とりあえずモテることはモテる、主人公。
ただし相手がアレ。
――3日目、グリムファングの砦街、黒竜の酒蔵亭
とりあえず、二重の意味でご褒美だと思ってがんばろう。
わぁい、クンニ。
アルマ、クンニだいすき。
よし。
「んむ……ん?」
ミナの膣内から半ば飛び出た、白い果肉を唇で咥えると同時に。
ふぁさりと、たくし上げてたスカートが下ろされた。
頭の上から布がかぶさり、真っ暗になる。
林檎の香りと雌臭の中に、閉じ込められて……うう、ホント倒錯的シチュ好きだなこいつ! あるいは感じてる顔を見せたくない系かよ。
「くひっ、ゆーっくり味わって食べるっすよ♡ しっかり味わえば、ご褒美も用意してるっすからね~♪」
う。違う、これは感じてるってより愉悦ってる表情してる。
コワイ。
スカートの上から、ぽふぽふと頭を撫でられるけど、粗相したらナイフでグサリって感バリバリっす。
リョナは勘弁……とりあえず、満足するまでスカートの中から出さないってことですね。
見知らぬ同性相手にやることとして、非道すぎる。実質、出会い頭に「しゃぶれよ」って強制されてるようなもんじゃん!
まあ、オナニー見られたし、脅されたらしゃぶるしかないんだけどね……。
「……はむ……んっ……んっ」
「へぇ……なかなかのワザ師っすねぇ♡」
咥えた林檎を、淫具に見立てて。
首を使って、つぷつぷと膣内に出し入れさせる。
ルーネ様と違って、陰毛はそれなりに生えているらしい。鼻先に毛の感触がある。
そうして最初より深く林檎を押し入れてから……ゆっくりギリギリまで抜いて。鼻先を陰毛に埋め、恥骨に触れさせるよう、少し勢いをつけて奥まで入れる。ルーネ様が初日にやってくれたハメ方をトレースした出し入れ。
その間に林檎を折らない程度に軽く、角度を変えてもみる。
「んぷ、んっ……ふっ」
暗い中でわからなかったが、鼻先でミナのクリトリスも探り。
深く入れるごと、軽く鼻で潰して刺激する。
さらに、膣穴に余裕があるとわかれば……ずるりと果肉の脇に舌を入り込ませてもみる。
「っ♡ くひっ♡ あぁ~♡ いいっすね~♡」
「っぶっ」
こんな時に淫夢ネタ言うなっ!
クッソきたねぇケツが浮かんで噴きかけたわ!
「くひ♡ いい感じっすから、ご褒美あげるっすよ♪」
「え――んぎぃ!」
このまま放尿して飲ませるつもりか……と思いきや。
膝立ちクンニしてた脚の間に、すっとミナの脚が入り込んで。
突然の思わぬ刺激に強制絶頂させられ、咥えていた林檎を噛み折ってしまった。
「おー♪ さっすが、自分で弄ってただけあってドロドロっすね♡」
「いっ、いぎっ、おっ♡ おっ♡♡♡」
「ほらほら、林檎から口離しちゃダメっすよー♪」
あの、しゃぶらされた足先の親指が膣内に入り込み。
クリトリスを、足の人差し指で器用に……けど乱暴に何度も弾かれる。
しかも、上から頭を押さえられ、ミナの股間に顔を押し付けられた。
「んぶぶ、じゅるっ! んぶっ! んおっ♡ んんんんーーーーっ♡♡」
「おーおー、盛大にイキまくって、るっすね♡ 普通は嫌がってもがくんすけど……薬漬けに、されてない、なら、淫乱すぎないっすか?」
甘い声で、ぐりぐりと顔に股間をこすりつけてきながら。
足指で絶頂させられる。
ていうか息できない!
「っ♡ ひぎゅ♡ んぶっ♡ いぎ♡ いぎれぎな♡ おぼ♡ おぼへ♡」
「きひひっ♡ そこで噛みつかず、マンコに吸い付いて溺れかけるなんて、ホントサイコーっすよ、アルマちゃん♡ こんなことで壊したり、しないっすから、しっかり楽しんだげるっす♡」
「んぐ♡ おぼ♡ おご♡」
「っ♡ おっ♡ 軽く、押さえてるだけで、マンコで窒息なんて、すげーっすよ♡ ご褒美っす♡♡」
「んいいいいいいい――」
膣内に浅く入った親指が抜かれたと思ったとたん……足指で容赦なくクリトリスを挟み抓られ。
絶叫しながら……ミナの股間で窒息し、意識を失った。
窒息は苦しいけど途中で絶頂失神するなら、死に方として悪くないな。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
――女給ヴェノミナの視点
いやー、最後は噛みついたり、暴れだして、追加お仕置きの大義名分になるだろーって思ってたんすけど。
しっかり痛くない程度の吸い付きで奉仕して、マン汁すすりながら窒息失神とか、思わず感動っす。
どーゆー調教されて、こんな奴隷根性の塊が生まれたんだか。並の娼婦や奴隷じゃこうはいかないし、お嬢様にそんな技術ないわけで。
あたしも久々に演技抜きでイッたっすよ!
あー、すっきり。
それなりの厄ネタなんでしょけど、手放すには惜しい……。
ドア開けてオナってた時は、さすがに一時思考が飛んだっすけどね!
ま、思わぬ状況に、ちょーっとはしゃいじゃったっす!
くひっ♪
ホントに媚びも演技もなく、クソ下品な喘ぎ声出して。その上、白目向いてマジ失神だなんて……ここまでどうしようもない(誉め言葉)淫乱クソマゾは見たことねーっすよ。くひひひっ♪
見た目もエロ貴族って感じで、ちょー好み。
奥様の身の回りの世話目当てで、メイドになっちまった時を思い出すっすわー。奥様にはぜんぜん触れられず、あのクソ貴族にヤられただけっすけどね! どうにかお嬢様を煽って始末したら、あのバカ奥様も殺してたし! 逃避行中にお嬢様に手を出したら、お嬢様もなぜか生えててヤられまくったし!
しかもいつもほぼ鎧で、乳も尻もろくに触れねーとか酷すぎっす。
チンポだけ出して性処理に使ってくれやがるとか、親と同じ所業っすよ。
けど。
くひひひひ♡
アルマちゃんは、こーして触れるっすもんねー♡
「……うーん、乳も尻もたいしたもんっす♪」
失神したアルマちゃんをベッドに上げて、体をいじくりまわしてるわけっすけど。
肉厚で手に吸い付いて、揉み心地いいし。
「貧相な身として、嫉妬しちゃうっすよ♪」
お嬢様とは縁を切るつもりで、この砦街で働き口を手に入れたっすけど。
めぼしい寄生先は見つからないし、お嬢様は生きて帰ってきたし。こんな奴隷まで拾ってきちゃったっすからねぇ。
アルマちゃんを探してる連中について、調べとくべきか……んー。
指輪見る限り、探してるのはダンナっぽいんすよね。
「アルマちゃんは、おうち帰りたいんすかー?」
とかいって乳首引っ張ってみたら、ぴくっと全身が反応。
あー、ダンナに返して夫婦円満ハッピーエンドとかありえねー。
しっかり楽しませてもらうっす。
さもなくば、売ってあたしの幸せの一部になってもらうっす。
「おー、意識がなくても乳首だけでイイ反応見せるっすね♪ 寝てる間でも客とれそー」
奴隷で売ったら高く売れそー。
けど、ここはあくまで砦を中心にした宿場町で、たいした商人も裏社会もナシ。つまり、たいして高値で買う需要も業者もねーワケで。売っぱらうなら、しっかりした都市に行く必要アリ。お嬢様もそのくらい、わかってるはず。
ま、お嬢様が気に入って自分のモノにしたがるかもっすけどね。
あたしもかなーり、欲しい。
いや、欲しい。
で、探してるヤツがいるんだから、お嬢様はこの街をさっさと引き払うはず……んー。あたしが貴族様殺しに加担したのを知ってる、お嬢様にはこのへんで死んどいてほしかったんすけどねぇ。
この展開は予想外。
ゴブリンの巣から生きて帰っただけだったら、適当に陥れて始末したのに。
「こーんな、あたし好みドンピシャの子連れてこられたら、迷っちゃうっすよ」
乳首や秘所を弄って、アルマ反応を楽しみながら。
考える。
蓄えはあっても、表向きはしがない女給の身。アルマちゃんを養うのは無理。客取らせたらすぐ身請けされそだし、何より探してるヤツに見つかる。
それにアルマは、お嬢様の奴隷として契約されている。
お嬢様を始末した場合……アルマちゃんは解放されて、元鞘っすよねぇ。あたしが監禁して飼うとかリスク多すぎてやってられねーし……探してるのに渡して礼金って流れが安定。
それは、ないっしょ。
しょーがないっすね。
うん、お嬢様は扱いやすいし、アルマちゃんがいるなら一人で相手する必要もなし。お嬢様に抱かれるアルマちゃんを眺めるのも、楽しそーっす。それにお嬢様も、四六時中見張ってるわけにいかない。
「くひっ♡ 二人きりになったら、しーっかりいじめてあげるっすよ♡」
撫でたげると、ひくひく体震わせてる。かわいー。
よし。
軽くタイミングずらして、外でお嬢様と合流する形で……あたしも街を出てくってことで。そのへん、適当な理由で言っとけば、お嬢様はまだまだ簡単に信じるはず。
「そーすっと、明日にはさっさと出てくよう言いくるめるっすか」
あたしも、仕事を辞める話はしとかないと。実家の親が危篤ってことにしとくっすかね。
あとは……今夜、派手にやるか、迷いどころ。
金はいくらあってもいいんで稼ぎたいんすけどねー。
今のトコ、お嬢様に罪かぶせるつもりでこの街で起こしたコロシは……何の証拠もない以上、ちょーっとお嬢様の悪名が高まる程度で済むはず。お嬢様に追手がかかってくると、合流するあたしもめんどくさい。この店に手だすと、退職するあたしがロコツにあやしい。
ま、しょーがない。
今の浮足立ったあたしじゃ、失敗の可能性も高いし。おとなしくしとくっすかね。
ま、アルマちゃん探してるヤツだけ夜に調べるとして……
「お嬢様が戻るまで、たっぷり楽しませてもらうっすよ」
「ひぎゅっ♡♡」
ぢゅぼっ、と濡れきった穴に指を二本奥までねじこむと。
びくびくっと痙攣して、アルマちゃんが跳ね起きた。
「くひひ♡ ホーントにキレイでかわいいっすねぇ、アルマちゃんは♡」
「えっ? えっ? いぎぃっ♡」
くひっ、頬を舐めたげると怯えた目で戸惑ってるのに、マンコかき混ぜるだけで、簡単に下品な顔を晒してくれて。
サイコーっすよ♪
特にラスボス化する予定もないので、ミナさんの汚い本性と過去をだいたいオープン。
それなりにコミュ力も演技力もあって、少なくともルーネ様ならコントロールできる黒幕タイプ。
ルーネ様の悪行はだいたい、彼女がプロデュース。
能力的にはシーフ系。元は普通のメイドなので、特に暗殺術の使い手とかじゃありません。
ルーネ様を漁夫の利狙いでゴブリンの巣へソロ特攻させたのも、ミナです。
彼女の予定では、ルーネ様は帰ってこないはず。帰ってきても、タイミング合わせてこの街で起こしてきた連続強盗殺人の容疑をひっかぶらせて逮捕処刑ルートの予定でした。
その下ごしらえとしてミナが噂を広めてあったため、街の人や門番がルーネ様をやたら怖がってました。
アルマと出会わなかった場合。ルーネが宿を出たちょっと後で、ミナが派手な強盗殺人。これまでの凶器をルーネ様の部屋に隠し、翌日の清掃係がそれを見つけて通報する……という流れが組まれてました。