かぐや様は告らせたい、四宮かぐやです。
注意書きがありますので、そちらを読んでから読んでください。
3回も書き直した作品ですが、苦手な方はご注意を。
では、どうぞ。
注意
この小説には白銀会長が存在しません。
それとシリアス関係の色々は色々スルーしてます。エロ時空に言いっこなしだぜ?
かぐやは変態。相手はオリキャラ。オリキャラも変態。
以上が許せる方はそのままお進みください。
「……あの変態を早くどうにかしてくれますか?」
「無理だな」
「はぁ……もう少し悩んでくれると助かるのですが」
生徒会に珍しく訪れて来た少女の一言に生徒会長、天王寺正孝は悩む間もなくキッパリと断りを入れる。
その答えが分かっていたのか、少女、早坂愛はため息を吐いて、心底嫌そうに表情を歪める。
学内ではギャル。屋敷ではメイドとして振る舞う早坂の非常に珍しい表情だ。
とは言っても正孝にはわりと見た表情ではあるが。
「原因は貴方ですよね?」
「否定はしないが、この天王寺正孝。己の言葉に一切の嘘はないと誓えよう。特に……かぐやに関してはな」
「……そこは疑っていませんよ」
わりと悪い目付きを更に悪くしながら、己の黒髪をかき上げて宣言する正孝に、少しばかりバツが悪そうに早坂は同意する。
少し目付きは怖く、変な所もあるが、身長を高めの182。
天王寺家特有の白みがかった美しい髪を持ち、運動神経も優秀。
勉学ではかぐやを上回り、基本的には真面目で一部分野において特筆出来るだけの能力がある正孝が己の主人である四宮かぐやを変えたこと自体は早坂も感謝してもし足りないくらいだ。
ただ変える方向性くらいは、もう少し。もう少しで良いのでまともにして欲しいだけなのだ。
「そもそも俺はかぐやを制御することなど出来ないぞ? あいつが俺についてきてくれてるだけだからな。影響を与えてないと言えば嘘にはなるが……」
「……?」
勿体ぶった言い方は正孝が良くする言い方だが、それでもちょっと不思議な言い方をする彼に早坂は疑問符を浮かべる。
そんな中、言葉を切って、何故か正孝は立ち上がり生徒会室に置かれた大きな棚の方へと向かい、そして何の躊躇もなく開いた。
「……ハァァァァァァァ」
その中にあった。いや居たものを見て早坂は頭を抱えて長い長い溜め息を吐く。
最近溜め息と頭痛が多くなった原因が居たのだから、ある意味当たり前だ。
「ンンーー♥♥ンンーー♥♥」
中に入ってた変態は何があったのか大の字の形で縛り付けられている上に口もボールギャグで塞がれ、涙ながらに何かを訴えるように激しくモジモジしていた。
正孝によって開けられたその棚に収まっていたこの変態こそ、この学校の副会長であり、早坂の主たる四宮かぐやなのだ。
早坂の苦労が伺える。
「……何をやらかしたんですか、この変態娘は」
「俺が入ってきた時は全裸でこの机で角オナしてたぞ? 撮影してないと言ってたから、お仕置きに縛り上げたが……」
「……ハァ」
変態カップルまっしぐらな内容な内容に呆れながらも早坂は正孝に背を向ける。
いくら変態カップル達でも主と主と想い人。
その二人が盛り始めたなら、従者たる早坂にもやることはある。
どうあれ、この変態カップルの変態っぷりを外に広めるわけにはいかない。
「失礼します……くれぐれも……やりすぎないように」
「ハハッ……まぁ気をつけるとするよ」
出ていく際に釘を刺していく早坂を正孝は苦笑交じりに見送る。
最近ストレスが溜まっているのか、ギャル演技を良く忘れて普通に怖いことが多い早坂だが、こっそりそのストレス解消に、あの短いスカートながら非常に際どい下着を履いていること。
そしてそれを正孝に見られるかも知れないと思って、秘所を濡らしていたことを彼は知らない。
何よりも正孝が夢中なのは、お仕置き中の愛しき女なのだから。
「さて……かぐや、もう少し……お仕置きが必要だよな」
「ンン♥♥」
去っていった早坂を目で見送り、正孝は早坂の前での態度とは全く違う、ちょっとニヤついた言ってしまえばエロガキのような表情になって、かぐやの近くに寄る。
そのかぐやはと言えば、モジモジと顔を赤らめて何かを訴えかけようとしているが、ボールギャグを噛まされたままでは何も言えない。
「まずは、と……」
「ンン♥♥ンーーン♥」
そんなかぐやの身体を抱き上げ、正孝は生徒会長の椅子の上に座り、机にかぐやの身体を優しく会長机の上に乗せる。
これで足を開いているため、かぐやのグチョグチョに濡れた秘所が丸見えになる。
「なぁかぐや、お前のまんこグチョグチョに濡れてるぞ? 俺のお仕置きはそんなに良かったのか?」
「ンン……♥」
いくら棚の中に隠したとはいえ、全裸で縛って放置という犯罪スレスレな行為をしているのに、何故かかぐやは抵抗もせずに、むしろ肯定するように小さく頷いてしまう。
二人が付き合っているのもかぐやが頷いた理由ではあるが、それだけではなく、かぐやは若干変態じみた正孝との付き合いで目覚めてしまったのだ。
露出狂に。
「棚の前に立つだけでメス臭さが漏れ出してたぞ? 誰かに見つかるかと興奮してたんじゃないのか?」
「ンン♥」
生徒会室に出入りするのは事情を知っている生徒会メンバーだけではない。
一般の生徒だって生徒会に用事があれば来る。
そんな人達に見つかる可能性があったあの場所で、かぐやはもしかしたら誰かに見つかるかも知れないというスリルと背徳感を楽しんでいたのだ。
そして事実として見られるだけならかぐやは気にしない。
正孝以外が触ったら……消されるだろうが。
「ハァ……全く。まだお仕置きが足りないみたいだな。よし」
「ァ……♥」
それを完璧に理解しながらも自らが目覚めさせた変態彼女を肯定する正孝はわざとらしく溜め息を吐きながら拘束を解いていく。
ただまだ終わりではないのは察しられる。
「口はまだ外すなよ。ほら、そこで四つん這いになれ。犬みたいに」
「ン♥」
拘束を解かれ、自由になったかぐやを四つん這いにさせ、正孝は部屋に置かれている棚の中から犬のリードを取り出す。
一見すればペット用のように見えるそのリードだが、これは、かぐやの付けている首輪用のリードだ。
「さ、散歩に行くぞ……かぐや」
「ンオン♥」
口が塞がっていなければ確実に犬の鳴き声で返しているだろう嬌声が、かぐやの口から漏れ出る。
犬の散歩という言い訳で校内を全裸で犬のように歩くことになって羞恥と興奮を感じているのか、かぐやの秘所から止めどなく愛液が溢れ出す。
しかも、まだ時刻は授業こそ終わっているが校内にはまだまだ人が沢山いる。
他の生徒が学校に残っている中、全裸の犬として散歩をさせられるという行為に、かぐやはより興奮しているのだ。
ただなんだかんだかぐやにはそれだけではない。
(ぁぁ……♥正孝……♥本当に可愛い……♥)
普段は呼べない名前を呼びながら、かぐやは内心トロトロに蕩ける。
この変態趣味に初めに染めたのは正孝だが、初めは夜、外でセックスしたり、下着をはかないでの登校。
そのくらいだったのだ。
それを悪化させたのはかぐやだ。
こうやって全裸で校内を徘徊したり、夜とはいえ全裸で公園のベンチでセックスをしたりと、正孝の本来の趣味のレベルを超えた露出へと悪化させた。
しかし、正孝はそれを否定するどころか、かぐやのためにご主人様として振る舞ってくれる。
そんな正孝がかぐやには本当に可愛らしく、愛おしくて仕方なかった。
「さぁ……行くぞ」
「ン♥」
遂に生徒会室から出て、散歩が始まる。
少なくとも見える範囲の廊下には誰も居ないが、いつ誰が来てもおかしくない状況。
そんな状況で正孝はかぐやのリードを引いて、ゆっくりと歩いて行く。
(ぁぁ……♥見られてるかも知れないのに……♥)
もし誰か来たらと考えるとゾクゾクする快感が走り、秘所から更に愛液が溢れる。
ポタリ、ポタリと廊下に愛液の足跡を残していきながら、かぐやは顔を赤くし、犬のように息を荒くしながら正孝の後をついて行く。
(か、階段……♥階段を四つん這いで登ったら、後ろからおまんこ丸見えになっちゃう……♥)
何処を目指しているのか、蕩けた頭のかぐやでも何となく分かってはいるが、それでも正孝が望むならかぐやが拒否する理由はない。
そもそもかぐやが望んで正孝にこんな変態的な行為をして貰っているのだ。
だから、たとえ何処だろうと、何をされようとかぐやは喜んで受け入れる覚悟があった。
「ン……ンン……♥」
わざと歩を遅らせ、半ば正孝に引っ張り上げられていき階段を登るかぐや。
決して肉付きは良くはないが、それでも形の良い尻をふりふり♡と揺らしながら、ゆっくり登って行く。
下から見ればグチョグチョになった丸見えの状態の秘所から滴り落ちる愛液は、かぐやの尻から太ももへと流れていき、ポタポタと垂れて階段にも染みを作っていっていた。
「さぁ着いたぞ、かぐや……」
「ンン……♥」
登った先で正孝が扉に手をかけ開く。
するとかぐやの目に入るのは電灯の光とは違う、外から差し込む光と、青空。
そう、正孝が向かっていた先は学校の屋上だったのだ。
普通なら鍵が掛かっているはずの場所ではあるが、前もって準備をしていた正孝とフォローしている早坂にかかればなんてことはない。
(遭遇もなかったか……)
フォローしている早坂からの連絡で教室側にはまだかなりの人数が残っているのが分かっていた正孝だからこそ、今日のプレイ場所を屋上に決めたのだ。
ただ少しくらいは見られた方がかぐやも喜ぶと思って堂々と階段を登ったが、特に他の生徒に遭遇することもなく屋上へと来てしまった。
それを少しばかり残念に思いながらも、正孝はかぐやを連れて屋上を進んでいく。
「勝手に飼い主の机におまんこ擦り付けるような躾のなってない犬には、ちゃんとお仕置きしないとな」
「ンン♥」
正孝の言葉にかぐやは頬を赤く染めて、恥ずかしそうにしながらも小さく頷く。
予想はしていた……というより、半ばそうして欲しくて、正孝の机で自慰行為を行ったのだから、かぐやに拒否する理由はない。
お仕置きを、して欲しくて、もっと見て欲しくてそれを望んでいたのだから。
「まずはそうだな……ちんちんだ」
「ンンン……♥」
正孝に言われるままにかぐやは四つん這いの状態から、尻を屋上の床に付けたまま両手を挙げて直立状態をキープする。
本来ならば女としてやってはならないポーズ。
だが、それは今、かぐやは正孝のメス犬なのだと、正孝の所有物だと、自分で示しているようで、自然と興奮してくる。
しかも屋上のど真ん中で全裸のままやっているのだ。
露出癖としても十分に満足のいくシチュエーションだった。
「よしよーし! 良く出来たなかぐや! 偉いぞ!」
「ン♥」
そんなかぐやの心境を察してか、正孝はわしゃわしゃとかぐやの頭を両手で撫でて、まるで犬にするように褒める。
そんな扱いすら愛しき人にされると、幸せを感じられることをかぐやは正孝と付き合って深く深く実感していた。
そして正孝はひとしきりかぐやの頭を撫でた後に、手を放す。
「さぁかぐや……今度はアレをして貰おうか」
「ンンン……♥」
明言をしていない正孝の言葉。
しかし、かぐやには正孝が何を望んでいるのか、その瞳に浮かんだ期待の光ですぐに分かった。
だから、四つん這いのままかぐや正孝が望むように屋上の端へと進んでいく。
(こ、今度こそ見られてしまうかも……♥こんなはしたない格好、人に見られちゃう……♥)
屋上の端へと歩いて行く間も、かぐやはドキドキと心臓が高鳴るのを感じる。
勿論正孝との愛も理由ではあるが、かなりの変態と化したかぐやは、露出狂として、誰かに見られてしまうかもしれないことにも興奮が昂ぶるのだ。
そんなかぐやの後ろを正孝もついていく。
「ンンン……♥♥」
そして屋上の端に着くと、かぐやは四つん這いのまま片足を上げる。
そう、かぐやは犬のように片足を上げ、屋上の外に向かって小便をするポーズを取ったのだ。
外にはまだ生徒がおり、不意に屋上を見上げてしまえば、間違いなくかぐやの痴態が目撃されるだろう。
そしてそれを理解しても、今のかぐやにやらない理由はない。
愛する人が望み、自らも望んでいるのだから。
「ンンンンンン……♥♥♥」
その興奮と共にかぐやは遂に屋上の外に向かって放尿する。
下に居る生徒にかかれば見上げてしまうかもしれない行為。
その行為の危険性に興奮し、かぐやは放尿をしながら、その尻を軽く揺らして絶頂していた。
「………」
(正孝……♥あんなジッと見て……私が犬みたいにおしっこしてる姿、楽しんでる……♥♥)
放尿をしている自分の姿を正孝が熱心にじっと見ているのを感じてかぐやはまた秘所から愛液を流す。
正孝もまたズボンの上からでも分かるくらいに大きくさせていた。
かぐやを見ていて興奮しているのだ。
「ンン……♥ンン……♥」
その興奮が嬉しくて、そして自分をもっと見て欲しくて、かぐやは放尿をしながら腰を揺すって、尻をフリフリと振る。
それは完全に甘えるメス犬そのものだった。
そんなかぐやに正孝は近付いていく。
(ここで……ㇱちゃう? 正孝、我慢出来ないのね……ふふふ……♥)
立場はメス犬だが、精神的には何処となく上に立とうとするかぐやは、内心笑みを浮かべながら、次の展開を期待し、尻を振りながら正孝を待ち望む。
しかし正孝がやった行動は、かぐやの予想とはかけ離れたものだった。
(……へ?)
「…………」
(ええーーーー!?)
正孝がした行動。
それは自らが着ていたコートをかぐやに羽織らせることだった。
そして、当然の如くコートを羽織らせたかぐやを抱き寄せるように立たせる。
いきなりの正孝の意味不明な行動に、天才的な頭脳を持つかぐやですら混乱するばかりだ。
しかし、これは正孝にとってはある種、当然の行動だった。
「……お仕置き。だからな」
「ンン!?♥」
彼にとって大事なことを呟きながらも片腕でかぐやを抱き寄せる正孝。
抱き寄せられたかぐやの方は先ほどの興奮とは別の理由で耳まで真っ赤にさせる。
この変態女であるかぐやは、実は変態的な行為はただ興奮するだけだが、逆にこういった全裸コートであることを差し引けば普通の恋人がやりそうなことには弱いのだ。
(あわわわわ……ルーティンも使えな、あわわわわ……!?)
落ち着くためのルーティンも腕ごと抱きしめられているため使えず、混乱の極みのままかぐやは屋上から連れ出されていく。
しかし実は余裕がないのは、彼女だけではない。
(犯したい犯したい犯したい犯したい!! かぐやのまんこにチンポぶちこみたいぃぃぃぃ!!)
一見冷静に見える正孝だが、内心はかぐや以上に全く余裕がなかった。
かぐやは正孝の愛しい愛しい恋人。
そんな恋人の最高の露出姿に正孝が興奮しないわけがないのだ。
だが、まだかぐやを抱くことはしない。
いや、許されない。
(かぐやが俺の机でオナニーしていたということはかぐやを寂しがらせてしまったということ! そんなのが許されるか? 否! 断じて否だ! 勝手にオナニーをしていたかぐやだけではない! 俺にも罪はある!)
実は正孝のいうお仕置きの対象は、かぐやだけではなく、彼自身もだったのだ。
一人寂しく寂しがったかぐやを放置して、自分だけ好きに気持ちよくなろうとするなど許されないのだ。
天王寺正孝は非常に面倒くさい男でなのであった。
突然だが、露出狂のかぐやとそれに付き合う正孝には少しばかり性癖に差がある。
紛うことなき変態なのは確かなのだが、正孝の趣味を教材(AV)で勉強したかぐやの性癖はどちらかと言うと明るい露出だ。
例え異性に裸を見られた程度ならば全く気にすることはなく、むしろ同性に対してすら見られてラッキーでしたね?と返す。
それがかぐやの露出だ。
そして本人の本来の気質の問題か、正孝の性癖はどちらかと言うと暗い。
かぐやが開放感を楽しむ一方で、正孝は愛しい人を支配しているのに近い欲だ。
無論、普段は手を繋ぐのでかなりギリギリな自らの彼女が、自らの言葉や行動で、思い通りに動いてくれるのを楽しむという、それくらいのかぐやにすればお可愛いものに近いレベルではある。
この微妙なズレはかぐやも正孝も理解しており、愛する互いを尊重し合ったプレイをしているのだ。
あの犬プレイは互いの性癖を丁度いい塩梅で満たす素晴らしいものなのだ。
「かぐや……」
「ン……」
そういう意味で言うならば今二人がやっている夜のデートは、非常に珍しい行動だった。
かぐやの服装はあの時正孝の着せたコートに何故かマスクとサングラスをかけた怪しい風貌だ。
夜のデートならば人気が少ない所で基本全裸のかぐやから考えれば、非常に珍しい恰好と言えるだろう。
ただ無論、普通に服を着てるわけはない。
(こ、これ……思ったより……キツ……♥)
かぐやのコートの中は相変わらずの全裸。
しかも縄で亀甲縛りに近い形で縛られており、両穴には太く長いバイブが挿入され、縄で抜けないように固定されている。
マスクの内側にはボールギャグ。
サングラスの内側には目隠しと、徹底的な拘束状態であった。
それぞれ、コート、マスク、サングラスで隠されているとはいえ、見つかればただの痴女では済まないレベルの格好であった。
「……かぐや」
(ぁぁ……正孝の声が本当に興奮していて……♥お互いに、お仕置きなんて……本当にお可愛い人……♥)
小さく自分の名を呼ばれただけでかぐやは、その声色で正孝がどれだけ興奮しているかも感じ取る。
それに下腹部をキュンとさせながらも、同時に今の状況の理由を軽く察せられるのは変態になっても天才ということだろう。
「ンフー♥ンフー♥ンフー♥」
その興奮と、度重なる露出プレイのやり過ぎで微妙に体力が落ちたことにより体力が切れかけたかぐやから怪しい吐息が漏れる。
その怪しさと、分かれば湧き出る淫靡さに、通りかかった何処かで見たピンク髪が、流石にうわと言いたげな表情で逃げたが、屋外にも関わらずわりと二人の世界に入っている二人には知る由もなかった。
「あっちに目を付けてた路地がある……そこで生ちんぽを嵌めてやる。そのままかぐやが嫌だって言っても何回でもハメハメして、かぐやをちんぽ汁タンクにしてやるからな……」
「ンフー♥ンフー♥ゴ……♥♥」
正孝が自分にしか見せない独占欲を隠すことなく語る様子に、かぐやは子宮からゾクゾクとした快感を味わう。
もはや、この興奮と快感はかぐやにとって媚薬以上に効果のある麻薬だった。
(私が正孝に愛されてる……♥♥もっと私を見て……私の事だけ考えて欲しい♥♥♥)
愛する人に、自分だけ見てもらうのが嬉しいという変態的思考に至ったかぐやは何処か蕩けた表情で頷いてみせる。
そして二人は路地裏へと入っていく。
今日だけは邪魔すら入れたくないと言われた早坂の手配により、工事中扱いで路地裏が封鎖された、セックスステージへ進んで行くのだ。
「かぐや! かぐや! かぐや!」
「あ゛お゛♥お゛ぉ゛♥んぎぃぃぃ♥♥」
そこから暫くして、四宮のお嬢様が決して出してはいけない獣のような声を上げながら、かぐやは、ビルの壁に手を付いた状態でバックから激しく犯されいた。
コートや縄、バイブは外され、正真正銘生まれたままの姿で、獣のように喘がされている。
そこには普段の理知的な雰囲気はなく、ただ暴力的な快楽に頭を焼き切られ悲鳴のような喘ぎ声を漏らす、発情した獣そのものだ。
その獣に種付けするかの如く、天王寺正孝は容赦のない腰使いで責め立てていた。
(正孝のちんぽが凄いとこまで来てるぅぅ……♥♥私を孕ませようとガンガン来るぅ……♥♥)
普段のクールな表情とは打って変わり、快楽に溺れきった表情で舌を出しながら喘いでいるかぐや。
そんな表情を引き出せるのは、彼女の腰を掴み、容赦なく犯している正孝しかいない。
その一突き一突きに、多大な愛と欲望を感じて、かぐやは幸せを感じてしまうのだ。
快楽に染まって淫らな姿を晒すのも本人的には仕方なかった。
「かぐやのまんこは相変わらず凄く締まるよ。そんなに俺のちんぽが好きなのか?」
「お゛♥♥しゅき♥♥♥かぐやのまんこぉ、正孝のちんぽがすきぃぃ♥♥」
子宮を潰さんとばかりに突き上げられながら、耳元で淫語と共に囁かれた言葉にかぐやはアヘ顔を晒してしまう。
そんな状態でも正孝の声だけはなんとか認識が出来る辺り、かぐやの優秀さが伺える。
まぁメスとした優秀なのに喜ぶのは正孝くらいのものだろうが。
「そんなに好きか! なら、もっとまんこを俺のちんぽの形になるように、いっぱい愛してやるからな!」
「んお゛ぉ♥♥まんこ♥まさたかのかたちにもうなってりゅぅ♥♥そんらにつかれたりゃ♥しきゅーがぁびりびりするのぉぉぉ!!♥♥♥」
夜の街中に居るとは思えない、肌と肌がぶつかり合う音と、淫らな水音が辺りに響き渡る。
既にお互いの身体には飛び散った快楽の証でベトベトであった。
それほどハードなセックスをしているのだ。
「そろそろ、出すぞ! かぐやの子宮に俺のザーメンをたっぷり注いでやる!」
「ふぎゅ♥♥あ゛っ♥いく♥♥わだひっ♥まさたかのちんぽでいくぅぅぅぅぅううううううう!!♥♥♥♥」
びゅりゅ!♥びゅるる!♥どびゅびゅうぅぅぅ!!♥♥♥
正孝は腰を強く打ち付けると同時に、かぐやの子宮へと精液を吐き出す。
その熱に、かぐやはアヘ顔を晒しながら絶頂してしまう。
まるで、お腹いっぱいの幸せを味わったような、そんな蕩けた表情で。
(これ……やっぱり好きぃ♥♥)
子宮に吐き出される精液の感触と熱さが感じ取れることをかぐやは幸せに感じてしまう。
自身の中に愛しい彼氏の一部が入ってくる実感と共に、幸せな気分を感じることが出来るのだから当然だ。
普通ならば、これで終わり。
封鎖からこっそり抜け出し、夜の街に消える……はずだった。
「……かぐや!」
「ん゛っ!?♥♥♥ お゛っ♥お゛ぉぉぉ!!?♥♥♥♥」
しかしそこはこの変態を目覚めさせた男、正孝。
これで終わらせなどしなかった。
脱力していたかぐやを素早く振り向かせ、抱き上げる駅弁体位。
そこから、もう既に一回出したというのに、硬さも大きさも変わらない逸物を再びピストンさせる。
さっき以上に激しく、力強いその動きに、発情しきったかぐやの肉体に耐えれるはずもない。
「ま、まっへぇ!♥ これいじょうはぁ……♥♥あたまぁバチバチってぇぇぇぇぇえええ!!?♥♥♥」
咄嗟に正孝の首に腕を回すかぐやだが、そのいきなりの衝撃に、背中を仰け反らせながら絶叫する。
だが、正孝は止まらない。
寧ろ更に激しくなるばかり。
その理由にかぐやは気づいてしまった。
(あ、完全にスイッチ入っちゃってる♥初めてだった時の私を一夜でぶっ壊した時の目ぇ♥私の全てを捧げたいと思えた♥最強最愛のご主人様ぁ♥♥♥)
分かりやすく言うならば、正孝も我慢し過ぎたのだ。
かぐやも相当愛が深いが、それに勝るとも劣らず正孝も愛が深い。
故にいつものハードセックス程度では、愛が足りないと本能で感じてしまったのだろう。
こうなると、男女差の体力で流石に先にバテるかぐやがバテても止まりはしない。
「ん゛お゛ぉぉ♥♥もっとぉ……もっともっと!♥わたひをおかひっ♥あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!♥♥♥」
もはやかぐやにはその愛を受け入れる以外何も出来はしなかった。
その夜、ある路地裏の近くを通ると、この世のものとは思えないとんでもない声が響き渡るという、ある種の都市伝説のようなものがネットを騒がせるが、彼らには関係のないことである。
「……もう少し何とかなりませんか? あ゛あ? 変態ども」
「辛辣だな早坂。まぁ今回も迷惑をかけてしまったのは悪かったからそう怒るな。あと口調がヤバいぞ」
あの日から3日後の生徒会室。
そこで正孝からは心底嫌そうな顔をして微妙にドスを利かせた早坂に苦言を呈されていた。
だが、それも当然だ。
あのまま路地裏でセックスを続けた二人は、結局互いが限界を迎えて気絶。
予め控えさせていた車に見張りをしていた早坂が二人を回収する羽目になったのだから。
「全く……会長の絶倫ぶりには困ったものです。もう少し加減というものをですね」
「あれはかぐやが可愛すぎるのが悪い」
「…………」
全く反省の色が見えない正孝の返答に、早坂は頭痛を堪えるように頭を押さえる。
ただこの極まり切った変態性を早坂の主たるかぐやはお可愛いと、むしろ嬉しそうにするので早坂としてもあまり強くは言えないのだ。
その理由だけで自分にも色々な意味で被害がある中でも頭を抱えるだけで済ます辺り、早坂も人が良い。
まぁそれ以前に文句より聞きたい。いや聞きたくはないが、聞かなければならないものがあるのだ。
「……それと、そろそろその背後にある怪しげな……モノ……について聞いても?」
早坂の視界にどうしても入ってくる真っ黒な布がかけられた物。
そのサイズ感が非常に嫌な予感を掻き立てる。
何故ならそのサイズは、自らの主とかなり近いのだから。
「早坂なら良いか。まぁ今度は俺の教室の机でな……」
「ンンン〜〜〜♥♥♥」
「……ぁぁ」
その嫌な予感を裏付けるように早坂には隠さないと正孝は、黒い布を取り去る。
布がかけられていたのは、言うなでもなく早坂の主であるかぐやであった。
目隠しにボールギャグ。
全身を縛られた上に、バイブやローターを何個も挿入された状態で椅子に座らされている。
もはや正装のような装いに、早坂はさらに頭を抱える。
「今夜は……教室かな。なぁかぐや」
「ンン……♥♥♥」
(……ちょっと全裸で迫ってみせようか、この変態ども)
早坂の苦労を尻目にイチャイチャしだす変態カップルを見て、早坂は頭にヤバい考えが浮かぶ。
彼女の苦労も、この変態カップルの逢瀬も、まだまだ終わりそうになかった。