プロジェクトエロイ 作:名無しの助平
望月穂波は宵﨑奏を貪りたい
「ごめんなさいね……わたし、もう我慢できないの」
「むぐっ、むぐぅぅぅ!!」
突然だが、わたし、望月穂波はある人物に恋をしている。いや、正確には劣情を抱いている。
相手の名前は宵崎奏。そう、女性である。わたしも当然女であるため、いわゆるレズビアンというやつなのだろう。
自身の性の対象が同性だと認識したのは、実はつい最近のことだ。その切っ掛けもまた、宵崎さんだった。
わたしは宵崎家に家政婦として雇われ、週に一度掃除や洗濯などの家事を代行している。働くことになった経緯は説明すると長くなるので割愛するが、とにかくわたしは宵崎さんの身の回りの世話を任される立場にあった。
宵崎さんはわたしと同じ高校生なのだが、彼女の生活スキルは世間一般の高校生の平均と比べてもかなり低い。食事はカップ麺と缶詰だけで済ませようとしたり、洗濯物は貯め続ける。その上出不精ときたものだからわたしも初めて聞いた時は開いた口が塞がらなかったものだ。
宵崎さんの体格が同年齢の平均と比べてかなり小さいのも、そんな不摂生な生活が祟ったのかもしれない。いくら日に当たっていないとはいえ、どうして肌や髪はあれだけ綺麗に保たれているのかと不思議になる。
尤も、それらは全てとある目的のために時間を無駄にしたくないという切実な考えの結果であり、決して宵崎さんが怠惰という訳ではない。その目的とは「作曲」だ。詳しい事情は聞かされていないが、わたしの雇い主である彼女の父親が作曲家であり、その影響で宵崎さんも曲を作るようになったのだろうと、出会って間もない頃は思っていた。
だが程なくしてわたしはその考えが間違っていることを悟った。ただ親に憧れているというだけであそこまで追い詰められた表情をするだろうかと、そう感じたからだ。わたしも必死に打ち込んでいるものがある。だからこそ、彼女が醸し出す異様な雰囲気を察することが出来たのかもしれない。
と、ここまで聞いてくれた方ならば薄々感じ取れるだろうが、当初わたしは宵崎さんに対して畏怖や尊敬といった感情こそ抱いたものの、恋愛的な意味合いでの好意は欠片も無かったのだ。
では何故わたしは彼女に肉欲を覚えてしまったのか。話は彼女と出会って二ヶ月ほど経った頃、今から三ヶ月前に遡る。その日もわたしは、いつもと同じように夕方彼女の家を訪ねた。
※※※
『ピンポーン』
花の装飾が施されたチャイムを鳴らすと、十秒ほどして玄関の戸が開いた。いつものようにジャージ姿の宵崎さんがのっそりと顔を覗かせる。
「こんばんは、望月です」
「こんばんは望月さん、いつもありがとう」
「いえいえ、わたしも結構楽しみにしているんです。手作りのお料理を振る舞ったりなんて中々できることじゃないですから」
「そう…あ、わたし今週はあまり散らかしてないから掃除はしなくていいよ」
「え?でも掃除機くらいはかけた方が……」
「いや、大丈夫。それに今作ってる曲が完成に近いから作業に集中したいし」
「そうなんですか、じゃあ先に夜ご飯を……でも今から作っちゃうと少し早いですし、やっぱり洗濯から取り掛かりますね」
「うん、よろしく」
そう言うと宵崎さんはふらふらとした足取りで自分の部屋へ戻っていった。言葉を交わした限りでは普段と変わりなかったが、わたしに気を遣ってくれているだけでかなり疲労が溜まっているのかもしれない。せめて美味しいものを食べて少しでも元気になってほしい。
わたしは洗面所で洗濯かごに入った洗い物を洗濯機に移しながら何を作ろうか考えを巡らせていたのだが、不意にとある物が目に止まった。
「こ、これ……」
わたしの手に握られているのは一枚の白いショーツ。この家で寝泊まりをしているのは宵崎さん一人なので、当然持ち主は彼女である。そのショーツの中心部、ちょうど陰部に当たる箇所に、薄く黄色い筋が走っていた。
なんてことはない、このショーツは宵﨑さんが一日、いや彼女は風呂も入らず食事も睡眠も摂らずに曲作りに没頭することもあるらしいからもっと長い期間履きっぱなしだった可能性もある代物だ。汚れが付着していてもおかしくはない。
そもそも中高生というのは最も代謝が活発になる時期であり、どれだけ清潔にしていても汚れてしまうものだ。わたしだって意識したことがないだけであったかもしれない。
それにわたしは家政婦を任されているわけで、洗濯以外にも宵﨑さんのデリケートな部分に触れる機会は多数ある。その都度疎ましんでいてはもたないだろうし、実際気になったことなんて無かった。
いくら同性と言えども他人のデリケートゾーンの汚れを凝視するなんて変態すぎるし、宵﨑さんも自分の使用済みの下着を観察されるなんて良い気はしないだろう。わたしはそのショーツを洗濯機に───
「──じゃあ、わたしはそろそろ帰りますね。後一時間くらいしたら乾燥も終わると思いますので、ちゃんと出して畳んでください。面倒だからってそのままにしたら蒸れて変な臭いがするようになりますよ?」
「うん分かった、今日はありがとう。ハンバーグおいしかった」
「ふふっ、良かったです。来週はもっとおいしい物を考えてきますから楽しみにしておいてください」
「うん、じゃあまた来週」
恐らく作業が一段落着いたのだろう、来た時よりも幾分か晴れた表情で見送ってくれる宵﨑さんに手を振りながら帰途に就く。
いつもならその日宵﨑さんと交わした会話や彼女の仕草を思い出しながら歩いて帰るのだが、今日は早足で自宅を目指す。10分ほどで家に着くとお母さんから夜ご飯が出来ていると声を掛けられたが、少し疲れているから後にしてほしいと嘘をついてすぐに自室へ戻った。
扉が閉めて、ベッドの縁に腰掛ける。そしてスカートのポケットから恐る恐る
「………やっちゃった」
掌の中で丸められたソレ──宵﨑さんのショーツを眺めながら、わたしは言い様のない罪悪感と焦燥感に駆られていた。
なぜこんな行動を起こしてしまったのだろうか、自分でも良く分からない。ただあの時ショーツに付いた汚れと微かに漂う彼女の濃い部分の匂いが形容しがたい欲求となり全身を襲い、我に返った時には既にポケットの中へ収めていた。間違って宵﨑さんの前で落としでもしたら洒落にならないとずっと手を突っ込んでいたのだが、不審に思われなかっただろうか。
衝動的に行為に及んでしまったが、いくら無頓着な宵﨑さんとはいえジャージの数と下着の数が一致しないことに気付かないとは思えない。来週どんな顔をして彼女に会えば良いのだろう。
「はぁ……わたしどうしちゃったんだろう……こんな……」
…………いや、やってしまったからには後悔してももう遅い。ならばせめて、この欲望を満たしてしまわなければ損ではないか。わたしは、大切な何かが崩れ去ってしまうことを理解しながらも、自制心を捨てる決断を下した。
もう一度部屋の扉が固く閉ざされていることを確認して、宵﨑さんのショーツをゆっくりと広げる。当然汚れもそのまま残っている。わたしはその染みに顔を近づけていき、そして、
「すうぅぅぅ───」
静寂に包まれた部屋で目を瞑り、最大限嗅覚を鋭敏にした状態で、わたしは深く深く彼女の匂い──否、『臭い』を吸い込んだ。
彼女の澄んだ匂いと洗剤の香りを塗り潰すようにツン、と鼻を突くアンモニア臭が広がる。この臭いを100人が嗅げば大半は大なり小なり嫌悪感を覚えるだろう。美少女だって汗はかくし代謝物がバラの香りを醸し出すなんてことはない。当たり前だ。当たり前の、筈だ。
でもならばどうしてわたしは、
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、んっ……♥️」
おしっこの臭いでこんなに興奮しているんだろう。あの物静かで清潔さに包まれている宵﨑さんの粗相という事実が、更に理性を掻き乱してくる。
外の気配を気にする余裕などとうに失ったわたしは、無意識のうちに自らの秘部へ手を伸ばしていた。
クチュ クチュリ
室内に卑猥な水音が響く。普段の自分からは遠くかけ離れた姿で、同性の下着に顔を埋めている。そんな事実ですら今のわたしには興奮を高める
「あっ、はあっ♥️んっ、あぁダメですっ♥️」
妄想する。一日中曲作りに熱中して、汗だくになった宵﨑さんの姿を。彼女は面倒くさがってブラジャーを付けていない。シャツも袖がないものを着用しているから腋汗は直接ジャージに染み込んでいるだろう。
イメージとは正反対の濃厚な匂いを漂わせながらお風呂に入るのも忘れ眠りこける彼女にそっと忍び寄り、目を覚まさないよう慎重にジャージを脱がせると、服と肌の間に籠っていた蒸せ返るような熱気が部屋に充満した。
下着姿になった宵﨑さんはこれから自分がどんな目に遭うかも知らず静かに寝息を立てている。わたしは彼女の腕を万歳の体勢にしてシャツを捲り上げ、その慎ましい胸を露にさせた。
僅かに、だが確かに在る二つの膨らみの中心にある色素の薄いピンク色の乳首が、弄ってくださいと言わんばかりにこちらを誘っている。
そっと舌を這わせると、汗だろうか少ししょっぱさを感じた。そのまましばらく愛撫していると、先端が固く勃ってくる。わたしの唾液で妖艶に光る彼女の乳首を指先でコリコリと揉みながら、今度は腋を舐める。
胸よりも強く匂う汗と雌の臭いを丁寧に舐め取っていく。ふと気がつくと彼女は荒い呼吸を繰り返しているではないか。どうやら眠りながら興奮状態に陥っているらしい。半開きで喘ぎ声を上げている彼女の口を、自らの唇で塞ぐ。
彼女の唾液は甘く、放っておかれると際限無く求めてしまいかねない危険なフェロモンの味がする。数分ほど堪能した後離れると、わたしの彼女の唾液が絡み合い糸を引いていた。
そしていよいよ本命だ。彼女の脚を持ち上げ、ゆっくりとショーツを脱がせる。隠されていた彼女の秘部が、恐らく幼い頃に両親がおむつを替えた時を最後に誰にも見せていない性器がぱっくりと顔を見せる。
わたしは彼女のそこにゆっくりと、ゆっくりと口を近づけて、そして───
「あっ♥️いぐッ♥️♥️んああぁぁ♥️♥️♥️」
不意に腰の辺りがガクン、と宙に浮いたように感じた次の瞬間、頭の中が焼き切れたのかと錯覚するほどの衝撃が全身に広がった。
「んむぅぅぅぅぅぅ♥️♥️♥️」
プシュッ♥️ プシャァァァ♥️♥️
経験したことのない強烈な快感が液体となり部屋を染め、わたしを妄想の世界から引きずりだす。宵﨑さんのショーツごとベッドに顔を伏せて必死に声を抑えようとしたが無理だった。
わたしは床とベッドを汚してしまうことなどお構いなしで獣のようなうなり声を上げながら、少しでも力を抜くと意識を失ってしまいそうな快楽の波に耐え続けた。
「かはッ……はぁっ、はぁっ、はぁっ、うぐッ♥️」
数十秒後、ようやく落ち着いてきたので額に浮いた汗を拭おうとすると、指に白い半透明の液体が付着していることに気が付く。
「なに……これ……?」
しばらくの間その液体を観察していたが、熱に冒された頭はろくに回ってくれない。……まあ、気持ち良かったから何でも良いか。
下半身を露出したままベッドに仰向けで寝転ぶ。心地よい疲れと余韻に浸りながらわたしは、このまま寝ちゃったらお母さんにわたしの恥ずかしい姿を見られちゃうな、とか、お漏らししちゃうのなんて小学生の時以来だな、なんてとんちんかんなことを考えていたのだった。
※※※
「……ようやく、本物を味わえるのね」
「…………ひぐっ、ぐすっ」
と、以上がわたしの身に起きた事の顛末だ。何となく分かっている方も多いだろうが、これがわたしの人生初の自慰行為だったということを注釈しておこう。
潮吹きをお漏らしと勘違いしたり、自分で自分のクリトリスや陰部をまさぐったにも関わらず忘れていたりと性知識の深刻な不足が原因で色々と苦労した末、無事淫らな娘に育ってしまった。
この一件以降、わたしは宵﨑さんの家に向かう度に彼女の下着、あるいは代謝物が付いた私物を持ち帰りオカズとして扱った。宵﨑さんはわたしが向ける情欲など露知らず、無防備な姿を晒し続けてくれた。
またそれに伴ってわたしの変態行為もエスカレートしていった。これも詳しく説明すると長くなりすぎる上にドン引きされてしまうだろうから自重するが、今ではもう宵﨑さんの陰毛の数や一日の排泄回数まで知り尽くしている。
だがそこまでやってもわたしの欲望が足ることは無い。いつしか、これだけ飢えているのになぜ手が届く場所にある果実を食らっては駄目なのかと、そんな問答ばかりを繰り返した末、終わりは唐突にやってきた。
疑問は答えを導き、答えが手段を教えてくれたからだ。
そして今日、わたしは満を持して
「よいしょ……宵﨑さん、もうさっきみたいに大声は出さないで下さいね。痛い目に遭いたくはないでしょう」
「ふぎっ…………ひぐっ、なんで……望月さん、なんでこんなこと……いやっ、ちょっと待ってごめんなさ……あぎィッ!?」
痛みと恐怖で涙を流す宵﨑さんの肛門に、エネマグラを躊躇なく突き刺す。いくらローションを塗っているとはいえ、何の開発も行われていない状態で異物を挿入されれば激しい痛みが襲うはずだ。
さすがに前の初めてまで無理やり奪いたくはない。今でこそ顔をくしゃくしゃにして泣きじゃくっている彼女だが、気持ち良くさせてあげればきっとわたしの想いを理解してくれるはず。
手を拘束され、こちらに臀部を突き出した情けない体勢で呻く宵﨑さん。彼女は衣服をほとんど纏っていない。腸内洗浄のついでにわたしが脱がせた。
改めてみると彼女の裸体は想像とはだいぶ違い異なっている。あばら骨が浮いた胸は病的なまでに白く、乳首もピンクというよりは肌色に近い。
また彼女は無駄毛の処理などは一切行っていなかったらしく、腋や膣と肛門の周囲にもうっすらと毛が生えていた。体毛が少ない体質なのかそこまで見苦しくははい、むしろこのくらいの量ならかえってそそられる。
「……さてと、じゃあそろそろ始めますね」
「いやぁ……お父さん……まふゆ……絵名……瑞希……たすけてぇ……」
ぶつぶつと何か呟いている彼女の身体を仰向けにして、顔を近づけていく。
「宵﨑さん、顔を逸らしたらもう一本お尻に追加しますよ」
「ひっ………ぅぐっ……」
「うんうん、いい子ですね……んっ」
「………っ…………ぅぅ……」
固く目を閉じ、震えながら唇を差し出す宵﨑さんの表情を見て下腹部が疼く。彼女の唾液は決して甘くはなかったが、これまで口にしたどんな液体よりも魅力的な味をしていた。
前にも決意したことがある。もう後戻りは出来ない。ならばせめて、この欲望を徹底的に満たしてしまおう。
今宵、わたしは宵﨑さんをレイプする。
いつの日か続くかもしれない