似ていても関係ありません。
第一章
ヴァンパイア『オリジナルズの実在を
証明するかもしれない3つの事件』
人類を超越した神に近い存在と囁かれる
人々を『オリジナルズ』と呼び、世界の裏側で
ありのままの世界のために最善をつくしてる
という噂。
はからずも事実かも知れないと
海外メディアが取り上げた歴史的事件を
お伝えしよう。
1.ゴヒンダ大虐殺
何者かのミサイル攻撃を受けてゴヒンダの
マリャヒャナ大統領の搭乗する飛行機が
撃墜された。
そこから3ヶ月間にも及ぶ続く
ジェノサイドの引き金となった。
ゴヒンダ虐殺発生時、鉈や鍬に
マス(多数の釘を打ち付けた棍棒)などを
片手にツッ族とブロ穏便派をなぶり殺すブロ過激派。
カトリック教会へ集まっツッ族たちの元へも
魔の手が迫るとき、たまたま居合わせた国連調査員の
日本人女性がブロ過激派たちに殴りかかる。
生存したツッ族によれば「機関銃の掃射すら
ものともせず、射手に飛び蹴り。突っ込んでくる
軍用トラックを頭突きで破壊してへこませた」と
証言した。
女性はゴヒンダ中を走りまわり、ブロ過激派ならび
ゴヒンダ政府軍をゴヒンダ愛国戦線(GPF)が
国内を制圧するまで殴り倒し、いつの間にか
姿を消す。
のちに平和維持軍司令官だったカナダ軍中将の
R氏(仮名)は「ジャンヌ・ダルクは復活した。
それも日本人として」感謝の言葉とともに
そう述べた。
彼女の容姿は顔の両側だけ伸ばした
黒髪ショートボブ、端麗で大きな瞳に
くっきりとした二重、通った鼻筋の顔立ち。
なぜか袖をむき出しにする短い
白いブラウスとスクール・スカート姿
だったらしい。
2.ダンフール紛争
アフリカ系民族の村を襲撃した。
だが、たまたまAU(アフリカ連合)から
取材に訪れたアメリカ人記者達の中に
幼い日本人少女がいたらしい。
虐殺を見ていられなくなり、義侠心に駆られて
二人の取材スタッフとナイジェリア人の護衛隊長
が止めに向かうとき、少女もなぜか同行。
残る記者の制止を振り切り、ついて行った。
そこから悪魔のような高笑いと
ライフルの連射音が、汚い悲鳴と
命乞いまじりの怒号へ変わっていく。
数時間後。負傷したナイジェリア人隊長を
抱え戻ってきた記者二人は、後に
「雄叫びをあげながら、彼女はボウイナイフと
スクリュー(船に使われるプロペラ)と似た
ナタを両手にジジャウィードゥへ
飛び掛かったんだ」と衝撃の発言をする。
他にも「ナイフで切り裂き、赤いはらわたで
民兵の首を絞めてた」
「両手首、両肘、両肩などの関節を外して
身を屈め頭に手を伸ばしてから……
両側から挟み込むようにして頭を摑み、
力任せに捩じった」
「村の子供を射殺した民兵の隊長に飛びかかり、
ナタの先端を深い臍に当てた。そのまま
縦方向に切り、小さい両手を縦の裂け目に
突っ込みみりみり左右へ引っぱった。
ぬらっと飛び出る赤いはらわたを
鷲摑み、腹腔内から引きずり出し
かぶりついた。笑顔で血と消化液と汚物……
臓器の肉を舌で転がしながら、
むさぼり喰ってた」
など青ざめた顔で語っていた。後に救援へ
村に訪れたAUによれば「首や体の部位に分け
積み立てられた民兵一団の死体と
熊に襲われたように原型を留めていない亡骸が
周辺に張りつけられていた」らしい。
少女はそれ以降、姿を見せていない。
3.ハングリーズを引き裂く少女はオリジナルズ?
東京都内で流行する食人ザップ症候群(AZS:Anthropophagy Zap Syndrome)の感染者
こと“
政府は協議を重ねた末、国家の秩序を保つための
超法規的措置として『やむを得ない場合に限り、
全法執行機関にザップ患者の射殺を許可する』
という極秘文書を示達した。
この文書が一部マスコミに漏れた結果、全国的に
武装自治組織やザップ狩猟団が結成され、
政府に秘密裏で雇われたスレイヤーズ
(食人鬼ハンター)などが誕生。殺戮が
大衆娯楽かつ一大産業と化していった。
食人鬼をほぼ素手で引き裂く少女が
いるとウワサが、都内で囁かれていた。
圧倒的な力と魔性の魅力は
オリジナルズ特有だと言われている。
明確な正体はいまいち不明瞭である
オリジナルズ。もしかしたら、あなたの
近所に居るかも。