※この作品はR-18です。

私の王子様の物語   作:零之悪夢

14 / 15
凜祢さんが色々と頑張って、士道君を休ませようとします。暫くのお休み期間をお楽しみください。


番外 ある富豪の休日

学校が終わり放課後、俺は一人屋上に来ていた。何となく来てみたはいいものの隊長が優れず今にも倒れそうだ。

「こんなに……体調悪いの……初めてだぞ……っ……」

そうして屋上で倒れ意識を手放した。

 

「………?……何でベット?」

「起きた?士道?急に倒れるから心配しちゃった」

倒れてここに運ばれたらしいが……誰この子?思い当たる節が……あった。

「悪い、凜祢。体調が悪くって倒れたみたいだ。凜祢と一緒に居れば治るかも」

「もう、甘えん坊なんだから……ほら此処に頭乗せて?」

そうして膝枕してもらう。他の人にやってもらうのは初めてなのでドキドキする。凜祢は母のような安心感があってすぐに眠ってしまいそうになる。

「また眠って……今だけはゆっくり休んで……そして今だけはいい夢を……」

そうして俺はまた意識を手放した。

 

私達は彼が戻ってこないので彼を捜しに学校を見て回っていた。

「後……ここぐらいしかないよね……屋上にいるのかな?」

「でも、彼が屋上に行くところを見たという証言もありますわ。後、体調がとても悪そうだったとも」

「体調悪いのに屋上に行くって……何考えてるんだろう?早く行って確認しよう」

そうして屋上。彼は倒れていた、霊装を纏いながら。

「精霊の力が暴走でもしたのかな?とりあえず琴里ちゃんに連絡っと」

電話を掛け、船で回収するから屋上に居てとのことだった。

「う~ん?何か消えかかってない?体が段々透け始めてない?」

「体は触れますけど……見えなくなってきましたわね……」

「うちらには消えてもらうのは困るし死活問題なんだよ……士道君?消えないでね」

そうしていると謎の浮遊感があり転送される。

「どうやって転送してるんだろうね~。気になるけど士道君を運ぼ~」

そうして船の治療室に入れられる、待合室で待っていると琴里ちゃんが私達の所に来て事情を聴きに来た。

「で、何があったのよ?うちの士道は意識がなく体が透け始め、存在が消えかかってる。彼を捜してたら倒れてましたってどういうこと?」

「一緒に帰ろ~って言って放課後に急に居なくなったから捜しに行ったら屋上で倒れてました。以上」

そうして彼の治療が終わり、面会をする。彼は眠っている、すごいいたずらしたい。

「な~んで眠っちゃったのかな~?今日やるって言ってたから楽しみにしてたのに……士道君はやることが多いからね……仕方ないか」

彼の頭を撫で私達は帰る。彼が帰ったらいっぱい愛してもらうことを期待して。

 

「ん……あ……?凜祢さん?」

隣に寝てる。裸で。これは無意識にやってしまったという奴か?俺は二人を置いて浮気をしてしまったのか?非常に不味い、不味すぎる……この状況を打開するために俺は必死に考えを巡らせていた。

「ん……士道?起きたの?」

「あのさ……俺は色々と無意識にやってしまったのかを聞きたいのですが」

「え?何言ってるの?眠ってる間にやったんじゃないの?私を求めてきて……なんか無言で脱がされて、色々しちゃったよ?」

ああ、ごめんよ二人とも……なんか知らない間にやっちゃったみたいだ。もう一人の俺もそう言ってる。

「そうか……まあいいや!もう一回いいか?」

「いいよ。私の旦那様」

旦那様というフレーズは気になったが俺ははっちゃける。二人は後でいっぱいするとして……違う人も感じてみたかった。

「はぁ……やり過ぎていっぱい出してしまった。おーい?凜祢?」

「しど~う。だいすき~もっといっぱいして~」

アへ顔でそんなことを言ってくるとまたやる気が出てきてしまう。そうして何回やったか分からないくらいやりまくった。

「あん!!あ……ふぁ……」

びくびくと身体を痙攣させて気絶してしまった。それでも繋がったまま夜を過ごす。何故だか離れたくなくて、離したくもなくて……

次の日は何故だかコスプレでやることになった。俺の「メイドさんには会えないのかなぁ」という発言により家にあるコスプレで凜祢のメイド姿を見て勢いでやってしまったことから始まる。

「はぁ……はぁ……士道ったらメイドさんが好きなの?」

「メイドさんに……なってもらうと……すごく興奮する」

「!?……また大きくなってるよ。でも、ちょっと衣装を変えたいな」

「次は何にするんだ?」

「これとか?猫好きでしょ士道?」

「はい。好きですありがとうございます」

そんな風に彼女と重ねる時が続いて……

「はぁ……はぁ……っ!!ああ……凜祢?大丈夫か」

「しど~う、こんなにできるなんてすてき~もっとそそいで~」

何日もこの関係が続けばいいのにと心の中で思い始めている自分が居た。でも俺は彼女たちに会わなければならない。この幻想(ゆめ)から出なければ永遠に此処に囚われている鳥になっていくだけ……

「士道?十分休めた?」

何故かしっかりと言う凜祢。俺を抱きしめ、そう言う言葉には重いものがのしかかっている気がする。

「ああ……お前が俺を休めてくれたんだな……凜祢。お前のことは絶対に忘れないよ……」

「士道が休めたなら良かった。私はそういう存在だもの」

「お前は俺の中に居る。だから俺の危険を察知してこの空間に閉じ込め、精神的に休ませる……よくできてるなぁ」

何となく気づいていた、ほぼ1か月も此処に居るとおかしなことが多々あった。空腹は感じず、身体は清潔になっていく。そして性欲だけが高まっていく。

「正解。でも、無理したら私を呼んで?いつでも甘えさせてあげる」

「悲しくなったらお前の胸に飛びこんでいくよ」

そうして意識が現実に戻りつつある。

「彼女たちも頑張って愛してね?私にしてくれたように」

「もちろんだ。俺は自分勝手なエゴを押し付ける。これまでも、これからもそうするつもりだ」

「その言葉が聞けて良かった。……いい夢を……この夢が覚めても……」

そうして現実に戻る。

 

目が覚めると知らない天井だった。何処かで聞いたことのある次回予告とかに使われてそうだが知らない天井なのだ。体にはよく分からない機械や線が大量に付いている。何だこれは?

「目覚めたかい、シン。君は1週間も眠っていたよ」

「ああ、令音さん。とりあえず体には異常は無いってことで大丈夫ですか?」

相変わらずよく分からないあだ名で呼ばれるが気にしないで何があったのかを聞く。

「ああ君は学校の屋上で倒れ、彼女たちが気づき琴里に連絡を入れてここに搬送された。そうして1週間寝っぱなしだったというわけだが」

「了解しました……でも、なんか……屋上に行きたかったんですよね……自分の意志とは別に屋上の景色を見て置きたいって感じたんです」

「君の感性はロマンチックな物かな?彼女たちを喜ばせるために色々捜していたんじゃないかい?」

そうして、検査を受け異常なしと太鼓判を押され家に帰る。

「ただいま……久しぶりだな、俺の家」

「お帰り。士道、何やってたのよ馬鹿なのアホなの?」

「うーん?気づいたらあそこに居た。誰かに導かれるようにあっちに行ったんだよ。具合悪いのに」

「何か影響でもあるのかしら……まあいいわ。彼女たちに顔を見せてあげなさい、死にそうになってるわよ」

そうして、リビングに圧倒的に負のオーラを放っている二人に後ろから抱きつく。

「ただいま。二人とも、愛してる」

彼女たちの耳元で囁くように言う。そうすると彼女たちは泣きだしながらこちらに強く抱きついて来た。

「士道君!!……やっと帰ってきた……ぐす……本当に何やってるのよ!!」

「士道さん……置いていかないで……此処に居て……」

二人が泣いているのを見ているとあの夢を思い出す。「彼女たちも頑張って愛してね?」とその言葉が頭に流れる。琴里は入れ違いで家から出た。それなら、彼女たちを愛することに集中できる。俺は二人を担ぎ自分の部屋に連れ込む。

「………ぐす……何するの?士道君……」

そうして部屋のカギとカーテンを閉め、彼女たちをベットに押し倒す。

「なあ、乱暴にやっていいか?俺はもう我慢できない、お前らを今すぐに感じたい」

二人は無言で頷く。そうして彼女らの服を乱暴に脱がし、繋がる。二人は乱暴にやっている俺にもっとして欲しいと言ってきたのでもっと乱暴にする。彼女たちも俺をしっかりとこの場に居ることを感じたいのだろう。

「あ……っぐ……え……」

悠乃の首を軽く絞める。彼女はそれには抵抗せず、そうして狂三にも同じようにする。

「っぐ……え……ぉ……」

そうして俺は二人が気絶するまで繋がった。今回は俺が強引にやってしまったのが仇になったようだ。でも、凜祢に言われたことが頭に残り続けていた。強引にでも俺のものにする、そうしないと彼女らは離れていく。そんな感じと身体を感じたい欲求が混ざり合っていると今更気づく。

「ふっ……ははは!!ああ……可笑しい……今まで何で気づかなかったんだろう。俺はただ単に俺の物にしたかっただけなんて単純だな」

彼女らを絶対に渡さない、指を触れたものは塵も残さずに殺す。何が何でもこいつらだけでも……

マモッテヤル




若干ホラーテイストで終わりましたが士道君も病み始めましたよ。
そうして三人目ですよ、三人もやってる士道君も絶倫ですね~
次は風の双子です。あの時に出なかった答えを見つけたのか見つけていないのか?
次は正義とは?についても書くと思います。自分勝手な妄想ですけど……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。