「……あれ?」
ある日のことだ。彼女、毛利蘭が授業を終えて、いつも通り道場へ足を運ぶと……懐かしい顔がいた。
「そこの1年!腰がなってねーぞ!突きをする時は腰に力入れろ!」
「うっす!ありがとうございますっ!」
「おっ!いい感じいい感じ、その調子で頑張れよ!」
それは1年の男子を指導する浅黒い肌の金髪の、蘭よりも頭一つ分……いや、二つ分は大きい大男、去年卒業した前主将その人であった。
「(……相変わらずみたいだなぁ、先輩)」
そう苦笑する蘭の視線の先には男の両耳でキラキラと輝くピアス。
男の空手の腕は確かなものだ、だが……性分なのだろう。蘭が入部した当初からシルバーの類を身に纏って髪を金髪に染めた……所謂、チャラチャラとした人であった。
一度、顧問に他の先輩方は真面目なのになんであの人は巫山戯た格好をしているのかと聞いたこともあった……が、顧問曰く「彼は特別」だという。
その答えを聞いた蘭は納得できなかったが……彼の試合、練習風景を見れば納得できた。
恵まれた肉体を存分に使った暴力的なまでの空手、同時にその見た目からは想像できない程の真面目に練習に取り込む姿。
そして全国大会決勝で見せた「蹴撃の貴公子」相手に先制有効打を与えた確かな実力……確かに先生達が特別扱いするのも納得であった。
「おっ、久しぶりだな毛利!元気にしてたかぁ?」
「先輩こそお元気そうで何よりです。それで今日はなんで?」
「いや、近くで練習試合があったから久しぶりに顔を見せとかないとなーと思ってな、先生も寂しかったっしょ?」
ケラケラと笑いながら顧問に笑いかけるも、名前だけの顧問は愛想笑いを浮かべるのみ。相変わらず、先生はこの人のことは苦手なようだ。
そんな先生の様子に気がついてスルーしているのか、気がついていないのか男は会話を続ける。
「ほら、先生もこー言ってるだろ?これからちょくちょく顔見せにくっから、きちんと1年共の指導しとけよー、毛利。お前ら、黄金世代の後釜がこれじゃあ情けねぇぞー?」
「これでもきちんと指導してますよ!」
ほんとかー?と苦笑を浮かべる男へ青筋を立てつつ蘭は腰に巻いた帯を締める。
全く、この人といると調子が狂ってしまう。気を引き締める為にも、軽くサンドバッグを叩かなければ──。
「あ、そうだ
「……っ!……………はいっ♥」
………全く、この人といると本当に調子が狂ってしまう♥
・・・
「んっ、んぢゅう♥じゅず、ずずずぅぅううっ♥」
「おほっ、やっぱ蘭のフェラ、ソープ嬢とは比べもんになんねぇわ♡いやぁ極楽極楽」
──そういえば先生は「あいつは見た目はチャラいが、女に手を出すほどじゃないからマシ」……なんてことを思い出す。
教師陣曰く、この人がここまで派手な格好をして許されているのは他の不良生徒と比べればマシだかららしい。勉強もろくにしないが空手には真面目、格好は不真面目だがタバコや酒もせず、不純異性交友をしているという噂もない。ならば多少の自由は許していいだろう、とのことだ。
だが実際は──。
「ぷはぁ♥先輩のおちんぽ、毎日咥えて慣れちゃったからね♥先輩のでかチンを咥えるのなら、お店の人にだって負けないわよ♥」
帝丹高校から少し離れた歓楽街にあるラブホテルの一部屋、そこに蘭と男はいた。
几帳面な蘭にしては珍しく服は部屋の片隅に脱ぎ散らかされ、ベッドに腰掛ける男の股座に顔を埋めていた。
「はむっ♥ぼぼ、じゅぼぉぉおっ♥」
頬を窄めながら必死に男の一物にしゃぶりつく蘭。
男は満足そうに蘭の頭を撫でながら欄がこうなる前のことを思い返す。
確か、始まりは蘭の入学当初の頃。
その頃から彼女はつい一月前までは中学生だったとは思えないプロポーションで空手部男子の中で話題になっていた。
そんな中、特に蘭に目をかけていたのが彼である。
彼は近い実力者がいないことで悩んでいる蘭に近づき、自分が相手になろうと言って接近した。
だが、残念なことに蘭には既に思い人とも呼べる幼馴染がおり、下心丸出しの男の誘いに蘭は乗らず、悶々とした日々が続くも男は必死にアタックを続けて数ヶ月。
そんな彼に絆されてか、それとも幼馴染との関係が一向に進まない為か……蘭は男に一つ提案をしたのだ。
それは自分が勝った場合はもうアタックを行わないこと、負けた場合はなんでも一つ言うことを聞くという条件付きの模擬試合の提案であった。
男の実力は蘭も知っていた。恐らく、自分よりもずっと強い、負ける可能性の方がずっと高いだろう、分かっていたはずなのに──。
そして案の定、蘭は試合に負け、その対価として彼に犯されることになった。
そこからはズブズブの関係だ。朝練習が終わったら空き教室でセックス、昼休みでは幼馴染達との食事を終わらせてからセックス、放課後は部活があれば部活終わりに男の家で体を重ね、部活がないのなら家に帰ってから彼が指定した場所で互いを貪りあった。
そういえば幼馴染とのデート中に彼が乱入してきたこともあった。最も、それは本当にたまたまだったようだが……デートを抜け出して公衆トイレでセックスしたこともあった。
口元についた陰毛を幼馴染に指摘された時は本当に驚いた。幸い、推理力はあっても男と女の関係を察するほどの経験がない彼にはそれがひじきか何かにしか見えなかったようだが……そのひじきを口にして興奮したのは幼馴染には内緒だ。
そして現在、彼が卒業してからとはいうものの蘭は悶々とした日々を過ごしていた。
性欲を発散する為により激しく、より苛烈に空手に打ち込むようになり、その実力はいつの間にか全国大会で軽く優勝出来るようになっていた。
……だが。
「射精すぞ、蘭!しっかりと受け止めろよっ!」
「ぐぶっ……ずずずずぅぅうううっ♥」
彼とセックスできる日は別だ。
早めに練習を切り上げると、直ぐにいつものラブホテル、いつもの部屋に向かい、時間が許す限り、彼と体を重ね続ける。
──ぶりゅっ♥ぶびゅびゅびゅうぅぅううぅ♥
「ん、ふぅううぅぅうううっっ♥」
蘭の握り拳よりも大きな睾丸から作られる精子の勢いは凄まじい。
40cmにもなる彼の巨大なちんぽを根本まで咥え、喉奥まで突っ込んでも受け止めきれず、ハムスターのように頬を膨らませてしまう。
「んぐっ……ごくっ♥ごきゅ、ごきゅ……ぶはぁ♥」
与えられた精液を飲み干すと、蘭は空っぽになった口の中を彼に見せつける。
満足そうに彼はにやりっと笑い、ベッドから立ち上がり。
「ケツ出せ、犯してやるよ」
「…うんっ♥」
蘭はベッド上で横になり、秘部から愛液を垂らしながら、犯され続けて17歳とは思えない程にむっちりとした大きな尻をゆらゆらと揺らして男を誘う。
早く、早く犯して♥2日も先輩のおちんぽ我慢していたんだし、もう我慢の限界なの♥そう必死に訴えかける蘭の様子が可笑しいのか、彼はケラケラと笑いながら蘭のムチ尻へ手を伸ばし。
「相変わらず、でけぇ尻してんなぁ。空手家の自覚あるのかよ♡」
「だ、だってぇ♥先輩が毎日パンパンするからぁ♥」
むちりっ♥伸ばした指は尻肉の中に埋もれる。
確かにここ最近……いや、もっと言うのなら彼とこういう関係になってから自分の体は空手家のものとは程遠いものになっていた。
スレンダーだと評判だった体は女らしく肉が付き、中学時代は割れていた腹筋は薄っすらと脂肪が付いた。胸や尻なんかはきっと新一がいなくなってから、もっと──。
「誘ってたのはどっちだか……で?今、どれくらいデカイんだ?」
「んっ……♥確か最後に測った時は……115cmくらい?」
「115!?」
「お゙っ!?♥」
ぎゅっ♥と力強く尻肉を握られると同時に軽く
「いやぁ……前からデカイデカイとは思ってたが、ここまでデカくなってるとはな♡……胸はどうなんだ?」
「胸は……135cmあるかないかくらいだったかな?貴方がおっぱいいっぱい揉むからサイズ合うブラ無くて大変なんだよ?」
「135ぉ?」
蘭の答えに対して彼は疑いの眼差しを向ける。
やっぱり彼相手には嘘は通じないようだ。罰が欲しくてわざと嘘を付くだなんて本当に……♥
──どじゅっ!!
「嘘つくな、このドスケベがっ!ちんぽ欲しいからって適当に答えんじゃねぇぞ!」
「おっ♥お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙お゙お゙お゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙っ♥♥♥」
どうしようもなく淫乱になってしまったようだ♥
「正直に答えな、本当は今いくつだ?このデカ乳がたったの135cmなわけねーだろ」
「ひゃ♥ひゃく、よんじゅう♥ひゃくよんじゅうせんちぃ♥140、せんちになりましたっ♥ごめんなさい、ごめんなさぁい♥本当のこと言ったらおっぱい揉まれると思って……早く♥ちんぽ欲しくて嘘ついちゃったぁ♥」
「やっぱりか!たくっ、少しちんぽやらねぇとすぐこれだ!今日はテメェが誰のものか、きっちりと分からせてやらねぇとなぁ?!」
久しぶりの彼のチンポ♥蘭の手首よりも太く、簡単に子宮まで到達する常軌を逸する大きさのちんぽで突かれる度、蘭の理性は塗り替えられ蹂躙されていく。
すっかりと慣れ親しんだこのデカチン♥まだ自分は彼としかしたことはないが……もう彼からは逃げられないのだろうと理解してしまう♥
──ぱじゅっ!じゅぶぶ、ぶじゅうぅ!
「好きぃ♥先輩のちんぽ好きぃ♥子宮ごりごり削られてぇ♥何度もイッちゃってぇ♥しゅご、すごぉ♥」
「あぁ?何言ってるのか聞こえねぇなぁ!」
「おぉんっ!?♥」
バックで突かれながらギシギシとベッドが軋む音に負けない大きな喘ぎ声を部屋中に響かせる。
……きっとその声を幼馴染が聞いたとしても、蘭だとは気が付かないだろう。
「あっ♥ぁああぁあああっ♥おっ、おぎぃ♥ひぐ、イグぅぅうううっ♥♥♥」
まるで獣のような喘ぎ声、いや獣の方が分別を分けまえて交尾する分、獣の方が上等か。
お互いを求め合い、お互いをひたすらに犯し合う。その瞳には理性というものは消え去り、快楽を得ることしか映していない。
「蘭、こっち向け!」
「んむぅ♥んちゅ、あっ……♥れろ、じゅちゅう♥」
もう何百回としたのだろう、慣れている様子で蘭と彼は貪り合うように唇を重ね合わせる。
繋がり合いながら、子宮を突かれながら蘭達は唾液を交換しあう。
──どじゅ!どじゅ!!……ず、ぢゅううぅぅ!!
「蘭っ……!一発目イクぞ……!」
「き……来てっ♥私の膣内に、先輩の精液いっぱい射精してぇ♥」
その言葉と共に尻肉を握る手に力が込められ、肉棒が子宮のより奥へと、確実に蘭を……否、己の雌を孕ませんと激しく腰が振る。
ただでさえ大きなチンポが大きく膨らみ、同時にチンポが抜けないようにキツく締め付けられ。
──どびゅ!♥びゅる、びゅるるるっ!!♥びゅぶぅ〜〜〜♥♥
「ひぎぃぃいいいいぃぃぃいいいっ♥♥♥」
子宮の一番奥へ、火傷してしまうのではないかと思うくらいの熱さが注ぎ込まれ──なかった。
「はぁはぁ……♥んっ、相変わらず凄い、なぁ♥一回の射精でこんなに出すなんて……先輩、本当に人間なんですか?」
ずるりっ♥と引き抜かれたちんぽとたぷたぷの精液で膨らんだゴムを見ながら蘭は言う。
「人間だよ、あの野郎に比べりゃあ俺はまだ人間の範疇さ」
「そういう意味で聞いたんじゃないんだけど……ま、いいか」
慣れた手付きで手早くコンドームを外すと口を閉じて鞄の中へしまう。
それを見た彼は呆れるように口を開いた。
「おいおい、もうストックが無くなっちまったのか?前は確か、20発くらいは
「20個くらいじゃ1日も持ちませんよ」
彼が卒業して、毎日体を重ねられなくなってからはというもの、蘭はコンドームへ射精された精液を家に持ち帰るようにしている。
何故か?それは少しでも性欲を紛らわせる為に溜まった精液を口にしたり、はたまた大好きな味を楽しむ為にこっそりと料理に使ったり(勿論、自分が食べる分だけにだ)する為だ。
「そーかい、それなら今日はたっぷりと
「あんっ♥もー……先輩ったら♥」
それを聞いた彼は嬉しくなったのか蘭に襲いかかった。
ベッドの上で重なり合う二人、お互いの視界がとろんと融けた瞳の女とそんな女を貪り食わんとギラギラとした男の顔で埋め尽くされる。
にこりっ、と笑うと二人は軽くキスを交わし。
「覚悟しろよ?テメェが足りねぇって言ったんだ、気ぃ失うくらい使ってやる♡」
「……うん♥私のこといっぱい使ってちょうだい♥」
二匹の獣は再び交わり始めた。
・・・
「ほー……♥ほぉぉおお……♥」
ばしゃり♥と口を結んだコンドームが床に転がった。
床に散らばるコンドームの数は30個を超えている。
彼は一息つき、もう一度……とコンドームの箱へと手を伸ばすも。
「あり?もう打ち止めか?」
箱の中身は空っぽであった。
時計に目をやると針は22時を指している。うーむ、久々の蘭とのセックスなので30個入りのコンドームを買ったというのにたったの5時間で使い果たしてしまうとは。
蘭のまんこの締まりが良いのもあってか調子に乗って出しすぎた。
今日は蘭の父が帰ってこないということで朝まで楽しむつもりだったのだが……コンドームがなくなっては仕方がない。
「起きろ、蘭。もうお開きにすっぞ」
「へっ……?もう?まだまだ時間はたっぷりとある筈じゃあ……」
「打ち止めだよ打ち止め。ほれ、コンドームが無くなっちまったんだ」
「……生セックスとか駄目かな?」
「ガキが出来たらどーするつもりだ。俺は別にいいけどよ?ガキが出来て困るのはテメェだろう」
……そう言われたら断るしかできない。
彼とのセックスは魅力的ではあるが自分はあくまで高校生であり同時に空手家だ。
妊娠したとなると高校に通いづらくなるし、大好きな空手も続けられなくなる。
何より自分と彼の関係がバレて、引き離されたとしたら……そんなの耐えられない。
ならば、ここは素直に諦めるしかないだろう。
「はぁぁぁ……今日は朝まで楽しめると思ったのになぁ」
「ま、こういう日もあるってことだな。また今度……少しだけだけど楽しむことにしよーぜ」
「はー……あっ♥」
──ふと、思いついた。
そうだ、これならば問題なくセックスを続けられ、更には避妊も可能だ。
だが、そうなるとあの子のことが気がかりだ。流石にまだ起きているだろうし、自分が帰ってきたとなったら起きてくるだろう。
それに壁があるとはいえ、あの子の部屋と自分の部屋は隣同士だ。あんな自分の姿を、声を聞かせるわけには……。
「……ごくりっ♥」
……いかない、と思いつつも視線は自然と彼のちんぽへと向いてしまう。
今日は折角、朝まで楽しむつもりだったのに、たったの30回で終わるだなんて考えられない。
まだまだ彼と夜を楽しみたい、お互いの肉を貪り合い、融け合いたい。
蘭の理性とは裏腹に右手は自然と彼の方へと伸びる。
「……あのさ?コンビニでコンドーム買って……続き、家でしない?♥」
「家?家ってーとぉ……蘭の家か?でもお前、家には居候の子供がいるからって……」
「大丈夫よ♥コナン君はまだ子供なんだから♥私達が何しているかなんて気付かないわ♥」
「……お前がいいなら別に構わねぇけどよ。なんつーかタガ外れてるみてーだけど大丈夫か?マジで?」
そんな風に心配する彼の言葉に蘭は軽く「大丈夫」だと返す。
荷物を纏め、シャワーを浴びる時間も惜しいといった様子で急いで着替えて、二人はチェックアウトを済ませる。
家に向かう途中、コンビニで30個入りのコンドームをビニール袋いっぱいに買い込み、そして──。
・・・
「おかえり、蘭姉ちゃ──えっ?」
毛利探偵事務所……もとい、自宅へ帰った蘭達を迎えてくれたのは居候の少年、江戸川コナンだ。
「ただいまコナン君。もー……子供がこんな時間まで起きてちゃ駄目よ?」
「ご……ごめんなさい。そ、それで、そのお兄ちゃん……誰?蘭姉ちゃんのお友達?」
「えっ?この人?この人は……その♥」
コナンの問に戸惑いながらも蘭は言葉を紡ごうとする。
いつもならば直ぐに答えられただろう。だが、性欲が発散し切れていない不完全燃焼の状態では上手く言葉を紡げないようで、すかさず彼が言葉を続けた。
「あー、お姉さんのお友達だよ。空手部のOBの先輩……みたいな?」
「あっ、そうそう♥お姉さんのお友達♥このお兄ちゃん、今日は私の部屋に泊まっていくからお部屋を開けるときはノックしてちょうだいね?♥」
「う……うん……」
普段ならこんな時間まで起きているということでお説教の一つや二つするところだが……今は時間が惜しい。
直ぐに自分の部屋に行って繋がり合いたい、彼のおちんぽを貪りたい。
そんな欲望に駆られながらも……あることを思い出した。
そういえばコナン君は新一と仲が良いんだっけ?だったら一応。
「あっ、このことは新一お兄ちゃんには内緒よ?♥明日、アイス買ってきてあげるから……ね?」
「分かった……」
これでよし。口止めを終えると、蘭は彼の腕を取り、急ぎ足で自分の部屋へと向かった。
父は明日の夕方まで帰ってこない、彼と逢引出来る時間はたっぷりある♥
ならば時間一杯、彼の匂いが部屋にこびりついて取れなくなるくらい楽しもうじゃないか♥
気が向いたら続きを書くかもしれません