今後もちょろちょろ出していきますが、基本的に主人公はコミュ障で自己嫌悪つよくて現実嫌いの、変な人間です。
――3日目、グリムファングの砦街、黒竜の酒蔵亭
朝からのセックスはなく、ルーネ様はさっさと甲冑を身につけてしまった。
そんなー。
しかも死体剥ぎした品を売却してくるそうで、その間こちらは一人でお留守番。
そんなー。
「私は出かけるが、貴様は部屋から出るなよ。窓も開くな。男を誘い込むな。逃げ出しても、その刻印がある以上は苦痛を増すだけと知れ」
「承知しております。ただ……」
「なんだ。食事なら、宿に持ってくるよう言っておいてやる」
「ありがとうございます……その、どうか、早く帰ってきてください。寂しいです」
「……フン、よくもそこまで媚びられるものだ」
苛立った様子で乱暴にドアを閉めて、ルーネ様が出てく。
ツンデレ乙。
ルーネ様の足音が去っていくのを聞いてから。
「……はぁ。でも一人だとすることないんですよね」
独り言でも、口調慣れさせておく。
唐突に素でしゃべっちゃわないよう、慣れとかないとなー。
窓はガラスもなくて、鎧戸というか雨戸みたいな板で両開きにする形式。
この窓と扉の隙間から、ちょっとだけ光が差し込んでるけど、ほぼ真っ暗。
外出るな、窓開くなってのは、この体――アルマを探してる奴に見つかるなってことなんだろな。
うん。
外出ずにいるのは得意だから、それはいい。
でもなぁ。
ネットなし、ゲームなし、漫画なし、DVDもなし。
「娯楽ってものがありませんよ。ぼーっと過ごしてろってことなんでしょうか」
とりあえず、ルーネ様にする話とか考えてみるか。
5分も経たずに飽きた。
どうせ版権モノだって知らないんだからなんだっていいんだよな。
記憶にある娯楽コンテンツで古今東西とか、やっとれんわ。
長編はまたいずれ試すとして、テキトーに童話とか読み切りとか短編とか映画とかでいいんだろ。
はい、おしまい!
他にすること……。
前の体とか、向こうのリアルとか、これからのこととか、考えたくもねーし!
腕立て伏せとか集中してできる人間じゃねーし。
黙って考え込んだらまた、過去と未来に潰される。
はぁ。
オナニーするか。
そういえば今のトコ、ルーネ様にはチュパ音とアヘ声しか聴かせてない。
セルフ女体探索を兼ねて、実況オナニーの練習しとくか。
売られる場合も、奴隷市場とかオークションで実況オナニーさせられるんだろし。一応は今後に備えた鍛錬だわな。うん、自分にしては勤勉勤勉。
感度よすぎて、即アクメとか失神とか連発してるのもなんとかしたい。
「一応はトレーニングも兼ねて……エロ
まず全裸で、ほんの少しだけ脚を開いて立つ。このままだと、濃い陰毛に隠されて性器はぜんぜん見えないはず。
で、膝を体の左右に向けるように折っていく。
腰の高さが降りるに従い、股が正面に向かって大きく開くわけだ。
少し下からならアナルも丸見えだし、女性器はぱっくり開いて見える。
足先がつま先立ちになったら、
「このままアクメしても倒れず姿勢維持、がひとまずの目標ですね」
体の柔軟性は十分。
ほぼ180度まで膝を開ける。
バランス感覚も、元の体よりよほどいい。
「っ、と。ううん……弄る期待だけで濡れ始めますか」
奥が疼いて熱い。なんか、どろっと奥から流れてくるのがわかる。
指でイかされただけで、今朝はルーネ様してくれなかったから物足りないのだ。
体が淫乱なのか、己の精神に問題があるのか。
うーん、TSしたって自分は絶対マグロだろって思ってたのに。演技抜きで乱れまくったもんな。
「とりあえず、お約束で……」
よくある構図風に、両手を股間に持って行って、ぐにっと膣肉を開き。
正面へ膣内を見せつけるようにしてみる。
外気が膣襞に触れてスースーする。
この刺激だけで、奥から愛液がトロっと溢れてくるのすごいな。
前からだと実際に、奥まで見えてんのかしら。
「相変わらず、おっぱい邪魔ですね。股間がぜんぜん見えません」
部屋に鏡はナシ。
後ろに片手ついて、前に腰を突き出す姿勢にすればクリトリスくらい見えるかもだけど。
うーん。
全身が見えるエロ蹲踞に比べると、角度によってギャグみたいになるんだよな。
うまく構図と組み合わせを考えればいけるけど。
実際にやったらいろんな視点で見るだろし、バカみたいに思われそう。
「それに、せっかくですし両手を使っていろいろしてみたいですもんね……んっ♡」
うう、陰唇なぞってクリトリスに指を近づけただけで既にヤバイ。
触れる期待で、奥から愛液がっ。
なんかクリトリスと乳首が反応してるのもわかるし!
胸はさわってないのに、乳首立つのかよ!
「そ、そういえば、このおっぱいってセルフ乳首舐めできるんでした」
とりあえず、反応がマシそうな乳首からウォーミングアップしよ。
本命のクリトリスは、こわいし後で。
「っ……おっき。乳房自体は、太ももや竿といっしょで自分で触る分には平気ですね……」
片手で掴みきれない爆乳を、とりあえず片方持ち上げてみる。
よし、乳肉自体は触ってもぜんぜん平気。
顔を下に向ければ、目の前に乳首。視界が、おっぱいでいっぱい。
なるほど、これは大迫力。
「では……っんんんっ♡」
うっ。
乳首感度ヤバイ。
唇で挟んで舐めるだけでゾクゾクくる。
刺激に慣れとかないと、これは乳首弄られるだけでよがっちゃう。
「っんっ♡ こんな、乳首、すごい。感じる。あっ♡ あっ♡」
思わずチュパ音オンリーになりかけたけど、実況プレイ練習もせにゃ。
ろれつ回るようセーブして弄らないと。
あと、フェラしながらしゃべる練習もそのうちさせてもらわないとな。
うう、でも歯が当たるだけで感じるとか、この感度ヤバイよ。
「ふーっ♡ んっ♡ んぅ♡ あああ、アルマの体、いやらしくてぇ♡ 乳首だけで、おまんこ汁いっぱい……あふれちゃいますっ♡ おまんこっ♡ おまんこもいじりたいっ♡」
乳首舐めながら、V字指でくぱぁして。
アヘ語にならないよう、しっかりした実況淫語。
際中は頭回らないから、わかりやすく「おまんこ」連呼で。
ろれつが崩れると一方的に溺れた状態でルーネ様をしらけさせてしまう可能性がある。実際、川原でした時はちょっと呆れたような感じだったし。
しっかり言葉奉仕できないとな!
「くぅん♡ ダメっ♡ ご奉仕しないとなのに、夢中になってしまいますぅっ♡」
くぅ、この体は実況してるだけで勝手に昂ってヤバイ。
垂れた愛液がくっつけたかかとに落ちて、ぬるぬる滑るのでバランスもちょっとヤバイ。
「ああああ♡ 本当におまんこ切ないですぅ♡ んちゅ♡ ちゅぱっ♡ おまんこっ♡ おまんこっ♡ アルマにおまんこいじらせてくださいぃ♡」
体熱い。
全身から湯気でてるように、頭の中ぼわぁっとしてきてる。
今、クリトリス摘まんだら即イキってわかってしまう。
両手で乳房寄せて、両乳首吸うのもヤバそう。
「あっ♡ あぅ♡ はやくぅっ♡ はやくぅっ♡」
ルーネ様、早く帰ってこないかなぁ。
野営の時は激しかったのに。
「アルマのおまんこにお情けくださいぃ♡ おまんこ♡ おまんこ♡ おま――」
「朝食持ってきたっすよー」
気分を出してルーネ様を幻視しながら、おねだりしたその時。
軽快なノックから即、目の前の扉が開き。
あられもないポーズのまま硬直してしまった。
そっかー。
扉の目の前だったのね。
逆光でよく見えないけど、あちら様も硬直してますね。
幸いだったのは、部屋にきたのがオッサンの亭主じゃなくて女性店員だったこと……かな。
はは、は……死にたい。
新キャラ登場(しただけ)。
次回、ドア前実況オナニーの言い訳から。
ルーネ様になら喜んでオナニー見せるけど、知らない人に見られたら落ち込む主人公。
これも「練習中を見られた」恥ずかしみであって、そゆ状況になればヤケは起こせどたいしたダメージなく露出オナニーできます。誰もいないと思ってヘッドホンして歌ってたら、がっつり誰かに聞かれてた的な(でも人とカラオケには行って歌うのは平気)。
4/21、19時25分。
「エロ胡坐」を「エロ蹲踞」に訂正しました。
ずっと間違って覚えてたよ……過去の別作品でも多々ありましたが、間違えて覚えてる言葉が思いのほか多いので、なんかあったら遠慮なくご指摘ください。
今回、指摘くださったKamui1103さんには、ホントありがとうございます。