今回はツイッターにて参加を募集していた企画、ヒロピン天下一武道会の企画に参加させて頂きました。
メイン会場はpixivの方ですが、自分はメインがこっちなのでこちらにも投稿します。
他の方の素晴らしい作品に興味がある方はヒロピン天下一武道会
でpixivで検索してみてください。
ちなみに自分はセーラームーンを同人くらいでしか知りませんし、いつものとは少し毛色が違うのと、短いです。
では、どうぞ。
「きゃあああぁあ!」
「いやぁぁぁぁぁ!」
平日の朝、平穏なはずの日常を破壊するものがいる。
黒い魔法使いのようなローブに見を纏う初老の黒髪の男。身長は2メートル近くある。そして何よりの特徴は黒いローブの中から伸びる触手だ。
彼の名前はゾグラ。人のエナジーを吸収して生きる生命体で、パッと見こそ人間のようだが、中身は触手で構成された怪物である。
その怪物は今、通学路で登校中の二人の女子学生を連れ去り、触手で拘束しながら口にも触手を入れてエナジーを吸い上げていた。
「んぐーーー!♡♡♡」
「んんーーー!」
「ふむ、大した量にはなりませんが……やはり吸うなら女、しかも育ち盛りですねぇ。 味がまろやかで美味しいです」
吸われていた女子学生が痙攣しながらくぐもった声を上げる。ゾグラのエナジードレインには快楽が伴う、故にまだまだ初な果実である女子学生には耐えられず絶頂してしまったのだろう。
片方が絶頂してしまったことに気付いた二人目はまだエナジーを吸われていないためかガクガクと震えている。
いくら震えていてもゾグラは許しはしない。このままでは同じことになる運命───のはずだった。
「その子を離しなさい!」
「……おや、新しい犠牲者ですか?」
響き渡る静止の声。その声を上げたのは女子学生と同じ服を着たダークブルーのセミショートヘアーの女子学生だった。
声こそ威勢が良いが、ただの少女の登場にゾグラは欲望の目を向ける。
しかし少女はただの少女ではなかった。
「マーキュリーパワー、メイクアップ!」
その言葉と共に辺りが光に包まれる。彼女の名前は水野亜美。
惑星の守護を受ける戦士、セーラー戦士の一人だった。
「愛と知性のセーラー服美少女戦士、セーラーマーキュリー! 水でもかぶって、反省しなさい!」
そして光が弾けると共にセーラー戦士、セーラーマーキュリーが現れる。
その光景にある程度唖然としていたゾグラだったが、やがて笑い出す。
「セーラー戦士……噂には聞いてみましたが、中々美味しそうなエナジーを持っているじゃないですか」
「妖魔……とは少し違う?」
「私はゾグラ……宜しくお願いします」
ダーク・キングダムに所属する妖魔とは少し違う雰囲気のゾグラに警戒を強めるマーキュリー。
彼女はセーラー戦士においてのブレーン的役割のため、相手の力を分析することに長けているのだ。
そしてその頭脳がまずやらなければならないことをすぐに思い付く。
「シャボン・スプレー!」
素早くエナジーを溜めて放ったマーキュリーの必殺技であるシャボン・スプレー。
大量のエナジーの泡が霧や煙幕になって広範囲に拡散し、マーキュリーの姿を隠す。
まずは人質にもなっており、エナジーを吸収されてしまいそうな女子学生達を助けるために姿を隠して素早く接近しようというのだ。
普通ならば良い手であっただろう。事実、ゾグラにもマーキュリーの姿は見えていない。
しかし次の瞬間マーキュリーは驚愕することになる。
「あ、ぐっ! なん、で……」
横を抜け触手を絶とうとしたマーキュリーの首をゾグラは的確に掴み、そのまま持ち上げてしまう。
身長差から完全に浮いてしまい、苦悶の表情を浮かべ、ゾグラの腕を掴み耐えるマーキュリー。
しかし彼女は困惑していた。何故捕まったのか分からないのだ。
「貴女の美味しそうなエナジーの匂いがしましたからね……」
「にお、い……」
視覚ではなく嗅覚。そんなもので判別される可能性など考えてもいなかったためマーキュリーは絶句したような表情を浮かべる。
その間にも首を締める腕だけではなく、触手がマーキュリーの手足を縛り拘束していく。
力では遥かにゾグラの方が上らしく捕まってしまえば抵抗は難しかった。
「さぁ貴女の美味しそうなエナジーを頂きましょうか」
「っ……んん!」
先ほどの場面は見ていた。ゾグラがエナジーを吸収する場所は口だ。ならば口をしっかり閉じて耐えれば例え捕まってもエナジーを渡す心配はない。
そう考えていたマーキュリーはしっかり口を閉じて抵抗する。時間さえ稼げば他のセーラー戦士も来てくれるかもしれないのだから。
「おやおや、ダメですよ?」
「ぐげっ! お、ごっ……んぐっ!?」
しかしそれを許すゾグラではない。彼は首を掴んでいる手に強い力を入れた。
それにより呼吸もままならなくなったマーキュリーが思わず潰れたような悲鳴を上げながら口を開くとそこに触手が入り込んだ。
こうなってしまえば、あとはもうやられるだけだった。
「おぐっ♡ん、ふぁ!?♡ んん!♡」
そう、ゾグラのエナジードレインには快楽が伴うのだから。
例えセーラー戦士と言えども普段は普通の少女。人外の快楽を与えられる感覚など味わったこともないのだ。
(これは……力抜け、てぇ……♡)
故にエナジードレインをされるだけでも抜ける力は、快楽を伴い倍増する。
まだ少ししか吸われていないにも関わらず、既にマーキュリーは身体を触手に預けるほどに脱力していた。
「ほう……匂いで分かっていましたが、これは素晴らしい。 極上の味、そしてエナジー量も普通の少女の何倍もある」
「ん……お……♡んっ……ひっ♡」
もはや首を掴んでおく必要もなくなったゾグラはエナジードレインに集中する。
喉の奥にまで入り込んだ触手は少なからずマーキュリーに苦しみを与えてはいたが、それを超える快楽に段々とマーキュリーの身体が震え始めていた。
それはアレの前兆である。
(あぁ! いやぁ! こん、なの、でぇ♡)
「おや? ククッ良いんですよセーラーマーキュリー。 エナジーを吸われて、イッてしまいなさい」
「ん♡ん♡ん♡んんんんーーーーー!?♡♡♡」
ビクンッビクンッと大きく震えて、マーキュリーはゾグラの言葉の通りに絶頂してしまう。
しかしただ絶頂するだけではない。絶頂と同時に多くのエナジーが吸われてしまい、更に力を奪われていく。
しかも悪夢は終わらない。
「ん……ん、お……んん!?♡ んぐっ!♡ んんん!!♡」
絶頂したことなど知らないとばかりに未だにエナジードレインは終わっていないのだ。
一瞬だけ引いた熱もすぐに戻って来て、マーキュリーをまたも快楽地獄へと堕としていく。
力が抜け唇を閉める力もなくなってきたためか、可憐な口の端からはしたなくも涎が垂れてきていた。
「んおっ♡ん、ぐっ♡んあーーーーー!!♡♡♡」
そして一度火が付いてしまった身体は止まらない。次の絶頂は非常に早かった。
終わらない快楽に翻弄されるマーキュリーはもはや普通の少女と変わりない。
むしろゾグラの食事として優秀なだけ不幸なだけだった。
しかしそれも終わろうとしていた。
「ふむ……流石にそろそろ限界みたいですね」
二度の絶頂により多くのエナジーを吸い上げたため、いくらセーラー戦士であるマーキュリーでもエナジーの残りが少なくなってきた。
それがゾグラには分かるのだ。何より匂いが薄くなってきたのだから。
「おっと、そういえば貴女も居ましたね。 では二人同時に、吸い尽くしてあけましょう」
「ん、んん!?♡」
「ん、んひ♡んぁ♡」
結果的に囮になったが、マーキュリーのエナジーの味に夢中になっていたゾグラはもう一人の女子学生の存在を忘れていたが、やっとここまできて思い出した。
そして触手を喉の奥まで入れると、そのまま一気にエナジーを吸い上げた。
「んぎっ♥は、ぐっ♥おっ♥おおおおおおおおおおおおおおお!?♥♥♥」
同時にエナジードレインされた女子学生の声を掻き消すほどの下品な悲鳴がマーキュリーから響き渡る。
結果的に連続絶頂になってしまい、許容を遥かに超えた快楽に押し潰されたのだ。
そして同時にエナジーも切れたのか、変身が解け、セーラーマーキュリーからただの無力な少女、水野亜美に戻ってしまった。
「あ、ぐ……は、ひ……♥」
ゾグラが触手から解放するとそのまま地面に仰向けで倒れる亜美。そんな彼女の姿は酷かった。
変身が解けたことにより全裸なのもそうだが度重なる絶頂により気を失ったためか、白眼を剥いて、鼻からは鼻水が、口から涎が垂れており、麗しい美少女が故に無様は一際強い。
更に乳首もガチガチに勃起しており、露わになった毛の薄い秘所からは漏らしたのか小便と愛液が混じった液が漏れ出しており、彼女自身を汚していた。
誰が見ても分かる無様な敗北姿だ。
そんな亜美を置いてゾグラは立ち去ろうとしたが、不意に足を止めた。
「そうだ……セーラー戦士のエナジー……放っておけば回復……しますかね?」
ゾグラはエナジーはもらうが基本的に女は殺さない。全部奪わなければまた療養し、回復するからだ。
だから亜美も女子学生達も置いていこうと思ったのだが、亜美のエナジーは極上だった。出来ればまた味わいたいほどに。
「……試してみますか」
「お……お……♥」
エナジードレイン用のセーラー戦士の養殖。そんな考えが頭に過ぎったゾグラは再度まだ小さく痙攣を繰り返している亜美を触手で持ち上げた。
そして自らのローブの中にまで引き寄せると、亜美の身体をしまってしまった。
どんな原理か、ローブの上からは亜美が居るようにすら見えない。
「楽しみですねぇ……きちんと飼育してあげますから」
そう言って今度こそゾグラは闇に消えてしまった。気絶する亜美を連れて。
異変を感じた他のセーラー戦士がここを訪れたが、気絶する女子学生二人と床に残る亜美のお漏らしの後しか見つかりはしなかった。
セーラーマーキュリー、水野亜美はその日を堺に姿を消した。
何処かで飼育され、エナジーを供給し続けているのだろう。