※この作品はR-18です。

無職転生 18禁SS集   作:TANASOUKO

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ナナホシif√④ナナホニー

私は七星。

七星静香。他の世界からこの世界へ転移してきた転移者(トリッパー)だ。

 

私がいつものように水浴びを終えて茶室に向かうと、甘い匂いがした。

この甘い匂いには覚えがある。子供の頃から何度も食べた味。

ホットケーキだ。

 

今日来ていたのはアイシャだった。

火魔術でフライパンを温めながらホットケーキを焼いている。

どういう動きをしているのか、適当にやっているように見えるのにホットケーキは真円に近い形で焼かれていく。

 

「ほいっ」

 

ひっくり返した面は綺麗なきつね色。芸術的とさえ言える。

綺麗に両面を焼いたら生クリームを添えてできあがり。

 

「はい、お待たせ!」

 

早速一口切って口に入れる。

甘い! 美味しい!

子供の頃から何度も食べた味だ。

どうやって再現したのか。

 

「我の分はあろうな」

 

「もちろんです」

 

ペルギウス用のホットケーキを手早く焼いていくアイシャ。

できあがった分には今度はバターを乗せている。

あ、私も二枚目はバターにしよう。

 

「ふむ。女子供の味だな。だが悪くない」

 

「ナナホシさん用の料理ですので」

 

すまして答えるアイシャ。

 

その後、アイシャとベルギウスはボードゲームをやりだした。

どんなゲームでもある程度数をこなすとアイシャの方が圧勝するようになるらしい。

本当にアイシャはこの世界のバグか何かじゃないだろうか。

 

私はしばらくふたりのゲームを眺めていたが、飽きてきたので部屋に戻ろうとした。

 

「あ、ナナホシさん、ちょっと」

 

アイシャに何か渡された。

紙袋?

 

「部屋に戻ってからお開けくださいませ」

 

メイドモードですまして言うアイシャ。

私は食事の礼を言うと、部屋に戻った。

 

 

 

開けたら、箱に入ったものが出てきた。

更に箱を開けてみる。

 

……。

 

太い円筒状。

なんかやわらかいぷにぷにした素材でできている。

形は……はっきり言うと、アレだ。アレの形をしている。

 

これは、男性自身をかたどった……その、ディルドというものでは。

硬直していたらはらりと手紙が落ちた。

 

拾い上げて、読んでみる。

 

「お兄ちゃんが結婚祝いでもらったものですが、死蔵したまま多分存在を忘れています。もったいないので使ってください。もちろん未使用品です。アイシャ」

 

……。

私って、そんなに欲求不満に見えるのだろうか。

 

それは、確かにルーデウスが来た時にはほぼ毎回相手を頼んでいるし、回数だって一度や二度ではすまない時もある。

でも! だからといって!

ディルドを送られるほど欲求不満に見えるの!?

 

むー、とディルドをにらみつける。

ディルドに罪はないのだが。

 

見ていると嫌でもルーデウスのアレを思い出してしまう。

形は似ているが、ルーデウスの方が少し長いだろうか。

カリの高さはそう変わらないように見える。

しかしこちらの世界のディルドってよくできているのね。血管の浮き具合とかが妙にリアル。

 

おそるおそる触ってみる。

 

ぷに。

 

やわらかい。

私の転移前の知識では、この手のものは樹脂製が多かったはず。シリコンとか。

この世界にシリコンがあるわけがないし、ゴムか何かでできているのだろうか。あるいは魔獣の皮とか?

 

にぎり。

 

冷たさは感じない。ルーデウスのアレは熱い。そしてどくどくと脈打っている。

その熱さと脈打ちが全て自分に向けられていると思うだけで胸がいっぱいになる。

 

そっと、口元に運ぶ。

ぺろっ。

舌で触れる。

 

ルーデウスは先端を舐めてあげるととても気持ちよさそうな顔をする。

びくんと身体全体を震わせるような反応をする時もある。

 

何だかルーデウスのアレを舐めているような気分になってって

ちょっと待てーーーーーーーーーーーーーっ!!!

 

 

 

ディルドをベッドに投げ捨てるようにして放り出す。

 

危ないところだった。

なんか興奮するスイッチが入りそうだった。

あのままにしていたら間違いなくディルドを使って最後までやってしまっていたに違いない。

 

……はぁ。

 

私、やっぱり欲求不満なの?

ルーデウスとは――私の主観では――昨日会ったばかりだ。

昨日も散々愛してもらったばかりだ。

 

だから満足しているはず。

こんな、アレの偽物なんかに惑わされはしない。

 

そっと、改めてディルドを手に取る。

 

ぷにぷに。

 

う、この弾力。

他にはない、アレの弾力をどうしても思い出してしまう。

 

――ちょっと、口に入れるだけなら。

 

そう思う心に抗えない。

わかってしまった。

 

ああ。つまり。

私は。七星静香は。もう一日も離れがたいくらい。ルーデウスのことが好きで仕方がないのだ。

 

 

 

そっとディルドを口に含む。

 

じゅっ。

 

舌の上で踊るディルド。

アレの先にあるルーデウスの身体を幻視する。

 

ルーデウスの草原地帯。

その向こうでルーデウスは快楽を抑えきれない表情をしている。

 

ぐぷっ。くちゅっ。

 

唾液を丹念にすり込むようにして舐める。

 

(うっ!)

 

ルーデウスが喘ぐ声が聞こえるような気がする。

私も気持ちよくなる。

 

ルーデウスを気持ちよくするのは気分がいい。

どちらかというと私の方がいつも気持ちよくさせられるから。

一矢報いたような気分がして嬉しい。

何より愛し合っているという実感が得られる。

 

ちゅぱっ、ちゅぷっ。

 

口の中をすぼめるようにしてアレに圧力をかける。

ルーデウスはそうするといつもたまらない表情をする。

快感を我慢している表情だ。

 

そうこうしているとルーデウスは言うのだ。

 

(ナナホシ、俺も触っていいか……?)

 

そう言って彼は私の胸に手を伸ばす。

あまり胸には自信のある方ではない。

平均的だという自覚がある。

 

いっそシルフィやロキシーのように貧乳であったり、エリスやリニア、プルセナのように巨乳であったりすれば、個性とも言えるだろうに。

だがルーデウスはそんな、無個性な私の胸でも嬉しそうにもみほぐすのだ。

 

自分で自分の胸に手を伸ばす。

シャツの下から手を差し込んで、揉み上げる。

 

「あっ」

 

ルーデウスに触られているかのように、身体が反応してしまう。

乳首が隆起していくのが分かる。

 

ぺろぺろとアレを舐めながら、両手で自らの乳首を慰める。

ルーデウスが触っているかのように錯覚する。

 

くりくりと乳首を触り続けている。

そろそろ、下にも欲しくなる。

下も触って欲しい。

 

「ん、ルーデウス、下も……触って」

 

(ああ……)

 

ルーデウスの声が聞こえたような気がする。

手を下に伸ばす。

 

パンツの中に手を入れると、私のアソコはもう濡れ始めていた。

ぬるっとした感触が指にまとわりつく。

 

口の中にアレを入れたまま下を触る。

割れ目に沿って指を動かす。

 

くちゅり、くちゅりと音がする。

穴の奥から愛液が流れ出ているのを感じる。

 

それをすくい上げると、クリトリスに塗りつけるようにする。

 

「んむっ……」

 

快感から声が漏れてしまう。

クリトリスはおそらく充血して膨らんでしまっているに違いない。

そんな様子を見て、ルーデウスは。

 

(ああ……静香、綺麗だよ……)

 

なんて言うのだ。

殺し文句だ。

じっと秘所を眺められているだけでもはずかしいのに、感想まで言われて褒められてしまう。

そんなことされたら――もっと見て、という気持ちが出てこざるを得ない。

 

「そう……ルーデウス、もっと、見て……」

 

くちゅっ、ぐちゅっ。

 

手はいつの間にか穴のまわりに移動している。

ルーデウスは私のアソコを十分に視姦した後、入れようとしてくるのだ。

 

今、口に入っているアレを。

 

私はそっと口からアレを取り出す。

それはもうすっかり私の唾液がついてびちゃびちゃになっている。

 

私はパンツをずらすと、穴にアレをあてがう。

 

ずっ、ずりゅっ。

 

少しの抵抗があったかと思うと、私のアソコはルーデウスのアレをすっかり飲み込んでいた。

 

「あん……ルーデウス、気持ちいい……」

 

私は手を動かしてアレを動かす。

ルーデウスのアレは力強く私の膣壁を押し広げている。

奥のいいところに当たりそうで当たらない。

 

ぐちゅ、じゅっ、にゅるっ。

 

私は手を動かしてアレを出し入れしながらいいところに当たるように調整していく。

あ、今当たった。

 

「うんっ!」

 

腰の奥にぴりりと電流が走る。

きゅっと私の膣内(なか)が絞まる。アレの形がよくわかる。

 

「ルーデウス、今の、よかった……」

 

(そうか、じゃあもっと……)

 

ぬぷっ、にゅぷっ、くちゅっ。

 

「あんっ! あっ! やんっ!」

 

連続でいいところに当たってくる。

私の膣内(なか)にびりびりと電流が走り続ける。

 

私の膣内(なか)の奥の奥、子宮の辺りからきゅんきゅんと甘いしびれが生まれている。

それは、一突きごとに、強さを増していく。

 

「あっ! ルーデウスっ! イキそう! イクっ!!」

 

じゅっ、じゅっ、じゅっ。

 

アレの動きが激しくなる。

ぱんぱんと腰を打ち付ける音が聞こえるようだ。

 

「ルーデウスもイッて! お願い! 一緒に!」

 

じゅっ! じゅっ! じゅっ!

 

アレが入っているところが泡立っているのを感じる。

私の愛液で。

 

「くっ! んっ! あっ! ああーーーーーっ!!!」

 

その瞬間。

子宮からそれまでとは比較にならないほどの強い波動がほとばしる。

それはたやすく脳を揺らし、背筋全体をしびれさせた。

 

私はがくがくと身体を震わせると、どさりとベッドに倒れ込むのだった。

 

 

---

 

 

その後もルーデウスのアレは衰えることを知らなかった。

私はルーデウスの姿を幻視しながら、バックで、騎乗位で、正常位で犯され続けた。

 

何度目かの絶頂を迎えると、急に意識が薄れていく。

 

たまにある。イキ過ぎたときになるやつだ。

そっと私は意識を手放して……。

 

 

---

 

 

「そろそろかなーっと」

 

アイシャはナナホシの部屋に移動していた。

ペルギウスは「待て、勝ち逃げは許さぬぞ」とか言っていたが、すでに10戦以上勝ち越したのだ。

そういうのはもっと僅差の時に言って欲しい。

 

扉に張り付くと中の様子をうかがう。

真っ最中だったら困るからね!

 

中は無音だった。

かすかに荒い息が聞こえるような気がする。

 

そっと扉を開けた。

 

「あ~、やっぱり」

 

そこにいたのはベッドの上であられもない姿で意識を失っているナナホシの姿だった。

 

「そりゃあ主観的には毎日毎日お兄ちゃんに相手してもらってるんだもん。急に一日だけガマンとか、ムリだよね」

 

そっと丸見えの下半身に布団を掛けてやる。

机に作り付けのメモ帳を一枚破るとさらさらと何かを書いて、ナナホシの頭の横に。

 

「じゃあね、ナナホシさん」

 

入ってきた時と同様、音もなく扉を開けると、そっとアイシャは出て行った。

 

 

---

 

 

「――はっ」

 

目を覚ました。

 

「……う」

 

自己嫌悪がまず来る。

やってしまった。

ルーデウスが来ないからといって、ディルドであんなに激しくオナニーしてしまった。

 

やっぱり欲求不満だったのだろうか。

 

と。そこで下半身に布団が掛けてあることに気づく。

 

「――!?」

 

誰!? 私の顔が赤く染まる。

誰かにこの痴態を見られ、そっと布団を掛けられたようだ。

 

犯人はすぐわかった。

手の届くところにメモが置いてあったからだ。

 

「風邪引かないでね アイシャ」

 

「ああ~~!!」

 

はずかしい。はずかしい。はずかしい。

オナニーして寝落ちしたところを見られた。

 

多分、男子高校生がベッドの下隠していた本をお母さんに見つけられて、机の上に綺麗に置かれていた時のはずかしさを超えるはずかしさだ。

小一時間ほどひとしきり布団をかぶってごろごろした。

 

と、ベッドにまだ乗っかっていたアレ――ディルドに気づく。

 

こんなものがあるから――! と捨てようとして、思いとどまる。

道具は悪くない。エロいのは私のせい。

 

はぁ、とため息をついてディルドを洗って引き出しにしまう。

ルーデウスが悪い。そういうことにしよう。

私をこんなにいやらしくしたルーデウスが悪い。

私をこんなに好きにさせたルーデウスが悪い。

 

次に来た時にはとっちめてやらねば。

 

はぁ。明日は、ルーデウス、来ないかな。

 

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