聖翼姫使ジュノエスクプリンセス~愛と勇気と希望と正義の力で戦う転身ヒロインたちが、異・蝕・獣の十二の性欲能力を開花させた化身怪人たちに辱しめられ穢されていく物語~ 作:ミルク・レープ
「う、うぅ……。もう、嫌ぁ……」
少女は絶望した。
心も体もズタズタに壊され、今の惨状に抗う気力も失っていた。
いや、むしろ『絶望』という感情が彼女の体への
グググググググ……
そこは、視界に写る四方が赤黒い肉塊に囲まれたグロテスクな空間だった。
この世のものとは思えぬ景色もさることながら、汚物が腐敗したような異臭。
少しでも鼻孔で吸えば、吐き気を催しそうだ。
「もう、許し……て……」
その少女は、背後の肉壁に四肢を埋め込まれ、レオタード状の服から顔、二の腕、太ももを露出させていた。
レオタード自体も彼女の身に起こった厄災の痕を刻むように切り裂かれ、切り傷から乳房や脇腹の肌が見える。
ボサボサに崩れた長い桜色の髪を垂らしながら、少女は弱りきった声でひたすら許しを乞う。
しかし……
ズズズズズズズズズズ……ズポッ!
「はぐっ!? むぐぐぐぐぐぐ……!?」
そんな彼女の小さな口に、不釣り合いなほど太い異物が捩じ込まれる。
その景色の一部と化していた肉の触手だった。
「むぐ!? むぐぐぐ!?」
思わず目尻で溢れた涙を押し出し、首を左右に振る。
しかし、触手はまともに動けない少女の喉奥を何度も小突いて蹂躙する。
「おぐ! ごぶっ! ぐふぅ……」
塞がれた口からくぐもった声が漏れる。
辛うじて鼻から呼吸ができるが、先に挙げたように異臭が充満した世界、さらには肉塊から滴る粘液がたまに鼻呼吸も妨害してしまう。
「ゴフッ!? ゴフッ!? ぉお……」
自分の唾液か、それとも粘液が肺に侵入したのが、苦しくむせ返る。
脳に酸素が回らず、意識が混濁してきた。
やがて、触手を振り落とそうと左右に動かしていた顔も静止し、首を傾げる状態で固まる。
思考がぼやける中、声が聞こえる。
「やだ! やだ! 怖い、苦しいよ! お姉ちゃぁぁん!」
一瞬、奪われかけた意識を引き戻すような喧しい声量。
視線を向けると、青緑色の髪をした少女が助けを求めるようにこちらを覗いていた。
「ぐふっ! しょ、しょーだ……」
触手に塞がれた口で、少女は目の前の彼女の名を呟く。
「助けて! チェリーお姉ちゃん! いやだ、ボク……!」
自分と同様に壁に四肢を埋め込まれた小柄な少女。
彼女の方はセパレート型の衣装で、やはり生地が無惨に引き裂かれている。
「放して! いやだってば!」
気力を失った少女=チェリーと違い、もう一人の少女は体力が残ってる限りジタバタと暴れた。
だが、肉塊に埋もれた手足は抜ける気配がない。
まるでそれ自体があの娘の肉体と化して同化してるようだった。
ズズズズズズズズズズ……
「ひっ!?」
何かの動く気配を感じた途端、暴れていた少女の顔と身体が恐怖で硬直する。
にゅるるるるるる……
チェリーの口内を犯していた触手が、彼女の方にも現れたのだ。
ユラユラと揺れる触手に眼のような器官があるのか分からないが、まさに蛇に睨まれた蛙のように、少女はその先端から視線を外すことができなかった。
しかし、チェリーを襲っているのと同種の触手でも1つ異なる点があった。
それは、彼女を犯している触手が顔の真横に現れたのに対し、こちらは小柄な娘の股下から覗き込んでいること。
出てきた場所によって触手の犯すパターンも変わってくる。
今さっきまで暴れていた少女は、身に降りかかる未来予想への正確性に欠けていても、本能でそれを理解した。
デリケートな股間の近くに生えてきたのだから、当然と言えば当然なのだろう。
「や、やだよ。お願い……やめ……」
怯えた少女が拒絶していたが……
ズズズズズズズズズズ……ズルリ……
「はぐっ!? お、おし……りがあああああ!」
触手は彼女のインナーをも貫通し、いとも容易く肛門から体内へ侵入した。
突然の衝撃に、すかさず絶叫してしまう。
ずる、ずる、ずる、ずる……
「や、だ……。入ら……ないで……」
なおも触手は波うちながら、少女のアナルからその長身を沈ませる。
「入らないでって……ば! お尻、避けちゃ……」
消化器官を逆流する触手の体積に合わせ、少女の腹部が妊婦のように膨張する。
「お腹、ぐるじい……。破裂しちゃう……」
柔軟性のある触手に容赦はなく、どんどんと腸内を圧迫していく。
「げふっ! ほんと、に苦しい……。息……が……」
侵入当初は下腹部の膨張。つまり食べ過ぎのような腹痛だったのだが、腸内にパンパンに詰まった触手は内臓ごと体内を圧迫。
上半身の胃や肺に必要なスペースさえ陣取り、呼吸を妨害していた。
さらに……
グワン、グワーン!
グニグニグニグニ……
「あぎゃあああああ!? いぎゃい!? あがががががががが!?」
腹部を占拠した触手が突如縦横無尽に暴れだした。
最初は大腸を象るよう、半時計回りの輪郭が浮かんでいたが、自身を包み込む腸壁ごと移動しているのか、不規則な蠢きを繰り返し、彼女の下腹部に異常な凹凸を形造っていた。
「いだい! いだい! だずげで……お姉ちゃ……ん!」
この世のものとは思えない激痛に苦しみもがく。
そして凌辱される前にも最中にも叫び続ける。
「うぅぅん? ソ、ソーダ……?」
その穢れるほど清らかな騒音に、三人目の少女の意識が覚醒した。
やはり、二人と同じく肉塊に四肢が完全に封じられている。
輝く金髪に、赤いアクセント。
ビキニに近いアンダウェアをしていた。
目が覚めた三人目の少女は、泣き叫ぶ二人目の少女の姿を視認する。
「な!? ソーダ、これは一体!?」
「いだい! 助けて、死にたくない! 助けて、カグヤお姉ちゃん!」
触手地獄に内臓を攻撃されてるソーダは、カグヤと呼んだ三人目にも助けを乞う。
だが、同じく手足が埋められてては、我が身すら脱出することもままならない。
「いけない……ソーダ。気を確かに……。私がなんとかしますから……諦めないで!」
せめてもの気休め程度に励ます。
今の自分が状況を打開できないことなど夢から覚めて即、察知した。
でも、だからといって目の前の少女の身を案じない訳にもいかない。
「なんとかしないと……」
脱出と救出を図ろうと、周知を観察したカグヤだったが……
「グルルルルルル……」
「キャっ!?」
視線が『奴ら』と合ってしまった。
いつから、そこにいたのか分からない。
所謂ファンタジー作品の『ゴブリン』や『小鬼』、『餓鬼』と表現されるような小柄で醜悪な化け物たちだった。
「グルルルルルル……」
「ひっ!? やめて、こっちに来ないでください」
小鬼たちはカグヤの痴態を目に止めると、口が裂けたかのように不気味に笑い、彼女の元へ近づく。
「グルルルル……」
「グルルルルルル……」
「グルル……」
全部で三体。
1体はカグヤの股下から接近し、残りは両サイドから彼女のバストに顔を近づける。
「ま、まさか……。それだけは……」
「ゲヒヒヒヒヒ……」
がに股で拘束された彼女の股間に密着した1体が、奇怪な笑い声を洩らしながらペニスを晒す。
勃起はしていたが、小鬼だからかそれほど太いイチモツではない。
だが、化け物たちの目的に使う性器に大小など関係ない。
「やめてください! 私を犯さな……いで」
「ゲヒ! ゲヒゲヒゲヒゲヒ……」
嫌がる少女を嘲笑う畜生。
そして……
ズリュ……
「嫌ぁぁぁぁぁぁ!? 捩じ、込ま、ないで……」
ペニスがヴァギナヘ挿入された。
「ゲヒヒヒヒヒヒ……」
パン!パン!パン!パン!パン!パン!
「あ、あ、あ、あん、あ……」
強姦中の小鬼は下半身を前後に降り、その反復する刺激にカグヤも規則的なリズムで喘いでしまう。
「やめ、て、くだ、さい、って! お願、い、します、から!」
身体を揺らされながら化け物を説得する。
当然、人外のレイプ魔は彼女の訴えを聞き入れる様子もない。
その上……
「グルルルル……ちゅうううううう」
「じゅううううううう……」
「ひぎっ!? ち、乳首!? 胸までぇ!?」
追い討ちと言わんばかりに、左右で待機していた残りの怪人たちが、それぞれでカグヤの乳首に吸い付いた。
「む、胸ぇ。吸わな、いで……。力、が……」
ピストンで揺らされ、乳首を吸われる。
三点の官能責めに、金髪を揺らしながら喘いだ。
「ゲヒヒヒヒヒヒ……」
「ギヒヒヒヒヒヒ……」
「グヒヒヒヒヒヒ……」
三方向から聞こえる不気味な笑い。
化け物たちは自分たちで囲んだ少女を一人の女の子ではなく、性欲を解消するだけの肉便器として認識しているようだ。
「あん、ダメ、で……す。このまま……では……」
ドピューーーーーーーー!
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
性交していた小鬼が呆気なく射精した。
絶望の子種を注がれ、カグヤは果てた。
しかし……
ズルリ…………………………ズポッ!!
「はぅ!? ま、また!? な、なんで!?」
絶頂で脳が麻痺していたが、自分を犯していた小鬼が、己の精液を絡めたペニスを引き抜いた感覚はあった。
だがその刹那、再び膣に挿入されてしまう。
カグヤは自分の下半身に視線を落とす。
「えぇ!? なんで、増えてる!?」
ついさっき射精した小鬼と、次の挿入を行った小鬼は別個体。
新たに4体目がわりこんできたのだ。
否、4体目だけではない。
「グギギギギ……」
「ギヒヒヒヒヒ……」
「グヒャヒャヒャヒャヒャ……」
彼女の股下に、いつの間にか複数の小鬼たちが順番待ちとばかりに律儀に行列を作っていた。
いったい、どこからこの小鬼たちが現れたというだろうか。
「ぅぐ、ぎ……」
「!?」
そんな疑問がよぎったカグヤの耳に、くぐもった声が聞こえてくる。
小鬼たちの行列、その先端の方角だ。
「ぐぐぅぅう、ぐふっ!? あぎぃ……」
見ると、ショートヘアーの少女が顔に脂汗をかきながら苦しんでいた。
鮮やかな紫がかった銀髪は粘液で濡れ、汚い光沢を放っている。
やはり、その少女も手足の自由を壁に奪われている。
その腹部は、破裂せんとばかりに膨らんでいた。
「ぎぃぃぃ! ぐ……、ぎぃ……」
「あぁ、そんな……。まさかダムセルも……」
肉塊に捕らわれた4人目、ダムセルと呼ばれた少女は歯を食い縛りながら唸っていた。
柔らかい腹筋に、ガチガチと力が加わる。
まるで、便秘状態の体調で強引に括約筋を絞ってるようだった。
無論、少女が格闘していたのは便ではない。
「ぐぅ……、ぎぃ……あが!? あががががががががが!?」
ボト……ボトボト……ボト……
力んだダムセルの股間から、球体が複数射出される。
それらは地上に落下すると、容易く表皮が欠損してしまった。
「ギ、ギヒヒヒヒヒ……」
「ギ、ギヒヒヒヒヒ……」
割れた球体から這い出た存在。
それはカグヤ側を犯していた小鬼たちだった。
「ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ……。うぐっ!? ぎぃ!?」
乱れた深呼吸をしていたダムセルが、即座にまた苦しみだす。
「そんな……。やはり、この化け物たちは……」
カグヤは動揺を隠せない。
自分を犯す小鬼の集団、それは彼女が知るダムセルという華奢な少女が、次々と産卵した子達だったのだ。
「ぎぃ、ぎぃ、ががががががが!?」
ボトボト……
ダムセルが阿鼻叫喚するごとに、卵が産み落とされる。
そして、落下の衝撃で割れた卵から小鬼が生まれ、母の母乳を吸うように近くのカグヤを襲っていたのだ。
「おぐ!? ふぐっ!? ふごっ!?」
そして、最初に犯されたチェリーも、いまだに触手に口マンコを凌辱されていた。
「ごふっ!? ごふっ!? おごっ!?」
(そんな……。ソーダ……カグヤ……ダムセル……。みんな……)
声を出すこともできず、心の中で三人の身を案じる。
それぞれが四肢を肉壁とドッキングさせられた4人。
チェリーは太い触手を飲まされ、ソーダは逆に肛門から侵入した触手に腸の位置をムチャクチャにされる。
ダムセルは化け物たちを産み落とさせられ、そして産まれた小鬼たちは誕生早々にカグヤを犯す。
ここにいる誰もが今、この瞬間、敗者と化していた。
「ほぐ……おぐ、……ぅふ……」
チェリーは視界に入る仲間の無惨な末路に目を背けるよう、上方に視線を泳がせた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
見上げた空には巨大な物体が浮遊していた。
岩なのか生物なのか分からないが、その存在は天空の中心で輪となり、禍々しいオーラを放出している。
(あれが……あんなもの……で、私たちが……)
チェリーは、天空のリングの全貌を知っていた。
むしろ、今の自分たちの人としての終止符がそれにより打たれていたと確信していたのだ。
すべては、『あの時』の選択を誤った時点、『あの時』の選択から仕込まれていたのだから……