一回止まったり、忙しい時に無理やり深い話しようとすると事故ると過去の教訓で教えられましたしね。
――暗黒騎士ジークルーネの視点
なんだこいつ。
そう言う他ない。
私の体に怯えなかった。
まあいい。
あれだけ乱れた後だ。意識も朦朧としていたろう。
犯されて感じていた。
まあいい。
薬漬けか、色狂いか、ゴブリンに壊されたか、どうとでも考えられる。
だが。
なぜ事後に、己を犯したモノにしゃぶりついてくる?
女の体に生えたモノに、違和感も忌避感もないのか?
下半身から出た液体を、そこまで平気で舐めるのか?
きれいにする、とは事後のモノを口で清めることか?
娼婦でも、こんなことはせん。
少なくとも、自ら進んでする娼婦はいまい。
このアルマとやら、何者だ? ただの人妻が、夫に仕込まれてこれほど巧みで淫らな口奉仕をするか? 大貴族の囲われ者か、身請けされた高級娼婦か。世間ずれしているようにも見えんし、囲われ者……いや生来色狂いの令嬢という線もあるか?
……っ。
今はそれより大事なことがある。
わざわざ奉仕して、昂らせてくれたのだ。
応えてやらねばな。
「まだ足りなかったとはな。再び私を昂らせた以上、貴様の求めた食事や睡眠など、満足に得られると思うなよ」
「えっ……♡」
疲労や空腹はどうした。
なぜ嬉しそうにする。
あれだけ気を遣って、よがり狂ったというのに堪えておらんのか。私の知らん淫魔だったりしないだろうな。
複数の意味で厄ネタを抱えた気がするが……とりあえず、今はすることをしよう。
たまには羽目を外して、発散しても許されるはずだ。
――四時間後
ふう。
これほど女を抱くのは初めてだな。
何回出したか、覚えておらん。
合計すれば十回は出した気がするが……我ながら、よくもあれほど出るものなのだ。
おかげで、欲も熱も尽き果て、いつになく静かな心持ちになっている。
あのまま、水に半身を漬けさせ洗ってやりながらアルマを犯し。
咥え込ませたまま座り込んで、膝の上で体中を弄りながら犯し続けてやった。
腰を使わずとも、乳首や陰核を弄るだけで全身を跳ねさせて腰を使い扱いてくれる。おかげで萎えかけても、食事中でも、ずっと貫いておいてやれた。
それにしても絶えずよがり狂っていたが、正気は残っているのやら。
結局、途中で白目を剥いたままピクリとも動かなくなったが……膣襞は勝手に蠢いて、半勃起より萎えさせてくれん。
寝息もあるし、時折腰をくねらせて寝ながら肉棒を味わってもいる。
この調子なら。
明日も使えるだろう。
んん?
明日も?
思った以上に執着してしまったか。
確かに、男どもには延々と輪姦された経験もあるが。
女については抑え込んで犯して、吐き出したら終わり、だったからな。
激しい抵抗や、諦観からの無反応が当然。面倒を避けるためにも、警戒を解かぬためにも、長々とする暇はなかった。組み伏せやすい以外、男の尻を犯す時と何も変わらん。
娼婦にしても、私の体を見れば怯えたし。目には忌避の色があった。私に抱かれて実際に気を遣った女など、今までいなかったはずだ。
そういえば口でされるのも、あれが初めてか。
アルマが這いずって股に顔を寄せてきた時は、噛みちぎるつもりかと思ったが。
あんな蕩けた顔で舐めまわしてくるとは……。
はしたないだの下品だのという水準ではないぞ。
考えれば考えるほどに。
「変な女だ」
眉をしかめて言いながら。
なぜか、私の手はアルマの髪を撫でていた。
手つきが妙に優しくなったのは、吐精しすぎて脱力していたからだろう。
ああ、そうにちがいない。
火を起こすのも億劫だ。
マントで身を包んで……このまま、アルマを肉布団にして夜を過ごすか。
こいつが甲冑で体を冷やすかもしれんが。
今も咥え込ませて、中から温めているのだ。
大丈夫だろう。
むしろ、私のモノがふやけていないだろうか……
――翌日、早朝
む。
熟睡していたか。
昨夜は、やり過ぎてしまったらしい。
乱痴気騒ぎの後の男どもも、こうして熟睡していたわけか……。
獣や魔物に襲われなかったのは幸いだな。
久々の熟睡が、街の中でなく野営中とは皮肉なことだが。
空はうっすら明るい。
体はずっしりと重い。
寝覚めで屹立したモノに、淫肉が絡みつき続けている。
背を向けて上に乗せたアルマは、寝入っていままだ。
夜には白目を剥いた酷い顔だったが……覗き込めば、穏やかな寝顔になっていた。
周囲を改めて警戒しつつ、その寝顔を眺めていると。
アルマの表情が歪み、ぶつぶつと寝言が聞こえた。
「まだ、まにあう……しんかん……おちる……たすけて……」
ゴブリンの巣で瀕死状態だった時、治癒を受けた記憶か。
ふむ、それなりに恐怖を感じてはいたのだな。
そして、私よりもあの神官に恩を感じているわけか。
「まって……しめきり……まって……」
シメキリ?
それが夫か。かなり特徴的な名前だな。
随分と悲痛に呼ぶではないか。置いて逃げられたか、先に死なれたか。
いずれにせよ、アルマには深く刻まれた名というわけだな。
「フン」
少しばかり、苛立ちを感じた。
アルマの乳首を摘まんでやりながら、腰に力を溜め……。
「起きんか!」
「いぎっ!?」
小刻みに、しかし衝撃を込めて突き上げてやると。
凄まじい音を立てて昨夜出した体液が周囲に飛び散り。
アルマもまた昨夜と同じ、苦痛とも快楽ともつかん悲鳴をあげて飛び起きる。
「ふぁ? へ? えっ?」
状況が理解できていない様子で周りを見回しているが……背後から抱えている私が、見えておらんな。
「起きたら立て」
「ふぁっ? 黒騎士ひゃ、まっ♡ あっ♡ おっ♡」
背後を振り向いた顔と目が合う。
そういえば名乗っていなかったか。
ま、売るにせよ連れ歩くにせよ、教えてやるべきだろう……が、腰の上で暴れて勝手によがり始めたな。
シメキリとかいう夫が見たら泣くぞ。
「さっさと立て!」
「ひぐぅぅ♡ ひゃう♡ みゅり♡ みゅりれふっ♡」
立てんよう背後から抱えてやっているとはいえ……本当にこいつ、始めるとマトモな言葉をしゃべらんな。どういう仕込まれ方をしたんだ。
「貴様が立たんせいで、私が不自由しているのだぞ」
「おっ♡ おっ♡ ごみぇんにゃひゃいっ♡」
あっさり謝るものだな。
普通、もう少し理不尽に歯向かうだろうに。
「なら、そのまま受け止めておけ」
「ふぇ? え゛っ♡ おっ♡ お゛ぉほおおおお~~~~~~~~♡♡♡」
うぅむ。
嫌がると思って中に小便をしてやったら、悦ばれてしまった。
なんだこいつ。
シメキリは夫の名前ではありません。(念のため)
ふたなりは、かなり希少な世界です。
ジークルーネは不幸な生い立ちをしつつ、クズい思考回路と価値観をはぐくんでます。
レイプ歴も被レイプ歴も殺人歴もある、バイオレンスな悪人。
主人公に対して徹底的に自己中心的な加虐行為をしているつもりですが、思ってたのと全然違う反応されて戸惑ってます。あと、文化の違う主人公のエロリアクションに、ドン引きしつつも興奮。
主人公的には、ふたなり騎士とつながりっぱ就寝&アクメ起こしはご褒美です。
膣内射精を冷静に受けてないので、膣内放尿されたと気づいてません。
次回、世界観説明的に、このままジークルーネ視点になるかもです。