ハヤテのごとく!、瀬川泉です。
いいんちょさんこと泉さん。
なにげにおバカでエロい身体したMって属性過多な子。
自分は大好きでした。
だから純愛か微妙な依頼内容だったけど……純愛にしちゃった。
では、どうぞ。
「〜♪〜♪〜♪」
どこか調子の外れた鼻歌を響かせながら、住宅街を歩いていく一人の少女。
彼女の名前は瀬川泉。
通称、いいんちょさんとも呼ばれていた気がする少女である。
そんな泉は今、上機嫌そのものだった。
軽い足取りでぴょんぴょんと跳ねるようにスキップし、時折くるりと身体まで揺らしながら、周囲の目などまるで気にする様子もなく進んでいく。
鼻歌が盛大に音程を外していることにも、当然ながら本人は気づいていない。
では、なぜ泉がここまで浮かれているのか。
その理由は、彼女が誰にも話していない、とある秘密にあった。
「とうちゃ〜くっ♪」
やがて泉の足は、住宅街に建つ一軒の家の前でぴたりと止まった。
周囲の家より少しばかり大きく、隣家とも多少距離が取られているものの、豪邸と呼ぶほどではない。
お嬢様である泉がわざわざ足を運ぶ場所として考えれば、むしろ拍子抜けするほど庶民的な一軒家だった。
だが、泉本人はそんなことなどまるで気にしていなかった。
鼻歌交じりのままスカートのポケットへ手を入れると、中から一本の鍵を取り出す。
そして鍵穴の位置を確かめることすらなく、慣れきった手つきで差し込み、そのままカチャリと玄関の鍵を開けた。
「〜♪」
きちんと靴箱に収められているのか、玄関には靴が一足も出ていない。
そこへ泉もまた自分の靴を揃えて置き、そのまま軽い足取りで家の中へ上がっていく。
だが、そこから先の行動は、いくら泉と言えども驚くべきものだった。
「るんたった〜♪」
ついには意味のわからない歌まで口ずさみ始めた泉は、まるでそれが当たり前であるかのように、着ていた上着のボタンへ指をかけた。
ひとつ、またひとつと外していき、するりと上着を脱ぎ捨てる。
続けてシャツまで脱ぎ始め、白く柔らかな肌を惜しげもなく晒すと、最後には胸元を包んでいた可愛らしいピンクのブラジャーすら、ためらいもなく取り払ってしまった。
「るんたった〜♪」
無防備に剥き出しになった、九〇近い巨乳。
脱ぎながらスキップまでしているせいで、二つの乳房はふるんっ♡ふるんっ♡と大きく上下に跳ね、そのたびに柔らかな乳肉が遅れて揺れ、形を崩しては元へ戻っていく。
しかも本人は、ブラジャーまで外して乳房を丸出しにしていることにも、その巨乳が歩くたびにいやらしく揺れていることにも、まるで気を留めていない。
羞恥も警戒もなく、ただ上機嫌に歌いながらスキップしている。
その無防備さが、かえって泉の姿をいやらしく映していた。
「えへ♡」
ただ、何か理由があるのか、泉はミニスカートだけは脱ぐことなくそこで手を止めた。
そして廊下に置かれていた大きな姿見の前まで行くと、楽しそうな笑顔を浮かべたまま、自分の身体を映してチェックし始める。
ミニスカートにシワが寄っていないか。
髪型がおかしくなっていないか。
くるりと身体の向きを変えながら、前から、横からと念入りに確認していく。
上半身は完全に裸で、巨乳を丸出しにしているにも関わらず、泉が気にしているのは、あくまでスカートや髪型の乱れだけ。
まるでこれから恋人にでも会いに行く少女が、少しでも可愛く見られようと身だしなみを整えているかのような仕草だった。
「おじさ〜ん♪」
そして泉は何の躊躇もなく、声をかけながらリビングへと繋がる扉を開けた。
「いやだから俺はまだ流石におじさんって呼ばれるのは……うぉ!?」
リビングの床に座っていたのは、四〇歳になるかならないかといった雰囲気の男。
泉がこうして訪ねてくること自体には慣れているのか、最初は背中を向けたまま、どこか呆れたような声で返してくる。
しかし、振り返った瞬間、その表情は一変した。
目に映るのは、上半身裸で笑顔を浮かべて立っている泉。
そんな予想外の姿を見た男は、思わず声を上げ、大きく目を見開いていた。
どうやら男からしても、今の泉の格好は十分に異常らしい。
「な、なんだその格好!?」
「えへへ〜おじさん、こういう格好好きでしょ? 廊下で脱いできちゃった♪」
困惑する男とは対照的に、泉は実に楽しそうに笑っていた。
男に裸を見られることを恥ずかしがるどころか、むしろこうして自分の姿を見てもらえたことが嬉しくて仕方がないらしい。
口元は緩み、目元まで嬉しそうに細められている。
それでも頬がほんのり赤く染まっている辺り、まったく羞恥がないわけではないのだろう。
ただ、その恥ずかしさすら今の泉にとっては、嬉しさをより強く感じさせる一部になっているようだった。
「いや、もちろん嫌いじゃ……ない、が」
男の方も、泉の問いかけそのものはまったく否定できなかった。
その明るく賑やかなキャラクター性のせいで普段は目立ち辛いが、泉の身体つきそのものはかなりのもの。
それほど身長が高いわけでもないのに、不釣り合いなほどの巨乳をぶら下げ、腰へ視線を落とせば地味にしっかりとくびれまである。
可愛らしい顔立ちまで含めて、男から見ても十分すぎるほど極上の女だった。
そんな泉が今は上半身を完全に裸にし、ミニスカートだけを残した妙にマニアックな格好で目の前に立っている。
しかも隠すどころか、恥ずかしそうにしながらも自分から見せつけるように笑っているのだ。
これで興奮するなという方が、男にとっては無理な話だった。
「それに〜♪」
「ぬぬっ!」
しかもここで、泉はさらに仕掛けてきた。
楽しそうに笑ったままミニスカートの裾へ両手を伸ばすと、その端を摘まみ、ゆっくりと持ち上げ始めたのだ。
「実はこの中……履いて、ない、かも?」
「なんと!?」
わざと焦らすように少しずつスカートを持ち上げながら告げられた泉の言葉に、男は目を見開いた。
それどころか、少しでも中を確かめようとするように、思わず身体を乗り出して泉へ近づいていく。
泉のミニスカートは丈を詰めてあるのか、もともと膝上二〇センチ近くもあるかなり短いものだ。
立っているだけでも太腿が大きく晒されるほど短いスカート。
その中に、もしかすると下着すら履いていない。
そんなことを本人から楽しそうに匂わされ、それどころか目の前でわざわざ裾まで持ち上げられているのだ。
男として、覗き込まないという選択肢はなかった。
「ハァ、ハァ……」
「おじさん、本当にエッチ、なんだから……♡」
ただ、ここまでからかい半分だった泉にも変化が訪れていた。
獣のように息を荒らげながら、自分の持ち上げたスカートの奥を必死に覗き込もうとしている男。
そんな露骨な視線を真正面から向けられたことで、泉の中にある性癖が否応なく刺激され始めたのだ。
(あ、うぅ……♡じ、自分でスカートの中、見せちゃってる……♡)
自分から裾を持ち上げ、自分から男の視線を誘っている。
その事実を意識した途端、頬の熱が一段増し、楽しげだった笑顔にも興奮が混ざっていく。
それでも泉はスカートから手を離さない。
恥ずかしいはずなのに、その恥ずかしさから逃げたいとは少しも思えないのだ。
端的に言ってしまえば、実は泉は相当のドMだった。
まだオナニーすら知らなかった頃、ふとしたきっかけから自覚してしまったこの性癖。
そしてそれは、この男との間柄にも深く関係する重要なものでもある。
もっとも、今の泉にとってそんな昔話はどうでもいい。
自分から恥ずかしい姿を晒し、それを男に食い入るように見られている。
今はただ、その羞恥に浸っている方がずっと大事だった。
「お、おぉ……!」
(ああああ……♡見られちゃったぁ♡本当にパンツ履いてないとこ、見られちゃったぁ……♡)
剥き出しの秘所を男に見られること自体は、これが初めてではない。
けれど、こんな風に自分からスカートを捲り上げ、わざわざ見せつけるように晒したのは初めてだった。
その事実を意識しただけで、泉の頬はさらに熱くなっていく。
恥ずかしい。今すぐ隠してしまいたくなるくらい恥ずかしい。
それなのに、男が食い入るように自分のスカートの中を見ていると思うだけで、羞恥とはまるで逆方向の興奮まで一緒に込み上げてきた。
自分からは見えていないはずなのに、もう濡れていると分かってしまう。
それほどまでに、泉の身体は自分から見せているという状況そのものに興奮し始めていた。
「こ、このエロ娘が……!」
「ひゃあんっ!?♡♡」
そして遂に男の方が爆発した。
男は泉の太もも辺りを抱き寄せると、そのまま剥き出しの秘所へ勢いよく顔を埋めたのだ。
「あっ♡らめぇ!♡ んっ♡ああっ♡ひっ♡ひやぁあああ!!♡♡」
しかも、ただ顔を埋めただけでは終わらない。
男は泉の濡れた割れ目へ舌を這わせ、そのまま腟口を押し開くように舌先を潜り込ませると、わざとらしく音を立てながら腟内を舐め回し始めた。
愛液でぬるぬるに蕩けた腟内を舌先で掻き分けられ、内側の柔らかな肉を直接舐められるたび、泉の身体がびくんっ♡びくんっ♡と跳ねる。
「くひいぃぃいいんっ!♡♡」
耐えきれず頭を仰け反らせながらも、泉は両脚を大きくガニ股に開いて踏ん張り始めた。
男の顔を受け入れるような姿勢のまま、どうにか倒れないよう脚へ力を込め続ける。
しかし、姿勢を変えてまで踏ん張っているというのに、少し気を抜けばガクガクと震える膝から力が抜け、そのまま男へと崩れ落ちてしまいそうだった。
それだけ快楽が強過ぎるのだ。
「おじさ、はげひっ♡んおっ♡んほおおぉぉっ!?♡♡♡」
くちゅっ♡ぬちゅっ♡と卑猥な水音を響かせながら男の舌が腟内を蠢くたび、泉は身体をきゅっと丸めては、次の瞬間には耐えきれず大きく反り返る。
その激しい動きに合わせて、剥き出しの巨乳までぶるんっ♡ぶるんっ♡と上下に暴れ回り、柔らかな乳肉が遅れて揺れては何度も大きく形を崩していく。
「ほぉおおおおぉぉぉっ!♡♡ きもひっ♡おじしゃんの舌、しゅごいぃいっ!♡♡」
最初こそ舐められる快楽に耐えようと必死に踏ん張っていたはずなのに、いつの間にか泉の腰まで男を求めるように動き始めていた。
もっと秘所を舐めてくれとばかりに、ガニ股に開いた脚の間からぐいぐいと腰を前へ突き出し、自ら濡れた股間を男の顔へ押し付けている。
舌を這わされるたびに快楽で腰が引け、それでもすぐにまた欲しがるように突き出してしまう。
そんな前後運動をガニ股のまま何度も繰り返す姿は、まるで快楽に身体を操られ、泉自身が卑猥なガニ股ダンスを踊っているかのようだった。
「もぉぉ!♡♡♡ いきゅううぅううっ!♡♡♡」
そうしているうちに、泉の限界が訪れた。
もはや悲鳴に近い嬌声を張り上げながら、身体を大きく仰け反らせる。
ガニ股に開いていた脚にも一瞬だけ力が入り、膝が伸びきると同時に、ピンッとつま先立ちになるほど全身が強張った。
その直後、ぷしゃああああぁぁっ!♡♡と派手な音を立てて、泉の秘所から勢いよく潮が噴き出す。
それまで必死に踏ん張っていた身体が一気に弾けたように震え、剥き出しの巨乳までぶるぶるっ♡と大きく揺さぶられる。
「おおおおぉぉぉぉっ……♡♡♡」
それでも絶頂は一度では終わらない。
ガクガクガクッ♡と痙攣したように下半身を震わせるたび、泉の身体からはプシッ♡プシャアッ♡と断続的に飛沫が上がった。
一度勢いが弱まったかと思えば、また身体がびくんっ♡と跳ね、その拍子に新たな飛沫が散る。
そうして繰り返し噴き出した潮が男の顔をびしょびしょに濡らしていくが、男はどれほど浴びようとも気にした様子すら見せなかった。
「一人で満足しやがって……」
(ああああ……♡きたっ♡きたっ♡)
顔に泉の潮をべったりと付けたまま、男がゆらりと立ち上がる。
絶頂の余韻で明滅する視界の中、その姿を見上げた瞬間、泉の子宮がキュンッ♡と締まるように反応した。
つい先ほどまで快楽に震えていた身体だというのに、それだけでまた奥から熱が込み上げてくる。
この雰囲気を、泉はよく知っている。
普段はわりと普通の中年男性でしかないこの男、いや、泉にとって昔からのご主人様である佐渡正樹の、スイッチが入った証拠。
このご主人様を引っ張り出すために、泉は恥ずかしさを楽しみながら、自分からあれだけ必死に正樹を誘惑したのだ。
「お仕置きだ!」
「ひゃああああぁんっ!?♡♡♡」
そして今日も、ご主人様による泉のメス調教が始まった。
***
「ふ、ふごぉぉぉ……♡」
先ほどまで残っていたミニスカートすら剥ぎ取られ、全ての衣服を失った泉。
だが、そんな泉には服の代わりとでも言うように、別のものが与えられていた。
それは、顔から頭部へ回すように何本ものベルトで固定された奇妙な装具。
ただ頭へ装着するだけのものではなく、正面から伸びた二本のフックが泉の鼻へ引っ掛けられ、ぐいっと上向きに吊り上げている。
そう、鼻フックだ。
「ふごっ♡ふごぉ♡」
普段なら愛嬌のある笑顔を浮かべている泉の鼻は、フックによって容赦なく上へ引っ張られ、鼻の穴を丸見えにした無様な豚鼻へと変形させられていた。
口を閉じようとしても鼻を引っ張られているせいで表情はどこか締まらず、漏れる声までふごぉ♡と間の抜けたものになってしまう。
先ほどまで自分から正樹を誘惑していた少女の面影を残しながらも、今の泉は無様な姿へと作り替えられてしまっていた。
「早くやれよメス豚」
「ぶぼぉおぉおっ……♡」
そんな泉の前では、正樹が椅子に腰掛け、苛立たしげに彼女を急かしていた。
ゆったりと足を組み、泉を見下ろすように偉そうに座るその姿には、先ほどまで突然の誘惑に戸惑っていた中年男の面影などほとんど残っていない。
今そこにいるのは、泉を従わせ、無様な姿を晒させる彼女のご主人様だった。
そんな正樹からメス豚と呼ばれた泉は嫌がるどころか頬を赤く染める。
鼻フックで豚鼻にされた顔のまま嬉しそうに目を細めると、正樹の足元でさらに身体を低くし、従順に頭を下げた。
「ぶひぃ♡こ、このメス豚が、自分が気持ち良くなりたいがために♡ご主人様を誘惑して♡おちんぽをイライラさせてしまい♡もうしわけ、ございませんぅ♡♡」
そう謝罪しながら、泉はさらに身体を低くしていく。
膝を床につき、両手を前へ揃え、そのまま額まで床へ擦りつける。
完全な土下座の姿勢だ。
鼻フックを付けさせられた状態での全裸土下座。
衣服を全て剥ぎ取られ、可愛らしい顔まで無様な豚鼻へと変えられたまま、ご主人様の足元で自らをメス豚と呼び、額を床へ擦りつけて謝罪する。
それでも泉の頬は羞恥に赤く染まり、その表情には同時に隠しようのない興奮まで滲んでいた。
自分がどれだけ惨めな姿になっているのか理解しているからこそ、その屈辱が泉の性癖を強く刺激しているのだ。
「ちっ……お前、自分が気持ち良くなりたいだけの謝罪してんじゃねぇよ」
「ぶぎゅ♡」
しかし、泉の無様さはそれだけでは終わらなかった。
椅子に座った正樹は、土下座したままの泉を見下ろして舌打ちすると、なんとその後頭部へ片足を乗せたのだ。
強く踏みつけるほどではないが、だからこそ余計に酷かった。
「ぶひいぃぃぃ……♡♡♡」
まるでそこに泉の頭があることなど当然であるかのように、正樹は彼女を自分の足置きとして扱っている。
乗せられた足の重みがじわりと頭へかかり、泉の顔はさらに床へ押しつけられていく。
ただでさえ鼻フックによって上向きに吊り上げられていた鼻は、今度は床へ押し潰されるように歪み、豚鼻はますます無様なものへ変わっていった。
泉は可愛らしかった顔を床へ押しつけられ、鼻をひしゃげさせたまま情けない声を漏らすしかなかった。
「おい、まんこからエロ汁漏れてんぞ」
さらに正樹は机の上に置かれていた新聞紙を手に取ると、雑に丸め、そのまま泉の腰と尻の境目辺りへ振り下ろした。
「ぶひぃ!?♡」
パァンッ!と乾いた音が部屋に響き、泉の身体がびくんっ♡と大きく跳ねる。
所詮は丸めただけの新聞紙なので、まともに叩かれたところで痛みそのものは大したことがない。
だが、何も身につけていない素肌を容赦なく叩かれる衝撃と、やけに大きく響くその音が、泉の羞恥心をこれでもかと責め立ててくる。
恥ずかしさに身体を震わせるほど、泉の秘所は逆に熱を増し、じわり♡じわり♡と新たな愛液を溢れさせ、床を濡らしていった。
「もっと漏らしやがって。そのままでいろよ。お仕置きしてやる」
(ぁぁ……♡はやくっ♡はやくっ♡)
土下座したままの泉からは正樹の姿が見えない。
それでも椅子から立ち上がる物音と近づいてくる足音、背後へ移っていく声の位置から、正樹が自分の後ろへ回ったことだけははっきりとわかった。
それだけで期待に身体が震え、今にも尻を振って懇願してしまいそうになる。
しかし泉はそれを必死に堪え、全裸土下座の姿勢を崩すことなく、ご主人様から与えられるお仕置きを待ち続けた。
「あーあーひっでぇもんだ。こりゃ栓が必要だ……な!」
「ぶぎょおおぉぉぉぉぉっ!!??♡♡♡」
直後、泉の無防備な腟内へ熱く硬いものが一気に押し込まれた。
愛液でぬるぬるに濡れた秘所を強引に押し広げながら、硬い先端が膣壁をゴリゴリッ♡と擦り上げ、そのまま一息に最奥まで到達する。
待ち焦がれていたはずの刺激があまりにも強く、泉の身体はびくんっ♡と大きく跳ね、
突き込まれた衝撃と快楽に背中が反り、床へ擦りつけていた額まで思わず浮きかける。
そのまま土下座の姿勢を崩してしまいそうになるが、泉はガクガクと震える身体へ必死に力を込め、どうにか元の姿勢を維持し続けた。
放置されて焦らされるのも嫌いではない。
それでも、ずっと疼いて疼いて仕方なかった秘所を、ようやくご主人様のモノで奥まで満たしてもらえたのだ。
快楽に身体が勝手に逃げそうになろうとも、泉自身には正樹へ逆らうつもりなど欠片もなかった。
「おいおい、栓をしてやったのにまた溢れてきてんぞ?」
「ぷぎょ!♡ ぷぎょおおぉぉぉ!!♡♡」
泉の腟内を奥深くまで満たしているのは、やはり正樹の硬くそそり立った肉棒だった。
愛液を溢れさせている泉を見下ろし、呆れたように苦笑を浮かべながらも、正樹の腰は容赦なく動き始める。
ずぶっ♡と奥まで押し込んだ肉棒を引き抜き、ぬるりと濡れた膣壁を擦りながら再び深く突き入れる。その動きが始まった途端、泉は土下座した身体をびくんっ♡と震わせた。
だが、全裸土下座を崩すことは許されない。
両手と膝を床につき、尻だけを無様に突き出した格好のまま、背後から与えられる快楽を受け止めるしかないのだ。
「ぶぎっ!♡ お゛っ♡ほっ♡ぶっぎゅううぅぅ!♡♡」
正樹の肉棒が、最初から激しく泉の膣内を掻き分け、何度も何度も往復してくる。
引き抜かれるたび、締めつける膣肉が名残惜しそうに肉棒へまとわりつき、次の瞬間にはまた奥へと押し広げられる。
そのたびに泉の腰はびくっ♡びくっ♡と跳ね、土下座したまま突き出している尻まで、正樹の腰に打ちつけられる衝撃でぶるんっ♡と震えた。
「ぶもぉおおおおおっ!!♡♡♡」
逃げることも、身体を起こすこともせず、ただ尻だけを突き出してご主人様の腰使いを受け続ける。
その無様な格好のまま激しく犯されていること自体が、泉の羞恥をさらに煽り、溢れていた愛液をますます止まらなくさせていった。
パンッパンッ♡と肌同士がぶつかり合う乾いた音と、肉棒が濡れ切った腟内を出入りするたびに、ぐちゅっ♡ぬちゅっ♡とまとわりつく粘着質な水音。
二つの卑猥な音が泉の豚じみた嬌声と入り混じり、途切れることなく部屋中へ響き渡っていった。
「相変わらず具合の良いマンコだ。このまま中に出してやるよ!」
「ぶひっ!?♡♡♡」
宣言するや否や、正樹の肉棒が泉の腟奥へ深々と突き込まれ、そのまま熱い精液が一気にぶちまけられる。
「ぶっひぃいぃぃぃぃぃっ!!?♡♡♡」
奥へ注ぎ込まれる熱を感じた瞬間、泉の身体までびくんっ♡と大きく跳ね上がる。
突き出した尻が震え、床についた腕までガクガクと揺れ、土下座の姿勢すら崩れかねないほど全身を痙攣させながら、泉も一緒になって絶頂してしまった。
しかし、泉はギリギリで持ち堪える。
「ぶひぃ……♡ぶひぃぃ……♡♡」
力の抜けそうになる腕を必死に踏ん張り、震える膝も床につけたまま。
全身を快楽に震わせながらも、最後まで尻だけはご主人様へ差し出した格好を崩そうとはしない。
それが泉なりの、ご主人様への誠意だった。
「おお……今日は土下座を辞めないで維持できるじゃないか。えらいぞ」
泉の中へ射精し切った正樹は、感心したようにそう言うと、まるでよく躾けられたペットでも褒めるように、その頭を軽く撫でてやった。
「ぶひぃ……♡ぶひぃ……♡ぶひっ……♡ぶひぃぃ……♡♡」
ただそれだけのことなのに、泉の表情がふにゃりと蕩ける。
鼻フックで無様な豚鼻にされたまま、全裸で土下座し、つい先ほどまで尻を突き出して犯されていたというのにご主人様から褒めてもらえた喜びの方がずっと大きいらしい。
力の抜けた口元はだらしなく開き、そこからとろり♡と唾液が糸を引いて床へ零れていく。
それすら気にすることなく、泉は頭を撫でられる感触へ甘えるように目を細め、恍惚とした表情を浮かべていた。
「良し! 今夜は褒美に散歩に連れてってやろう」
「ぶひぃ……♡ぶひぃぃ……♡♡」
その後も正樹は、しばらくの間、褒めるように泉の頭を優しく撫で続けてくれた。
泉もまた、そんなご主人様の手へ甘えるように目を細め、ぶひぃ♡ぶひぃ♡と嬉しそうに鼻を鳴らし続ける。
すっかり理性まで蕩けきってしまった泉にとって、今は頭を撫でてもらえることだけで十分だった。
だからこそ、正樹の口から何気なく告げられた散歩という言葉について、その意味を深く考えることもなかった。
***
(ぅぅぅぅ!!♡♡ ご主人様の鬼畜!♡ 変態!♡ 大好きぃぃぃぃ!♡♡♡)
その日の夜。
泉は声に出すこともできないまま、そんな複雑極まりない想いを胸の内で絶叫していた。
羞恥に心を染めながら、それでも身体の奥では興奮がどうしようもなく膨れ上がっている。
それもそのはず。
正樹の言っていたご褒美である、夜の散歩。
それは、筋金入りのドMである泉の予想すら軽々と超えてくる、とんでもない変態プレイだったのだ。
「きちんと歩けよ? 人通りが少ないとはいえな」
「ふぐぅぅぅぅ……♡」
グイッと首輪についたリードを引っ張られ、泉はびくりと肩を震わせる。
促されるまま恐る恐る足を前へ運ぶものの、その足取りはあまりにも頼りない。
一歩踏み出すたびに地面の位置を探るように足先が迷い、身体も左右へふらふらと揺れてしまう。
だが、それも無理はなかった。
(あぁぁぁ……♡見えない♡怖い♡けどぉ……♡)
つけられていた鼻フックこそ外されていたものの、代わりに泉の顔には新たなものが装着されていた。
口には、声を封じるように押し込まれたボールギャグとそれを隠すためのマスク。
さらに両目はアイマスクによって完全に塞がれ、その上には不自然さを誤魔化すようにサングラスまでかけられていた。
つまり今の泉には、周囲を見ることも、自分の意思をまともな声として伝えることもできない。
聞こえてくる音と、首輪から伝わってくるリードの動きだけを頼りに、ご主人様に引かれるまま歩くしかなかった。
(だ、大丈夫だよね? 見えて、ないよね……♡)
さらに泉は、外から見れば季節のわりに少し厚着をしている程度にしか見えない、膝ほどまで裾のある紺色のトレンチコートを着ていた。
少々暑そうではあるものの、それだけなら人目を引くほど不自然な格好ではない。
だが、泉が身に着けているものは、本当にそのトレンチコートだけだった。
シャツの一枚はおろか、ブラジャーもパンツも何ひとつ身に着けていない。
コートの内側に隠されている泉の身体は、全裸なのだ。
歩くたびに裸の肌へ直接コートの裏地が触れ、裾も足の動きに合わせて揺れていく。
外からは普通に服を着ているように見えるのに、その実、自分はコート一枚を隔てただけの全裸で住宅街を歩いている。
ミニスカートの中に下着を履かず、自分から正樹へ見せつけることさえできた泉ですら、今の状況は恥ずかしくて仕方がなかった。
(リードも服の中を通っているから見えないって、言ってたけどぉ……♡)
いくら夜、それも深夜に近い時間とはいえ、住宅街から完全に人通りがなくなるわけではない。
誰かとすれ違う可能性だって、当然ある。
本来なら、そんな気配を感じた時には何食わぬ顔をして、少しでも怪しまれないよう振る舞わなければならない。
だが、視界を完全に塞がれている泉には、その判断すらできなかった。
今この瞬間、前から誰かが歩いてきているのか。
少し離れた場所から、自分たちを見ている人間がいるのか。
それすら分からない。
ただ正樹に引かれるまま足を進め、誰かに見つかるかもしれないという恐怖と羞恥を、そのまま快楽として身体の奥へ響かせていく。
怖くて、恥ずかしくて、だからこそ気持ちいい。
そんな感覚に震えながら、泉はご主人様に連れられるまま夜の住宅街を歩き続けるしかなかった。
「ふぅ♡ふぅ♡ふうぅぅぅ……♡」
ただ、やはり泉の足取りは変わらず重い。
彼女を責め立てているのは、何も羞恥や恐怖といった心への刺激だけではなかった。
泉の乳首と秘所、そしてアナル。
コートの下で剥き出しになった身体の各所には、小さな攻め手であるローターが仕込まれているのだ。
(あああ……♡乳首に、弱いのばっかりだとぉ……♡もどかしいぃぃ……♡)
そのローターを操作しているのは、無論ご主人様である正樹だった。
片手で泉の首輪へ繋がるリードを握りながら、もう片方の手はポケットへ入れたまま。
その中でローターのスイッチを操作し、起動させる場所から振動の強さまで弄ってくる。
今も泉の体感では、数分前から乳首に仕込まれたローターだけが動き続けていた。
しかも振動は、強く責め立てるようなものではない。
敏感な乳首をじわじわと震わせ、気持ち良さだけを絶えず意識させながら、決して満足させてはくれない弱い振動。
歩くたびに胸が揺れれば、その小さな振動まで妙に鮮明に感じられてしまう。
そんなもどかしさまで含めて、泉はご主人様の手の中でじわじわと焦らされ続けていた。
「……ん」
しかし、それすらも今夜のご褒美のほんの前菜に過ぎなかったことを、泉はすぐに思い知らされる。
「ちょっと小便がいきたくなった。リードは繋いでおいてやるから、そこで待ってろ」
「んんんっ!?」
突然告げられた言葉に、泉の身体がびくりと強張った。
なんと正樹は、泉の首輪から伸びるリードを近くの電柱のボルトへくくり付け、そのままトイレへ行くために離れるというのだ。
流石の泉もこれには驚愕し、置いていかれたくない一心で必死に声を上げる。
だが、ボールギャグに塞がれた口から漏れるのは、意味を成さないくぐもった声だけだった。
「んんっ! んぅぅぅっ!」
声の聞こえた方へ縋るように駆け寄ろうとしても、数歩も進まないうちにリードがピンッと張り、首輪がぐいっと泉の首を引き止める。
思わず身体を前へ傾けても、それ以上はどうやっても進めない。
泉はただその場に繋がれたまま、正樹が離れていく気配を感じることしかできなかった。
(うそっ!? ほんとに行っちゃったの!? こ、こんな放置プレイ……ひどいよぉ……)
見えず、言えず、そのうえ自由に動くことすらできない。
ここまでされてしまえば、泉にはもうどうすることもなかった。
やがてそれを悟った泉は、張っていたリードが緩む方向を感覚だけで探りながら、恐る恐る元の位置へ戻っていく。
そして首輪を引っ張られない場所まで辿り着くと、それ以上は動こうともせず、黙ってその場に立ち尽くした。
下手に動けば、リードがコートへ引っ掛かり、裾を捲り上げてしまうかもしれない。
もしそんなことになっても、今の泉には自分で直すことすらできないのだ。
何せ泉の腕は、ローターやマスクを勝手に外せないよう、コートの中で柔らかな素材の手錠によって拘束されている。
つまり、一見すればただ厚着をして立っているだけの泉は、その実、目も口も両手も封じられたまま、全裸の身体をコート一枚で隠して放置されているのだった。
(しかも……♡ご主人様、ローター……♡止め、忘れてるぅ……♡)
さらに泉の苦難は続く。
いつの間にか乳首だけではなく、腟内とアナルに仕込まれたローターまで起動しており、正樹はそれらを振動させたまま、この場を離れてしまったのだ。
「ふぅぅぅぅ……♡ふぅぅぅぅ……♡」
しかも幸か不幸か、ローターの振動は全て弱。
強烈な快楽で一気に達することもできず、かといって無視できるほど弱くもない。
乳首も腟内もアナルも、じわじわ♡じわじわ♡と絶え間なく刺激され続け、泉の身体は焦らされるほどに火照っていく。
正樹がいないことへの不安も、誰かが来るかもしれない恐怖も消えてはいない。
それなのに、そのローターのもどかしい快楽と混ざり合い、泉の興奮をますます膨らませてしまう。
マスク越しからは、ふぅ♡ふぅ♡と熱を帯びた吐息が漏れ続ける。
いつしか泉はそれにも気づかないまま、少しでも疼きを紛らわせようと、内腿をもじもじと擦り合わせていた。
「んんっ!?♡」
しかし次の瞬間、泉は肩を跳ね上げてくぐもった悲鳴を上げた。
(誰か……いる!? ご主人様? けど、声かけて来ないし……! まさ、か……♡)
視界を完全に塞がれているせいなのか、その分だけ研ぎ澄まされていた泉の耳が、すぐ近くから聞こえてきた誰かの息遣いを捉えたのだ。
距離は、恐らくそれほど離れていない。
けれど、正樹なら何かしら声をかけてくるはずなのに、その気配にはそれすらなかった。
つまり自分はもう、誰かに見つかっているのかもしれない。
「んっ……♡」
そう思った瞬間、泉の胸がドクンッ♡と大きく高鳴った。
見られているかもしれないという恐怖。
コート一枚の下が全裸だと知られるかもしれない羞恥。
そして、そんな状況に置かれていることへのどうしようもない興奮。
その全てが一気に押し寄せ、泉の身体を内側からぞくぞく♡と震わせた。
「ふぅぅぅ……♡んふううぅぅぅ!♡」
意識すればするほど身体が敏感になっているのか、ローターの振動まで先ほどより強くなっているような気がしてくる。
実際には同じ強さのはずなのに、乳首も腟内もアナルも、じわじわと這い回るような振動をやけに鮮明に感じてしまう。
その快楽がさらに泉の身体を昂ぶらせ、マスク越しからは喘ぎ声のような熱い吐息が何度も漏れ続けた。
(あぁだめっ♡だめぇ♡だめぇぇぇ♡)
誰かの息遣いは、確実に泉へ近付いてきている。
それなのに身体は被虐的な快楽に支配され、息を潜めることさえできない。
むしろ静かにしなければと思えば思うほど、堪えきれない吐息がふぅ♡ふぅ♡と漏れ、そこに自分がいることを知らせてしまう。
このままでは、誰が見ているのかすら分からないまま絶頂してしまいそうだった。
先ほどまで疼きを紛らわせるように擦り合わせていた泉の脚も、今ではすっかり内股に閉じられている。
膝はガクガク♡と小刻みに震え、力を抜けばその場へへたり込んでしまいそうになる身体を、必死に踏ん張って支えるしかなかった。
(もう、だめ……♡♡♡)
だが、もう泉は耐え切れなかった。
「ふぐうぅぅぅぅぅぅっっ!!♡♡♡」
次の瞬間、泉はくぐもった悲鳴を上げながら背中を大きく仰け反らせ、その場に立ったまま絶頂を迎えてしまった。
視界はアイマスクに塞がれ、目の前など真っ暗なはずなのに、頭の奥だけが真っ白に弾けたように眩しく感じられた。
そして、そんな絶頂の最中、それは起こった。
「ふ、うぅぅぅ……♡」
泉の身体から完全に理性が抜け落ちたように、堪えていたものまでじわりと漏れ始める。
脚を伝って流れ落ちる感触に身体を震わせながら、泉はその場でお漏らしまでしてしまった。
声もまともに出せず、目も見えず、誰がそこにいるのかすら分からない。
そんな状況で、絶頂しながら失禁までしている。
もはや、誰にも誤魔化しの効かない痴態だった。
「ふ、うぅ……♡」
そんな泉を、何者かがリードごと引き摺るように連れていく。
絶頂と失禁の余韻で足元はまだフラフラのまま。それでもリードに逆らえば首輪が喉へ食い込んでしまうため、泉はよろめきながらも大人しくその後についていくしかなかった。
だが、不思議なことに泉の内心は、先ほどまでのような焦りや恐怖には支配されていなかった。
一瞬だけだが、感じたのだ。
強引で、容赦がなくて、泉がどれだけ恥ずかしがろうと平然と追い込んでくるほどドSなくせに、変な所では妙に気を遣ってくれる。
そんな、泉が誰よりもよく知っている最愛の人の気配を。
***
「ふぅ……流石に焦った焦った」
泉を連れ出した謎の人物、その正体である正樹は、自宅の敷地内まで戻ってきたところで、ようやく安堵したように息を吐いた。
最初から、泉へ近付いてきた謎の人物など存在していない。
正樹はトイレへ行くふりをして再び無言で泉に近付き、まるで自分以外の誰かが近付いてきたように思い込ませていたのだ。
誰かに見つかってしまうかもしれない恐怖と羞恥を、視界を奪われた泉へ与えるために。
「まさかお漏らしまでするとはな……」
泉に気付かれないよう、ローターの振動を少しずつ強くする。
さらに正体を悟らせないまま、わざと息遣いだけを感じさせながら近付いていく。
そうやって泉の不安と羞恥を煽り、じわじわと追い込んでいた正樹だったが、まさかその場で絶頂したうえに、お漏らしまでしてしまうとは思ってもみなかったのだ。
あれ以上その場に泉を置いておけば、本当に誰かが通りかかってしまうかもしれない。
だから正樹は、それ以上泉を責めることなく、すぐさまリードを引いて自宅まで連れ戻してきたのだった。
「ふほぉおおおお……♡♡♡」
それを女の本能とでも言うべき感覚で悟った瞬間、泉の中で張り詰めていたものが一気に切れた。
立ち止まった身体からふっと力が抜け、そのまま膝から崩れるように地面へ倒れ込んでしまう。
同時に、まだ身体の奥へ残っていたのか、愛液と尿の混じった生温い液体が秘所からじわり♡じわり♡と溢れ出した。
内腿を伝って地面へ滴り落ち、そのまま正樹の家の庭先へ小さな濡れ跡を広げていく。
だが、今の泉にはそんなことを気にする余裕など欠片もなかった。
「ぉ……♡ぉ……♡」
泉は完全に力の抜けた身体を地面へ投げ出し、呼吸すらまともに整わないまま、ただ余韻に震え続ける。
腰から下はまだ絶頂の名残を引きずっているのか、コートが捲れ上がり露わになった尻がピクッ♡ピクッ♡と勝手に小刻みに震え、秘所から残った雫がぬるりと漏れ落ちていく。
もはや自分から身体を起こそうとする気力すらなく、泉は地面に倒れ伏したまま、快楽と安堵の余韻に呑まれて悶絶し続けることしかできなかった。
「っ……」
しかし、そんな泉の無様極まりない姿を目の前にしたことで、いったん落ち着きかけていた正樹のS心に、再びじわりと熱が灯った。
地面へ倒れ伏したまま、絶頂の余韻に身体を震わせ続ける泉。
もうまともに身体を起こすことすらできず、それでも秘所からはまだ湿った雫を垂らし、捲れ上がったコートの裾からは無防備な下半身を晒している。
そんな姿を眺めているうちに、正樹の股間もまた抑えきれないように硬さを取り戻していった。
やがて正樹は、ズボンの中から勃起した肉棒をゆっくりと取り出す。
「まぁ……この辺、夜はマジで誰も通りかからないしな」
誰に聞かせるでもなく、まるで自分自身へ言い訳するようにそう呟きながら、正樹は突っ伏した泉の背後へ回り込んでいく。
そこからなら、泉の下半身は嫌でもよく見えた。
コートは先ほど倒れ込んだ拍子に大きく捲れ上がったまま。
その下からは、絶頂と失禁の余韻でとろとろに蕩けた秘所も、未だローターを咥え込んだままヒクッ♡ヒクッ♡と小さく痙攣するアナルも、何ひとつ隠されることなく丸見えになっているのだ。
その光景を間近で見下ろした正樹は、思わず小さく喉を鳴らし、生唾を飲み込んだ。
「……そらっ!」
その直後、正樹は躊躇うこともなく泉のアナルからローターを引き抜くと、入れ替えるように勃起した肉棒を一気に突き立てた。
「ぶひゅぅぅぅぅぅ!!??♡♡♡」
突き抜けるような刺激に、半ば意識を失っていた泉の身体がびくんっ♡と大きく跳ね上がる。
完全に弛緩していた全身が突然の快楽に引き戻され、地面へ伏せていた背中まで反射的に大きく反り返った。
だが、あまりにも唐突な挿入だったにもかかわらず、肉棒を受け入れた尻穴にはほとんど抵抗らしい抵抗がない。
散々ローターを咥え込まされ、振動で弄り回され続けていたそこは、すでに十分過ぎるほど柔らかく解されていたのだ。
押し広げられた肉襞は太い肉棒を容易く奥まで呑み込み、それどころか突然入り込んできた異物を拒絶するどころか、きゅうっ♡と柔らかく締めつけながら根元へまとわりついてくる。
「ぶ、ぶぅぅ……♡♡」
意識を取り戻したばかりの泉では、何をされたのか理解できてない。
だが、長い調教によって散々快楽を覚え込まされたアナルは、もはやただ排泄のためだけにある場所ではない。
肉棒を受け入れ、締めつけ、泉へ快楽を与える、もう一つの性器として躾けられているのだ。
「ふほおぉおぉぉ!♡♡♡ んおぉぉぉぉ!♡♡♡」
しかし正樹は、泉が何をされたのか理解するまで待ってやるつもりなど欠片もなかった。
突き込んだ肉棒を深く咥え込ませたまま、まるでオナホでも扱うかのように容赦なく腰を振り、いきなり激しいピストンを始める。
「んおぉおぉぉぉぉぉ!!!♡♡♡♡」
ずぶっ♡ずぶっ♡と剛直が何度も奥へ突き込まれ、そのたびに泉のアナルが大きく押し広げられる。
パンッ!♡パンッ!♡と、正樹の身体と剥き出しになった泉の尻が激しくぶつかり合う。
その衝撃で柔らかな尻肉がぶるんっ♡と潰れては揺れ、同時に奥では太い肉棒が腸壁をゴリッ♡ゴリッ♡と掻き分け、押し潰すように往復していた。
「ふぎゅっ!♡ お゛っ♡んほおぉぉぉぉっ!!♡♡♡」
一突きされるたび、泉の頭から考える余裕が削り取られていく。
何をされたのか理解しようとしていたはずの思考さえ、次々と叩き込まれる強烈な快感に押し流され、まともな形を保てない。
目隠しの下では瞳が大きく上擦り、ついには白眼を剥くほどに意識まで蕩けていく。
泉にできるのは、地面へ倒れ伏したまま無様な喘ぎ声を迸らせ、正樹から叩き込まれる快楽へひたすら溺れ続けることだけだった。
「んおぉぉぉっ!♡♡ おっほおぉぉ!♡♡」
「っぅぅ! 締まる……!」
ボールギャグで口を塞がれているにもかかわらず、泉の嬌声は辺りへ響いているのではないかと思えるほど大きい。
しかも激しく腰を打ちつけるたび、泉のアナルはきゅうっ♡きゅうっ♡と肉棒へ吸いつくように締まり、正樹の方にも強烈な快感を与えてくる。
いくらこの辺りは夜になれば滅多に人が通らないとはいえ、その可能性が完全にゼロになるわけではない。
外から庭先までは簡単に見えないとしても、これだけ激しい喘ぎ声が漏れていれば、何事かと足を止める人間がいてもおかしくはなかった。
ましてや、気になってわざわざ中を覗き込まれでもすれば、尻を犯されている泉の姿など、一目で見つかってしまう。
その危うさを、正樹も分かっている。
そして泉にとっても、もし誰かに見つかれば取り返しのつかないほど恥ずかしいことだ。
(だが、それがいいんだろ!)
それでも腰の動きは止まらず、泉のアナルも肉棒を離そうとはしない。
誰かに気付かれるかもしれないというスリルさえ、今の二人にとっては快楽をさらに煽り立てる、刺激的なスパイスにしかならなかった。
「ふごぉおおおおおぉぉぉ!!!♡♡♡」
どちゅんっ♡と一際強く腰を叩きつけた瞬間、泉がひと際大きな嬌声を上げ、身体をびくんっ♡と大きく跳ね上げる。
それと同時に、肉棒を咥え込んでいたアナルまでギュウッ♡と激しく収縮した。
柔らかな肉襞が逃がすまいとするように根元へ絡みつき、正樹の肉棒を痛いほどきつく締め上げてくる。
まるで、先ほどの正樹の内心へ泉の身体そのものが応えているかのようだった。
ならば、正樹も我慢する理由はない。
「くっ……! 出る!」
「ふおぉおおおおぉぉおぉぉぉっ!!♡♡♡」
直後、正樹の肉棒がアナルの奥深くで脈打ち、ぶち撒けるように大量の精液を吐き出した。
熱い精液が一気に奥へ流れ込み、蕩けたアナルを内側から満たしていく。
その熱を感じ取った瞬間、泉の身体が歓喜するようにぶるぶるっ♡と激しく震え上がった。
先ほどの強烈な一突きで一度。
そして今、アナルの奥へ精液を注ぎ込まれたことで、もう一度。
泉は立て続けに二度も絶頂してしまったのだ。
「ふお……ぉ……♡♡♡」
やがて絶頂の波が完全に引いていくと、それまで海老反り気味に強張っていた泉の身体から、ふっと力が抜けた。
反り返っていた背中がゆっくりと落ち、そのまま再び地面へぐったりと突っ伏してしまう。
それでもアナルだけは余韻を引きずっているのか、奥に残った肉棒をきゅっ♡きゅっ♡と何度もしつこく締めつけていた。
しかし、伸びきった両脚は時折ピクッ♡と痙攣するばかりで、自分から動こうとする気配はまるでない。
どうやら今度こそ、本当に意識を失ってしまったらしい。
「ふううぅぅ……搾り取られるみたいだ……」
「ふお……♡」
未だにきゅうっ♡きゅうっ♡と名残惜しそうに締めつけてくる泉のアナルから肉棒をゆっくりと引き抜き、正樹は溜め込んでいた息を長く吐き出した。
肉棒が抜け落ちても泉はほとんど反応を見せず、地面に伏した身体が時折ピクッ♡と小さく震えるばかり。
それを確認した正樹は再び泉の前へ回り込むと、顔を覆っていた目隠しをそっと外した。
「んごぉ……♡」
露わになった泉の顔は、それはもう酷い有様だった。
目は白目を剥き、鼻からはとろりと鼻水。
ボールギャグを咥えさせられた口元からは大量の涎が垂れ、顎を伝って地面へぽたぽたと滴り落ちている。
普段の愛嬌ある可愛らしい顔立ちは見る影もなく、誰が見ても美少女が台無しとしか言いようのない、無様極まりない表情だった。
しかし、そんな泉を誰よりもよく知る正樹は、その顔を眺めるなり小さく苦笑した。
「まったく……幸せそうな面しやがって」
「んぉ……♡」
主人である彼の目には、今の泉がただ幸せいっぱいに浸っている女の子にしか見えないのだから。
***
「はぁ……またやっちまったな」
溜め息をつくと幸せが逃げる。
そんな言葉くらい正樹だって知っている。
それでもリビングで新聞を流し読みしている正樹の口からは、もう何度目になるのか分からないほど深い溜め息が漏れていた。
理由は言うまでもなく、泉との関係だ。
「いや、ヤバいのはわかってんだよ。俺みたいなおっさんに手を出されたなんて知られたら、あの親父に殺される……」
それは今さら始まった悩みではない。
ずっと昔、初めて泉と関係を持ってしまった時から、正樹は何度となく同じことを考えさせられていた。
泉と正樹では歳が離れ過ぎているだけでも十分に後ろめたいというのに、さらに問題なのが泉の父親だ。
娘のことを目に入れても痛くないと本気で豪語するほどの親馬鹿。
そんな男に、自分がその大事な娘へ何をしているのか知られたらどうなるか。
少なくとも、笑って許してもらえる未来だけは絶対にない。
冗談でも何でもなく、バレればリアルに命が危ない。
脳裏にその考えを思い浮かべただけで、正樹は思わずぶるりと肩を震わせた。
「ましてや教え子……いや、止めよう。考えるとキツくなってきた」
家庭教師と教え子。
その関係から始まっておきながら、自分はその教え子へ手を出した。
そんな身も蓋もない事実を一瞬だけ真正面から認識してしまい、正樹は逃げるように新聞を折りたたんだ。
少なくとも最初から泉との間にはしっかりと合意があったのだ。
無理やりどうこうしたわけではないから良いのだと、正樹はそこで強引に思考を打ち切る。
考えなくてもいいことは考えない方が、正樹の精神衛生上ずっと良かった。
「……また勝手に」
そんなことを考えている最中、玄関の方からガチャリとドアが開く音が聞こえ、正樹は誰が来たのか確かめるまでもなく小さく溜め息を吐いた。
たしかに、しつこく強請られた末とはいえ、この家の鍵を泉へ渡したのは正樹自身だ。
だが、それ以来というもの、泉はすっかり遠慮というものをなくし、まるで自分の家にでも帰ってくるような気軽さで好き放題に訪れるようになっていた。
現在は在宅ワークで稼いでいる正樹は基本的にいつも家にいるため、泉が好きな時に訪ねてくること自体は、正樹としても別に困ることではない。
問題なのは、そこではなかった。
良い歳をした正樹の家へ、中身は残念気味でも少なくとも見た目だけなら美少女な泉が頻繁に出入りしている。
そんなところを近所の人間に何度も見られれば、どうしたって外聞がよろしくない。
先ほどまで泉との関係について頭を抱えていた正樹としては、なおさら気になってしまうところだった。
「今回はいい加減に説教しないとな」
いくら性癖が抜群に噛み合っているとはいえ、泉の望むがままに流され、好き放題させていては、年上としての威厳などあったものではない。
今日こそは毅然とした態度を取る。
そう自分に言い聞かせるように、普段なら背を向けて座っている廊下側へわざわざ身体ごと向き直り、正樹は腕を組んだ。
表情まで少し険しくし、泉がリビングへ入ってきた瞬間から説教を始められるよう、そのままじっと待ち構える。
するとほどなくして、廊下の向こうから聞き覚えのある、どこか調子の外れた鼻歌が響き始めた。
「おじさ〜ん♪」
「泉、今日という今日……は……」
だが、廊下側から開いた扉の向こうに現れた泉を見た瞬間、正樹の思考は完全に停止した。
「な、な、な……」
「えへっ♡」
今日の泉は、前回のようにスカート一枚だけという格好ではない。
きちんと下着らしきものを身に着けている。
それなのに、受ける衝撃は前回に匹敵するどころか、下手をすればそれ以上だった。
「これ、どうかなぁ……♡」
泉が身に着けているのは、いわゆるセクシーランジェリーと呼ばれるものだ。
黒を基調とした扇情的なデザインが、泉の白い肌へくっきりと映えている。
しかし、問題なのはその形だ。
普通の下着なら隠すはずの乳首や秘所を覆うどころか、そこだけをわざと露出させ、むしろ視線を誘うように作られている。
黒い布地の隙間からは、柔らかな乳房の先についたピンク色の乳首が丸見え。
下半身も同様で、布に縁取られるように剥き出しになった秘所からは、すでにうっすらと愛液の湿り気まで覗いていた。
しかも、そんな格好を自分からしておきながら、泉本人は正樹の反応を窺うように頬を赤く染め、恥ずかしそうにしている。
その姿を真正面から見せつけられた正樹にとって、破壊力は計り知れなかった。
(うわ……♡すっごい見てる……♡は、恥ずかしいぃぃ……♡)
無論、泉が恥ずかしがっているのは演技などではない。
思考こそ完全に停止してしまっている正樹だが、その目だけは泉の身体をきっちりと捉え、まるで吸いついたように離れようとしなかった。
剥き出しになった乳首から、布に縁取られた秘所まで。
どこを見られているのか分かってしまうほど露骨な視線を浴びせられ、泉の頬はますます興奮と羞恥で熱く染まっていく。
その証拠に、見られているだけだというのに乳首はつんっと硬く勃起し、剥き出しの秘所からは堪えきれなくなった愛液がとろり♡と垂れ始めていた。
今回辺り、いい加減に説教されるかもしれないと考え、どうにか誤魔化せないものかとない知恵を回した結果は、どうやら大当たりだったらしい。
とはいえ、いくら狙い通りとはいっても、ここまで真正面からガン見されるのは流石に恥ずかし過ぎた。
「泉……」
「あ、ぅ……♡」
低く名前を呼びながら、正樹がゆっくりと椅子から立ち上がる。
実際に変わったわけではないが、完全に獲物を見る目になったその姿は、今の泉からすれば、もはや漫画のような禍々しいオーラすら背負っているように見えた。
ぞくっ♡と背筋を震わせ、泉は反射的に一歩だけ後ろへ下がる。
「き、効きすぎた、かも……♡ちょっと待って、おじさん。私、この前のでちょっと腰が痛い……」
世論、倫理観、未来。
この先も二人の前には、色々な障害が待ち受けているのかもしれない。
ただ、それでも――。
「泉ぃぃぃ!」
「ひゃあああああんっ!?♡」
どうあれ二人が幸せそうなら、それで良いのかもしれなかった。