※この作品はR-18です。

あまいぞ!男吾SS集   作:TANASOUKO

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マッサージ☆マッサージ

 

 

 

 

夏の空手大会が終わった。

操は準優勝。

 

全国大会に出場できるのは優勝者だけなので、今年の操の夏はこれで終わりだ。

 

──もちろん、空手の話であって、円谷操の夏は別の意味でこれからだ。

 

 

 

 

 

「ね、男吾」

 

大会の応援に来てくれた男吾と大文字学園の寮に向かって歩きながら、横の男吾に

声をかける。

 

「うん?」

 

「天宮って、今日、大会から直で家に帰ったでしょ」

 

 

天宮は、男吾の同室の2年生だ。空手部に所属している。

 

 

「そういえば、なんか荷造りしてたけど」

 

「……アンタ、ほんとに興味があるのとないの、ハッキリしてるのね」

 

「天宮の心配はしたいやつがすればいいだろ」

 

わはは、と男吾が笑う。

 

「ま、いいけど」

 

言って、男吾の腕をそっと取る。

ぎゅっ。

荷物を持っていない方の手で男吾の上を抱えると、ちょっと強めに抱きしめる。

 

「み、操!?」

 

かあー。

 

みるみる男吾の顔が赤く染まる。

 

「……ってコトは、アンタの部屋に行っても問題ない、と」

 

めちゃくちゃ規則違反120%だが。

しかし規則には気の毒なことに、操は一度も守ったことがない。

 

「ね?」

 

まったくこの世の中は理不尽に出来ている。

男吾が金持ちに生まれなかったように、優しい甘えさせてくれる家族に恵まれないように、

どう見積もっても勉強の成績が上がるとは思えないように。

 

──なんでこう、操を可愛くしてしまったのだろう。

この笑顔を前にして男吾は無力だ。

しかも悔しいことに、操はそのコトをちゃんと理解している。

バレバレなのだ。あーずるい。ホントずるい。

 

「アタシ、今日疲れちゃったなぁ……誰かマッサージしてくれないかなぁ?」

 

まったく世の中は──ああ、もういいや。

 

「わかった、わーった。オレがマッサージするから、そんなにぶら下がるな」

 

「やったー!」

 

 

──────────────────────

 

 

「マッサージ☆マッサージ」08/03/08 by TANA

 

 

──────────────────────

 

「──お待たせー」

 

「ぶっ!」

 

「……どうしたの、男吾」

 

「イヤなんでもない」

 

落ち着け、落ち着けオレ。

別に操の髪降ろしたところとか、風呂上がりでほこほこしてるところとか、寝間着に身を

包んだ姿を見るのは初めてじゃないはずだ。

 

いや、思い出すと当然にそのあとどうなっちゃったかも思い出すわけで、従ってオレと

しては同じような期待を抱いちゃうわけなんだが。

 

だが違う。ストップ・ザ・オレ。

──マッサージ。マッサージ。あくまで今日はマッサージ。

 

「じゃ、脱ぐね」

 

「脱ぐなぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

思わず叫ぶ。

 

「……へ? シャツ一枚の方がやりやすいでしょ?」

 

「……あ、ああ、それは──そうなんだが」

 

男吾の返事を待たずに、操はぷち、ぷちと寝間着の上着をはずす。

あー、その音がいちいちいやらしい。

そして、いそいそと下も脱ぐ。

 

「なんでだぁぁぁぁぁっ!!」

 

思わず再度ツッコミを入れる男吾。

と、操は笑って、

 

「いやだなー、男吾。……エッチなこと考えてるでしょ」

 

「む」

 

そんなこと言われても、シャツ一枚に、なんだ、その、パンティ一枚。

健全で健康──それには自信がある──な男子には刺激が強すぎる。

 

「……ノーブラだけど、ヘンなコトしないでね?」

 

「ノーブラとな!?」

 

素っ頓狂な声をあげてしまった。

ああもう──誰かどうにかしてくれ!!

 

「……あはは、男吾、真っ赤だよー。うそうそ」

 

「そ、そうか」

 

よかった。さすがにノーブラとか言われたらもうどうにか、

 

「ヘンなコトしてもいいから♪」

 

「そっちかい!」

 

べしゃ。思わず突っ伏す。

 

 

 

「ほらほら、もう純真ごっこはいいから。……マッサージしてくれるんでしょ?」

 

「お、おう」

 

操に肩を叩かれて起き上がる。

でもごっこって言うな。

 

 

 

ぐり、ぐり。

 

髪を解いた操の後頭部から首の後ろにかけて、両の親指で圧力をかける。

いわゆる頭痛と肩こりを取るマッサージだ。

 

「ああ、あー、そこ、いい……」

 

早くも操はうっとりした感じの声を出し始めている。

マッサージする側としては嬉しいことこの上ない。

 

「男吾ってさー、意外にうまいね」

 

「小さい頃から母ちゃんや姉ちゃんのマッサージさせられてたからなー」

 

首の後ろ──いわゆる「ぼんのくぼ」あたりを強く押す。

ここらあたりは太い血管と神経が集中しているので、筋肉が緊張していると疲れが出る。

それをもみほぐすことで疲れを予防する効果がある。

 

 

 

武道家に限らず、アスリートのたぐいも、実はマッサージは重要だ。

自分でやる柔軟体操が暖機運転なら、他人にやってもらうマッサージはメンテナンスだ。

 

ある程度以上の質を保つためには、毎日トレーニングをすることと、毎日その疲れを

取ることが重要になってくる。

 

と、言うわけで格闘一家の巴道場ではいつも一番下っ端の男吾がマッサージにかり出される

わけであり、必然的に腕前が上達したわけである。

 

 

「どっか特に痛めてるところとか、ないか?」

 

今日の試合を思い出しながら、男吾が聞く。

 

「んー、たぶん、だいじょうぶ~」

 

もう夢心地になりつつあるのか、うっとりしながら操は答える。

 

「そうか」

 

痛めているところはマッサージしたら逆効果になることもある。

そのことを考えながら、男吾は背中に移る。

 

「よっ、と」

 

ぐっ、ぐっ、と背骨にそって──背骨を真ん中に、やや指一本ずつ外側にそれたところ

を電車のレールのように押していく。

 

「お、おー?」

 

操が驚いたような声を上げる。

背筋をほぐしていくマッサージだが、初めてのようだ。

 

「──気持ちいいか?」

 

操の反応を見ながら、男吾は強さを微妙に調節しつつ強弱をつけて首の近くから

お尻の方に向かって筋肉をほぐしていく。

 

「うん、きもち、いい……」

 

「そか」

 

操の反応が嬉しくて、ますます腕を振るいたくなる。

 

 

 

操の腕を軽く揉む。

実は、腕にはあまり疲労回復のツボがない。

なので、全体的に軽く揉みほぐすだけで、手のひらへ。

 

「ひゃっ!?」

 

両手を使って操の右の手のひらを軽く腕からそらすように引っ張りながら、

両の親指で手のひらを大きくぐりぐりと押す。

 

手のひら。

実はここが足の裏と並ぶツボの宝物庫だ。

 

親指の下のふくらみ。

残り4本の付け根の骨と骨の間。

小指の下から手のひらの外側の裏表。

手首と手のひらの境目のふくらみ。

 

ぐりぐり。

ここは結構力を入れても気持ちいい。

 

「あー、ぁー」

 

操がうっとりと声を上げている。

なんだかちょっと征服感。

 

右手を終えると、すぐに左手へ。

マッサージは、体が温まっているウチに済ませた方がよかったりする。

風呂上がりの操なので、早めに済ませてしまう方がいいだろう。

 

 

反対側の腕と手のひらも同じようにしてから、下半身へ。

 

 

 

──ごくり。

思わずツバを飲む。

 

目の前には、形のいい、その、操の、ヒップがある。

 

……さわりたい。

 

だが、さわったら、違う方向に行ってしまう気がする。

マッサージ師男吾(?)の面目にかけて、ここはマッサージに徹しなければ。

 

 

 

足を軽く開かせると、ももの内側をほぐす。

 

内転筋。

操クラスの空手家ともなると、ももの「外側」よりも「内側」の筋肉が使われる。

しかし、案外自分では内側の筋肉はほぐしにくいものだ。

 

じっくりと時間をかけて体重をのせて、両ももをほぐすと、続いてヒザのウラを

ぐりぐりと押す。

 

ここは足の疲労が溜まる場所だ。

ここの血流がよくなると足が軽くなる。

 

さらに、アキレス腱──伸ばした状態で、軽くほぐす。

 

「うん……男吾、気持ち、いい……」

 

操はすっかり子供になってしまったように夢うつつで漏らす。

 

 

 

さて、最大の山場。

 

ツボの宝庫、足の裏だ。

ここは押すだけでなく、足の指を内側に伸ばしたり、反対に反り返したり、またまた

指を広げてやったりするだけで普段使われていない神経が刺激されて、脚力がよく

なったりする。

 

「……その、男吾」

 

急に不安そうな操の声が聞こえた。

 

「どうした?」

 

「アタシ、足の裏、きたないでしょ!? だから、あんまり、ひゃんっ!?」

 

ぺろり。

男吾が足のウラをひと舐め。

 

「ダイジョーブ、ちゃんと洗ってあるぞ」

 

「そ、そうじゃなくてっ」

 

確かに操の足裏は常人のそれとは少し見かけが違う。

毎日ハダシで稽古を繰り返した結果、固く角質化した親指と人差し指のウラ。

その気になれば杉板をも蹴り割ることも可能な、武器だ。

 

「うん、ちゃんと鍛えてあるな。さすが操だ。」

 

「……」

 

「まだなにかあるか?」

 

「ううん、いいよ。アタシがヘンな遠慮しただけ。……ありがとう」

 

 

 

さて。

ひとしきり全身を終えた。

 

細かいことを言えば体の前面にもまだマッサージしたいところもあるが、操の様子を

見るとすっかり満足した様子なので、とりあえず、頭の方にまわる。

 

「きゅ~」

 

操はうっとりした表情で目を閉じている。

 

「どうだ?」

 

「……んー、このまま眠っちゃいたい……」

 

むにゃむにゃと答える操。

 

「いや、ここオレの部屋だし」

 

と、むんずと突然胸ぐらを捕まれると、抱え込まれるようにベッドへどたん。

 

「み、操!?」

 

「うん。……男吾の部屋で、こうして、男吾と、眠っちゃいたいの……」

 

かー。

男吾は自分の頬が熱くなるのを感じる。

 

こう、赤子から寄せられるのがわかるように、肌を通じて操のコトバが伝わってくるようだ。

 

 

──アナタが好きです。

 

 

言ってないのに、なんでか分かった。

 

しばらく、ふたりはそのまま抱き合うようなカタチで、黙っていた。

 

 

 

「……ねぇ、男吾」

 

「ん」

 

「キスしていい?」

 

「お、おう」

 

すっ。

寄せられる口唇。

 

はじめは、ただ触れ合うだけ。

じっ、と互いの感触と、互いの体温を感じ続ける。

 

 

いつしか、より深く抱き合っていた。

 

互いの鼓動が聞こえるよう。

とくん、とくんと生命の証がカラダを通じて響いてくる。

 

 

「男吾」

 

「ん」

 

「もう、眠くない」

 

どくん。

 

それは合図だ。

始めてもいいよ? と。

 

急に熱が下半身の方に集まってきた。

さっきまで意識してなかったのに、なんて素直な、というか、調子がいいというか。

 

「わかった」

 

そっと、手をシャツの中に差し入れる。

操が手を動かしやすいように、軽くカラダを離す。

 

「あ」

 

……操の双丘の頭頂部は、すでに固くなっていた。

 

「操、やらしい……」

 

「男吾のさわり方がやらしいからよ」

 

「そうかな……?」

 

「そうよ」

 

言いながら、操が顔を寄せてくる。

 

ちゅ。

わざと音を立てて口唇を合わせる。

 

男吾もそれに応えるように熱くなった舌を送り込む。

待っていたかのように操の口内で舌がからみついてくる。

 

「は」

「あむ……」

 

夢中になって互いの口内を刺激しあう。

飢えた獣が一心不乱に食を摂るように。

そうする以外に何も知らないかのように。

 

んちゅっ、

ちぱっ、

ちゅっ。

 

ふたりの息が荒くなってくる。

興奮は際限なく沸き上がってくるかのように底知れない。

 

 

くりっ、くるっ。

 

 

男吾の手が操の乳首を弄ぶ。

 

「あっ、ああ」

 

操がぴくっ、ぴくっ、と電気が走っているかのようにもだえる。

 

「操、かわいい……」

 

「男吾は、やらしいよ……」

 

熱い顔で操が答える。

 

「やらしいのは、イヤか」

 

こっちも全身がかっかと燃えるかのよう。

顔と、手と、股間が特に熱くてたまらない。

 

「ううん……大好き……ああっ!」

 

男吾の手が操の股間に潜り込んでいた。

操の秘所はぬるりと規格外の柔らかさでそれを受け止める。

 

くちっ、 「あっ!」

くちゅっ、 「んっ!」

ちゅっ。 「あっ!」

 

男吾が手を動かすたびに操の声から意図しない声が漏れる。

これ以上、声を漏らさないためか、操が激しく口づけを求めてくる。

 

じゅっ、

ちゅっ

じゅぷ。

 

 

「……ねえ、男吾……」

 

「ん?」

 

「アタシも、したい……」

 

言って。

操はカラダを回転させて、男吾の下半身の方に頭を持ってくると、足は男吾の頭をまたぐ。

いわゆるシックスナインの体勢だ。

 

「操……」

 

操の方から積極的に求められたことに不思議なうれしさを感じる。

 

ぬぷ。

 

と、男吾の下半身に電気が走る。

 

「うっ……」

 

ぬぷ、ぷ。

 

操の口の中で舌が踊る。

でっぱりの部分を、穴の入り口を、敏感な裏側を、休みなく攻める。

 

「ん、んん……!」

 

このままでは防戦一方。

男吾たるもの、そんなわけにはいかない。

 

そっと、目の前に浮いている操の花弁に口をつける。

 

「きゃっ!」

 

びりっ、と電気が走ったように操が跳ねた。

 

「む」

 

操はちょっと不満そうに──もっと攻撃したかったようだ──しながら、再び男吾の自身に

口をつける。

 

じゅっ、

じゅっ

じゅぱっ。

 

さっきまでとは違い、激しく口の奥までを使って、口内でピストン運動を始める。

 

「う!」

 

こっちも負けじと、舌で花弁をかき分けながら、その根本にある敏感な芯を攻める。

 

「ん! ん!!」

 

びく、びくんと体を震わせながらも、操は口を離さない。

 

どっちも意地っ張りだ。ついでに負けず嫌いだ。

 

先に音を上げたくない。

そんな気持ちと、もっと相手を味わいたいという欲求が混じり合わさって、さらに快楽の

向こう側を目指して、ふたりは盛り上がっていく。

 

 

どれだけ攻め合ったのか。

 

今日音を上げたのはマッサージされた操の方だった。

 

「──男吾」

 

そっ、と顔を上げると、熱っぽい顔を男吾の方に向ける。

 

「アタシ、このままじゃ……」

 

いってしまう、と声に出さずに告げる。

 

「よし、こい、操」

 

そっ、と手を伸ばす。

操はその手を取ると、

 

「今日は、アタシが、上でいい……?」

 

と聞いてきた。

 

こくん。

声に出さずにOKを伝える。

 

ず。

片手を男吾と合わせながら、もう一方の手で男吾自身を手に取ると、自分の花弁に押し当てる。

 

「行くよ……」

「ああ……」

 

 

ずずっ。

じゅるっ。

 

 

じっくりと濡れそぼった操の花弁は、男吾をゆうゆうと、しかししっかりと締め付けながら

飲み込んでいく。

 

「……ああっ」

「んん……」

 

 

奥まで。

一番深いところまで男吾を受け入れると、操はうっとりと声を盛らす。

 

 

「あは……男吾で、いっぱい……」

 

「オレは操でいっぱいだぞ……」

 

「うふ……」

 

操が顔を寄せてくる。

ぺろぺろと舌と舌で気持ちをぶつけ合う。

 

びくん、びくん。

 

互いの興奮が波打つのを最も敏感な部分で感じる。

 

 

「操、動いていいか……?」

 

「うん、いい、けど、アタシ、すぐ……あっ!」

 

 

ずっ。

 

男吾が軽く腰を動かすと、操は大きな声をあげた。

 

「……操」

 

「ど、どうしよ…これじゃ、アタシばっかり、あっ!」

 

こらえられない操の声が響く。

 

「いいよ。……今日は出血大サービスだ。何回でも気持ちよくしてやる」

 

男吾の優しい囁きが、さらに快感を高める。

 

「あーっ! あー! あー!」

 

声をもう止めることも出来ず、操は激しく震えながら声を上げる。

しかしまだ始まりにすぎない。

 

男吾は締め付けが電気のように震えながら、しかし次第に強さを増していくのを感じる。

 

「だんご、だんごぉ! あーっ!!」

 

ずっ!

ずずっ!

じゅっ!

じゅぷっ!

 

男吾も腰を動かしているが、操はさらに激しく腰を振る。

高まる自分の気持ちが思考になる前に体に現れているようだ。

 

 

 

「だんご! だんごぉ!! すき! すきぃ! あっああーーーっ!!!」

 

 

 

びくん、びくんと体を震わせて絶叫すると、操はふらっと倒れ込んだ。

そっと男吾が両手で受け止める。

 

「はぁ…! はぁっ!」

 

荒い息を吐きながら、まだ操の体はびくびくと震える。

到達した地点があまりに高すぎて、まだ帰って来れないように見える。

 

「操……」

 

そっと、つながったまま、操の体を自分の体の上に横たえる。

ゆっくりと手を回して、操が落ち着くまで抱きしめる。

 

 

やがて、ゆっくりと操が動く。

 

「……大丈夫か、操……」

 

「うん……でも、こんなの、初めてかも……」

 

顔にかかる髪を手ぐしで整えながら、恥ずかしそうに操が囁く。

 

「……マッサージが効いたのかな?」

 

「なんなら、これからいつもマッサージしてやろうか?」

 

「……いつも、って毎日してくれるの?」

 

「……それって、毎日、するのか?」

 

「……」

 

「……」

 

何をするのか、お互いに口に出せずに、黙り込む。

 

 

「ねぇ」

 

沈黙を破ったのは、操だった。

ゆっくりと、腰を使い始める。

 

「……男吾、まだでしょ? ごめんね、アタシばっかりで」

 

「気にするな」

 

「あっ!?」

 

びくん。男吾が腰を動かすと、操の体が激しく反応した。

 

「まだ、夜は長いんだから──」

 

 

「でも、アタシ……」

 

激しく動きながら、操が悶える。

 

「こんなの、毎日だとカラダが持たないかも……!」

 

 

 

それはこっちも同じなんだけど。

男吾はこっそり心の中でつぶやく。

 

 

 

──このくらいナイショにしたっていいか。

 

 

男吾らしくもなく、隠し事なんかしてみたりするのだった。

 

 

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

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