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改めてありがとうございます。
評価も……欲しいな(欲張り)
まぁそれは冗談でして。
それでは、淫魔王アクラシリーズです。
始めた時からやりたかった話ですが、結局日和ましたので、短めです。
あと淫魔王アクラのリクエストの内容を変更致しますので、続けてどうぞ。
今回の陵辱者
アクラ
淫魔王と呼ばれるほど強力な淫魔。
実はかなり長生きであり、英霊の一部は生前の姿を知っている。
見た目は黒い少し長めの髪、黒い瞳の十代前半から半ばくらいの日本人風の少年。
身長150で黒い魔道士のようなローブを羽織っているので分かり辛いが、細身の身体。
ローブの中はいつでも犯れるよう実は全裸。
サーヴァントとしての役割がなく暇をしていたが、今回はある理由から少し不機嫌。
「あ〜こうやって来るかぁ」
魔術協会の魔術師達が来たことにより大半のサーヴァントが退去したカルデア。無論アクラがそれを守るはずはなく、隠れてやり過ごし始めてから暫くしてのことだった。カルデアが襲撃されたのだ。
襲撃してきたのは黒い兵士である殺戮猟兵。
一体一体は大した強さではなく、アクラでも余裕で倒せる強さだが、数が多く、そしてカルデア側には戦力がいなかった。
「……とりあえず立香の安全確保だな」
自分がやられることはまずないが、立香はマスターであっても普通の人間である。殺戮猟兵に追われてはひとたまりもないだろう。そう考えたアクラは姿を隠し、立香の反応を追った。
その後、立香と合流は出来たが、ダヴィンチを失い多数の職員を失い、カルデアから逃げ出すハメになるとはまだこの時のアクラは考えてもいなかった。
「さて……やるか」
ここはロシア異聞帯と呼ばれる場所。人類種では生存すら不能な環境と化しているこの地においてもアクラのような人外には何の問題もない。
しかしそのアクラの表情は不機嫌そのものだった。普段の余裕そうな子供っぽい表情は完全に潜めている。アクラがこうなっているのは非常に分かりやすい理由だ。
自分の女が涙を流してこそ居なかったが泣いていた。それだけで十分だった。
「淫魔の戦い方、見せてやるよ」
遠くに見える城。そこに居るであろう原因にアクラは怒気を向ける。だが、別にアクラは正面から突撃しようなどと考えているわけではない。
淫魔ならではの方法でマスターたる立香の役に立とうとしているだけだ。怒りがあってもそこに趣味が全くないとは、とても言えなかったが。
「カドック・ゼムルプス……きみの女は頂くよ」
ロシア異聞帯にてクリプターであるカドック・ゼムルプスが拠点として構える首都ヤガ・モスクワ。そこには彼のサーヴァントも存在する。
アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ。キャスタークラスのサーヴァントである彼女はカルデア襲撃の主犯の一人だ。つまりアクラの狙いだった。
「……っ! 何者です」
イヴァン雷帝という爆弾を抱えたカドック陣営は、警戒を欠かしていない。だから殆ど気配を隠していたアクラの存在にも近付かれた状態ならば気付いた。
しかしもう遅い。アクラは機嫌が悪いのだ。
「もう無駄だよ」
「なっ……あっ……」
目線を合わせたタイミングで淫魔としての全力を使い暗示をかける。魔力の大半をヴィイで補うアナスタシア自身の能力は決して高くない。そしてヴィイもまた惑わすことが得意なアクラとは相性が悪かった。
故に至近距離で暗示を直で受けたアナスタシアが無力化されたのは仕方ないことだった。
「じゃあ俺の本領といきますか。 大丈夫、怖くないよ。 ちょっと……夢を見るだけだ」
「カ……ドッ……ク……」
アクラの手が停止したアナスタシアの頭に迫る。敵と思われる相手の前で無防備になっているアナスタシアは自らが死ぬ覚悟を決めていた。
意識を失う直後、アナスタシアの頭に浮かんだのは、自らのマスターの顔だった。
「はっ! 今……何か……」
どこかぼんやりしていたのか、アナスタシアの少し前の記憶はぼんやりとしていた。
サーヴァントとて無敵ではない。肉体的にも精神的にも人に比べ遥かに丈夫なだけだ。
無意識なうちに疲れてぼんやりしていたのかもしれない。
「……少しカドックをからかってこようかしら」
そう言って霊体化して消えるアナスタシア。
しかし彼女は自分の身体のおかしい部分に最後まで気付くことはなかった。ヴィイを使って自分を見る。それくらいすれば気付けただろう。
隠蔽の魔術がかけられたアナスタシアの身体。
お腹は妊婦のように膨らみ、清姫と同じくらいの巨乳を包むドレスの上からも分かるほど乳首を勃起させ、顔は発情したように上気している。
そしてヘソの下、子宮の辺りにはギラギラと輝く、アクラの淫紋が付いていた。
「……また?」
最近、気付くとぼんやりとしている。カルデアと共闘してイヴァン雷帝を倒し、カドックとの約束通り皇帝になる。
その交渉も既に済んだ。あとはタイミングを見てイヴァン雷帝を起こすだけ。そこまでになっているにも関わらず、気が抜けているのか、ぼんやりとしていることがとにかく多くなっていた。
「いけないわね、これでは勝てるものも勝てないわ」
カルデアのマスター藤丸立香。ほぼ一般人の凡人であるはずの魔術師であるはずの彼女だが、舐めてはいけない。
人理焼却から世界を救ったマスターにして、何故か見覚えのあるアクラというサーヴァントを連れていた。アレは危険だ。
「っ……♥ぁ……♥」
何故か彼を見た途端、アナスタシアの身体には今までに感じたことがない甘い痺れが全身に走った。
乳首が秘部が尻穴が口が子宮が、酷く疼く。
その感覚に思わず変な態度を取ってしまい、カドックに霊器をチェックして貰ったほどだった。
しかしチェックに関しては問題なし。
かの騎士の愛の黒子のような能力があるのかもしれないが、影響下を出れば問題ないだろうと判断された。
いやむしろカドックはまだ疑っていたが、アナスタシアが辞めさせたのだ。まるで見て欲しくないものがあるかのように。
「……その後悔を抱いて生きなさい。マスター。
私……きっと、もう二度とできません。銃弾の前に、身を投げ出すなんて。 よろしい? 私はあなたが優れていたから助けた訳ではありません。 私を信じてくれたから、サーヴァントとして、当然のことをしたのです……光栄に……思って……ちょうだいな……本当に……かわいい……人……」
カルデアとの決戦はカドック達の敗北だった。
アナスタシアはやはり何かしらの影響を受けていたらしく、立香が連れていたサーヴァント、アクラに対して動きが甘くなったのだ。
そしてその隙を突かれて敗れ、切り札を使おうとしてビリーに撃たれたカドックを庇い、アナスタシアの霊器は破壊されていた。
カドックに最後の言葉も伝えられた。もはや消えるだけの運命。しかし、淫魔王はただでは許さない。
(きみの気持ちは理解した。 きみの罪を許すよ、アナスタシア。 でも最後の罰だけは、受けて貰おう)
(えっ……? あ、あ、あぁああぁああぁああぁあああああぁあああぁああ!?)
消える直前のアナスタシアを襲ったのは忘れていた。いや忘れさせられていた記憶。だが、最後の最後で淫魔王はそれを思い出させた。
(私は、私は、私は、私は、私は、わたく、しは……わたくしはぁ♥)
全てを思い出してもアナスタシアの消滅は止まらない。そのまま誰に伝えることも出来ず、アナスタシアは消滅した。
カドックは何も知らない。淫魔王たるアクラとアナスタシアの間に何があったのかを。
それを教えないのが、彼に与えられた唯一の慈悲だったのかもしれない。
「サーヴァント、アナスタシア。 召喚の求めに応じ、ここに参上したわ。 この子はヴィイよ! 私共々よろしく!」
ノウムカルデア。人理焼却の解決後、2018年に世界が滅びることを予測したシオン・エルトナム・ソカリスが作り出した旧カルデアを模したベース。
そこに一体のサーヴァントが召喚されていた。
あの時の様子とは違い、見た目の麗しさとは違い、案外明るい雰囲気を持つ汎人類史における、アナスタシアである。しかし異変はすぐに起こった。
「お゛!?♥♥♥ あ、ら……?」
「えっ!?」
「……あー」
マスターである立香を見ていたアナスタシアが、次に横に居たアクラを見た途端、いきなりアナスタシアの顔が下品に崩れ、そのまま膝から崩れ落ちる。
立香もアナスタシア自身も何が起こったのか、分からない様子だったが、一人理解したアクラは苦笑していた。
「ちょちょっとどうしたの!? まさか、またアクラ!」
「まぁ俺が預かるよ。 説明は後でね、マスター」
「やっぱりあの時……! ちょ、待ちなさいよ!」
いきなりの事態。だが、立香が疑ったのはただ一人、隣にいたアクラだった。しかしアクラは立香に説明することなく、崩れ落ちて倒れていたアナスタシアを抱き上げるとどこかへ消えてしまった。
後には思い当たる節がある立香の怒った声だけが響いていた。
「つまり……前に召喚された時に私は、アクラの肉便器にされちゃったってことね?」
「まぁ……そういうことかな。 魂に刻んだから、座の方まで及んでたみたいだ」
殆ど女の所に行っているためあまり使われていないアクラの部屋。そこにはドレスを脱いで全裸になり、巨乳でアクラの腕を愛おしそうに挟み込むアナスタシアがアクラと二人でベッドに座っていた。
初めは戸惑っていたが、アクラの説明に納得したのか今はちょっと淫靡ながらも楽しそうに笑っている。
「へぇ……流石に頭では思い出せないけど……アクラがご主人様だってのは分かるわ。 魂で理解出来るもの」
「……案外明るいね。 あっちは泣いて叫んで大変だったのに」
あの時のことはそれほど前ではないが、あれから色々あったためアクラも完全に過去のことになっていた。
だからか、少し懐かしむようにアクラはあの時のことを話す。
「う〜ん……それは多分、私が頑張っていたからだわ。 それに、今の私もアクラ以外に襲われたら、同じ反応を取るわよ?」
汎人類史のアナスタシアと異聞帯のアナスタシアにそこまで深い違いはない。ただカドックのために全力で皇女をやっていた異聞帯と、今の素のアナスタシアに差があるだけだ。
本来のアナスタシアは人間不信の気はあるが、基本的に天真爛漫で、家族が大好きな悪戯好きの女の子なのだ。
「俺なら良いんだ」
「えぇ。 私の魂が貴方を選んでるわ。 アクラ、私だけの夫、とはいかないみたいだけど。 いっぱい居るみたいだし。 でも少なくとも肉便器としては大切にしてくれるんでしょ?」
「ん……まぁ大切にするのは本当だけどさ」
前回の異聞帯で相当やらかしたために痛い所を突かれたアクラが軽く頬を掻く。
頭の良さを活かして早速とばかりに痛い所を突く悪戯をしたアナスタシアは嬉しそうに笑っていた。
「まぁ良いか。 マスターには後で一緒に説明して貰うから」
「分かったわ。 でも随分怒ってたみたいだけど、何をしたの?」
「うっ……実はね────」
そこからアクラは自らの失敗をアナスタシアに説明し始めた。
分体であるワルキューレと乱交したことにより本体までフィードバックさせて結果的に全滅させたこと。
異聞帯の王であったスカサハを堕としてしまったことで根底から引っくり返してしまったこと。
クリプターであるオフェリア・ファムルソローネにも手を出したことでスルトに執拗に狙われる羽目になったこと。
立香に全てバレて心配されながらも怒られたこと。
その全てを苦々しく語るアクラに、終始アナスタシアは笑っていた。そしてどんどん密着が激しくなっていく。
「というわけでマスター怒らせちゃってね……流石に次回からは自重しようと……アナスタシア?」
「んっ♥あっ♥つづけ、て?♥」
アクラの話を聞いている内にいつしか興奮してきたのか、アナスタシアが抱きかかえたアクラの腕を自らの秘所に擦り付け自慰を始めていた。
クチュクチュと秘所からいやらしい音が聞こえてきており、暫くはそのままにしておいたアクラも、溢れんばかりの愛液が漏れ出してくると声をかけた。
「……シたい?」
「……えぇ♥」
甘えるような声色で頷くアナスタシア。
それはアクラの記憶にある異聞帯のアナスタシアが堕ちた後と同じ表情だった。
「あっ♥すご、いぃ♥こんなこんなの、耐えられ、なぃぃぃぃ!♥♥♥」
ビクッ!♥ビクンッ♥ビクンッ♥♥♥
この霊器では初めてだったはずのアナスタシアは正常位でアクラの肉棒を挿入されて数巡で、完璧にアクラの肉便器としての感覚を取り戻していた。
魂にまで侵食された快楽は、忘れられるものではなかったのだ。
「アナスタシアのおっぱいもたっぷり盛ってあげたんだけどね。 流石にそっちは戻ってるし、どう」
「じゃ、あ、今からしてぇ♥」
「えーでもあれは肉便器にするためにやったからなぁ」
隠蔽はしていたがアクラの淫魔術を存分に使われた異聞帯のアナスタシアは実際は歩くのも辛いほどの爆乳を超えた超乳にさせられていた。
感度も度を超えたものになっており、アクラしか気付いていなかったが、戦闘中に擦れて絶頂してしまっていたほどだ。
「……ダメ?」
「……今のアナスタシアのおっぱいの方が好きだよ。 アレはお仕置きでやっただけだから」
懇願するように少し涙目で催促するアナスタシアに、多少苦笑しながらアクラは嘘を付いた。
実際の所、アクラは無乳だろうと並乳だろうと巨乳だろうと爆乳だろうと超乳だろうと好きだ。改造したのも天然物も両方好きだ。だが一時的な改造以外はアクラは今は控えていた。
戦闘力と言う点では決して高くない自分が大切な立香を守るための戦力であるサーヴァントの戦力を落としてはいけないと考えているからだ。
いくらその場の快楽を最優先するアクラでも今の状況では多少弁えているのだ。
「でもぉ♥」
「……自分に嫉妬しない。 ほら、いくよ」
「ひぃ!♥ ひぃッあッあぁあクるぅうッ!♥ ごまかす、のずるぃ!♥ あぁでもッッッ!♥ いっイグッまたイグぅうぅぅぅッ!♥♥♥」
パチュンッ!♥パチュンッ!♥パチュンッ!♥♥♥
アナスタシアが拘る理由が分かっているアクラは快楽で誤魔化してしまえと、力強く腰を使いアナスタシアを突き上げる。
誤魔化されていることが分かっていながらもアナスタシアは背を反らしながら絶頂してしまい、本当に誤魔化されていってしまう。
そう、アナスタシアは嫉妬しているのだ。肉便器に調教された異聞帯の自分に。
流石に会ったばかりのアクラに恋心を抱いているわけではなかったが、魂レベルで快楽を与えたアクラに若干依存しているのだろう。
突かれている今も絶頂していることで力が抜けているが、それでも離さないとばかりにアクラの身体を抱き締めている。
「大丈夫、俺はずっと……アナスタシアと一緒だよ」
「ああぁはあぁああぁ~~~~~っっっ!♥♥♥ アクラ、アク、ラァ!♥♥♥
イクぅ、イグゥ、イッぐうううぅううぅーーーーーーーーーーッッッ!!♥♥♥♥♥」
びゅる!♥どぴゅる!♥どぶっ!♥ごぶっ!♥びゅるるるる!♥♥♥
アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァの過去を詳しく知ってしまったアクラは安心させるように耳元で囁きかけながら、一際強い突きと共にアナスタシアの腟内に大量のザーメンを送り込む。
アナスタシアも聞こえているのかいないのか、甘い声を上げてアクラの名を呼び、ザーメンの熱い熱に焼かれて大きく痙攣すると深く絶頂した。
「あ、ふ……♥アク、ラぁ……♥」
「まだまだ、アナスタシアも、立香も清姫も段蔵も頼光も、他のみんなも全員俺の物だ。 まだまだ全員可愛がってあげるよ」
その日の内にアクラのマイルームからアナスタシアの嬌声が消えることはなかった。
翌日、まだ何も知らないマシュが居る中で、立香の怒りを頑張って鎮めるアクラとそれを見て、また幸せそうに笑うアナスタシアが居た。
アナスタシアはどんな形にせよ、幸せを手に入れたのだ。
もう離すことのない幸せを。
マテリアルが開放されました。
淫魔術【A+】
古今東西の魔術を学び続けた彼が生み出した魔術。
同じ淫魔術を使うものもいるが、彼の使うものは別格。
神代にこそ及ばぬが、限りなく近く、そして魔法にも限りなく近いもの。
人間の生み出し、研磨し続けている魔術は、永遠の時を生きる彼にとって非常に興味深いものであったのだ。
これが使えるが故に彼をもし、サーヴァントとして呼ぶならばクラスはキャスターであろう。