かのかりから水原千鶴さん。
レンカノって経験ありますか?
私はないです
レンカノ___私の仕事の一つだ。女優としての演技の練習にもなるし、お金も入る。
様々な事情の客に対してお金分のサービスを仮の彼女を演じる形で提供する。それが仕事。
仕事だから、仮だから、お客には何も感情を抱かない。そう思っていた。
「いつもありがとうな、お礼にこれ貰ってくれないか?」
そう言った時の笑顔が忘れられなくて。あの時貰ったネックレスをずっと付けている。
「俺の彼女に手出ししないでくれるか?」
チンピラから強引にナンパされていた普段の私を、助けてくれたあの逞しい背中を今でも鮮明に覚えている。
「じゃあな、またいつか。千鶴ちゃん」
そう言う彼の寂しそうで、それでいて満足した柔らかい表情をまた見たくて。
毎日、彼の空いている曜日と時間帯だけを選んで組んだシフトに、誰が入っているかチェックして。
そして落胆して……
なんで、なんで最近は入れてくれないの。君と最後に会ってからもう25日17時間38分経つんだよ。私はその間もずっと、君のことを想っているのに。
私は今日も1人で大学から帰っていた。道行くカップルを見ては、彼と一緒にああやって歩くのを想像してしまう。
早く、早く会いたい。こんなんだったら連絡先を交換しておくべきだった。
そうやって仲睦まじいカップルを見つけては眺めていたら、見覚えのある顔が目に入った。彼だ。
負の感情が渦巻いていた私の心は、一瞬にして晴れやかな気持ちになる。
彼は地下鉄の駅へと歩いて行った。
………つけよう。これで彼の家が分かる。
将来の旦那がどんな所に住んでいるかを知る権利は、将来の妻である私にはある。教えてくれれば良かったのに。
そっか、照れてたんだね。君は照れ屋さんだなぁ、妻に隠し事をしちゃあいけないよ。だから私がこうやって自分で調べるハメになってるんだから。でも良いよ。私は君の全てを受け止めてあげる。ねぇ、ア・ナ・タ?
東京メトロに乗った彼をずっと追いかける。乗り換えの駅、降りた駅を全てメモする。そして彼は降りた駅から10分程歩いて、小さなアパートに入っていった。なるほど、ここが彼の家か。恐らく一人暮らしね。
君が一人暮らし?心配だなぁ。デートの時から結構偏食なのは知ってるんだから。しょうがない、私がご飯作ってあげる。なんなら、一緒に住もう?
光が入ってくる。目を開く時に入ってくる日の光が、眩しくも好きだ。それに最近はやっと大学生活に慣れ始め、友達も多くできた。
今日も元気に一日頑張ろう、そう思って上半身を起き上がらせると、何故かいい匂いがするではないか。これは……?
「もう、お寝坊さんね。おはよう、アナタ」
誰だ?俺の部屋に誰かいるのか?お袋は来る予定なんかないし、こんな声高くない。
嫌な予感がする。
いつもゆっくりと目覚める俺だが、今日だけはバッと覚醒した。心の中の嵐とともに。
男一人暮らしの狭い部屋の壁際にあるキッチン。普段はお湯を沸かす程度しか使い道のないそこには、見たことないお鍋が置いてあり熱せられていた。
「……千鶴、ちゃん?」
「フフ、おはようアナタ。変な顔してるよ」
花が咲いたような笑顔。それにアナタという言葉。それに何故ここにいるんだ……
「千鶴ちゃん、なんで君がここに?どうやって入ったの?」
嫌な汗が俺の頬を伝う。胸騒ぎがする。
「なんでって、将来の旦那様のためにご飯作りに来たんじゃん。もうアナタってば家教えてくれないんだもの、自分で調べて、大家さんにアナタの彼女ですって言ったら鍵貸してくれたよ?」
「将来の、旦那…?」
「だってそうでしょ?あんだけいっぱいデートして、色々プレゼントしたり。本物の彼女と一緒じゃない?」
何言ってるんだろう。理解が出来ない。
「だとしても、やって良いこととダメなことが…」
そこでちょうど俺のスマホの着信音が鳴る。しかしいつも手元に置いてあるはずのスマホは、千鶴ちゃんの手にあった。
さらに、あろうことか勝手にその電話に出てしまった。
「はいもしもし……あ、ウチの主人の友達でしたか!!いつも主人がお世話になってます!……えぇ、実は私達結婚してて」
俺は呆然として動けなかった。何が起きている?俺はどうすべき?
想定もしていなかった突然の出来事と寝起きという最悪の状況が、俺から思考力を奪っている。
「あ、今日は遊ぶ予定?……ありがとうございます♪いえいえ、はい…失礼します………アナタ、今日のボーリングは中止みたい。2人でのんびり出来るね!」
訳がわからない。ベッドでそのまま上半身を起こした状態で、日光より眩しい千鶴ちゃんの笑顔を見ていた。
しかしそうやって起きていると段々と血の巡りが良くなってくるもので、男性の朝の生理現象が起きてしまった。
俺は千鶴ちゃんに悟られないようなんとか布団を寄せて隠そうとするが、大きい逸物ゆえ目立ってしょうがない。
そして、それに千鶴ちゃんも気づいてしまった。
千鶴ちゃんは口を手で覆い赤面しながら目を見開いてガン見した後、覚悟を決めたように口をキュッと結んでこっちに向かってくる。
「あ、いや、千鶴ちゃん、これは、その……」
「分かってるよ。私で興奮してくれたんだよね?」
「そうだけど…ちょ、待ってくれ!!」
千鶴ちゃんは横から布団の中に手を入れようとしてくる。流石にマズイと思い足を曲げてなんとか股間を死守しているのだが、これがいけなかった。
「隙だらけだよ」
いつの間にか近寄ってきた千鶴ちゃんの、甘い声が耳元で聞こえた。
ビックリして振り向くと、微笑みをたたえた、本当に同じ人間なのかと思うほど整った顔。大きくパッチリとした目が柔らかく細められ、指で押したくなるほどのツルツルした柔肌、キスしたいと思えるほどの若々しい瑞々しさの唇。
なんて美顔だろう。
俺はぽけーっと口を半開きにして、その間近にある芸術作品のような彼女の顔を眺めていた。
「フフッ、可愛い〜♡」
ツンツンと頬を突かれ、初めて自分が彼女に見惚れていたことに気づき、恥ずかしくなる。なんて魅力的な女性だろうか。近くにいるだけで自分が落ち着けなくなる。
思い返せば、千鶴ちゃんにレンカノの予約を入れなくなったのもそういった理由だった気がする。
彼女の思わせぶりで、本当の彼女みたいな言動がどこか虚しくて。本当の彼女じゃないのに、デート中はどうしても千鶴ちゃんに夢中になって、家に帰るとその分虚無感に苛まれて。
その虚しさが自分の心に棘となって突き刺さっていた。
でも、今の彼女はそんな俺の捻くれた心すら包み込むような優しさと暖かさがあった。
「ねぇ、する?」
彼女の指が胸元を開きその豊満な果実とそれを包むブラの紐が見える。たわわに実ったそれが彼女の呼吸に合わせて上下し、乳房と乳房の間が俺の顔を寄せ付ける。
その谷間がどんどんと目の前に迫っていき、遂に_____
むにぃ
「アン♡そんなにおっぱいに触りたかったの?………いいよ。好きなだけおっぱいで気持ちよくなって?」
千鶴ちゃんは一度俺の顔を離して、来ていた服を脱ぎ捨て、両手を俺の後頭部に回して抱きしめてくる。その瞬間、俺の理性が崩壊した。
目の前が真っ暗になっているにも関わらず、吸い付く女の肌触りと、俺の顔の動きを幾らでも受け止めてくれる乳肉の柔らかさ、甘い香が俺を強力な磁石のように離さない。自分でも分からない内に背中に手を回していて、彼女の胸に顔を埋めた。口元にブラのホックが当たっているのもお構いなしに胸の感触を楽しむ。
「もう、まだブラジャー外してないんだよ?……乳首も攻めて欲しいなぁ〜」
煽るような彼女の言葉に、俺はついつい顔を離し、千鶴ちゃんの顔とブラのホックを交互に見る。
千鶴ちゃんは遂に、コクリと頷いた。
俺は恐る恐る震える指でそれを外す。二つに分かれたブラを持ったまま、ゆっくりと開いていく。目に映る肌色が、少しづつ増えていく。
そして、両方の乳房の真ん中に差し掛かった時、薄いピンク色の何かが見えた。俺は手を早めてブラジャーを剥ぎ取り、その魅惑の突起に吸い付いた。どっちの乳首だったかはわからない。でも、口の中に入れた。もう片方は、指でコリコリと弄る。
「ンンン!!もう、激し、すぎ!……アハ♡」
千鶴ちゃんは感じているのだろう、ビクビクと反応を示しながら寝転がったままの俺から布団をめくり、ズボンを器用に片手で下ろす。
千鶴ちゃんの目には俺の浅ましく膨れ上がったパンツがみえていることだろう。でも、もうどうでもいい。
チュルッ、ジュ、チュウウウウウ!!
わざと音を立てて乳首を吸い上げる。すっかり勃起した乳首を舌で舐めまわし、それでも飽き足らず乳輪にも舌先を這わせる。
反対の胸は鷲掴みに変えて、大きく指の間からはみ出る乳を無我夢中に揉みしだいた。
「これがオチンチン……これを扱くんだよね」
俺がまた注意をおっぱいに向けていた隙にパンツも捲られ、俺のチンコが空気に触れていた。そしてチンコが触れているものが、変わる。
ドビュウウゥゥ!!!
「キャッ!?」
俺の腰がカクカクと痙攣し、おっぱいで遊んでいたことで限界以上に膨らんだ俺のチンコが暴発した。
「フフフ、こんなに射精しちゃって……本番はこれからだよ?」
千鶴ちゃんは丁寧に枕元に置かれていたティッシュで手やシーツ、俺の腹に撒き散らされた精液を拭き取った。
「それじゃあ、しちゃお?」
千鶴ちゃんはジッパーを下ろしてスカートを床に落とし、靴下を脱いで、最後にゆっくりとパンツを下ろした。ピンク色の布が股間から下りた時に彼女のマンコが見えるわけだが、これまた綺麗に毛が整えられていて、今日のために用意してきたことがわかる。
あぁそうか。彼女は今日で勝負を決めると元から決めていたんだ。だから友達とボーリングに行く約束の日にやって来たんだ。
俺は囚われて牢屋にいて、出口は彼女のマンコ以外にないんだ。
俺はそんな千鶴ちゃんの痴態に興奮する変態だったらしく、自発的に俺も服を脱ぎ捨てた。千鶴ちゃんが俺の上に跨るころには、ベッドの上で食べられるのを待つ裸の獲物状態になっていた。
「じゃあ、いただきます♪……ンン、キツい………」
初めて味わうマンコはとてもキツく、紙一枚通ることのできないくらい密着していた。千鶴ちゃんマンコは既に愛液でビチョビチョになっており、そんな膣の締まりにも関わらずどんどんと入っていく。
そしてそれなりに入ったところで何かを破った感覚がした。
その感覚がした後、千鶴ちゃんは一気に腰を落としてそのまま俺に倒れ込んでくる。
「お、おい!大丈夫か?」
「ううん、平気……アナタのオチンチン大きい♡すっごい圧迫感だよぉ…」
そう言いながら息が切れ切れな千鶴ちゃん。
そこで俺は気づいた。彼女も初めてだったんだ。今俺は必死に射精を耐えているが、彼女は痛みを感じているんだ。
こんなにも可愛いのだから彼氏が何人もいたんだろうと思っていた俺がバカだった。
俺には彼女の一世一代の覚悟に向き合っていなかったんだ。
ただ、彼女の高い演技力が俺に経験豊富な妖艶な女性という認識をさせていただけだったんだ。
そっと彼女の震えながら荒い呼吸に合わせて上下する背中と、綺麗で良い匂いのする髪をそれぞれ手で撫でる。
「ふえ?」
「ありがとう千鶴ちゃん……俺も、千鶴ちゃんのことが好きだったみたいだ。でもレンカノだったから本気になっちゃいけないって思って、それで予約入れなくなったんだ。
でも今日、千鶴ちゃんの好意が分かって嬉しいよ。だから、これからもよろしくね」
「………」
俺の顔と肩の間に顔を埋めているため見えないが、次第に荒かった呼吸が整ってきたのを感じる。
すると彼女の顔がこっちに向いたので、俺も千鶴ちゃんに顔を向ける。
彼女は……ハイライトの消えた大きく開いた目で、頬を紅くし、ハァハァと息をしながら俺をじっと見つめていた。
俺の背筋を嫌な汗が流れる。
「……ズルいよそんなの……もう我慢出来ないじゃん♡」
直後、隣の部屋だけでなくアパート中に響いてるんじゃないかと思うほどの大きな肉と肉のぶつかる音が鳴り始める。
パンパンパンパンパンパンパン!!!!!!
「!!??」
必死に堪えてようやく射精を暴発を止めていたチンコが、壊れた蛇口のように精液を放出し続ける。
「待って……アァァァ!!」
「ハァ♡ハァ♡可愛いよぉ…気持ちいいよぉ♡」
何度も何度も、俺が壊れても無視して腰を振り続ける。俺の腰は快楽の津波に僅かな抵抗として腰をカクカクと動かすが、それがまた彼女の何かを刺激したのか、俺の腰振りに合わせてさらに激しいピストンをされる。
既に腹は子宮に注がれた精液でボテ腹になっていて、まるで数年後やってくる未来を明示しているようだ。
「もっと!!もっと気持ち良くなろ♡子供作ろ♡一生2人で生きていこうね♡」
夜になっても続いたセックスは、俺に誰が主人かをわからせた。
水原千鶴、いや一ノ瀬ちづるちゃんと、この先星の数だけある交わりの、一回目だった。
「あ、これお願いします」
「ん、わかった。じゃあお疲れ様〜」
敏腕女部長、一ノ瀬ちづる。彼女は部内のマドンナだった。
「良いなぁ一ノ瀬部長。あんな人とヤってみてぇ〜」
「あー、でもあの人入社した時には結婚してたらしいんだよな」
「え、マジすか!?」
「そうそう。何でも大学在学中に結婚して、子供も4人いるらしいよ。あと、旦那さんは違う部署」
「えぇ!?旦那さん羨ましい〜……てかなんで違う部署なんすか?」
「……部長が旦那さんに甘えまくって仕事しなくなるかららしい」
「え、そんなラブラブなんすか?……さぞ夜はお楽しみなんでしょうね〜」
「お前そればっかだな……実際、旦那さん毎日ゲッソリした顔で部長はツヤツヤしてるから、強ち間違いじゃないと思うけど」
「……やべぇ、勃ってきた」
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