題名の通り白レンです。
ギリギリ間に合った!
こちらは自分の作品黒の少年と白の少女を元にしています。
後日談的な感じですね。更新は止まってますが。
では、どうぞ。
「ねぇ……本気?」
「……情けをかけないで」
アクラとレンが普段過ごす雪原に作られたロッジ。そこでは今、アクラが非常に困った表情をしていた。
もはや恒例となってきたレンとの勝負。
本契約し、主人がアクラ、使い魔がレンとなった今でも勝負は続いていた。半分は意地。半分は照れ隠しなのが分かっているアクラは、レンとの勝負に勝っても何もせず誤魔化している。しかし今日のレンは違った。
「ねぇ……」
「
「え?」
それでも説得しようとするアクラに対して、ベッドに寝たままのレンが少しだけ目線を逸しながらも呟く。
その言葉の意味が分からずアクラは少しだけ呆然としてしまう。
「本……契約して、から……」
「あっ……」
察してくれないアクラに耳まで真っ赤になりながらもレンが小さく呟き、そのまま枕に顔を埋めてしまう。
そこまで言われれば流石に鈍いアクラとて気付いた。今日はアクラがレンと本契約してから丁度
だからこれはレンなりの……誘いだったのだろう。
「ごめん……」
「…………」
アクラの謝罪に対して、レンは何も言わずに枕に顔を埋めている。
しかしこれは分かってくれなかったから怒っているわけではない。それは大分鈍いアクラにも流石に分かった。
「久しぶりに……本気でいくからね?」
「…………」
やはりレンは喋らない。まるであっちのレンになってしまったかのようだが、小さく頷いたのをアクラは見逃さなかった。
そして、少しだけ腰を上げてくれたのも。
「ひゃあ!♥ 音♥響かせた、らぁ♥んひっ♥」
「可愛い声……もっと聞かせて」
「アッ!♥ アアッ!♥ すご、いッ……♥」
じゅる♥じゅるる♥じゅるる♥
初めから誘う気だったのが分かるアクラの好きな白のレースパンツを少し横にズラされ、アクラの舌がレンの腟内に入り込む。
淫魔であるアクラは舌技も十分にあるため、すぐに溢れてきた愛液がアクラの唾液と混ざり大きな音を奏でる。
「好き……愛してる……レン……」
「っ!♥ そん、なこと……言っちゃ♥あああぁぁぁ!♥♥い、きゅうぅぅぅ!♥♥♥」
アクラにそんな器用な真似が出来るわけもない。しかし不意に口から出てしまった言葉は、そのさり気なさもあってレンの心に響いてしまう。
更に既に小さいながらもピンッ♥と勃起していた小さな陰核に舌が触れたため、我慢出来ずにレンは絶頂してしまった。
「はぁ♥はぁ♥いまの、すご……♥ひっ!?♥」
「止まらない……美味しいよ」
「まっ♥へっ♥いまひった♥ばっ♥んひいいいいい!♥♥♥」
愛の言葉と合わさった絶頂に完全に火が付いてしまったレンの身体。
その状態で、アクラの舌技を受けて耐えられるわけもない。すぐに二度目の絶頂に達するが、まだ止まらない。
「ひゃめ♥ひゃめ♥ひゃああぁあああぁあああ!♥♥♥」
「こわれ、こわれりゅ♥おまんひょ♥こわれ♥んアァァァァァァァ!♥♥♥」
「ひょこびんひゃん♥びんひゃんひゃか、らぁ♥むひぃぃぃぃぃ!♥♥♥」
「あっ♥♥♥あっ♥♥♥」
「♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
「……変態マスター」
「……ごめんなさい」
まるでケダモノに襲われたとばかりにシーツを抱き寄せ身体を隠し、半目で睨むレンと、ベッドから降りて土下座しているアクラ。
分かりやすい状態だった。またアクラが暴走したのだ。
「何処の世界に自分の使い魔をクンニだけで30回近くイカせるマスターが居るのよ!」
「あ〜レン? レンがイッたのは40……」
「きっ!」
「ごめんなさい」
羞恥からか少なめの回数を自己申告するレンに、控えめながらも淫魔であるためか正確な数を覚えてるアクラが一言言おうとするも、睨まれ、また土下座に戻る。
「確かに許可はしたけど、やり過ぎ禁止!」
「はい」
「いきなり愛してるとか言うの、禁止!」
「はい」
普段恋愛絡みが関わらなければ割とレンを手玉に取れるアクラも苦手分野だとこんなものだ。
頭が上がらず、愛しさから逆らう気も起きない。
はい、と返事はしていても、口元がムズムズしている。
怒るレンが可愛く見えて仕方ないのだ。しかしそれを言えば怒られるのは分かっているため黙って聞いていた。
「分かった!」
「はい」
「……ならまた好きにして良し」
「はい?」
返事をし続けていたアクラは突然切り替わったレンの言葉に思わず反応出来なかった。
そしてその間にレンがシーツを退かす。するといつの間にか、レンは産まれたままの姿になっていた。
「あと……きちんと……して、くれるなら……愛してるって言ってくれても……」
「レン」
「ひゃ!? ち、ちか……いって……」
ブツブツと呟くレンの言葉に反応し、スッと淀みなく近付くと顔がぶつかりそうな距離まで近付き、名前を呼ぶ。
今度はレンが驚く番だ。顔を赤くし、しどろもどろになりながら潤んだ瞳を落ち着きなく揺らしている。
「愛してる」
「……マス……ター……」
からかったり怒ったりする時以外は相変わらず呼び捨てのレン。
ただ、この時だけは迷いなく、そして
「あ♥あっ♥あっ♥ああああああああああああああっ!!♥♥♥」
パン♥パン♥パン♥パン♥パン♥パン♥パン♥パン♥パン♥
悲鳴にも似た悦びの声と肉と肉がぶつかり合う音が響き渡る。
正面からレンはアクラに抱かれていた。始まってから約一時間近く経過し、正常位から始まったセックスはバック、騎乗位、駅弁と多種に渡ったが、やはり最後はこれだ。
「ましゅ♥たぁ♥しゅき♥しゅきぃ♥んちゅ♥んん♥」
ちゅぱ♥んちゅ♥ちゅる♥ちゅぱ♥
アクラの愛の言葉と一時間近いセックスは普段の意地をレンに捨てさせていた。
ただただ素直にアクラへの好意を伝え、口付けを自ら行う。
今思えばあの誘い方からもレン自身意地が邪魔するのを取っ払いたかったのかもしれない。
「レン……好きだよ」
好意がオーバーフローしてるのか、それとも
故にずっと、ずっと愛し合う。
「あーっ♥あっ♥あっ♥いいっ!♥ い……いく♥いくっ♥ましゅたぁ♥おまんこ♥いくっ♥ましゅたぁのちんぽでぇ♥ちんぽでぇ♥また♥いく♥いく♥いくぅ♥♥♥」
パン♥パン♥パン♥ビクンッ!♥♥♥パン♥パン♥パン♥
愛と快楽に溺れ、普段は言わない素直な言葉でまたもレンが絶頂する。それでも離したくないとばかりに力の入らぬ腕でアクラを抱きしめ、足りない分はとばかりに両足も絡める。
「きしゅ♥もっとぉ♥しゃせい♥しゅるならぁ♥きっ♥しゅ♥♥♥」
「レン……」
全身を痙攣させ自分はほぼ絶えず快楽でおかしくなりかけながらも、アクラの肉棒の反応には気付き、強請る。
そんなレンの言葉に小さく頷き返すと、アクラの唇がレンの唇を塞いだ。
「んっ♥んちゅ♥ちゅむっ♥んっ♥ぷあっ♥♥あ♥ああああああ!♥♥♥ ん♥ちゅ♥ちゅぱっ♥ちゅっ♥じゅるるっ♥ちゅ♥む♥♥♥」
時折絶頂しているため一瞬口が離れてしまうも、またすぐに口付けに戻る。アクラが射精するまで離したくない。いや離れたくない。そんな意思を感じた。
そして、そんな意思を感じて、それに答えないアクラではない。
「んうううううううっ!!♥♥♥」
びゅる!♥どぴゅじゅぴィりゅりゅどパァびゅ!!♥♥♥
レンの腟内でアクラのモノが弾ける。暴走したり、情けない所があってもやはり淫魔。
十回以上の中出しにも関わらず、射精の勢いは衰える所か、むしろ勢いを増している。
あまりの量にレンのお腹が精液で膨らんでしまうほどだ。
「ぷ……ぁ♥♥♥ますたぁ……熱いの……いっぱい……♥ぁ♥♥♥」
口をゆっくり離すと、愛おしそうにレンが呟く。
完全に出来上がってる身体は、精液の熱さと入っているという事実だけで十分なのか、それだけで軽イキしていた。
しかしレンは分かっている。淫魔であり自分を愛するアクラがまだまだこの程度で止まらないことを。
「ねぇ……レン」
「うん……もっとして……マスター♥」
だから小さく呼ばれるだけで、レンは答える。
その数十時間後、精根尽き果てたレンが正気に戻り、いっそ殺せ!となったのを結局セックスで誤魔化すことになるとは、この時の二人は思いもしなかった。
「ったく。 仮にも
雪原の上空。そこにそれは居た。
この雪原はアクラとレンの空間。侵入されて気付かれないわけはないのだが、二人は全く気付いていない。
そんなことを出来るのは、圧倒的な上位者。しかも同種の上位者しか有り得なかった。
「まぁ良いか。 仮にも
お節介なのが分かっていながらもソレはある程度施していた、アクラの暴走のストッパーを外す。
アクラが暴走せずにレンとしてられた原因だ。
「俺もまた動くかね。 グッドラック! 有り得たかもしれない
そしてソレは姿を消す。誰にも気付かれず。
そして雪原はまた静けさを取り戻した。
二人の邪魔をするものは誰もいないとばかりに……。