※この作品はR-18です。

スーパーヒロインと俺 R   作:はいのき

6 / 12
誤字報告ありがとうございます。


6話 加療

「どうした? 今日は随分と量が少なかったな。体調が悪いのか?」

 

 いつものように俺の自宅のマンションで治療という名のいかがわしい行為をした後、迷彩服姿の天雷さんが心配そうな表情で俺の顔を見る。

 

「いや、あれからどれだけ出してると思ってるんですか…… 毎日最低二回は出してるんですよ」

 

 射精しても問題がないと判ってから、天雷(てんらい)さんは封印していた何かを解き放ったように、毎日俺の部屋に来ては精液を求めるようになった。

 

 最初は少しでも早くヒーロー業に復帰したいために頑張っているのかと思っていたが、最近の天雷さんの様子を見る限りどうもそうは思えない。俺の部屋に来たらまず最初に無言のまま腕を広げてキスするようにせがんでくるし、治療が終わってもすぐに帰らず俺の身体にしなだれかかりながら、根掘り葉掘り俺の過去について聞いてくる。

 

 その時の天雷さんの様子が発情している動物のメスかのように、息が荒く絶妙に気持ち悪い。

 

 頭を撫でてあげると飼い猫のように頬擦りしながら目を細めて甘えてくるので、多分俺に甘えたいけど素直になれないからわざとそういう演技をしていると思うんだけど…… まあ、そうじゃなかったらヤバいしそう思いたい。

 

「だが、擦ればすぐ元気になって出てくるではないか。本当は私と少しでも長い間一緒に居たいから、出し渋ってるのではないか? 駄目だぞ。これは治療なんだからな」

「はい。すみません」

 

 今の天雷さんにそんなこと言われてもまるで説得力ない。が、そんなことを口に出して言えるはずもなく、ぶっきらぼうな口調で謝る。

 

 一応毎回自分の中では限界まで出しているつもりなのだが、自分に対して治癒能力が働いているのか、出しても一~二分くらいですぐに次弾の再装填が完了してしまう。ただ、未だに本当にこんなに出してしまっていいのかと思うところがあって、そんな気分が影響しているのか二回出すと一気に出る量が減ってしまうのだ。

 

 それに対して天雷さんは文句を言っているのだと思うが、逆に言えば二回目まではまったく問題ないのだから少しは我慢してほしい。

 

 そんなことを考えながら思わずため息をつく。

 

「どうした? ……もしかして私に対して不満でもあるのか?」

 

 口調は強気だが、それとは裏腹に整った天雷さんの眉の尻が不安そうにしゅんと下がる。

 

「そんなことはないですよ! 天雷さんスタイル良いですし。ただ…」

「ただ?」

「やり方がワンパターンなので、他の方法でして欲しいんですが…やっぱり駄目ですか?」

 

 そう言って俺は迷彩服に包まれた豊かな双球に目線を落とす。

 

 すると、天雷さんは俺の目線を追って不思議そうに首を傾げた後、ようやく俺の言葉が脳へと伝わったのか、一瞬で顔を真っ赤にして腕で自分の身体を抱き、俺から距離を取り壁際まで下がる。

 

「だ、駄目だぞ! それはいくら何でも…い、いや! 別に御酒仁(ごしゅじん)とするのが嫌なわけではないのだが、その…順序というのものがあるだろう」

「やっぱり駄目ですか」

 

 口よりも胸でする方が心理的なハードルは低いと思うのだが、天雷さんの中では違うようだ。

 

「当たり前だ! そういうのは正式に付き合ってからだな…。だが私も女だ。どうしてもしたいというのなら…結婚を前提に付き合うと約束するのならしてやらんでもない」

 

 そんなことを言う天雷さんは、照れながら指をつんつんと突き合わせたり、覚悟を決めたように腕を組みながら力強く頷いたりと落ち着きがない。

 

 事情はわからないがどうやら天雷さんの中では、口は良いとしても胸でするのは相当な覚悟が必要らしいということは話の内容から十分把握出来た。でも本当にそこまでする必要があるのかと疑問に思った俺は、念のために天雷さんに真意を問いただすことにした。

 

「あの天雷さん?」

「なんだ? 婚姻届けは後でもいいぞ。役所にはもちろん一緒に行くからな」

「いや、あの…そうじゃなくて。女性って胸でするのはやっぱりハードル高いんですか?」

「胸?…… あぁ性交する前の前戯で使うということか、それくらいなら全然構わないぞ」

 

 見せつけるように下から持ち上げてゆさゆさと自分の胸を揺れ動かす。

 

 その様子と天雷さんの発言から、致命的な勘違いをされていることに気づいた俺は、このまま流れに乗るのも悪くないかと一瞬思い行動に移そうとしたが、そこである問題があることを思い出した。

 

「自分から言い出しておいてなんですが、能力者同士が性交する場合って確かリスクがありませんでしたっけ?」

「リスク? ああ、そういえば男性側には問題があるんだったな…気が動転してすっかり忘れてしまっていた。となるとすぐにやるのはまずいか…… すまないが今回は諦めてくれ」

 

 少し残念そうに肩を落としながら言う天雷さんの姿を見て、俺も残念に感じる。

 

 問題というのは、男性能力者は性交時に能力が大幅に下がってしまう事例があるというものだ。

 

 正直一生童貞で終わるものだと思っていたので、今の今まですっかり忘れてしまっていた。

 

 はっきりとした原因はまだわかっていないらしいが、女性能力者側に侵入しようとした精子に含まれた微弱な能力を、女性側が攻撃だと勘違いして勝手に反撃してしまうというのが一番有力な説だったと思う。

 

 だから俺みたいな回復系の能力者は能力の形質からしてリスクは低いらしいが、女性側が天雷さんみたいな攻撃系の能力者で能力が強いほど格段にリスクが跳ね上がるようなので、避けるに越したことは無い。

 

 それと攻撃系能力者は非能力者に対しても反応してしまうことがあり、その場合能力者と違いモロに影響を受けてしまうので、陰茎部が高確率で壊死してしまうそうだ。だから人口の大幅減少により早婚化が進んだ今の世の中でも、女性攻撃能力者の独身率はほぼ10割に近い。故にいつか結婚してしまう可能性の高いアイドルよりも可愛い女性ヒーローを推してる方が良い。とどこかの酒の席で誰かが豪語していたのを思い出す。

 

 だから天雷さんはこんな美人の割りには男慣れしてないんだなと、妙に納得した俺は微笑ましい気持ちになりながら天雷さんの方を見る。

 

「なんだその顔は。まあ性交の件については前向きに考えておこう。まだ可能性もあるからな。とりあえず今日は胸だけで我慢してくれ」

「あ、はい。わかりました」

 

 可能性って一体どういうことだろう?

 

 俺が疑問に思っている間にいつもの調子を取り戻した天雷さんが、こちらに近づくと俺の黒いスキニーズボンに手をかけ、茶色のベルトをあっという間に抜き取りスルスルとズボンを降ろしていく。

 

 中から既に期待からこんもりと一部分だけ盛り上がっている柄物のトランクスを見て、天雷さんは鼻でフフッと笑うと最後の砦も強引に取り払い、部屋の隅に投げ捨ててしまった。

 

「最初は気持ち悪いと思っていたが、今では愛おしく感じる。人間とは不思議なものだな」

 

 恰好付けた口調で、優しく微笑みながら俺の勃起したチンポを撫でる天雷さん。

 

「天雷さんに不評だった毛も全部剃りましたからね。おかげでちょっと寂しいですけど」

 

 毛が一本もない自身の陰茎部を見ながら言う。口でする時に絡まって邪魔だというので、天雷さんに全部剃られてしまった。中途半端に生えるとチクチクして痛いらしく、天雷さんの能力を無駄に使って入念に手入れされているので見事につるっつるだ。

 

「仕方ないだろう。毛があると治療に差し障りがあるからな」

 

 そう言って天雷さんは、腕を組みながらそっぽを向く。

 

 天雷さんって都合が悪くなるとすぐ治療が治療がって言うよな。まあ最近はそれも可愛く思えてきたから良いんだけど。

 

「むっ。何を笑っている。ほら私の胸でして欲しいんだろう。立ったままでは難しいからそこに座れ」

 

 指さした方向には、天雷さんがこういうものがあった方が便利だろうと言って持ち込んだ、大人一人が横に寝そべるのにちょうど良さそうな幅の二人掛け用の灰色のソファーだ。

 

 言われた通りソファーに腰かけると、それを見て頷いた天雷さんは迷彩服のボタンをゆっくりと外していき、中に着ている黒いインナーシャツを露わにする。それから少し逡巡した後、シャツの裾に手を掛けてその場に脱ぎ捨てた。

 

 中からは灰色のスポーツブラに包まれた大きなおっぱいが現れる。部屋が暑かったのか興奮しているのかはわからないが、谷間の部分が汗ばんで変色していた。が胸を全て覆うタイプのブラなので、谷間が全く見えないのが残念で仕方ない。

 

 唯一の高評価ポイントといえば若干収まりきらない乳肉が、腋付近ではみ出して見えることくらいだろう。

 

「なんだ。あまりジロジロと見るな。恥ずかしいだろう」

「いつも大きい…とは思っていたんですが、それでサイズどれくらいあるんですか?」

 

 怒られるかもしれないが、気になり思わず問いかけてしまう。が特に天雷さんは怒る風でもなく、顎に手を当てながら何やら考え込む。

 

「サイズか…千明に送られてくるものを付けているからよくわからん。とりあえずこれはH70と書かれていたと思うが…最近ちょっと苦しくなって困っているのだ。あっ…だからといって太ったというわけじゃないんだぞ!」

 

 天雷さんはそう言って頬を赤らめて恥ずかしそうに、胸の前で腕を交差する。

 

 そんな仕草を見て天雷さんの恥ずかしがる基準がよくわからなくなるが、こういう天雷さんも悪くはないなと、引き締まった腹筋から少し汗ばんでいる首筋にかけて舐め回す様に天雷さんの身体を視姦する。

 

 が、やはり最後はブラの奥に隠されたたわわな果実の存在が気になり、早く見せてくれないものかとジッと胸元を注視した。

 

「まったく…… そんなに私の胸が早く見たいのか? ……んっ これでどうだ? 千明(ちあき)の奴には無駄にでかいだけで、私の方が張りも艶もあると散々なじられたのだが……」

 

 少し照れながらおっぱいを下から持ち上げてこちらに見せる天雷さんの姿に、思わずフォローも忘れて眼前の光景を脳内に焼き付ける作業で必死になる。

 

 果物に例えるならスイカかメロンくらいの大きさで、おっぱいを支える天雷さんの手が少し沈み込むくらいの柔らかさもある。おっぱいはおわんのような綺麗な形をしていて山頂部には、少しぷっくらとした乳輪の上に可愛らしいサイズの薄赤色の乳首が付いている。ただ興奮しているのかピンと張りつめていて少し苦しそうだ。

 

 見られて興奮しているのかわからないが、上から滴り落ちてくる汗が乳首に触れる度にビクッと身体を震わせていて感度の良さも窺える。

 

「どうした。やっぱり私の胸ではダメ…なのか?」

 

 何も言わない俺の姿を見て不安に思ったのか、少ししょんぼりとした表情で天雷さんが問いかけてくる。

 

「そんなことは… うわっ!?」

 

 即座にそんなことはない、と立ち上がって意見を主張しようとしたが、立ち上がった瞬間に床に滴り落ちていた我慢汁で足を滑らせる。そして、そのままの勢いでむき出しになった天雷さんのおっぱい目掛けて顔面から飛び込んでしまった。

 

 突然のことだというのに、天雷さんが素早く俺の身体を抱き留めてくれて事なきを得るが、恥ずかしさから顔を上げることが出来ない。

 

「だ、だいじょう…… そうか、我慢出来ずに思わず飛び込みたくなるくらい、私の胸が魅力だと言うのだな!」

 

 俺の失敗を自分の良い方向に解釈し出した天雷さんは、痛いほどにぎゅっと俺の身体を抱きしめると、まるで赤ん坊をあやす様に優しく俺の頭を撫で始める。

 

「やれやれ仕方のない奴だ。今回だけの特別だぞ」

 

 声には若干の呆れが混じっているが明らかに声色は嬉しそうで、なぜかどんどん撫で方が雑になっていく。

 

 だが今は、そんな天雷さんに言い返せるような立場でもないので大人しくされるがままになったが、少し暑苦しさを感じて顔をもぞもぞと動かすと目の前に小さなさくらんぼが見えた。それが何か認識した俺は歯を立てないように注意しながらかぶり付く。

 

「ん、あっ…! こ、こら! いきなり何を……んっ……」

 

 抗議する声とは裏腹に、撫でていた手を止めてもっとして欲しいと言わんばかりに、その手で俺の頭を自分の身体の方に抱き寄せる。

 

 俺はその期待に応えようと、舌先を使って天雷さんの乳首を転がすように舐め回す。ブラが汗で濡れていただけあって肌の表面も少し汗ばんでおり、少し汗のしょっぱい味がしたが、天雷さんから出ていると考えるとこれはこれで悪くないな感じるから不思議だ。

 

「ふぁ……!! くぅ…ああっ…… まるで赤ん坊みたいだな。そんなに私の胸…おっぱいが好きなのか?」

 

 優し気にあやす様に言う天雷さんの言葉に素直に頷く。

 

「ふふっ…そうか。戦いの時は邪魔で仕方ないと思っていたが、御酒仁が喜んでくれるのならそう悪いものではないな」

 

 確かにこんなに大きいと激しい動きをするときは、相当な負担になるだろうな。

 そんなことを考えながら空いているもう片方のおっぱいに手を這わせ、ゆっくりと揉み始める。

 

「あっ、んっっ!! い、今少し乳首が敏感に… ああっ…き、気持ちは分かるがしゃぶるか揉むかどっちかに…んあっ……してくれっ」

 

 弱弱しい声でお願いされた俺は少し考えた後、揉み始めた手を離して乳首をしゃぶることに集中することにした。

 

「こっちがいいのか…。本当に赤ん坊みたいだな。…ところでさっきから御酒仁の大きくなったソレから汁がぽたぽたと垂れているが、出すときはしっかり言うんだぞ?」

 

 天雷さんに指摘されて目線を下に落とすと、確かに自分の分身が痛い程に張りつめてしまっていることに気づく。血管が表面に浮き上がり、脈に合わせてビクンビクンと震えている。何かちょっとした刺激があればすぐにでも射精してしまいそうだ。自分の事なのに指摘されるまで、まったく気づかなかったことに思わず笑ってしまう。

 

「あー、すみません。いつ出ても不思議じゃない感じかもです。でももう少しだけ天雷さんのおっぱいに甘えたいんですけど。駄目…ですか?」

「っ!! はぁはぁ……、い、いくら御酒仁の頼みとはいえそれはダメだ。精液を飲むのは私のいち…… んんっ、せ、精液を飲まないと治療にならないからな」

「そうですか……」

 

 やっぱりそうだよなぁ。天雷さんにとってはやっぱりこれはあくまで治療行為の一環ということなのだろう。理性的な部分では理解出来るものの、少し残念に思う。

 

「そ、そんなに落ち込むことなのか!? ……仕方ない。ならこうするか」

 

 何か妙案を思いついたのか、天雷さんはおもむろに俺の脚の裏に腕を回し、もう片方の手で背中を支えるようにしながらそのまま力任せに持ち上げる。いわゆるお姫様抱っこというやつだ。持ち上げるとそのまま、成人男性一人を持ち上げているとは思えないほど確かな足取りでソファーの前まで行くと、俺の身体をソファーに寝かせるようにして、俺の頭を膝枕するような形で支えながら天雷さんはゆっくりと腰かけた。

 

 その影響で天雷さんのたわわな果実と柔らかな膝の間に頭が挟まれるような形になり、脳内がますます幸せで満ちていく。

 

「御酒仁はそのままおっぱいを吸ってていいからな。コッチの方は私の手であやしてやろう」

 

 そう言って天雷さんは俺の硬くそそり立ったモノに手を添わせると、亀頭部分に手のひらを被せ、揉みしだくように手を蠢かせる。

 

「うっ、くっ…!」

「声が出るほどに気持ちいいのか? いいぞ。私が全部受け止めてやるから、頑張っていっぱい出せ」

 

 凛としながらもどこか優しい声色で言う天雷さんの声に、思わず下半身のモノがビクビクっと震え、出そうになってしまうがここで出してしまっては今の夢のような状況が終わってしまうのではないかと思い、なんとか堪えて少しでも反撃しようと天雷さんの乳首を頑張って吸う。 

 

「ん、んっ! こら、頑張るのはそっちでは…な…ふぁ…あ…んっ、はぁ…」

 

 表向きは抗議しているが、気持ちいいのかすぐに嬌声に塗りつぶされ、気持ちよさそうに吐息を零す。

 

「自分ばっかり気持ちよくなるのもズルいので、天雷さんも気持ちよくなって下さい!」

 

 俺は再び空いたもう片方のおっぱいを手で責める。

 

「あんっっ……! んっ、はぁ…む、むねはよわ…いんだ。ひぅっ… や、やめ…ふあぁぁ!!」

 

 綺麗な白い肌を真っ赤に染めて、天雷さんはぎゅっと目をつぶりながら全身を痙攣させる。同時に天雷さんの身体からブワッと汗が噴き出て、俺の頭がムワっとしたむせ返るような天雷さんの汗の匂いで包まれていく。

 

 本来なら不快に感じるであろう汗の匂いが、なぜか今の俺にはとても心地の良い物で、気づいたら俺は欲望の赴くままに下半身から白濁とした液体を噴き出していた。

 

「ぐぅっ…はぁはぁ…」

 

 顔の上にのしかかった天雷さんのおっぱいが邪魔で、正直呼吸しにくいが同時に何とも言えない幸せを与えてくれるソレから顔を離すことなど到底出来るはずもなく、未だ全身を震わせている天雷さんが復帰するまで俺は、上から滴り落ちてくるほんのり塩味のする液体をペロペロと舐め続けた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。