後の一滴まで吐き出すように射精を終えると、力を失った肉棒をルーナの膣内からゆっくりと引き抜き、そのまま耐えきれず床へ座り込んだ。
もはや立っている力さえ残っていないほど、精魂尽き果ててしまったのだ。
「はぁー……♡ああぁあー……♡」
そしてルーナもまた、激しい絶頂によって全身からすっかり力が抜け、ベッドの上へ仰向けになったままぐったりと倒れ込んでいた。
大股を開いた脚を閉じる余力すらなく、無防備に晒された膣穴からは、中へ注ぎ込まれた大量の精液が収まりきらず、ごぽりっ♡と白く溢れ出してくる。
絶頂の名残でヒクヒク♡と痙攣するたびにさらに精液が押し出され、愛液と混ざった白濁液は膣口でぶくぶくと泡立ちながら、そのままベッドの上へまで垂れ落ちていた。
「くっ……私もまた勃ってきたぞ。こんなのは若い時以来だ!」
「あ、はぁ……♡」
しかし、まだ終わりではない。
本来なら二回目などそう簡単にはできなかったはずの年配の男まで、目の前で淫らに乱れきったルーナの痴態にあてられ、つい先ほど射精したばかりの肉棒を再び硬く勃起させてしまう。
それを見たもう一人の若い男もまた興奮を隠せず、荒い鼻息を漏らしながらベッドへ上がり込み、ルーナを挟み込むように左右から身体を寄せてきた。
「はぁ……♡お客様方の逞しいおちんぽでぇ♡私のいやらしいおまんこ♡たっぷり可愛がってください♡」
二人の男に左右から取り囲まれても、ルーナは怯えるどころか抵抗する素振りすら見せない。
それどころか、自ら両脚をさらに大きく開き、精液と愛液で濡れきった秘裂を惜しげもなく曝け出すと、絶頂の余韻を残してひくひく♡と震えるそこを見せつけるように腰まで僅かに浮かせてみせる。
そして蕩けきった笑みを浮かべたまま、次は自分をどう可愛がってくれるのかと期待するように、二人の男へ甘い視線を向けていた。
男たちはそんなルーナの姿に顔を見合わせ、言葉もなく頷き合うと、目の前の雌をさらに味わうべく、その身体へと手を伸ばし始めた。
***
「あっ♡あっ♡あぁああぁあぁっ!!♡♡♡♡」
「全く、良くやるぜ……もうとっくに金なんて稼ぎ終わってる癖によ」
ブラックナイトすら閉まった深夜遅く。
呆れたようでいて、どこか楽しげにも聞こえるブラックの声と重なり、女の淫らな絶叫が彼の自室に響き渡っている。
その声の主は、言うまでもなくルーナであった。
「んはぁぁ♡あな、たがっ♡私にこれを教え、こんだんでしょうっ♡せきにんっ♡とってくださいぃ♡」
ブラックの上に跨ったルーナは、娼婦として客を相手にしている時とはまた違った表情を見せていた。
今や彼女は指名の予約が埋まるほどの人気娼婦となり、とっくに自分を買い戻せるだけの金額を稼ぎ終えているのだ。
「そんなのっ♡どうでもいいからぁ♡もっと気持ち良くしてぇ♡」
もうブラックナイトへ残る必要などなく、望むのならここを出て自由になることだってできるルーナが、それでも出ていかなかった理由。
こうして店が閉まった後まで自らブラックの部屋を訪れているのは、もはや義務でも、自分を買い戻すためでもない。
単純に彼とのセックスに溺れ、それを求めるようになってしまったからだった。
意図せずブラックは、全てを失ったルーナの心に空いた隙間へ入り込んでいたのだ。
「まぁ俺としちゃあお前が金を稼げる金の卵ならそれでいいんだがな。従業員のケアも大事な仕事……だ!」
「んほぉおおおぉぉぉっ!♡♡♡♡」
そう言ってブラックが腰を動かし、一際強く下から突き上げると、ルーナは巨乳を大きく揺らしながら獣じみた悲鳴を上げ、背中を大きく仰け反らせる。
実際、ブラックからすればルーナがどんな想いで働き続けているのかなど大した問題ではない。
自分を買い戻せるだけの金を稼いだ後もブラックナイトに残り、人気娼婦として客を満足させる。
それを満たすならば、彼女がようやく手に入れられるようになった自由よりもブラックの傍を選び、そのまま彼に依存していても、ブラックはそれで構わないのだ。
「ああっ♡もっろ♡もっろきもちよくしてぇ!♡♡♡ あなたの、せいえきでおまんこいっぱいにしてぇぇぇ!♡♡♡」
ブラックの力強い腰使いに、ルーナはもはや娼婦として客へ見せる顔すら捨てて淫らに喘ぎ狂い、自分からも貪欲に腰を振って肉棒を奥へ奥へと求め続ける。
すでに今夜だけでも三回目のセックスだというのに、それでもまだ足りないとばかりに腰を絡ませ、もっと突いて、もっと気持ちよくしてほしいと全身でブラックへ訴えていた。
「そら、望み通りにしてやるよっ!」
「しゅごぉ♡しゅごいぃぃいぃっ!!♡♡♡ おまんこにあちゅいのはいってくりゅうぅううぅぅぅっ!!♡♡♡♡」
その望みに応えるようにブラックが一際強く腰を突き上げると、最奥へ押しつけられた亀頭から、今度も遠慮なく熱い白濁液がルーナの膣内へ放たれていく。
口に二回。胸に三回。腟内に三回。
これで計八回目の射精だというのに、ドクンッ♡ドクンッ♡と吐き出される精液の勢いも量も未だ衰えた様子はなく、熱い白濁液が膣奥をたっぷりと満たしていった。
その灼けるような熱を子宮の奥まで全身で受け止めた瞬間、ルーナもまた大きく背中を反らし、何度目かもわからない絶頂へと一気に昇りつめる。
ブラックの倍どころか、もはや今夜だけで何十回イカされたのかさえわからない。
それほど散々快楽を与えられたというのに、ルーナの身体には満足した様子など微塵もなく、精液で満たされた膣奥はまだ物足りないと訴えるようにきゅんきゅん♡と疼き続けていた。
「まだいけるな……?」
「はい……♡」
絶頂の最中だというのにルーナの媚肉はブラックの肉棒へ貪欲に絡みつき、きつく締め上げながら、さらに精を搾り取ろうとするかのように何度も収縮を繰り返していた。
それに答えるようにブラックの肉棒も硬さを取り戻している。
どうやら、二人の夜が終わるにはまだ早いようだ。
かつて自由を求め続けていた少女は、自ら選んだ娼婦という新しい檻の中で一匹のメスとして、幸せに暮らしたという。