※この作品はR-18です。

快楽に堕ちるメス達   作:ムマ・N

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久しぶりの淫魔王シリーズ本編です。
今回は個人的には結構好きなラクシュミー。
ただ再現率は微妙かも?
まぁ細かいことは気にせず、気楽に見てやってください。
では、どうぞ。


幕間の物語 呪われた運勢の転がる先(被害者 ラクシュミー・バーイー)

 

(どうして……こうなった?)

 

 カルデアを裏から支配するのを目論む淫魔、アクラ。

 だが支配すると言っても彼は基本的にはカルデアの味方だ。

 カルデアが抱える問題は、他者をなんだかんだ求めるアクラにとっても放置出来ないものではあるし、汎人類史最後のマスターである藤丸立香は彼にとっても大事な女の子。

 それに彼女やカルデアがなくなれば、折角手に入れた彼の可愛い娘達も消えてしまう。それはアクラが望むことではない。

 確かにアクラはカルデアのサーヴァント達を、次々と堕落させ、彼の淫紋奴隷へと堕としめている。

 それでも繰り返す。彼はカルデアの敵ではない。だから、これも彼が悪いわけではない。

 

「ま……待ってくれ……♡絶対、絶対に動くんじゃ……ない♡」

 

「分かってるって。 なんとか頑張ってラクシュミー」

 

 下半身裸のラクシュミー・バーイーと何故か繋がっていても、それはアクラのせいではないのだ。

 

 キッカケはアクラも参加する予定だったシュミレーターを使った合同訓練だった。

 逃げたり、翻弄したり、裏技を使ったりなどは得意だが、単純な戦闘は苦手なアクラはあまりこの訓練には参加したがらない。

 そんなことより誰かを抱いたり、イチャイチャしたりしていたいのが本音だからだ。

 だが今回は堕としたダ・ヴィンチや、立香本人に頼まれ、仕方なく参加していた。

 今回の合同訓練の参加者の都合、アクラが、いやより正確に言うならば幸運のパラメーターが高いサーヴァントが必要であり、サーヴァントではないが、アクラはパラメーターで言うならばA相当の幸運を持つため、わざわざ頼まれたのだ。

 そして今回の合同訓練に幸運が必要な理由が、このラクシュミーのためだった。

 

「抜け……ないぃ……♡」

 

(いやぁ……甘く見てたわ。 不運と不幸の女神アラクシュミーの力って奴をさ)

 

 ラクシュミーの抱える問題であるアラクシュミーによる呪いにも近い度重なる不運に関してはアクラも聞いていた。

 高所に登れば滑り落ち、マイルームでは突然壊れたシャワーの冷水を被ってサーヴァントなのに風邪を引き、タンスに足をぶつけて致命的なダメージを受ける。

 サイコロを振れば2連続で1のゾロ目。

 不幸体質とも呼べる彼女のそれを、異聞帯インドには参加していないアクラは今回初めて味わったのだ。

 

(まさかシュミレーターが壊れた挙げ句、倉庫に保管してあった聖杯が起動して微小特異点が作り出されるとは……)

 

 巻き込まれた側なので確定ではないが、アクラの経験と頭脳から導き出された答えは多分間違っていない。

 そしてこれもアクラにとっては予測であり、現実に起こっていることではあるが、他の合同訓練に参加していたメンバーは巻き込まれていない。

 つまり今回の不幸は、ラクシュミーが淫魔であるアクラと二人で微小特異点に巻き込まれるということなのだろう。

 そんなバカなと言いたくなるが、実際に起こっている以上、何も言えなかった。

 

「か、硬く、する、なぁ……♡」

 

「いやいや、無理だよ。 ラクシュミーのおまんこがぎゅうぎゅう締め付けて来るんだからさ」

 

「そ、それは……ぅぅ……♡」

 

 二人が飛ばされた場所は狭い狭い洞窟のような場所。

 いくらアクラが成人男性に比べ小さいとはいえ、二人も入れる場所ではなく、上に乗っているラクシュミーはともかく、本当に下のアクラは動きようがなかった。

 ご丁寧にも霊体化も出来ないため、ラクシュミーが前に向かって何とか這うぐらいしか抜く方法はなかった。

 それもアクラの太い肉棒がみっちり入ってしまっているため、中々上手くいかないのだが。

 

(くっ……私の不幸のせいとはいえ……こんな……♡)

 

 生娘というわけではないが、誰とでも身体を重ねるわけではない一般的な貞操意識を持ったラクシュミーにとって今の状況は決して喜ばしいものではない。

 アクラのせいでないのは理解しており、更に男としての生理的な問題なので仕方ないのもわかっている。

 だが、それでもラクシュミーはアクラに文句を言いたくて仕方ないことが二つある。

 

(こんな……太くて、長くて、熱くて、硬い……♡)

 

 一つはよりもよってあまりにもアクラの肉棒が立派過ぎること。

 太すぎてラクシュミーの腟内を一片の隙間もなく、埋めてしまっており、長過ぎるソレは、彼女の生の中でも届いたことのない子宮口まで届くどころか、その入口をこじ開け、子宮の中にめり込んでしまっている。

 それに、こんなに長くなければいくら狭いとはいえ、もっと楽に抜けただろう。

 そして、もう一つはある意味、もっと八つ当たりにも近いものだ。

 

(何故……こんな……気持ち良いんだ……♡)

 

 そう、気持ち良すぎるのだ。

 ラクシュミーはアクラが淫魔であることを知らないので仕方ないが、淫魔の、しかも淫魔王などと呼ばれるほど強い力を持つアクラの肉棒に触れているだけでも、女体は狂う。

 更に言えばアクラ自身もラクシュミーのせいのトラブルなら構わないだろうと、先走り汁を出しているので余計だ。

 普通の媚薬などとは比べ物にならない淫魔の先走り汁が出た肉棒と、特に効果の高い膣内でずっと密着している。

 それだけでラクシュミーが色に狂うのは無理もなかった。

 

「く……♡ふぅ……♡は、ぁぁ……♡」

 

 それでもラクシュミーは頑張っている方だった。

 普通の女ならば、今頃とっくに色に溺れ、脱出することも忘れ、腰を振っていただろう。

 しかしそんな彼女であってもだいぶ限界は近かった。

 何より単純に抜ける気がしなくなってきたのだ。

 

(腕に……力が……入らなぃ……♡でも、下から動いて貰う……わけにも……♡)

 

 快楽により、力が抜けてしまい、これ以上這えなくなってきたのだ。

 だが、ギリギリ背中はついていない上にいるラクシュミーはともかく、下にいるアクラは岩肌に背中がしっかり着いてしまっている。

 その状態で下に向かって這えというのは、難しいし、痛みもあるかもしれない。そもそも無理な可能性も高い。

 命がかかっている状況ならともかく、自分の不幸に巻き込んだ挙げ句に自分がこのままだとどうにかなってしまいそうだから等という理由でそれを強要出来るラクシュミーではなかった。

 

(くぅ……♡ど、どうすれば……♡)

 

 必死に考えるラクシュミー。だが、良い案は全く浮かばない。

 それどころか、どんどん思考力は落ちていき、脳がピンク色に染まるようにすら感じてしまう。

 

(中々耐えるね)

 

  ラクシュミーの精神がある程度快楽に染まるのを待っているアクラ。

 ある程度快楽に染まれば、事故からの仕方ないからという言い訳が出来るようになるからだ。

 故にアクラは今この瞬間も彼女を堕とすために腰を動かさないでいるのだ。

 ただ少しばかり悪戯心が湧いたアクラは、少しばかり腰を動かしてみる。

 

「はぁ……♡はぁ……♡あ♡ああ♡あん♡ふぁぁぁっ♡♡ち、違う!こ、これは……」

 

 アクラが少し動いただけで、ラクシュミーの口から甘い声が出る。

 ラクシュミーの性格上、アクラのせいになど出来ない。

 彼女はあくまで自分のせいだと思っているのだから。

 だが、そんな性格だからこそ、今のこの状況はアクラにとって好都合だった。

 

 (言う……しか、ないのか? 私から、アレを提案するのか?)

 

 アクラの肉棒を抜く手段自体はとっくにラクシュミーの頭の中にある。

 ただ、それの実行を提案するのがあまりにも恥ずかしくて躊躇ってしまうだけだ。

 

(だが……このままでは、いつまでも……)

 

 ラクシュミーは売女でも淫乱でもない。

 これは必要に迫られた緊急避難であり、決して望んでいることではない。

 そう自分の中で必死に言い訳しながら、彼女は戸惑いがちに口を開く。

 

「アクラ……その……」

 

「ん? どうしたの?」

 

 アクラはラクシュミーが何が言いたいか、分かっている。

 だが、分かっているからこそ、ラクシュミーに自分から言わせようとしているのだ。

 それで、もはや言い訳など出来ないのだから。

 

「しゃ、射精すれば、萎えるだろ……? わ、私が動く……から……」

 

「え? ラクシュミーが俺のを抜いてくれるの?」

 

「そ、そんなハッキリと言うな!」

 

 顔を真っ赤に染めたラクシュミーをニヤニヤしながら眺めるアクラ。

 彼がわざとそういう言い方をしていることを分かっていながらも、羞恥心に耐えられず、つい怒鳴ってしまうラクシュミー。

 

(うぅ……早く終わらせねば……)

 

 既に身体は出来上がっており、我慢も限界に近い。

 このまま行けば、確実に絶頂してしまう。

 そうなれば当然、その恥ずかしい状態をアクラに見られることになる。

 それはなんとしても避けたかった。

 

「じゃあ、お願いしようかなー」

 

「あ、あぁ……任せておけ。 ん……♡ふぅ……♡」

 

 ラクシュミーはゆっくりと身体を揺らして、肉棒に快楽を与えようとする。

 だが、その動きはあまりにゆっくり過ぎて、淫魔であるアクラからすればあまりに弱い刺激だった。

 

「……ねぇ、ラクシュミー。 そんなんじゃ一生かかっても射精出来ないよ?」

 

「うぐ……! わ、わかっている……!」

 

 そんなこと言われなくてもラクシュミーにもわかっている。

 だが、これ以上強く動けばラクシュミーの方が絶頂してしまいそうなのだ。

 

(なんとか……なんとか……)

 

(まぁそろそろ良いか。 我慢は身体に毒だし)

 

「んっ……♡あっ……♡ん……?何をして……? 何故足を掴、ひぅっ!?♡♡ はっ♡あぅぅぅぅうっ!?♡♡♡」

 

 ずちゅ♡という音と共にアクラに下から軽めに突き上げられ、ラクシュミーの声が一段上がる。

 湧き上がる肉悦に煽られ、自由にならない身体を懸命に撚るも、狭い洞窟では快楽を逃すことも出来ない。

 

「ま、待て……! 動く、ぬあぁぁぁぁ!♡♡♡」

 

「だからあのままじゃ一生射精なんて出来ないって。 少し我慢しててラクシュミー」

 

「そん、な♡おおおっ!?♡♡♡ ふぐぅむぅ~~~~~~~っ!!!♡♡♡」

 

 一理はあるが、ラクシュミーの都合を考えないアクラの言い分に言い返す間もなく、キスするように密着している子宮を擦り上げられ、アクラに必死に抱き着き、唇を噛み締め声を抑えながらラクシュミーは快楽の昂りを味わう。

 彼女なりの声を抑えるための行動なのだが、傍目にはアクラに甘えているようにしか見えない。

 

(まずい……まずいまずいまずい!! 冷静に……快楽を逃し……)

 

「我慢しててね、ラクシュミー」

 

「ふおっ!?♥♥♥ んんんんんんんん〜〜〜〜っっっ!!♡♡♡」

 

 ゴスッと下から重く突き上げられ、背中は天井についてるため錯覚ではあるが、ラクシュミーは自らの身体が浮いたような感覚に襲われる。

 同時に来た強烈な快楽に、一瞬本気の嬌声を上げてしまいそうになるが、再度アクラに抱き着き、必死に我慢する。

 

(し、思考が……まとまらない……♡あたまが、沸騰したようで……♡)

 

 英霊としての誇り。

 軍を率いていたものとしての矜持。

 女としての貞操。

 その全てを使ってもこの快楽には勝てない。

 それが子宮から伝わってくるのをラクシュミーは感じ始めてしまっていた。

 

「お、おひっ!!♡♡♡ ささるっ、ひぃぐっ♡♡なかにささっていくうぅっ!!♡♡♡」

 

 故に崩れていく。

 段々と快楽に素直になっていく。

 

「大丈夫だよラクシュミー。 こんなことしてたら、声が出るくらい仕方ないさ」

 

(そ、そうだ! これは仕方ない♡抜くために、射精させるために仕方ないことだ! 快楽に、快楽に飲まれているわけじゃ……なぃぃ……♡♡♡)

 

 思考の上では否定しているラクシュミーだが、アクラにはきちんと見えていた。

 今のラクシュミーの表情は普段の不幸を抱えながらも凛々しいものではない。

 快楽に完全に蕩けた、メスの表情をラクシュミーは浮かべていた。

 

「きゃひぃいいいいんっ!!♡♡♡ んっはぁあああああっ!!♡♡♡ おくっ♡♡しゅご♡♡おっほぉぉぉぉぉぉぉぉ!!♡♡♡」

 

 ラクシュミー自身が受け入れてしまったことで、今までにないほど彼女は乱れる。

 もはや仕方ないでは済ませられないほど、卑猥で無様な表情と声をしてしまっているが、アクラは指摘したりはしない。

 後押しはしても、ブレーキをかける必要などない。

 

「そろそろ射精るよ。 きちんと締め付けてて」

 

「わ、分かったぁぁ!! あぁぁぁ♡♡でも、私も、もうっ♡♡♡もうっ♡♡♡」

 

 だが、そろそろ良いだろうと考えたアクラは射精が迫っていることをラクシュミーに告げる。

 その言葉で多少は正気に戻ったのか、声の調子は戻るが、身体の方は限界なのか、腰が痙攣していた。

 最初に挿入した時にも味わった深い絶頂が近いのだろう。

 

「いくよ、ラクシュミー」

 

「私も、イクぅ……んぁあはぁああああああぁぁぁああああああああああああ!!!♡♡♡♡♡♡♡」

 

 どプぶゅうっブゅくっドぷブゅくっ、どくっドくっぶゅううぅぅぅっ、ブュっぶゅるるっ!!♡♡♡♡

 

 互いの意思を確かめ合うような言葉と共に、その立派さに見合った濃いザーメンがラクシュミーの中で弾ける。

 

「お゛……♥おぉぉぉ……なか……あ、つぃ……♥♥」

 

 子宮の中に直接射精されたザーメンを感じ、ラクシュミーは無意識に恍惚とした表情で呟く。

 今までに味わったことのない淫魔のセックスの余韻に浸っているのだ。

 まだ実質始まってもいないにも関わらず。

 

「っ……!? こ、これで……ん゛お゛っ!?♥♥♥」

 

 暫しの余韻に浸っていたラクシュミーがやっと正気に戻ると、萎えたであろう肉棒を引き抜こうと意識を向ける。

 だが、ラクシュミーの予想を裏切り、アクラの肉棒は一切硬さを失わず、むしろ準備運動はこのくらいで良いだろうとばかりに硬さと熱さを増していた。

 

「な……なぁ……!?」

 

「あぁごめんねラクシュミー。 俺一回射精したくらいじゃ全然萎えなくてさ。 萎えるまで付き合ってよ」

 

「そ、そん……な……」

 

 これで終わると思っていたから多少乱れても仕方ないと受け入れた快楽。

 だが、あれほどのものが続けばどうなってしまうのか。

 それを身体で分からされたラクシュミーの表情に絶望が浮かぶ。

 

「ま、待て! 他の方法お゛っ!?♥♥♥」

 

「大丈夫。 ラクシュミーがイキ過ぎて気絶したとしても、抜け出せたら俺が守ってあげるから」

 

「そん、なもんだい、じゃ……はひいいぃぃっ!?♥♥♥ ふかっ深いィィっ!!♥♥♥♥ つかなっあひゃっ!♥♥♥ おくっ、突かなぃひれへぇぇぇっっっ!?♥♥♥♥♥」

 

 一度我慢を解いたものが簡単に戻るわけはない。

 再開された深く重いピストンにより、メスを引き摺り出されたラクシュミーが、快楽に狂う。

 

「イクッ!♥♥♥ またイクッ!!♥♥♥♥あひひっいいいいいいいぃぃいっ!!!♥♥♥♥♥ おなかァ♥♥やけるうぅっうひっひぃいぎいいぃぃっっっ!!?♥♥♥♥♥♥」

 

 快楽に狂い。快楽に酔い。快楽に支配される。

 普通に考えたならば、ラクシュミーの身体に異変が起きていること、いくらなんでもアクラが絶倫過ぎる疑問が浮かぶだろうが、もはやそんな思考を浮かべる暇もない。

 

「イグッ♥♥♥イグッ♥♥♥チンポしゅごい♥♥♥イグッ♥♥♥イグッ♥♥♥おく、あつぃ♥♥♥おなか、さけちゃ♥♥♥お゛♥お゛♥♥おほぉぉおぉぉぉおおぉぉぉっっっ!!!♥♥♥♥♥♥」

 

 射精され。またピストンが再開し。また射精される。

 もはや肉棒を引き抜いて脱出しようとしていたことすら忘れ、ラクシュミーは淫魔のセックスに溺れてきた。

 そして、数時間後。

 

 

 

 

 

「……やり過ぎた」

 

 乱れるラクシュミーを楽しんでいたばかりに自重を忘れてしまっていたアクラがやっと動きを止める。

 その頃には、ラクシュミーは本当に酷い有様になっていた。

 

「あへぇ……♥♥ほ……ひぉぉ……♥♥♥」

 

 やっとアクラの責めから解放されたラクシュミー。

 その表情は完全に破顔しており、涙で潤んだ瞳は現実を映していない。

 何より凄いのは妊婦のようになった腹部だろう。

 これは別に妊娠しているわけではなく、全てアクラの精液。アクラはラクシュミーの身体が妊娠に見えてしまうほどの量を射精したのだ。

 そのせいで完全に詰まってしまい身じろぎすらとれなくなったのは、完全に本末転倒だった。

 

「うん、この程度でサーヴァントは壊れない……はず。 良し、脱出しよ」

 

 若干自信がない無責任なことを言いながらも、アクラは淫紋を介して外と連絡を取る。

 そう、言うまでもないが、アクラ自身はいつでも抜け出せたのだ。

 結局助けに来た事情を知るメンバーにやり過ぎを咎められたのは……仕方ないことだろう。

 

 

 

 

 

 

「おっ」

 

「あっ……」

 

 次の日。

 カルデアの廊下にて、アクラとラクシュミーが出会ってしまっていた。

 ちょっと楽しそうなアクラに対して、ラクシュミーの方は非常に気まずそうだ。

 

「ラクシュ……っ!?」

 

「この前はすまなかった!」

 

「んん?」

 

 声をかけようとアクラが手を上げた途端、ラクシュミーは素早く近付きアクラへの謝罪を行った。

 一瞬問答無用で襲いかかってくるのかと思ってしまったアクラが、避けようとしたポーズのまま固まる。

 謝罪の意味が良く分からなかったのだ。

 

「この前は……その……私のせいで……」

 

(えぇ……あれだけされて、自分のせいって感じなん……?)

 

 まだ説明をきちんとされたわけではないが、弱いからこそ頭の回るアクラはラクシュミーの謝罪の意味をすぐに理解した。

 ラクシュミーの中ではアレも自分の不幸が呼んでしまった。つまり、アクラに迷惑をかけたという認識のようだ。

 アクラも決して幸せな道を辿ってきたわけではないが、彼女は筋金入りらしい。

 

(……面白くないな)

 

 ただアクラは不満だった。

 自分との性交を今までラクシュミーに襲ってきた不幸と同列に語られるのは、面白くない。

 だから、アクラは行動に出た。

 

「これからも私には……んん!? ぶちゅ♥れろっ♥♥んんっ♥♥んふぅーーーッッッ!?♥♥♥」

 

 未だに謝罪を続けるラクシュミーの唇を自らの唇で塞ぎ、何かされる前に押し倒すように貪る舌使いで一気に責め立てる。

 唇が重なった瞬間は驚いたような表情をしたラクシュミーの表情が一気に蕩け、押されて抱きとめられるようになる。

 

「ふぁ……♥な、なにを……♥」

 

「これがこれから先、ラクシュミーに訪れる不幸だよ。 これが不幸かは……自分で決めるんだね」

 

「あう……♥」

 

 一瞬で腰砕けになったラクシュミーを放置して、アクラは廊下を進んでいく。

 ペタンとお尻をつき、思わず女の子座りしてしまっているラクシュミーのお腹には怪しく輝くアクラの淫紋があった。

 

「不幸か……決める……んっ……♥」

 

 あの短時間でズボンに小さな染みを作ってしまったラクシュミーが、フラフラと立ち上がってアクラの言葉を反復する。

 その後、今回のようなことが何度もラクシュミーとアクラを襲うが、それをラクシュミーが不幸と考えたかどうかは、誰にも分からない。

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