※この作品はR-18です。

なんのチートもないけど私は元気です   作:神谷涼

24 / 37

 本作の執筆目的は特定キャラへのハーレムではなく、全員が全員と肉体関係ありありで、暇さえあればセックスしてるような主人公チーム描写してくことにあります。
 よってルーネ様がハーレム状態とも言えるけど、他の全員にとってもハーレムな乱交グループを作れるようがんばってます。



24:友愛スローライフ

――暗黒騎士ジークルーネの視点

 

「ふぅ……」

 

 アルマの奇声には馴れた……というか、むしろ嗜虐心をそそられるようになったが。

 やたら気を失うのは問題だな。

 刻印を少々使っても目を覚まさん。

 演技でない証とはいえ、連続して使うに不便だ。

 

「ミナ、適当に休ませるなり使うなりしておけ」

「ほーら、アルマちゃんこっち来るっすよー」

「お゛……へぁ……♡」

 

 意識がなくとも、引き抜かれる時に反応するのか。

 膣肉が未練がましく、絡みついてくる。ならば起きて相手をすればいいものを……当人も性欲にふさわしい体力を持ってもらわねば困るぞ。私はまだ鎮まっておらんというのに。

 

「やれやれ、気を失うのが早すぎる」

「すごい感じ方だからねぇ。体力を使うのだろうさ」

 

 この邪霊使いもいたか。

 害意はないと示したいのか、奴が先に湯の中に座り、無防備を晒してくる。

 見下ろせば白い谷間と、ほっそりした肢体。あのような術を使う者でなければ、このまま犯すのだがな。

 遺恨を作れば、いつ何をされるかわかったものでない。

 内心で溜息をつきつつ、奴から少し距離をとって湯の中に身をつからせた。

 

「はぁ……湯浴みは久しぶりだが。確かに温泉は違うものだな」

「この湯は傷、喉、筋肉痛、関節痛、皮膚病への薬でもあるからねぇ。疲労の回復にもいい。ま、濃すぎると毒にもなるんだけど」

「フン、アルマの感じすぎる体は治らん様子だがな」

 

 邪霊使いが傍に来る。

 わざわざ距離をとったというのに。

 ミナは……アルマの体を弄り回してはいるが冷静そうだな。

 とりあえず不意をついて術を使われる心配はあるまい。

 

「どれ。まだ元気みたいだし、いいかい?」

「何?」

 

 問いただす前に、邪霊使い(シオン)が正面に来た。

 そのまま体を少し浮かせ、湯の中で膝の上に座ろうとしてくる。

 まだ屹立したままの肉竿の上に、だ。

 

「待て、どういうつもりだ」

「おや、アルマちゃん以外とはしない主義かい? それとも、今しがたの視線は気のせいだったかなぁ?」

「貴様が私と交わる理由はなんだ? 篭絡できると踏んだのか? 魔術のためか?」

「魔術師だって普通に性欲はあるんだよ? さっきはアルマちゃんを弄ってただけだし、ボクだって寂しくなるさ」

「だからといって私とする理由になるか! 生えていれば何でもいいのか!」

 

 ミナが望まずに私の相手をしていたことは、知っている。

 少なからぬ男女を犯したが、私を嫌悪する者ばかりだ。

 呪いを受けて生まれた以上、それが当然の反応なのだろう。

 それとも魔術師の知的好奇心を刺激するとでもいうのか?

 

「アルマちゃんには積極的にしてたから、こっちでする方が好きなのかと思ったんだけど……女同士の流儀の方がいいのかい?」

「そうではない! というか上に乗るな! 肌を擦りつけるな!」

 

 クソ、既に粘膜まで触れているではないか。

 跨(またが)ってくるな!

 

「けど、硬くなってきてるじゃないか。何がそんなにイヤなのさ」

「貴様に利用されるのがイヤなだけだ!」

 

 つぷり、と膣口が亀頭を咥え始めている。

 クソ、そちらから望むならこちらも性欲処理に使わせてもらうぞ。

 

「利用じゃないってば、キミだってしたいだろ?」

「術は使わんだろうな」

「使わないって。少しは信用してほしいから、こうして親睦を深めようとしてるんじゃないか……んっ♡」

 

 根元まで腰を下ろし、深々とつながる。

 アルマとはまた違う感触。

 ぞわぞわと味見するように、膣肉が蠢いてくる。

 

「このッ……私のような身に強引に迫るとは……っ」

「あは、やっぱりそれなりに、そういう目で、見てたんじゃないか、っ♡」

 

 湯の中で向かい合って座り、上に乗られているのだ。

 近い身長の邪霊使い(シオン)なら、尻の分だけあちらが高くなる。

 つまり、アルマと違って……すぐ目の前に奴の胸が来るということだ。

 大きな乳房に顔を寄せ、吸い。手で掴み、先端を弄る。

 鎮まっていないとはいえ、アルマのおかげで今は女に不自由していない。

 こんな邪霊使い相手に、獣欲をむき出しにしたりできるか。

 こちらから蕩かしてくれる。

 

「んっ♡ はぁ……ンフフ、がっつかずにも、できるんだねぇ♡」

「……んむ……あれは、アルマが望むようにしてやっているだけだ」

 

 上からの声に、猿轡もしていない魔術師の口が頭の上にあるのだと気づく。

 警戒心で身を震わせ、乳房から口と手を離した。

 

「と、魔術師が口を自由にしてるのは、心配、かい?」

「……まあ、な」

 

 察しのいい奴だ。

 上半身を少し離し、いくらかの視線差で見つめ合う。

 

「口でも目でも好きに見ていたまえ。あやしければ、喉に食らいつけるだろう?」

「フン」

「……ンフフ、萎えてないってことは、ボクに欲情、してるんだねぇ♡」

「ハッ、男の尻だろうと、犯して、きた、ぞ」

 

 腰を使わずにいると己自身の肉棒の脈動と……相手の膣肉の蠢きが、ありありと感じられる。

 クソ、目の前で顔を見ていると演技でないのがわかる。

 腹の底はともかく、私のもので感じて、情欲で呼吸は乱れ、目も潤んでいる。

 利用はするつもりだろうが……この場での悪意や殺意はないと、わかる。

 悔しいが、私自身も似たような表情だからな。

 

「男に誘われたり、尻で乗られたりしたのかい?」

「無理やり犯してやっただけだ」

「ふぅん。さっきみたいに激しくしないのかい?」

「……こうするのも、嫌いなわけではない」

 

 アルマとミナ以外、凌辱するかされるかしか経験がないからな。

 正直、こんなゆっくりした交わり方は初めてなのだが。

 悪くは、ない。

 ミナは嫌がるだろうし、最中にやたらうるさいアルマが落ち着けば……こういう抱き方をしてみてもいいのだが。

 

「見た目より甘いのかな、暗黒騎士さんは……奴隷の刻印も、ボクが見てる中じゃ、使ってなかった、し♡」

「っ♡ ん、奴隷に無闇な、叛意を抱かせるなど、愚行でしか、なかろうがっ」

 

 腰をくねらせてきた。

 たいした動きではないが……じっと互いのわずかな動きを味わっていると、快楽の落差に蕩かされる。

 湯の中では、体の火照りが冷めない。

 仕返しに突き上げ、乳首を噛んでやる。

 

「っく♡ は、ぁ♡ そう、だね……ンフフ、いらない恨みは買うものじゃない」

「余裕が……あるなっ♡」

 

 むぅ。

 きつめに締め付けてきたが。

 奇声はあげんし、のけぞったり、白目を剥いたりせんのだな。湯の中で失禁している様子もない……やはりアルマはいろいろ特殊なのだな。少し安心したような、残念なような、何とも言えん心地だ。

 

「アルマちゃんと比べないでほしいなぁ……っ♡」

「っ……♡ 邪霊使いならあれくらい淫乱でも不思議はあるまい……っ」

「キミもかなりのものじゃあないか……♡」

 

 言葉に合わせて使ってきた腰を、尻を掴んで止める。

 なるほど。

 アルマがよく全身でしがみついてくるのも、攻めをゆるめさせる意図だったか? まあ、そうされればなおさら……激しく攻めてやるがな。

 

「あいつに、合わせて、やっているだけだ」

「へぇ。今はボクに合わせてくれてるのかい?」

 

 見つめ合いながら対等に言い合うのは……経験がない。

 邪霊使いとはいえ、奴は整った顔と体の持ち主だ。上気させ蕩けかけた顔で見つめ合っていると、どうしてもいろいろと、内に生じる想いはある。

 

「気持ちよさそうな、顔をしてるねぇ♡」

「貴様こそ、蕩けている、ぞっ♡」

 

 いつものような、短時間で終わらせる行為でなく。

 ゆっくりと炙り煮込むような行為。

 

「こうする相性は悪くないじゃあないか♡」

「く、体の相性だけだろうがっ♡」

 

 いかん。

 時間をかけるほど、言葉も態度もほだされている。

 まずい。

 警戒しなければ。

 

「フン、貴様も、随分と必死で腰を使おうとしている、だろうがっ♡」

「ンフフ……中で、すごく脈打ってるよ♡ 先も広がって、出そうなのかい?」

 

 私自身に警戒を呼び起こさせるべく、軽く罵る。

 

「性根は、淫乱の、分際でっ♡」

「キミこそ、誰でも犯す穴にしか、見てないんだろっ♡」

 

 挑発し合う。

 

「そろそろッ♡ ぬ、抜いた方がいいぞっ♡」

「ンフフ、抜かなきゃ、我慢、できないのかいっ♡」

 

 しかし。

 シラフなら喧嘩になるような言葉でも、火照った顔でつながったまま言い合うと。

 奴の子供っぽい面が見え隠れして、なおさら愛らしく思えてしまう。

 

「……っ、貴様、私に中で出されて、平気なのか?」

 

 おかげで警告じみた確認を、してしまった。気の迷いにもほどがある。

 

「安心、しなよ♡ 避妊薬は必要ない。好きなだけ、ボクの中に、出したまえ♡」

 

 挑発で負けた。

 

「このっ……♡♡♡」

「ンッ♡ ンフフフッ♡♡♡」

 

 尻を掴んで奴の腰を力づくで激しく上下させると……ずっと高め合っていたせいか。

 ほんの数回で達してしまう。

 肉棒が脈打つごと、精のほとばしる感覚を何度も何度も繰り返し味わった。

 無防備極まりない射精を、邪霊使い相手にしてしまった。

 奴もしっかり絶頂していたのが、せめてもの救いだな。

 

  ・

  ・

  ・

 

 救いだったが。

 なるほど。

 いつもは犯してばかりで気づかなかったが……抱くと情が移るというのは、こういうことか。

 

「……はぁ、はぁ♡ こんな、呪われた精を受けて、大丈夫なのか?」

 

 ガラにもなく、心配をしてしまう。

 

「っ♡ ふっ♡ ふぅ……っ♡ 何が、だい? キミはまだその気みたいだが……」

「そっちじゃ、ない。子を孕んだら、と思わんのか?」

「子を孕む? キミの子を?」

 

 ずいぶんと気負いも何もなく首をかしげている。

 魔術師……それも自ら跨ってくるような女が、子の作り方を知らんわけはあるまい。

 

「……何か子を孕まない術や体質なのか?」

「ははぁ。そういう挑発や戯言かと思ったけれど。もしかして、キミのこれは子を為せると思ってたのかい?」

「んんっ♡ な、なに?」

 

 跨られてつながったままだけに“これ”と強調するように腰を使われると、中で激しく脈打ってしまう。

 

「これでどれだけ子種を注いでも、孕みはしない、さ♡」

「ほ、法術師が生やすモノなら、子を孕ませられるではないか」

 

 さすがにその言葉には蕩けていられんぞ。

 

「答えはキミ自身が言ったじゃないか。偶然か呪詛か知らないけど……っ♡ キミのこれは……っ、私みたいな邪霊召喚の結果だよ。母の胎内にいたキミに、邪霊をとり憑かせたん、だっ」

「重要な話の最中に、こ、腰を使うな、っ♡ だからって、孕ます能力がないわけではなかろう、がっ」

「ンフフ、いいじゃないか♡ もう一回くらいするつもりなんだろう? コレは魔物と同じモノさ。犯して辱めるためだけについてる器官なんだ、よっ♡」

「なに……?」

 

 さすがに腰を捕まえて動きを止まらせる。

 

「ッフ……♡ おや、そんなに気になるのかい?」

「当然だろう。なら、貴様の中にさっき出したモノはなんだ?」

「魔術師じゃないキミが、使いこなせない余分な異界の魔力だよ……ま、ボクだってこんなことしながら、使えるわけじゃない、けどね。精製すれば、魔力薬になるかも、ねぇ♡」

「すると、本当に孕ます、能力がないのか?」

 

 さすがに呆然とするしかないぞ。

 

「そう言ったじゃないか。ルーネには精巣……男で言う“玉”がないだろう? どこで精を作るっていうのさ。ああ、女として子を孕めはするから、男相手は気を付けた方がいい、けどっ」

「ちょ、ちょーっと待つっす!」

 

 横からミナが割り込んできた。

 言わんとすることは聞かずともわかる。

 

「今まで、お嬢様にヤられるごとに必死に買って飲んでた避妊薬はいらなかったってことっすか」

 

 だろうな。

 

「そうだねぇ……ンッ、ていうか、誰かルーネに孕まされでもした、のかい?」

「あー、お屋敷で孕まされて放り出されたり、奥方様に始末されたりしてたっすけど……あれは……」

「父上や兄上らも手を出していたからな。他の使用人も品行方正とは言えなかったろう」

「……今まであたしがしてきた気苦労や薬代はなんだったっすか」

 

 お、おお。ここまで落ち込むミナは久しぶりに見るな。

 私に生えているのを見た時のようだぞ。

 

「これからは大丈夫ってことだよ。信用できないなら、一月くらいアルマちゃんで様子を見たらどうだい」

「確かにそーっすけどね……」

 

 アルマは適当に孕ませて売りさばくつもりだったが。

 孕まんなら、飽きるまで使っていけそうだな。

 

「まあ、元気をだせ」

「ルーネは、こんな話の間でも十分に元気だけどねぇ♡」

 

 突然、腰をくねらされると肉棒が跳ねて反応してしまう。

 

「っ♡ 貴様、腰を急に使うなと……!」

「ンフフ♡ ダメだねぇ。名前で呼んでくれたまえ、信頼の第一歩だろ……っ♡」

「ぐ……し、シオン、貴様思い知らせてやる!」

「おや、今度は激しく、するつもりかい♡」

「このッ♡」

「……随分と仲良くなったモンっすね」

 

 ミナの呆れる声も、ほとんど耳に入らなかった。

 ばちゃばちゃと水面を波打たせながら、能動的に交わり始めて。

 今度こそ遠慮なく、シオンの中に精を注いだ。

 

  ・

  ・

  ・

 

「さすがに……これ以上は、のぼせそう、だねぇ」

「ああ、一度、湯から出るぞ」

 

 二度目が終わると、湯と性交にのぼせてふらつく。

 さすがにまずい。

 シオンが私の上から立ち上がると……目の前になった秘裂から、どろどろと湯で固まった白濁が溢れて脚を伝う。

 

「……」

 

 その光景に、酷くシオンへの情欲を掻き立てられた。

 黙って立ち上がり、後を追いつつ。

 背後から捕まえて抱き寄せる。

 

「おや、少し話をしたかったんだが……まだその気かい?」

「まあな」

 

 そのまま、岩に座って。

 今度は背後から抱きしめるように、挿入した。

 気のせいか、さっきの話を聞いてからいろいろ枷が外れた気がする。何回出しても、鎮まる気配がない。シオンに魅了でもされたかと思ったが……正直、ミナでもアルマでもいい。とにかく性欲と精力がやたら強くなっている。

 魔物の魔力、つまり異界から流れ込む魔力が私の精力だとすれば。

 これは性欲の続く限り鎮まらないということ。

 そういう道理なら、私が自慰をしていたという理由で犯してきた兄上らを殺したのも正しかったな。

 そしてミナも、もっと遠慮なく犯していいということだ。

 そんなことを考えながらシオンを抱きすくめ、ゆっくり膣内を味わっていると。

 

「っ……ん♡ ところで、アルマちゃんって奴隷契約書にサインしたんだよね?」

 

 妙なことを聞かれた。

 

「契約書は渡さんぞ」

 

 あれは目下、最も都合のいい穴だからな。

 

「いらないよ。サインについて聞きたいんだ……っ♡」

「サインだと……?」

 

 なおさら妙なことを聞くな。

 アルマとサインしたに決まっているだろうが。

 

「彼女はアルマ・V・グレンデルって書いたのかい?」

 





 ミナは横で、気絶したアルマを弄り倒しながら周辺警戒続けてます。

 ルーネ様がチョロく見えますが、彼女は今まで友達が皆無だったから……。
 また、ミナの内心に気づいてないように、ルーネ様はあまり頭がよくありません。警戒心は強いけど、中に入り込むとガバガバです。
 そろそろ、底の見え始めたルーネ様のスペック。



●ジークルーネ
 武力:D+(一般的な兵士よりは上、一対一でゴブリンには十分勝てる)
 体力:C+(特に鍛えていないが、全身甲冑で日常行動できる)
 知性:C (凡人、それなりに狡猾、それなりに頭悪い)
 教養:B (中位貴族としての一般的教養)
 感覚:B+(かなり鋭い、隠密能力に長けている)
 魅力:E (対人能力は低い、友達はいない、脅すか命令しかできない)

 奇襲中心で正面切っての戦闘力は低いです。オーガには勝てません。
 体力はそれなりにありますが、ちんこは魔物のモノなので実は絶倫です。本人がコンプレックスから無意識にセーブしてた枷が外れて、今後どんどん回数が増えていきます。
 なお、ミナやシオンがこれに比べて超スペックってわけでもないです。
 アルマはいわずもがな。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。