私は七星。
七星静香。いわゆる
私は未来に向けて生きている。
明日ではなく、はるかな未来だ。
そこに、私の求める答えがあるはずだと信じて。
目覚める。前の目覚めから1ヶ月が経過している。
空腹を我慢して水浴びをしたら食事タイムだ。
茶室に行くとザノバとルーデウスが来ていた。
今日の献立はハンバーガーだった。
どうやってかわからないが、あのジャンクな味が再現されていた。
ペルギウスは「安い味だが、妙にクセになりそうだな」と言いながら、ナイフとフォークを使って食べていた。
かたくなに手づかみで食べないところが王の矜持というものかもしれない。
「ねぇ……部屋に寄っていかない?」
私はいつものようにルーデウスに声をかける。
我ながら、熱っぽい目をしていると思う。
「いいよ」
ルーデウスは即答で応える。
毎回目覚める度に彼か、彼の関係者が来てくれる。
彼の中では少なくとも私にそれなりの価値を認めてくれているのだろうか。
考えるだけで胸が熱くなる。
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「……今日はこれを使ってみたいんだけど」
そう言ってルーデウスが取り出したのは、どうみてもピンクなローターだった。
しかも3つ。
「……この世界にもあるのね」
「おや、ナナホシさんはこれが何かご存じで?」
ルーデウスの目がいやらしく変わる。
どうして彼はイケメンなのにすぐこういうエロ親父みたいな目になるのだろう。
「……女性向けファッション誌なんかにはね、たまにエロ系の特集みたいのもあるのよ」
ちょっと照れながら言う。
「でも、この世界には電池なんてないでしょう? どうやって動いているの?」
「もちろん、魔力さ」
ローターじゃない方、リモコン部分? に魔力を流すとぶるぶると動くらしい。
「で、使ってみて、いい?」
「……お礼だもの、好きにしたらいいわ」
私はお礼という言葉に逃げている。
本当はそれなりに興味があるのだが、それを直接言うのは恥ずかしい。
「わかった、じゃあ下着姿になって」
「……わかったわ。その前にちょっとスイッチ入れさせて」
「スイッチ?」
ちゅっ。
私はルーデウスに軽くキスをする。
身体がかっと熱くなる。
これがスイッチだ。
私はこの瞬間から、彼のものとなるのだ。
ルーデウスは私を下着姿にすると、乳首とクリトリスに当たる箇所にローターをセットした。
ぴったりとした下着のせいでちょっとやそっと動いたくらいでは位置は変わらないだろう。
「じゃあ、魔力を流すよ……」
ぶるぶるっ。
「……んっ」
身体の3カ所がぶるぶると震える。
まるで電気を流されたかのよう。
しかし、この震えは確かに私の身体の敏感な部分を刺激してくる。
ぶるぶるぶる。
ルーデウスの魔力を流す量によって変わるのか、ぶるぶるは強くなったり弱くなったりしている。
その振動具合になんとも言えないもどかしさを感じる。
もっと動かして欲しい気持ちと、もっと弱めて欲しい気持ちの間で行ったり来たりする。
ぶるぶるぶる。
「あっ、ああっ!」
押さえていたのに嬌声が漏れてしまった。
気がついたら深いところから快感が生まれてしまっている。
股間が湿ってしまっているだろうこともわかる。
ルーデウスが気づいているだろうか。
はずかしい。
それを言ったら彼の前でこんなにも乱れてしまっているのもはずかしい。
まだルーデウスは服を脱いですらいないのに。
乱れた姿、乱れた声。
はずかしいが、これがルーデウスの見たいものだと思うと、もっと見せてあげなくてはという気持ちにもなる。
「やっ……あんっ!」
身体がぴくぴくと痙攣してしまう。
もっと。
もっと、感じさせて欲しい。
感じている姿を見て欲しい。
ぶるぶるぶるっ!
「あっ、あっ!!」
振動が強くなった。
ぞわりとしたものが腰の奥に生まれる。
絶頂の兆候だ。
「あっ! イキそう……!」
身体をガクガクと震わせながら、私は言う。
「いいよ、静香……イクところ、見せて……」
ルーデウスが囁く。
ぞわりとしたものが全身にかーっと広がる。
脳が焼ける。
「うん、うん……ああっ! イクっ!!」
私は大きく身体を震わせたのだった。
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その後、ルーデウスは私の手を後ろ手に縛った。
口に猿ぐつわをした。
「じゃあ、俺は30分ほど散歩してくるから」
「!?」
ちょっと! このまま放置されるの?
何か仕掛けをしたのか、ルーデウスがリモコンを置いたのにローターは振動を止めない。
どうしよう。
ルーデウスがいない間にこの姿を誰かに見られでもしたら。
アルマンフィやシルヴァリルが私の様子を見に来てしまったら。
ザノバやペルギウス様かもしれない。
焦りが生まれる中、ぶるぶるという振動だけは止まらない。
「むっ、むっ……」
気持ちよさから声が上がるが、猿ぐつわのせいでむーむーとしか声が発せられない。
そうして、ルーデウスは、信じられないことに本当に部屋から出て行った。
待って、せめて扉を閉めて!
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ここは空中城塞ケィオスブレイカー。
さっきナナホシに「部屋に寄っていかない?」といつものように声をかけられた俺は、さっそくローターをナナホシにセットして楽しんだあげく、現在放置プレイをしている。
茶室に行くとザノバとペルギウスがいる。
ゲームをしているようだ。
ゲームのルールはわからないが、ペルギウスが圧倒しているようだというのはわかる。
「時に、ルーデウス・グレイラット」
「はい?」
「今貴様がナナホシにしているのは拷問の一種か?」
いきなり問い詰められる。
「いいえ、愛を確認する作業です」
「愛の確認にあのような行為が必要か?」
「必要ですよ。いつも同じやり方では飽きが来ますからね」
「……ふむ。抑圧があるからこそ、解放のカタルシスが得られるか……理屈はわかるが、必要性は感じぬな」
「ペルギウス様は、異性間の愛にも一家言おありで?」
ザノバが尋ねる。
「いや……我も詳しいとはいえぬだろうな」
「師匠こそ三人の嫁に加えナナホシ殿も愛しておられる方、こと愛に関しては遙かな高みにおられるのでは?」
「ふむ。認めよう。ザノバ・シーローン」
なんだかわからないが俺の愛はペルギウスにお墨付きをもらったらしい。
「それはそうと、王手だ。降伏せよ」
「むむ……参りました」
さて、ケィオスブレイカー内をぶらぶらすること30分。
そろそろ仕込みはオッケーかな。
ナナホシの部屋に戻ろう。
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ナナホシの部屋に入る。
開けっぱなしだった扉を閉める。
入った瞬間からむわっとする匂いが押し寄せてくる。
雌の匂いだ。
ベッドには下着姿のナナホシが寝ている。
ぴくぴくと痙攣している。
幾度か絶頂に達したのだろう。
パンツの股間部分は遠目に見てもびしょびしょだ。
「む……む……」
ナナホシが俺の姿を見て声を上げる。
猿ぐつわも縛った後ろ手もそのままだ。
そして伸びる3つのローター。
むろん、魔道具である以上魔力が供給しなくては起動しない。
その秘密はコードの先に繋がれた魔法陣にある。
簡単な魔法陣ではあるが、一定の魔力を注ぐと、それに応じ一定の時間微量の魔力を少しずつ発散していくという特性がある。
つまり、がっつり魔力を注いでおくと、ローターが長時間ぶるぶるし続けるという効果が得られるのだ。
ナナホシにこれをセットしてから30分部屋でナナホシが身もだえするのを鑑賞した。
その後ケィオスブレイカー内を30分ぶらぶらしてきた。
合計1時間の間、ナナホシは乳首とクリトリスをぶるぶる責め続けられたわけだ。
顔は真っ赤に染まっている。
目のまわりは涙でぐちゃぐちゃだ。
「ふー……むぅ……むぅ……」
ナナホシは何かを懇願しているようだ。
そろそろいいかな。
そっとナナホシの猿ぐつわと後ろ手に縛った紐を外す。
「はぁ……はぁ……」
ナナホシは大きく息を吐いた。
この間もローターはナナホシの両乳首とクリトリスをぶるぶると責め続けている。
そっとナナホシの頬に手をあてる。
確かな熱を感じる。
触れた手にぶるぶるぶるぶるとナナホシの奥に与えられている振動を感じる。
「ねぇ……もう……取っても、いい?」
ナナホシはしゃべるだけでいっぱいいっぱいのようだ。
「いいよ」
許可を与えると、ナナホシはのろのろと手を伸ばし、ブラジャーの両乳首からひとつずつ、パンツからひとつ、ローターを取り出した。
枕元に投げ捨てるように放り投げる。
「……どうだった、静香?」
「きつかったわ。途中、あなたがいない間、誰か来たらどうしようと思うともうたまらなかったわ」
「うん」
「で、扉が開いた時、いよいよザノバかペルギウス様でも来たかと絶望感を覚えて」
「なるほど」
「入ってきたのがあなただったとわかった時の安堵感。ぞっとするほど快感だったの」
言って、ナナホシは俺にキスをする。
「……私、こんな、変態だったのかしら」
顔を両手で覆うナナホシ。
「気持ちよかっただろ?」
「気持ちよかったから戸惑っているのよ……」
俺の頬にキスをしながら、ナナホシが言う。
ナナホシはすっかり興奮しているのか、俺の服を脱がせてくる。
俺の上半身を裸にすると、首筋から胸元まで舌を這わす。
続いて下半身を脱がせ始める。
俺の息子はさっきからのナナホシの痴態ですっかり準備万端だ。
「ねえ、そっちも準備できているみたいだし、もう、いいわよね」
赤い顔をしたナナホシが聞いてくる。
もう入れたいと言うことだろう。
「いいよ、静香」
そう言うと、ナナホシは嬉しそうに俺の腰の上にまたがる。
俺はまだ座った状態だから、対面座位だ。
ぐちゅっ。
ナナホシの秘所と俺の息子が当たる箇所から、濡れた音がする。
ぐちゅ……にゅるっ……じゅっ……。
いやらしい音を立てて、ナナホシの秘所は俺の息子を飲み込んでいく。
一番奥まで入った。
ナナホシは俺の頭に手を回すと、そっとキスをしてくる。
ちゅ……。
ついばむようなキスを繰り返し来る。
ナナホシは腰を軽く動かしている。
じゅっ、くちゅっ、じゅっ。
淡い快感が走る。
「はぁ……」
ナナホシは大きく息をついた。
と、大きく口を開ける。
「ねえ、舌、ちょうだい……」
俺が舌を出すと、ナナホシはその舌をそっと口に収める。
口唇で舌をさらさらと撫で、舌で舌をざらりと舐めあげる。
ナナホシは俺の頭をしっかりと抱え込んで逃がさないようにしている。
俺の口から唾液が吸い出されナナホシの口腔内で流れていく。
それはナナホシはごくんと音を立てて飲み込んだ。
「ふぅ……動くわね」
ナナホシが言うと腰を上下に動かし始める。
じゅっ、じゅっ。
ナナホシの
いや、俺の息子が溶かされそうだ。
ナナホシが動く度にぬるりぬるりと息子に膣壁がまとわりつく。
気持ちいい。
「ああ、気持ちいいよ、静香……」
「私も……気持ちいい」
うっとりした表情でナナホシが答える。
ぎゅっ、ぎゅっ。
ナナホシの
「ねえ、さっきからずっと刺激されていたから、すぐイッちゃうわ……」
「いいよ。静香。イッてごらん……」
途端、ナナホシの
「んっ! ああっ!! イク!! イッちゃう!!」
ナナホシが痙攣した。
俺の息子を締め上げた。
---
正常位の体勢になった。
ぐっと挿入すると、ナナホシは俺の顔に両手を添えた。
「もう、悪い人……私に新しい快感を教え込むなんて……」
言いながらも、ナナホシは幸せそうに微笑んでいる。
キスをすると、応えてくる。
舌を入れると舌を絡めてきた。
ぱんっ、ぱんっ。
ローター責めの影響が残っているのか、ナナホシはさっきから細かく何度もイッているようだ。
ぎゅっぎゅっと強い締め付けが襲ってくる。
「ああ……ルーデウス、まだイかないの?」
「もう少しだな」
「んん……
ナナホシが喘ぐ。
その言い方にとてつもないかわいさを覚える。
腰の奥に熱が生まれる。
「そろそろだよ……静香……」
「うん……うん……」
ナナホシは夢見心地のようだ。
しかし両足はしっかりと俺の腰に巻き付き、
熱が高まる。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ。
腰を打ち付ける。
ナナホシの
まるで俺を逃がさないかのように。
「んっ! イクよ! 静香!」
「来て! ルーデウス! いっぱい出して!」
ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ!
ラストスパート。
腰の奥の熱が破裂したかのように広がる。
息子の先端向けて走り抜ける。
どくんっ! どくんっ!
俺の身体が震える。
受け止めるナナホシの身体も震えた。
俺が力を抜くと、ナナホシは俺の頭を抱え込み、そっとキスをするのだった。
---
「こんなの何処で売ってるの?」
ナナホシがローターを手に聞いてくる。
魔力がないから動かせはしない。
「大人のオモチャ屋だな」
「……この世界にもあるの?」
「ああ。アスラ貴族とか変態揃いだからな。ディルドやら媚薬やらいっぱいあるぞ。女性同士や男性同士で楽しむための道具なんかもあるしな」
「ふぅん……」
「なんか欲しいものがあるなら買ってくるぞ」
「……別にないわ。ルーデウスが使いたいって言うなら別だけど」
ナナホシはさっきまでの興奮がどこかに行ったかのように落ち着いている。
「こんど媚薬とか試してみるか?」
「!?」
さっとナナホシの顔が赤くなった。
「興味はありそうだな」
「まぁ……ルーデウスがどうしてもって言うなら……」
下を向いてもにょもにょと言うナナホシ。
それを見て、今度は媚薬を忘れないようにしようと俺は思うのだった。
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