※この作品はR-18です。

なんのチートもないけど私は元気です   作:神谷涼

13 / 37
 
 ひねりのないタイトル。



13:舌禍ディープスロート

 

――3日目、グリムファングの砦街、黒竜の酒蔵亭

 

 

 ひたすらドロドロに弄り尽くされ。

 イキすぎてあちこち筋肉が痛くなり、粘膜がヒリヒリして、意識は朦朧としてきたところでやっと、攻めをゆるめてくれた……。

 ミナこわい人、アルマおぼえた。

 

「いやー、ついついはしゃいじゃって悪かったっすねー♪」

「い、いえ……気にしないで、くださ、ひっ♡」

 

 乳首を軽く摘まんで引っ張りながら言うのは、脅しでは……。

 完全にイキ癖ついてるから、それだけでまた軽くイッてる……これ、抗議したら思いっきり抓ったり引っ張ったりするやつですよね。

 そりゃ、それでも強制絶頂しますけど。

 するけど……痛いは痛いからやめて……。(口では言えない)

 

「んー♪ 素直に聞いてくれて、イイ子♡」

「あ、あはは……」

 

 じゃれつくみたいなキスを、ほっぺにしてくれる。

 唇やわらかーい。

 いいにおーい。

 でも嬉しくねぇー! 恐怖しかねぇよ!

 

「くひっ♡ わかってるっすよ~。これ以上は触っても痛いだけ♪ お嬢様が戻って、治してもらったら続きといくっすよ♪」

「お、終わりじゃないんですね」

「ふぅん。終わりにしたいって言った?」

 

 ひっ! その突然冷たい声やめて!

 上から覆いかぶさられても、ガチな威圧しか感じない!

 

「い、いえ、ミナ様に愛していただけて光栄です」(ふるえごえ)

「んー。よしよし。いい子っすねー♪ あんだけ潮噴いて、おしっこちびったから、喉かわいたっすよね?」

「え」

「喉、かわいてるっすよね?」

「はい……かわいてます……」

 

 うわああん。せめて小の方の直飲みで許して。

 

「くひひ♪ 朝ごはんも途中だったっすからねー♪ んむ♡」

「んぶ!? ……んぐ、んっ、んぎゅ」

 

 よかった、よだれだー。

 口移しで大量に、ミナ様の唾液が流し込まれて、口の中を舌で……あれ?

 ていうかルーネ様にはフェラとクンニばっかしてたから、これ初キス?(前の世界含め)

 

「んっ♡ れる♡ はふ♡ 足をしゃぶらせたのに、いい匂いっすねぇ♡」

「んぇ、ひた、ひゅわなひれぇ♡」

「んじゅるるるろぉ♡ なんていってるか、わかんねーっすよ♡ ふひ♡ やわらかー♡」

「んぇ♡ おぶ♡ んぐ♡ んぶ♡」

 

 えぇぇぇ、ミナ様なんでこんなキスしながら、ふつうにしゃべってんのー!? フェラ語になってないの!? 妖怪二口女なの!?

 口の中、びちゃびちゃと舐めまわされてから。

 舌吸い上げられて、口の中に唾液を大量に流し込まれ、飲まされる。

 甘い……林檎味? さっきの林檎、残り全部この人食べちゃったの!? ぜんぜん気づかなかったんですけど……。

 うう、舌ぜんぜん離してくれない。

 ミナ様の口の中でずっと舐めまわされて、唾液を上から流し込まれてる。

 ひいいいい、これ絶対キスじゃないよう。

 舌フェラじゃん! しかもぜんぜん離してくれんし!

 

「アルマの舌けっこー、ながいっすね♡ んぶ♡ じゅる♡ じゅぼ♡」

「んー! んおー♡ おっ♡ おふ♡」

 

 舌吸い上げて、首上下させるのやめてー。

 完全にフェラの動きやん!

 

「ほーれ、くるくるー♡」

「んにょおおおお♡ んぐ♡ んぶ♡」

 

 口の中で舌を螺旋で絡め合わせるように、ぐるぐると舐めまわされて。

 舌の裏を何度も舐め上げられる。

 ミナ様の舌裏に舌を這いこまされて、ぴゅっぴゅって出てくる唾液を直接、舌伝いに飲まされたと思うと。

 

「んぢゅぞぞぞぉ♡」

「ひっ、ひくびらめぇ♡ ひきゅ♡ ひきゅぅ♡♡」

 

 その唾液をまた吸い上げられながら、乳首を攻められ、軽い絶頂を味わわされる。

 ファーストキスに幻想持てるような身じゃないけど、ヘヴィすぎる……。

 

「んぢゅるるる……んはぁ♡ トロケ顔でキスされてるアルマちゃん、ホントかわいいっすねー♡」

「あぅ……ふぁ♡ らって♡ こんな……♡ んぶぅ♡」

 

 やっと離してくれた……けど。

 さんざん吸い上げられて、突き出したままにさせられた舌、痺れて。

 上に突き出したまま戻らない……。

 さらにその上から。

 どろ、どろ、と上からよだれを大量に垂らされて。

   

「くひ♡ じゃあ、ろくに動けないみたいっすし♡ 冷めちゃった上に、お昼になった朝ごはん、しーっかり口移しで食べさせたげるっすよ♡」

「あふ、ひ……らめ……」

 

 舌、動かないよぅ……。

 この人の口移しって絶対、すぐには終わらないんでしょ……ええええ、この人結局、どうしたいの?

 私ってレイプ対象なの? 嫌われてんの? どっちなの!?

 あと、カワイイカワイイ言ってくれるけど、外見年齢からみてどう見ても私が年上ぇ!?

 

 この後、執拗な愛撫を交えた口移し朝食で、普通に意識を失いました……。

 

 

 

  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

  

 

――暗黒騎士ジークルーネの視点

 

「…………何をしている」

 

 部屋に戻ると、暇を出したはずの元メイドがいた。

 わけがわからん。

 部屋は酷い雌臭で、アルマがいつもの白目状態で口を開いたまま倒れていた。

 

「いやぁ。店長がルーネ様から食事運ぶよう言われたーってんで、ちょっと代わったんすよ」

「それで客の奴隷に手を出すのか」

 

 確かに女色の気が強い奴ではあったが。

 

「まーまー、お嬢様もさんざん、善良な宿の店員に手ぇ出してくれたじゃないっすか」

「ミナとは合意の上だろうが」

「えー、この子も合意の上っすよ。あたしの指でひぃひぃ言ってたし」

「そいつは演技臭い貴様と違って、本物の淫乱だ。何をやってもよがり狂うぞ」

「……へぇ。昨夜してないのに、そう言うってことは外でヤってきたっと。お嬢様は相変わらずキチクっすねー」

 

 元とはいえ、主を主と思わん言葉遣いだな。

 

「まったく。昔はどれだけ猫をかぶっていたのか」

「今も外じゃ、ちゃーんとかぶってまーす。ホンネでしゃべるのは、お嬢様への信頼の証と受け取ってほしーっすよ」

「フン、もう貴様と顔を合わせる機会もあるまい」

「おやー? 帰って早々なんかあったっすか? この子が厄ネタだったり?」

「街がどうにもキナ臭い。道中に殺した盗賊まがいの連中だけで、ここまで剣呑な視線を受ける覚えはない」

「お嬢様に? てことは、家の件で追手が?」

 

 その線が濃厚だな。

 高位の術師を招けば、どうとでも真相を明かせたろうが……そんな価値のある家ではなかろうに。

 

「賞金をかけられたやもしれん。確認まではしておらんが……さっさと国の勢力圏を離れねば。明日の朝には街を出る」

「おおっと……そしたら、あたしも逃げた方がよさげ?」

「ん? 貴様はここで職に就いたのではないのか?」

「いやいや、お嬢様。あの屋敷の状況から下手人を割り出せたってことは、相当の術師を使ってるっすよ」

 

 ほう。学もない元平民でも、その程度は気づくか。

 

「知っての通り、あたしもアレコレ持ち出してるし。ほら、若様の始末もしちゃったじゃないっすかー」

「ああ……そういえばそうだな。それに、現場近くで普通に会話もした。この街では接点を作らなかったはずだが……ミナも十分、追われるか」

 

 兄上らを始末してくれた点は実際、助かった。

 適当に偽情報を掴ませて、出発しようかと思ったが。

 連れていってやってもいいかもしれんな。

 

「そゆわけで、どーっすか? あたしも明日、テキトーに街を出るんで。外で合流ってことで」

「腐れ縁が続くわけか」

 

 あくまで人前では、私との接点を作らんつもりか。

 

「同じ血で手を汚した同士じゃないっすか。上司面ナシで仲良く三人旅しましょーよ」

「三人、か……仕方あるまい。ヤツもそれなりに事情もあるはずだ」

 

 二人でアルマの方を見る。

 面倒の種だが、つれて行かんとなおさら厄介だ。

 死体を残していくのも同じくだな。

 

「そっちのご飯は自分で買っといてくださいよー。あたしが合流できるとは限んないっすからね」

「もう買ってきた」

「おー、ちゃんと一人でできるようになったっすか! お嬢様ご立派になって……」

 

 わざとらしい泣きまねをしおって。

 

「貴様も貴様で、ごろつきに捕まったりするなよ」

「そーなんすよね。あたしは女の一人旅。剣くらい買っとくべきっすかねー。例の家宝の剣、やっぱ持って来るべきだったか」

「訓練もしておらん貴様が持っても、気休め以上の意味はなかろうに」

「もー、気休めは大事っすよ!」

 

 ミナが私を売る可能性は……ないな。平民の貴族殺しは、私の親殺しと変わらん罪状だ。私を売ったからと許されるわけもない。道化のふりをしていても、相当の知性と大胆さを併せ持つ抜け目ない女だ。

 戦闘力はないが、同行させれば何かと役には立ってくれる。

 

「ともあれ、帰ったばかりだが再び黒竜街道を進むぞ。ゴブリン討伐が証だてられるまで、あの街道の通行は減るはずだ」

「りょーかい。街を離れたら、ちょっとは待っててほしいっすけどね」

「知らん」

「じゃー、退職手続きと荷物まとめしてくるんで、これで……っとと。そうそう、お嬢様」

 

 なんだ急に真顔で冷たい声色して。

 物騒な話を切り出す時の顔だぞ、それは。

 まさか、出発前に街で強盗でもするつもりか?

 

「あの子の両穴、弄り過ぎて真っ赤なんで、ヤるなら回復かけたげた方がいいっすよ」

「死ね」

「おわっと! 宿の部屋でもの投げちゃダメっすよ!」

 

 ミナの評価を高くしすぎておったかもしれんな……。

 何が悲しくて己の奴隷を、メイドに擦り切れさせられねばならんのだ。

 

 その後、部屋を逃げて行ったミナを尻目に、アルマの股間に回復を使う羽目になるのだった。

 





 ルーネ様が感じた剣呑な空気は、ミナが仕掛けた連続強盗殺人の容疑者を見る目です。
 追手はいないし、賞金もかかってません(少なくともこの街では)。
 ミナはすごく白々しいこと言ってますが、バレてません。戦闘力低いし、魔法も使えないので、ルーネ様からすれば、ミナはどうにでもできるつもりです。

 あと、ミナはフェラしながらでも、ほぼ普通にしゃべれます。
 ややろれつが悪くなって、笑い方が「ふひひ」ってキモくなる程度。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。