少し間が空いてすみません。
本業がやたら忙しい……。
――6日目:黒竜山脈、腐肉峡谷
午後には、岩場の谷へ入り込んだわけですが。
「なーんか臭くないっすか?」
「ああ、甲冑越しでも妙な臭いがする」
うーん、確かにうっすら臭い。
「そりゃそうさ、ここは腐肉峡谷。かつて黒竜グリムファングが住みつき、その毒気で永遠に汚されたって場所だからねぇ。さっきの砦街の連中はまず近づかないよ」
「毒気で我々を始末する気か?」
「ンフフ、臭い以外は無害だよ。濃く噴き出してる穴に入ったりしなければ大丈夫さ」
「……ホントっすかね」
「ここまで連れてくるより、あの洞窟でキミたちを各個撃破した方がよっぽどラクだったよ? 少しは信じて欲しいなぁ」
「貴様が邪霊使いでなければ、信じてやってもよかったがな」
あ、ルーネ様とミナ様がまた殺気だってる。
えーと、諫めた方がいいよ、ね?
それに、この臭いはたぶん。
「あ、あの。このにおいって硫黄、ですよね?」
小学校の頃に、箱根で嗅いだ、気が、する。
卵がうっすら腐ったような臭いだから間違いない、と思うんだけどな。
「へぇ。魔術師でもなさそうなのに、よく知ってるねぇ」
「イオウというのは、竜の毒気ではないのか?」
「あ、はい。毒じゃなくて、えっと温泉があるはずです!」
「温泉って、地面からお湯がわいてくるってヤツっすか?」
「です!」
力説。
かつてはネガティブ思考に入りやすいから、お風呂そんなに好きじゃなくて数日に一回のシャワーで。ユニットバスのバスタブもほぼ使ってなかったんだけど。
さすがに、川で水浴びを数日に一回しかしてないのはどうかと思うよ! ルーネ様の術のおかげで、におったりはしないけど!
それに美人四人でお風呂イベントなら、一人風呂とは違うし!
「……本当によく知ってるねぇ」
「温泉やっぱりあるんですね!」
「ああ、あるよ。というか、その温泉を目指してたところさ」
「やったー! 温泉ですよ、ルーネ様!」
「そこまで喜ぶことか?」
うれしい! シオン様ありがとう!
――6日目:黒竜山脈、腐肉峡谷の秘湯
あったよ温泉!
しかも、超熱い源泉からお湯引いたり作業するのかと心配してたけど、温度調節もあらかじめされてた!
「源泉は熱くて、入れるものじゃないけどね。以前、ここで身を潜めた時に作っておいたのさ」
「シオン様すごいですね! しかも、広いじゃないですか!」
猿とか入るような露天風呂! 広い!
お湯自体、ぬるぬるして美肌効果とかありそう!
今日はここで泊まりってのもありがたいです! 朝もお出かけ前に入れる!
「喜びすぎじゃないっすか?」
「確かに入浴は贅沢だが、いい思い出がないな……」
・
・
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警戒心の強いルーネ様の鎧を脱がすのは一苦労でした。
ていうか、ふたなりがコンプレックスなのかな。
幸い見晴らしがよくて、隠れ場所も動物の気配もなさげってことで、どうにか全員で入浴が叶いました。
今もルーネ様とミナ様、武器をすぐ傍に置いてて。
シオン様とは距離取った形になってる。
でも、苦労した甲斐はあった!
「あー、お湯につかるのは、確かに水浴びとぜんぜん違うっすね」
「なるほど……一応は見知った者同士なら、確かに体がほぐれる」
「少しは敵意がないと信じてくれたかなぁ?」
みんなリラックスしてるし、心なしか打ち解けてる!
しかも、みんなの裸体を鑑賞できてますからね!
ルーネ様は何度か見てるけど、ミナ様はなにげに見たことなかったし、シオン様は会って日も浅い。
ていうか、シオン様かなりおっぱい大きいのね……。私はそれより大きいんだけど。
うーん、壮観。
ミナ様が一番健康的な肌色してて、他はみんな白い。ルーネ様とか前衛系だけどあの全身甲冑だもんな。
それにしても。
「胸がでかいと、そんなに浮くんすね」
「本当ですね。こんなに浮くなんて……」
「ボクもそれなりだと思ってたけど、アルマちゃんのはすごいね」
「大きさはさほど変わらんはずだが、私はアルマほどにはならんな……」
「お嬢様のは、弾力強いっすからね」
すごいね、人体。
並んで入ってると、みんなのおっぱいの浮き具合が一目瞭然。
ていうか、やわらか爆乳の自分が一番すごいよ……なんだよこれ、マジでボール二つ付いてるような感じだよ。お湯の流れで胸が動くのわかる。お湯の流れを横に作ると、おっぱいが横にそよゆぐんだよ。正直、二次元で浮いてる浮いてるってもよくわかんなくて、AVでもイマイチ理解できなかったけど。こりゃ確かに浮いてるわ。
底がどう浮いてるのか見えなくて、手でしかわからないのが、もどかしい。
けど、横を見れば他のおっぱいが目に入る。
ルーネ様のは、確かに湯の中でもそんなに変わってるように見えない。ばいんと盛り上がってついてるし、おっぱい同士を重ねた時もすごい弾むもんな。
ミナ様はやわらかめだから浮いてるんだろけど、横から見てもそんな一目でわかるものじゃない。揉めるけどパイズリはできないサイズで、バランスは一番いいんだけどね。
シオン様もかなりでかいし、やわらかくて浮いてる。ていうか横に並んでるからお湯が動くとこう、おっぱいが流れて(?)お互いピタピタ当たるし。うん、おっぱいの方が腕より外に出ちゃうんだよね。
え?
あれ?
「どうしたんだい、キョロキョロして」
「周りならともかく、なんであたしらを見比べてるっすか?」
「どうせくだらん理由だろう」
ずいぶん仲良くなってますね! いやそうじゃなくて!
そう!
並んでるおっぱいが当たるなら、二人して腕より広いってことで!
ルーネ様も質感こそ違えど同じくらいの大きさがあるってことで!
私は身長がシオン様やルーネ様より低くて頭も小さめってことで!
それはつまり!
「私って頭よりおっぱいの方が大きいのでは……」
愕然。
確かにエロい体してると思ってたけど。
頭より大きい(推定)とか、そりゃ足元とか見えんわ。
「今更なに言ってるっすか」
「やはりくだらんことだったな……」
えっ、知ってたの?
「ねぇ、アルマちゃん。鏡見たことないの?」
「はぁ……あんまり」
「ふぅん」
「ひゃん、お風呂でそういうのするなってルーネ様が言ってたじゃないですかっ」
横から突然、おっぱい掴まれた。
シオン様、なんかやたら触ってくるなぁ。
進んでる途中でも手つないで来たりしたし。
休憩でもボディタッチ多い。
「ンフフ。キミ自身も言ってたじゃないか。こんなに大きいのは貴重だよ?」
「し、シオン様だって、私と同じくらいあるじゃない、ですかっ」
「でも、キミみたいにちょっと揉んだだけで、先を硬くしたりはしないなぁ」
「ひゃうっ♡」
温泉で血行よくなってるのに、乳首を指で弾かないでぇ!
「おー、ホントっすね」
「ミ、ミナ様っ!?」
ちょ、両側からおっぱい攻めはありがたいけど、お風呂でしたらのぼせる!
「お? ひょっとして胸だけでイキそーになってるっすか?」
「そんなに敏感なのかい? 少し慣れた方がいいんじゃないかなぁ」
「にゃっ♡ ひゃっ♡ りゃめ!」
完全に両側から挟まれた!
ていうかお湯の中で二人して股間に手入れてきてるし!
「んぐ!? んんんん!!!」
抗議しようとしたら二人がかりで口塞がれた……。
うあああ、顔が間近過ぎる上、二人の舌が口の中に入り込んできて、このトリプルキスがどういう状態かわかんない!
「さっきはおしっこばっか飲まされてたから、よだれも飲むっすよ♪」
「んふー、よふほれれ、ひゃへれりゅね……んむ……ぢゅりゅ」
「んんー! んっ♡ おっ♡ ぉぉほおおおおおおおお♡♡」
なぜか舌入れてるミナ様が流暢にしゃべってて、シオン様がフェラ語っぽくなってる中。
体中弄り回されて、こっちはビクンビクンしてるしかない……!
二人の舌を噛まないよう気をつけながら、また絶頂攻めされてる……!
ていうかお湯の中でそれ、やめて。
ほんと頭フワフワしてグラグラしてきちゃう。
「おい、のぼせさせるな」
ルーネ様が呆れた口調で立ち上がってる。
はっ、こ、これは奴隷として泡踊りとか壺洗いする義務が!
「ぷは……お嬢様、元気っすね」
「ン、フゥ……休憩ごとに出してたのにねぇ」
「はぁ……♡ はぁ……♡ え?」
「立たせろ」
目の前に……ルーネ様?
なんで二人に両脇掴まれて立たされるの?
洗い場でするんじゃないの? いや、洗い場ってもただの岩場だけど――
「おおおおおおおおおお♡♡♡」
「フン、今日一日でもさんざんしてやったのに、相変わらずだな」
た、立ったまま挿入されてるぅ!
イキながら直立とか無理! こける!
「相変わらずの乱れぷりっすね」
「支えとく程度はできるから、遠慮なく楽しみなよ」
「っ♡ ふっ♡ よし、頼む、ぞっ♡」
「んぎっ♡ ひっ♡ い゛っ♡ ひぃっ♡」
仲良くしてくれるのは嬉しい、けどっ、せ、せめてもうちょっと高く、してっ。
ルーネ様が突き上げるごとに、結合部に、ぜ、全体重がっ♡
し、しかも横の二人ぃ!
「いつも以上に余裕が、ないな……っ!」
「んぎ♡ いぎっ! いぃぎぃいいいい!!」
「先にマンコいじりまくった上に……今も乳首と捏ねまわしながらアナルほじってるっすからね」
「さっき三人で使ってほしがってたから、嬉しいよねぇ、アルマちゃん」
い、言ったけどおおお!
「ぎぃひいいいいいいいいい!! ひぎゅ!! ひんりゃうがらああああああああああああ!!!」
「よしよし、アルマは声が絶叫になってからが本番、だなっ!」
ちがちがちがちがうのおおお!!
あたままっしろだからあああああああああああ!!
「ま、これだけ絶叫してたら獣は寄ってこねーっす」
「人や魔物も、色事の声とは思わないだろうねぇ」
「なら、しっかり声をあげさせて、やるっ!」
「じゃあ、ボクも及ばずながら協力するよ」
「ひぎ――――――」
中に熱いものを注がれ始めると同時に。
ぷつんと糸が切れたように意識が途切れてた。
……とりあえず、かなり4Pには近づいた、な。
今回、ミナとシオンは横からにぎやかし程度にいじってただけなので、アルマ的には4P達成ならず。
アルマとしては全員が一方的奉仕じゃなく気持ちよくなるのが4Pだろって認識。
とはいえ、目下このメンバーは安心安全な場所を確保するまで4Pできません。
「硫黄のにおい」は正しくは「硫化水素のにおい」だそうですが、主人公は知りません。実は濃いのを吸うと毒ですが、温泉の匂いって知識しかありません。インドア派ですが、特に雑学や理系知識や現代教養に詳しくはない子です。
そしてシオン様は錬金術かじった程度の中世科学知識なので、これまた曖昧です。
ルーネ様、実はかなりアルマに溺れてます。それまで週に数回しかシてなかったのに、今は毎日ほぼ五回以上はヤってるので……ミナから見れば一目瞭然です。