――7日目:黒竜山脈、腐肉峡谷
寝そべってる岩、ちべたい。
着衣ックスだったから、おなか、そこまで冷やさないのは、よかった、けど。
「……ぉ、へぁ……ひ……」
しゅ、しゅごかった……。
いつもみたく簡単に気絶させてくれない……。
頭がずっとチカチカして、マンコがひくつきっぱなしで……あの凄すぎる連続絶頂の余韻だけで、まだ軽イキ続いてる。
イキすぎて呼吸困難と吐き気で、苦しいけど気持ちよくて。
なるほど、これは、快楽拷問……一回で許してくれたけど、萎えるまで延々とされたら壊れる。
「っふ♡ はひゅ……ふ……っ……ふぅっ」
抜く時見えたけど、びっしり触手ついたようなチンポ生やしてたな……シオン、様。
なんか、ぞわぞわ動いてたし。
媚薬とか分泌、してたんだろか。
形だけでも十分えぐかった……ハメられて反射的に締め付けたら、余計に膣襞の隙間を擦り回される……自分から擦られにいくことに、なっちゃって。それを抜き差しするもんだから……奥イキどころか、まさに中イキを味わわされて。しかも、尿道口とクリトリスまで、あの触手ブラシで擦っていじめられて。どこで感じてどう絶頂してたのか、ぜんぜんわからん……。
何回イッたかもわからん……ルーネ様に失神させられるのより、さらに上だよ……。
「っきゅ♡」
ああああ、思い出すだけでイッて愛液噴いてる。
やばいやばい。
あれ絶対やばいよぉ。
マンコまだぽっかり開いたままなの、わかるし。
もうとっくに抜かれてるのに、中の襞がしゃぶり回そうと動いてるし。
ローブがめくれっぱなしだから、股間が外気に触れて、奥まですーすーしてるし、うう、子宮口が開いて出されたザーメン垂らしてるのも自覚できる。
し、締めて戻さないとって思うんだけど。
「は、ひ……ふーっ、くふぅ……ぁふ……ぐ」
締めようと思うと呼吸がっ。
か、括約筋に力込めようとすると息を止めないといけない、わけで。
まだまだ体が酸素を求めてる身には、き、きちゅい。
仰向けに、脚開いたまま転がってるから、余計にマンコ蠢かせて誘ってるだけに見えるんじゃないだろか、これ。
ローブも、ほぼへそまで、めくれてる、し。
なんとか開きっぱなしのを、閉じ、たいんだけど。
「あひ……ひゅっ♡ ふーっ……はぁっ、はぁっ……」
あああ、ちょっと気を抜いたら、またイッてしまう。
何もされてないのにぃ。
ううううぐぅ。
閉じようと思うと、何も入ってないのが寂しくなるぅ。
中がすーすーして、愛液とザーメンが冷えてくるのわかるんだよな。
指でもいいから入れたくなるけど、今は体が、動かない。
さすがにあの拷問器チンポは勘弁だけど、今ルーネ様きたらマジおねだりしそう……。
「は……ぁ、ふ……ぅ……」
なんとか、落ちつけて。
呼吸で鎮め、ないと、脚も閉じられん……っ。
冷静に、客観的にっ。
き、きっと、これがチン堕ちさせられる感覚。
中毒性というより、屈服。
別の意味で拷問みたいなセックスだから、相手が恐怖対象になってしまうわけか。
シオン様にアレ見せて命令されると、たぶん借金の保証人にもなるし、おっさんに体売ったりもさせられてしまう……。
あれ?
でもシャブ漬けックスとかビッチ堕ちはたぶん、中毒性だよな。
違い。
違いは、なんだろ。
こんな拷問ックスを繰り返されたら、うわごとしかしゃべれなくなる未来しか見えん。
人格が崩壊エンドだ。
せめて目からハイライト消える程度にしたい。
いや、価値観から考えると、TSした自分にハイライトはもともとないのか?
鏡あんまり見てないもんな。
「っ、ふ……ふーっ…………ふーっ」
ともあれ目指すなら中毒型だ。
中毒性になりそうなのは……持続性ある長くてゆるい快楽、そして多幸感か?
元からの抑圧もキーなのかな? でも抑圧はあんまりないもんなぁ。対人関係そのものを放棄してるような身だし。
今も奴隷だけど、したいこともないしな。ほどほどに気持ちよく、痛い目に合わずいられればそれでいいよ。
アレはほどほどじゃなかったけどな!
ていうか、この体で得てるのは今のところ、爆発的で激しい快楽ばっか。ルーネ様はスローセックスとかしないし、ミナ様は別の意味でがっついてくるし、シオン様はNTR性癖からの逆ギレックスで……うーん。
総じて激しい。
でも、出会った頃のハメっぱだったルーネ様にも、この体はすぐ連続絶頂して痙攣してたもんなぁ。
根本的に快楽耐性が低いんだろなぁ。
快楽耐性つくと、もっと余裕持ってセックス楽しめるのかなぁ。
「はぁ……はぁ……」
だいぶ、落ち着いてきた。
「おい、落ち着いてきたぞ」
「えっ」
ルーネ様、いたんですか。
「じゃあアルマちゃん、今日の仕上げをしよっか」
「えっ」
仕上げ……?
おおおお二人で?
二穴攻めってこと?
さっきのハメられながら、アナルでルーネ様を? いやNTR好きなシオン様のことだから、前はルーネ様に使わせてってのも……アナルでならアレも耐えられる……かな? でも両穴挿入自体初めてだし、さっきと同じかそれ以上にヤバイ予感しかない。
意識失うだけならいいけど、刺激強すぎて失神からの強制絶頂覚醒くり返されたら、人格崩壊待ったなしだよ。
喘ぎ声である、死んじゃうとか壊れるとか、ホントだったって理解させられたばっかなんですよぉ。
いやでも気持ちよく死ねると思えばありか。
ありかなぁ。
もうちょっと優しく長く使ってほしかったけど。
ああ、もう意識が遠ざかってるのか。
下にあった冷たい岩肌の感覚もない。
「へぇ、最初なのに安定させてるじゃないか」
「一度目はまぐれでも、二度目ができん場合も多いのだがな」
ああ、普通は一回で精神壊れて、二度目はないってことですね……二度目はさすがに壊れるよぉ。
シオン様が、頭撫でてきた。
まだ視界もおぼろげだけど、手だけでわかる程度に二人とも愛着はわいてきてたんだけどなぁ。
ルーネ様が、背中とかおなかとか撫でてる。
壊れてもペットとしてかわいがってやるってことかぁ。
せめて片方はフェラで許してくれないかな……。
「高さは……微妙に安定しないねぇ」
「アルマ、頭を上にできんのか。立った姿勢になってみろ」
「あぅ……わ、わかりましたぁ」
ひぃ、立ちマンでハメて二人でサンドイッチにするんですね!
あばばばば壊れる。
逆らってもそんなに怒られないと思う、けど。
期待、してしまってる……さっきのすごいので、完全に堕とされてるよぉ。
出されたザーメンじゃなくて、新しい愛液が溢れてるのわかる……子宮が熱くて疼いてる。
け、けど次回を味わうなら、せめてマンコにルーネ様迎えて、お尻にシオン様にしないと。
ルーネ様の方を向くように、ふわふわしたままの体を起こして。
そのままお使いくださいと、抱き着くように手を伸ばし絡める。
「こら、私にしがみついたら意味がないだろうが」
「そうそう。一人で立たないとダメだよ」
「ひゃ、ひゃい……」
ああああ、これはアレですね。
お前の体をチンポだけで支えてやんよ的な、オークがよくやるやつ!
シオン様なんか私より細身のクセにさっきの駅弁ックスといい、なんか強化魔法的なの使ってるのかよぉ!
脚閉じたいけど、一気に無理やり両穴にねじこまれて即アクメ晒させられるんだろ。
いやまあ普通にしてもいつも、挿入即アクメだけどさ!
うう、今でこそ足が地面についてるけど、もうすぐ二人に突き上げられて浮かされ……ん?
足が地面に?
「あ、あれ?」
脚を開いていくけど、地面と足裏を擦る感覚がない。
えっ? 立ってるよね?
腰ガクガクだと思うけどガクガクする感覚もない!
「えっ? えっ?」
さらに開いてくけど……足の感覚なくなってるのこれ?
いや、ローブの裾は触れてるよな。脚はちゃんとある。
足元を見る。
ぐぐぐ、おっぱいが邪魔で見えん……!
え? どうなってんの? なんで感覚ないの?
「……っ」
「おい」
「まあまあ、ちょっと様子を見ようじゃないか」
なんか、シオン様がルーネ様止めてる。
まだハメないってこと? え ? ホントに何?
思い切って脚をさらに開いてみる。
この体はアクロバティックな体位もこなしてきたのか柔らかい。ほぼ180度開いて、逆T字開脚できる。
できた。
「え?」
右を見ると右脚。
左を見ると左脚。
高さは変わってない。
白ローブの裾まで脚で拡げられ、少しめくれて見えてる。
ということは。
股間に棒をねじ込まれて地面に串刺し……ってそれで浮いてて無感覚はないわ! あれだけ開きっぱなしのマンコが締まるまで意識向けてたのに! 今もドロドロ溢れてる感覚あるっての!
股間から第三の脚が生えて……って感覚ないし! 触手生物に支えられたりもしてないし! 何より両脚開いたら濡れた股間がまた、スースーしてるし!
「あの……る、ルーネ様、シオン様」
「なんだ」
「なにかな」
ルーネ様は正面に兜つけた甲冑姿で。
シオン様は後ろから頭撫でてきてる。
脚を下ろして逆Y字開脚くらいにするけど、地面に触れる感触はない。
足を完全に閉じて、背伸びしても同じく。
空気の流れは感じるのに。
やっぱり、これは。
「私……浮いてるんですか?」
「そうだ。跳躍はしなかったが、浮遊なら悪くないぞ」
「地に足をつけるという概念から離れ続けるのは、跳躍より難しいんだけどね。普通は相当に修行するか、大量の魔力を消費して力任せにする術だよ。持続時間から見ても、かなり自然体で使ってるんだろ?」
え? 浮遊? 魔法?
「あの、シオン様が浮かせてくれてるんじゃないんですか?」
ぜんぜん自覚なく使えるとか、怖いんですけど。
怖い夢とか見るだけで空に吹っ飛んだりしないの?
「いや。間違いなくキミ自身が、地の力を使っているんだよ」
「あの、呪文とかいらないんですか?」
「魔法を使えない人はよく勘違いするけど、最初に修得する時は呪文なんて使わないよ」
「ひゃう……で、でもルーネ様はいつも、唱えて、ますよね?」
耳元に後ろから囁かないでぇ。
ていうか、後ろからおっぱい揉んできてるし……説明終わったら即ズブリなの?
脚を少し開いて、待機しとかなきゃ。
「大事なのは、魔力を用いてその効果を起こした記憶。もっと言えば、感覚なんだ。呪文はその記憶を思い出すための、きっかけにすぎない」
じゃあ唱える意味ないじゃん。
とりあえず浮いてるってことは挿入Gがヤバそうだし、この説明の間に心の準備しとこ。
「特殊な術の場合、同じ効果でも異なる呪文の場合も多いからな」
ちょうどルーネ様が話に混ざったから、不意打ち挿入を狙ってるだろうルーネ様の股間を見る。
万一、ルーネ様のが触手チンポ化してたら、人格がヤバイからな。
見慣れたふたなりチンポは……んん? 脱いでない?
「つまりキミは、浮遊するための何かを掴み、その状態を維持しているからこそ、術も維持されているんだ。一回目は魔力が集まりやすいよう、ちょっとフォローはしてたけど。二度目はキミが独力で発動させたんだよ」
「さっき、シオンに犯された後は普通に地面に着いていたからな。今の発動は見事だったぞ」
「連続で使った感覚を忘れずいれば、三度目からは簡単にできるはずだよ」
いやいや、そんなことよりルーネ様、勃起チンポは?
なんで股間の装甲外してないの?
正面にきといてチンポスタンバイしてないの?
パニックになりそう。
「珍しく不安そうだな。精神状態を少しずらせば、浮遊の効果は途切れるはずだが」
「あの、シオン様……?」
おいおいおい。
えっ、シオン様の股間辺りにお尻擦りつけてるんですけど。
シオン様、なんで服着てんの。
なんでチンポの気配ないの。
「大丈夫だよ。上昇し続けていれば危険だけど、キミの浮遊は高度も安定している。落ち着いて精神状態を戻せば、足が着くはずさ」
シオン様、さっきの凶器はどうしたの?
股間に何もないよ……!
脱いですらいない……!
えええ……この体勢でサンドイッチしないのかよ。
嘘、だろ……。
「あ」
気分萎えたら、地面に足ついた。
「よし、あとは今の精神状態を忘れないうちに、反復練習しろ。その精神状態に切り替えるための呪文も考えておけ」
「長文を考える必要はないからね。端的に示す言葉を呪文にするんだ。多いのはやっぱり、そのまま〈浮遊〉とかなんだけど」
何めずらしく二人して真面目なこと言ってるのか。
目の前で股濡らして開いてる美女がいるんだから、もっと他にするべきことあるでしょ……。
「…………〈サンドイッチ〉」
恨めしく唱えても浮いたわ。
「ほう、すぐ反復できるとはな」
「異界の言葉っぽいけど、何かそういうイメージの言葉なのかい?」
そうじゃないでしょ!
アナルとか通じてるっぽいんだから、サンドイッチの意味くらい察してよぉ!
これで街行って普通になんたらサンドとか売ってたら、本気で恨むよ!
「……っ!」
高度を上げる!
おっぱい揉んでたシオン様の腕を振り切る形になるけど気にしない!
股間が二人の顔あたりにくるように!
できた!
「高さは……これが限界か? それなりではあるが、屋根には届かんな。アルマの力では手をかけても、己を持ち上げられまい」
「移動も無理そうだね。引っ張っても、長距離じゃ土地の魔力の移り変わりに対応しきれないだろうし」
えええ……そこは下から指突っ込んだりするトコじゃないの?
ローブ着たままだから?
脚を伝う愛液とザーメンが見えないの?
「うぅ……」
よろよろと着地。
敗北感。
「おや、けっこう無理をしていたのかな。地法術なら長時間使用しても消耗は少ないはずだけど」
「さっきは術の切れ目と限界を見極めるためとはいえ、無茶な検証をしたからな。さすがに疲れたのではないか?」
「ま、ちょっとボク自身も我慢してたからね。スッキリさせてもらったんだよ」
「あれは凶悪すぎるだろう……」
珍しく心配してくれるんですね。
でも、的外れにもほどがあるでしょ!
そこは、言葉よりも魔力供給くださいよぉ!
見た目この体より若いんだから、そこは性欲のままぶつけてこいよぉ!
「え、えへへ」
でも口には出せないので、曖昧に笑うしかないのだった……。
・
・
・
なお、ミナ様は一日がんばっても魔法は身に付かなかったそうで。
鬱憤をぶつけるように、性的にいじめてくれました。
おまんこ真っ赤にされたら、ルーネ様が回復魔法使ってくれて、そのまま体も使ってくれました。
その間ずっとハァハァしながらオナニーしてたシオン様も鬱濡れ逆ギレ貝合わせしてくれました。
ふぅ、満足。
まさか修得魔法の説明だけで一話使うとはな……!
ルーネとシオンがスローセックスしてた間はひっくり返ってるか、ミナに弄られてたので知りません。
ミナは魔法修得ならず。
そして思えば、奴隷契約後にはアルマの股間にしか回復魔法使ってないルーネ様。
以下、修得魔法の詳細まとめ。
●サンドイッチ(魔法)
浮遊の地法術。実はかなり高度な魔法。
地法術では一時的に素早く跳躍するのは初歩。磁力や重力の知識が一般的でないため主人公のような無重力をイメージできない。シオンたちの感覚では「跳躍」を使い続けてる扱いになる。
天法術においても、風をまとうなら相当に精密なコントロールと、自身の体重やイメージが必要。
本当にマスターすれば、ゆるゆると移動して実質飛行呪文となる。
ただし、アルマは浮遊を使えたきっかけが「駅弁体位するのに便利」「負担少なくサンドイッチプレイできる」なので、肩車程度の高さまでしか浮遊できない。絶頂したり驚くとある程度上昇するが、普通にジャンプする程度の高低差しか無理。
発動キーは性的期待。肉体関係を期待する相手が傍にいないと発動困難。逆に傍にいて、それっぽい空気なら集中も呪文も必要なく、ほぼ自然発動できる。エロ漫画的ご都合主義を実現するためだけの術。
駅弁体位でつながったまま移動する、頭がフットーしそうなシチュを希望したら、浮遊したまま移動もできる。浮遊して自ら挿入とかの微調整も可能。でも、実利的な理由(罠回避とか)では発動自体困難。