ワンピース、たしぎです。
昔書いた時は二年前でしたが、今回は二年後。
あと都合によりシチュを一部変えてますが……まぁ誤差です。
輪姦なのがわかればそれで良し!
では、どうぞ。
「ハァ……ハァ……」
海軍大佐として、これまで危険な現場を越えてきた実力者。
そんなたしぎの荒い呼吸が、白く冷たい研究施設の通路にこぼれていく。
海賊との戦闘も、犯罪組織の摘発も、命の危険を感じる任務も経験している。
それでも今、背筋を伝う汗の冷たさだけは、普段の緊張とは明らかに違っていた。
通称、ベガバンクの忘れ形見。
そう呼ばれる科学者、ノイエ・シュタルの研究島を訪れ、設備と研究内容を視察する任務。
報告では、彼はあのシーザー・クラウンのような危険思想を持たず、科学を人々のために使う人格者だとされていた。
そんな任務のはずがこんな状況を生むとは、たしぎ自身思いもしなかった。
(なにが人格者ですか……!)
噛み締めた奥歯の隙間から、たしぎは声にならない怒りを吐き捨てた。
部下たちと共に研究島へ足を踏み入れた時、出迎えたのはノイエの助手を名乗る男たちだった。
荒くれ者揃いの海兵たちの中に立っていても、なお浮き上がるほどの悪人面。
そんな男の一人が、壁に埋め込まれた装置へさりげなく指を伸ばしたほんのわずかな動きに反応できたのは、ほとんど奇跡に近い。
あの場で全員を救えず、自分だけが通路の奥へ逃れるしかなかった。
その事実が、たしぎの胸を焼くような怒りと、足を止めることさえ許さない焦燥感になっていた。
(しかしアレは……シーザー・クラウンの?)
あの装置から噴き出したガスに、たしぎは覚えがあった。
パンクハザードで起きた、シーザー・クラウンの実験による事件。
彼女自身も関わったあの一件の報告書には、吸い込んだ者を一瞬で酔っ払ったような状態にしてしまう兵器の存在が記されていた。
今、体の奥にまとわりついているこの陶酔感。
緊張や疲労では説明できない、熱を帯びた浮遊感。
そこまで考えれば、あのガスがシーザーの兵器に近い特性を持っているのは明らかだった。
「へへっ、いたいた……」
「っ……!」
しかし、ゆっくりと思考を回している余裕すら、たしぎにはなかった。
背後から聞こえた粘つくような声に、たしぎは反射的に振り返る。
だが、その瞬間にはもう遅い。
通路の左右、逃げ道になりそうな曲がり角、白い壁の陰。
気づいた時には、あの男たちがたしぎの周りを囲むように現れていた。
その手には、海賊の証のようなサーベルや、見たことのない銃が握られている。
研究員の助手などという肩書きとはかけ離れた、血と暴力の匂いがする武器。
たしぎは刀の柄に手をかけるが、吸い込んだガスのせいか、指先にいつもの鋭さが戻らない。
「ふぅ……」
それでも、彼女を最も不快にさせたのは武器ではなかった。
それは男たちの表情。
こちらの実力を警戒するでもなく、海軍大佐として見るでもなく、ただ女の身体を値踏みするような下卑た視線。
服の上からでも舐め回すように這ってくるその目つきに、たしぎの背筋へ怒りとは別の寒気が走る。
捕まればただでは済まない。
そんなことは、想像するまでもなかった。
「……あまり舐めないでください」
「っ……?」
だが、余裕がない中で、たしぎはあえて刀を構えた。
鞘から抜いた刃先が、白い照明を受けて鋭く光る。
その切っ先はわずかに揺れていた。
ガスのせいで指先には痺れが残り、握り込んだ柄の感触もどこか遠い。
呼吸はまだ乱れ、額から流れた汗が顎先で震えている。
たしかに、今の自分は万全ではない。
普段の実力の半分も発揮できれば良い方だろう。
それでも、たしぎの瞳から戦意は消えていなかった。
正義を成し遂げられない自分の弱さに、涙を流す日々にはもう戻らない。
届かなかった刃を悔やみ、守れなかったものを抱えて俯くばかりの自分ではいられない。
部下を置いて逃げるしかなかった今だからこそ、これ以上は退けなかった。
どんなに追い詰められようとも、悪に屈しない。
どれだけ身体が鈍り、足元が揺らいでも、刀を下ろす理由にはならない。
そんな強さを、たしぎは身に付けたのだ。
「や、やっちまえ!!」
「おらぁあああ!」
「たぁぁぁぁ!」
そんなたしぎの気迫に押されながらも、男たちの方も引くことはなかった。
包囲網を一気に狭めた男たちのサーベルが、次から次へと襲いかかる。
白い通路に金属音が弾け、振り下ろされた刃が照明を裂くようにぎらついた。
鈍った身体では、ひとつ対応が遅れるだけで終わる。
それでもたしぎは奥歯を噛み締め、乱れそうになる呼吸ごと気迫を吐き出した。
踏み込み、受け流し、半身でかわす。
正面から受け止めれば力負けする。
ならば刃の軌道をずらし、足運びで距離を殺し、相手の勢いを利用して崩すしかない。
普段なら容易く見切れるはずの攻撃が、今は一撃ごとに重い。
指先の痺れが柄を握る感覚を鈍らせ、汗ばんだ手のひらがわずかに滑る。
それでもたしぎの剣筋は折れず、男たちの粗い攻撃をいなし、受け流しながら戦いは激しさを増していく。
数で押し潰そうとする男たちか。
精神と実力で抗うたしぎか。
勝利の栄光は、どちらか一方にしか輝かないのだ。
***
「ちくしょ……もう一発使っちまうとはな」
「もっと早く使えよ! いてて……」
精神か力か。
正義か悪か。
どちらが正しいかを決めるような戦いは、結果的にあまりに呆気ない結末を迎えていた。
白い研究施設の通路には、斬り伏せられた男たちが無様に転がっている。
呻き、悪態をつき、傷口を押さえながら床をのたうつ姿は、先ほどまでたしぎを囲んでいた時の下卑た余裕など欠片も残していなかった。
倒れている者のほとんどは、たしぎに斬られ、負けた男たち。
彼女は弱ってなお、海軍大佐としての実力と意地を見せつけたのだ。
だが、その中に一人。
仰向けになって倒れているたしぎの姿が混ざってしまっていた。
「ぁ……ん……っ……♡」
グチグチと文句を言う男たちの言葉通り、彼女はさらにもう一発ガスを食らってしまったのだ。
男たちが持っている見慣れない銃は、そのための兵器だった。
斬り合いでは、たしぎは負けていない。
少なくとも、男たちだけの力で倒されたわけではない。
だが結果として、正義を掲げて立っていた海軍大佐は、今、悪党たちと同じ床の上に倒されていた。
「KYPH弾。威力自体は下がってねぇか?」
「バカ黙ってろ! あの人、シーザーだけは大嫌いなんだからよ!」
たしぎの知る由もないが、ノイエの評判すべてが嘘というわけではない。
人々のために科学を使う人格者。
その評価自体は、見方を変えれば間違っていなかった。
ただし、そこに善悪の判断基準など存在しない。
人が欲しがるものを作る。
求められた性能を、求められた形で実現する。
それが兵器であろうと、薬であろうと、人の尊厳を踏みにじる道具であろうと、ノイエにとっては大した違いではない。
天才である自分が、愚民どもに望み通りの奇跡を与えてやる。
ノイエ・シュタルにとって科学とは、正義でも悪でもなく、ただ自らの才能を証明するための施しだった。
そして今、その歪んだ才能を都合よく利用しているのが、この男たちだった。
「まぁまぁ……あの人は望みをきちんと叶えてくれたじゃねぇか。あんなに発情してやがるしよ」
男は倒れたままたしぎを見下ろし、にやついた笑みを浮かべながらそう言った。
今回使われたKYPHガスというのも、ノイエの発明品だ。
その効果は、倒れ伏しているたしぎの身体に顕著に現れていた。
「ぁ……ぁ……♡」
唇の隙間から漏れた声は、たしぎ自身のものとは思えないほど弱々しく、甘く崩れていた。
将官用外套は乱れ、内側に着ていた花柄のブラウスは無惨に裂けている。
ジーパンにも刃の跡が走り、戦いの中で守られていたはずの肌は、白い通路の冷たい光の下に晒されていた。
とりわけ胸元の変化はあまりにも顕著だった。
巨乳と呼べるほど成長した柔らかな膨らみは、布地の裂け目からこぼれるように強調され、熱を帯びて赤く染まっている。
汗ばんだ肌は薄く艶を帯び、呼吸のたびにゆっくり上下するその動きが、たしぎの無防備さをかえって際立たせていた。
残っているのは、頭の奥を白く濁らせる陶酔感と、身体の芯から勝手に広がっていく熱だけだった。
それは、単なる酔いの発熱ではない。
吸い込んだ相手の理性を鈍らせ、身体の反応だけを過敏に引きずり出すために調整された、ノイエ・シュタルの発明品。
その力で、たしぎは男たちの視線の前で、本人の意思とは関係なく身体が熱を持ち、甘く乱れた反応を晒してしまっていた。
「あいつらは後で仕返しさせてやりゃあ良いさ」
「まぁそりゃそうだけどよ……」
「俺は楽しませて貰うぜ? こんな上玉、中々いねぇからな」
「んっ……♡ああぁぁぁ……♡」
まだ文句がありそうな男を放置して、一人の男が背後からたしぎの身体を抱え起こした。
抵抗しようとして、たしぎの肩がぴくりと震える。
だが腕には力が入らず、背中を支えられただけで上体は簡単に持ち上げられてしまった。
男の手が伸びると、仰向けに倒れていても、その大きさと柔らかさを主張していたたしぎの巨乳を、背後から乱暴に鷲掴みにした。
「はぁ……♡ふぁ……♡んぅ……っ♡」
「うぉっ……すげぇ……手に吸い付いてくる……」
男の大きな手でも掴みきれないほど大きく、それでいて柔らかい乳肉。
指が沈み込むたびに、熱を帯びた肌がむにゅりと形を変え、掴まれた胸が指の隙間から溢れていく。
たしぎの頬はさらに赤く染まり、汗ばんだ肌は熱を帯び、呼吸に合わせて大きな胸が男の手の中で柔らかく揺れた。
意識が陶酔していても感じてしまうほど、たしぎの身体は強く発情させられているのだ。
「お、俺も!」
「おぉすっげぇ……初物っぽいのに、まんこもグチョ濡れだ!」
「ら、めぇ……♡あっ♡あああぁあぁ♡♡♡」
意識自体は失われていないが、もはやたしぎに抵抗できる力は残っていない。
背後から胸を揉みしだかれ、熱に浮かされた身体は男の腕の中でびくびくと跳ねている。
それでも足だけは閉じようとしたが、力の入らない膝はあっさりと押し開かれてしまった。
切り裂かれたジーパンの奥で、隠されていた秘所はすでに愛液をポタポタと垂らしている。
そこへ、新たに近寄ってきた男の指が入り込んできた。
薄い茂みを乱暴にかき分け、濡れぼそった割れ目へ容赦なく潜り込む。
ぬちゃりと濡れた音が立った瞬間、たしぎの腰が大きく跳ねた。
「ひゃっ……♡あっ♡や、やめ……♡んあぁぁっ♡」
拒絶の声は、最後まで形にならない。
胸を揉まれ、足を開かれ、秘所を弄られるたび、ガスに侵された身体が勝手に甘く震えてしまう。
怒りも、羞恥も、屈辱も残っている。
それなのに膣内を擦られる刺激だけが熱い快楽となって突き上がり、たしぎの意識を内側からぐずぐずに溶かしていった。
「もう我慢できねぇ! 犯っちまおうぜ!」
「そ、そうだな!」
「らめぇ……♡」
胸と秘部を弄っていた男が離れると、今度はまた別の男に抱きかかえられた。
上半身を起こしたまま後ろから抱え上げられ、たしぎの両足がМ字に開かれる。
腰を引こうとしても、背中から抱え込まれた体は逃げ場を失い、開かされた脚だけが無様に震える。
「そらぁ!」
「んぉおぉぉっ!♡♡ お゛っ♡ほぉおおぉぉぉ!♡♡♡」
そしてそのまま、たしぎの秘所が押し開かれ、硬い肉棒によって一気に貫かれてしまう。
奥までねじ込まれた瞬間、腹の底を突き上げるような衝撃が全身を駆け抜け、たしぎの口から獣じみた声が漏れた。
拒もうとする意志とは裏腹に、快感を求めるだけの媚肉が侵入してきた剛直にぴったりと絡みつき、逃がすまいとするように締め上げる。
押し広げられた内側は熱を帯び、乱暴に擦りあげられるたび、たしぎ自身も知らなかった弱い部分が容赦なく暴かれていく。
あまりに強すぎる快楽に腰が跳ね、喉が引きつり、視界が真っ白に染まった。
「滅茶苦茶発情してやがる! 絡み付いてくるぜ!」
「んおっ♡おぉ♡んぶぅう!!♡♡」
「ひひっ、口も無意識なのか舌使ってきやがる!」
「おぶっ♡じゅぷっ♡ぢゅるっ♡んんん~っ!♡♡♡」
発情しきってしまったたしぎには、もう自分の身体に何が起こっているのかも分からない。
口の中に押し込まれた肉棒にも抵抗する素振りを見せず、むしろ快楽に溶けた舌が勝手に這い、熱く濡れた内側でいやらしく絡みついていく。
頭では拒むべきだと分かっていたはずなのに、乱れた呼吸の合間に舌先が根元を探り、唇が吸い付き、奉仕を覚え込まされた娼婦のように頭を前後させてしまう。
下から突き上げられるたび、身体は逃げるどころか大きく跳ね、弾力ある巨乳が上下にぶるぶると揺さぶられる。
貫かれながら咥え込み、咥え込みながら舌を絡め、胸まで淫らに弾ませるその姿は、海兵としての誇りを失った女の、あまりに卑猥で無様な痴態そのものだった。
「こ、こりゃたまんねぇぜ!」
「俺も犯らせろよ!」
「んおっ♡ふおぉおぉっ!♡♡♡ おおおぉーっ!♡♡♡」
群がってきた男たちは、我先にたしぎを犯し始める。
剥き出しになった白い肌を余すところなく撫で回し、細い首筋に舌を這わせて唾液の跡を残し、張りのある尻肉を爪を立てるほど強く揉みしだく。
誰の手がどこに触れているのか、誰の舌が這っているのかも分からない。
ただ全身を好き勝手に弄ばれ、晒され、奪われていく感覚だけが、快楽に濁った意識の奥へ刻み込まれていく。
同時に何本もの肉棒がたしぎの穴という穴へねじ込まれ、そのたびにたしぎの身体は壊れた玩具のようにびくびくと震えた。
逃げることも、拒むことも、恥じらうことさえもできないまま、白い肌には唾液と手跡が増え、弾力のある肉体は男たちの欲望に合わせて無様に揺さぶられる。
「もう出ちまうぞ!」
「俺もだ! 食らえ!」
「んおぉぉぉっ!♡♡♡♡ ~~~っっ!!!♡♡♡♡」
次の瞬間、限界を迎えた男たちが、たしぎの身体へ次々と精を解き放った。
欲望のままに揺さぶられた身体の奥へ、晒された白い肌へ、達した熱が好き勝手に吐き散らされていく。
だが、それで終わりではなかった。
射精した男たちが離れるそばから、まだ欲望を滾らせた別の男たちが、次々とたしぎへ群がってくる。
この狂乱がいつ終わるのかすら分からない。
その果ての見えない蹂躙の中で、たしぎは海兵としての誇りも、女としての羞恥も、快楽の底へ沈められていった。