乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です、アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブです。
異種姦、孕ませ、出産など苦手な方もいそうな内容ですので、苦手な方はご注意です。
では、どうぞ。
これはもしもの話である。
もしリオン・フォウ・バルトファルトとマリエ・フォウ・ラーファンだけではなく、捜索中に別の場所でアンジェリカ・ラファ・レッドグレイブも亀裂に落ちてしまっていたら。
そして、もしもクレアーレ以外に施設をコッソリ管理している人工知能が居たら……。
これは、そんなもしもの話である。
「くっ……キリがない!」
そう言って一発銃を撃ち込んだアンジェリカは、未だに迫りくる謎の存在から距離を取るべく走り出した。
遺跡の地下と思われるこの通路には、見るものを恐怖させるであろう存在がいた。
溶けたエルフのような顔に多数の手足を持つ、人間と蜘蛛を合わせてグチャグチャに掻き回したような生物だ。
しかも銃を撃ち込んでも見る見るうちに再生してしまう。
いくら撃っても無駄なのだ。
「リオンならば……上手くやるだろうがな」
今は大分マシになってきたが、婚約者のことを何一つ理解していなかったことに心を痛め自信をなくしていたアンジェリカは小さく自嘲気味に呟く。
普段は気にしていないが、やはり1人になると頭によぎってしまうのだ。
「っ! しまっ!?」
その思考が油断を招いたのか、アンジェリカの足を怪物の腕の一本が掴んだ。
そのまま引き寄せられるアンジェリカだったが、咄嗟に銃を取り出し構える。
「このっ……きゃ!?」
しかしそれが分かっていたかのように怪物は腕を振り回すと、アンジェリカの手から銃を弾き飛ばしてしまう。
同時に別の腕が伸びてきてアンジェリカのもう片方の足を掴むと、乱暴に引き寄せる。
「あぐぅううううっ!!?」
突然の痛みに悲鳴を上げるアンジェリカだが、すぐに自分の状況を理解することになる。
痛みの原因は重いものが身体の上に勢い良く乗ったため。
そう、今アンジェリカは怪物にのしかかられているのだ。
「くっ……! 離せ! このっ!」
一瞬怪物に殺される恐怖が頭によぎったが、公爵令嬢としての矜持がアンジェリカを奮い立たせる。
暴れてなんとか拘束から逃れようとするが、そんな抵抗も虚しく逆に身体を強く押し潰されてしまう。
「うぐぁあああっ!!!」
あまりの強さに骨がきしみ、激痛が走る。
思わず絶叫するアンジェリカだったが、そこでフッと怪物が力を弱める。
「くっ……はぁはぁ……なに……が……」
怪物が力を弱める理由が分からず息を吐きながら困惑するアンジェリカを尻目に、怪物はまるで何かを受信しているように頭と思われる場所をガクガクと揺らす。
瞳のないエルフの顔が前後左右に震える様子は生命としての根源の恐怖に近いが、彼女に恐怖している暇はない。
(何とか今の内に……くっ……動けない……)
何でだかは分からないが、怪物の動きが止まったらならと必死に抵抗するアンジェリカだったが、怪物の力が弱まっても体重差があるせいかビクともしない。
そして怪物は動きを変えた。
「ふごっ!?」
怪物がアンジェリカを生命の輝きの見えない瞳で見下ろすと同時に、その大きな口から何かを高速で吹き出す。
それに反応することも出来ず、アンジェリカの口に何かが詰め込まれてしまう。
(なんっ……これ……し、舌か……!?)
突然口の中に何かを突っ込まれたことに混乱しながらも、アンジェリカは突っ込まれたものの正体に気付く。
それは人間のものとは比べ物にならないほど長く太い舌だった。
怪物はその舌で無理やりアンジェリカの口を開かせると、さらに奥へと押し込んでくる。
「んぐっ!? んんーーっ!!?」
喉奥まで突き込まれたことでえづきそうになるアンジェリカだったが、そんなことはお構い無しに怪物は舌を前後に動かし始める。
仕方なく分泌されるアンジェリカの唾液と怪物の舌から流れて出る唾液でじゅぼじゅぼと音が鳴る。
「んんっ! んぶっ!? んんんー!!?」
まるで喉奥を犯されでもいるかのような感覚に、屈辱を覚えるアンジェリカ。
息苦しさで涙こそ出てしまっているが、その目は屈辱から怪物を睨みつけるほどには怒りを秘めていた。
しかしそれもつかの間、次第に身体が熱くなり始めてきた。
(なっ……こ、こんな……!?)
アンジェリカは身体が熱くなる感覚の正体を知らないほど処女ではあっても無知ではない。
だが、到底信じられるものではなかった。
怪物に舌を喉奥に突っ込まれて発情してしまっているなど。
(一体……何が……くぅ……♡)
困惑するアンジェリカだが、理由はこの怪物の唾液にあった。
ある理由からこの怪物の体液には女を発情させ、その身体を敏感にする媚薬のような成分があるのだ。
それを喉奥から無理矢理飲まされたアンジェリカの身体は、あっという間に火照り始める。
「んぶっ……♡おぶぅ……♡」
喉奥を舌で舐め回され、どんどん発情が増していくアンジェリカ。
その瞳から屈辱からくる怒りが消えていき、代わりに若干潤みを見せており、頬は赤く染まっている。
未だに精神的には嫌悪感があるのだが、身体は既に弛緩して抵抗の意思すら見せない。
(なっ……アレ……は!?)
そんな喉奥を犯されているアンジェリカは潤んだ瞳を見開かせる。
あまりにも有り得ない、怪物があまりに人外な姿をしているからこそ思いもしなかったものを見てしまったのだ。
(なんだアレは……!? あんな……あんなもの、さっきまで生えていなかった……!)
それは先程までの怪物の身体には見当たらなかったもの。
男の証、肉棒であった。
しかし、普通の肉棒とは違う。
男性器とは思えぬほどの黒光りし、極太さだけではなく、馬のように長い。
その太さ相応のカリがある先端からは先走りとも呼べない量の液体が流れ出ている。
総じて非情にグロテスクな外見をしたソレは、到底人間相手に使うものではないように見えた。
(まさか……入れる気なのか? あんな……あんなものを……!)
あまりにも太く長く禍々しい見た目をしているそれを見て、アンジェリカは恐怖していた。
あんなものが人間の身体に収まるはずがない。
だが、怪物が彼女のことを考えるわけもなかった。
「ふぐっ!♡ ふごごおっ!♡」
静止の言葉も喉奥まで舌が入り込まれている状態では意味を持たず、今回の遠征のために着ていた服が怪物の力強い腕に引き裂かれていく。
(まずい……まずいまずい!)
いくら発情した頭でも引き裂かれボロ布になっていく服やグロテスクとしかいえない肉棒を目にすれば危機感と恐怖を抱いてしまい、必死に暴れるアンジェリカだったがその身体はびくともしない。
そして抜群のスタイルを持つ裸体に少しづつ怪物の肉棒が迫りくる。
そして抵抗する余地もなく、アンジェリカの小さな膣穴に怪物の亀頭が触れた。
「ぼごっ!!?」
(ま、まさ……か……やめっ!?)
これから何が起こるのかを察したアンジェリカだったが、当然そんな願いが届くはずもなく無慈悲にも一気に突き入れられる。
「んぐぉおおおおぉおおっ!?♡♡♡」
想像以上の激痛に襲われ、絶叫を上げるアンジェリカ。
だが、それはただの激痛だけではない。
(なっ!? こん、なことがぁ……!?♡♡♡)
破瓜の痛みと腟内を無理矢理裂けるかと思うほど広げられた痛みは確かにとてつもない。
しかし、それに勝るとも劣らぬ絶大な快楽がアンジェリカを襲った。
(あ、あああっ!♡♡ あたまがっ♡おかしくなるぅううっ!?♡♡♡♡)
それはまさに劇薬と呼ぶべきものだった。
膣内を埋め尽くす圧倒的な異物感と熱量を持ったものに子宮口をこじ開けられ、内臓を押し上げられられるような圧迫感。
同時に襲いかかるのは圧倒的に身体を支配する快楽。
それが同時に襲いかかり、頭がどうにかなってしまいそうな刺激を与えてくるのだ。
しかし、挿入だけで終わるわけもない。
「ふごおぉぉおおおぉぉ!?♡♡♡♡♡」
怪物が凄まじい力で腰を打ち付け始めた。
その動きに合わせて、パンパンッ!と肉同士がぶつかり合う音が響き渡る。
口が塞がれているため、アンジェリカはくぐもった獣のような声を上げるしかない。
(おなかの中、抉られ……!?♡♡♡)
怪物の巨大な一物は容赦なくアンジェリカの最奥まで届き、彼女のお腹の形を歪めていた。
しかもただ大きいだけでなく、凶悪なイボがいつの間にか大量に生えてきており、ピストン運動をする度にゴリゴリと敏感な場所を削られるような感覚に襲われる。
(わ、私の……私の、どうなって……♡♡♡)
怪物の肉棒を見たからこそ、今自分の中に入っているものの異常さがより鮮明に分かる。
巨大すぎる男性器が膣穴に侵入してしまったということは、自分の膣穴はどうなってしまったのか。
そのことがアンジェリカの精神にダメージを与え快楽で表情を蕩けながらも絶望の涙を流す。
だが、彼女の絶望は更に増幅することになる。
(震えて……る? まさか、まさかまさか!!?)
僅かにある痛みと公爵令嬢としての矜持が、ギリギリでアンジェリカの理性を繋ぎ止めている今の状況。
しかしそれが、彼女の腟内で僅かに震え始めた肉棒の変化に気付いてしまう。
理性を失っていれさえいれば何も気付きもしない、いや何も感じなかったであろうことを。
「んおッんん~~ンンンじゅるじゅるるっ!!?♡♡♡♡」
その瞬間が近いためか、怪物の舌が喉奥だけではなくアンジェリカの舌にも絡みつき扱き上げるように動く。
その舌使いは決して女を快楽に導くようなものではない。
しかし強力な媚薬で発情させられてしまっている彼女にとっては、あまりに激しい快楽をもたらす。
そんな舌の動きの変化と連動するようにピストンも激しくなっていく。
(誰か! リオン! リビア! たすけっ!?)
かつて助けてくれた男。
一度は仲違いしかけたが、親友と呼べる間柄にまでなれた少女。
そのどちらにもアンジェリカは助けを求めてしまう。
普段ならばそんなことはしないが、それほどの恐怖を感じさせられてしまったのだ。
だが、この物語は、彼女に優しくはない。
「ぶぼぉお゙お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!??♡♡♡♡」
どびゅりゅどびゅりゅるるるるる!!!!♡♡♡ぶぴゅぶびょぶぶぶぶぶぶ!!!♡♡♡
アンジェリカが気付いてしまったように彼女の腟内に怪物の精液が注がれ始める。
その量は尋常ではなく、まるでダムの決壊のように流れ出し、あっという間にアンジェリカの中を満たしていってしまう。
「んぶぶぅうう~~~っ!!!??♡♡♡♡♡」
(熱いぃいいいぃぃい!?♡♡♡♡♡)
今まで感じたことのない熱さと衝撃に目を見開き悶絶しながら絶頂してしまうアンジェリカ。
だが、そんな彼女の様子など気にもせず怪物は射精を続けていく。
アンジェリカのスタイルの良かったお腹がみるみるうちに膨らんでいき、臨月を迎えた妊婦よりも大きくなっていた。
(ぁ……ぁ……♡♡♡こん……な……ふぉ!?♡♡♡♡♡)
怪物の子を孕まされたのではないかと思えるほどの射精を受けてしまったアンジェリカの瞳が絶望に染まっていく。
しかし怪物はアンジェリカを休ませない。
「んぶっ!?♡♡♡ んんんんんッ!?♡♡♡♡ んむっじゅるるっあふぅじゅるるっ!!?♡♡♡♡」
射精が完全には終わっていない怪物がまたピストンを始めながら、今度は自らの身体の一部を伸ばしアンジェリカの形の良い見事な巨乳に吸い付かせてくる。
その瞬間、先までまで処女であったはずのアンジェリカの乳首から何かが噴き出した。
(あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!?♥♥♥ なんれっ♥♥わたひ、おっぱい♥でてりゅぅうううう!!!♥♥♥♥)
それはアンジェリカの母乳であった。
唾液に媚薬の効果を持つ怪物の精液が普通のもののわけがない。
怪物の精液は言わば女を変えてしまう改造液のようなもの。
つまり、アンジェリカは卵子を大量に生成し、子を育てる母乳をいくらでも噴き出させる、苗床母体へと変えられてしまったのだ。
「ふぎょ!?♥♥♥ ふごぉおおおおおぉぉぉぉ!!!??♥♥♥」
子宮に直接大量の精液を注ぎ込まれ、完全に屈服し、変えられてしまった子宮は貪欲に怪物の遺伝子を取り込もうと蠢く。
既に限界を超えていたお腹だったが、まだ怪物の射精ピストンは止まらない。
子宮に入り切らなかった怪物の精液が逆流を始める。
「ぼごごごごごっ!?♥♥♥ おごぉおぉおぉおぉおぉお!?♥♥♥」
(あだまやげ……るぅ!?♥♥♥ だずげ♥♥だずげ……でぇ……♥♥♥♥♥♥)
脳を快楽で焼き尽くされていくような感覚。
ギリギリ繋ぎ止めていた理性の糸を焼き切られていく。
(だずげ……♥♥♥♥♥♥)
その圧倒的な快楽の暴力を前にしてアンジェリカは白目を剥いて意識を失ってしまった。
おおよそ、人に耐えられるようには出来ていないのだ。
この怪物の交配は。
「っ……ぅ……ここ……は……」
それからどれほどの時間が流れたかは定かではないが、アンジェリカはようやく目を覚ました。
彼女が目覚めた場所は、あの怪物がいた場所ではなかった。
薄暗い部屋の中ではあるが、怪物の姿は見えないし、声も聞こえない。
だが、あれが現実であったことは明確だった。
「っ……♡ぁ……ぁぁ……ぁ?」
アンジェリカのお腹は怪物が消えていても尚、膨らんだままだった。
いや、むしろ先程よりも大きくなっているようにも見える。
その意味を理解してしまったアンジェリカの目がまた絶望に染まる。
「わ、私……孕まされ……ぁ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
事態を理解したアンジェリカが発狂したように暴れようとしたが、四肢がまともに動かない。
この遺跡、いやこの施設を管理している人工知能は、実験体である彼女の自傷を許さない。
死ななければ治せるが、実験体ごときにそんなリソースを使うつもりはないのだ。
「うそだ……うそだ……ひぎっ!?♥」
発狂するアンジェリカのお腹が脈動し始める。
本来なら痛みと苦しみを伴う出産。
しかし、アンジェリカの身に走ったのは快楽であった。
「いやだいやだいやだぁぁぁ!! 出てくるな! 出てくるなぁ! アァアアァアアアアアァアアァァァァァッッ!!?♥♥♥♥」
出産に快楽が伴うという異常事態に完全に発狂しかけたアンジェリカだが、快楽が強くなり仰け反るように絶頂し始める。
その間にお腹が一度ボコッと大きく膨らむと次の瞬間にはボトボトと羊水が溢れ落ちると共に異形の子を産み落としていく。
それはあの怪物にそっくりであり、やはりと言うべきか人間ではない。
それも一匹二匹の話ではなく、数十匹単位の数の怪物達が産み落とされていた。
「ァ……ァァァ……アッ……」
その怪物達はアンジェリカの目の前で生まれたばかりにも関わらず、すぐさま成長を始める。
大きさ自体はあの怪物の半分程度しかないが、その見た目はもう殆どあの怪物と変わりない。
その怪物の下腹部にあのグロテスクな肉棒があったこと。
そしてその怪物が自分を見たことに気付いた瞬間、アンジェリカの瞳から色が完成に消えた。
絶望と恐怖が、彼女の精神を完全に崩壊させたのだ。
そんな彼女の様子も気にせずに怪物達はさらなる成長のために母乳を啜るべく、集まり始めていた。
「お゛っ……♥お゛お゛っ……♥」
それからどれほどの時が流れたのか、それはもう精神が壊れたアンジェリカには分からない。
彼女はただ異形の怪物を出産し、母乳を啜られ、また孕まされては、出産させられる。
その繰り返しをもう数え切れないほど行っていた。
「ん゛お゛っ……♥お゛……♥」
アンジェリカがするのは子を仕込まれたり、母乳を啜られたり、出産した際に発生する快楽に反応して鈍い声を上げるだけ。
クレアーレの自爆に巻き込まれないために切り離したこのブロックには、もう誰も来ない。
スリープすることなく新人類で実験を続ける人工知能は止まることはない。
「お゛……♥あ゛……♥」
アンジェリカを失ったリオンが世界を滅ぼす選択をする。
そんな未来が訪れぬ限り……。