※この作品はR-18です。

なんのチートもないけど私は元気です   作:神谷涼

4 / 37

 主人公の感度が高すぎるのは特に状態異常ではありません……が、この世界でも特殊です。
 やたら開発されてた体に、性的刺激に鈍感で快楽耐性のない主人公が入った結果とお考えください。
 しかし元が全年齢向けで書いてただけに、ちゃんとエロになってるのか今一つ自信が……いや、全年齢に出せる内容でもないんですが。



04:好感テストプレイ

 

――1日目:黒竜山脈ふもとの小川

 

 あ、え……何?

 体がひくひくして、頭がぼーっとする。

 空、青い。

 水の流れる音、落ち着く。

 背中の下は砂……というか濡れた砂利? あ、小川にいたんだっけ。

 夢じゃなかったかー……いや、夢の続き? 明晰夢?

 首を横にしてみると。

 ちっちゃいカニさんだー。

 ファンタジー世界でも、サワガニっているのね。細かくは違う種類なのかしら。

 そのすぐ向こうに誰か……あ、黒騎士の人。

 なんか鎧いじってる。

 股間の装甲は簡単に取れるのね。

 トイレとか中で垂らしっぱなしってわけにいかないもんな……いや、スカトロ系だとそういう漫画ありそうだな。でも、そっかー黒騎士さんトイレか……女騎士の放尿シーンを鑑賞できれば今後の資料にも……。

 おろ?

 ぽろん、っていうよりブルンって感じで、すごい凶器が出て来たぞ。

 そそり立って、バッキバキで、えぐい亀頭で、竿は太い血管が浮いてる。

 うーん、思わず詳細分析してしまうのはエロ絵師のサガか。

 黒騎士さんが、ふたなりだったとは。

 ふたなり騎士は珍しいな……だからビキニアーマーじゃなかったのね。

 ふーん。

 いや、エロ漫画的にはビキニアーマーのふたなり、多いな。

 堂々とはみ出させる作家さんもいるけど、たいてい四次元収納だったり、任意で生えてきたりで。自分は収納気になる派だから、適当に理由つけて生やしてばっかだったなぁ。黒騎士さんは普通の全身甲冑だから、あのご立派様を男性と同じように収納してたわけかー。

 全身甲冑だと、チンポジ大丈夫なのかしら。うっかり服越しに金属部へ挟まったら、痛いじゃ済まなそうな……余った皮が挟まったり巻き込んだりしそう。黒騎士さんの赤黒いムケチンは、そんな心配なさそうだけど。でも非勃起時はまた別だしなぁ。目立った恥垢は見えんけど。

 しかし、あんなフル勃起で放尿すると、あちこち飛び散ってまずいのでは?

 動物的なマーキングとか、勃起具合で魔物を威嚇とか、そういうファンタジーな理由があるのかしら。

 あ、黒騎士さんこっち来た。

 聖水プレイ?

 尿浴びせに拒否感はないけど、その勃起状態だと難しいのでは……。

 

 ゆらゆらする頭で、ぼーっと見てると。

 両脚を掴まれて開かされた。

 ぼやーっとしながら、首をのろのろ起こしてそっち見ると。

 黒騎士さんが脚の間にいて。

 冷たく見下ろしながら、のしかか――

 

「ふぇ? なに……ぉっ♡」

 

 無慈悲にツン、と股間粘膜に熱いのが当たる。

 いや、ツンなんてかわいい感じじゃなくて、ぬちゃぁって感じの粘ついた感触なんだけど。

 えっ? さ、さっきからの体のひくつきが急に、ビクンって!?

 まさか当たっただけで軽イキしてんの?

 あ、そうだった思い出した!

 さっき黒騎士さんに、指でぐっちゃぐちゃに連続アクメをキメさせられて……え? つまり、今まさに黒騎士さんに犯されかけてるってこと!?

 てっきりトイレに行くと思ってたら、別のトイレかよ!

 アイアム便器ってわけ!?

 この体がチョロすぎるのか、黒騎士さんが淫魔なのか知らないけどヤバイ!

 指であんなザマだったのに、この展開でそのチンポはヤバイ!

 ヤバすぎる状況に、慌てて口を開く。

 

「ちょ、ま、まって」

「待たん」

 

 焦らしプレイとかしようよおおおお!!

 けど無慈悲!

 ドチュッ、と蕩けきった膣内を一気に貫かれて。

 

「おぉほおおおおおおおおおおおおおおおおおお♡♡♡」

 

 ビリビリっと奥に響き、意識まで痺れて。

 何も考えられない。

 体が勝手に跳ねて、のけぞって。

 さんざん書き込んできた、よがり声が反射的に口からあふれだしてしまう。

 どんな形相してるかわからないけど……酷いアヘ顔晒してる、はず。

 

「淫らに乱れる、か。これほど淫乱という言葉の似合う女、初めて見るな」

「っ♡ はーっ♡ はーっ♡」

 

 奥にねじ込んだまま……黒騎士さんが品定めするように見てる。

 冷たい、見下しきった目。

 なぜかその目にゾクゾクと、恐怖とは別の何かを感じてしまう。

 動かずいてくれるおかげで、何とか呼吸を整えて思考を取り戻す。

 取り戻す、けどぉ。

 ちょ、なんか膣肉が勝手ににゅるにゅる動いてるんですけど! あっちが腰使ってないんだから、勝手にセルフ刺激するのヤメテ!

 

「さんざんゴブリンに犯されたろうに、まだ足りんのか」

「ひがっ♡ ひゅぎゅぅっ♡♡」

 

 奥ゴリゴリされるだけで、ろれつ回らない!

 

「何とか言え」

「ほぎゅっ♡♡♡」

 

 イッた! またイッたから!

 奥かき混ぜるの、やめて!

 できたら抜いて!

 あ、意図が伝わった?

 そうそう、抜いて。

 ゆっくり。

 ゆーっくりね。

 

「はっ♡ はっ♡ あっ♡」

 

 おわぁ……なんか陰唇がすごい伸びてチンポに絡みついてる。

 すがりついて、ハメて欲しがってるようにしか見えん。

 この体、スケベすぎる……!

 ヨシ! ボケる余裕ができてきたな!

 もう亀頭も抜ける。

 おれはしょうきにもどった!

 第三部完ッ!

 

「フン、随分な色狂いを拾ったものだ……ッ!」

「ちが――ふぎぃいいいいいいいいいいいいいいい♡♡♡」

 

 再挿入ですね……わかってたよぉ。

 勢いヤバイ、即アクメ。

 正気度が……一時的狂気が……。

 

「これだけ異様な声を上げていれば、獣もゴブリンも寄りつくまい。せいぜいわめけッ!」

「いぎっ、いっで、いっへりゅにょにっ♡♡♡」

「ゴブリンども相手にも、そうしてよがり狂っていたわけか!」

「ちがっ、ちがっ、ひゅっ♡」

「何が違うだ、どれだけ気を遣れば満足する……ッ!」

「おっ♡ おっ♡ きひさま、ひゅごい、からっ♡」

 

 うごご、めちゃくちゃに突きまくられて、持ち上げていい気にさせよにも言葉にならん!

 ていうか、数回突かれるごとに脚ピンしてイキまくってるんですけど!

 この世界の女性ってこうなの?

 

「何を言ってるかわからんなッ! 人なら、人の言葉を話せ!」

「ひゃひ、その、きぃひいいいいいい♡♡♡」

 

 ガンガン突きながら乳首捏ねまわすのやめて……。

 

「穴の具合はなかなかだが……頭の中は獣並みか。言葉も話せんのか?」

「はにゃせまふう゛ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!」

 

 返事しようとしたら乳首引っ張られた……。

 無表情だったのが、あの歪んだ笑みになってるし。

 黒騎士さん、明らかにドSですね。

 あと、中で亀頭膨らんできて、ゴリゴリ抉られてる……。

 一突きごとに軽イキしてるけど、ショック死とかしないよね……?

 

「話せんなら、獣らしく鳴いていろ……ッ♡」

「いぎぃいいいいいいいいいいいいいひいいいいいいいいいいいい♡♡♡」

 

 な、中が爆発したみたいに熱い……流し込まれてるっ……奥まで流れ込んでくる……。

 あっさり膣内射精されてるよぉ。

 てか、それで悦んでまたイッてるし。

 淫乱なのは間違いないっすね。

 

「っ……♡ ふぅ……♡」

「あふ……あっ♡ はぁ…………」

 

 けど、美人の切なげな射精顔はなんか、かわいさを感じるな。

 レイプ同然でヤられてるけど、こう母性が目覚めるような。

 子宮に流れ込む精液に合わせて、なんか意識がいっしょに押し流される……事後にすぐ寝ちゃうのってこういう疲れなのか。

 まぶた、重い……ねりゅ。

 

「日が沈む前に昂ぶりを冷まさねばならん。何度かは使わせてもらうからな」

「ッ!」

 

 ぜんぜん萎えてない肉棒で、ゴツンと膣奥を小突かれた。

 イキ癖がついて、ひくついてた体がビクンと跳ねる。

 これはアカン。

 死ぬ。

 コミュ障だけど、勇気を振り絞って抵抗せにゃ。

 

「あ、あの……寝たい、です。あと、ごはん……」

 

 ほら、さんざん声だしてたから、喉もちょっと変でしょ?

 

「終わったらなッ!」

「いぎぃッ♡」

 

 無慈悲!

 鬼畜!

 

 

 

 結局、さらに3回……合計4回出すまで、途中で失神しても起きるまで犯されて。

 かなーり日が傾いてから、ようやく離してくれました……。

 かろうじて日暮れじゃない、よ。

 最初にゴブリンの洞窟で目を覚ました時と同じポーズで、同じような状態に戻った気がするわ……。

 

 少しだけ、賢者モード。

 疲れ切って眠気すらない。

 体はまだピクピク痙攣続けてるし……とはいえ、この体で売り飛ばされて娼館で毎日オッサンに抱かれたり、クズ貴族の玩具になるのはもっとヤだ。そして、逃げるとゴブリンとかオークの苗床になる未来しか見えん。

 多少悪人でも、この美人のふたなりに取り入るべきだろ。

 黒騎士さんは嗜虐的といっても意地悪レベルで、リョナ好きではなさげだ。殴ったり首絞めたりしてくる様子もないし。少なくとも死体への接し方を見る限りは、マシなはず。

 何より、街に着くまでは黒騎士さんに守ってもらわざるをえない。見捨てられたら、即詰む。

 そんなわけで。

 

「~~~♡ っく……ぅ♡」

 

 どぼどぼと精液を垂らして、体液がクリトリスを伝う感触だけで軽絶頂しながら。

 がんばって根性で起き上がり。

 這いずって。

 黒騎士さんの脚にすがりついた。

 萎えたドロドロの肉棒を、鎧下にしまおうとしていた手が止まる。

 

「なんだ」

 

 邪魔な石ころを見るような目で見られる。

 うう、さんざんハメたんだから、もうちょっと情を持ってくれてもいいでしょに。

 でもその視線にゾクゾクさせられるんだよなぁ、美人は得だわ。

 決して被虐性癖に目覚めたわけじゃないと、信じたい。

 

「あ、あの……き、きれいに、させていただきます」

「何?」

 

 黒騎士がいぶかしげな顔で、首をかしげた。

 その仕草を見ると少女っぽく、愛らしく見えるな。

 とと、いかん。

 彼女が生命線なんだから、全力で媚びておかないと。

 お掃除フェラで!

 

「……れろ♡ んちゅ♡ ぴちゃ♡」

「お、おい」

 

 そっと汚れた肉棒に顔を寄せ、舌を伸ばして舐めまわし始める。

 上目づかいで下から見上げたら、初めて見るうろたえた顔をしている。

 よし、効果あり!

 実践こそ初めてだが、何度もフェラを描いてきたんだ!

 舌がどこまで動くか知るため、バナナやソーセージで試してみた経験が活きたな!

 唾液音をしっかり立てて舐めまわし、尖らせた舌先で雁裏をなぞる。

 どうせゴブリンザーメン味で目覚めた身、ふたなり精液なら上等よ。(ヤケクソ)

 超美人(自分)の愛液も絡んでるんだしな!

 

「ちゅぷ、れろ。ちゅっ♡ ちゅっ♡」

 

 亀頭に何度もキスをしながら。

 鈴口を舌先でほじくり返し、拡げるようにしてから……。

 

「んむ♡ じゅぞおおおおおおお♡」

「ッ♡ おっ♡」

 

 長時間咥えて喉でイラマとか、慣れてないとすぐ疲れる……と試してみて、知っている。

 今は凌辱と山歩きと凌辱で、疲労困憊。

 首を激しく使ったら即ぶっ倒れる。

 なので視覚効果で攻めるように、最初は舌のみに留め。

 口に入れたら強く吸引しながら、ひょっとこ顔を見せつけるように……そのままゆっくり抜く。

 残った精液を吸い尽くし、竿についた汚れを唇で拭ってく。

 じっくり吸って……やがてポン、と音を立てて唇から亀頭が離れた。

 

「はぁ……キレイになりました♡」

 

 我ながらいい仕事をした。

 最後に顔を擦り付けて頬ずりし、根元にちゅっとキスをしておこう。

 ここまでされて、ほだされん奴はいまい。

 実際、仕上げは上々だ。

 亀頭ツヤツヤ、竿は隆々とそそり立ち、ほかほかと湯気さえ昇らせてる。

 うんうん、最初見た時より元気でキレイになったな!

 思わずうっとりして見つめてしまうぞ。

 

「おい」

 

 黒騎士さんがちょっと呼吸の乱れた様子で声をかけてくる。

 おっ、さっそく好感度アップかな?

 とりあえず、ちょっと豪華な食料と、長めの睡眠時間ください!

 そして街まで守って、売り飛ばさないでください!

 

「まだ足りなかったとはな。再び私を昂らせた以上、貴様の求めた食事や睡眠など、満足に得られると思うなよ」

「えっ」

 

 あ。

 しまった……。

 お掃除フェラで元気にさせちゃダメじゃん!!!!

 





 今回使った主人公の現代チート知識「お掃除フェラ」「ひょっとこフェラ」。
 これらはかなり最近発明されたもので、実は昭和や平成初期にこんなプレイは(フィクションにも)ありませんでした。お掃除フェラは一応あったけど、脅して無理やりさせるもので自主的にするキャラは基本的にいませんでした。
 まあ「即イキ」とか「連続絶頂」も、「大量射精」と同程度には最近の発明ですが。

 次回はまた、ジークルーネさん視点になります。
 こいつらいつ自己紹介するんだよ……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。